JPH07150377A - 電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法 - Google Patents
電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法Info
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- JPH07150377A JPH07150377A JP5329973A JP32997393A JPH07150377A JP H07150377 A JPH07150377 A JP H07150377A JP 5329973 A JP5329973 A JP 5329973A JP 32997393 A JP32997393 A JP 32997393A JP H07150377 A JPH07150377 A JP H07150377A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続電気めっき装置によって、電気めっき鋼
板を連続的に製造する際における、電気めっき液中に存
在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元を、
めっき液中のイオンバランスを安定して保ちながら、迅
速且つ効率的に行う。 【構成】 ガス拡散電極7と固体電極8とからなる還元
室6内に、Fe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを含有
する電気めっき液を供給し、ガス拡散電極7側に水素ガ
スを供給し、無通電またはガス拡散電極7を陽極として
通電することにより、めっき液中のFe3+イオンおよび/
またはCr6+イオンを、Fe2+イオンおよび/またはCr3+イ
オンに還元する。
板を連続的に製造する際における、電気めっき液中に存
在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元を、
めっき液中のイオンバランスを安定して保ちながら、迅
速且つ効率的に行う。 【構成】 ガス拡散電極7と固体電極8とからなる還元
室6内に、Fe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを含有
する電気めっき液を供給し、ガス拡散電極7側に水素ガ
スを供給し、無通電またはガス拡散電極7を陽極として
通電することにより、めっき液中のFe3+イオンおよび/
またはCr6+イオンを、Fe2+イオンおよび/またはCr3+イ
オンに還元する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続電気めっき装置
によって、電気めっき鋼板を連続的に製造する際におけ
る、電気めっき液中に存在するFe3+イオンをFe2+イオン
に、および/または、Cr6+イオンをCr3+イオンに還元す
るための方法に関するものである。
によって、電気めっき鋼板を連続的に製造する際におけ
る、電気めっき液中に存在するFe3+イオンをFe2+イオン
に、および/または、Cr6+イオンをCr3+イオンに還元す
るための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続電気めっき装置によって、鉄系電気
めっき鋼板を連続的に製造する際に、電気めっき液中に
存在するFe2+イオンは、陽極における酸化反応(反応
式:Fe2+→Fe3++e- )または空気による酸化反応(反
応式:Fe2++1/4O2 +1/2H2O→Fe3++OH- ) によって、
Fe3+イオンに変化する。
めっき鋼板を連続的に製造する際に、電気めっき液中に
存在するFe2+イオンは、陽極における酸化反応(反応
式:Fe2+→Fe3++e- )または空気による酸化反応(反
応式:Fe2++1/4O2 +1/2H2O→Fe3++OH- ) によって、
Fe3+イオンに変化する。
【0003】電気めっき液中にFe3+イオンが存在してい
ると、鉄系電気めっき時に、陰極電解効率の低下、めっ
き外観の劣化、めっき密着性の低下等、種々の問題が発
生する。従って、鉄系電気めっき鋼板を製造する場合に
は、電気めっき液中に存在するFe3+イオンの濃度を低く
維持する必要がある。そこで、従来から、電気めっき液
中に生成したFe3+イオンをFe2+イオンに還元する方法が
種々研究されている。
ると、鉄系電気めっき時に、陰極電解効率の低下、めっ
き外観の劣化、めっき密着性の低下等、種々の問題が発
生する。従って、鉄系電気めっき鋼板を製造する場合に
は、電気めっき液中に存在するFe3+イオンの濃度を低く
維持する必要がある。そこで、従来から、電気めっき液
中に生成したFe3+イオンをFe2+イオンに還元する方法が
種々研究されている。
【0004】上述した方法として、例えば、特開昭59-8
0799号公報には、槽内において、めっき液と粒状または
粉状の鉄および亜鉛とを接触させ、Fe3+イオンをFe2+イ
オンに還元する方法(以下、先行技術1という)が開示
されている。
0799号公報には、槽内において、めっき液と粒状または
粉状の鉄および亜鉛とを接触させ、Fe3+イオンをFe2+イ
オンに還元する方法(以下、先行技術1という)が開示
されている。
【0005】特開昭63-259089 号公報には、可溶性電極
を使用し、低電流密度で直流または交流電流を流して電
解反応を起こすことにより、Fe3+イオンをFe2+イオンに
還元する方法(以下、先行技術2という)が開示されて
いる。
を使用し、低電流密度で直流または交流電流を流して電
解反応を起こすことにより、Fe3+イオンをFe2+イオンに
還元する方法(以下、先行技術2という)が開示されて
いる。
【0006】特開平2-77600 号公報には、水素吸着性の
金属またはその化合物を活性炭またはシリカに担持させ
た触媒が収容されている反応器内に、Fe3+イオンを含有
するめっき液を導き、水素ガスを連続的に供給しなが
ら、めっき液中のFe3+イオンをFe2+イオンに還元する方
法(以下、先行技術3という)が開示されている。
金属またはその化合物を活性炭またはシリカに担持させ
た触媒が収容されている反応器内に、Fe3+イオンを含有
するめっき液を導き、水素ガスを連続的に供給しなが
ら、めっき液中のFe3+イオンをFe2+イオンに還元する方
法(以下、先行技術3という)が開示されている。
【0007】一方、亜鉛または亜鉛系合金とクロムとか
らなる亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造する際に、
めっき液中に存在するCr3+イオンは、陽極における酸化
反応または空気による酸化反応によって、Cr6+イオンに
変化する。電気めっき液中のCr6+イオンの量が増大する
と、陰極電解効率が低下する問題が発生する。従って、
亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造する場合には、め
っき液中のCr6+イオンの濃度を低く維持する必要があ
る。そこで、従来から、めっき液中のCr6+イオンをCr3+
イオンに効率よく還元する方法が研究されている。
らなる亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造する際に、
めっき液中に存在するCr3+イオンは、陽極における酸化
反応または空気による酸化反応によって、Cr6+イオンに
変化する。電気めっき液中のCr6+イオンの量が増大する
と、陰極電解効率が低下する問題が発生する。従って、
亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造する場合には、め
っき液中のCr6+イオンの濃度を低く維持する必要があ
る。そこで、従来から、めっき液中のCr6+イオンをCr3+
イオンに効率よく還元する方法が研究されている。
【0008】めっき液中のCr6+イオンをCr3+イオンに還
元する方法として、例えば、特開平1-215997号公報に
は、金属亜鉛を系内に供給することによってCr6+イオン
を還元し、めっき液中のCr6+イオン濃度を低く維持する
方法(以下、先行技術4という)が開示されている。
元する方法として、例えば、特開平1-215997号公報に
は、金属亜鉛を系内に供給することによってCr6+イオン
を還元し、めっき液中のCr6+イオン濃度を低く維持する
方法(以下、先行技術4という)が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1および4の
ように、めっき液中のFe3+イオンまたはCr6+イオンを還
元するために、めっき液中に金属鉄または金属亜鉛を溶
解させる方法には、次のような問題がある。即ち、Fe3+
イオンのFe2+イオンへの還元反応、または、Cr6+イオン
のCr3+イオンへの還元反応は、気体水素の生成反応と競
合する。従って、金属の還元反応効率が悪く、めっき液
中のFe3+イオンまたはCr6+イオンを低濃度に維持するた
めには、めっき液中に、大量の金属鉄または金属亜鉛を
溶解させなければならず、従って、めっき液中の金属イ
オン濃度が甚だしく増加する。その結果、めっき液中の
金属イオン濃度のバランスが重要である鉄−亜鉛合金め
っきまたは亜鉛−クロム合金めっきを施す場合に、めっ
き液の管理が非常に困難になり、めっき液中のイオンバ
ランスを維持するために莫大な費用が必要になる。
ように、めっき液中のFe3+イオンまたはCr6+イオンを還
元するために、めっき液中に金属鉄または金属亜鉛を溶
解させる方法には、次のような問題がある。即ち、Fe3+
イオンのFe2+イオンへの還元反応、または、Cr6+イオン
のCr3+イオンへの還元反応は、気体水素の生成反応と競
合する。従って、金属の還元反応効率が悪く、めっき液
中のFe3+イオンまたはCr6+イオンを低濃度に維持するた
めには、めっき液中に、大量の金属鉄または金属亜鉛を
溶解させなければならず、従って、めっき液中の金属イ
オン濃度が甚だしく増加する。その結果、めっき液中の
金属イオン濃度のバランスが重要である鉄−亜鉛合金め
っきまたは亜鉛−クロム合金めっきを施す場合に、めっ
き液の管理が非常に困難になり、めっき液中のイオンバ
ランスを維持するために莫大な費用が必要になる。
【0010】先行技術2のように、可溶性電極を使用
し、低電流密度で電解することにより、Fe3+イオンをFe
2+イオンに還元する方法には、次のような問題がある。
即ち、電極からめっき浴中に溶出する金属イオンが増加
するため、イオンバランスの維持が非常に困難になる。
更に、電極が可溶性であるために電極の消耗が多く、定
期的に電極の交換が必要になり、電極の交換に要する費
用等のためにコストが上昇する。
し、低電流密度で電解することにより、Fe3+イオンをFe
2+イオンに還元する方法には、次のような問題がある。
即ち、電極からめっき浴中に溶出する金属イオンが増加
するため、イオンバランスの維持が非常に困難になる。
更に、電極が可溶性であるために電極の消耗が多く、定
期的に電極の交換が必要になり、電極の交換に要する費
用等のためにコストが上昇する。
【0011】先行技術3のように、水素吸着性の金属ま
たはその化合物を活性炭またはシリカに担持させた触媒
が収容されている反応器内によって、Fe3+イオンをFe2+
イオンに還元する方法には、次のような問題がある。即
ち、めっき液中に多量に存在する触媒粒が、めっきセル
および循環ポンプ等に流入することを防止するために、
還元装置の前後に高性能のフィルターを設置する必要が
あり、また、反応速度を早めるために反応器内を高圧に
保つ必要上、反応器を高圧に耐え得る強度を有する構造
にしなければならず、これらのために、設備費が高騰す
る。更に、高圧で、水素ガスをめっき液に接触させるた
めに、めっき液の温度が大きく低下する結果、めっき液
を昇温させなければならず、従って、めっき液温度の管
理のためのコストが上昇する。
たはその化合物を活性炭またはシリカに担持させた触媒
が収容されている反応器内によって、Fe3+イオンをFe2+
イオンに還元する方法には、次のような問題がある。即
ち、めっき液中に多量に存在する触媒粒が、めっきセル
および循環ポンプ等に流入することを防止するために、
還元装置の前後に高性能のフィルターを設置する必要が
あり、また、反応速度を早めるために反応器内を高圧に
保つ必要上、反応器を高圧に耐え得る強度を有する構造
にしなければならず、これらのために、設備費が高騰す
る。更に、高圧で、水素ガスをめっき液に接触させるた
めに、めっき液の温度が大きく低下する結果、めっき液
を昇温させなければならず、従って、めっき液温度の管
理のためのコストが上昇する。
【0012】従って、この発明の目的は、上述した従来
の問題を解決し、連続電気めっき装置によって、電気め
っき鋼板を連続的に製造する際における、電気めっき液
中に存在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還
元を、めっき液中のイオンバランスを安定して保ちなが
ら、迅速且つ効率的に、しかもコストの上昇を招くこと
なく経済的に行うことができる方法を提供することにあ
る。
の問題を解決し、連続電気めっき装置によって、電気め
っき鋼板を連続的に製造する際における、電気めっき液
中に存在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還
元を、めっき液中のイオンバランスを安定して保ちなが
ら、迅速且つ効率的に、しかもコストの上昇を招くこと
なく経済的に行うことができる方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
問題を解決する手段について鋭意研究を重ねた。その結
果、ガス拡散電極と固体電極とからなる還元室を有する
還元ラインを、電気めっきライン内に設け、ガス拡散電
極に水素ガスを供給しながら、無通電またはガス拡散電
極を陽極として通電すれば、還元室内のめっき浴中に存
在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを、Fe2+イ
オンおよび/またはCr3+イオンに還元することができる
ことを知見した。
問題を解決する手段について鋭意研究を重ねた。その結
果、ガス拡散電極と固体電極とからなる還元室を有する
還元ラインを、電気めっきライン内に設け、ガス拡散電
極に水素ガスを供給しながら、無通電またはガス拡散電
極を陽極として通電すれば、還元室内のめっき浴中に存
在するFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを、Fe2+イ
オンおよび/またはCr3+イオンに還元することができる
ことを知見した。
【0014】この発明は、上記知見に基づいてなされた
ものであって、相互に対向して配置された、ガス拡散電
極と固体電極とからなる還元室を有する還元ラインを、
電気めっきライン内に設け、前記還元室内に、Fe3+イオ
ンおよび/またはCr6+イオンを含有する電気めっき液を
供給し、そして、前記ガス拡散電極側に水素ガスを供給
し、無通電または前記ガス拡散電極を陽極として通電す
ることにより、前記電気めっき液中のFe3+イオンおよび
/またはCr6+イオンを、Fe2+イオンおよび/またはCr3+
イオンに還元することに特徴を有するものである。
ものであって、相互に対向して配置された、ガス拡散電
極と固体電極とからなる還元室を有する還元ラインを、
電気めっきライン内に設け、前記還元室内に、Fe3+イオ
ンおよび/またはCr6+イオンを含有する電気めっき液を
供給し、そして、前記ガス拡散電極側に水素ガスを供給
し、無通電または前記ガス拡散電極を陽極として通電す
ることにより、前記電気めっき液中のFe3+イオンおよび
/またはCr6+イオンを、Fe2+イオンおよび/またはCr3+
イオンに還元することに特徴を有するものである。
【0015】
【作用】この発明の方法において使用するガス拡散電極
は、疏水性のカ−ボンブラックとポリテトラフロロエチ
レン等の弗素樹脂とによって構成された撥水性ガス透過
層と、白金等の触媒を担持した親水性カーボンブラック
電解質の接する反応層とからなっている。
は、疏水性のカ−ボンブラックとポリテトラフロロエチ
レン等の弗素樹脂とによって構成された撥水性ガス透過
層と、白金等の触媒を担持した親水性カーボンブラック
電解質の接する反応層とからなっている。
【0016】このようなガス拡散電極の撥水性ガス透過
層側に水素ガスを供給すると、白金等の触媒を担持した
反応層において、水素ガスは電子を放出し水素イオンに
なり、電気めっき液中に拡散する。従って、従来の可溶
性電極または不溶性電極を使用した場合に陽極で生ずる
酸素の発生、および、Fe2+やCr3+の酸化反応は、ガス拡
散電極を使用する場合には問題にならない。
層側に水素ガスを供給すると、白金等の触媒を担持した
反応層において、水素ガスは電子を放出し水素イオンに
なり、電気めっき液中に拡散する。従って、従来の可溶
性電極または不溶性電極を使用した場合に陽極で生ずる
酸素の発生、および、Fe2+やCr3+の酸化反応は、ガス拡
散電極を使用する場合には問題にならない。
【0017】この発明の方法によって処理すべき対象と
なる電気めっき液は、鉄電気めっき鋼板を製造するため
の、ボロンや燐等の微量元素を含有する鉄めっき液、鉄
合金電気めっき鋼板を製造するための、鉄−亜鉛、鉄−
亜鉛−ニッケル、鉄−ニッケル等の鉄合金めっき液、ま
たは、亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造するため
の、亜鉛−クロム系めっき液である。このような鉄また
は鉄合金めっき液中には、Fe3+またはFe2+イオンが存在
し、そして、亜鉛−クロム系めっき液中には、Cr6+また
はCr3+イオンが存在している。なお、Fe3+イオンおよび
Cr6+イオンが共存している電気めっき液であってもよい
こと勿論である。
なる電気めっき液は、鉄電気めっき鋼板を製造するため
の、ボロンや燐等の微量元素を含有する鉄めっき液、鉄
合金電気めっき鋼板を製造するための、鉄−亜鉛、鉄−
亜鉛−ニッケル、鉄−ニッケル等の鉄合金めっき液、ま
たは、亜鉛−クロム系電気めっき鋼板を製造するため
の、亜鉛−クロム系めっき液である。このような鉄また
は鉄合金めっき液中には、Fe3+またはFe2+イオンが存在
し、そして、亜鉛−クロム系めっき液中には、Cr6+また
はCr3+イオンが存在している。なお、Fe3+イオンおよび
Cr6+イオンが共存している電気めっき液であってもよい
こと勿論である。
【0018】この発明において、陽極としてガス拡散電
極を使用することにより、無通電または通電によって、
めっき液中に存在するFe3+イオンはFe2+イオンに還元さ
れ、そして、めっき液中に存在するCr6+イオンはCr3+イ
オンに還元される。
極を使用することにより、無通電または通電によって、
めっき液中に存在するFe3+イオンはFe2+イオンに還元さ
れ、そして、めっき液中に存在するCr6+イオンはCr3+イ
オンに還元される。
【0019】ガス拡散電極は、撥水性のガス透過層と親
水性の反応層とからなっており、親水性の反応層側でめ
っき液と接触させ、一方、撥水性のガス透過層側に水素
ガスを供給する。供給された水素ガスは、白金等の触媒
を担持した反応層において、水素イオンに変化し、親水
性の反応層を通りめっき液中に拡散する。
水性の反応層とからなっており、親水性の反応層側でめ
っき液と接触させ、一方、撥水性のガス透過層側に水素
ガスを供給する。供給された水素ガスは、白金等の触媒
を担持した反応層において、水素イオンに変化し、親水
性の反応層を通りめっき液中に拡散する。
【0020】ガス拡散電極を、金属イオン還元装置とし
て無通電で使用する場合には、水素ガスが水素イオンに
変化するときに、H2→2H ++2e- の反応によって、水素
イオンおよび電子を放出する。放出された水素イオンお
よび電子は、下記反応式によって、直ちにFe3+またはCr
6+の還元反応に使用される。かくして、電気めっき液中
のFe3+イオンはFe2+イオンに還元され、そして、電気め
っき液中のCr6+イオンはCr3+イオンに還元される。 Fe3++e- →Fe2+ H2CrO4+6H+ + 3e- →Cr3++4H2O
て無通電で使用する場合には、水素ガスが水素イオンに
変化するときに、H2→2H ++2e- の反応によって、水素
イオンおよび電子を放出する。放出された水素イオンお
よび電子は、下記反応式によって、直ちにFe3+またはCr
6+の還元反応に使用される。かくして、電気めっき液中
のFe3+イオンはFe2+イオンに還元され、そして、電気め
っき液中のCr6+イオンはCr3+イオンに還元される。 Fe3++e- →Fe2+ H2CrO4+6H+ + 3e- →Cr3++4H2O
【0021】ガス拡散電極を、金属イオン還元装置とし
て通電して使用する場合には、上記反応は、陰極ばかり
でなく、陽極であるガス拡散電極においても発生する。
これは、水素の酸化還元電位が、Fe3+−Fe2+の酸化還元
電位よりも卑であるためであり、ガス拡散電極の利点で
ある。
て通電して使用する場合には、上記反応は、陰極ばかり
でなく、陽極であるガス拡散電極においても発生する。
これは、水素の酸化還元電位が、Fe3+−Fe2+の酸化還元
電位よりも卑であるためであり、ガス拡散電極の利点で
ある。
【0022】ガス拡散電極に供給する水素ガスの純度が
高いほど反応効率がよい。従って、水素ガスの純度は高
いことが望ましいが、例えば、製鉄所等において副生成
物として得られるような、やや純度が低い水素ガスを使
用しても、その能力が著しく低下することはない。
高いほど反応効率がよい。従って、水素ガスの純度は高
いことが望ましいが、例えば、製鉄所等において副生成
物として得られるような、やや純度が低い水素ガスを使
用しても、その能力が著しく低下することはない。
【0023】ガス拡散電極とめっき液との接触面積が大
きいほど還元反応速度は増加する。従って、ガス拡散電
極の形状やその取付け方法等に工夫を加え、めっき液と
の接触面積を増大させることが望ましい。また、イオン
種の拡散を促進するために、ガス拡散電極の表面を、一
定の流速によって電気めっき液が流れるように構成する
ことが好ましい。このようにすることによって、良好な
還元効率が得られる。
きいほど還元反応速度は増加する。従って、ガス拡散電
極の形状やその取付け方法等に工夫を加え、めっき液と
の接触面積を増大させることが望ましい。また、イオン
種の拡散を促進するために、ガス拡散電極の表面を、一
定の流速によって電気めっき液が流れるように構成する
ことが好ましい。このようにすることによって、良好な
還元効率が得られる。
【0024】電気めっきライン中においてめっき液が存
在するのは、めっきセル部、イオン供給部および循環部
である。めっきセル部は、めっき液中の金属イオンを鋼
ストリップの表面上に電析させる部分であり、イオン供
給部は、金属の粒または粉、金属塩、金属酸化物、金属
水酸化物等によって、めっき液中に金属イオンを補給す
る部分である。このようなめっきセル部とイオン供給部
との間に設置された循環ポンプによって、めっき液は循
環する。この発明の方法に使用されるガス拡散電極は、
上述しためっきセル部、イオン供給部および循環部の何
れの場所に設置してもよく、また、これらとは別に設け
られたバイパス中に設置してもよい。
在するのは、めっきセル部、イオン供給部および循環部
である。めっきセル部は、めっき液中の金属イオンを鋼
ストリップの表面上に電析させる部分であり、イオン供
給部は、金属の粒または粉、金属塩、金属酸化物、金属
水酸化物等によって、めっき液中に金属イオンを補給す
る部分である。このようなめっきセル部とイオン供給部
との間に設置された循環ポンプによって、めっき液は循
環する。この発明の方法に使用されるガス拡散電極は、
上述しためっきセル部、イオン供給部および循環部の何
れの場所に設置してもよく、また、これらとは別に設け
られたバイパス中に設置してもよい。
【0025】ガス拡散電極を陽極として使用し、通電し
ながら電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+
イオンを還元する場合、ガス拡散電極と相対して設置す
る陰極の材質は特に限定されるものではない。しかしな
がら、Fe3+およびCr6+の還元反応は、陰極上における水
素ガス発生反応および亜鉛、鉄等の金属析出反応と競合
するので、これらの反応速度をできるだけ低くする必要
がある。従って、陰極としては、水素ガス発生反応およ
び金属析出反応に要する過電圧の高い材質のものを使用
することが望ましい。例えば、陰極として、白金等の金
属材料を使用することにより、金属の析出反応を低く抑
えることが可能になり、高い還元効率でFe3+およびCr6+
の還元反応を起こすことが可能になる。
ながら電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+
イオンを還元する場合、ガス拡散電極と相対して設置す
る陰極の材質は特に限定されるものではない。しかしな
がら、Fe3+およびCr6+の還元反応は、陰極上における水
素ガス発生反応および亜鉛、鉄等の金属析出反応と競合
するので、これらの反応速度をできるだけ低くする必要
がある。従って、陰極としては、水素ガス発生反応およ
び金属析出反応に要する過電圧の高い材質のものを使用
することが望ましい。例えば、陰極として、白金等の金
属材料を使用することにより、金属の析出反応を低く抑
えることが可能になり、高い還元効率でFe3+およびCr6+
の還元反応を起こすことが可能になる。
【0026】なお、この発明の方法によるFe3+イオンお
よび/またはCr6+イオンの還元は、常時適量の水素ガス
を供給しながら通電し、連続的に行ってもよく、また
は、電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イ
オンの濃度の上昇に応じて、水素ガスを供給しまたは通
電し、断続的に行ってもよい。
よび/またはCr6+イオンの還元は、常時適量の水素ガス
を供給しながら通電し、連続的に行ってもよく、また
は、電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イ
オンの濃度の上昇に応じて、水素ガスを供給しまたは通
電し、断続的に行ってもよい。
【0027】また、還元速度を早くするためには、水素
ガス通気と通電とを同時に行えばよく、還元速度が遅く
てもよい場合には、通電せず、水素ガス通気のみを行う
ようにしてもよい。また、めっき液の循環も適宜制御し
選択することができる。
ガス通気と通電とを同時に行えばよく、還元速度が遅く
てもよい場合には、通電せず、水素ガス通気のみを行う
ようにしてもよい。また、めっき液の循環も適宜制御し
選択することができる。
【0028】図1は、この発明の方法によって電気めっ
き液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを還元す
る装置の一例を示す系統図である。図1において、1は
流量計、2は還元装置、3はめっき液を収容するタン
ク、4は循環用ポンプ、5は流量調整用バルブである。
タンク3内のめっき液は、循環用ポンプ4の作動によ
り、還元装置2を通って循環する。
き液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンを還元す
る装置の一例を示す系統図である。図1において、1は
流量計、2は還元装置、3はめっき液を収容するタン
ク、4は循環用ポンプ、5は流量調整用バルブである。
タンク3内のめっき液は、循環用ポンプ4の作動によ
り、還元装置2を通って循環する。
【0029】図2に概略垂直断面図で示すように、還元
装置2は、めっき液が流れる還元室6と、還元室6を構
成する陽極としてのガス拡散電極7と、ガス拡散電極7
と対極の、白金が被覆された陰極としてのチタン電極8
と、ガス拡散電極7の上部に形成されたガス室9とから
なっている。ガス室9にはガス流入口10およびガス排出
口11が設けられている。ガス拡散電極7とチタン電極8
との間には導線13が接続され、導線13の途中には整流器
12が設けられている。
装置2は、めっき液が流れる還元室6と、還元室6を構
成する陽極としてのガス拡散電極7と、ガス拡散電極7
と対極の、白金が被覆された陰極としてのチタン電極8
と、ガス拡散電極7の上部に形成されたガス室9とから
なっている。ガス室9にはガス流入口10およびガス排出
口11が設けられている。ガス拡散電極7とチタン電極8
との間には導線13が接続され、導線13の途中には整流器
12が設けられている。
【0030】ガス室9内には、ガス流入口10を通って水
素ガスが供給され、そして、ガス排出口11から排出され
る。メッキ液貯蔵用タンク3から還元装置2の還元室6
内に供給された鉄系電気めっき液14は、還元室6を構成
するガス拡散電極7およびこれと対極のチタン電極8の
表面と接触しながら、還元室6内を流れる。
素ガスが供給され、そして、ガス排出口11から排出され
る。メッキ液貯蔵用タンク3から還元装置2の還元室6
内に供給された鉄系電気めっき液14は、還元室6を構成
するガス拡散電極7およびこれと対極のチタン電極8の
表面と接触しながら、還元室6内を流れる。
【0031】ガス室9内に供給された水素ガスは、ガス
拡散電極7の、白金等の触媒を担持した反応層において
水素イオンに変化し、親水性の反応層を通りめっき液14
中に拡散する。このようにして、水素ガスが水素イオン
に変化するときに、水素イオンおよび電子を放出し、放
出された水素イオンおよび電子によりFe3+イオンが還元
されてFe2+イオンになる。なお、電気めっき液中にCr6+
イオンが存在する場合には、Cr6+イオンが還元されてCr
3+イオンになる。
拡散電極7の、白金等の触媒を担持した反応層において
水素イオンに変化し、親水性の反応層を通りめっき液14
中に拡散する。このようにして、水素ガスが水素イオン
に変化するときに、水素イオンおよび電子を放出し、放
出された水素イオンおよび電子によりFe3+イオンが還元
されてFe2+イオンになる。なお、電気めっき液中にCr6+
イオンが存在する場合には、Cr6+イオンが還元されてCr
3+イオンになる。
【0032】このようにして、Fe3+イオンおよび/また
はCr6+イオンが還元された電気めっき液は、再びタンク
3内に戻る。そして、随時、タンク3から排出されて図
示しないめっきラインのめっきセルに至り、めっきセル
内において、鋼板を電気めっきする。
はCr6+イオンが還元された電気めっき液は、再びタンク
3内に戻る。そして、随時、タンク3から排出されて図
示しないめっきラインのめっきセルに至り、めっきセル
内において、鋼板を電気めっきする。
【0033】
【実施例】次に、この発明の方法を、実施例により比較
例と共に図面を参照しながら説明する。 〔実施例1〕図1および図2に示した装置を使用し、下
記条件により、鉄−亜鉛合金電気めっき液中の Fe3+ イ
オンの還元を行った。 (1) めっき液の成分組成 Zn2+ : 30 g/l Fe2+ : 60 g/l Fe3+ : 7 g/l Na + : 10 g/l (2) pH値 : 2.0 (4) めっき液温度 : 55 ℃
例と共に図面を参照しながら説明する。 〔実施例1〕図1および図2に示した装置を使用し、下
記条件により、鉄−亜鉛合金電気めっき液中の Fe3+ イ
オンの還元を行った。 (1) めっき液の成分組成 Zn2+ : 30 g/l Fe2+ : 60 g/l Fe3+ : 7 g/l Na + : 10 g/l (2) pH値 : 2.0 (4) めっき液温度 : 55 ℃
【0034】上述しためっき液を、流量計1を見ながら
流量調整用バルブ5を調整することにより、タンク3と
還元装置2との間を一定流量で循環させた。還元装置2
の前後のめっき液をサンプリングし、 Fe3+ 濃度の経時
的変化を記録した。
流量調整用バルブ5を調整することにより、タンク3と
還元装置2との間を一定流量で循環させた。還元装置2
の前後のめっき液をサンプリングし、 Fe3+ 濃度の経時
的変化を記録した。
【0035】図3に、タンク3内の Fe3+ イオン濃度の
経時的変化を示す。図3において、白丸印は、還元装置
2のガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流さな
い状態でめっき液を循環させた場合を示し、三角印は、
ガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流した状態
でめっき液を循環させた場合を示し、そして、黒丸印
は、ガス拡散電極7に、水素ガスを流しながら、5A/dm2
の電流密度で通電した状態でめっき液を循環させた場合
を示す。
経時的変化を示す。図3において、白丸印は、還元装置
2のガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流さな
い状態でめっき液を循環させた場合を示し、三角印は、
ガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流した状態
でめっき液を循環させた場合を示し、そして、黒丸印
は、ガス拡散電極7に、水素ガスを流しながら、5A/dm2
の電流密度で通電した状態でめっき液を循環させた場合
を示す。
【0036】図3から明らかなように、無通電で且つ水
素ガスを流さない状態でめっき液を循環させた場合は、
めっき液の循環による空気酸化が生じ、 Fe3+ イオン濃
度は上昇した。無通電で且つ水素ガスを流した状態でめ
っき液を循環させた場合は、Fe3+ イオン濃度が徐々に
減少し、ガス拡散電極による Fe3+ の Fe2+ への還元効
果が示された。更に、ガス拡散電極を陽極として5A/dm2
の電流密度で通電した場合には、 Fe3+ 濃度が大きく減
少し、 Fe3+ の還元効果が顕著であった。
素ガスを流さない状態でめっき液を循環させた場合は、
めっき液の循環による空気酸化が生じ、 Fe3+ イオン濃
度は上昇した。無通電で且つ水素ガスを流した状態でめ
っき液を循環させた場合は、Fe3+ イオン濃度が徐々に
減少し、ガス拡散電極による Fe3+ の Fe2+ への還元効
果が示された。更に、ガス拡散電極を陽極として5A/dm2
の電流密度で通電した場合には、 Fe3+ 濃度が大きく減
少し、 Fe3+ の還元効果が顕著であった。
【0037】〔実施例2〕図1および図2に示した装置
を使用し、下記条件により、亜鉛−クロム合金電気めっ
き液中の Cr6+ イオンの還元を行った。 (1) めっき液の成分組成 Zn2+ : 70 g/l Cr3+ : 20 g/l Cr6+ : 6 g/l 析出促進剤:2 g/l (2) pH値 : 2.2 (3) めっき液温度:57℃
を使用し、下記条件により、亜鉛−クロム合金電気めっ
き液中の Cr6+ イオンの還元を行った。 (1) めっき液の成分組成 Zn2+ : 70 g/l Cr3+ : 20 g/l Cr6+ : 6 g/l 析出促進剤:2 g/l (2) pH値 : 2.2 (3) めっき液温度:57℃
【0038】上述しためっき液を、流量計1を見ながら
流量調整用バルブ5を調整することにより、一定流量で
タンク3と還元装置2との間を循環させた。還元装置2
の前後のめっき液をサンプリングし、 Cr6+ 濃度の経時
的変化を記録した。
流量調整用バルブ5を調整することにより、一定流量で
タンク3と還元装置2との間を循環させた。還元装置2
の前後のめっき液をサンプリングし、 Cr6+ 濃度の経時
的変化を記録した。
【0039】図4に、タンク3内の Cr6+ イオン濃度の
経時的変化を示す。図4において、白丸印は、還元装置
2のガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流さな
い状態でめっき液を循環させた場合を示し、三角印は、
ガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流した状態
でめっき液を循環させた場合を示し、そして、黒丸印
は、ガス拡散電極7に、水素ガスを流しながら、10A/dm
2 の電流密度で通電した状態でめっき液を循環させた場
合を示す。
経時的変化を示す。図4において、白丸印は、還元装置
2のガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流さな
い状態でめっき液を循環させた場合を示し、三角印は、
ガス拡散電極7に、無通電で且つ水素ガスを流した状態
でめっき液を循環させた場合を示し、そして、黒丸印
は、ガス拡散電極7に、水素ガスを流しながら、10A/dm
2 の電流密度で通電した状態でめっき液を循環させた場
合を示す。
【0040】図4から明らかなように、無通電で且つ水
素ガスを流さない状態でめっき液を循環させた場合は、
めっき液の循環による空気酸化が生じ、 Cr6+ イオン濃
度は上昇した。無通電で且つ水素ガスを流した状態でめ
っき液を循環させた場合は、Cr6+ イオン濃度が徐々に
減少し、ガス拡散電極による Cr6+ の Cr3+ への還元効
果が示された。更に、ガス拡散電極を陽極として10A/dm
2 の電流密度で通電した場合には、 Cr6+ 濃度が大きく
減少し、 Cr6+ の還元効果が顕著であった。
素ガスを流さない状態でめっき液を循環させた場合は、
めっき液の循環による空気酸化が生じ、 Cr6+ イオン濃
度は上昇した。無通電で且つ水素ガスを流した状態でめ
っき液を循環させた場合は、Cr6+ イオン濃度が徐々に
減少し、ガス拡散電極による Cr6+ の Cr3+ への還元効
果が示された。更に、ガス拡散電極を陽極として10A/dm
2 の電流密度で通電した場合には、 Cr6+ 濃度が大きく
減少し、 Cr6+ の還元効果が顕著であった。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
連続電気めっき装置によって、電気めっき鋼板を連続的
に製造する際における、電気めっき液中に存在するFe3+
イオンおよび/またはCr6+イオンの還元を、めっき液中
のイオンバランスを安定して保ちながら、迅速且つ効率
的に、しかもコストの上昇を招くことなく経済的に行う
ことができる、工業上有用な効果がもたらされる。
連続電気めっき装置によって、電気めっき鋼板を連続的
に製造する際における、電気めっき液中に存在するFe3+
イオンおよび/またはCr6+イオンの還元を、めっき液中
のイオンバランスを安定して保ちながら、迅速且つ効率
的に、しかもコストの上昇を招くことなく経済的に行う
ことができる、工業上有用な効果がもたらされる。
【図1】この発明の方法によって電気めっき液中のFe3+
イオンおよび/またはCr6+イオンを還元する装置の一例
を示す系統図である。
イオンおよび/またはCr6+イオンを還元する装置の一例
を示す系統図である。
【図2】この発明の方法において使用される還元装置の
一例を示す概略垂直断面図である。
一例を示す概略垂直断面図である。
【図3】めっき液中のFe3+イオン濃度の経時的変化を示
す図である。
す図である。
【図4】めっき液中のCr6+イオン濃度の経時変化を示す
グラフである。
グラフである。
1 流量計、 2 還元装置、 3 タンク、 4 循環用ポンプ、 5 流量調整用バルブ、 6 還元室、 7 ガス拡散電極、 8 チタン電極、 9 ガス室、 10 ガス流入口、 11 ガス排出口、 12 整流器、 13 導線、 14 めっき液。
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に対向して配置された、ガス拡散電
極と固体電極とからなる還元室を有する還元ラインを、
電気めっきライン内に設け、前記還元室内に、Fe3+イオ
ンおよび/またはCr6+イオンを含有する電気めっき液を
供給し、そして、前記ガス拡散電極側に水素ガスを供給
し、無通電または前記ガス拡散電極を陽極として通電す
ることにより、前記電気めっき液中のFe3+イオンおよび
/またはCr6+イオンを、Fe2+イオンおよび/またはCr3+
イオンに還元することを特徴とする、電気めっき液中の
Fe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329973A JPH07150377A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329973A JPH07150377A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150377A true JPH07150377A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18227347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5329973A Pending JPH07150377A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気めっき液中のFe3+イオンおよび/またはCr6+イオンの還元方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015067849A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 豊田合成株式会社 | 3価クロムめっき液の再生装置、前記再生装置を備えた3価クロムめっきシステム、及び3価クロムめっき液の再生方法 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5329973A patent/JPH07150377A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015067849A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 豊田合成株式会社 | 3価クロムめっき液の再生装置、前記再生装置を備えた3価クロムめっきシステム、及び3価クロムめっき液の再生方法 |
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