JPH07149261A - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造

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Publication number
JPH07149261A
JPH07149261A JP32320493A JP32320493A JPH07149261A JP H07149261 A JPH07149261 A JP H07149261A JP 32320493 A JP32320493 A JP 32320493A JP 32320493 A JP32320493 A JP 32320493A JP H07149261 A JPH07149261 A JP H07149261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front side
vehicle body
side member
apron upper
central axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP32320493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Mori
健雄 森
Naoki Okada
直樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH07149261A publication Critical patent/JPH07149261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントサイドメンバを補強材を用いずに構
造的に補強し曲げ変形を防止する。 【構成】 フロントサイドメンバ11の部材中心軸が下
方に凸状態となるように形成し、またエプロンアッパメ
ンバ15の部材中心軸が上方に凸状態となるように形成
するとともに、これらフロントサイドメンバ11とエプ
ロンアッパメンバ15との間に、これら両メンバ間をほ
ぼ直線的に連結するパネル部14を設けたので、補強部
材を用いずにフロントサイドメンバ11を補強して、フ
ロントサイドメンバ11の曲げ変形を防止できるととも
に、軽量化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロントサイドメン
バとエプロンアッパメンバとを備えた車体前部構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車体前部に配設されている構造部材の一
つであるフロントサイドメンバは、重量物であるパワー
ユニットがその上にマウントされるから高い剛性が必要
とされ、また軽量化の要請を満たす必要があり、そのた
めパイプ状に形成されるとともに、その内部にバルクヘ
ッドやリインホースを設けて補強された構造となってい
る(特開平4−321475号公報参照)。
【0003】例えば図5および図6は従来の車体前部構
造の一例を示すもので、車体前部のエンジンルーム内の
下方両側には、角パイプ状のフロントサイドメンバ1
が、その前方部1aを所定の高さに位置するようにほぼ
水平に配設するとともに、この前方部1aの後端が、エ
ンジンルームと車室内とを画成するように設けられてい
るダッシュパネル2に溶接され、またこのフロントサイ
ドメンバ1の後方部1bは、下方に折曲してダッシュパ
ネル2の下端を潜って車室内側(図5において右側)に
ほぼ水平に延設されている。そして前記前方部1aは、
その前後方向ほぼ中央の車体中心側の下部コーナを、エ
ンジンルーム内蔵物との干渉を防ぐために切り取った形
状の断面減少部1cが形成されている。また、前記前方
部1aと、その上方のエプロンアッパメンバ5との間
は、パネル部4とサスペンションタワー6の側壁とによ
って連結されている。
【0004】そして、フロントサイドメンバ1の前方部
1aのうちの低強度部位である前記断面減少部1cの内
部には、この断面減少部1cおよびその周縁部の内側の
断面形状に合わせて折曲形成された鋼板製のリインホー
ス3を、断面減少部1cおよびその周縁の内面に密着し
た状態に嵌装しかつ溶接することによって部分的に補強
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前述した
従来の車体前部構造においては、フロントサイドメンバ
1の断面減少部1cの内面に密着させた状態にリインホ
ース3を設けることによって、この断面減少部1cの強
度不足を補う構造となっている。この場合、図5に示す
ように、フロントサイドメンバ1は、その部材中心軸
a、すなわちフロントサイドメンバ1等の部材の各部位
の長手方向に対して垂直な断面の中心を通る軸が上方に
凸状態となるように形成されている。そのため、このフ
ロントサイドメンバ1の長手方向に圧縮荷重が加わった
時に上方へ曲げ変形し易かった。したがって、フロント
サイドメンバ1の車体外側に連結されているパネル部4
とサスペンションタワー6の側壁とには圧縮方向の力と
して作用するが、パネル部4およびサスペンションタワ
ー6の側壁は共に薄い鋼板製であるため座屈し易く、フ
ロントサイドメンバ1の補強には役立っていなかった。
【0006】したがって、内部にリインホース3を設け
る従来の補強方法では、補強部品を用いてフロントサイ
ドメンバ1を単体でその曲げ強度の向上を図っているた
め、充分な強度に補強すると補強部品により重量が増加
し、またコストアップの原因ともなるという問題があっ
た。
【0007】この発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、フロントサイドメンバを、その周囲の部材とともに
構造的に強度アップを図ることによって重量増加および
コストアップを抑えた車体前部構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明の車体前部構造は、車体前部の
エンジンルーム内の下方両側に、車体中心線とほぼ平行
にそれぞれ配設された一対のフロントサイドメンバと、
この一対のフロントサイドメンバより車体外側の上方に
それぞれ位置するとともに、このフロントサイドメンバ
との間をパネル部によって連結された一対のエプロンア
ッパメンバとを備えた車体前部構造において、前記フロ
ントサイドメンバを、その部材中心軸が下方に凸状態と
なるように形成し、前記エプロンアッパメンバを、その
部材中心軸が上方に凸状態となるように形成するととも
に、これらフロントサイドメンバとエプロンアッパメン
バとの間に、前記両メンバをほぼ直線的に連結するパネ
ル部を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記のように、エンジンルーム内の両側にそれ
ぞれ配設されるとともにパネル部によってほぼ直線的に
連結されたフロントサイドメンバとエプロンアッパメン
バとが、下側のフロントサイドメンバが、その部材中心
軸が下方に凸状態となるように形成するとともに、上側
のエプロンアッパメンバが、その部材中心軸が上方に凸
状態となるように形成されているので、車両衝突時に前
記フロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとに軸
方向に圧縮荷重が作用した際に、部材中心軸が下方へ凸
状態に形成されたフロントサイドメンバは下方へ曲がろ
うとし、また部材中心軸が上方へ凸状態に形成されたエ
プロンアッパメンバは上方へ曲がろうとする。すなわち
フロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとが相反
する方向に曲がろうとするが、両メンバ間に平面状に設
けられたパネル部の引張り剛性によってそれぞれの曲げ
変形が防止され、フロントサイドメンバは軸圧縮変形す
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。
【0011】図1ないし図3はこの発明の車体前部構造
の第1実施例を示すもので、車体前部のエンジンルーム
内下方両側に、角パイプ状の一対のフロントサイドメン
バ11(一方は図示せず)が車体中心線とほぼ平行に配
設されており、それぞれの前方部11aはエンジンルー
ム内の所定の高さにほぼ水平に配設されるとともに、後
方部11bは下方に折曲してエンジンルームと車室内と
を画成するように設けられているダッシュパネル12に
溶接され、さらにダッシュパネル12の下端を潜って車
室内側(図1において右側)にほぼ水平に延設されてい
る。
【0012】また、各フロントサイドメンバ11の車体
外側の上方にはタイヤハウス13とサスペンションタワ
ー16とが設けられており、これらタイヤハウス13と
サスペンションタワー16の頂部を結ぶように角パイプ
状のエプロンアッパメンバ15が、前記フロントサイド
メンバとほぼ平行に配設され、このエプロンアッパメン
バ15の車体後方側の端部はダッシュパネル12に溶接
されている。
【0013】そして、前記フロントサイドメンバ11の
前方部11aは、その車体内側の上部に、下側へ湾曲し
た円弧状に切欠部11cを形成することによって、その
部材中心軸aが下方へ凸状態となっている(図2参
照)。また、エプロンアッパメンバ15は、中央のサス
ペンションタワー16の頂部に取り付けられた部分が最
も高く、その両側がタイヤハウス13の円形に沿って低
く配設されることによって、その部材中心軸bが上方へ
凸状態となっている(図2参照)。
【0014】また、前記タイヤハウス13のうち、サス
ペンションタワー16の両側の部分は、下方のフロント
サイドメンバ11と上方のエプロンアッパメンバ15と
を直線的に結ぶようにパネル部14,14が平板状に形
成されている。
【0015】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、車体前部の下方両側に配設された
一対のフロントサイドメンバ11は、その部材中心軸a
が下方へ凸状態に形成されるとともに、その車体外側の
上方に配設され、その部材中心軸bが上方へ凸状態に形
成されているエプロンアッパメンバ15との間を、図3
に示すように平板状のパネル部14によって直線的に連
結したので、車両衝突時に前記フロントサイドメンバ1
1とエプロンアッパメンバ15とに軸方向の圧縮荷重が
作用した際に、部材中心軸aが下方へ凸状態に形成され
たフロントサイドメンバ11は下方へ曲がろうとし、ま
た部材中心軸bが上方へ凸状態に形成されたエプロンア
ッパメンバ15は上方へ曲がろうとする。すなわちフロ
ントサイドメンバ11とエプロンアッパメンバ15とが
互いに相反する方向に曲がろうとするが、両メンバ1
1,15間に平面状に設けられたパネル部14の引張り
剛性によってそれぞれの曲げ変形が防止されて軸圧縮変
形が生じる。
【0016】その結果、フロントサイドメンバ11の曲
げ変形を、リインホースやバルクヘッド等の補強部品を
設けずに防止でき、軽量化が図れるとともに、最も有利
なパネル部14の引張り剛性によって補強することがで
きる。したがって、フロントサイドメンバ11を軸圧縮
変形させることによって衝突エネルギを効率よく吸収さ
せることができる。
【0017】また、図4はこの発明の第2実施例を示す
もので、車体前部のエンジンルーム内には、前記第1実
施例と同様に、角パイプ状の一対のフロントサイドメン
バ21が車体中心線とほぼ平行に配設されるとともに、
各フロントサイドメンバ21の車体外側の上方にはタイ
ヤハウス23とサスペンションタワー26とが設けられ
ており、これらタイヤハウス23とサスペンションタワ
ー26の頂部を結ぶように角パイプ状のエプロンアッパ
メンバ25が、前記フロントサイドメンバとほぼ平行に
配設され、このエプロンアッパメンバ25の車体後方側
の端部はダッシュパネル22に溶接されている。
【0018】そして、前記フロントサイドメンバ21の
前方部21aは、その車体後方側でかつ車体内側の側面
21cが、この前方部21aの車体外側上部の稜線と、
その上方のエプロンアッパメンバ25の車体内側下部の
稜線とを含む平面と同一平面上に形成されている。した
がって、このフロントサイドメンバ21は、車体後方側
においてその上部コーナ部が斜めに切り取られ、前方部
21aの後端付近で後方部21bと成って再び断面積が
増加する形状とすることによって、その部材中心軸(図
示せず)が下方へ凸状態となっている。また、エプロン
アッパメンバ25は、前記第1実施例と同様に、サスペ
ンションタワー26の頂部に取り付けられた部分が最も
高く、その両側がタイヤハウス23の円形に沿って低く
配設されることによって、その部材中心軸(図示せず)
が上方へ凸状態となっている。
【0019】また、前記タイヤハウス23のうち、サス
ペンションタワー26の車体後方側の部分は、フロント
サイドメンバ21の車体外側上部の稜線と、その上方の
エプロンアッパメンバ25の車体内側下部の稜線とを含
む平面に形成することによって、フロントサイドメンバ
21の車体後方側の側面21cと同一平面上に連続する
よう形成され、かつ溶接されている。またタイヤハウス
23のうち、サスペンションタワー26の車体前方側の
部分は、フロントサイドメンバ21と上方のエプロンア
ッパメンバ15とを直線的に結ぶようにパネル部23a
が平板状に形成されている。
【0020】したがって、上記のように構成することに
よってこの実施例においては、前記第1実施例の場合と
同様の作用効果が得られるほか、フロントサイドメンバ
21の車体後方側の側面21cを、このフロントサイド
メンバ21の前方部21aの車体外側上部の稜線と、そ
の上方のエプロンアッパメンバ25の車体内側下部の稜
線とを含む平面と同一平面状に形成したタイヤハウス2
3のパネル部24と平面的に連続するように形成し、か
つ溶接して一体に設けたので、車両衝突時等にフロント
サイドメンバ21の軸方向に圧縮荷重が作用した際に、
このフロントサイドメンバ21の車体内側への倒れおよ
び曲げ変形を防止することができ、したがって、前記第
1実施例の場合より、フロントサイドメンバ21の曲げ
変形をさらに確実に防止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の車体前部
構造は、フロントサイドメンバを、その部材中心軸が下
方に凸状態となるように形成し、またエプロンアッパメ
ンバを、その部材中心軸が上方に凸状態となるように形
成するとともに、これらフロントサイドメンバとエプロ
ンアッパメンバとの間に、これら両メンバをほぼ直線的
に連結するパネル部を設けたので、補強部材を用いずに
フロントサイドメンバを補強して、フロントサイドメン
バの曲げ変形を防止できるとともに、軽量化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車体前部構造の第1実施例の要部を
示す斜視図である。
【図2】この実施例におけるフロントサイドメンバとエ
プロンアッパメンバの中心軸の状態を示す側面図であ
る。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】この発明の車体前部構造の第2実施例の要部を
示す斜視図である。
【図5】従来の車体前部構造の一例における部材中心軸
の状態を示す側面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
11 フロントサイドメンバ 11a 前方部 11b 後方部 12 ダッシュパネル 13 タイヤハウス 14 パネル部 15 エプロンアッパメンバ a フロントサイドメンバの中心軸 b エプロンアッパメンバの中心軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部のエンジンルーム内の下方両側
    に、車体中心線とほぼ平行にそれぞれ配設された一対の
    フロントサイドメンバと、この一対のフロントサイドメ
    ンバより車体外側の上方にそれぞれ位置するとともに、
    各フロントサイドメンバとの間をパネル部によって連結
    された一対のエプロンアッパメンバとを備えた車体前部
    構造において、 前記フロントサイドメンバを、その部材中心軸が下方に
    凸状態となるように形成し、前記エプロンアッパメンバ
    を、その部材中心軸が上方に凸状態となるように形成す
    るとともに、これらフロントサイドメンバとエプロンア
    ッパメンバとの間に、これら両メンバをほぼ直線的に連
    結するパネル部を設けたことを特徴とする車体前部構
    造。
JP32320493A 1993-11-29 1993-11-29 車体前部構造 Pending JPH07149261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32320493A JPH07149261A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 車体前部構造

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JP32320493A JPH07149261A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 車体前部構造

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JPH07149261A true JPH07149261A (ja) 1995-06-13

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ID=18152209

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JP32320493A Pending JPH07149261A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 車体前部構造

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JP (1) JPH07149261A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6655728B2 (en) 2000-04-25 2003-12-02 Nissan Motor Co., Ltd. Body structure of vehicle
JP2010083182A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車体前部構造
JP2015196440A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 スズキ株式会社 ダッシュパネル構造

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