JPH07150259A - 連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置 - Google Patents
連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07150259A JPH07150259A JP29845193A JP29845193A JPH07150259A JP H07150259 A JPH07150259 A JP H07150259A JP 29845193 A JP29845193 A JP 29845193A JP 29845193 A JP29845193 A JP 29845193A JP H07150259 A JPH07150259 A JP H07150259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- cooling
- roll
- cooled
- continuous annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 120
- 238000000137 annealing Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011257 shell material Substances 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 7
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 6
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備,運転コストの上昇を回避しながらクー
リングバックルの発生を防止でき、ストリップの薄広
化,低炭素化に対応でき、生産性を向上できる連続焼鈍
炉における冷却方法及び装置を提供する。 【構成】 帯板冷却手段を有する連続焼鈍炉における帯
板冷却方法において、帯板の幅方向中央部の冷却速度よ
りも帯板の幅方向エッジ部の冷却速度を速くする。その
ために例えば、水冷ロール20のシェル厚を、ロール中
央部21aよりロール端部21bを薄くする。
リングバックルの発生を防止でき、ストリップの薄広
化,低炭素化に対応でき、生産性を向上できる連続焼鈍
炉における冷却方法及び装置を提供する。 【構成】 帯板冷却手段を有する連続焼鈍炉における帯
板冷却方法において、帯板の幅方向中央部の冷却速度よ
りも帯板の幅方向エッジ部の冷却速度を速くする。その
ために例えば、水冷ロール20のシェル厚を、ロール中
央部21aよりロール端部21bを薄くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯板(ストリップ)を
連続的に熱処理する連続熱処理炉(CAL)に関し、詳
細にはストリップを水冷ロール等によって冷却する際
に、該ストリップにクーリングバックル(冷却帯域にお
ける絞り疵)が発生するのを防止できるようにした冷却
方法及び装置に関する。
連続的に熱処理する連続熱処理炉(CAL)に関し、詳
細にはストリップを水冷ロール等によって冷却する際
に、該ストリップにクーリングバックル(冷却帯域にお
ける絞り疵)が発生するのを防止できるようにした冷却
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9及び図10は、一般的な連続焼鈍炉
のレイアウトを示す概略図である。この連続焼鈍炉1
は、予熱帯2,加熱帯3,均熱帯4と、該均熱帯4に続
くGJ(ガスジェット)冷却帯5及びRQ(ロールクェ
ンチ)冷却帯6と、さらに該冷却帯6に続く再加熱帯
7,OA(過時効)帯8,最終冷却帯9とで構成されて
いる。そして上記予熱帯2の前部には入側ルーパ10,
ペイオフリール11がそれぞれ配設されており、上記最
終冷却帯9の後部には出側ルーパ12,スキンパスミル
13及びコイラー14がそれぞれ配設されている。また
上記各帯2〜9内には多数の搬送ロール15が水平にか
つ互いに平行に配設されている。該各ロール15にスト
リップSが順次巻回されており、該ストリップSは各帯
2〜9を順次通過しながら所定の焼鈍パターンに沿って
熱処理される。
のレイアウトを示す概略図である。この連続焼鈍炉1
は、予熱帯2,加熱帯3,均熱帯4と、該均熱帯4に続
くGJ(ガスジェット)冷却帯5及びRQ(ロールクェ
ンチ)冷却帯6と、さらに該冷却帯6に続く再加熱帯
7,OA(過時効)帯8,最終冷却帯9とで構成されて
いる。そして上記予熱帯2の前部には入側ルーパ10,
ペイオフリール11がそれぞれ配設されており、上記最
終冷却帯9の後部には出側ルーパ12,スキンパスミル
13及びコイラー14がそれぞれ配設されている。また
上記各帯2〜9内には多数の搬送ロール15が水平にか
つ互いに平行に配設されている。該各ロール15にスト
リップSが順次巻回されており、該ストリップSは各帯
2〜9を順次通過しながら所定の焼鈍パターンに沿って
熱処理される。
【0003】ここで、上記搬送ロール15には、ストリ
ップSの蛇行を防止するために該ロールの中央部の径を
端部より大きくした凸型クラウンを有するハースロール
が一般に用いられている。
ップSの蛇行を防止するために該ロールの中央部の径を
端部より大きくした凸型クラウンを有するハースロール
が一般に用いられている。
【0004】ところで、上記加熱帯3から均熱帯4にか
けての熱処理中に、ストリップSにヒートバックルと呼
ばれる絞り疵が発生する場合がある。この絞り疵が生じ
る原因は以下の通りと考えられている。即ち、昇温によ
り軟化したストリップが不均一引張り変形により、上記
凸型クラウンを有するハースロールの手前で縦皺を生
じ、これがロールに乗り上げて座屈し、絞り疵になると
考えられている。
けての熱処理中に、ストリップSにヒートバックルと呼
ばれる絞り疵が発生する場合がある。この絞り疵が生じ
る原因は以下の通りと考えられている。即ち、昇温によ
り軟化したストリップが不均一引張り変形により、上記
凸型クラウンを有するハースロールの手前で縦皺を生
じ、これがロールに乗り上げて座屈し、絞り疵になると
考えられている。
【0005】上記ヒートバックルの発生を防止するため
に、従来、ストリップの炉内通板張力をストリップの抗
張力以下に設定する方法(特公昭62−37696号公
報参照)、あるいはロールのクラウンを可変制御するハ
ースロールクラウン制御装置が提案されている(特開平
4−202718号公報参照)。
に、従来、ストリップの炉内通板張力をストリップの抗
張力以下に設定する方法(特公昭62−37696号公
報参照)、あるいはロールのクラウンを可変制御するハ
ースロールクラウン制御装置が提案されている(特開平
4−202718号公報参照)。
【0006】一方、上記ヒートバックルに対してクーリ
ングバックルと呼ばれる絞り疵が発生することも知られ
ている。これは上記GJ冷却帯5,RQ冷却帯6,OA
帯8,及び最終冷却帯9等での冷却時に生じる現象であ
り、なかでも上記RQ冷却帯6で発生し易い。この冷却
帯6では内部に冷却水が供給される水冷ロール16が用
いられており、該水冷ロール16でストリップSを急冷
することによりクーリングバックルが発生するものと考
えられる。
ングバックルと呼ばれる絞り疵が発生することも知られ
ている。これは上記GJ冷却帯5,RQ冷却帯6,OA
帯8,及び最終冷却帯9等での冷却時に生じる現象であ
り、なかでも上記RQ冷却帯6で発生し易い。この冷却
帯6では内部に冷却水が供給される水冷ロール16が用
いられており、該水冷ロール16でストリップSを急冷
することによりクーリングバックルが発生するものと考
えられる。
【0007】また、近年ではストリップの幅広化,薄板
化とともに、焼鈍後の硬度が極めて柔らかい極低炭素鋼
板の生産が増大しており、このようなストリップを連続
焼鈍する場合にも上述のクーリングバックルの発生が著
しい。
化とともに、焼鈍後の硬度が極めて柔らかい極低炭素鋼
板の生産が増大しており、このようなストリップを連続
焼鈍する場合にも上述のクーリングバックルの発生が著
しい。
【0008】このようなクーリングバックルを防止する
ために、従来、搬送ロールの温度上昇によるヒートクラ
ウンを積極的に制御する方法が提案されている(特開昭
62−256922号公報参照)。この方法は、均熱帯
と冷却帯との間にロール室を設け、該ロール室に高温ガ
スを吹き込んで搬送ロールの温度をストリップと同じ温
度に保持し、これによりヒートクラウンの増大を防止し
てクーリングバックルを防止するものである。
ために、従来、搬送ロールの温度上昇によるヒートクラ
ウンを積極的に制御する方法が提案されている(特開昭
62−256922号公報参照)。この方法は、均熱帯
と冷却帯との間にロール室を設け、該ロール室に高温ガ
スを吹き込んで搬送ロールの温度をストリップと同じ温
度に保持し、これによりヒートクラウンの増大を防止し
てクーリングバックルを防止するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
公報によるクーリングバックル防止方法のような、ロー
ル室に高温ガスを吹き込んでヒートクラウンを制御する
ことは困難である。即ち、上記ロール室には均熱帯から
の高温ガス,及び冷却帯からの冷却ガスが流入すること
から、搬送ロールを所定温度に維持制御することは困難
である。しかも上記従来方法では、加熱装置を別途設け
る必要があることから、設備コスト,運転コストが上昇
するという問題もある。
公報によるクーリングバックル防止方法のような、ロー
ル室に高温ガスを吹き込んでヒートクラウンを制御する
ことは困難である。即ち、上記ロール室には均熱帯から
の高温ガス,及び冷却帯からの冷却ガスが流入すること
から、搬送ロールを所定温度に維持制御することは困難
である。しかも上記従来方法では、加熱装置を別途設け
る必要があることから、設備コスト,運転コストが上昇
するという問題もある。
【0010】連続焼鈍炉では、各炉帯内のストリップの
状況が十分に把握できず、いわばブラックボックスの状
態にあり、上記クーリングバックルの発生原因について
はこれまで明確なことは判っていなかった。そのため、
現状では連続焼鈍炉におけるクーリングバックルの防止
に有効な手段が見出せず、その結果、材質,板寸法等の
如何によって、高コストとなるバッチ焼鈍処理を行わざ
るを得ないのが現状である。
状況が十分に把握できず、いわばブラックボックスの状
態にあり、上記クーリングバックルの発生原因について
はこれまで明確なことは判っていなかった。そのため、
現状では連続焼鈍炉におけるクーリングバックルの防止
に有効な手段が見出せず、その結果、材質,板寸法等の
如何によって、高コストとなるバッチ焼鈍処理を行わざ
るを得ないのが現状である。
【0011】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、設備,運転コストの上昇を回避しながらクーリング
バックルの発生を防止でき、ストリップの薄広化,低炭
素化に対応でき、生産性を向上できる連続焼鈍炉におけ
る冷却方法及び装置を提供することを目的としている。
で、設備,運転コストの上昇を回避しながらクーリング
バックルの発生を防止でき、ストリップの薄広化,低炭
素化に対応でき、生産性を向上できる連続焼鈍炉におけ
る冷却方法及び装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは、クーリ
ングバックルが発生するメカニズムを解明するために、
熱せられたストリップが水冷ロールで冷却される際の内
部応力状態と変形について詳細に調査するとともに、操
業炉による実験を繰り返し行うことにより、クーリング
バックルの原因を明らかにし、本発明をなすに至った。
ングバックルが発生するメカニズムを解明するために、
熱せられたストリップが水冷ロールで冷却される際の内
部応力状態と変形について詳細に調査するとともに、操
業炉による実験を繰り返し行うことにより、クーリング
バックルの原因を明らかにし、本発明をなすに至った。
【0013】まず、図10に示すように、GJ冷却帯5
では、ストリップSは、ノズルから噴射される冷却ガス
により、通常均熱帯4の出口温度700〜800℃から
RQ冷却帯6の入口温度500〜600℃まで15〜2
0秒程度の時間でもって、幅方向に略均一に冷却され
る。なお、厳密には板厚が厚くなるほど端面からの冷却
が進むため、最エッジの冷却が若干速くなる傾向を示す
が、本発明が問題としているクーリングバックルの発生
し易い板厚は1mm以下であり、このようなストリップは
幅方向に略均一に冷却されると考えてよい。
では、ストリップSは、ノズルから噴射される冷却ガス
により、通常均熱帯4の出口温度700〜800℃から
RQ冷却帯6の入口温度500〜600℃まで15〜2
0秒程度の時間でもって、幅方向に略均一に冷却され
る。なお、厳密には板厚が厚くなるほど端面からの冷却
が進むため、最エッジの冷却が若干速くなる傾向を示す
が、本発明が問題としているクーリングバックルの発生
し易い板厚は1mm以下であり、このようなストリップは
幅方向に略均一に冷却されると考えてよい。
【0014】上述のような冷却履歴を経たストリップS
は、RQ冷却帯6では、水冷ロールにより幅方向に不均
一な冷却を受けつつ引張り曲げ変形を受けることとな
る。即ち、水冷ロールに関して言えば、図11〜図13
に示すように、水冷ロール16のクラウン形状は凸型又
はフラット型が一般に採用されているが、フラット型で
あってもストリップSからの入熱によりサーマルクラウ
ンが発達する。従ってロールプロフィルは大略凸型のク
ラウンとなっている。このような凸型クラウンのロール
16に、ある張力でストリップSが巻き付くと、ストリ
ップSの幅方向張力分布及び接触面圧分布は、図13に
示すように、エッジ部S2よりも中央部S1(図中、斜
線部分)が高くなるような分布を示すことになる。
は、RQ冷却帯6では、水冷ロールにより幅方向に不均
一な冷却を受けつつ引張り曲げ変形を受けることとな
る。即ち、水冷ロールに関して言えば、図11〜図13
に示すように、水冷ロール16のクラウン形状は凸型又
はフラット型が一般に採用されているが、フラット型で
あってもストリップSからの入熱によりサーマルクラウ
ンが発達する。従ってロールプロフィルは大略凸型のク
ラウンとなっている。このような凸型クラウンのロール
16に、ある張力でストリップSが巻き付くと、ストリ
ップSの幅方向張力分布及び接触面圧分布は、図13に
示すように、エッジ部S2よりも中央部S1(図中、斜
線部分)が高くなるような分布を示すことになる。
【0015】一方、ストリップSに関して言えば、引張
り曲げ変形を受けることにより、いわゆる鞍型変形が生
じてストリップSのエッジ部S2が浮いた状態となる
(図11,図13参照)。このため中央部S1の接触面
圧はエッジ部S2よりも大きくなり、しかも接触面圧の
高い中央部S1の冷却速度が速くなることから、該部分
の熱収縮により中央部S1の張力は大きくなる。
り曲げ変形を受けることにより、いわゆる鞍型変形が生
じてストリップSのエッジ部S2が浮いた状態となる
(図11,図13参照)。このため中央部S1の接触面
圧はエッジ部S2よりも大きくなり、しかも接触面圧の
高い中央部S1の冷却速度が速くなることから、該部分
の熱収縮により中央部S1の張力は大きくなる。
【0016】これらの結果、上記RQ冷却帯6では、ス
トリップSの中央部S1はエッジ部S2に比べて引張り
曲げ変形量が増大し、該中央部S1に中伸びが形成され
易くなっている。この傾向はOA帯や最終冷却帯につい
ても同様のことが言える。
トリップSの中央部S1はエッジ部S2に比べて引張り
曲げ変形量が増大し、該中央部S1に中伸びが形成され
易くなっている。この傾向はOA帯や最終冷却帯につい
ても同様のことが言える。
【0017】以上のことから、RQ冷却帯6から最終冷
却帯にかけてのストリップSはほとんど中伸び形状とな
っていることが判明した。この中伸びは、上述の極低炭
素鋼板のような軟質材や薄広材の場合に顕著に現れるこ
とも判った。この点は、実験的に熱処理炉を緊急停止し
て炉内を観察することにより確認されている。
却帯にかけてのストリップSはほとんど中伸び形状とな
っていることが判明した。この中伸びは、上述の極低炭
素鋼板のような軟質材や薄広材の場合に顕著に現れるこ
とも判った。この点は、実験的に熱処理炉を緊急停止し
て炉内を観察することにより確認されている。
【0018】このような中伸び形状のストリップSは、
張力の作用によって隣接するハースロール間で幅方向中
央部S1に大きな縦皺を発生し易く、ストリップSが後
続のハースロールに巻きついていく際に上記縦皺がロー
ルに乗り上げて絞り疵(クーリングバックル)となり易
い。この傾向は、上述の極低炭素鋼のような極めて軟質
の材料や薄広材で特に顕著に現れ易い。
張力の作用によって隣接するハースロール間で幅方向中
央部S1に大きな縦皺を発生し易く、ストリップSが後
続のハースロールに巻きついていく際に上記縦皺がロー
ルに乗り上げて絞り疵(クーリングバックル)となり易
い。この傾向は、上述の極低炭素鋼のような極めて軟質
の材料や薄広材で特に顕著に現れ易い。
【0019】ここで、図14は、バックリングが発生す
る限界張力とストリップ形状との関係を示す特性図であ
り、中伸びが大きくなると限界張力が急激に低下し、ク
ーリングバックルが発生し易くなっていることがわか
る。また図15は、最終冷却帯におけるハースロールと
ストリップとの温度差と、バックリング発生限界張力と
の関係を示す特性図である。同図において、ストリップ
温度に対してハースロール温度が低い場合(▲印参照)
は、ストリップに急激な熱収縮による幅方向圧縮力が作
用し、ますますクーリングバックルが発生し易くなって
いることも判明した。
る限界張力とストリップ形状との関係を示す特性図であ
り、中伸びが大きくなると限界張力が急激に低下し、ク
ーリングバックルが発生し易くなっていることがわか
る。また図15は、最終冷却帯におけるハースロールと
ストリップとの温度差と、バックリング発生限界張力と
の関係を示す特性図である。同図において、ストリップ
温度に対してハースロール温度が低い場合(▲印参照)
は、ストリップに急激な熱収縮による幅方向圧縮力が作
用し、ますますクーリングバックルが発生し易くなって
いることも判明した。
【0020】本発明者等は、以上述べたように、冷却帯
以降で生じるクーリングバックルの一次要因は、RQ冷
却帯での中伸びの発生であることを見出し、この中伸び
の発生を抑制することによってクーリングバックルの発
生を防止できることに想到し、本発明を成したものであ
る。
以降で生じるクーリングバックルの一次要因は、RQ冷
却帯での中伸びの発生であることを見出し、この中伸び
の発生を抑制することによってクーリングバックルの発
生を防止できることに想到し、本発明を成したものであ
る。
【0021】そこで請求項1の発明は、帯板冷却手段を
有する連続焼鈍炉における帯板冷却方法において、帯板
の幅方向中央部の冷却速度よりも帯板の幅方向エッジ部
の冷却速度を速くすることを特徴としている。
有する連続焼鈍炉における帯板冷却方法において、帯板
の幅方向中央部の冷却速度よりも帯板の幅方向エッジ部
の冷却速度を速くすることを特徴としている。
【0022】また請求項2〜4の発明は、請求項1の発
明方法を実施するための連続焼鈍炉における帯板冷却装
置であり、請求項1の発明は、水冷ロールのシェル厚
を、ロール中央部よりロール端部を薄くしたことを特徴
としており、請求項3の発明は、上記水冷ロールのシェ
ル熱伝導度を、ロール中央部よりロール端部を大きくし
たことを特徴としており、さらに請求項4の発明は、上
記水冷ロールを軸方向中央部に凹状のクラウンを有する
ものとしたことを特徴としている。
明方法を実施するための連続焼鈍炉における帯板冷却装
置であり、請求項1の発明は、水冷ロールのシェル厚
を、ロール中央部よりロール端部を薄くしたことを特徴
としており、請求項3の発明は、上記水冷ロールのシェ
ル熱伝導度を、ロール中央部よりロール端部を大きくし
たことを特徴としており、さらに請求項4の発明は、上
記水冷ロールを軸方向中央部に凹状のクラウンを有する
ものとしたことを特徴としている。
【0023】
【作用】本発明に係る連続焼鈍炉の冷却方法及び装置に
よれば、ストリップの冷却速度を幅方向中央部よりも幅
方向エッジ部を速くしたので、ストリップの中央部の引
っ張り曲げ変形量を低減して中伸び形状の発生を抑制で
き、その結果クーリングバックルの発生を防止できる。
よれば、ストリップの冷却速度を幅方向中央部よりも幅
方向エッジ部を速くしたので、ストリップの中央部の引
っ張り曲げ変形量を低減して中伸び形状の発生を抑制で
き、その結果クーリングバックルの発生を防止できる。
【0024】そして請求項2〜4の発明では、水冷ロー
ルのシェル厚,熱伝導度,クラウン形状により、エッジ
部の冷却能力を高めることができる。これによりストリ
ップの中央部の接触圧力が高くなった場合でも、エッジ
部の冷却速度が速いことから、中央部の熱収縮を抑制で
き、該熱収縮による張力増大に起因する引っ張り曲げ変
形量を低減して中伸び形状の発生を抑制でき、その結果
上記クーリングバックルの発生を抑制できる。
ルのシェル厚,熱伝導度,クラウン形状により、エッジ
部の冷却能力を高めることができる。これによりストリ
ップの中央部の接触圧力が高くなった場合でも、エッジ
部の冷却速度が速いことから、中央部の熱収縮を抑制で
き、該熱収縮による張力増大に起因する引っ張り曲げ変
形量を低減して中伸び形状の発生を抑制でき、その結果
上記クーリングバックルの発生を抑制できる。
【0025】また請求項2〜4の発明では、冷却ロール
のシェル厚,熱伝導度,クラウン形状を適宜設定するだ
けであるから、上述の冷却速度の制御を、それほどコス
トを上昇させることなく実現できる。
のシェル厚,熱伝導度,クラウン形状を適宜設定するだ
けであるから、上述の冷却速度の制御を、それほどコス
トを上昇させることなく実現できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1及び図2は、請求項1,2の発明に係る一実施
例(第1実施例)による連続焼鈍炉における帯板冷却方
法及び装置を説明するための図である。
る。図1及び図2は、請求項1,2の発明に係る一実施
例(第1実施例)による連続焼鈍炉における帯板冷却方
法及び装置を説明するための図である。
【0027】本実施例の連続焼鈍炉1は、図9に示すよ
うに、予熱帯2,加熱帯3,均熱帯4,GJ冷却帯5,
RQ冷却帯6,再加熱帯7,OA帯8,及び最終冷却帯
9を備えており、基本的構造は従来と同様である。
うに、予熱帯2,加熱帯3,均熱帯4,GJ冷却帯5,
RQ冷却帯6,再加熱帯7,OA帯8,及び最終冷却帯
9を備えており、基本的構造は従来と同様である。
【0028】上記冷却帯には本実施例の特徴をなす水冷
ロール20が配設されている。この水冷ロール20は、
図1に模式的に示すように、横断面円形の中空筒状のシ
ェル21の両端部を閉塞してなるものであり、内部に冷
却水を供給することにより、ストリップSを搬送しつつ
冷却するものである。
ロール20が配設されている。この水冷ロール20は、
図1に模式的に示すように、横断面円形の中空筒状のシ
ェル21の両端部を閉塞してなるものであり、内部に冷
却水を供給することにより、ストリップSを搬送しつつ
冷却するものである。
【0029】そして上記シェル21の板厚は、該水冷ロ
ール20の軸方向中央部21aは厚肉一定で、かつ軸方
向端部21bに向かうほど薄くなるように設定されてお
り、これによりストリップSの幅方向エッジ部S2の冷
却速度は中央部S1よりも速くなっている。
ール20の軸方向中央部21aは厚肉一定で、かつ軸方
向端部21bに向かうほど薄くなるように設定されてお
り、これによりストリップSの幅方向エッジ部S2の冷
却速度は中央部S1よりも速くなっている。
【0030】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例によれば、水冷ロール20のシェル21の
板厚を中央部21aは厚く、ここから両端部21bに向
かうほど薄くしたので、図2に示すように、この水冷ロ
ール20を通過するストリップSは、これの中央部S1
より両エッジ部S2(斜線参照)が速く冷却されること
となる。よってエッジ部S2に熱収縮による張力が作用
することから、従来のような中央部S1における引っ張
り変形量の増大を回避できる。
る。本実施例によれば、水冷ロール20のシェル21の
板厚を中央部21aは厚く、ここから両端部21bに向
かうほど薄くしたので、図2に示すように、この水冷ロ
ール20を通過するストリップSは、これの中央部S1
より両エッジ部S2(斜線参照)が速く冷却されること
となる。よってエッジ部S2に熱収縮による張力が作用
することから、従来のような中央部S1における引っ張
り変形量の増大を回避できる。
【0031】その結果、ストリップSの中央部S1に生
じていた張り曲げ変形による中伸びを防止でき、縦皺の
発生によるクーリングバックルを確実に回避できる。こ
れにより、従来では困難であったストリップの幅広化,
薄板化,及び極低炭素鋼による軟質化に対応でき、連続
処理の可能域を拡大できるとともに、バッチ炉による熱
処理を不要にでき、それだけ生産性を向上できる。
じていた張り曲げ変形による中伸びを防止でき、縦皺の
発生によるクーリングバックルを確実に回避できる。こ
れにより、従来では困難であったストリップの幅広化,
薄板化,及び極低炭素鋼による軟質化に対応でき、連続
処理の可能域を拡大できるとともに、バッチ炉による熱
処理を不要にでき、それだけ生産性を向上できる。
【0032】また本実施例では、上記シェル21の板厚
を中央と両端部とで変化させるだけで上記冷却速度の制
御を実現できることから、それほどコストを上昇させる
ことはない。その結果、上述した従来公報のようなロー
ル室,加熱装置を別途設ける場合に比べて設備コスト,
運転コストを大幅に低減できる。
を中央と両端部とで変化させるだけで上記冷却速度の制
御を実現できることから、それほどコストを上昇させる
ことはない。その結果、上述した従来公報のようなロー
ル室,加熱装置を別途設ける場合に比べて設備コスト,
運転コストを大幅に低減できる。
【0033】図3及び図4は、本第1実施例の水冷ロー
ルによる効果を確認するために行った実験結果を示す特
性図である。
ルによる効果を確認するために行った実験結果を示す特
性図である。
【0034】この実験は、RQ冷却帯に配設された水冷
ロールのシェル厚を25mm(図中、◎印)、20mm(図
中、○印),15mm(図中、●印)とし、このロールに
より板厚1mmのストリップを冷却した場合の、冷却時
間の経過に伴うストリップ温度を測定した。また上記冷
却によるストリップ形状の変化を観察し、中伸びの発生
頻度を調べた。
ロールのシェル厚を25mm(図中、◎印)、20mm(図
中、○印),15mm(図中、●印)とし、このロールに
より板厚1mmのストリップを冷却した場合の、冷却時
間の経過に伴うストリップ温度を測定した。また上記冷
却によるストリップ形状の変化を観察し、中伸びの発生
頻度を調べた。
【0035】図3からも明らかなように、シェル肉厚が
薄いほど冷却速度は速く、3秒後の温度差は約50℃に
達しており、従って、例えばシェル中央部,端部をそれ
ぞれ25mm,15mmに設定することによりエッジ部の冷
却速度を中央部より速くできることが判る。
薄いほど冷却速度は速く、3秒後の温度差は約50℃に
達しており、従って、例えばシェル中央部,端部をそれ
ぞれ25mm,15mmに設定することによりエッジ部の冷
却速度を中央部より速くできることが判る。
【0036】また、図4に示すように、ストリップ形状
は、従来方法の場合、中伸び形状に近いランク3,4が
25〜50%であるのに対し、本実施例方法の場合、中
伸び形状に近いランク3は10%程度と大幅に低減して
おり、ほとんどがフラット形状に近いランク1,2とな
っている。このようにストリップ形状が改善されたこと
によってクーリングバックルの発生限界板厚範囲が大幅
に拡大できることがわかる。
は、従来方法の場合、中伸び形状に近いランク3,4が
25〜50%であるのに対し、本実施例方法の場合、中
伸び形状に近いランク3は10%程度と大幅に低減して
おり、ほとんどがフラット形状に近いランク1,2とな
っている。このようにストリップ形状が改善されたこと
によってクーリングバックルの発生限界板厚範囲が大幅
に拡大できることがわかる。
【0037】図5は、請求項1,3の発明に係る一実施
例(第2実施例)による帯板冷却方法及び装置を説明す
るための図である。
例(第2実施例)による帯板冷却方法及び装置を説明す
るための図である。
【0038】本第2実施例の冷却ロール25は、シェル
26に熱伝導特性の異なる複合材を用いて形成されてい
る。即ち、上記シェル26は、これの軸方向中央部27
を熱伝導度の低いステンレス耐熱鋼で形成し、この中央
部27の両外側に配設された端部28を熱伝導度の高い
銅合金で形成している。これによりロール端部の冷却速
度を速くしている。
26に熱伝導特性の異なる複合材を用いて形成されてい
る。即ち、上記シェル26は、これの軸方向中央部27
を熱伝導度の低いステンレス耐熱鋼で形成し、この中央
部27の両外側に配設された端部28を熱伝導度の高い
銅合金で形成している。これによりロール端部の冷却速
度を速くしている。
【0039】図6は、上記第2実施例の冷却ロールによ
る効果を確認するために行った実験結果を示す特性図で
ある。この実験は、シェル全体を上記ステンレス耐熱鋼
で形成したロール(図中、○印)及び銅合金で形成した
ロール(図中、●印)により板厚1mmのストリップを冷
却し、上記耐熱鋼と銅合金との冷却速度の差を測定し
た。
る効果を確認するために行った実験結果を示す特性図で
ある。この実験は、シェル全体を上記ステンレス耐熱鋼
で形成したロール(図中、○印)及び銅合金で形成した
ロール(図中、●印)により板厚1mmのストリップを冷
却し、上記耐熱鋼と銅合金との冷却速度の差を測定し
た。
【0040】同図からも明らかなように、耐熱鋼製ロー
ルより銅合金製ロールの方が冷却速度は速くなってお
り、3秒後の温度差は約75℃に達している。このこと
から例えばロールの中央部,両端部をそれぞれステンレ
ス耐熱鋼,銅合金で形成することにより、ロール端部の
冷却速度を中央部より速くできることが判る。
ルより銅合金製ロールの方が冷却速度は速くなってお
り、3秒後の温度差は約75℃に達している。このこと
から例えばロールの中央部,両端部をそれぞれステンレ
ス耐熱鋼,銅合金で形成することにより、ロール端部の
冷却速度を中央部より速くできることが判る。
【0041】また、図8は、請求項1,4の発明に係る
一実施例(第3実施例)による水冷ロールを示し、これ
は水冷ロール30のシェル31のクラウン形状を凹状と
した例である。この例によれば、冷却ロール30の両端
部に当接するストリップSのエッジ部S2の接触面圧を
中央部S1よりも大きくすることができ、この場合もエ
ッジ部の冷却速度を中央部より速くでき、上記各実施例
と略同様の効果が得られる。
一実施例(第3実施例)による水冷ロールを示し、これ
は水冷ロール30のシェル31のクラウン形状を凹状と
した例である。この例によれば、冷却ロール30の両端
部に当接するストリップSのエッジ部S2の接触面圧を
中央部S1よりも大きくすることができ、この場合もエ
ッジ部の冷却速度を中央部より速くでき、上記各実施例
と略同様の効果が得られる。
【0042】図7は、上記第1〜3実施例によるストリ
ップの板厚,及び板幅の拡大状況を示す図である。同図
において、従来方法による場合は、板幅1300mm以
上では板厚は1mmが限度であった。これに対して本実
施例方法を採用した場合は、板幅640〜1249mm
で板厚0.5mm、板幅〜1349mmで板厚0.6m
m、板幅〜1449mmで板厚0.7mm、また板幅1
600mmで板厚0.8mmと連続焼鈍処理可能範囲が
大幅に向上していることがわかる。
ップの板厚,及び板幅の拡大状況を示す図である。同図
において、従来方法による場合は、板幅1300mm以
上では板厚は1mmが限度であった。これに対して本実
施例方法を採用した場合は、板幅640〜1249mm
で板厚0.5mm、板幅〜1349mmで板厚0.6m
m、板幅〜1449mmで板厚0.7mm、また板幅1
600mmで板厚0.8mmと連続焼鈍処理可能範囲が
大幅に向上していることがわかる。
【0043】なお、上記第1〜3実施例では、それぞれ
冷却ロールのシェル厚を変化させたり、シェル材に熱伝
導度の異なる複合材を採用したり、あるいは凹状クラウ
ンを採用したりして冷却速度を変化させた場合を例にと
って説明したが、本発明方法はこれに限られるものでは
なく、要は冷却速度をエッジ部を中央部より速くすれば
よく、各種の変形例が考えられる。
冷却ロールのシェル厚を変化させたり、シェル材に熱伝
導度の異なる複合材を採用したり、あるいは凹状クラウ
ンを採用したりして冷却速度を変化させた場合を例にと
って説明したが、本発明方法はこれに限られるものでは
なく、要は冷却速度をエッジ部を中央部より速くすれば
よく、各種の変形例が考えられる。
【0044】例えば、上記第1〜第3実施例を適宜組み
合わせて水冷ロールを構成してもよい。つまりシェル材
に熱伝導特性の異なる複合材を採用するとともに、該複
合材のロール端部を中央部より薄く形成し、さらには凹
状クラウンとしてもよい。このようにした場合は水冷ロ
ールの両端部の冷却能力をさらに向上させることができ
る。
合わせて水冷ロールを構成してもよい。つまりシェル材
に熱伝導特性の異なる複合材を採用するとともに、該複
合材のロール端部を中央部より薄く形成し、さらには凹
状クラウンとしてもよい。このようにした場合は水冷ロ
ールの両端部の冷却能力をさらに向上させることができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明に係る連続焼鈍炉に
おける帯板冷却方法及び装置によれば、ストリップの幅
方向エッジ部分の冷却速度を中央部の冷却速度よりも速
くしたので、ストリップの中央部に生じる中伸びを防止
でき、これにより縦皺によるクーリングバックルの発生
を回避できる効果があり、従来困難であったストリップ
の幅広化,薄板化,及び極低炭素鋼による軟質化に対応
できる効果がある。
おける帯板冷却方法及び装置によれば、ストリップの幅
方向エッジ部分の冷却速度を中央部の冷却速度よりも速
くしたので、ストリップの中央部に生じる中伸びを防止
でき、これにより縦皺によるクーリングバックルの発生
を回避できる効果があり、従来困難であったストリップ
の幅広化,薄板化,及び極低炭素鋼による軟質化に対応
できる効果がある。
【0046】また請求項2〜4の発明によれば、水冷ロ
ールのシェル厚,熱伝導度,クラウン形状を適宜設定す
るだけの簡単な構造により、上記冷却速度の制御を実現
できる効果がある。
ールのシェル厚,熱伝導度,クラウン形状を適宜設定す
るだけの簡単な構造により、上記冷却速度の制御を実現
できる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例による連続焼鈍炉における
帯板冷却方法及び装置を説明するための水冷ロールの断
面図である。
帯板冷却方法及び装置を説明するための水冷ロールの断
面図である。
【図2】上記第1実施例ロールによるストリップの冷却
状況を示す平面図である。
状況を示す平面図である。
【図3】上記第1実施例の効果を確認するために行った
実験結果を示す特性図である。
実験結果を示す特性図である。
【図4】上記第1実施例の効果を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例による水冷ロールを示す断
面図である。
面図である。
【図6】上記第2実施例効果を確認するために行った実
験結果を示す特性図である。
験結果を示す特性図である。
【図7】上記第1,第2実施例方法によるストリップの
薄広化の効果を示す図である。
薄広化の効果を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例による水冷ロールを示す断
面図である。
面図である。
【図9】一般的な連続焼鈍炉を示す概略構成図である。
【図10】一般的な連続焼鈍炉の冷却帯を示す概略構成
図である。
図である。
【図11】従来の水冷ロールによる問題点を示す断面図
である。
である。
【図12】従来の水冷ロールによる冷却状況を示す平面
図である。
図である。
【図13】従来の水冷ロールによる問題点を示す図であ
る。
る。
【図14】従来の水冷ロールによる問題点を示す図であ
る。
る。
【図15】従来の水冷ロールによる問題点を示す図であ
る。
る。
20,25,30 水冷ロール 21,26,31 シェル S ストリップ S1 中央部 S2 エッジ部
Claims (4)
- 【請求項1】 帯板冷却手段を有する連続焼鈍炉におけ
る帯板冷却方法において、帯板の幅方向中央部の冷却速
度よりも帯板の幅方向エッジ部の冷却速度を速くするこ
とを特徴とする連続焼鈍炉における帯板冷却方法。 - 【請求項2】 水冷ロールにより帯板を冷却するように
した連続焼鈍炉における帯板冷却装置において、上記水
冷ロールのロール端部のシェル厚をロール中央部のシェ
ル厚より薄くしたことを特徴とする連続焼鈍炉における
帯板冷却装置。 - 【請求項3】 水冷ロールにより帯板を冷却するように
した連続焼鈍炉における帯板冷却装置において、上記水
冷ロールのロール端部の熱伝導度をロール中央部の熱伝
導度より大きくしたことを特徴とする連続焼鈍炉におけ
る帯板冷却装置。 - 【請求項4】 水冷ロールにより帯板を冷却するように
した連続焼鈍炉における帯板冷却装置において、上記水
冷ロールの軸方向中央部に凹状のクラウンを形成したこ
とを特徴とする連続焼鈍炉における帯板冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29845193A JPH07150259A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29845193A JPH07150259A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150259A true JPH07150259A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17859883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29845193A Withdrawn JPH07150259A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150259A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017066481A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の冷却方法 |
| CN115094228A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-09-23 | 燕山大学 | 一种加热炉便携式黑匣子全炉况同步测温阵列 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29845193A patent/JPH07150259A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017066481A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の冷却方法 |
| CN115094228A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-09-23 | 燕山大学 | 一种加热炉便携式黑匣子全炉况同步测温阵列 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5130733B2 (ja) | 連続焼鈍設備 | |
| EP2894232B1 (en) | Rapid heating method for continuous annealing equipment | |
| WO1996032507A1 (fr) | Equipement pour fabriquer des bandes en acier inoxydable | |
| JPH07150259A (ja) | 連続焼鈍炉における帯板冷却方法及び装置 | |
| CA1245136A (en) | Continuous annealing method and apparatus for cold rolled steel strips | |
| KR101490600B1 (ko) | 선재 제조방법 | |
| JP4490789B2 (ja) | 鋼板の連続焼鈍方法 | |
| JP3168753B2 (ja) | 金属帯連続処理ラインの直火還元加熱設備における通板方法 | |
| KR900006693B1 (ko) | 냉간 압연된 강철 스트립의 연속소둔방법 및 장치 | |
| JP3362443B2 (ja) | 連続焼鈍ライン操業方法 | |
| JP4150222B2 (ja) | 薄鋼板の製造方法 | |
| JP4221978B2 (ja) | 金属帯製造設備内での腰折れ発生を防止する金属帯の製造方法 | |
| JP2776033B2 (ja) | 連続焼鈍炉における鋼帯の蛇行防止方法 | |
| JP2005232495A (ja) | 金属帯の熱処理設備及び熱処理方法 | |
| JPH0790389A (ja) | 金属帯の形状矯正方法及びその装置 | |
| JP2789819B2 (ja) | 連続焼鈍炉における鋼帯の絞り防止方法 | |
| JPH08127819A (ja) | 方向性電磁鋼板の平坦化焼鈍方法と装置 | |
| JPS60131925A (ja) | 連続焼鈍装置 | |
| JPS62196339A (ja) | 通板性に優れた連続焼鈍装置 | |
| CN113122787A (zh) | 消除铝合金卷退火起皱的方法 | |
| JPH05186837A (ja) | 連続焼鈍炉におけるストリップのヒートバックル防止方法 | |
| JPS60234924A (ja) | 冷延鋼帯の連続焼鈍法および連続焼鈍設備 | |
| JPH06306485A (ja) | 金属帯の熱処理装置 | |
| JPH02153023A (ja) | 鋼帯のロール冷却法 | |
| JPH09137233A (ja) | 帯状金属板の連続熱処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |