JPH0715029Y2 - 電子弦楽器の入力装置 - Google Patents
電子弦楽器の入力装置Info
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- JPH0715029Y2 JPH0715029Y2 JP1986200321U JP20032186U JPH0715029Y2 JP H0715029 Y2 JPH0715029 Y2 JP H0715029Y2 JP 1986200321 U JP1986200321 U JP 1986200321U JP 20032186 U JP20032186 U JP 20032186U JP H0715029 Y2 JPH0715029 Y2 JP H0715029Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、電子弦楽器において弦を爪弾く、弾く、と
いった自然弦楽器の演奏操作と同様な操作により、演奏
感を得るようにした電子弦楽器の入力装置に関するもの
である。
いった自然弦楽器の演奏操作と同様な操作により、演奏
感を得るようにした電子弦楽器の入力装置に関するもの
である。
[従来技術とその問題点] 伝統的な自然弦楽器においては、一般に弦の振動が周辺
の空気を振動させて音を発する機構となっており、弦を
爪弾くとか弾くとかいった操作により弦に振動を起こし
ていた。このような自然弦楽器を電子弦楽器でシュミレ
ートする場合には、演奏操作の面でも類似していること
が重要な要素となっている。
の空気を振動させて音を発する機構となっており、弦を
爪弾くとか弾くとかいった操作により弦に振動を起こし
ていた。このような自然弦楽器を電子弦楽器でシュミレ
ートする場合には、演奏操作の面でも類似していること
が重要な要素となっている。
近年、特開昭53-97412号「電子式弾奏楽器」として公開
されたものに、ギターのような弾奏楽器の演奏技法を踏
襲しつつ、音源としてミュージックシンセサイザーのよ
うな純電気的な発振器を使用し、多彩な楽音を造り出す
ものがある。この方式ではピックキーがその両端をホル
ダーに支持され左右方向に回動され、この回動による振
動をマグネチックヘッドにより検知し、そのピーク電圧
を求めてサンプリング電圧を発生させ、変調電圧発生器
をトリガーすることにより、弾く強さに比例した音声信
号を発生させてスピーカより楽音を放音させている。
されたものに、ギターのような弾奏楽器の演奏技法を踏
襲しつつ、音源としてミュージックシンセサイザーのよ
うな純電気的な発振器を使用し、多彩な楽音を造り出す
ものがある。この方式ではピックキーがその両端をホル
ダーに支持され左右方向に回動され、この回動による振
動をマグネチックヘッドにより検知し、そのピーク電圧
を求めてサンプリング電圧を発生させ、変調電圧発生器
をトリガーすることにより、弾く強さに比例した音声信
号を発生させてスピーカより楽音を放音させている。
しかしながら、この方式では指がピックキーに接触した
状態からピックキーを離した状態に移行した直後に、ピ
ックキーが最大に振れて音が鳴り始めるので、実際のギ
ター奏法と同様なギター奏法が可能となる反面、この電
子式弾奏楽器では、ピックキーの最大振動を検知するた
めに、マグネットヘッドを用いるなど、使用される電気
回路が複雑な構成となり、高価となる欠点があった。
状態からピックキーを離した状態に移行した直後に、ピ
ックキーが最大に振れて音が鳴り始めるので、実際のギ
ター奏法と同様なギター奏法が可能となる反面、この電
子式弾奏楽器では、ピックキーの最大振動を検知するた
めに、マグネットヘッドを用いるなど、使用される電気
回路が複雑な構成となり、高価となる欠点があった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、部品点数をへらし簡単な構成で、
演奏形態が伝統的な自然弦楽器と類似するように、弦を
弾いた直後に楽音を放音させることのできる電子弦楽器
をの入力装置を提供しようとするものである。
目的とするところは、部品点数をへらし簡単な構成で、
演奏形態が伝統的な自然弦楽器と類似するように、弦を
弾いた直後に楽音を放音させることのできる電子弦楽器
をの入力装置を提供しようとするものである。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、弾奏操作を
受け付ける弾弦情報入力手段と、前記弾弦情報入力手段
において弾弦操作がなされると、指定された音高の楽音
を発生するよう指示する楽音発生指示手段とを有してな
り、前記弾弦情報入力手段は、所定の接点パターンの上
方に設けられた弾性シートと、前記弾性シートの上面よ
り上方に突出してなり、周囲に形成されたスリットによ
り前記弾性シートの他の部分と区切られると共に、ヒン
ジを介して該弾性シートの他の部分に傾動可能に支持さ
れたピック部と、前記ピック部が弾奏され、前記ヒンジ
部が弾性変形すると前記接点パターンと接触するよう
に、前記ピック部の下面に前記接点パターンに対向して
設けられた接点部とを有してなり、前記楽音発生制御手
段は、前記接点部と前記接点パターンが接触状態から離
間した状態に移行した時点に対応するタイミングで、前
記楽音の発生を指示するようにしたことを要点とする。
受け付ける弾弦情報入力手段と、前記弾弦情報入力手段
において弾弦操作がなされると、指定された音高の楽音
を発生するよう指示する楽音発生指示手段とを有してな
り、前記弾弦情報入力手段は、所定の接点パターンの上
方に設けられた弾性シートと、前記弾性シートの上面よ
り上方に突出してなり、周囲に形成されたスリットによ
り前記弾性シートの他の部分と区切られると共に、ヒン
ジを介して該弾性シートの他の部分に傾動可能に支持さ
れたピック部と、前記ピック部が弾奏され、前記ヒンジ
部が弾性変形すると前記接点パターンと接触するよう
に、前記ピック部の下面に前記接点パターンに対向して
設けられた接点部とを有してなり、前記楽音発生制御手
段は、前記接点部と前記接点パターンが接触状態から離
間した状態に移行した時点に対応するタイミングで、前
記楽音の発生を指示するようにしたことを要点とする。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図により説明
する。第1図は電子弦楽器の入力装置の外観図であり、
第2図は第1図の弾弦情報入力部のピック部の構造を示
す斜視図、第3図は第2図のピック部を用いた接点構造
を示す(A)は断面図で、(B)はピック部を弾いた時
の断面図である。第4図は第1図の電子弦楽器の入力装
置を接続する楽音発生装置の回路構成図で、第5図は第
4図に示すブレーク接点部のタイムチャート、第6図は
本考案の変形例で弾弦情報入力部のピック部の構造を示
す斜視図である。
する。第1図は電子弦楽器の入力装置の外観図であり、
第2図は第1図の弾弦情報入力部のピック部の構造を示
す斜視図、第3図は第2図のピック部を用いた接点構造
を示す(A)は断面図で、(B)はピック部を弾いた時
の断面図である。第4図は第1図の電子弦楽器の入力装
置を接続する楽音発生装置の回路構成図で、第5図は第
4図に示すブレーク接点部のタイムチャート、第6図は
本考案の変形例で弾弦情報入力部のピック部の構造を示
す斜視図である。
[実施例の構成] 第1図は電子弦楽器の入力装置の外観図で、電子弦楽器
の入力装置1には、楽器本体2上に音色情報信号を入力
する音色情報入力部3と、弾弦による弾弦情報信号を入
力する弾弦情報入力部6と、発生楽音に対してビブラー
ト等を付加するトレモロ信号を入力するトレモロ情報入
力部7と、音階情報を入力するために、フィンガーボー
ド8上に設けた音階情報入力部9とが設けてある。な
お、パラメータ設定スイッチ3aは演奏に必要な基本パラ
メータを設定する押釦式のスイッチである。楽器本体2
にはケーブルK等が脱着可能に取り付けられるようにな
っている。このケーブルKは後述する楽音発生装置19へ
接続するためのものである。
の入力装置1には、楽器本体2上に音色情報信号を入力
する音色情報入力部3と、弾弦による弾弦情報信号を入
力する弾弦情報入力部6と、発生楽音に対してビブラー
ト等を付加するトレモロ信号を入力するトレモロ情報入
力部7と、音階情報を入力するために、フィンガーボー
ド8上に設けた音階情報入力部9とが設けてある。な
お、パラメータ設定スイッチ3aは演奏に必要な基本パラ
メータを設定する押釦式のスイッチである。楽器本体2
にはケーブルK等が脱着可能に取り付けられるようにな
っている。このケーブルKは後述する楽音発生装置19へ
接続するためのものである。
前記音階情報入力部9は所定の音高を指定する際に用い
られる入力部分であり、ギターの6弦に相当する6つの
行と、多数のフレットに相当するこの行に直交するn列
(nは一般的には22)とにより区分されたマトリックス
状に構成されており、このマトリックス状に区画された
空間部10a…内に押圧スイッチによる音高指定スイッチP
SW10が設けてあって、前記空間部10a…を押圧すること
により第4図に示すような音高指定スイッチPSW10…が
オンされると、その音高指定スイッチPSW10…に対応し
た所定の音高が指定されるようになっている。
られる入力部分であり、ギターの6弦に相当する6つの
行と、多数のフレットに相当するこの行に直交するn列
(nは一般的には22)とにより区分されたマトリックス
状に構成されており、このマトリックス状に区画された
空間部10a…内に押圧スイッチによる音高指定スイッチP
SW10が設けてあって、前記空間部10a…を押圧すること
により第4図に示すような音高指定スイッチPSW10…が
オンされると、その音高指定スイッチPSW10…に対応し
た所定の音高が指定されるようになっている。
一方、前記弾弦情報入力部6は弾性部材で形成された楽
器本体2の所定位置に、直列方向に立接された弾性部材
の複数個のピック部4…と、このピック部…の下側で楽
器本体2内に配された弾性シート11及び弾性シート11の
下面に設けられた回路基板12より構成されている。この
弾弦情報入力部6ピック部4…は第2図に示すように、
楽器本体2上に立設された複数個の薄板状の弾性部材で
形成してあって、このピック部4…はギターの6弦に相
当する6個がフィンガーボード8の方向に並設してあ
る。このピック部4の周辺には、ピック部4の取付方向
に沿ってスリット部5…が設けてあって、このスリット
部5の左右端はピック部4を囲むように内側に延設さ
れ、ピック部4の取付線上ではヒンジ部6a…が設けてあ
る。したがって、このピック部4は前記ヒンジ部6aを両
側支点として第2図の矢印方向に傾動するようになって
いる。このピック部4…を設けた楽器本体2の裏側には
第3図(A)に示すように、楽器本体2に密接されて弾
性シート11が張設されてある。この弾性シート11はシリ
コンゴムまたはポリエステルのシートであって、この弾
性シート11の下面側には前記ピック部4…の左右側のス
リット部5に対応する位置には一対の接点部11a、11b…
が設けてある。この接点部11a、11bの位置を除いて弾性
シート11の下側にはスペーサ13…が介入されており、こ
のスペーサ113…を介して回路基板12が密接されてい
る。この回路基板12は楽器本体2内に固定されており、
この回路基板12の上面で前記接点部11a、11bに対応する
位置には、それぞれ接点パターン12a、12bが設けてあっ
て、第4図に示すトリガースイッチ14…を形成してあ
る。
器本体2の所定位置に、直列方向に立接された弾性部材
の複数個のピック部4…と、このピック部…の下側で楽
器本体2内に配された弾性シート11及び弾性シート11の
下面に設けられた回路基板12より構成されている。この
弾弦情報入力部6ピック部4…は第2図に示すように、
楽器本体2上に立設された複数個の薄板状の弾性部材で
形成してあって、このピック部4…はギターの6弦に相
当する6個がフィンガーボード8の方向に並設してあ
る。このピック部4の周辺には、ピック部4の取付方向
に沿ってスリット部5…が設けてあって、このスリット
部5の左右端はピック部4を囲むように内側に延設さ
れ、ピック部4の取付線上ではヒンジ部6a…が設けてあ
る。したがって、このピック部4は前記ヒンジ部6aを両
側支点として第2図の矢印方向に傾動するようになって
いる。このピック部4…を設けた楽器本体2の裏側には
第3図(A)に示すように、楽器本体2に密接されて弾
性シート11が張設されてある。この弾性シート11はシリ
コンゴムまたはポリエステルのシートであって、この弾
性シート11の下面側には前記ピック部4…の左右側のス
リット部5に対応する位置には一対の接点部11a、11b…
が設けてある。この接点部11a、11bの位置を除いて弾性
シート11の下側にはスペーサ13…が介入されており、こ
のスペーサ113…を介して回路基板12が密接されてい
る。この回路基板12は楽器本体2内に固定されており、
この回路基板12の上面で前記接点部11a、11bに対応する
位置には、それぞれ接点パターン12a、12bが設けてあっ
て、第4図に示すトリガースイッチ14…を形成してあ
る。
このトリガースイッチ14…にはブレーク接点部15…がそ
れぞれ設けてあって、ブレーク接点部15はT型フリップ
フロップ回路(TF/F)16と、並列に接続されたインバー
タ(IV)17と、前記T型フリップフロップ回路TF/F16の
出力とインバータIV17の出力を入力として作動するアン
ドゲート(AND)18とより構成されている。前記トリガ
ースイッチTSW14の一端は電源側の+Vに接続され、そ
の他端は抵抗Rを介して接地されているとともにブレー
ク接点部15のT型フリップフロップ回路TF/F16とインバ
ータIV17に入力されている。このT型フリップフロップ
回路TF/F16にはクロック信号φがT端子に入力されてお
り、トリガースイッチTSW14がオンされると第5図中
T1、T2に示すようにT型フリップフロップ回路TF/F16は
クロック信号φが与えられた時(タイミングT2の時点)
に、入力端子(D端子)に与えられている「1」信号を
取り入れてアンドゲートAND18に「1」(ハイレベル信
号)出力する。この時インバータIV17は「1」から
「0」(ローレベル信号)となって出力されるのでアン
ドゲートAND18の出力は「0」となって楽音発生装置19
へは入力されないようになっている。次にトリガースイ
ッチTSW14がオフになると、第5図中T3、T4に示すよう
に、インバータIV17は「0」より「1」に変わり、一
方、T型フリップフロップ回路TF/F16はφ信号のタイミ
ング分だけやや遅れてタイミングT4の時点で「1」から
「0」へ変わるが、このφ信号のタイミング分だけ遅れ
ている間(タイミングT3からタイミングT4に至る時間の
間)に、T型フリップフロップ回路TF/F16の「1」とイ
ンバータIV17の「1」が一致してアンドゲートAND18よ
り「1」の信号がブレーク接点信号として楽音発生装置
19へ入力されるようになっている。
れぞれ設けてあって、ブレーク接点部15はT型フリップ
フロップ回路(TF/F)16と、並列に接続されたインバー
タ(IV)17と、前記T型フリップフロップ回路TF/F16の
出力とインバータIV17の出力を入力として作動するアン
ドゲート(AND)18とより構成されている。前記トリガ
ースイッチTSW14の一端は電源側の+Vに接続され、そ
の他端は抵抗Rを介して接地されているとともにブレー
ク接点部15のT型フリップフロップ回路TF/F16とインバ
ータIV17に入力されている。このT型フリップフロップ
回路TF/F16にはクロック信号φがT端子に入力されてお
り、トリガースイッチTSW14がオンされると第5図中
T1、T2に示すようにT型フリップフロップ回路TF/F16は
クロック信号φが与えられた時(タイミングT2の時点)
に、入力端子(D端子)に与えられている「1」信号を
取り入れてアンドゲートAND18に「1」(ハイレベル信
号)出力する。この時インバータIV17は「1」から
「0」(ローレベル信号)となって出力されるのでアン
ドゲートAND18の出力は「0」となって楽音発生装置19
へは入力されないようになっている。次にトリガースイ
ッチTSW14がオフになると、第5図中T3、T4に示すよう
に、インバータIV17は「0」より「1」に変わり、一
方、T型フリップフロップ回路TF/F16はφ信号のタイミ
ング分だけやや遅れてタイミングT4の時点で「1」から
「0」へ変わるが、このφ信号のタイミング分だけ遅れ
ている間(タイミングT3からタイミングT4に至る時間の
間)に、T型フリップフロップ回路TF/F16の「1」とイ
ンバータIV17の「1」が一致してアンドゲートAND18よ
り「1」の信号がブレーク接点信号として楽音発生装置
19へ入力されるようになっている。
楽音発生装置19は、中央制御装置としてのCPU20と、こ
のCPU20の制御により所定の楽音を発生する楽音発生回
路21と、この楽音発生回路21より出力されたデジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換回路22と、前記ア
ナログ信号を増幅する増幅器23と、この増幅器23で増幅
された信号を放音するスピーカ24とより構成されてい
る。前記ブレーク接点部15を介して入力された弾弦情
報、パラメータ設定スイッチ3aにより入力された音色情
報、トレモロアーム7aを介して入力されたトレモロ情
報、フィンガーボード8上の音高指定スイッチPSW10を
介して入力された音階情報は楽音発生装置19内のCPU20
に入力され、CPU20はこれ等の各種情報に基づく信号を
楽音発生回路21に入力し、所定の楽音をスピーカ24より
放音する構成になっている。
のCPU20の制御により所定の楽音を発生する楽音発生回
路21と、この楽音発生回路21より出力されたデジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換回路22と、前記ア
ナログ信号を増幅する増幅器23と、この増幅器23で増幅
された信号を放音するスピーカ24とより構成されてい
る。前記ブレーク接点部15を介して入力された弾弦情
報、パラメータ設定スイッチ3aにより入力された音色情
報、トレモロアーム7aを介して入力されたトレモロ情
報、フィンガーボード8上の音高指定スイッチPSW10を
介して入力された音階情報は楽音発生装置19内のCPU20
に入力され、CPU20はこれ等の各種情報に基づく信号を
楽音発生回路21に入力し、所定の楽音をスピーカ24より
放音する構成になっている。
[実施例の動作] 上述のように構成した電子弦楽器の操作手順について説
明する。
明する。
まず、予めパラメータ設定スイッチ3aを押圧操作して音
色等の所定パラメータを設定指定後、必要な音階音のフ
レット上の音高指定スイッチPSW10を一方の指で押圧
し、これにより所定の音階情報を得るようにすると、CP
U20の作用により押圧された音高指定スイッチPSW10の押
圧位置が検出され、その検出データが音階フレットマト
リクス回路から音階情報としてCPU20に送られる。
色等の所定パラメータを設定指定後、必要な音階音のフ
レット上の音高指定スイッチPSW10を一方の指で押圧
し、これにより所定の音階情報を得るようにすると、CP
U20の作用により押圧された音高指定スイッチPSW10の押
圧位置が検出され、その検出データが音階フレットマト
リクス回路から音階情報としてCPU20に送られる。
次に、このような状態のもとで弾弦情報入力部6ののピ
ック部4を第3図(B)に示すように手指で弾奏する
と、ピック部4は手指により押圧変形され、ピック部4
のスリット部5の端面側が弾性シート11を押圧して一方
の接点部11bが対応する接点パターン12bに電気的に接触
する。この接点部11bと接点パターン12bとで構成された
トリガースイッチTSW14のメイクオン信号は、T型フリ
ップフロップ回路TF/F16に入力されるとともにインバー
タIV17にも入力される。この入力のうち、T型フリップ
フロップ回路TF/F16はT端子より入力されているφ信号
にのってアンドゲートAND18に「1」信号をT2の時に出
力する。一方、インバータIV17への入力はトリガースイ
ッチTSW14のメイクオンのT1時に「0」を出力している
ので、アンドゲートAND18は閉路状態を保ったままCPU20
には出力しない。したがって、ピック部4が押圧され、
それに伴って、一方の接点部11bと対応する接点パター
ン12bとが最初に電気的に接触した時点では、弾弦情報
信号がCPU20に入力されないこととなるので楽音が放音
されることはない。次に、手指ピック部4から離れる
と、ピック部4はヒンジ部5a、5aにより弾性復元され、
互いに接触状態にあった接点部11bは接点パターン12bか
ら離れることになる。その瞬間、すなわち、前記接点部
11bが接点パターン12bより離れたT3の時、トリガースイ
ッチTSW14は、弾弦情報信号としてのオフ信号をT型フ
リップフロップ回路TF/F16とインバータIV17に伝達す
る。このオフ信号によりインバータIV17はアンドゲート
AND18へ「1」信号を入力する。一方、T型フリップフ
ロップ回路TF/F14の出力「0」はφ信号に乗ってT4の時
に出力されるので、アンドゲートAND18にはいままで
「1」が残っており、この「1」信号とインバータIV17
の「1」信号とによってアンドゲートAND18は閉路とな
り、CPU20へ弾弦情報信号を入力する。すなわち、ピッ
ク部4が押圧状態から離間された時にCPU20に駆動さ
れ、弾弦情報信号を出力する。この弾弦情報信号に基づ
いて楽音発生回路21は、所定の楽音を生成し、この楽音
をD/A変換回路22、増幅器23を介してスピーカ24より放
音させる。
ック部4を第3図(B)に示すように手指で弾奏する
と、ピック部4は手指により押圧変形され、ピック部4
のスリット部5の端面側が弾性シート11を押圧して一方
の接点部11bが対応する接点パターン12bに電気的に接触
する。この接点部11bと接点パターン12bとで構成された
トリガースイッチTSW14のメイクオン信号は、T型フリ
ップフロップ回路TF/F16に入力されるとともにインバー
タIV17にも入力される。この入力のうち、T型フリップ
フロップ回路TF/F16はT端子より入力されているφ信号
にのってアンドゲートAND18に「1」信号をT2の時に出
力する。一方、インバータIV17への入力はトリガースイ
ッチTSW14のメイクオンのT1時に「0」を出力している
ので、アンドゲートAND18は閉路状態を保ったままCPU20
には出力しない。したがって、ピック部4が押圧され、
それに伴って、一方の接点部11bと対応する接点パター
ン12bとが最初に電気的に接触した時点では、弾弦情報
信号がCPU20に入力されないこととなるので楽音が放音
されることはない。次に、手指ピック部4から離れる
と、ピック部4はヒンジ部5a、5aにより弾性復元され、
互いに接触状態にあった接点部11bは接点パターン12bか
ら離れることになる。その瞬間、すなわち、前記接点部
11bが接点パターン12bより離れたT3の時、トリガースイ
ッチTSW14は、弾弦情報信号としてのオフ信号をT型フ
リップフロップ回路TF/F16とインバータIV17に伝達す
る。このオフ信号によりインバータIV17はアンドゲート
AND18へ「1」信号を入力する。一方、T型フリップフ
ロップ回路TF/F14の出力「0」はφ信号に乗ってT4の時
に出力されるので、アンドゲートAND18にはいままで
「1」が残っており、この「1」信号とインバータIV17
の「1」信号とによってアンドゲートAND18は閉路とな
り、CPU20へ弾弦情報信号を入力する。すなわち、ピッ
ク部4が押圧状態から離間された時にCPU20に駆動さ
れ、弾弦情報信号を出力する。この弾弦情報信号に基づ
いて楽音発生回路21は、所定の楽音を生成し、この楽音
をD/A変換回路22、増幅器23を介してスピーカ24より放
音させる。
上述のように、楽器本体2の可撓性部材上にピッチ部4
を設け、このピッチ部4を実際のギターを演奏するよう
に弾くことにより、ピック部4の下側に設けた接点部1
1、11と接点パターン12、12のいずれか一方が電気的に
接触したあと、互いに接触状態にある一方の接点部11b
と接点パターン12bとが互いに離間状態に移行した瞬間
に、弾弦情報信号をブレーク接点部15を介して楽音発生
装置19へ入力させるようにしたので、実際のギター演奏
と同様にピック部4を弾き離した時点で楽音が放音され
るようになり、演奏操作も実際のギター演奏と類似され
る奏法を行なえるようになった。
を設け、このピッチ部4を実際のギターを演奏するよう
に弾くことにより、ピック部4の下側に設けた接点部1
1、11と接点パターン12、12のいずれか一方が電気的に
接触したあと、互いに接触状態にある一方の接点部11b
と接点パターン12bとが互いに離間状態に移行した瞬間
に、弾弦情報信号をブレーク接点部15を介して楽音発生
装置19へ入力させるようにしたので、実際のギター演奏
と同様にピック部4を弾き離した時点で楽音が放音され
るようになり、演奏操作も実際のギター演奏と類似され
る奏法を行なえるようになった。
[変形例] 本考案の変形例は楽器本体2上に設けられた弾弦情報入
力部6のピック部25及びスリット部26に関するものであ
る。第6図に示すようにビック部25は楽器本体2の所定
位置に、直立方向に立設された複数個の弾性部材で楽器
本体と一体成形されてある。このピック部25…のそれぞ
れを囲むようにスリット部26…が設けてあるが、このス
リット部26…は楽器本体2を挿通するようになってお
り、このスリット部26でピック部25を中心とする対角線
上にはそれぞれヒンジ部26a、26aが2ケ所に設けてあ
る。このヒンジ部26a、26aを設けた楽器本体2内には、
前記実施例と同様の接点部11a…を設けた弾性シート11
が配され、スペーサ13…を介して接点パターン12a…を
有する回路基板12が設けてあって、弾弦情報入力部6を
形成している。
力部6のピック部25及びスリット部26に関するものであ
る。第6図に示すようにビック部25は楽器本体2の所定
位置に、直立方向に立設された複数個の弾性部材で楽器
本体と一体成形されてある。このピック部25…のそれぞ
れを囲むようにスリット部26…が設けてあるが、このス
リット部26…は楽器本体2を挿通するようになってお
り、このスリット部26でピック部25を中心とする対角線
上にはそれぞれヒンジ部26a、26aが2ケ所に設けてあ
る。このヒンジ部26a、26aを設けた楽器本体2内には、
前記実施例と同様の接点部11a…を設けた弾性シート11
が配され、スペーサ13…を介して接点パターン12a…を
有する回路基板12が設けてあって、弾弦情報入力部6を
形成している。
この変形例ではヒンジ部26a、26aをピック部25の長手方
向の対角線位置に設けたので、ピック部25の動きが僅か
に斜めとなり、実際のギター演奏に近付いた効果が得ら
れる。
向の対角線位置に設けたので、ピック部25の動きが僅か
に斜めとなり、実際のギター演奏に近付いた効果が得ら
れる。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、弾弦情報入力手
段を、所定の接点パターンの上方に設けられた弾性シー
トと、前記弾性シートの上面より上方に突出してなり、
周囲に形成されたスリットにより前記弾性シートの他の
部分と区切られると共に、ヒンジ部を介して該弾性シー
トの他の部分に傾動可能に支持されたピック部と、前記
ピック部が弾奏され、前記ヒンジ部が弾性変形すると前
記接点パターンと接触するように、前記ピック部の下面
に前記接点パターンに対向して設けられた接点部とを有
してなるようにすると共に、前記楽音発生制御手段を、
前記接点部と前記接点パターンが接触状態から離間した
状態に移行した時点に対応するタイミングで、前記楽音
の発生を指示するようにしたので、ピック部と、該ピッ
ク部を支持する弾性シートとを一体化して部品点数を減
少させ、簡単な構成で演奏形態が伝統的な自然弦楽器と
類似する演奏形態、すなわち、弦を弾いた直後に楽音を
放音させる演奏形態を実現することが可能になる利点が
ある。
段を、所定の接点パターンの上方に設けられた弾性シー
トと、前記弾性シートの上面より上方に突出してなり、
周囲に形成されたスリットにより前記弾性シートの他の
部分と区切られると共に、ヒンジ部を介して該弾性シー
トの他の部分に傾動可能に支持されたピック部と、前記
ピック部が弾奏され、前記ヒンジ部が弾性変形すると前
記接点パターンと接触するように、前記ピック部の下面
に前記接点パターンに対向して設けられた接点部とを有
してなるようにすると共に、前記楽音発生制御手段を、
前記接点部と前記接点パターンが接触状態から離間した
状態に移行した時点に対応するタイミングで、前記楽音
の発生を指示するようにしたので、ピック部と、該ピッ
ク部を支持する弾性シートとを一体化して部品点数を減
少させ、簡単な構成で演奏形態が伝統的な自然弦楽器と
類似する演奏形態、すなわち、弦を弾いた直後に楽音を
放音させる演奏形態を実現することが可能になる利点が
ある。
第1図は本考案の一実施例の電子弦楽器の入力装置の外
観図、第2図は第1図に用いられる弾弦情報入力部のピ
ック部の構造を示す斜視図、第3図は第2図のピック部
の接点構成を示す要部で、(A)は正面断面図、(B)
はピック部を弾いた時の正面断面図、第4図は電子弦楽
器の入力装置を接続する楽音発生装置の回路構成図、第
5図は第4図に示すブレーク接点部のタイムチャート、
第6図は本考案の変形例で、弾弦情報入力部のピック部
の構造を示す斜視図である。 1……電子弦楽器の入力装置、2……楽器本体、4、25
……ピック部、5、26……スリット部、6……弾弦情報
入力部、9……音階情報入力部、11……弾性シート、11
a、11b……接点部、12……回路基板、12a、12b……接点
パターン、13……スペーサ、14……トリガースイッチ、
15……ブレーク接点部。
観図、第2図は第1図に用いられる弾弦情報入力部のピ
ック部の構造を示す斜視図、第3図は第2図のピック部
の接点構成を示す要部で、(A)は正面断面図、(B)
はピック部を弾いた時の正面断面図、第4図は電子弦楽
器の入力装置を接続する楽音発生装置の回路構成図、第
5図は第4図に示すブレーク接点部のタイムチャート、
第6図は本考案の変形例で、弾弦情報入力部のピック部
の構造を示す斜視図である。 1……電子弦楽器の入力装置、2……楽器本体、4、25
……ピック部、5、26……スリット部、6……弾弦情報
入力部、9……音階情報入力部、11……弾性シート、11
a、11b……接点部、12……回路基板、12a、12b……接点
パターン、13……スペーサ、14……トリガースイッチ、
15……ブレーク接点部。
Claims (1)
- 【請求項1】弾奏操作を受け付ける弾弦情報入力手段
と、 前記弾弦情報入力手段において弾弦操作がなされると、
指定された音高の楽音を発生するよう指示する楽音発生
指示手段と を有してなり、 前記弾弦情報入力手段は、 所定の接点パターンの上方に設けられた弾性シートと、 前記弾性シートの上面より上方に突出してなり、周囲に
形成されたスリットにより前記弾性シートの他の部分と
区切られると共に、ヒンジ部を介して該弾性シートの他
の部分に傾動可能に支持されたピック部と、 前記ピック部が弾奏され、前記ヒンジ部が弾性変形する
と前記接点パターンと接触するように、前記ピック部の
下面に前記接点パターンに対向して設けられた接点部と を有してなり、 前記楽音発生制御手段は、前記接点部と前記接点パター
ンが接触状態から離間した状態に移行した時点に対応す
るタイミングで、前記楽音の発生を指示する ことを特徴とする電子弦楽器の入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986200321U JPH0715029Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電子弦楽器の入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986200321U JPH0715029Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電子弦楽器の入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105188U JPS63105188U (ja) | 1988-07-07 |
| JPH0715029Y2 true JPH0715029Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31162719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986200321U Expired - Lifetime JPH0715029Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電子弦楽器の入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715029Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5397412A (en) * | 1977-02-05 | 1978-08-25 | Kazuyoshi En | Electronic touch instrument |
| US4177705A (en) * | 1978-12-28 | 1979-12-11 | Evangelista Fred J | Stringless electronic musical instrument |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986200321U patent/JPH0715029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105188U (ja) | 1988-07-07 |
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