JPH071496A - 成形方法および装置 - Google Patents

成形方法および装置

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Publication number
JPH071496A
JPH071496A JP5167411A JP16741193A JPH071496A JP H071496 A JPH071496 A JP H071496A JP 5167411 A JP5167411 A JP 5167411A JP 16741193 A JP16741193 A JP 16741193A JP H071496 A JPH071496 A JP H071496A
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JP
Japan
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cavity
resin
air
gate
filled
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Pending
Application number
JP5167411A
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English (en)
Inventor
Tadatoshi Danno
忠敏 団野
Akiro Hoshi
彰郎 星
Kazuo Shimizu
一男 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH071496A publication Critical patent/JPH071496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W74/00Encapsulations, e.g. protective coatings
    • H10W74/01Manufacture or treatment
    • H10W74/016Manufacture or treatment using moulds

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂封止パッケージのボイドの発生を防止す
る。 【構成】 キャビティー23が水平面に対して傾斜して
配置されており、このキャビティー23の低位置側の端
部にゲート28が開設されているとともに、高位置側の
端部にキャビティー23内の空気を排出するためのエア
ベント30が開設されている。 【効果】 重力に対する下側に位置するゲート28を通
じてキャビティー23内に注入されたレジン31は、キ
ャビティー23内をゲート28側の低部から重力に対す
る上側に位置するエアベント30側の高部に順次充填さ
れて行くので、レジン31よりも軽い空気はレジン31
によって押し出されて、エアベント30からキャビティ
ー23の外部へ良好に排気される。その結果、空気がレ
ジン31に巻き込まれる現象が低減され、樹脂封止パッ
ケージ15のボイドの発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形技術、特に、成形
製品におけるボイドの発生防止技術に関し、例えば、半
導体装置の製造工程において、半導体装置の樹脂封止パ
ッケージを成形するトランスファ成形技術に利用して有
効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、半導体
装置の樹脂封止パッケージを成形するトランスファ成形
装置として、成形型の上型と下型との間にリードフレー
ムをペレットがキャビティー内に収まるように挟み込
み、キャビティーの一側壁における端部に開設されてい
るゲートから成形材料としての樹脂(以下、レジンとい
う。)を注入してパッケージを成形するように構成され
ているものがある。
【0003】なお、トランスファ成形技術を述べてある
例としては、特開昭56−108236号公報、特開昭
57−35576号公報、特開昭61−292330号
公報および実開昭57−123222号公報や、株式会
社工業調査会発行「電子材料1981年11月号別冊」
昭和56年11月10日発行P170〜P175、があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなトランスフ
ァ成形装置においては、キャビティーは水平に配置され
ており、キャビティー内にゲートから注入されたレジン
はキャビティー内をゲート側の端部から順次充填されて
行く。この際、キャビティー内に存在する空気はキャビ
ティー内に注入されて来るレジンによって押され、キャ
ビティーのゲート側と反対側の側壁の端部に開設されて
いるエアベントを通じて、キャビティーの外部に排気さ
れる。このキャビティーの排気によって、レジンがキャ
ビティーに充填されて行くことになる。
【0005】しかしながら、このようにレジンがキャビ
ティーに充填されて行く際、キャビティーが水平に配置
されているため、キャビティー内に注入されて来るレジ
ンにキャビティー内の空気が巻き込まれて、成形後の樹
脂封止パッケージにボイド(気泡)が形成されるという
問題点があることが、本発明者によって明らかにされ
た。
【0006】本発明の目的は、樹脂成形品におけるボイ
ドの発生を防止することができる成形装置を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0009】すなわち、上型と下型との合わせ面に形成
されているキャビティー内に成形材料が、キャビティー
の端部に開設されているゲートを通じて充填されるとと
もに、キャビティー内の空気が充填に伴ってキャビティ
ー内から排出されて行くことにより、キャビティーによ
って成形製品が成形される成形方法において、前記成形
材料のキャビティー内への充填時に、前記キャビティー
が水平面に対して傾斜されており、このキャビティーの
低位置側の端部に前記ゲートが開設されているととも
に、高位置側の端部にキャビティー内の空気を排出する
ためのエアベントが開設されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】前記した手段によれば、キャビティーの低位置
側に開設されているゲートからキャビティー内に注入さ
れたレジンは、キャビティー内をゲート側の底部からエ
アベント側の高部へと順次充填されて行く。したがっ
て、従来のようなキャビティーが水平に配置されている
場合に比較して、レジンよりも軽い空気がレジンに巻き
込まれる現象が低減し、キャビティー内の空気はレジン
によって押されて、エアベントを通じてキャビティーの
外部へ良好に排気される。キャビティー内の空気が完全
に排出されるため、キャビティーによって成形された成
形製品の内部にボイドが形成されることはない。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるトランスファ
成形装置を示す一部省略正面断面図、図2はそのトラン
スファ成形装置を示す一部省略分解斜視図である。図3
(a)、(b)は被樹脂封止物を示す平面図およびb−
b線に沿う断面図である。図4(a)、(b)は樹脂封
止後を示す一部省略一部切断平面図およびb−b線に沿
う断面図である。
【0012】本実施例において、本発明に係る成形装置
は、樹脂封止形デュアル・インライン・パッケージを備
えている半導体集積回路装置(以下、DIP・ICとい
う)の樹脂封止パッケージを成形するマルチポット方式
のトランスファ成形装置として構成されている。
【0013】本実施例において、このトランスファ成形
装置のワークとしての被樹脂封止物14は、図3
(a)、(b)に示されているように構成されており、
この被樹脂封止物14は多連リードフレーム1を備えて
いる。
【0014】この多連リードフレーム1は銅系(銅また
はその合金)材料からなる薄板を用いられて、打ち抜き
プレス加工またはエッチング加工等のような適当な手段
により一体成形されている。この多連リードフレーム1
には複数の単位リードフレーム2が横方向に1列に並設
されている。但し、図面では一単位のみが示されてい
る。
【0015】単位リードフレーム2は位置決め孔3aが
開設されている外枠3を一対備えており、両外枠3は所
定の間隔で平行になるように配されて、多連リードフレ
ーム1が連続する方向へ一連にそれぞれ延設されてい
る。隣り合う単位リードフレーム2、2間には一対のセ
クション枠4が両外枠3、3間に互いに平行に配されて
一体的に架設されており、これら外枠、セクション枠に
より形成される略長方形の枠体内に単位リードフレーム
2が構成されている。
【0016】各単位リードフレーム2において、両外枠
3および3にはタブ吊りリード7、7が直角方向にそれ
ぞれ配されて一体的に突設されており、両タブ吊りリー
ド7、7の先端間には略正方形の平板形状に形成された
タブ8が、外枠3、3およびセクション枠4、4の枠形
状と略同心的に配されて一体的に吊持されている。タブ
8は後記するリード9群の面よりも半導体ペレット(後
記する。)の厚み分程裏面方向に下げられている(所謂
タブ下げ)。
【0017】また、両外枠3、3間にはダム部材5が一
対、タブ吊りリード7の両脇において直角方向に延在す
るようにそれぞれ配されて、一体的に架設されており、
両ダム部材5、5には複数本のリード9が長手方向に等
間隔に配されて、互いに平行で、ダム部材5と直交する
ように一体的に突設されている。
【0018】各リード9の内側端部は先端がタブ8に近
接されてこれを取り囲むように配されることにより、後
記する樹脂封止パッケージの内部に位置するインナ部9
aをそれぞれ構成している。他方、各リード9の外側延
長部分は、その先端がセクション枠4に機械的に接続さ
れており、後記する樹脂封止パッケージの外部に位置す
るアウタ部9bをそれぞれ構成している。
【0019】そして、ダム部材5における隣り合うリー
ド9、9間の部分は、後述するパッケージ成形時にレジ
ンの流れをせき止めるダム6を実質的に構成している。
【0020】前記のように構成された多連リードフレー
ム1には、各単位リードフレーム2毎にペレット・ボン
ディング作業、続いて、ワイヤ・ボンディング作業が実
施され(図示せず)、これらの作業により、図3
(a)、(b)に示されているようなワークである被樹
脂封止物14としての組立体が製造されることになる。
これらのボンディング作業は多連リードフレーム1が横
方向にピッチ送りされることにより、各単位リードフレ
ーム2毎に順次実施される。
【0021】まず、ペレットボンディング作業により、
半導体装置の製造工程における所謂前工程において、バ
イポーラ形の集積回路素子(図示せず)を作り込まれた
半導体集積回路構造体としてのペレット12が、各単位
リードフレーム2におけるタブ8上の略中央部に配され
て、銀ペースト等のような適当な材料を用いられて形成
されるボンディング層11を介して固着される。
【0022】銀ペーストは、エポキシ系樹脂接着剤、硬
化促進剤、および溶剤に銀粉が混入されて構成されてい
るものであり、リードフレーム上に塗布された銀ペース
トにペレットが押接された後、適当な温度により硬化
(キュア)されることにより、ボンディング層11を形
成するようになっている。
【0023】そして、タブ8に固定的にボンディングさ
れたペレット12のボンディングパッド12aと、単位
リードフレーム2における各リード9のインナ部9aと
の間には、銅系、金系またはアルミニウム系材料を使用
されて形成されて成るワイヤ13が、超音波圧着式等の
ような適当なワイヤボンディング装置(図示せず)が使
用されることにより、その両端部をそれぞれボンディン
グされて橋絡される。これにより、ペレット12に作り
込まれている集積回路は、ボンディングパッド12a、
ワイヤ13、リード9のインナ部9a、およびアウタ部
9bを介して電気的に外部に引き出されることになる。
【0024】このようにしてペレットおよびワイヤ・ボ
ンディングされた被樹脂封止物14であるワークとして
の多連リードフレームには、各単位リードフレーム毎に
樹脂封止するパッケージ群が、次のように構成されてい
るトランスファ成形装置を使用されて単位リードフレー
ム群について同時成形される。
【0025】本実施例に係るトランスファ成形装置20
は、シリンダ装置等(図示せず)によって互いに型締め
される一対の上型21と下型22とを備えている。上型
21と下型22との合わせ面には上型キャビティー凹部
23aと下型キャビティー凹部23bとが複数組、一対
のものが互いに協働して1個のキャビティー23を形成
するように没設されている。
【0026】前記構成に係るワークとしての被樹脂封止
物14が用いられて、樹脂封止パッケージがトランスフ
ァ成形される場合、上型21および下型22における各
キャビティー23は多連リードフレーム1の各単位リー
ドフレーム2における一対のダム部材5、5間の空間に
それぞれ対応するように配列されている。
【0027】上型21と下型22の合わせ面は水平面に
対して傾斜した左右で一対の傾斜面からなるV字形斜面
をそれぞれ形成しており、左右の傾斜面には前記キャビ
ティー23が複数組、左右対称に配されている。
【0028】なお、上型21および下型22は左右対称
に形成されているので、図1においては右側のものを代
表的に図示し、符号は片側について使用して説明する。
上型キャビティー凹部23aと下型キャビティー凹部2
3bはそれぞれの底面が合わせ面である傾斜面に対して
平行に配されており、各キャビティー23はV字形合わ
せ面の中央の屈曲位置側から左右端部側に向かってそれ
ぞれ上向きに傾斜するように設けられている。
【0029】上型21のV字形合わせ面の中央の屈曲位
置にはポット24が複数個、各キャビティー23に対応
するように配されて垂直方向にそれぞれ開設されてお
り、各ポット24にはシリンダ装置(図示せず)によっ
て垂直方向に進退されるプランジャ25が成形材料とし
てのタブレットを押し潰し、このタブレットが溶融され
て成る液状の樹脂(以下、レジンという。)を送給し得
るようにそれぞれ挿入されている。
【0030】下型22のV字形合わせ面の中央の屈曲位
置にはカル26が複数個、各ポット24との対向位置に
それぞれ配されて垂直に没設されている。各カル26に
は2本のメインランナ27がそれぞれ接続されており、
両メインランナ27、27は互いに対向するようにそれ
ぞれ配されている。また、各メインランナ27はその底
面が下型22の合わせ面に平行になるように配されて没
設されている。
【0031】また、各カル26、26間は、下型22の
V字形合わせ面の中央屈曲線上に没設されている各サブ
ランナ27Aによってそれぞれ接続されている。
【0032】そして、各メインランナ27の他端は下型
22の合わせ面に没設されているゲート28に接続され
ている。ゲート28はメインランナ27側からキャビテ
ィー23側に向けてその深さが次第に浅くなるようにそ
の底面が形成されており、下側キャビティー凹部23b
における重力に対する低位置側の端部において開口する
ように配置されている。
【0033】また、下型22の合わせ面には逃げ凹所2
9がリードフレームの厚みを逃げ得るように、多連リー
ドフレーム1の外形よりも若干大きめの長方形で、その
厚さと略等しい寸法の一定深さに没設されている。
【0034】上型21の合わせ面にはキャビティー23
内の空気を排出するための空気抜き路を構成するエアベ
ント30が、上側キャビティー凹部23aにおける重力
に対する高位置側の端部に開口するように配されて没設
されており、このエアベント30の他端は上型21の側
面に開口されている。
【0035】上型21および下型22の外側には上側ヒ
ートブロック(図示せず)および下側ヒートブロック
(図示せず)がそれぞれ配設されており、上下のヒート
ブロックには電気ヒータ(図示せず)が上型21および
下型22におけるポット、カル、ランナおよびキャビテ
ィー内のレジンを加熱するように敷設されている。この
加熱により、タブレットは溶融され、タブレットが溶融
されて成るレジンは所定の粘度まで低下される。
【0036】このトランスファ成形装置20が使用され
るトランスファ成形方法には、成形材料としてのエポキ
シ樹脂等(以下、樹脂という。)から構成されているタ
ブレットが使用される。このタブレットは粉末状の樹脂
を円柱形状に突き固められて形成されており、前記トラ
ンスファ成形装置20のポット24の内径よりも若干小
径の外径に形成され、ポット24に投入されて加熱溶融
されるように構成されている。
【0037】次に、前記構成に係るトランスファ成形装
置の作用を説明することにより、本発明の一実施例であ
るトランスファ成形方法を説明する。
【0038】トランスファ成形時において、ワークであ
る前記構成に係る被樹脂封止物14は、その多連リード
フレーム1が下型22に没設されている逃げ凹所29内
に、各単位リードフレーム2におけるペレット12が各
キャビティー23内にそれぞれ収容されるように配され
てセットされる。
【0039】続いて、上型21と下型22とが型締めさ
れるとともに、各ポット24にタブレット(図示せず)
がそれぞれ投入される。ポット24に投入されたタブレ
ットはプランジャ25によって押し潰されて行く。ま
た、ポット24に投入された後、上型21および下型2
2の外部にそれぞれ配されている上下のヒートブロック
によって加熱されるため、タブレットは溶融されて液状
化する。
【0040】そして、タブレットが押し潰され、かつ、
加熱されて液状化したレジン31はポット24に対向し
て没設されているカル26からプランジャ25の押し出
し力により、各ランナ27およびゲート28を通じて各
キャビティー23に送給されて、それぞれ充填されて行
くことになる。
【0041】この際、キャビティー23の低部側に配置
されているゲート28からキャビティー23内に注入さ
れたレジンは、キャビティー23内をゲート28側の低
部からエアベント30側の高部に順次充填されて行くの
で、レジン31による空気の巻き込み現象が低減し、キ
ャビティー23内の空気はレジン31によって押され
て、エアベント30からキャビティー23の外部へ良好
に排気されて行く。
【0042】注入後、液状のレジン31が熱硬化されて
樹脂封止パッケージ15が成形されると、上型21およ
び下型22は型開きされるとともに、エジェクタ・ピン
(図示せず)により樹脂封止パッケージ15群が離型さ
れる。このようにして樹脂封止パッケージ15群を成形
されたワークとしての多連リードフレーム1はトランス
ファ成形装置20からハンドラ(図示せず)により脱装
される。
【0043】そして、このようにして樹脂成形されたパ
ッケージ15の内部には、図4に示されているように、
タブ8、ペレット12、リード9のインナ部9aおよび
ワイヤ13が樹脂封止されたことになる。前述したよう
に、レジン31のキャビティー23への充填時にキャビ
ティー23内から空気が完全に排出されるため、樹脂封
止パッケージ15の内部にボイドが形成されることはな
い。
【0044】トランスファ成形装置20を用いられて成
形されたトランスファ成形体は、成形品分離装置(図示
せず)により、樹脂封止パッケージを成形された多連リ
ードフレームからランナ部が分離される。
【0045】成形品分離装置によってランナ部を分離さ
れた多連リードフレーム1は、その後、リード切断成形
工程において、外枠3、セクション枠4およびダム6を
切り落とされるとともに、各リード9におけるアウタ部
9bを下向きに屈曲成形される。以上の製造工程によっ
てDIP・ICが製造されたことになる。
【0046】このようにして製造されたDIP・ICは
リードのアウタ部9bをプリント配線基板のスルーホー
ルにそれぞれ挿入され、はんだフィレットにより電気的
かつ機械的に接続される。
【0047】以上説明した前記実施例によれば、次の効
果が得られる。 キャビティー23が水平面に対して傾斜して配置さ
れており、このキャビティー23の重力に対する低位置
側の端部にゲート28が開設されているとともに、重力
に対する高位置側の端部にキャビティー23内の空気を
排出するためのエアベント30が開設されていることに
よって、ゲート28を通じてキャビティー23内に注入
されたレジン31は、キャビティー23内をゲート28
側の低部からエアベント30側の高部に順次充填されて
行くので、レジン31よりも軽い空気はレジン31によ
って押し出されて、エアベント30からキャビティー2
3の外部へ良好に排気され、空気がレジン31に巻き込
まれる現象を低減させることができる。
【0048】 前記によってキャビティー23内の
エアはキャビティー23内から完全に排出されるため、
成形後の樹脂封止パッケージ15にボイドが発生するの
を防止することができる。
【0049】図5は本発明の他の実施例であるトランス
ファ成形装置を示す図であり、(a)はレジン注入前の
状態を示す正面断面図、(b)はレジン注入時の状態を
示す正面断面図である。
【0050】本実施例2のトランスファ成形装置40が
前記実施例1と異なる点は、キャビティー43群が上型
41および下型42に1列に配列されているとともに、
通常時は水平になるように形成されており、上型41お
よび下型42が水平面に対して傾斜自在に構成されてい
る点にある。ちなみに、ポット44、プランジャ45、
カル46およびリードフレーム逃げ凹所49は垂直に形
成され、したがって、上型41、下型42およびキャビ
ティー43に対して直角に配設されているとともに、キ
ャビティー43群の片脇にのみ配設されている。
【0051】本実施例2に係るトランスファ成形装置4
0によって本発明の一実施例であるトランスファ成形方
法が実施される場合においては、レジン注入に際して、
図5(b)に示されているように、上型41および下型
42が全体的にポット44に接続されたランナ47およ
びゲート48側が重力に対する下側に、かつ、エアベン
ト50側が上側になるように回動されて傾斜される。そ
の後、ポット44からレジン31がキャビティー43に
注入される。
【0052】この際、上型41および下型42が全体的
に回動されて傾斜されることにより、ゲート48がキャ
ビティー43の重力に対する低位置側に、かつ、エアベ
ント50がキャビティー43の重力に対する高位置側に
それぞれ配置された状態になっているため、前記実施例
1と同様、レジン31の充填に伴って、キャビティー4
3内の空気はエアベント50からきわめて効果的に押し
出されて行く。したがって、前記実施例1と同様、樹脂
成形された樹脂封止パッケージの内部にボイドが発生す
るのを防止することができる。
【0053】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0054】上下型、ポット、プランジャ、ランナ、ゲ
ート、キャビティー、その他の構成要素についての具体
的形状や構造は、前記構成に限らず、成形条件等々に応
じて適宜選定することが望ましい。
【0055】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDIP
・ICの樹脂封止パッケージの成形について使用される
トランスファ成形装置に適用した場合について説明した
が、その他の電子部品の樹脂封止パッケージについて使
用される成形装置等のような成形装置全般に適用するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0057】キャビティーが水平面に対して傾斜して配
置されており、このキャビティーの低位置側の端部にゲ
ートが開設されているとともに、高位置側の端部にキャ
ビティー内の空気を排出するためのエアベントが開設さ
れていることにより、レジンがキャビティー内をゲート
側低部からエアベント側高部に順次充填されて行くた
め、キャビティー内の空気はレジンによってエアベント
を通してきわめて効果的に排気されることになる。その
結果、成形後の樹脂成形品におけるボイドの発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトランスファ成形装置
を示す一部省略正面断面図である。
【図2】そのトランスファ成形装置を示す一部省略分解
図である。
【図3】被樹脂封止物を示す平面図およびb−b線に沿
う断面図である。
【図4】樹脂封止後を示す一部省略一部切断平面図およ
びb−b線に沿う断面図である。
【図5】本発明の他の実施例であるトランスファ成形装
置を示す図であり、(a)はレジン注入前の状態を示す
正面断面図、(b)はレジン注入時の状態を示す正面断
面図である。
【符号の説明】
1…多連リードフレーム、2…単位リードフレーム、3
…外枠、4…セクション枠、5…ダム部材、6…ダム、
7…タブ吊りリード、8…タブ、9…リード、9a…イ
ンナ部、9b…アウタ部、11…ボンディング層、12
…ペレット、13…ワイヤ、14…被樹脂封止物(ワー
ク)、15…樹脂封止パッケージ、20…トランスファ
成形装置、21…上型、22…下型、23…キャビティ
ー、23a…上側キャビティー凹部、23b…下側キャ
ビティー凹部、24…ポット、25…プランジャ、26
…カル、27…メインランナ、27A…サブランナ、2
8…ゲート、29…リードフレーム逃げ凹所、30…エ
アベント、31…液状化レジン(成形材料)、40…ト
ランスファ成形装置、41…上型、42…下型、43…
キャビティー、44…ポット、45…プランジャ、46
…カル、47…メインランナ、48…ゲート、49…リ
ードフレーム逃げ凹所、50…エアベント。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型との合わせ面に形成されてい
    るキャビティー内に成形材料が、キャビティーの端部に
    開設されているゲートを通じて充填されるとともに、キ
    ャビティー内の空気が充填に伴ってキャビティー内から
    排出されて行くことにより、キャビティーによって成形
    製品が成形される成形方法において、 前記成形材料のキャビティー内への充填時に、前記キャ
    ビティーが水平面に対して傾斜されており、このキャビ
    ティーの低位置側の端部に前記ゲートが開設されている
    とともに、高位置側の端部にキャビティー内の空気を排
    出するためのエアベントが開設されていることを特徴と
    する成形方法。
  2. 【請求項2】 上型と下型との合わせ面にキャビティー
    が形成され、このキャビティーの端部に開設されている
    ゲートを通じて成形材料がキャビティー内に充填される
    とともに、キャビティー内の空気が充填に伴ってキャビ
    ティー内から排出されるように構成されている成形装置
    において、 前記キャビティーが水平面に対して傾斜して配置されて
    おり、このキャビティーの低位置側の端部にゲートが開
    設されているとともに、高位置側の端部にキャビティー
    内の空気を排出するためのエアベントが開設されている
    ことを特徴とする成形装置。
  3. 【請求項3】 上型と下型との合わせ面にキャビティー
    が形成され、このキャビティーの端部に開設されている
    ゲートを通じて成形材料がキャビティー内に充填される
    とともに、キャビティー内の空気が充填に伴ってキャビ
    ティー内から排出されるように構成されている成形装置
    において、 前記上型と下型とが水平面に対して傾斜自在に構成され
    ており、前記成形材料のキャビティーへの充填に際し
    て、この上型と下型とが、前記ゲートが前記キャビティ
    ーの低位置側に、かつ、前記キャビティーに開設された
    エアベントが前記キャビティーの高位置側にそれぞれ来
    るように傾斜されるように構成されていることを特徴と
    する成形装置。
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