JPH07149692A - ピメリン酸エステルの製造方法 - Google Patents

ピメリン酸エステルの製造方法

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JPH07149692A
JPH07149692A JP6217549A JP21754994A JPH07149692A JP H07149692 A JPH07149692 A JP H07149692A JP 6217549 A JP6217549 A JP 6217549A JP 21754994 A JP21754994 A JP 21754994A JP H07149692 A JPH07149692 A JP H07149692A
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JP
Japan
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acid ester
alcohol
pimelic acid
reaction
salt
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JP6217549A
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English (en)
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Guenther Dr Koehler
ケーラー ギュンター
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Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 0〜3個のアルキル置換基を有する、脂肪族
又は芳香族アルコールのピメリン酸エステルの新規製造
方法を提供する。 【構成】 該方法は、場合によりアルキル置換されたシ
クロヘキサノンをカルボキシル化して相応する2−オキ
ソシクロヘキサンカルボン酸エステルにし、同時に又は
引続き強塩基の存在下で相応する塩を形成させ、該塩を
アルコールと50〜250℃の温度で開環下で反応させ
ることよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にシクロヘキサノン
をジアルキルカーボネートとアルカリ金属アルコラート
の存在下で反応させ、引続き反応容器中でアルコールと
反応させることによるピメリン酸エステルの新規製造方
法に関する。該方法の意味するピメリン酸エステルは、
以下の式:
【0002】
【化1】
【0003】[式中、R1及びR2は同じか又は異なって
いてよい。R1又はR2はCH3−〜C1 021−の飽和ア
ルキル置換基である。しかしながら、これらは別の置換
基、例えば7〜10個のC−原子を有する芳香脂肪族、
例えばベンジル、フェニルエチルであってもよい。R3
はH、C1〜C6−原子のKW−基、特にCH3基であっ
てよい]を有する。
【0004】ピメリン酸エステルは、薬剤、植物保護
剤、香料又は化粧品用作用物質、特殊なポリマー並びに
滑剤を製造するための重要な中間生成物である。
【0005】ピメリン酸を、サリチル酸の部分的な水素
添加によりテトラヒドロサリチル酸にし、引続き激しい
条件下での水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムの分解
により製造することができることは公知である(Ullman
n, 第5巻 p.824(1954)及び第10巻 p.140(1980)
及び Org. Synthesis Coll. II, p.531-538(1943)参
照)。同様にアルカリ処理によりピメリン酸を、自体デ
ィールス・アルダーによりブタジエン及びアクリル酸か
ら入手可能なシクロヘキス−4−エンカルボン酸から得
ることもできる(J. Amer. Chem. Soc. 74, p.532(195
2))。
【0006】アルカリ金属ないしはアルカリ金属水酸化
物の旧西ドイツ国特許第7331号明細書によるテトラ
ヒドロベンズアルデヒド、又は旧西ドイツ国特許第29
39号明細書によるテトラヒドロフリルプロパノールと
の反応によってもピメリン酸を製造することができる。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第0905651
号明細書の方法によれば、3−オキソピメリン酸エステ
ルを還元することによっても合成することができる。
【0008】その他の合成法は、ピメリン酸中の酸化分
解により転化されるスベロンから出発する(米国特許第
286516号明細書及びドイツ国特許出願公開第20
43012号明細書参照)。シクロヘキサノン−2−カ
ルボン酸アミドを鹸化することによっても同じ結果が得
られる(旧東ドイツ国特許第112987号明細書参
照)。
【0009】ドイツ国特許出願公開第4000163号
明細書によるシクロアルケンのオゾンでの酸化並びにド
イツ国特許出願公開第1518216号明細書による
1,5−ペンタジエンのヒドロホルミル化、及び引続く
酸化、又は米国特許第4888443号明細書によるω
−カプロラクトンのカルボニル化により同様にピメリン
酸を生じる。
【0010】多様の用途目的には、もちろん、従来の記
載された合成に続いてピメリン酸から公知の方法に基づ
くエステル化によりピメリン酸から製造されるはずのピ
メリン酸エステルが所望される。このようなしばしば多
工程の合成並びに引続くエステル化はピメリン酸エステ
ルを得るのに非常に費用がかかる。すべて公知の方法
は、更に技術的観点から非常に不満足である。
【0011】
【発明の構成】2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エ
ステルと有機強塩基からなる塩をアルコールと高温で開
環下で反応させて、直接高い選択性及び収率を有するジ
アルキルピメレートが形成されることを見出した。公知
の方法に比較して、本発明による合成方法は、簡単かつ
経済的方法で直接反応式I及びII:
【0012】
【化2】
【0013】に基づいてピメリン酸のジアルキルエステ
ルが得られる。
【0014】前記合成の際に、中間生成物として登場し
かつ常法では単離されない強塩基の、シクロヘキサノン
の酸性β−ケトエステル化合物の塩、有利にはアルカリ
金属塩、(例えばNa、Kであってよい)をアルコール
で分解してピメリン酸エステルにすることは驚異的であ
り、従来知られていなかった。
【0015】本発明の対象は、自体公知の方法で場合に
よりアルキル置換されたシクロヘキサノンをカルボキシ
ル化して相応する2−オキソシクロヘキサンカルボン酸
エステルにし、同時に又は引続き強塩基の存在下で相応
する塩を形成させ、該塩をアルコールと50〜250℃
の温度で開環下で反応させることを特徴とする、0〜3
個のアルキル置換基を有する、脂肪族又は芳香族アルコ
ールのピメリン酸エステルの製造方法である。
【0016】2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エス
エルの合成(式I)は公知の方法で、例えば公知かつ貴
重なエダクト、シクロヘキサノンをジアルキルカーボネ
ートでアルカリ金属塩基の存在下でカルボキシル化する
ことにより行う。
【0017】その際、反応混合物を良好に撹拌可能に維
持するために、合成の際に溶剤を使用するのが有利であ
る。溶剤としては、例えばトルエン、シクロヘキサン、
t−ブチルメチルエーテル、キシレン、メシチレン、t
−ブチルベンゼン、p−t−ブチルトルエンが適してい
るが、しかしながら極性溶剤、例えばアニゾール、アル
キルアニゾール、フェノキシエタノール、ベンジルアル
コール又は3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン又
はジメチルカルボナート、ジエチルカルボナート、同時
に反応体であってもよい。
【0018】式IIによる本発明による反応は、反応式
Iの終了後に初めて実施されるか、ないしは塩をオキソ
シクロヘキサンカルボン酸エステルから強塩基を用いて
形成したところで、初めて開始することができる。
【0019】低級アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール又はプロパノールを使用する場合には、該反応を
標準圧で沸騰還流で実施することができる。有利には、
ないしは完全に開環を90℃〜250℃の高温で10〜
30分以内で実施し、その際、若干高圧下で作業する。
沸点が90℃より高い高級アルコールを使用する場合に
は、該工程を加圧せずに沸騰還流下で実施することもで
きる。
【0020】式IIに基づく開環は、低級アルコール
を、アルコールの消費下で開環がすぐに行われるほど緩
慢に計量供給すれば、もちろん低級アルコール、例えば
メタノール、エタノール又はプロパノールを用いて、高
温、例えば120℃で標準圧で実施することもできる。
【0021】2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エス
テルを別の、ないしは2−オキソシクロヘキサンカルボ
ン酸エステル中のアルコール基のアルコールより高級の
アルコールを用いて処理すると、混合ピメリン酸エステ
ルが形成される。
【0022】塩基過剰及び比較的長い反応時間では、も
ちろん容易に沸騰するアルコールの除去下で、高級アル
コールの対称性ジエステルが生じ得る。
【0023】2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エス
テルないしはその塩1当量当り、アルコール1〜20当
量を使用する。塩基としては、有利には使用すべきアル
コールの固体のアルカリ金属アルコラート又はそのアル
コール性溶液を、2−オキソシクロヘキサンカルボン酸
1当量当り1〜3当量の量で使用する。
【0024】式I及びIIに基づく反応は、半バッチ式
で、反応容器中で順次行うか又は半連続的処理で行って
もよい。
【0025】後処理は常法で酸を添加しながら開始す
る。酸は鉱酸、例えばHCl、H2SO4、HNO3又は
3PO4であってよいが、しかしながら有機酸、例えば
蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸又は脂肪酸、例えば2
−エチルヘキサン酸であってよい。
【0026】プロトン化したピメリン酸エステルは、蒸
留により混合物から蒸留による酸性後処理した後に非常
に容易に得られる。
【0027】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明する。
【0028】例1 1リットルの撹拌フラスコ中に、室温でジエチルカルボ
ネート236g(2モル)及びナトリウムエチラート1
36g(2モル)を粉末状でトルエン200gと一緒に
装入し、40℃に加熱した。2時間以内でシクロヘキサ
ノン147g(1.5モル)を計量供給した。その後、
エタノール92g(2モル)を加え、12時間還流で沸
騰させた。引続き、10%のH2SO4 500mlを加
えて、互いに良好に分離可能な2つの相が生じた。水相
を僅少量のトルエンで後抽出した。有機相を合し、次い
で蒸留した。主生成物としてピメリン酸ジエチルエステ
ル282gが得られ(沸点178℃/40ミリバー
ル)、これは87%の収率に相当する。転化しなかった
ジエチルカルボナート及びトルエンは戻すことができ
た。
【0029】例2 室温でジメチルカルボネート180g(2モル)及びナ
トリウムメチラート108g(2モル)を粉末状で並び
にトルエン200gを装入した。40℃で該混合物に2
時間以内でシクロヘキサノン137g(1.4モル)を
計量供給した。その後、メタノール96g(3モル)を
供給した。加圧容器内で該混合物を110℃で1時間撹
拌した(約3バールで)。
【0030】後処理するために、10%のH3PO4
00mlを加えた。相分離して水相をトルエン100m
lで後抽出した後、有機相を合し、次いで蒸留した。主
成分として、ピメリン酸ジメチルエステル224g(沸
点134℃/20ミリバール)が得られた。これは理論
値の85%の収率に相当する。
【0031】例3 還流冷却器及び撹拌器を備えたガラスフラスコ中に、ジ
エチルカルボナート236g(2モル)、ナトリウムエ
チラート136g(2モル)を粉末状で及びアニゾール
200gを装入した。3時間以内で、40℃でシクロヘ
キサノン147g(1.5モル)を計量供給した。該反
応時間に続いてブタノール−1 148g(2モル)を
供給した。該混合物を120℃に加熱して、沸騰還流を
調整した。1時間後、混合物を冷却し、10%のH3
4 500mlで後処理した。有機相を真空中で蒸留
した。主生成物としてピメリン酸ブチルエチルエステル
285gが得られた(沸点178℃/25ミリバー
ル)。これは理論値の78%の収率に相当する。
【0032】例4 撹拌器を備えた2リットルのガラスフラスコ中に、ジメ
チルカルボナート270g(3モル)、NaOCH3
162g(3モル)を粉末状で、及び4−t−ブチルト
ルエンシクロヘキサノン300gを装入した。50℃で
3時間以内で4−t−ブチルシクロヘキサノン231g
(1.5モル)を計量供給した。引続き、該混合物を加
圧容器内でメタノール300gとともに120℃に加熱
し、1時間撹拌した。
【0033】次いで、10%のH2SO4 500mlを
供給した。2つの良好に分離可能な相が形成された。水
相を僅少量の4−t−ブチルトルエンで後抽出した。次
いで有機相を蒸留し、その際、主流中に4−t−ブチル
ピメリン酸ジメチルエステル244gが得られた。該収
率は理論値の86%であった。
【0034】例5 撹拌器を備えたガラスフラスコ中にジメチルカルボナー
ト180g(2モル)、30%のNaOCH3−溶液3
30g(2モル)、アニゾール200g及びブタノール
−1 180gを装入した。該混合物を3時間還流で沸
騰させた。その後、過剰のメタノールを留去した。ジメ
チルカルボナートのジブチルカルボナートへのエステル
交換を十分に行った後、70℃で2時間以内でシクロヘ
キサノン147g(1.5モル)を計量供給した。次い
で、更にブタノール−1 200gを供給し、約120
℃で還流で沸騰させた。
【0035】引続き、10%のH3PO4 1000ml
で後処理した。相分離後、水相を蒸留した。主生成物と
してピメリン酸ジブチルエステル310gが得られ、こ
れは理論値の76%の収率に相当する。
【0036】例6 撹拌器を備えた反応容器内でジ−n−ブチルカルボナー
ト348g(2モル)及びKOCH3−粉末140g
(2モル)を4−t−ブチルトルエン500mlの存在
下で装入した。
【0037】40℃で4時間以内で4−t−ブチルシク
ロヘキサノン154g(1モル)を計量供給した。
【0038】引続き、該混合物をn−ブタノール400
gとともに110℃で3時間撹拌した。次いで、10%
のHCl 600mlを供給した。2つの良好に分離可
能な相が形成された。水相を何度も後抽出した。有機相
を蒸留し、4−t−ブチルピメリン酸ジブチルエステル
180gが得られた。これは理論値の74%の収率に相
当する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0〜3個のアルキル置換基を有する、脂
    肪族又は芳香族アルコールのピメリン酸エステルを製造
    する方法において、常法で非置換又はアルキル置換され
    たシクロヘキサノンをカルボキシル化して相応する2−
    オキソシクロヘキサンカルボン酸エステルにし、同時に
    又は引続き強塩基の存在下で相応する塩を形成させ、該
    塩をアルコールと50〜250℃の温度で開環下で反応
    させることを特徴とする、ピメリン酸エステルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 1〜10個の炭素原子を有する分枝鎖状
    又は直鎖状の脂肪族アルコール又は7〜12個の炭素原
    子を有する芳香脂肪族のアルコールを使用する、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エ
    ステルないしはその塩1当量当りアルコール1〜20当
    量を使用する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記反応の際に、塩基としてアルカリ金
    属アルコラートを2−オキソヘキサンカルボン酸エステ
    ル1当量当り1〜3当量の量で使用する、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 ピメリン酸エステルのアルキル置換基が
    1〜C6−KW−基である、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記反応を相応するアルコールの沸点よ
    り高い温度で加圧下においても実施する、請求項1から
    5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 塩基を本発明による反応条件下で分割し
    て又は連続的に供給する、請求項1から6までのいずれ
    か1記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の脂肪族又は芳香脂肪族ア
    ルコールのピメリン酸エステルを製造する方法におい
    て、第一反応工程でシクロヘキサノンをジアルキルカー
    ボネートと強塩基とともに反応させて2−オキソシクロ
    ヘキサンカルボン酸エステルの塩にし、引続き処理する
    前に単離しない、請求項1記載の脂肪族又は芳香脂肪族
    アルコールのピメリン酸エステルの製造方法。
  9. 【請求項9】 該反応を溶剤の存在下においても実施す
    る、請求項1又は8記載の方法。
JP6217549A 1993-09-13 1994-09-12 ピメリン酸エステルの製造方法 Pending JPH07149692A (ja)

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DE4331000.1 1993-09-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0643036B1 (de) 1997-06-04
DE4331000A1 (de) 1995-03-16
DE59402996D1 (de) 1997-07-10
ES2104233T3 (es) 1997-10-01
US5436365A (en) 1995-07-25
EP0643036A1 (de) 1995-03-15

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