JPH07150520A - 床版等補強構造 - Google Patents
床版等補強構造Info
- Publication number
- JPH07150520A JPH07150520A JP30023393A JP30023393A JPH07150520A JP H07150520 A JPH07150520 A JP H07150520A JP 30023393 A JP30023393 A JP 30023393A JP 30023393 A JP30023393 A JP 30023393A JP H07150520 A JPH07150520 A JP H07150520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor slab
- adhesive layer
- reinforcing
- reinforcing steel
- steel frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
ンジ部を具備する異形断面の補強鉄骨を接着材層を介し
て取付け、かつ、同上部水平フランジ部を接着材層に埋
設し、外部に露出した残部に防錆保護膜を形成してい
る。 【効果】 補強鉄骨は、単に、接着材層に平面的に接合
されるのではなく、その上部水平フランジ部を接着材層
に埋設しているので、補強鉄板とコンクリートからなる
床版本体との間に剛性面で著しい差異があっても、接着
材層が歪みを吸収するので、載荷重がかかった場合であ
っても、補強鉄板を床版本体に強力に一体化することが
でき、補強鉄板によるコンクリートからなる床版本体の
破壊を確実に防止でき、載荷重の増大化を確実に図るこ
とができる。
Description
強構造に関する。
として、図4や図5に示す形態のものがある。
る床版本体50の上部と下部にそれぞれ補強鉄筋51,52 を
配筋しており、また、その裏面に、接着材53を用いて、
複数の短尺の平板形状を有する補強鉄板54を取付けてい
る。
短尺の平板形状を有する補強鉄板54に代えて、床版本体
50の幅員と略等しい幅員を有する長尺の平板形状を有す
る補強鉄板55を、床版本体50の裏面に接着材56を用いて
接着している。
50の強度の補強をある程度まで図ることができ、床版構
造B, Cは、近年の通過車両の増大による耐荷力の増大
に対処するようにしている。
構造B, Cは、未だ、以下の解決すべき課題を有してい
た。
強鉄板54,55 は鉄板からなるため剛性が高く、一方、コ
ンクリートからなる床版本体50は剛性が比較的低いた
め、平板からなる補強鉄板54,55 をそのまま床版本体50
の底面に接着したのでは、載荷重が床版にかかった場
合、上記した剛性の差異によって、補強鉄板54,55 によ
ってコンクリートからなる床版本体50が破壊されるおそ
れがある。
底面全面に接着した場合には、上部からコンクリート製
の床版本体50に侵入した水が、床版本体50と補強鉄板55
との間に侵入して同部分を腐食させたり、接着材の接着
力を損なうことになる。
補強鉄板54,55 は共に平板からなるので、床版本体50の
中立点からの断面二次モーメント及び断面係数を充分に
確保できず、耐荷力の向上に限界があった。即ち、補強
鋼板54,55 を厚くすれば断面二次モーメント及び断面係
数が増大するが、一方、床版構造B, Cの全体重量を増
大することになり、耐荷力の向上には必ずしも貢献しな
いことになる。
版本体50の底面に、接着材を用いて埋設状態に取付けた
補強構造も知られているが、この場合、鉄筋の腐食防止
のため一定のかぶせ量を必要とするので、接着材層が著
しく厚くなり、その結果、床版の全体重量が著しく増大
し、図4, 図5に示す床版構造B, Cの場合と同様に、
耐荷力の向上には必ずしも貢献しない。
できる床版等補強構造を提供することを目的とする。
面に、少なくとも上部水平フランジ部を具備する異形断
面の補強鉄骨を接着材層を介して取付け、かつ、同上部
水平フランジ部を接着材層に埋設し、外部に露出した残
部に防錆保護膜を形成したことを特徴とする床版等補強
構造に係るものである。
護膜をポリマーセメントから形成したことにも特徴を有
する。
珪素、酸化カルシウム,酸化鉄を主成分とした主剤、具
体的には、砂とモルタルとからなる主剤に、カルボキシ
変性スチレンブタジエン、メタクリル酸シクロヘキシル
を主成分としてなる複合ポリマーエマルジョンを混和し
た生成した混合材料を好適に用いることができる。
は、酸化珪素、酸化カルシウム,酸化鉄を主成分とした
主剤に、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂の
いずれかを混和して生成した混合材料や、レジンコンク
リートを好適に用いることができる。
素繊維、ガラス繊維、アラミド樹脂繊維等の補強繊維
を、短繊維や長繊維の形態で、混和して、ポリマーセメ
ントモルタルの強度を増大することもできる。
明に係る床版等補強構造の構成を詳細に説明する。
に、床版Aは、一定間隔を開けて配設したI型ビームか
らなる鋼製桁10によって支持されており、その断面形状
を図2に示す。
床版本体11は、その上下部に、複数の補強鉄筋12,13 を
埋設状態に配筋している。
Aにおいて、床版本体11の底面に設けた床版補強構造に
特徴を有する。
面には、上部水平フランジ部14a と下部垂直リブ部14b
とからなる異形断面を有する補強鉄骨 (本実施例では、
T型ビーム) 14が複数個、水平方向に間隔を開けて配設
されている。
部14a は、埋設状態に、一定厚の接着材層15によって、
床版本体11の裏面に接着されている。
14a は外部に露出しており、同露出部分には、防錆保護
膜14c が形成されている。
らなる補強鉄骨と異なり、断面係数の高い異形断面形状
の補強鉄骨14を用いることによって、床版Aの全体重量
を増大させることなく、耐荷力を増大することができ
る。
平面的に接合されるのではなく、その上部水平フランジ
部14a を接着材層15に埋設しているので、単に、接着材
層15に平面的に接合した場合に比べて、接着面積を著し
く増大することができるとともに、上部水平フランジ部
14a によってフック状に係止されることになる。
離を確実に防止することができ、補強鉄骨14を接着材層
15を介して強力に一体化することができるので、床版本
体11にかかる載荷重により床版本体11に発生する応力を
確実に補強鉄骨14に伝播して載荷重を、床版本体11と補
強鉄骨14の協働によって効果的に支持することができ
る。
平面的に接合されるのではなく、その上部水平フランジ
部14a を接着材層15に埋設しているので、補強鉄板54,5
5 とコンクリートからなる床版本体50との間に剛性面で
著しい差異があっても、接着材層15が歪みを吸収するの
で、載荷重がかかった場合であっても、補強鉄板54,55
を床版本体50に強力に一体化することができ、補強鉄板
54,55 によるコンクリートからなる床版本体50の破壊を
確実に防止でき、載荷重の増大化を確実に図ることがで
きる。
平フランジ部14a のみを被覆すればよいので、補強鉄骨
14の全体を覆う場合に比して、厚さを可及的に薄くで
き、接着材層15の厚さの増大に起因する床版重量の増大
を防止することができる。
a への接着材層15のかぶり量 (上部水平フランジ部14a
の裏面から接着材層15の裏面までの厚さ) は、約30 mm
以上とするのが望ましい。
面形状とするのではなく、I型断面形状としたことを特
徴とするものであり、さらに、断面係数を増大すること
によって、床版補強効果を高めることができる。
力、引張強度及び曲げ強度に優れたポリマーセメントを
用いることにしているので、さらに、補強鉄骨14と床版
本体11との一体化を図ることができ、上述した床版Aの
耐荷力を向上することができる。
部露出部分を被覆する防錆塗膜層14c 等を、接着力、引
張強度及び曲げ強度の他、防蝕性に優れたポリマーセメ
ントを用いることにしているので、さらに、補強鉄骨14
の防錆を長年にわたって図ることができる。
セメントモルタルとしては、酸化珪素、酸化カルシウ
ム,酸化鉄を主成分とした主剤に、カルボキシ変性スチ
レンブタジエン、メタクリル酸シクロヘキシルを主成分
としてなる複合ポリマーエマルジョンを混和した生成し
た混合材料を用いることができる。
は、例えば、特開昭58-149961 号や特開昭60-2386503号
において開示したものをいい、かかる複合ポリマーエマ
ルジョンは、以下の成分構成を有する。
成分構成を有するものとすることができる。
形断面を有する補強鉄骨は、上記したT型鋼やI形鋼に
何ら限定されるものではなく、他の形鋼、例えば、H形
鋼、溝形鋼、L形鋼等も適用できるものである。
床版等補強構造は、床版本体の裏面に、少なくとも上部
水平フランジ部を具備する異形断面の補強鉄骨を接着材
層を介して取付け、かつ、同上部水平フランジ部を接着
材層に埋設し、外部に露出した残部に防錆保護膜を形成
している。
に平面的に接合されるのではなく、その上部水平フラン
ジ部を接着材層に埋設しているので、補強鉄板とコンク
リートからなる床版本体との間に剛性面で著しい差異が
あっても、接着材層が歪みを吸収するので、載荷重がか
かった場合であっても、補強鉄板を床版本体に強力に一
体化することができ、補強鉄板によるコンクリートから
なる床版本体の破壊を確実に防止でき、載荷重の増大化
を確実に図ることができる。
面的に接合されるのではなく、その上部水平フランジ部
を接着材層に埋設しているので、単に、接着材層に平面
的に接合した場合に比べて、接着面積を著しく増大する
ことができるとともに、上部水平フランジ部によってフ
ック状に係止されることになる。
確実に防止することができ、補強鉄骨を接着材層を介し
て強力に一体化することができるので、床版本体にかか
る載荷重により床版本体に発生する応力を確実に補強鉄
骨に伝播して載荷重を、床版本体と補強鉄骨の協働によ
って効果的に支持することができる。
ランジ部のみを被覆すればよいので、補強鉄骨の全体を
覆う場合に比して、厚さを可及的に薄くでき、接着材層
の厚さの増大に起因する床版重量の増大を防止すること
ができる。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】床版本体(11)の裏面に、少なくとも上部水
平フランジ部(14a) を具備する異形断面の補強鉄骨(14)
を接着材層(15)を介して取付け、かつ、同上部水平フラ
ンジ部(14a) を接着材層(15)に埋設し、外部に露出した
残部に防錆保護膜(14c) を形成したことを特徴とする床
版等補強構造。 - 【請求項2】接着材層(15)をポリマーセメントから形成
したことを特徴とする請求項1記載の床版等補強構造。 - 【請求項3】防錆保護膜(14c) をポリマーセメントから
形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の床版等
補強構造。 - 【請求項4】ポリマーセメントが、酸化珪素、酸化カル
シウム及び酸化鉄を主成分とした主剤に、カルボキシ変
性スチレンブタジエン及びメタクリル酸シクロヘキシル
を主成分としてなる複合ポリマーエマルジョンを混和し
て生成したポリマーセメントであることを特徴とする請
求項2又は3記載の床版等補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30023393A JP3405573B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 床版等補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30023393A JP3405573B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 床版等補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150520A true JPH07150520A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3405573B2 JP3405573B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=17882322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30023393A Expired - Fee Related JP3405573B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 床版等補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3405573B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031613A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Ube Machinery Corporation Ltd | 合成床版 |
| JP2011106117A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Ube Machinery Corporation Ltd | 合成床版及びそれを用いた橋梁 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP30023393A patent/JP3405573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031613A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Ube Machinery Corporation Ltd | 合成床版 |
| JP2011106117A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Ube Machinery Corporation Ltd | 合成床版及びそれを用いた橋梁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3405573B2 (ja) | 2003-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Oehlers et al. | Flexural strength of profiled beams | |
| JP3405573B2 (ja) | 床版等補強構造 | |
| JP3900498B2 (ja) | ゴムラテックスモルタル複合鋼床版 | |
| KR100467645B1 (ko) | 고인장강도 콘크리트 및 그를 이용한 이중 콘크리트구조물의 시공방법 | |
| JP3565957B2 (ja) | 橋脚の補強方法 | |
| JPH0762610A (ja) | 補強桁構造 | |
| JPH09158493A (ja) | 既存鉄筋コンクリート柱の耐震補強方法 | |
| CN116464313B (zh) | 一种钢筋混凝土受弯加固构件及加固方法 | |
| JP3561319B2 (ja) | 鋼製橋脚の補強構造 | |
| JPH08144541A (ja) | スラブ付き梁の補強方法 | |
| JP2645445B2 (ja) | 鋼板による床版の補強方法 | |
| JPS62241884A (ja) | コンクリ−ト構造体の表面補強方法 | |
| SU697665A1 (ru) | Железобетонный элемент | |
| JP3565940B2 (ja) | 合成桁構造 | |
| JPH10131119A (ja) | 橋梁の補強構造 | |
| JPH09273118A (ja) | 床版等の継目構造 | |
| JP2740809B2 (ja) | コンクリート構造物 | |
| JPH0941676A (ja) | せん断耐力向上型既存rc柱補強方法 | |
| JP3252161B2 (ja) | 合成床版 | |
| JPS62141206A (ja) | コンクリ−ト構造体 | |
| KR200241408Y1 (ko) | 철선을 구비한 건축 슬래브 데크패널의 단부고정근 구조 | |
| JP2025092240A (ja) | 床構造 | |
| JP3292269B2 (ja) | コンクリートセグメント | |
| JP2585531B2 (ja) | 芳香族ポリアミド繊維からなる補強筋 | |
| KR200420239Y1 (ko) | 강형의 상부플랜지 및 하부플랜지가 슬래브 및 하부케이싱표면으로 노출된 프리플렉스 합성형교 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |