JPH07149382A - 安全機構付きのエヤゾール装置 - Google Patents

安全機構付きのエヤゾール装置

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JPH07149382A
JPH07149382A JP5315999A JP31599993A JPH07149382A JP H07149382 A JPH07149382 A JP H07149382A JP 5315999 A JP5315999 A JP 5315999A JP 31599993 A JP31599993 A JP 31599993A JP H07149382 A JPH07149382 A JP H07149382A
Authority
JP
Japan
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aerosol device
mounting cap
gasket
stem
container
Prior art date
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Application number
JP5315999A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mekata
聡 目加多
Masazumi Tanaka
政澄 田中
Shigekazu Mitsuma
重和 三間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA ZOSENJO KK
Original Assignee
OSAKA ZOSENJO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏期の自動車内などの高温下でも、バルブの
飛び出し事故が生じないエヤゾール装置を提供する。 【構成】 当接面5および係合部6を有する容器本体2
と、ガスケット8を介して取りつけられるフランジ部1
1を有するハウジング9と、前記フランジ部11および
ガスケット8を縦方向に押しつけた状態で容器口部3に
取りつけるためのマウンティングキャップ25とを有
し、そのマウンティングキャップ25に、容器本体2の
内圧ないし温度が所定のレベルを超えたとき、前記縦方
向の押しつけ力を弱めるように変形する逆テーパー状の
折り曲げ部28を設けた安全機構付きのエヤゾール装置
の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安全機構付きのエヤゾー
ル装置に関する。さらに詳しくは、内圧が異常に上昇し
た場合でも、被害を最小限にとどめることができるエヤ
ゾール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、エヤゾール装置の用途が種々の分
野に拡がり、携帯に便利なように小型で軽量のエヤゾー
ル装置も広く利用されている。このようなエヤゾール装
置には、たとえば図9に示すような、合成樹脂製のビン
形の容器本体101と、その口部102にガスケット1
03を介して配置されるバルブハウジング104と、そ
のバルブハウジング104、その中に挿入されるステム
105を開閉するステムラバー106およびガスケット
103を一体的に口部102に取りつける金属シート製
のマウンティングキャップ107を有するものがある。
【0003】このようなエヤゾール装置は、通常の使用
状態での耐圧強度は充分である。しかしその携帯性から
自動車の車内に持ち込まれる場合があり、夏期など、車
内温度が60〜70℃を越えるときは容器の内圧が異常
に上昇することがある。そしてバルブハウジング104
に上向きに加わる力がしだいに大きくなり、口部102
の係合部108にテーパー状にかしめつけたマウンティ
ングキャップ107の下端縁109がその力に耐え切れ
なくなったとき、下端縁109が一斉に外向きに拡が
り、マウンティングキャップ107およびバルブハウジ
ング104が容器本体101から一挙に飛び出すという
事故が生ずることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
エヤゾール装置において、異常な高温下であってもマウ
ンティングキャップやハウジングの飛び出し事故を防止
することを技術課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエヤゾール装置
は、口部の上端に当接面を有し、口部の外周に係合部を
有する容器本体と、前記当接面上に当接されるガスケッ
トと、該ガスケットの上面に載置されるフランジ部を有
する筒状のハウジングと、前記ハウジング内に移動自在
に配置されるステムと、該ステムの横穴周辺の外周に嵌
着され、ステムの移動により横穴を開閉するステムラバ
ーと、前記フランジ部の上面と当接する上面部および容
器本体の係合部に係止される下端縁を有し、フランジ部
およびガスケットを縦方向に押しつけた状態で容器口部
に取りつけるためのマウンティングキャップとからな
り、前記容器本体の口部、ガスケット、ハウジング、ス
テムラバーまたはマウンティングキャップのうち少なく
とも1つに、容器の内圧または温度が所定のレベルを超
えたとき、前記縦方向の押しつけ力を弱めるべく変形す
る変形要素が設けられていることを構成上の特徴として
いる。
【0006】前記変形要素は、マウンティングキャップ
の上面部または下端縁に設けた変形部により構成するこ
とができる。口部の係合部に、下方を向くと共に軸心に
関して直角ないし鋭角の係合面を設け、前記マウンティ
ングキャップの下端縁に、その係合面に係合し、内圧が
上昇したときにマウンティングキャップの上昇を許す変
形が可能な逆テーパー状の折り曲げ部を設ければ、その
折り曲げ部が前記変形部となる。その折り曲げ部は、マ
ウンティングキャップの下端縁の少なくとも1個所、好
ましくは複数個所に設けることができる。
【0007】前記マウンティングキャップの上面部の内
部側がステムラバーをハウジングに対して押しつけてい
るエヤゾール装置においては、前記変形部を、変形時に
ステムラバーの押しつけ力、すなわちシール圧を減少さ
せるべく、マウンティングキャップの上面部の内部側に
設けることができる。
【0008】前記係合部に、所定の内圧で弾力的に変形
してマウンティングキャップの上昇を許す弾性変形要素
を設けることにより変形部とすることもできる。このよ
うな弾性変形要素は、たとえば前記係合部を弾性変形可
能な薄肉の突起としたり、あるいは前記係合部とマウン
ティングキャップの下端縁との間に弾性変形可能なクッ
ション材を介在させることにより実現しうる。そのよう
な弾性変形要素は、所定の温度以上になったとき、その
弾発力が減少する材料から形成することができる。さら
に前記ガスケットを、所定温度以上になったとき、弾発
力が減少する材料で形成することもできる。また前記マ
ウンティングキャップの上面部の内部側がステムラバー
をハウジングに対して押しつけているエヤゾール装置に
おいては、前記ステムラバーを、所定温度以上になった
とき、弾発力が減少する材料で形成することができる。
それらの場合はガスケットおよび(または)ステムラバ
ーが変形要素を構成する。
【0009】前記いずれの場合も、容器の口部外周に、
上下に延びる縦溝を形成するのが好ましい。
【0010】
【作用】本発明のエヤゾール装置においては、高温下で
内圧が異常に上昇したとき、ハウジングに上向きの力が
かかり、それにより変形要素が変形する。すなわち変形
部ないし弾性変形要素に塑性変形や弾性変形が生ずる。
あるいは高温により、弾性変形要素の弾発力が減少す
る。そのためガスケットないしステムラバーのシール圧
が不充分になり、容器内部のガスが外部に漏れ出る。し
かしそれらの変形は部分的であるので、全体の部品同士
の配列ないし組み立てられた構造の全体には大きな影響
を与えず、内圧を徐々に減少させる。したがってハウジ
ングの飛び出しなどの危険な事故を防止しうる。
【0011】すなわち上記変形要素をマウンティングキ
ャップの上面部ないし下端縁の変形部で構成する場合
は、その変形部に変形が生じたとき、他の部分が全体の
構成を維持しつつ、その変形部近辺のガスケットまたは
ステムラバーのシール圧が減少する。前記係合部に、所
定の内圧で弾力的に変形してマウンティングキャップの
上昇を許す弾性変形要素を設けるときは、マウンティン
グキャップなどが大きく変形する前に弾性変形要素が弾
性変形し、マウンティングキャップがいくらか上昇す
る。そのためガスケットのシール圧が減少する。
【0012】このような弾性変形要素、あるいは前記ガ
スケットまたはステムラバーを高温で弾発力を減ずる材
料から構成するときは、内圧の上昇に応じて弾性変形を
生ずると同時に、高温によりその弾発力が減ずるので、
シール圧が一層低下する。さらに前記いずれの場合で
も、容器の口部外周に縦溝を設ければ、その縦溝が内部
から漏出するガスの通路になるので、内圧の減少が一層
確実になる。
【0013】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の安全機構
付きエヤゾール装置を説明する。図1は本発明のエヤゾ
ール装置の一実施例を示す要部断面図、図2は図1のエ
ヤゾール装置の変形状態を示す断面図、図3は図1のエ
ヤゾール装置におけるマウンティングキャップの一部切
り欠き斜視図、図4は本発明にかかわるマウンティング
キャップの他の実施例を示す底面図、図5は本発明のエ
ヤゾール装置のさらに他の実施例の変形状態を示す断面
図、図6および図7はそれぞれ本発明のエヤゾール装置
のさらに他の実施例を示す一部切り欠き側面図および断
面図、図8は本発明にかかわる容器口部の他の実施例を
示す斜視図である。
【0014】図1に示すエヤゾール装置1は、大きく分
けて、合成樹脂からビン状に一体成形された容器本体2
と、その容器本体2の口部3に取りつけられたバルブユ
ニット4とから構成されている。口部3は実質的に円筒
状であり、その上面には平坦な当接面5が形成されてい
る。口部3の外周面には環状突起からなる係合部6が設
けられており、その係合部6の下面からなる係合面7
は、中央にいくほど上昇する逆テーパー面とされてい
る。なお口部3は上面全体が当接面であってもよく、係
合面7は軸心に直角の面であってもよい。容器本体2は
硬質の合成樹脂、たとえばPET、PBTなどから形成
される。
【0015】口部3の上面にはゴム製の薄板状でリング
状のガスケット8が配置されており、口部3の内面には
ハウジング9が嵌入されている。ハウジング9は口部3
の内面に嵌入される有底筒状の本体部10と、その上部
外側に広がるフランジ部11と、本体部10の下方に延
びる筒部12とからなり、本体部10の内部の空所13
と筒部12とが孔14で連通している。本体部10はス
テム15を上下動自在に収容する部位であり、その空所
13の内面にはステム15をガイドするリブ16が放射
状に設けられている。フランジ部11はハウジング9を
容器本体2に固定するための部分であり、筒部12はデ
ィップチューブ17を固定する部分である。
【0016】ステム15は従来公知の形状を有し、前記
ハウジング9の本体部10の空所13内に上下動自在に
収容され、スプリング18で上方に付勢されている。ス
テム15の上下方向における中間部には、環状溝19が
形成されており、その環状溝19の内部とステム15の
内孔20とは横穴21で連通されている。そしてその横
穴21は常時環状溝19の周囲に嵌合されているステム
ラバー22で塞がれている。ステムラバー22の周縁部
はハウジング9の上面に形成された段部23の中に保持
され、段部23の内縁に設けられている断面三角形状の
突起24に押しつけられている。なおステム15は傾倒
操作式のものでもよい。
【0017】さらに前記ステムラバー22、ハウジング
9のフランジ部11およびガスケット8は、上下を逆に
した有底筒状のマウンティングキャップ25により口部
3に固着されている。すなわちマウンティングキャップ
25の上面部26がステムラバー22とフランジ部11
の上面を覆い、側面部27がフランジ部11、ガスケッ
ト8および係合部6のそれぞれの外周面を囲み、下端縁
に形成した内側への折り曲げ部28が係合部6の係合面
7に係止されている。なおマウンティングキャップ25
の上面部26の中央にはステム15を貫通させるステム
挿通孔29が形成されており、上面部26の内部側26
aが前記段部23を構成する環状突起30の上面とステ
ムラバー22を下方に押し、内部側26aと段部23と
の間にステムラバー22の外周部を挟着している。また
マウンティングキャップ25の上面部26と折り曲げ部
28とで、フランジ部11、ガスケット8および係合部
6を挟着している。なおマウンティングキャップ25の
ガスケット8の外周面と対応する部位には、内側にV字
状に折れ込んだ押え部31が形成されている。上記のご
とく組み立てられたマウンティングキャップ25、ガス
ケット8、ハウジング9、ステム15、ステムラバー2
2、スプリング18は全体としてバルブユニット4を構
成している。
【0018】前記のごとく構成されるエヤゾール装置1
においては、容器本体2とハウジング9との間はガスケ
ット8がシールしており、ハウジング9とステム15と
の間はステムラバー22がシールしている。そしてステ
ム15がスプリング18の付勢力に抗して下方に押され
たとき、ステムラバー22の内周縁が下方に曲げられ、
ステム15の横穴21が開放されるので、容器本体2の
内容物がハウジング9の空所13、横穴21およびステ
ム15の内孔20を通って外部に放出される。なお容器
本体2の内部は通常4〜5kgf/cm2 であり、最大で13
〜15kgf/cm2程度までは安全範囲である。また硬質樹
脂製の容器自体は80kgf/cm2 の内圧および50℃の使
用環境温度に充分に耐えることができる。
【0019】かかるエヤゾール装置1が、たとえば70
〜80℃の高温の環境下に置かれたとき、内圧がたとえ
ば15kgf/cm2 以上、あるいは40kgf/cm2 以上に上昇
し、バルブに容器口部2の開口面積に応じた力(総
圧)、たとえば開口面積が1cm2のときは15kgf 以
上、あるいは40kgf 以上の力が上向きにかかる。した
がって図2に示すように、折り曲げ部28に元のように
伸ばそうとする力Aが加わる。しかし折り曲げ部28は
いわば逆テーパー状に折り曲げられているので、相当大
きい力に耐えることができ、しかもいくらか伸ばされた
とき、マウンティングキャップ25をいくらか浮かせた
状態(矢印B)で、しかも外れないように保持すること
ができる。そのためガスケット8を押えているシール圧
が緩み、口部3の当接面5とガスケット8の表面との密
接状態が不完全になり、その部分から内部のガスを漏出
させることができる。すなわちマウンティングキャップ
25の下端縁の折り曲げ部28が変形部として作用し、
ガスケット8を締めつけるシール圧が減少するので、容
器内部のガスは、容器口部3とガスケット8との隙間な
どから漏出する。
【0020】なお上記マウンティングキャップ25の変
形のとき、その側面部のV字状に折り込んだ押え部31
が伸びる場合がある。その場合はさらにガスケット8を
押えるシール圧が減少し、ガス抜き作用が確実になる。
前記折り曲げ部28は図3に示すように、通常はマウン
ティングキャップ25の下端縁の全周に形成されてお
り、押え部31も全周に形成されている。しかし図4に
示すように、爪状の折り曲げ部28aを部分的に設けて
もよい。その場合は折り曲げ部28aを伸ばす力が少な
くて済み、折り曲げ部がない部分28bからガスが抜け
やすくなる。また長さの短い折り曲げ部28cを全周に
形成する共に、長さの長い折り曲げ部28aを部分的に
設けるようにしてもよい。押え部31についても、全周
に設けず、部分的に設けるようにしてもよい。
【0021】さらに図4のマウンティングキャップ25
は、上面部26にステム挿通孔29に達するスリット3
2が放射状に形成されており、そのため大きい内圧がか
かったときは、図5に示すように上面部26の内部側2
6aが上方に拡がる(矢印D)。そのためマウンティン
グキャップ25のステムラバー22を押える力が減少
し、ステムラバー22とハウジング9との隙間から、場
合によりステムラバー22とステム15の隙間からガス
が漏出する。すなわち本実施例においては、上面部26
の内部側26aも変形部として作用する。
【0022】図6に示すエヤゾール装置35は、係合部
6の下端よりいくらか上部に環状の溝36が形成されて
おり、それにより下面に係合面37を有する薄肉の環状
突起38が弾性変形要素として形成されている。このも
のは容器の内圧が異常に上昇したとき、マウンティング
キャップ25の折り曲げ部28が完全に伸びる前に環状
突起38が上向きにいくらか弾力的に撓む。それにより
マウンティングキャップ25がいくらか上昇し、ガスケ
ット8を押えるシール圧が減少し、容器の口部3とガス
ケット8との間などからガスが漏出する。さらにガスの
漏出に伴って内圧が減少すると、環状突起38が再び元
の状態に復帰し、使用できる状態になる。なおこのよう
な弾力的な変形は、内圧が上昇するに従い変形量がしだ
いに大きくなるので、ガス抜き作用も徐々に進行する。
そのため一層安全である。
【0023】なお図6の容器本体2は口部3と胴部39
とがほぼ同じ直径の筒状を呈している。このように本発
明においては、容器の形状は問わない。弾性変形要素と
しての環状突起38は通常はその根元部で破断されるこ
とはないが、破断される程度のものであってもよい。そ
の場合はマウンティングキャップ25が環状の溝36の
分だけ環状突起38と共に上昇し、それによりガスケッ
ト8のシール作用が失われる。前記環状突起38は口部
3の全周に設けず、部分的に設けてもよい。また環状突
起38を容器の口部3とは別個に形成し、口部3に対し
て固着するようにしてもよい。
【0024】図7に示す実施例では、係合部6の下面
(係合面)と折り曲げ部28との間に、それらとは別個
の部材である環状のクッション材40が弾性変形要素と
して介在されている。このものも図6における環状突起
38と同じく、内圧が異常に上昇したとき、クッション
材40が弾力的に扁平に撓み、マウンティングキャップ
25をいくらか上昇させ、ガスケット8のシール圧を減
少させることができる。なお図6および図7の実施例に
おいては、容器口部3、とくに係合部6の外周面に、そ
れぞれ図8に示すような上下方向に延びる縦溝41が形
成されている。このような縦溝41を設けるときはガス
ケット8と容器口部3との間から抜けてくるガスがそれ
らの縦溝41を通って外部に逃げやすい利点がある。と
くに図7の実施例のようにOリング状のクッション材4
0を設けるときは、縦溝41はクッション材40の下方
まで延ばしておくのが好ましい。このような縦溝41は
図1のエヤゾール装置1など、他のエヤゾール装置にも
採用しうる。
【0025】前記別個に形成した環状突起38、別部材
にしたクッション材40、さらにはガスケット8または
ステムラバー22の材質として、所定の温度、たとえば
60℃を超えたときに弾発力が減少するものを採用する
ことができる。その場合は、エヤゾール装置1、35の
周囲温度が上昇すると、それに伴ってガスケット8など
のシール圧が不充分となり、安全に内部のガスを漏出さ
せることができる。なおこの構成は前記いずれかの変形
部を設ける構成と合わせて採用することができ、その場
合は一層安全性を向上させることができる。温度の上昇
により弾発力が減少する材質としては、高温で熱収縮を
生ずる熱収縮性樹脂、高温で軟化する熱可塑性樹脂、あ
るいは形状記憶樹脂、形状記憶合金などが挙げられる。
【0026】
【発明の効果】本発明のエヤゾール装置は、環境温度が
異常な高温になったとき、変形要素が変形し、ガスケッ
トなどのシール圧が減少するので、マウンティングキャ
ップが抜ける前に内部のガスが漏出する。そのため安全
に内圧を低減させることができ、マウンティングキャッ
プやハウジングの飛び出しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエヤゾール装置の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】図1のエヤゾール装置の変形状態を示す断面図
である。
【図3】図1のエヤゾール装置におけるマウンティング
キャップの一部切り欠き斜視図である。
【図4】本発明に関わるマウンティングキャップの他の
実施例を示す底面図である。
【図5】本発明のエヤゾール装置のさらに他の実施例に
おける変形状態を示す断面図である。
【図6】本発明のエヤゾール装置のさらに他の実施例を
示す一部切り欠き側面図である。
【図7】本発明のエヤゾール装置のさらに他の実施例を
示す断面図である。
【図8】本発明にかかわる容器口部の他の実施例を示す
斜視図である。
【図9】従来のエヤゾール装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 エヤゾール装置 2 容器本体 3 口部 5 当接面 6 係合部 7 係合面 8 ガスケット 9 ハウジング 11 フランジ部 15 ステム 21 横穴 22 ステムラバー 25 マウンティングキャップ 28 折り曲げ部 35 エヤゾール装置 38 環状突起 40 クッション材 41 縦溝

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部の上端に当接面を有し、口部の外周
    に係合部を有する容器本体と、前記当接面上に当接され
    るガスケットと、該ガスケットの上面に載置されるフラ
    ンジ部を有する筒状のハウジングと、前記ハウジング内
    に移動自在に配置されるステムと、該ステムの横穴周辺
    の外周に嵌着され、ステムの移動により横穴を開閉する
    ステムラバーと、前記フランジ部の上面と当接する上面
    部および容器本体の係合部に係止される下端縁を有し、
    フランジ部およびガスケットを縦方向に押しつけた状態
    で容器口部に取りつけるためのマウンティングキャップ
    とからなり、前記容器本体の口部、ガスケット、ハウジ
    ング、ステムラバーまたはマウンティングキャップのう
    ち少なくとも1つに、容器の内圧ないし温度が所定のレ
    ベルを超えたとき、前記縦方向の押しつけ力を弱めるよ
    うに変形する変形要素が設けられてなる安全機構付きの
    エヤゾール装置。
  2. 【請求項2】 前記変形要素が、マウンティングキャッ
    プの上面部または下端縁に設けられた変形部である請求
    項1記載のエヤゾール装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部が下方を向くと共に軸心に関
    し直角ないし鋭角の係合面を有し、前記マウンティング
    キャップの下端縁に、その係合面に係合し、内圧が上昇
    したときにマウンティングキャップの上昇を許すように
    伸びる逆テーパー状の折り曲げ部を有し、該折り曲げ部
    が前記変形部を構成している請求項2記載のエヤゾール
    装置。
  4. 【請求項4】 前記折り曲げ部がマウンティングキャッ
    プの下端縁の複数個所に設けられている請求項3記載の
    エヤゾール装置。
  5. 【請求項5】 前記マウンティングキャップの上面部の
    内部側がステムラバーをハウジングに対して押しつけて
    おり、該マウンティングキャップの上面部の内部側が前
    記変形部を構成している請求項2記載のエヤゾール装
    置。
  6. 【請求項6】 前記係合部に、所定の内圧で弾力的に変
    形してマウンティングキャップの上昇を許す弾性変形可
    能な変形要素が設けられている請求項1記載のエヤゾー
    ル装置。
  7. 【請求項7】 前記係合部が、容器の口部に一体に形成
    された薄肉の突起である請求項6記載のエヤゾール装
    置。
  8. 【請求項8】 前記係合部とマウンティングキャップの
    下端縁との間に、弾性変形可能なクッション材が変形要
    素として介在されている請求項6記載のエヤゾール装
    置。
  9. 【請求項9】 前記弾性変形要素が、所定温度以上にな
    ったとき、その弾発力が減少する材料から形成されてい
    る請求項6、7または8記載のエヤゾール装置。
  10. 【請求項10】 前記ガスケットが、所定温度以上にな
    ったとき、軟化ないし収縮して弾発力が減少する材料か
    ら形成されており、そのガスケットが変形要素を構成し
    ている請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9
    記載のエヤゾール装置。
  11. 【請求項11】 前記マウンティングキャップの上面部
    の内部側がステムラバーをハウジングに対して押しつけ
    ており、前記ステムラバーが、所定温度以上になったと
    き、弾発力が減少する材料で形成された変形要素である
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10
    記載のエヤゾール装置。
  12. 【請求項12】 前記容器の口部外周に、上下に延びる
    縦溝が形成されている請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10または11記載の安全機構付きのエヤ
    ゾール装置。
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