JPH07150122A - 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造 - Google Patents

中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造

Info

Publication number
JPH07150122A
JPH07150122A JP5299721A JP29972193A JPH07150122A JP H07150122 A JPH07150122 A JP H07150122A JP 5299721 A JP5299721 A JP 5299721A JP 29972193 A JP29972193 A JP 29972193A JP H07150122 A JPH07150122 A JP H07150122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
tape
sensitive adhesive
pressure
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5299721A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Osaki
利政 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5299721A priority Critical patent/JPH07150122A/ja
Publication of JPH07150122A publication Critical patent/JPH07150122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継ぎ部分がスクラップとして捨てられるこ
となく、この上に別の発泡シート等を積層して厚物の発
泡体としても中継ぎ部分が盛り上がったりせず、又、中
継ぎされた発泡シートを中継ぎ用テープともに他の被着
体に接着して積層強度の高いものとすることができる中
継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造を提供する。 【構成】 目付量30g/m2 のポリエステル繊維から
なる不織布11の片面にアクリル系粘着剤層12(積水
化学工業社製 商品名:エスダイン#7853)が乾燥
後120g/m2 で設けられ、他面にホットメルト型フ
イルム13(ヒロダイン工業社製 商品名:ヒロダイン
7500)が押出しコーティングにより50g/m2
設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂発泡シート同士
の接続、及び該接続部に他の発泡シート等を積層するこ
とにより厚物の発泡体とすることができ、又、接続した
発泡シートを他の被着体に接着することのできる中継ぎ
用テープ及び発泡体の積層構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン、エチレン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン
系樹脂や塩化ビニル樹脂等からなる合成樹脂発泡シート
はクッション性、断熱性等のすぐれた性質により各種の
用途に利用されている。上記発泡シートを用いて、例え
ば浴室マットのような厚みの厚い発泡体を製造するに
は、厚みの薄い発泡シートを何枚も重ねて熱融着や接着
剤などで接着、積層することが行われている。
【0003】上記発泡シートは一定長さの長尺ものとし
て製造されるが、二次加工の際にその末端部が現れる
と、二次加工を連続して行うために次の新しい発泡シー
トの始端部に中継ぎにより接続して加工が続けられる。
従来、中継ぎするには、図4に示すように、発泡シート
4、4の端部を重ねて布テープやクラフトテープのよう
な片面粘着テープ5を貼り付けて接合するか、又は図5
に示すように、発泡シート4、4の端部同士を突き合わ
せて上記片面粘着テープ5を貼り付ける方法、図6に示
すように発泡シート4、4の端部の突き合わせ面を熱融
着することにより接合することが行われている。6は熱
融着部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記発泡シートの端部
を重ねて片面粘着テープを貼り付けて接合し、これを他
の発泡シートに重ね合わせると、この部分が盛り上がる
ので接合部分は製品の一部とすることはできず、スクラ
ップとして捨てなければならない。
【0005】又、発泡シートの端部同士の突き合わせ部
に片面粘着テープを貼り付けて接合すると、片面粘着テ
ープは粘着剤面と反対面がシリコン等の剥離処理がなさ
れているので、厚物製品とするためにこの上に他の発泡
シートを積層してもこの部分は発泡シートと熱融着でき
ず、又、接着剤でも接着できないので積層強度が低くな
る。従って、この部分もスクラップとして捨てなければ
ならない。又、発泡シートの端部を突き合わせて熱融着
すると、突き合わせ面に隙間ができたり、盛り上がりを
生じ易く、接合面積も少ないので高い接合強度が得られ
ない。
【0006】厚物の発泡体とするため厚みの薄い発泡シ
ートを積層するには、中継ぎ用テープとして両面粘着テ
ープを使用することも考えられるが、両面粘着テープは
常温で両面とも粘着性を有するので、ラミネート装置を
移送される間にガイドロールなどに触れて巻きついた
り、粘着力のために張力に異常を生じて発泡シートが切
断したりするという問題がある。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解消し、中継
ぎ部分がスクラップとして捨てられることなく、この上
に別の発泡シート等を積層して厚物の発泡体としても中
継ぎ部分が盛り上がったりせず、又、中継ぎされた発泡
シートを中継ぎ用テープともに他の被着体に接着して積
層強度の高いものとすることができる中継ぎ用テープ及
び発泡体の積層構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明中
継ぎ用テープは、基材の片面に感圧性粘着剤層が設けら
れ、他面にはホットメルト型接着剤層が設けられてなる
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の本発明中継ぎ用テープは、
請求項1記載の中継ぎ用テープであって、基材が織布も
しくは不織布からなり、該基材を構成する繊維が間隔を
あけて配置されることにより、基材の表裏に通じる多数
の開口部が形成されてなることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項3記載の本発明中継ぎ用テープは、
一軸延伸された合成樹脂フイルムが延伸方向に沿って割
膜されてなる繊維が間隔をあけて縦方向、横方向に並列
され、繊維の交叉部が接合されることにより基材の表裏
に通じる多数の開口部が形成されてなる不織布の一面に
感圧性粘着剤層が設けられ、該不織布の他面には網目状
のホットメルト型接着剤層が設けられ、該ホットメルト
型接着剤層と上記感圧性粘着剤層とが上記不織布の繊維
間に形成された開口部において接着されてなることを特
徴とするものである。
【0011】又、請求項4記載の本発明発泡体の積層構
造は、2枚の合成樹脂発泡シートの端面同士が突き合わ
されてなる突き合わせ部の少なくとも片面から、請求項
1乃至請求項3記載の中継ぎ用テープの感圧性粘着剤層
が貼り合わされることにより中継ぎされ、上記中継ぎ用
テープのホットメルト型接着剤層に他の発泡シートもし
くは被着体が接着されてなることを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明中継ぎ用テープに使用できる基材と
してポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ビニ
ロン等の合成樹脂やセロハン等のフイルム、又、上記合
成樹脂繊維や天然繊維、ガラス繊維等からなり、撚糸と
なされて交互に織られた寒冷紗のような織布、又、単繊
維を重ねて繊維同士の交点を熱融着もしくはバインダー
で結着してなる不織布や、不織布を紙状に圧縮したもの
等が挙げられる。
【0013】更に、ポリエチレンやポリプロピレン等の
合成樹脂フイルムを一軸延伸し、これを延伸方向に沿っ
て割膜してなる繊維が適宜間隔をあけて並列に並べら
れ、この並列方向を交叉させて縦横方向に重ねられ、各
繊維同士の交点が接着されてなる経緯直交不織布は薄く
て強度が大であり、繊維同士の間に多数の開口部が形成
された網目状となるので特に好ましい。
【0014】このような経緯直交不織布としては、例え
ば日石プラスチック社製,商品名:日石ワリフ、積水ソ
フ社製,商品名:経緯直交積層不織布等が挙げられる。
【0015】上記基材の引張強度は5〜30kg/cm
2 程度のものが好ましい。不織布の場合は、目付量が2
0〜200g/m2 のものが厚み、強度等の面で好まし
い。又、上記織布や経緯直交不織布などは、繊維と繊維
との間に間隔が設けられることにより基材の表裏に通じ
る多数の開口部が形成されて網目状となる。この開口部
による開口率は30〜70%であることが好ましい。こ
れは、開口部を通して粘着剤層とホットメルト型粘着剤
とを接着できるので、全体が強固に接合された積層体と
することができるためである。
【0016】上記の経緯直交不織布などは網目状である
から、この一面に感圧性粘着剤層を設けるにはロールコ
ーターなどを用いて直接塗布することは困難である。従
って、別途離型紙面に粘着剤を塗布乾燥して形成した粘
着剤層を上記不織布面に貼り合わせる転写法によるのが
好ましい。上記転写法によれば、感圧性粘着剤層は不織
布の繊維間の開口部にも連続面として形成される。
【0017】感圧性粘着剤層はアクリル系樹脂、ゴム系
のポリマーをベースとし、これに粘着付与樹脂等が添加
されてなる一般に粘着テープ用として使用されているも
のが使用できるが、被着体である発泡シートの材質に合
わせて選定される。例えば、積水化学工業社製,商品
名:エスダイン#7853、綜研化学社製,商品名:S
Kダイン1717,同1720、又、各社で製造されて
いるゴム系粘着剤等が挙げられる。
【0018】ホットメルト型接着剤層は、ポリオレフィ
ン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリウレタン系
等のものが使用できる。これらは予めフイルム状に成形
したものや、繊維状とし蜘蛛の巣状や不織布などのよう
に立体構造の網目状になされたものを基材及び感圧性粘
着剤層に貼り合わせるか、溶融状態のものを点状に塗布
するなどして基材に積層することができる。
【0019】ホットメルト型接着剤層として上記のよう
な立体構造からなる網目状のものを用いると、これを加
熱溶融して接着する際にフイルム状のものよりも熱風や
熱線(赤外線、遠赤外線等)が透過し易く、そのために
網目状の接着剤層の表面だけでなく、その内層部全体が
同時に熱を受けて活性化される。且つ、このような接着
剤層はフイルム状のものよりも表面積が大であるため受
熱面積が大きく、接着剤層全体の熱活性化が極めて短時
間に行われる。その結果、本発明中継ぎ用テープの製造
時間が短くてすみ、能率的に製造することができる。
【0020】発泡シートが強度を有したまま熱融着可能
とするために、ホットメルト型接着剤層の活性化温度は
70〜150℃であるものが好ましい。これにより、イ
ンラインの作業においてガイドロール等の熱によりガイ
ドロール等に付着したりすることなく、ラミネーター等
の貼り合わせ装置の加熱ゾーンを通過する際に受ける熱
により溶融し、充分な接着力が得られる。
【0021】上記基材と粘着剤層及びホットメルト型接
着剤層との合計厚みは1mm以下であることが好まし
い。1mmを超えると中継ぎ部分が目立ち、この部分に
他の材料を積層するとその部分の厚みが大きくなって盛
り上がることになる。
【0022】上記本発明の中継ぎ用テープはホットメル
ト型接着剤層の軟化点以下の温度範囲であれば従来の粘
着テープとしても使用できるが、積層して厚物の発泡体
とするための合成樹脂発泡シートの接続及び積層に用い
て特に好適である。発泡シートの材料としてはポリオレ
フィン系樹脂、塩化ビニル等の樹脂、ゴム等からなるも
のが使用できる。
【0023】ポリオレフィン系樹脂とは、オレフィン系
炭化水素の重合体もしくは共重合体であり、例えば、低
密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エチル共重合体、エチレン−アクリル酸アミド共重合
体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体等の1種又は
2種以上の混合物を挙げることができる。
【0024】本発明中継ぎ用テープを製造するには、押
出機を用いて所定量でホットメルト型接着剤をフイルム
状に押出したもの、又はホットメルト接着剤を繊維状と
し、これを蜘蛛の巣状や不織布状などの網目状となされ
たものを基材の片面に粘着剤もしくは接着剤を用いて貼
り合わせるか、又は熱融着により貼り合わせる。次に、
例えば別途離型紙面に形成した感圧性粘着剤層を上記基
材の他面に貼り合わせ、離型紙とともに巻き取って製品
とすることにより得られる。
【0025】ホットメルト型接着剤は、上記のように一
旦フイルム状に押出し成形したものや網目状となされた
ものを基材に貼り合わせる方法の他、基材面に直接溶融
押出しながら積層してもよい。又、離型紙面に設けられ
た感圧性粘着剤層を離型紙とともに基材に貼り合わせた
後、該基材の他面にホットメルト型接着剤層を上記の方
法で設けてもよい。
【0026】請求項1乃至請求項3記載の中継ぎ用テー
プは、例えば図3に示すように、2枚の発泡シート22
と23の端面同士を突き合わせた突き合わせ部の両面か
ら中継ぎ用テープ1aの感圧性粘着剤層12で接合し、
該中継ぎ用テープ1aの他面のホットメルト型接着剤層
13aを溶融して、例えば鉄板や木材等の被着体3に熱
融着して貼り付け、発泡シート22、23の他の部分は
感圧性粘着剤やホットメルト型接着剤により貼り付けて
固定することもできる。
【0027】上記中継ぎ用テープは、発泡シートが非発
泡シートであっても使用することができ、図3のような
使用方法の場合では、この中継ぎ用テープは単なる中継
ぎ用としてでなく、製品の一部として利用できるもので
ある。
【0028】
【作用】請求項1記載の本発明中継ぎ用テープは、基材
の片面に設けられた感圧性粘着剤層により接合される発
泡シートに対して充分な初期接着力を発揮し、基材が有
する引張強度により接合された発泡シート間の切断を防
止する。基材の他面に設けられたホットメルト型接着剤
層が、該層上に積層される発泡シートと熱融着されるこ
とにより強固に接着・積層される。
【0029】請求項2記載の本発明中継ぎ用テープは、
基材の表裏に通じる多数の開口部において表面の感圧性
粘着剤層と裏面のホットメルト型接着剤層とが接着され
て強固な積層構造とすることができる。
【0030】請求項3記載の本発明中継ぎ用テープは、
基材の多数の開口部において感圧性粘着剤層とホットメ
ルト型接着剤層とが接着されて強固な積層構造となり、
ホットメルト型接着剤層が網目状であるため赤外線、遠
赤外線や熱風等が透過し易く、その内層部全体が同時に
熱を受けて活性化される。且つ、このような接着剤層は
フイルム状のものよりも表面積が大であるため受熱面積
が大きく、接着剤層全体の熱活性化が極めて短時間に行
われる。その結果、製品の製造スピードを上げ、能率的
に製造することができる。
【0031】請求項4記載の発泡体の積層構造は、請求
項1乃至請求項3記載の中継ぎ用テープを用いて接合さ
れた発泡シートの少なくとも一面に、中継ぎ用テープの
ホットメルト型接着剤を利用して他の発泡シートもしく
は被着体が積層されるので、中継ぎ用テープそのものが
他の発泡シートもしくは被着体に接着されてすぐれた積
層強度を有するものとなり、又、表面に盛り上がりのな
い厚物の発泡体とすることもできる。
【0032】
【実施例】次に本発明中継ぎ用テープの実施例を図面を
参照して説明する。 (実施例1)図1は請求項1記載の本発明中継ぎ用テー
プの実施例を示す断面図であり、目付量30g/m2
ポリエステル繊維からなる不織布11の片面に溶剤系の
2液型アクリル粘着剤層12(積水化学工業社製 商品
名:エスダイン#7853)が固形分で120g/m2
になるよう塗布、乾燥して設けられ、他面にホットメル
ト型フイルム13(ヒロダイン工業社製 商品名:ヒロ
ダイン7550,メルトインデックス38g/10分/
190℃、軟化点(R&B法)116℃,比重0.95
0)が押出しコーティングにより50g/m2 で設けら
れ50mm幅にスリットされたものである。
【0033】(実施例2)基材として一軸延伸された高
密度ポリエチレンフイルムが延伸方向に沿って割膜され
てなる繊維が縦方向、横方向に交叉接合されてなる不織
布(日石プラスチック社製 商品名:日石ワリフS−T
坪量23g/m2 ,厚み0.13mm)の片面に実施
例1で用いたものと同じ感圧性粘着剤層が転写法により
設けられ、他面に立体的な蜘蛛の巣状に形成されたポリ
アミド系ホットメルト樹脂(ダイセル社製 商品名:ダ
イアミドスパン#1000 目付量25g/m2 )が上
記不織布の繊維間の隙間を介して上記感圧性粘着剤層に
積層され、50mm幅にスリットされてなる(図示
略)。
【0034】(実施例3)実施例2の基材不織布の代わ
りにスフ(アンドー社製,商品名:寒冷紗60×60,
幅50mm)を用いた他は実施例2と同様の中継ぎ用テ
ープである(図示略)。
【0035】(実施例4)図2は請求項4記載の発泡体
の積層構造の実施例を示す断面図である。厚み5mmの
2枚の架橋ポリエチレン発泡シート22と23、24と
25、26と27の端面同士が突き合わされ、それぞれ
の突き合わせ部の両面に、実施例2の中継ぎ用テープの
感圧性粘着剤層12が貼り付けられ、該中継ぎ部のホッ
トメルト型接着剤層13と、中継ぎされた他の発泡シー
トが熱融着され、最外層に継ぎ目のない発泡シート21
がホットメルト型接着剤層13と熱融着され、且つ発泡
シート21と22、21と23の重ね合わせ面も熱融着
により接着積層されてなる。
【0036】この厚物の発泡体2の積層構造は中継ぎ部
が外側から見えず、又、中継ぎ部が盛り上がらないので
外観がよく、更に中継ぎ用テープと発泡シートとの重ね
部分が離れたりせず積層強度の強いものであった。
【0037】(実施例5)図3は請求項4記載の発泡体
の積層構造の他の実施例を示す断面図であり、2枚の発
泡シート22と23の端面同士を突き合わせた突き合わ
せ部の両面から中継ぎ用テープ1a、1bの感圧性粘着
剤層12、12で接合し、該中継ぎ用テープ1aの他面
のホットメルト型接着剤層13aを溶融して木材3に熱
融着で貼り付けたものである。中継ぎ用テープ1aが貼
り付けられた部分以外の発泡シート22、23はゴム系
溶剤型粘着剤により木材3に積層されてなる。得られた
積層構造は中継ぎ用テープ1a及び発泡シート22、2
3全面が木材3に強固に接着されたものであった。
【0038】(実施例6)図4は請求項4記載の発泡体
の積層構造の他の実施例を示す断面図であり、厚み4m
mの2枚の架橋ポリエチレン発泡シート41、42の端
面同士が突き合わされてなる突き合わせ部の片面に実施
例2の中継ぎ用テープ10が感圧性粘着剤層12により
貼り合わされてなる。更に、中継ぎされた上記発泡シー
ト41、42が中継ぎ用テープ10のホットメルト型接
着剤13により、鉄板からなる折板屋根材5の片面に貼
り合わされたものである。
【0039】尚、中継ぎ用テープ10が貼り付けられた
部分以外の発泡シート41、42は折板屋根材5に予め
塗布されたゴム系ホットメルト型接着剤により接着され
てなる。この発泡体4と折板屋根材5との積層構造は中
継ぎテープ10が外側から見えず、又、中継ぎ部が盛り
上がらないので外観がよく、更に中継ぎ用テープ10と
折板屋根材5との接着は強固なものであった。
【0040】(比較例1)クラフト紙の片面にアクリル
系粘着剤層が設けられ、他面がシリコン離型処理されて
なる粘着テープ(積水化学工業社製 商品名:クラフト
テープ#500,幅50mm)を用いた(図示略)。
【0041】(比較例2)不織布を基材とし、両面にア
クリル系粘着剤層が設けられてなる両面粘着テープ(積
水化学工業社製 商品名:ダブルタックテープ#57
0,幅50mm)を用いた。
【0042】性能評価 作業性 2枚の発泡シート(架橋ポリエチレン発泡体 積水化学
工業社製 商品名:ソフトロンS3005,発泡倍率3
0倍,厚み5mm)端部同士を突き合わせ、突き合わせ
部の片面に実施例1、2、3及び比較例1、2の中継ぎ
用テープの感圧性粘着剤層を貼り付けたものについて以
下の項目を調べた。 (1)ラミネーターのガイドロール等への巻きつきの有
無を観察した。 (2)ラミネーターの張力による中継ぎ部の剥離・切断
の有無を観察した。 (3)180℃の熱融着加工部の熱と、厚みを1/2に
圧縮した状態で10m/分の速度で上記中継ぎ用テープ
のホットメルト接着剤面と発泡シートとをラミネートし
たものを用いて、中継ぎ部の発泡シート同士の端部の開
きの有無、及び中継ぎ用テープのホットメルト型接着剤
層とラミネートした発泡シートとの熱融着状態を観察し
た。
【0043】引張強度 上記と同じ架橋ポリエチレンの発泡シート2枚の端部同
士を突き合わせ、この突き合わせ部の両面から50mm
幅の粘着テープを貼り付けて接合し、50mm幅の短冊
状に切取り、接合部の両側から発泡シートを手で引張っ
た。 ○:接合部以外で発泡シートが切断したもの △:片面の粘着テープが剥がれたもの ×:両面の粘着テープが剥がれたもの
【0044】熱融着性 上記(3)の条件で中継ぎ用テープのホットメルト接着
剤面と発泡シートとを貼り合わせたものにつき、貼り合
わせ面を手でゆっくりと剥がして発泡シートの破壊状態
を調べた。 ○:貼り合わせ面積の50%以上が破壊 ×:貼り合わせ面積の50%未満が破壊 以上の結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1で明らかなように、実施例のものはい
ずれもラミネーターによる作業性、ホットメルト接着剤
による発泡シートとの積層強度にすぐれていることが判
る。特に実施例2のものは製造においてホットメルト接
着剤と不織布基材との熱接着作業を非常に早く行うこと
ができた。一方、比較例1のものはクラフトテープの背
面がシリコン離型処理されているので、この部分は発泡
シートと熱融着できず積層不良であり、比較例2のもの
は両面粘着テープを用いたので、ラミネーターのロール
に巻きつき、そのときに受ける張力により中継ぎ部が切
断されることが多発した。
【0047】
【発明の効果】本発明中継ぎ用テープは以上の構成であ
り、請求項1記載の中継ぎ用テープは接合される発泡シ
ートに対して、基材の片面に設けられた感圧性粘着剤層
により充分な初期接着力を発揮し、基材の他面に設けら
れたホットメルト型接着剤層が、該層上に積層される発
泡シートと熱融着されることにより強固に接着・積層さ
れる。そして、中継ぎ部分がスクラップとして捨てられ
ることなく、有効に利用できる。
【0048】請求項2記載の本発明中継ぎ用テープによ
ると、基材の表裏に通じる多数の開口部において表面の
感圧性粘着剤層と裏面のホットメルト型接着剤層とが接
着されて強固な積層構造が得られる。
【0049】請求項3記載の中継ぎ用テープによると、
基材の繊維間に形成される開口部において感圧性粘着剤
層とホットメルト型接着剤層とが接着されて強固な積層
構造となり、ホットメルト型接着剤層が網目状であるた
め、熱融着のための熱を受けるとその溶融が早く、製品
の製造スピードを上げることができるので能率的に製造
できる。そして、中継ぎ部分がスクラップとして捨てら
れることなく、有効に利用できる。
【0050】又、請求項4記載の発泡体の積層構造によ
ると、請求項1乃至請求項3記載の中継ぎ用テープを用
いて接合された発泡シートの少なくとも一面に、中継ぎ
用テープのホットメルト型接着剤を利用して他の発泡シ
ートもしくは被着体が積層されるので、中継ぎ用テープ
そのものが他の発泡シートもしくは被着体に接着されて
すぐれた積層強度を有するものとなり、又、表面に盛り
上がりのない厚物の発泡体とすることもできる。又、中
継ぎ部分がスクラップとして捨てられることなく有効に
利用できる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明中継ぎ用テープの実施例を示す断面図。
【図2】本発明発泡体の積層構造の実施例を示す断面
図。
【図3】本発明発泡体の積層構造の他の実施例を示す断
面図。
【図4】本発明発泡体の積層構造の更に他の実施例を示
す断面図。
【図5】従来の中継ぎ状態の例を示す断面図。
【図6】従来の中継ぎ状態の他の例を示す断面図。
【図7】従来の中継ぎ状態の更に他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1,1a,1b,10:中継ぎ用テープ 2 :厚物の発泡シート 3 :木材 4,6,21,22,23,24:25,26,27,
41,42:発泡シート 5 :折板屋根材 7 :片面粘着テープ 8 :熱融着部 11:不織布 12:感圧性粘着剤層 13,13a:ホットメルト型接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の片面に感圧性粘着剤層が設けら
    れ、他面にはホットメルト型接着剤層が設けられてなる
    ことを特徴とする中継ぎ用テープ。
  2. 【請求項2】 基材が織布もしくは不織布からなり、該
    基材を構成する繊維が間隔をあけて配置されることによ
    り、基材の表裏に通じる多数の開口部が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の中継ぎ用テープ。
  3. 【請求項3】 一軸延伸された合成樹脂フイルムが延伸
    方向に沿って割膜されてなる繊維が間隔をあけて縦方
    向、横方向に並列され、繊維の交叉部が接合されること
    により基材の表裏に通じる多数の開口部が形成されてな
    る不織布の一面に感圧性粘着剤層が設けられ、該不織布
    の他面には網目状のホットメルト型接着剤層が設けら
    れ、該ホットメルト型接着剤層と上記感圧性粘着剤層と
    が上記不織布の繊維間に形成された開口部において接着
    されてなることを特徴とする中継ぎ用テープ。
  4. 【請求項4】 2枚の合成樹脂発泡シートの端面同士が
    突き合わされてなる突き合わせ部の少なくとも片面か
    ら、請求項1乃至請求項3記載の中継ぎ用テープの感圧
    性粘着剤層が貼り合わされることにより中継ぎされ、上
    記中継ぎ用テープのホットメルト型接着剤層に他の発泡
    シートもしくは被着体が接着されてなることを特徴とす
    る発泡体の積層構造。
JP5299721A 1993-11-30 1993-11-30 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造 Pending JPH07150122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5299721A JPH07150122A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5299721A JPH07150122A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07150122A true JPH07150122A (ja) 1995-06-13

Family

ID=17876168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5299721A Pending JPH07150122A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07150122A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317162A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Nippon Petrochemicals Co Ltd 直交積層不織布を用いた粘着テープ用基布およびこれを用いた粘着テープ
JP2007125873A (ja) * 2005-10-03 2007-05-24 Sekisui Chem Co Ltd 積層成形体
JP2014159147A (ja) * 2013-02-21 2014-09-04 Daiwa Gravure Co Ltd 繋ぎテープ
WO2022080340A1 (ja) * 2020-10-15 2022-04-21 米島フエルト産業株式会社 長尺発泡体シートの製造方法、複合材の製造方法、及び、長尺発泡体シート

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317162A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Nippon Petrochemicals Co Ltd 直交積層不織布を用いた粘着テープ用基布およびこれを用いた粘着テープ
JP2007125873A (ja) * 2005-10-03 2007-05-24 Sekisui Chem Co Ltd 積層成形体
JP2014159147A (ja) * 2013-02-21 2014-09-04 Daiwa Gravure Co Ltd 繋ぎテープ
WO2022080340A1 (ja) * 2020-10-15 2022-04-21 米島フエルト産業株式会社 長尺発泡体シートの製造方法、複合材の製造方法、及び、長尺発泡体シート
US12558858B2 (en) 2020-10-15 2026-02-24 Millefeuille Composite Corp. Method of manufacturing elongated foam sheet, method of manufacturing composite material and elongated foam sheet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391466B2 (ja) 弾性的および非弾性的な領域を有する複合材料帯状体
JP4866533B2 (ja) 細長い材料、特にケーブル・ルーム(loom)を包むための織物支持体を含んでなる接着テープ
CN1228188C (zh) 用于层压弹性织物的双重粘合剂应用
US20030198806A1 (en) Method for covering an elongated element, especially a loom of cables with an adhesive strip
US20090139637A1 (en) Noise-suppressing and highly abrasion-resistant tape intended especially for the bandaging of cable harnesses in motor vehicles
JP2516519B2 (ja) 断熱材の製造法
JP3284205B2 (ja) 強化粘着テープ
JP2005035148A (ja) 形状保持性材料、顔面マスク用ノーズクリップ及び顔面マスク
JPH07150122A (ja) 中継ぎ用テープ及び発泡体の積層構造
JP2025116223A (ja) 離型フィルム、離型フィルムの製造方法、及び回路基板の製造方法
JP2003193005A (ja) 粘着テープ
US20100129635A1 (en) Faced insulation and method of making same
RU175358U1 (ru) Композитный материал
JP2000001654A (ja) 手切れ性に優れた粘着テープ
KR100499766B1 (ko) 감압(感壓) 접착제로 피복된 라이너 없는 부직 루프 테이프 재료 어셈블리
JPH0631840A (ja) 断熱材もしくは断熱板の製造方法及び断熱材及び積層シート
JP3088642B2 (ja) 多層ホットメルトフィルムおよび積層体
JP2652437B2 (ja) 粘着テープ
JPH06316988A (ja) 断熱材、折板および折板の製造方法
CN210390328U (zh) 软质胶布热封无纺布
JP3088643B2 (ja) 非通気性表面材
CN113195957B (zh) 用于隔绝金属片材管道或腔体的自粘柔性矿棉层合材料
JP5014870B2 (ja) シート材の接合方法
JPH0948954A (ja) 防水通気性壁シート
JP2771173B2 (ja) 両面接着テープ