JPH07149642A - 抗血栓薬 - Google Patents

抗血栓薬

Info

Publication number
JPH07149642A
JPH07149642A JP22385394A JP22385394A JPH07149642A JP H07149642 A JPH07149642 A JP H07149642A JP 22385394 A JP22385394 A JP 22385394A JP 22385394 A JP22385394 A JP 22385394A JP H07149642 A JPH07149642 A JP H07149642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tri
lower alkoxyphenyl
alkoxyphenyl group
ring
antithrombotic drug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22385394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tameo Iwasaki
為雄 岩▲崎▼
Takashi Nishitani
喬 西谷
Akio Otani
章雄 大谷
Masanori Inamasu
正徳 稲益
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP22385394A priority Critical patent/JPH07149642A/ja
Publication of JPH07149642A publication Critical patent/JPH07149642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式〔I〕 【化5】 (式中、環Aはトリ低級アルコキシフェニル基を表
す。)で示される2,5−ピロリジンジオン誘導体又は
その薬理的に許容しうる塩を有効成分としてなる抗血栓
薬。 【効果】 本発明の有効成分である化合物〔I〕は、優
れた抗血栓作用を示し、心筋梗塞等の予防・治療剤とし
て有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗血栓薬に関する。
【0002】
【従来の技術】血栓が心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓症等の
各種疾病を惹起することは良く知られている。一方、血
中のプラスミンは血栓の構成成分であるフィブリンを水
溶性の高いフィブリン分解物に変化させ、血栓の形成を
抑制、血栓の溶解作用を有することも知られている。
【0003】また、プラスミノーゲンは、組織プラスミ
ノーゲンアクチベーター、ウロキナーゼ、ストレプトキ
ナーゼ等のプラスミノーゲンアクチベーター(PA)に
より、プラスミンに変化するため、従来から、PA等の
酵素製剤が血栓形成の抑制、血栓溶解に使用されてい
る。
【0004】しかし、これら製剤は血中で速やかに分解
して薬効を喪失し、また、非経口投与でしか医薬用途に
供しえない難点がある。
【0005】最近、PAの作用を阻害するプラスミノー
ゲンアクチベーターインヒビター(PAI)−1等のプ
ラスミノーゲンアクチベーターインヒビター(PAI)
が見いだされ、これが血栓の形成、溶解に関与している
ことが分かってきている。
【0006】一方、2,5−ピロリジンジオンの誘導体
としては、N−メチル−3,4−ジベンジリデン体〔ヌ
ーボウ・ジャーナル・デ・キミー(NOUVEAU J
OURNAL DE CHIMIE),Vol.1,N
o.5,413−418(1977)〕が公知である
が、当該化合物の薬理活性は、なにも知られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れたPA
活性促進作用、PAI−1活性阻害作用を有し、かつ、
従来公知の酵素製剤とは異なり、経口投与及び非経口投
与のいずれでも優れた抗血栓作用を奏する新規2,5−
ピロリジンジオン誘導体を有効成分としてなる抗血栓薬
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の有効成分である
2,5−ピロリジンジオン誘導体は一般式〔I〕
【0009】
【化2】
【0010】(式中、環Aはトリ低級アルコキシフェニ
ル基を表す。)で示される。
【0011】本発明の有効成分である2,5−ピロリジ
ンジオン誘導体〔I〕又はその薬理的に許容しうる塩
は、優れたPA活性促進作用、PAI−1活性阻害作用
を有し、抗血栓薬として有用である。
【0012】本発明の有効成分である2,5−ピロリジ
ンジオン誘導体〔I〕の薬効上好ましい化合物として
は、環Aが3,4,5−トリ低級アルコキシフェニル
基、2,3,4−トリ低級アルコキシフェニル基、2,
4,5−トリ低級アルコキシフェニル基、2,4,6−
トリ低級アルコキシフェニル基等のトリ低級アルコキシ
フェニル基である化合物があげられる。
【0013】薬効上より好ましい本発明の化合物として
は、環Aが3,4,5−トリ低級アルコキシフェニル基
である化合物があげられ、とりわけトリ低級アルコキシ
フェニル基がトリメトキシフェニル基である化合物、特
に3−〔(E)−ベンジリデン〕−4−〔(E)−3,
4,5−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピロリ
ジンジオンが好ましい。
【0014】また、本発明の有効成分である2,5−ピ
ロリジンジオン誘導体〔I〕は、二つの二重結合に基づ
く4種の立体異性体及びその混合物をいずれも含むもの
である。この内、薬効上好ましい化合物は、二重結合部
位が共にE−配位を有するものである。
【0015】本発明の有効成分である2,5−ピロリジ
ンジオン誘導体〔I〕において、低級アルコキシ基とし
ては、炭素数1〜6、とりわけ炭素数1〜4のアルコキ
シ基があげられる。
【0016】本発明の有効成分である2,5−ピロリジ
ンジオン誘導体〔I〕は、遊離の形でもまたその薬理的
に許容しうる塩の形でも医薬用途に用いることができ
る。薬理的に許容しうる塩としては、例えば、ナトリウ
ム塩、カリウム塩の如きアルカリ金属塩、カルシウム塩
の如きアルカリ土類金属塩等をあげることができる。
【0017】本発明の抗血栓薬は、経口的にも非経口的
にも投与することができ、また常法により、例えば、錠
剤、顆粒剤、カプセル剤、散剤、溶液、懸濁液、注射
剤、点滴注射剤のような適宜の医薬製剤として用いるこ
とができる。
【0018】2,5−ピロリジンジオン誘導体〔I〕又
はその薬理的に許容しうる塩の投与量は、投与方法、患
者の年齢・体重・状態あるいは疾患の程度により異なる
が、通常1日あたりの投与量は、経口投与の場合には、
0.1〜100mg/kg、とりわけ0.5〜50mg
/kg、非経口投与の場合には、0.01〜10mg/
kg、とりわけ0.05〜5mg/kgであるのが好ま
しい。
【0019】本発明の有効成分である2,5−ピロリジ
ンジオン誘導体〔I〕は、例えば一般式〔II〕
【0020】
【化3】
【0021】(式中、R1 及びR2 は、一方が低級アル
コキシ基で他方がアミノ基を表し、環Aは前記と同一意
味を有する。)で示されるカルバモイル化合物を分子内
閉環反応させることにより製造することができる。
【0022】分子内閉環反応は、適当な溶媒(例えば、
テトラヒドロフラン等の有機溶媒又はこれら有機溶媒と
水との混合溶媒等)中、塩基(例えば、リチウムジイソ
プロピルアミド等の低級アルキル置換アルカリ金属アミ
ド等)の存在下で適宜実施することができる。
【0023】上記反応において、化合物〔I〕が立体異
性体の混合物として得られた場合は必要により、例え
ば、シリカゲルカラムクロマトグラフィー法等の常法に
よりそれぞれ分離することができる。
【0024】なお原料化合物〔II〕は、例えば、
(1)ベンズアルデヒド又はトリ低級アルコキシベンズ
アルデヒドとコハク酸ジ低級アルキルエステルとの縮合
反応により3−低級アルコキシカルボニル−4−フェニ
ル(又はトリ低級アルコキシフェニル)−3−ブテン酸
とした後、(2)エステル化の常法により対応する低級
アルキルエステルを製し、(3)これをトリ低級アルコ
キシベンズアルデヒド(又は工程(1)でトリ低級アル
コキシベンズアルデヒドを使用した時は、本工程ではベ
ンズアルデヒドを使用)と反応させて、一般式〔II
I〕
【0025】
【化4】
【0026】(式中、R11及びR21は、一方が低級アル
コキシ基で他方が水酸基を表し、環Aは前記と同一意味
を有する。)で示されるブテン酸エステル化合物とし、
次いで、(4)化合物〔III〕、その塩又はその反応
性誘導体をアンモニアと反応させて製造することができ
る。
【0027】本明細書中、二重結合を有する化合物(例
えば、化合物〔I〕、〔II〕、〔III〕)の構造式
は、特に明記しない限り、二重結合部位における配位は
シス配位(Z)であってもよく、又トランス配位(E)
であってもよいことを表す。
【0028】実験例1 〔プラスミノーゲンアクチベーター(PA)活性〕ウシ
頸動脈由来内皮細胞を終濃度3μMの検体を含む増殖用
培地(E’MEM+10%ウシ胎児血清)で3〜4日間
一世代培養した後、得られた細胞単層を血清無添加の培
地で2回洗浄した。さらに血清無添加の培地を加え、3
7℃、5%CO2 −95%air下で24時間インキュ
ベートし、その上清を4℃、3,000rpmで10分
間遠心することによってコンディションド メディウム
(CM)を調製した。CM中のPA活性は、B.Wim
anらの方法(合成基質法;Clin.Chim.Ac
ta,127,279,1983)に準じて測定した。
CM中のPA活性は既知量のt−PAより作製した標準
曲線から算出し、106 個内皮細胞当たりのPA活性に
換算した。結果は、検体非存在下でのPA活性に対する
相対活性として下記第1表に記載した。
【0029】
【表1】
【0030】実験例2 〔プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター(PA
I)−1活性阻害作用〕検体を終濃度0.1%Nikk
ol(HCO−60,日光ケミカルズ)に10mg/1
0mlあるいは100mg/10mlとなるように懸濁
し、ウィスター系雄性ラットに10ml/kgずつ1日
1回8日間強制経口投与した。最終投与2時間後にペン
トバルビタールナトリウム麻酔下、腹部下行静脈より血
液を採取し、その血液にクエン酸を加え、プラズマを調
製した。プラズマ中PAI−1活性は実験例1と同様の
方法で測定した。結果は、溶媒のみを投与した対照群の
PAI−1活性を100とした場合の阻害%として下記
第2表に記載した。
【0031】
【表2】
【0032】製造例1 (1)(E)−3−メトキシカルボニル−4−フェニル
−3−ブテン酸メチルエステル23.1g及び3,4,
5−トリメトキシベンズアルデヒド19.4gのt−ブ
チルアルコール100ml溶液を、カリウムt−ブチラ
ート11.1gのt−ブチルアルコール100ml溶液
に室温で攪拌下滴下し、次いで、1時間攪拌する。反応
液を冷水200mlに注いで、イソプロピルエーテル抽
出する。
【0033】水層をpH2−3に調整し、酢酸エチルで
抽出後、酢酸エチル層を洗浄、乾燥し、溶媒を留去す
る。残査をジエチルエーテルで結晶化して、(E)−2
−〔(E)−3,4,5−トリメトキシベンジリデン〕
−3−カルボキシ−4−フェニル−3−ブテン酸メチル
エステル25.7gを淡黄色結晶として得る。
【0034】M.P.:153−154℃(酢酸エチル
−イソプロピルエーテル混液より再結晶) (2)本品25.7gのトリクロロメタン50ml溶液
に、氷水冷下、チオニルクロライド4.7mlを滴下す
る。次いで、ジメチルホルムアミド1滴を加えた後、3
0分間加熱還流する。反応液を25℃以下まで冷却後、
濃アンモニア水20ml中へ激しく攪拌しながら滴下す
る。そのまま30分間攪拌した後、有機層を分離し、洗
浄、乾燥後、溶媒を留去する。残査をジエチルエーテル
より結晶化・ろ取して(E)−2−〔(E)−3,4,
5−トリメトキシベンジリデン〕−3−カルバモイル−
4−フェニル−3−ブテン酸メチルエステル24.9g
を淡黄色結晶として得る。
【0035】M.P.:179−180℃(酢酸エチル
より再結晶) (3)本品24.9gのテトラヒドロフラン75ml溶
液に、2N水酸化ナトリウム水溶液15.6mlを加
え、1時間加熱還流する。室温まで冷却後、2N塩酸1
5.6mlを加え、減圧下で濃縮した後、トリクロロメ
タンを加え、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残査を酢
酸エチルより再結晶して、3−〔(E)−ベンジリデ
ン〕−4−〔(E)−3,4,5−トリメトキシベンジ
リデン〕−2,5−ピロリジンジオン17.6gを黄色
板状晶として得る。
【0036】M.P.:158−159℃ なお、再結晶母液をシリカゲルカラムクロマト精製して
3−〔(E)−ベンジリデン〕−4−〔(Z)−3,
4,5−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピロリ
ジンジオンを橙色結晶として得る。
【0037】M.P.:193−195℃(酢酸エチル
−n−ヘキサン混液より再結晶) 製造例2 (1)(Z)−3−メトキシカルボニル−4−フェニル
−3−ブテン酸メチルエステルを製造例1−(1)及び
(2)と同様に処理して、(Z)−2−〔(E)−3,
4,5−トリメトキシベンジリデン〕−3−カルバモイ
ル−4−フェニル−3−ブテン酸メチルエステルを無色
結晶として得る。
【0038】M.P.:144−146℃(酢酸エチル
−n−ヘキサン混液より再結晶) (2)本品を製造例1−(3)と同様に処理して、3−
〔(Z)−ベンジリデン〕−4−〔(E)−3,4,5
−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピロリジンジ
オンを黄色結晶として得る。
【0039】M.P.:176−178℃(酢酸エチル
−n−ヘキサン混液より再結晶) 製造例3 (1)(E)−3−メトキシカルボニル−4−フェニル
−3−ブテン酸メチルエステル及び2,4,6−トリメ
トキシベンズアルデヒドとを製造例1−(1)と同様に
処理して、(E)−2−〔(E)−2,4,6−トリメ
トキシベンジリデン〕−3−カルボキシ−4−フェニル
−3−ブテン酸メチルエステル(泡状物)及び(E)−
2−〔(Z)−2,4,6−トリメトキシベンジリデ
ン〕−3−カルボキシ−4−フェニル−3−ブテン酸メ
チルエステル(M.P.:208−210℃)を得る。
【0040】(2)(E)−2−〔(E)−2,4,6
−トリメトキシベンジリデン〕−3−カルボキシ−4−
フェニル−3−ブテン酸メチルエステルを製造例1−
(2)と同様に処理して、(E)−2−〔(E)−2,
4,6−トリメトキシベンジリデン〕−3−カルバモイ
ル−4−フェニル−3−ブテン酸メチルエステルを得
る。
【0041】M.P.:173−174℃ (3)上記生成物を製造例1−(3)と同様に処理し
て、3−〔(E)−ベンジリデン〕−4−〔(E)−
2,4,6−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピ
ロリジンジオンを得る。
【0042】M.P.:246−248℃ 製造例4 (1)(E)−3−メトキシカルボニル−4−(3,
4,5−トリメトキシフェニル)−3−ブテン酸メチル
エステル及びベンズアルデヒドとを製造例1−(1)と
同様に処理して、(E)−2−〔(E)−ベンジリデ
ン〕−3−カルボキシ−4−(3,4,5−トリメトキ
シフェニル)−3−ブテン酸メチルエステルを得る。
【0043】M.P.:131−133℃ (2)本品を製造例1−(2)と同様に処理して、
(E)−2−〔(E)−ベンジリデン〕−3−カルバモ
イル−4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−3
−ブテン酸メチルエステルを得る。
【0044】M.P.:121−122℃ (3)本品を製造例1−(3)と同様に処理して、3−
〔(E)−ベンジリデン〕−4−〔(E)−3,4,5
−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピロリジンジ
オンを得る。
【0045】製造例5−8 (1)参考例1及び4−5で得た対応原料化合物と対応
ベンズアルデヒド化合物とを製造例1−(1)と同様に
処理して、下記第3表記載の化合物を得る。
【0046】
【表3】
【0047】(2)上記生成物を製造例1−(2)と同
様に処理して、下記第4表記載の化合物を得る。
【0048】
【表4】
【0049】(3)上記生成物を製造例1−(3)と同
様に処理して、下記第5表記載の化合物を得る。
【0050】
【表5】
【0051】参考例1 カリウムt−ブチラート16.8gのt−ブチルアルコ
ール150ml溶液に、ベンズアルデヒド15.9g及
びコハク酸ジメチルエステル26.3gのt−ブチルア
ルコール20ml溶液を、室温で攪拌下滴下し、次い
で、30分間攪拌する。反応液を氷水200mlに注い
で、イソプロピルエーテル抽出する。水層をpH2−3
に調整し、酢酸エチルで抽出後、酢酸エチル層を洗浄、
乾燥し、溶媒を留去する。残査をメタノール75mlに
溶かし、氷冷下、チオニルクロライド10.9mlを滴
下し、室温で一晩放置した後、溶媒を留去する。残査に
イソプロピルエーテルを加え、洗浄、乾燥後、溶媒を留
去する。残査を減圧下で蒸留することにより、(E)−
3−メトキシカルボニル−4−フェニル−3−ブテン酸
メチルエステル23.2gを無色油状物として得る。
【0052】B.P.:135−137℃(0.3mm
Hg) 参考例2 ベンズアルデヒド21.2g及びコハク酸ジメチルエス
テル40.9gを参考例1と同様に処理し、シリカゲル
精製して、(Z)−3−メトキシカルボニル−4−フェ
ニル−3−ブテン酸メチルエステル2.3gを無色シロ
ップ状物として得る。
【0053】参考例3 3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド及びコハク
酸ジメチルエステルを参考例1と同様に処理して(E)
−3−メトキシカルボニル−4−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−3−ブテン酸メチルエステルを淡黄
色シロップ状物として得る。
【0054】参考例4−5 対応原料化合物を参考例1と同様に処理して、下記第6
表記載の化合物を得る。
【0055】
【表6】
【0056】
【発明の効果】本発明の有効成分である2,5−ピロリ
ジンジオン誘導体〔I〕及びその薬理的に許容し得る塩
は、優れたPA活性促進作用、PAI−1活性阻害作用
を有し、又、ラット静脈血栓モデルにおいて有意に血栓
重量を減少させる等優れた線溶促進作用を奏し、しかも
経口及び非経口投与のいずれでも、このような作用を発
現する。さらに、本発明の有効成分である2,5−ピロ
リジンジオン誘導体〔I〕又はその薬理的に許容しうる
塩は、毒性も低く、高い安全性を有する。例えば、ラッ
トに3−〔(E)−ベンジリデン〕−4−〔(E)−
3,4,5−トリメトキシベンジリデン〕−2,5−ピ
ロリジンジオン300mg/kgを経口投与した場合、
1カ月間経過しても死亡例は観察されなかった。
【0057】従って、本発明の有効成分は抗血栓薬とし
て有用であり、例えば、心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓症、
深部静脈血栓症、末梢動脈閉塞症、狭心症、汎発性血管
内血液凝固症及びその他の静脈閉塞症の如き血管病並び
に糖尿病合併症の予防及び治療薬として使用することが
できる。また、経皮的冠動脈形成術後あるいは血栓溶解
療法後の再閉塞の予防薬、動脈硬化症の治療・予防薬と
しても使用することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 (式中、環Aはトリ低級アルコキシフェニル基を表
    す。)で示される2,5−ピロリジンジオン誘導体また
    はその薬理的に許容しうる塩を有効成分としてなる抗血
    栓薬。
  2. 【請求項2】 環Aが3,4,5−トリ低級アルコキシ
    フェニル基、2,3,4−トリ低級アルコキシフェニル
    基、2,4,5−トリ低級アルコキシフェニル基又は
    2,4,6−トリ低級アルコキシフェニル基である請求
    項1記載の抗血栓薬。
  3. 【請求項3】 環Aが3,4,5−トリ低級アルコキシ
    フェニル基である請求項1記載の抗血栓薬。
  4. 【請求項4】 二重結合部位が共にE−配位を有する請
    求項1、2又は3記載の抗血栓薬。
  5. 【請求項5】 環Aがトリメトキシフェニル基である請
    求項1又は4記載の抗血栓薬。
  6. 【請求項6】 3−〔(E)−ベンジリデン〕−4−
    〔(E)−3,4,5−トリメトキシベンジリデン〕−
    2,5−ピロリジンジオン又はその薬理的に許容しうる
    塩を有効成分としてなる抗血栓薬。
  7. 【請求項7】 心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓症、深部静脈
    血栓症、末梢動脈閉塞症、狭心症、汎発性血管内血液凝
    固症、静脈閉塞症又は糖尿病合併症の予防・治療剤であ
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載の抗血栓薬。
JP22385394A 1993-09-24 1994-09-20 抗血栓薬 Pending JPH07149642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22385394A JPH07149642A (ja) 1993-09-24 1994-09-20 抗血栓薬

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23760693 1993-09-24
JP5-237606 1993-09-24
JP22385394A JPH07149642A (ja) 1993-09-24 1994-09-20 抗血栓薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07149642A true JPH07149642A (ja) 1995-06-13

Family

ID=26525721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22385394A Pending JPH07149642A (ja) 1993-09-24 1994-09-20 抗血栓薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07149642A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001949A1 (ja) 2007-06-27 2008-12-31 Kowa Company, Ltd. ピラゾロン誘導体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001949A1 (ja) 2007-06-27 2008-12-31 Kowa Company, Ltd. ピラゾロン誘導体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP4640678A1 (en) Novel oxo-pyridine compound, preparation method therefor, and use thereof
EP0217286B1 (en) Phenylalanine derivative and proteinase inhibitor
AU2001295507B2 (en) Novel compounds inhibiting factor Xa activity
EP0407200A1 (en) Cinnamamide derivatives
KR20000005312A (ko) 트립타아제 억제제 및 신규 구아니디노 유도체
JP4390024B2 (ja) 新規なジアゼパン誘導体又はその塩
JPS61172861A (ja) イソキノリントロンボキサンシンセターゼ阻害剤
US5206428A (en) Tetrahydronaphthalene derivatives and preparation thereof
US5019572A (en) Imidazole compounds and their use as transglutaminase inhibitors
CN101421242A (zh) 二酰胺衍生物
US4490388A (en) Amidine compound and anticomplement agent comprising same
US6441008B1 (en) Benzamide derivatives as thrombin inhibitors
JPH07165573A (ja) 抗血栓薬
FR2728570A1 (fr) Derives de 1-oxo-2-(phenylsulfonylamino)pentylpiperidine, leur preparation et leur application en therapeutique
JPH07149643A (ja) 抗血栓薬
JP2564781B2 (ja) 2,5−ピロリジンジオン誘導体及びその製法
JPH07165574A (ja) 抗血栓薬
US5152988A (en) Imidazole compounds in compositions and methods in thrombolytic therapy
JP2541420B2 (ja) 3−ブテン酸誘導体及びその製法
JP2595931B2 (ja) 2,5−ピロリジンジオン誘導体及びその製法
JP2541421B2 (ja) 3−ブテン酸誘導体及びその製法
US20060058389A1 (en) Novel compounds that inhibit factor xa activity
JP2003089687A (ja) 新規ブタジエン誘導体、その製法およびその合成中間体
US5206418A (en) Amino-tetrahydronaphthalene derivatives
EP0643059A1 (en) 3-(3-Pyridinyl)-1H-indoles as thromboxane A2 synthetase inhibitors