JPH07151879A - トリチウム燃料サイクルシステム - Google Patents
トリチウム燃料サイクルシステムInfo
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- JPH07151879A JPH07151879A JP5301642A JP30164293A JPH07151879A JP H07151879 A JPH07151879 A JP H07151879A JP 5301642 A JP5301642 A JP 5301642A JP 30164293 A JP30164293 A JP 30164293A JP H07151879 A JPH07151879 A JP H07151879A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
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- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リチウムから生成するトリチウム量を低減して
経済性を高め、その結果としてトリチウム廃棄物量と、
作業者および環境の放射線被ばくを軽減する。 【構成】ヘリウムガス回収系16とヘリウムガス循環系17
とを接続し、ヘリウムガス循環系17をブランケット6に
接続してなる。トリチウム貯蔵ガス系1やトリチウム廃
棄物処理系13で発生するトリチウムの壊変生成物である
ヘリウム3をヘリウムガス回収系16で回収する。排気精
製系8を通して運ばれてきたトリチウムと重水素の核融
合反応およびリチウムと中性子の核反応で生成するヘリ
ウム4(α粒子)をヘリウムガス回収系16で回収する。
回収したヘリウムガス中のヘリウム−3はヘリウムガス
循環系17からブランケット6へ送り、炉心プラズマ5周
囲のブランケット6および中性子と反応してトリチウム
を再生し、これを回収する。
経済性を高め、その結果としてトリチウム廃棄物量と、
作業者および環境の放射線被ばくを軽減する。 【構成】ヘリウムガス回収系16とヘリウムガス循環系17
とを接続し、ヘリウムガス循環系17をブランケット6に
接続してなる。トリチウム貯蔵ガス系1やトリチウム廃
棄物処理系13で発生するトリチウムの壊変生成物である
ヘリウム3をヘリウムガス回収系16で回収する。排気精
製系8を通して運ばれてきたトリチウムと重水素の核融
合反応およびリチウムと中性子の核反応で生成するヘリ
ウム4(α粒子)をヘリウムガス回収系16で回収する。
回収したヘリウムガス中のヘリウム−3はヘリウムガス
循環系17からブランケット6へ送り、炉心プラズマ5周
囲のブランケット6および中性子と反応してトリチウム
を再生し、これを回収する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトリチウムを燃料の一部
とする核融合炉である重水素−トリチウム核融合炉にお
けるトリチウム燃料サイクルシステムに関する。
とする核融合炉である重水素−トリチウム核融合炉にお
けるトリチウム燃料サイクルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、計画されている重水素−トリチウ
ム核融合炉では、燃料として重水素とトリチウムを使用
する。重水素は安定な水素同位体であり、天然にも存在
比約0.015 %で存在しており、諸外国の重水素製造プラ
ントで工業的な生産が行われている。
ム核融合炉では、燃料として重水素とトリチウムを使用
する。重水素は安定な水素同位体であり、天然にも存在
比約0.015 %で存在しており、諸外国の重水素製造プラ
ントで工業的な生産が行われている。
【0003】一方、トリチウムは不安定な水素同位体で
あり、天然の存在率が極めて低いことから核反応により
人工的に生産している。核反応により人工的に生産した
核融合炉燃料用のトリチウムは核融合炉において図6に
示すようなトリチウム燃料サイクルシステムとして扱わ
れる。
あり、天然の存在率が極めて低いことから核反応により
人工的に生産している。核反応により人工的に生産した
核融合炉燃料用のトリチウムは核融合炉において図6に
示すようなトリチウム燃料サイクルシステムとして扱わ
れる。
【0004】図6を参照し、従来のトリチウム燃料サイ
クルシステムを以下に説明する。すなわち、従来のトリ
チウム燃料サイクルは図6に示したように、トリチウム
ガス貯蔵系1と、重水素ガス貯蔵系2と、これらを混合
して燃料として調整する混合燃料調整系3と、この混合
燃料調整系3の下流側に接続した燃料注入系4とが設け
られている。
クルシステムを以下に説明する。すなわち、従来のトリ
チウム燃料サイクルは図6に示したように、トリチウム
ガス貯蔵系1と、重水素ガス貯蔵系2と、これらを混合
して燃料として調整する混合燃料調整系3と、この混合
燃料調整系3の下流側に接続した燃料注入系4とが設け
られている。
【0005】この燃料注入系4に接続した燃料を燃焼す
る炉心プラズマ5と、この炉心プラズマ5から発生する
中性子を増幅しその中性子によりトリチウムを再生しか
つ中性子を減速させて熱を発生するブランケット6と、
燃え残った燃料を排気ガスとして排出する未燃焼燃料排
気系7とが設けられている。
る炉心プラズマ5と、この炉心プラズマ5から発生する
中性子を増幅しその中性子によりトリチウムを再生しか
つ中性子を減速させて熱を発生するブランケット6と、
燃え残った燃料を排気ガスとして排出する未燃焼燃料排
気系7とが設けられている。
【0006】この未燃焼燃料排気系7に接続した排気ガ
スから燃料を精製する排気精製系8と、ブランケット6
内の増殖材中で生成したトリチウムを回収するガスを循
環させるスウィープガス循環系9と、そのスウィープガ
ス精製系10と、前記ブランケット6内の熱を回収する熱
交換系11と、各工程12から発生するトリチウムを含む廃
棄物を処理するトリチウム廃棄物処理系13とが設けられ
ている。なお、排気精製系8は同位体分離系14に接続し
ている。
スから燃料を精製する排気精製系8と、ブランケット6
内の増殖材中で生成したトリチウムを回収するガスを循
環させるスウィープガス循環系9と、そのスウィープガ
ス精製系10と、前記ブランケット6内の熱を回収する熱
交換系11と、各工程12から発生するトリチウムを含む廃
棄物を処理するトリチウム廃棄物処理系13とが設けられ
ている。なお、排気精製系8は同位体分離系14に接続し
ている。
【0007】この従来のトリチウム燃料サイクルシステ
ムでは、トリチウムガス貯蔵系1には核融合炉の運転に
先立ってリチウムと中性子の核反応によって別途人工的
に生産されたトリチウムが装荷される。重水素ガス貯蔵
系2には同位体分離系14で同位体濃縮によって生産した
重水素が貯蔵される。
ムでは、トリチウムガス貯蔵系1には核融合炉の運転に
先立ってリチウムと中性子の核反応によって別途人工的
に生産されたトリチウムが装荷される。重水素ガス貯蔵
系2には同位体分離系14で同位体濃縮によって生産した
重水素が貯蔵される。
【0008】次いで、混合燃料調整系3においてトリチ
ウムと重水素を適切な割合で混合し核融合炉用の燃料と
してペレット化する。調整された燃料は、燃料注入系4
に送られ炉心プラズマ5に注入される。炉心のプラズマ
5ではトリチウムと重水素が核融合反応により燃焼し、
中性子とヘリウム−4の原子核であるα粒子が生成す
る。注入された燃料のうち燃焼するのは注入量の1%程
度であり、未燃焼燃料は未燃焼燃料排気系7を通して排
出される。
ウムと重水素を適切な割合で混合し核融合炉用の燃料と
してペレット化する。調整された燃料は、燃料注入系4
に送られ炉心プラズマ5に注入される。炉心のプラズマ
5ではトリチウムと重水素が核融合反応により燃焼し、
中性子とヘリウム−4の原子核であるα粒子が生成す
る。注入された燃料のうち燃焼するのは注入量の1%程
度であり、未燃焼燃料は未燃焼燃料排気系7を通して排
出される。
【0009】一方、燃料の燃焼により生成した中性子は
ブランケット6中で減速され熱エネルギーを放出する。
その熱は冷却材により熱交換系11へ運び出される。ブラ
ンケット6は中性子増倍材、トリチウムの増殖材および
冷却材から構成され、トリチウム増殖材としてはリチウ
ム含有物質が使用されリチウムの同位体であるリチウム
−6およびリチウム−7と中性子との核反応によりトリ
チウムとα粒子を生成する。
ブランケット6中で減速され熱エネルギーを放出する。
その熱は冷却材により熱交換系11へ運び出される。ブラ
ンケット6は中性子増倍材、トリチウムの増殖材および
冷却材から構成され、トリチウム増殖材としてはリチウ
ム含有物質が使用されリチウムの同位体であるリチウム
−6およびリチウム−7と中性子との核反応によりトリ
チウムとα粒子を生成する。
【0010】また、冷却材としてはヘリウム,水,液体
リチウム等が用いられる。増殖材中で発生したトリチウ
ムは、スウィープガス循環系9のスウィープガスにより
回収されスウィープガス精製系10で精製された後、一部
はトリチウムガス貯蔵系1に送られ、一部は混合燃料調
整系3へ送られる。
リチウム等が用いられる。増殖材中で発生したトリチウ
ムは、スウィープガス循環系9のスウィープガスにより
回収されスウィープガス精製系10で精製された後、一部
はトリチウムガス貯蔵系1に送られ、一部は混合燃料調
整系3へ送られる。
【0011】増殖材から生じたα粒子と燃料の燃焼によ
り生成したα粒子は、やがてエネルギーを失い近隣の電
子と結合してヘリウム−4となり未燃焼燃料とともに未
燃焼燃料排出系7から排出され、排気精製系8へ送られ
る。排気精製系8では燃料が回収・精製され、精製燃料
の一部はトリチウムガス貯蔵系1および重水素ガス貯蔵
系2に貯蔵され、一部は混合燃料調整系3へ送られ、一
部は同位体分離系14へ送られる。
り生成したα粒子は、やがてエネルギーを失い近隣の電
子と結合してヘリウム−4となり未燃焼燃料とともに未
燃焼燃料排出系7から排出され、排気精製系8へ送られ
る。排気精製系8では燃料が回収・精製され、精製燃料
の一部はトリチウムガス貯蔵系1および重水素ガス貯蔵
系2に貯蔵され、一部は混合燃料調整系3へ送られ、一
部は同位体分離系14へ送られる。
【0012】以上説明したように、従来のトリチウム燃
料サイクルシステムは、燃料の燃焼によって発生する中
性子とトリチウムを含む増殖材によってトリチウムを生
成し燃料として補給するシステムである。すなわち、核
融合炉の運転に伴い消費した量のトリチウムを増殖材を
用いることで新たに外部から燃料を補給している。
料サイクルシステムは、燃料の燃焼によって発生する中
性子とトリチウムを含む増殖材によってトリチウムを生
成し燃料として補給するシステムである。すなわち、核
融合炉の運転に伴い消費した量のトリチウムを増殖材を
用いることで新たに外部から燃料を補給している。
【0013】ところで、トリチウムは燃料の燃焼によっ
て消費されるだけではなく、トリチウムが核的に不安定
なため半減期約12.3年で壊変生成物であるヘリウム−3
へとβ壊変することによっても減少する。また、核融合
炉の運転によって各工程12から発生する廃棄物中へもト
リチウムの一部が移行してしまう。廃棄物はガス状、液
状および固体状であり、トリチウム廃棄物処理系13で処
理される。
て消費されるだけではなく、トリチウムが核的に不安定
なため半減期約12.3年で壊変生成物であるヘリウム−3
へとβ壊変することによっても減少する。また、核融合
炉の運転によって各工程12から発生する廃棄物中へもト
リチウムの一部が移行してしまう。廃棄物はガス状、液
状および固体状であり、トリチウム廃棄物処理系13で処
理される。
【0014】廃棄物処理方法としては、例えばトリチウ
ム排液であれば希釈または安定固化といった技術が開発
段階にあるが、交換された機器等の雑多な固体廃棄物も
含めて処分方法は未定であり、処分対策がたてられるま
では保管管理が必要となる。
ム排液であれば希釈または安定固化といった技術が開発
段階にあるが、交換された機器等の雑多な固体廃棄物も
含めて処分方法は未定であり、処分対策がたてられるま
では保管管理が必要となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のトリチウム燃料
サイクルシステムでは、運転に伴って消費されるトリチ
ウムを補給するため、別途、増殖材を供給する必要があ
り、また、トリチウムの補給によりトリチウム廃棄物の
量が増大し、その結果、作業者および公衆の放射線被ば
くが増大するという課題がある。
サイクルシステムでは、運転に伴って消費されるトリチ
ウムを補給するため、別途、増殖材を供給する必要があ
り、また、トリチウムの補給によりトリチウム廃棄物の
量が増大し、その結果、作業者および公衆の放射線被ば
くが増大するという課題がある。
【0016】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、燃料の燃焼や燃料の貯蔵等によって発生す
る排気ガスの有効利用を行って増殖材や冷却材の供給量
を低減して経済性を高めるとともに、増殖材の低減によ
り外部から補給されるトリチウム量を減らしてトリチウ
ム廃棄物の量を低減して、廃棄物処理および管理費用を
削減しかつ作業者および公衆の被ばくを低減するトリチ
ウム燃料サイクルシステムを提供することを目的とす
る。
れたもので、燃料の燃焼や燃料の貯蔵等によって発生す
る排気ガスの有効利用を行って増殖材や冷却材の供給量
を低減して経済性を高めるとともに、増殖材の低減によ
り外部から補給されるトリチウム量を減らしてトリチウ
ム廃棄物の量を低減して、廃棄物処理および管理費用を
削減しかつ作業者および公衆の被ばくを低減するトリチ
ウム燃料サイクルシステムを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はトリチウムを燃
料の一部とする核融合炉の燃料サイクルシステムに用い
られ、トリチウムの核壊変によって生成するヘリウム−
3と、トリチウムと重水素の核融合反応により生成する
ヘリウム−4とを含む排気ガスを回収するヘリウムガス
回収系と、このヘリウムガス回収系で回収したヘリウム
含有ガスを核融合炉のブランケットと熱交換系を循環さ
せるヘリウムガス循環系と、前記ヘリウムガス回収系で
回収したヘリウム含有ガスをその冷媒能から核融合炉の
冷却材として機能させ、かつヘリウムガスの成分である
ヘリウム−3と中性子の核反応によりトリチウムを再生
させることによりトリチウムの増殖材として機能させる
系統とを具備したことを特徴とする。
料の一部とする核融合炉の燃料サイクルシステムに用い
られ、トリチウムの核壊変によって生成するヘリウム−
3と、トリチウムと重水素の核融合反応により生成する
ヘリウム−4とを含む排気ガスを回収するヘリウムガス
回収系と、このヘリウムガス回収系で回収したヘリウム
含有ガスを核融合炉のブランケットと熱交換系を循環さ
せるヘリウムガス循環系と、前記ヘリウムガス回収系で
回収したヘリウム含有ガスをその冷媒能から核融合炉の
冷却材として機能させ、かつヘリウムガスの成分である
ヘリウム−3と中性子の核反応によりトリチウムを再生
させることによりトリチウムの増殖材として機能させる
系統とを具備したことを特徴とする。
【0018】また、本発明はトリチウムを燃料の一部と
する核融合炉の燃料サイクルシステムに用いられ、トリ
チウムの核壊変によって生成するヘリウム−3と、トリ
チウムと重水素の核融合反応およびリチウムと中性子と
の核反応により生成するヘリウム−4とを含む排気ガス
を回収するヘリウムガス回収手段と、このヘリウムガス
回収系で回収したヘリウム含有ガスをリチウムを含む増
殖材と熱交換系を循環させるヘリウムガス注入系と、前
記ヘリウムガス回収系で回収したヘリウム含有ガスを冷
却材および増殖材として機能させるとともに、増殖材中
のリチウムから生じたトリチウムを回収するスウィープ
ガスとしても機能させる系統とを具備したことを特徴と
する。
する核融合炉の燃料サイクルシステムに用いられ、トリ
チウムの核壊変によって生成するヘリウム−3と、トリ
チウムと重水素の核融合反応およびリチウムと中性子と
の核反応により生成するヘリウム−4とを含む排気ガス
を回収するヘリウムガス回収手段と、このヘリウムガス
回収系で回収したヘリウム含有ガスをリチウムを含む増
殖材と熱交換系を循環させるヘリウムガス注入系と、前
記ヘリウムガス回収系で回収したヘリウム含有ガスを冷
却材および増殖材として機能させるとともに、増殖材中
のリチウムから生じたトリチウムを回収するスウィープ
ガスとしても機能させる系統とを具備したことを特徴と
する。
【0019】
【作用】本発明に係るトリチウム燃料サイクルシステム
においては、ヘリウムを含む排気ガスを回収するヘリウ
ムガス回収系により、トリチウムがトリチウム燃料サイ
クル内に滞留する間にβ壊変により生成するヘリウム−
3と、燃料である重水素とトリチウムの核融合反応によ
り生成するヘリウム−4と、増殖材または冷却材中に含
まれるリチウムと中性子の核反応により生成するヘリウ
ム−4を含む排気ガスを排気系を通して回収する。
においては、ヘリウムを含む排気ガスを回収するヘリウ
ムガス回収系により、トリチウムがトリチウム燃料サイ
クル内に滞留する間にβ壊変により生成するヘリウム−
3と、燃料である重水素とトリチウムの核融合反応によ
り生成するヘリウム−4と、増殖材または冷却材中に含
まれるリチウムと中性子の核反応により生成するヘリウ
ム−4を含む排気ガスを排気系を通して回収する。
【0020】このヘリウム含有ガスを循環させるヘリウ
ムガス循環系は、ヘリウム含有ガスの温度・圧力調整を
行い、冷却してブランケットに送る。ヘリウム含有ガス
は冷却材としてブランケットに与えられた中性子の熱エ
ネルギーを回収し、さらに増殖材としてヘリウム含有ガ
スの一成分であるヘリウム−3と中性子の核反応により
トリチウムを生成する。
ムガス循環系は、ヘリウム含有ガスの温度・圧力調整を
行い、冷却してブランケットに送る。ヘリウム含有ガス
は冷却材としてブランケットに与えられた中性子の熱エ
ネルギーを回収し、さらに増殖材としてヘリウム含有ガ
スの一成分であるヘリウム−3と中性子の核反応により
トリチウムを生成する。
【0021】熱を回収し、トリチウムを生成したトリチ
ウム含有ガスは、熱交換系で熱を放出し、排気系及び排
気精製系を経て再びヘリウムガス回収系へ送られる。し
たがって、排気ガス中に含まれるヘリウム−3によって
トリチウムを再生し、かつヘリウム含有ガス自体が核融
合炉の冷却を行うことができる。
ウム含有ガスは、熱交換系で熱を放出し、排気系及び排
気精製系を経て再びヘリウムガス回収系へ送られる。し
たがって、排気ガス中に含まれるヘリウム−3によって
トリチウムを再生し、かつヘリウム含有ガス自体が核融
合炉の冷却を行うことができる。
【0022】
【実施例】図1から図4に基づいて本発明に係るトリチ
ウム燃料サイクルシステムの一実施例を説明する。な
お、図中、図6と同一部分には同一符号を付している。
図1は、本実施例のトリチウム燃料サイクルシステムの
主要構成を示すものである。
ウム燃料サイクルシステムの一実施例を説明する。な
お、図中、図6と同一部分には同一符号を付している。
図1は、本実施例のトリチウム燃料サイクルシステムの
主要構成を示すものである。
【0023】すなわち、図1において、トリチウム燃料
サイクルシステムの構成部である燃料用のトリチウムを
貯蔵するトリチウムガス貯蔵系1と燃料用の重水素を貯
蔵する重水素ガス貯蔵系2とのトリチウムと重水素を適
切な割合で混合する混合燃料調整系3と、この混合燃料
調整系で混合された燃料を炉心プラズマ5に注入する燃
料注入系4と、前記炉心プラズマ5から燃料の燃焼によ
って取り出されたエネルギーを熱に変換する熱交換系11
が接続されている。
サイクルシステムの構成部である燃料用のトリチウムを
貯蔵するトリチウムガス貯蔵系1と燃料用の重水素を貯
蔵する重水素ガス貯蔵系2とのトリチウムと重水素を適
切な割合で混合する混合燃料調整系3と、この混合燃料
調整系で混合された燃料を炉心プラズマ5に注入する燃
料注入系4と、前記炉心プラズマ5から燃料の燃焼によ
って取り出されたエネルギーを熱に変換する熱交換系11
が接続されている。
【0024】また、核融合プラントの各工程12から発生
するトリチウムを含む放射性廃棄物を処理するトリチウ
ム廃棄物処理系13が設けられている。前記熱交換系およ
びトリチウム廃棄物処理系13で放出する排気ガスからト
リチウムと重水素を生成する排気精製系8と、この排気
精製系8から移送されてくるガスからトリチウムと重水
素を分離・選別する同位体分離系14を備えている。
するトリチウムを含む放射性廃棄物を処理するトリチウ
ム廃棄物処理系13が設けられている。前記熱交換系およ
びトリチウム廃棄物処理系13で放出する排気ガスからト
リチウムと重水素を生成する排気精製系8と、この排気
精製系8から移送されてくるガスからトリチウムと重水
素を分離・選別する同位体分離系14を備えている。
【0025】さらに、トリチウムガス貯蔵系1の雰囲気
ガスを排出する第1の排気系15と、この第1の排気系15
により排出されたヘリウム−3を含むガスと排気精製系
8でトリチウムおよび重水素から分別されたヘリウム含
有ガスを回収するヘリウムガス回収系16が設けられてい
る。
ガスを排出する第1の排気系15と、この第1の排気系15
により排出されたヘリウム−3を含むガスと排気精製系
8でトリチウムおよび重水素から分別されたヘリウム含
有ガスを回収するヘリウムガス回収系16が設けられてい
る。
【0026】このヘリウムガス回収系16で回収されたヘ
リウム含有ガスを冷却材かつトリチウムの増殖材として
用いるブランケット6内へ送るヘリウムガス循環系17が
設けられている。
リウム含有ガスを冷却材かつトリチウムの増殖材として
用いるブランケット6内へ送るヘリウムガス循環系17が
設けられている。
【0027】また、ブランケット6内を循環し熱交換系
11を経由したヘリウム含有ガスと炉心プラズマ5内の未
燃焼燃料ガスとトリチウム廃棄物処理系13での排気ガス
を排出し、排気精製系8へ送る第2の排気系18が接続さ
れている。
11を経由したヘリウム含有ガスと炉心プラズマ5内の未
燃焼燃料ガスとトリチウム廃棄物処理系13での排気ガス
を排出し、排気精製系8へ送る第2の排気系18が接続さ
れている。
【0028】次に、上記構成のトリチウム燃料サイクル
システムの作用を説明する。トリチウムガス貯蔵系1お
よび重水素ガス貯蔵系2には、核融合炉の運転開始前に
別途生産された燃料ガスが初期装荷される。トリチウム
と重水素は各々混合燃料調整系3に必要量移送されペレ
ット化される。調整されたペレット燃料は燃料注入系4
へ送られた後、炉心プラズマ5へ注入され、注入量の1
%程度が燃焼する。
システムの作用を説明する。トリチウムガス貯蔵系1お
よび重水素ガス貯蔵系2には、核融合炉の運転開始前に
別途生産された燃料ガスが初期装荷される。トリチウム
と重水素は各々混合燃料調整系3に必要量移送されペレ
ット化される。調整されたペレット燃料は燃料注入系4
へ送られた後、炉心プラズマ5へ注入され、注入量の1
%程度が燃焼する。
【0029】燃焼しないで残った未燃焼燃料は真空排気
により排気ガスとして第2の排気系18により排出され
る。この排気ガス中には主にトリチウムと重水素ガスが
含まれており、トリチウムと重水素の核融合反応によっ
て生成したヘリウム−4も含まれている。
により排気ガスとして第2の排気系18により排出され
る。この排気ガス中には主にトリチウムと重水素ガスが
含まれており、トリチウムと重水素の核融合反応によっ
て生成したヘリウム−4も含まれている。
【0030】この混合ガスは排気精製系8に移送されて
トリチウム,重水素および他の成分に分離される。分離
されたトリチウムと重水素は、一部はトリチウムガス貯
蔵系1および重水素ガス貯蔵系2へ送られ、一部は同位
体分離系14へ送られ、一部は混合燃料調整系3へ送られ
る。
トリチウム,重水素および他の成分に分離される。分離
されたトリチウムと重水素は、一部はトリチウムガス貯
蔵系1および重水素ガス貯蔵系2へ送られ、一部は同位
体分離系14へ送られ、一部は混合燃料調整系3へ送られ
る。
【0031】同位体分離系14ではトリチウムと重水素の
同位体分離が行われ、分離された各ガスはそれぞれの貯
蔵系または混合燃料調整系へ送られる。排気精製系8に
おいてトリチウムと重水素から分離されたヘリウム−4
を含むガスは後述のヘリウムガス回収系16に回収され
る。
同位体分離が行われ、分離された各ガスはそれぞれの貯
蔵系または混合燃料調整系へ送られる。排気精製系8に
おいてトリチウムと重水素から分離されたヘリウム−4
を含むガスは後述のヘリウムガス回収系16に回収され
る。
【0032】一方、トリチウムガス貯蔵系1に貯蔵され
ているトリチウムはβ壊変により半減期約12.3年でヘリ
ウム−3へと核変換を起こす。例えば、1年間貯蔵され
たトリチウムは貯蔵開始時の量の約5%が、2年間貯蔵
されたトリチウムは約10%がヘリウム−3へと変換す
る。このようにトリチウムガス貯蔵系1で発生するヘリ
ウム−3を貯蔵系施設の雰囲気ガスともに第1の排気系
15により後述のヘリウムガス回収系16へ排出し回収す
る。
ているトリチウムはβ壊変により半減期約12.3年でヘリ
ウム−3へと核変換を起こす。例えば、1年間貯蔵され
たトリチウムは貯蔵開始時の量の約5%が、2年間貯蔵
されたトリチウムは約10%がヘリウム−3へと変換す
る。このようにトリチウムガス貯蔵系1で発生するヘリ
ウム−3を貯蔵系施設の雰囲気ガスともに第1の排気系
15により後述のヘリウムガス回収系16へ排出し回収す
る。
【0033】ヘリウムガス回収系16では、第1の排気系
15を通して送られてきたヘリウム−3を含むガスと、排
気精製系8を通して送られてきたヘリウム−4を含むガ
スが混合される。このヘリウム含有ガスは、冷却器によ
り温度調整され圧縮器により圧力調整され、ヘリウムガ
ス循環系17へ送られる。このヘリウム含有ガスはブラン
ケット6へ送られ循環した後、熱交換系11を経て第2の
排気系18により排出される。
15を通して送られてきたヘリウム−3を含むガスと、排
気精製系8を通して送られてきたヘリウム−4を含むガ
スが混合される。このヘリウム含有ガスは、冷却器によ
り温度調整され圧縮器により圧力調整され、ヘリウムガ
ス循環系17へ送られる。このヘリウム含有ガスはブラン
ケット6へ送られ循環した後、熱交換系11を経て第2の
排気系18により排出される。
【0034】つぎに、ヘリウムガス循環系17から第2の
排気系18へのヘリウム含有ガスの流れを図2により説明
する。ヘリウムガス回収系16からヘリウムガス循環系17
へ送られてきたヘリウム含有ガスは、ヘリウムガス循環
ライン19へ導入される。ヘリウムガス循環ライン19は、
ブランケット6内を循環し、中性子増倍材20により増幅
された中性子を効率よく受け、かつ中性子の減速により
発生した熱を効率よく回収できる位置に配置される。
排気系18へのヘリウム含有ガスの流れを図2により説明
する。ヘリウムガス回収系16からヘリウムガス循環系17
へ送られてきたヘリウム含有ガスは、ヘリウムガス循環
ライン19へ導入される。ヘリウムガス循環ライン19は、
ブランケット6内を循環し、中性子増倍材20により増幅
された中性子を効率よく受け、かつ中性子の減速により
発生した熱を効率よく回収できる位置に配置される。
【0035】すなわち、図2ではヘリウムガス循環ライ
ン19は中性子増倍材20の回りを1周循環しているが、例
えば中性子増倍材20に密接してまたは中性子増倍材内を
複数回循環させることにより中性子照射効率と熱回収効
率を高めることができる。
ン19は中性子増倍材20の回りを1周循環しているが、例
えば中性子増倍材20に密接してまたは中性子増倍材内を
複数回循環させることにより中性子照射効率と熱回収効
率を高めることができる。
【0036】ヘリウム含有ガスはヘリウムガス循環ライ
ン19を通ってブランケット6内を循環する間に、含有成
分であるヘリウム−3と中性子との核反応によりトリチ
ウムを生じ、また、冷却された状態でブランケット6に
注入されるので発生した熱を効率よく回収する。
ン19を通ってブランケット6内を循環する間に、含有成
分であるヘリウム−3と中性子との核反応によりトリチ
ウムを生じ、また、冷却された状態でブランケット6に
注入されるので発生した熱を効率よく回収する。
【0037】つづいてヘリウムガス循環ライン19は、熱
交換系11内を循環し、ヘリウム含有ガスがブランケット
6で吸収した熱を熱交換系11の熱交換器21へ放出する。
熱を放出したヘリウム含有ガスは第2の排気系18により
排出され、未燃焼燃料排気ライン22によって第2の排気
系18へ送られた燃え残りのトリチウムおよび重水素と、
燃料の燃焼により発生したヘリウム−4等とともに温度
・圧力の調整が行われリサイクルされる。
交換系11内を循環し、ヘリウム含有ガスがブランケット
6で吸収した熱を熱交換系11の熱交換器21へ放出する。
熱を放出したヘリウム含有ガスは第2の排気系18により
排出され、未燃焼燃料排気ライン22によって第2の排気
系18へ送られた燃え残りのトリチウムおよび重水素と、
燃料の燃焼により発生したヘリウム−4等とともに温度
・圧力の調整が行われリサイクルされる。
【0038】上記説明から明らかなように、本実施例に
よれば、トリチウムのβ壊変によって生成するヘリウム
−3と燃料の燃焼によって生成するヘリウム−4を回収
することができる。
よれば、トリチウムのβ壊変によって生成するヘリウム
−3と燃料の燃焼によって生成するヘリウム−4を回収
することができる。
【0039】また、回収したヘリウム含有ガスをブラン
ケット6および熱交換系11に循環させることにより炉心
の冷却と熱交換を行いながら、ヘリウム−3に中性子を
照射してトリチウムを再生することでトリチウムの増殖
材と冷却材を新たに用いることなく閉じた系においてト
リチウム燃料を補給することが可能となる。
ケット6および熱交換系11に循環させることにより炉心
の冷却と熱交換を行いながら、ヘリウム−3に中性子を
照射してトリチウムを再生することでトリチウムの増殖
材と冷却材を新たに用いることなく閉じた系においてト
リチウム燃料を補給することが可能となる。
【0040】ところで、図1に示す本実施例のトリチウ
ム燃料サイクルシステムでは、回収したヘリウム含有ガ
ス中のヘリウム−3の含有量または濃度が低い場合には
燃料補給に必要なトリチウム量が得られない場合があ
る。
ム燃料サイクルシステムでは、回収したヘリウム含有ガ
ス中のヘリウム−3の含有量または濃度が低い場合には
燃料補給に必要なトリチウム量が得られない場合があ
る。
【0041】このような場合には、トリチウムの増殖材
としてヘリウム含有ガスとリチウム含有物質を併用し、
しかもヘリウム含有ガスを冷却材かつリチウム含有物質
と中性子の核反応で生成したトリチウムを回収するため
のスウィープガスとして機能させるトリチウム燃料サイ
クルシステムを図3を参照して説明する。
としてヘリウム含有ガスとリチウム含有物質を併用し、
しかもヘリウム含有ガスを冷却材かつリチウム含有物質
と中性子の核反応で生成したトリチウムを回収するため
のスウィープガスとして機能させるトリチウム燃料サイ
クルシステムを図3を参照して説明する。
【0042】図3は、トリチウム燃料サイクルシステム
におけるヘリウム含有ガスの流れの一例を示すものであ
る。第2の排気系18からヘリウムガス回収系16に至る構
成は図1に示した実施例と同様であり、ヘリウムガス回
収系16以降が、回収したヘリウム含有ガスをブランケッ
ト6のリチウム含有増殖材23へ注入するヘリウムガス注
入系24およびヘリウムガス注入ライン25と、リチウム含
有増殖材23へ注入したヘリウム含有ガスを回収し、熱交
換系11を経て第2の排気系18へ送る再生トリチウム排出
ライン26により構成される。
におけるヘリウム含有ガスの流れの一例を示すものであ
る。第2の排気系18からヘリウムガス回収系16に至る構
成は図1に示した実施例と同様であり、ヘリウムガス回
収系16以降が、回収したヘリウム含有ガスをブランケッ
ト6のリチウム含有増殖材23へ注入するヘリウムガス注
入系24およびヘリウムガス注入ライン25と、リチウム含
有増殖材23へ注入したヘリウム含有ガスを回収し、熱交
換系11を経て第2の排気系18へ送る再生トリチウム排出
ライン26により構成される。
【0043】次に、上記図3に示した例のトリチウム燃
料サイクルシステムの作用を説明する。ブランケット6
は中性子増倍材20と、リチウム含有トリチウム増殖材23
で構成されている。リチウム含有増殖材23にはリチウム
が含まれていて、炉心プラズマ5で発生し中性子増倍材
20で増幅された中性子とリチウムの核反応によりトリチ
ウムを生成する。生成したトリチウムはリチウム含有増
倍材23中に閉じ込められる。
料サイクルシステムの作用を説明する。ブランケット6
は中性子増倍材20と、リチウム含有トリチウム増殖材23
で構成されている。リチウム含有増殖材23にはリチウム
が含まれていて、炉心プラズマ5で発生し中性子増倍材
20で増幅された中性子とリチウムの核反応によりトリチ
ウムを生成する。生成したトリチウムはリチウム含有増
倍材23中に閉じ込められる。
【0044】ヘリウムガス回収系16で回収されたヘリウ
ム含有ガスは、ヘリウムガス注入系24によってヘリウム
ガス注入ライン25を通してリチウム含有増殖材23中に注
入される。ヘリウムガスはトリチウムの担体として成り
得るので、リチウム増倍材23に注入されたヘリウム含有
ガスは、閉じ込められているトリチウムをスウィープし
ながら再生トリチウム排出ライン26へ送られる。
ム含有ガスは、ヘリウムガス注入系24によってヘリウム
ガス注入ライン25を通してリチウム含有増殖材23中に注
入される。ヘリウムガスはトリチウムの担体として成り
得るので、リチウム増倍材23に注入されたヘリウム含有
ガスは、閉じ込められているトリチウムをスウィープし
ながら再生トリチウム排出ライン26へ送られる。
【0045】この時、ヘリウム含有ガスはリチウム含有
増殖材23中で中性子が減速されて発生した熱を吸収して
おり、再生トリチウム排出ライン26が熱交換系11内を循
環する間に吸収した熱を放出する。
増殖材23中で中性子が減速されて発生した熱を吸収して
おり、再生トリチウム排出ライン26が熱交換系11内を循
環する間に吸収した熱を放出する。
【0046】熱交換を終えたヘリウム含有ガスは第2の
排気系18へ送られ、炉心プラズマ5から未燃焼燃料排出
ライン22により同じく第2の排気系18へ送られてきた未
燃焼のトリチウム,重水素および核融合反応で発生した
ヘリウム−4等とともに温度・圧力の調整が行われた後
リサイクルされる。
排気系18へ送られ、炉心プラズマ5から未燃焼燃料排出
ライン22により同じく第2の排気系18へ送られてきた未
燃焼のトリチウム,重水素および核融合反応で発生した
ヘリウム−4等とともに温度・圧力の調整が行われた後
リサイクルされる。
【0047】上記説明から明らかなように、図3の例に
よれば、回収したヘリウム含有ガスに含まれるヘリウム
−3から生成するトリチウム量をリチウムと中性子の反
応によって生成するトリチウムで補うことができる。
よれば、回収したヘリウム含有ガスに含まれるヘリウム
−3から生成するトリチウム量をリチウムと中性子の反
応によって生成するトリチウムで補うことができる。
【0048】また、図6に示す従来のトリチウム燃料サ
イクルシステムと同様にリチウム含有物質を増殖材の一
部として用いるが、本発明の実施例ではヘリウム含有ガ
スからもトリチウムを再生することができるので、リチ
ウム含有物質の使用量を従来より減らすことができる。
イクルシステムと同様にリチウム含有物質を増殖材の一
部として用いるが、本発明の実施例ではヘリウム含有ガ
スからもトリチウムを再生することができるので、リチ
ウム含有物質の使用量を従来より減らすことができる。
【0049】さらに、リチウム増殖材中に滞留したトリ
チウムをヘリウム含有ガスによってスウィープすること
ができ、しかもヘリウム含有ガスはリチウム増殖材中で
中性子の減速によって発生した熱を吸収し熱交換器で放
出することができるので、ヘリウム含有ガスを再生トリ
チウムのスウィープガスとするとともに冷却材としても
機能させることができる。
チウムをヘリウム含有ガスによってスウィープすること
ができ、しかもヘリウム含有ガスはリチウム増殖材中で
中性子の減速によって発生した熱を吸収し熱交換器で放
出することができるので、ヘリウム含有ガスを再生トリ
チウムのスウィープガスとするとともに冷却材としても
機能させることができる。
【0050】次に、ここまで述べた本発明の実施例にお
いては回収したヘリウム含有ガスは温度・圧力を調整し
てヘリウムガス循環系17またはヘリウムガス注入系24へ
送られるが、必要なトリチウム量を得るためにヘリウム
ガス回収系16においてヘリウム含有ガス中のヘリウムの
含有比を増すシステムすなわちヘリウム富化システムを
図4を参照して説明する。
いては回収したヘリウム含有ガスは温度・圧力を調整し
てヘリウムガス循環系17またはヘリウムガス注入系24へ
送られるが、必要なトリチウム量を得るためにヘリウム
ガス回収系16においてヘリウム含有ガス中のヘリウムの
含有比を増すシステムすなわちヘリウム富化システムを
図4を参照して説明する。
【0051】図4は上記図1に示した実施例のトリチウ
ム燃料サイクルシステムにおけるヘリウム富化システム
の一例を示すもので、ヘリウムガス回収系16が圧力調整
器27と、第1の圧縮器28と、乾燥器29と、ヘリウム選択
透過膜30を搭載したヘリウム粗精製塔31と、第1の冷却
装置32を液化不純ガス34を冷却する深冷器33と、第2の
冷却装置35を装備した複数の吸着塔36と、排気・排液系
37とから構成されている。
ム燃料サイクルシステムにおけるヘリウム富化システム
の一例を示すもので、ヘリウムガス回収系16が圧力調整
器27と、第1の圧縮器28と、乾燥器29と、ヘリウム選択
透過膜30を搭載したヘリウム粗精製塔31と、第1の冷却
装置32を液化不純ガス34を冷却する深冷器33と、第2の
冷却装置35を装備した複数の吸着塔36と、排気・排液系
37とから構成されている。
【0052】排気・排液系37はトリチウム廃棄物処理系
13に接続し、第1の排気系15は圧力調整器27に接続し、
第2の圧縮器38はヘリウムガス循環系・注入系17,24に
接続している。
13に接続し、第1の排気系15は圧力調整器27に接続し、
第2の圧縮器38はヘリウムガス循環系・注入系17,24に
接続している。
【0053】上記構成のトリチウム燃料サイクルシステ
ムにおけるヘリウム富化システムの作用を説明する。ヘ
リウムガス回収系16には、ヘリウムと各系から混入した
雰囲気ガスと漏洩した若干のトリチウムおよび重水素が
第1の排気系39により移送される。移送された排気ガス
は圧力調整器27内で混合され全体として一定圧力に調整
される。この混合ガスであるヘリウム含有ガスは、まず
第1の圧縮器28により圧縮され容量を減らされ、乾燥器
29で乾燥することにより湿分が除去される。
ムにおけるヘリウム富化システムの作用を説明する。ヘ
リウムガス回収系16には、ヘリウムと各系から混入した
雰囲気ガスと漏洩した若干のトリチウムおよび重水素が
第1の排気系39により移送される。移送された排気ガス
は圧力調整器27内で混合され全体として一定圧力に調整
される。この混合ガスであるヘリウム含有ガスは、まず
第1の圧縮器28により圧縮され容量を減らされ、乾燥器
29で乾燥することにより湿分が除去される。
【0054】次に乾燥したヘリウム混合ガスはヘリウム
粗精製塔31に導かれ、ヘリウムは透過しやすくその他の
ガスは透過しにくいヘリウム選択透過膜30に通気するこ
とによりヘリウムが粗濃縮される。
粗精製塔31に導かれ、ヘリウムは透過しやすくその他の
ガスは透過しにくいヘリウム選択透過膜30に通気するこ
とによりヘリウムが粗濃縮される。
【0055】つづいて粗濃縮されたヘリウム含有ガスは
深冷塔33に送られる。深冷塔33はヘリウムの液化温度よ
りは高い温度の極低温まで冷却する第1の冷却器32によ
り温度調整され、ヘリウム以外のガス(不純ガスと呼
ぶ)の大部分は凝縮して液化不純ガス34として深冷塔33
の下部に溜まり、液化しなかった若干の不純ガスとヘリ
ウムは非凝縮ガスとして吸着塔36へ送られる。
深冷塔33に送られる。深冷塔33はヘリウムの液化温度よ
りは高い温度の極低温まで冷却する第1の冷却器32によ
り温度調整され、ヘリウム以外のガス(不純ガスと呼
ぶ)の大部分は凝縮して液化不純ガス34として深冷塔33
の下部に溜まり、液化しなかった若干の不純ガスとヘリ
ウムは非凝縮ガスとして吸着塔36へ送られる。
【0056】吸着塔36には不純ガス吸着用の吸着材が装
填されており、第2の冷却器35で吸着塔36を冷却しなが
ら非凝縮ガスを通気することにより不純ガスを吸着・分
離する。よって、吸着塔36から排出されたヘリウム含有
ガスはヘリウム濃度が高まり、第2の圧縮器38により再
圧縮されてヘリウムガス循環系17またはヘリウムガス注
入系24へ送られる。
填されており、第2の冷却器35で吸着塔36を冷却しなが
ら非凝縮ガスを通気することにより不純ガスを吸着・分
離する。よって、吸着塔36から排出されたヘリウム含有
ガスはヘリウム濃度が高まり、第2の圧縮器38により再
圧縮されてヘリウムガス循環系17またはヘリウムガス注
入系24へ送られる。
【0057】ヘリウム粗精製塔は31および吸着塔36で分
離された不純ガスと、深冷塔33で分離された液化不純ガ
ス34は排気・排液系37により回収されトリチウム廃棄物
処理系13で処理される。
離された不純ガスと、深冷塔33で分離された液化不純ガ
ス34は排気・排液系37により回収されトリチウム廃棄物
処理系13で処理される。
【0058】図4に示した例では、ヘリウムの濃度を高
める手段としてヘリウム粗精製塔31,深冷塔33および吸
着塔36を組み合わせてヘリウム以外のガスを分離・排出
しているが、必要となるヘリウムの精製度すなわち富化
度が低い場合には、これら3手段のうち2手段の組み合
わせまたは1手段を単独で用いることも可能である。ま
た、より富化度を高めるために各手段を複数段組み上げ
ることもできる。
める手段としてヘリウム粗精製塔31,深冷塔33および吸
着塔36を組み合わせてヘリウム以外のガスを分離・排出
しているが、必要となるヘリウムの精製度すなわち富化
度が低い場合には、これら3手段のうち2手段の組み合
わせまたは1手段を単独で用いることも可能である。ま
た、より富化度を高めるために各手段を複数段組み上げ
ることもできる。
【0059】上記説明から明らかなように、図4に示し
た例によれば、ヘリウム含有ガス中のヘリウムとその他
のガスを膜分離または深冷分離または吸着分離すること
によりヘリウムを富化することができ、図1に示すよう
なヘリウム含有ガスを増殖材として用いるトリチウム燃
料サイクルシステムに適用すれば、トリチウムの再生・
回収度を高めることができる。
た例によれば、ヘリウム含有ガス中のヘリウムとその他
のガスを膜分離または深冷分離または吸着分離すること
によりヘリウムを富化することができ、図1に示すよう
なヘリウム含有ガスを増殖材として用いるトリチウム燃
料サイクルシステムに適用すれば、トリチウムの再生・
回収度を高めることができる。
【0060】また、図3に示すようなヘリウム含有ガス
とリチウム含有物質の両方を増殖材とするトリチウム燃
料サイクルシステムに適用すれば、トリチウムの再生・
回収度を高めるとともにリチウム含有物質の物量を減ら
すことができる。
とリチウム含有物質の両方を増殖材とするトリチウム燃
料サイクルシステムに適用すれば、トリチウムの再生・
回収度を高めるとともにリチウム含有物質の物量を減ら
すことができる。
【0061】つぎに図5により本発明の他の実施例を説
明する。なお、図5中図1と同一部分には同一符号を付
し重複する部分の説明は省略する。
明する。なお、図5中図1と同一部分には同一符号を付
し重複する部分の説明は省略する。
【0062】精製排気系8から送られてきた排気ガスを
排気する第3の排気系と、この第3の排気系39により排
出されたヘリウム含有ガスを回収するヘリウム混合ガス
回収系40と、第1の排気系15により排気されたトリチウ
ムガス貯蔵系1の排気ガスを回収するヘリウム−3ガス
回収系41と、その排気ガスの中のヘリウム−3を精製す
るヘリウム−3精製系42と、精製されたヘリウム−3ガ
スを抽出する精製ヘリウム−3抽出系43と、ヘリウム−
3ガス回収系41およびヘリウム混合ガス回収系40で回収
されたガスを混合しヘリウムガス循環系17へ送るガス混
合系44を設置している。
排気する第3の排気系と、この第3の排気系39により排
出されたヘリウム含有ガスを回収するヘリウム混合ガス
回収系40と、第1の排気系15により排気されたトリチウ
ムガス貯蔵系1の排気ガスを回収するヘリウム−3ガス
回収系41と、その排気ガスの中のヘリウム−3を精製す
るヘリウム−3精製系42と、精製されたヘリウム−3ガ
スを抽出する精製ヘリウム−3抽出系43と、ヘリウム−
3ガス回収系41およびヘリウム混合ガス回収系40で回収
されたガスを混合しヘリウムガス循環系17へ送るガス混
合系44を設置している。
【0063】トリチウムガス貯蔵系1の排気ガス中には
トリチウムの壊変生成物であるヘリウム−3が含まれて
いるが、ヘリウム−4はもし他の系から混入したとして
も非常に微量であるため、ヘリウム−4に比べてヘリウ
ム−3の同位体比が非常に高い。このガスのみを第1の
排気系15を通してヘリウム−3ガス回収系41で回収す
る。
トリチウムの壊変生成物であるヘリウム−3が含まれて
いるが、ヘリウム−4はもし他の系から混入したとして
も非常に微量であるため、ヘリウム−4に比べてヘリウ
ム−3の同位体比が非常に高い。このガスのみを第1の
排気系15を通してヘリウム−3ガス回収系41で回収す
る。
【0064】一方、排気精製系8から第3の排気系39を
通ってヘリウム混合ガス回収系40に回収された排気ガス
中のヘリウムは、核融合反応で生成したヘリウム−4と
ブランケット6内で中性子と核反応を起こさなかったヘ
リウム−3の両方の同位体を含んでいる。
通ってヘリウム混合ガス回収系40に回収された排気ガス
中のヘリウムは、核融合反応で生成したヘリウム−4と
ブランケット6内で中性子と核反応を起こさなかったヘ
リウム−3の両方の同位体を含んでいる。
【0065】よって、ヘリウム−3ガス回収系41で回収
されたヘリウム−3の同位体比が高いヘリウム含有ガス
は、ヘリウム混合ガス回収系40で回収されたガスとガス
混合系44で混合され温度・圧力を調整された後、ヘリウ
ムガス循環系17によりブランケット6へ送られることで
これまで説明した実施例同様の効果をあげることができ
る。
されたヘリウム−3の同位体比が高いヘリウム含有ガス
は、ヘリウム混合ガス回収系40で回収されたガスとガス
混合系44で混合され温度・圧力を調整された後、ヘリウ
ムガス循環系17によりブランケット6へ送られることで
これまで説明した実施例同様の効果をあげることができ
る。
【0066】さらに、ヘリウム−3ガス精製系42におい
て、ヘリウム−3同位体比の高いヘリウムガスを例えば
深冷分離により不純ガスから分離・精製を行い、圧力調
整を行って精製ヘリウム−3ガス抽出系43で貯留するこ
とにより精製度の高いヘリウム−3源を得ることができ
る。
て、ヘリウム−3同位体比の高いヘリウムガスを例えば
深冷分離により不純ガスから分離・精製を行い、圧力調
整を行って精製ヘリウム−3ガス抽出系43で貯留するこ
とにより精製度の高いヘリウム−3源を得ることができ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、排気ガス中に含まれる
ヘリウムを回収し、回収したヘリウム含有ガスをリサイ
クルする手段を備えたことによりトリチウムを補給する
ための材料であるリチウム含有増殖材の量を減らすか、
または新たに供給しなくて良い経済的なシステムを提供
できる。
ヘリウムを回収し、回収したヘリウム含有ガスをリサイ
クルする手段を備えたことによりトリチウムを補給する
ための材料であるリチウム含有増殖材の量を減らすか、
または新たに供給しなくて良い経済的なシステムを提供
できる。
【0068】また、外部から補給するトリチウム量が減
るので、トリチウム排気物の量を低減でき、もって廃棄
物処理および管理費用を削減し、かつ作業者および公衆
の放射線被ばくを軽減することが可能となる。
るので、トリチウム排気物の量を低減でき、もって廃棄
物処理および管理費用を削減し、かつ作業者および公衆
の放射線被ばくを軽減することが可能となる。
【図1】本発明に係るトリチウム燃料サイクルシステム
の一実施例を示すブロック図。
の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例におけるヘリウム含有ガスの
流れを示すブロック図。
流れを示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例におけるヘリウム含有ガスの
流れを示すブロック図。
流れを示すブロック図。
【図4】本発明の一実施例におけるヘリウムガス回収系
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施例のトリチウム燃料サイクル
システムの構成を示すブロック図。
システムの構成を示すブロック図。
【図6】従来のトリチウム燃料サイクルシステムを示す
ブロック図。
ブロック図。
1…トリチウムガス貯蔵系、2…重水素ガス貯蔵系、3
…混合燃料調整系、4…燃料注入系、5…炉心プラズ
マ、6…ブランケット、7…未燃焼燃料排気系、8…排
気精製系、9…スウィープガス循環系、10…スウィープ
ガス精製系、11…熱交換系、12…各工程、13…トリチウ
ム廃棄物処理系、14…同位体分離系、15…第1の排気
系、16…ヘリウムガス回収系、17…ヘリウムガス循環
系、18…第2の排気系、19…ヘリウムガス循環ライン、
20…中性子増倍材、21…熱交換器、22…未燃焼燃料排気
ライン、23…リチウム含有増殖材、24…ヘリウムガス注
入系、25…ヘリウムガス注入ライン、26…再生トリチウ
ム排出ライン、27…圧力調整器、28…第1の圧縮器、29
…乾燥器、30…ヘリウム選択透過膜、31…ヘリウム粗精
製塔、32…第1の冷却装置、33…深冷器、34…液化不純
ガス、35…第2の冷却装置、36…吸着塔、37…排気・排
液系、38…第2の圧縮器、39…第3の排気系、40…ヘリ
ウム混合ガス回収系、41…ヘリウム−3ガス回収系、42
…ヘリウム−3精製系、43…精製ヘリウム−3ガス抽出
系。
…混合燃料調整系、4…燃料注入系、5…炉心プラズ
マ、6…ブランケット、7…未燃焼燃料排気系、8…排
気精製系、9…スウィープガス循環系、10…スウィープ
ガス精製系、11…熱交換系、12…各工程、13…トリチウ
ム廃棄物処理系、14…同位体分離系、15…第1の排気
系、16…ヘリウムガス回収系、17…ヘリウムガス循環
系、18…第2の排気系、19…ヘリウムガス循環ライン、
20…中性子増倍材、21…熱交換器、22…未燃焼燃料排気
ライン、23…リチウム含有増殖材、24…ヘリウムガス注
入系、25…ヘリウムガス注入ライン、26…再生トリチウ
ム排出ライン、27…圧力調整器、28…第1の圧縮器、29
…乾燥器、30…ヘリウム選択透過膜、31…ヘリウム粗精
製塔、32…第1の冷却装置、33…深冷器、34…液化不純
ガス、35…第2の冷却装置、36…吸着塔、37…排気・排
液系、38…第2の圧縮器、39…第3の排気系、40…ヘリ
ウム混合ガス回収系、41…ヘリウム−3ガス回収系、42
…ヘリウム−3精製系、43…精製ヘリウム−3ガス抽出
系。
Claims (3)
- 【請求項1】 トリチウムを燃料の一部とする核融合炉
の燃料サイクルシステムに用いられ、トリチウムの核壊
変によって生成するヘリウム−3と、トリチウムと重水
素の核融合反応により生成するヘリウム−4とを含む排
気ガスを回収するヘリウムガス回収系と、このヘリウム
ガス回収系で回収したヘリウム含有ガスを核融合炉のブ
ランケットと熱交換系を循環させるヘリウムガス循環系
と、前記ヘリウムガス回収系で回収したヘリウム含有ガ
スをその冷媒能から核融合炉の冷却材として機能させ、
かつヘリウムガスの成分であるヘリウム−3と中性子の
核反応によりトリチウムを再生させることによりトリチ
ウムの増殖材として機能させる系統とを具備したことを
特徴とするトリチウム燃料サイクルシステム。 - 【請求項2】 トリチウムを燃料の一部とする核融合炉
の燃料サイクルシステムに用いられ、トリチウムの核壊
変によって生成するヘリウム−3と、トリチウムと重水
素の核融合反応およびリチウムと中性子との核反応によ
り生成するヘリウム−4とを含む排気ガスを回収するヘ
リウムガス回収手段と、このヘリウムガス回収系で回収
したヘリウム含有ガスをリチウムを含む増殖材と熱交換
系を循環させるヘリウムガス注入系と、前記ヘリウムガ
ス回収系で回収したヘリウム含有ガスを冷却材および増
殖材として機能させるとともに、増殖材中のリチウムか
ら生じたトリチウムを回収するスウィープガスとしても
機能させる系統とを具備したことを特徴とするトリチウ
ム燃料サイクルシステム。 - 【請求項3】 前記ヘリウムガス回収系は、回収したヘ
リウム含有ガスからヘリウムガスと他のガスを膜分離、
深冷分離および吸着分離の組合わせ処理または単独処理
により分離することによりヘリウムを富化することを特
徴とする請求項1および2記載のトリチウム燃料サイク
ルシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5301642A JPH07151879A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | トリチウム燃料サイクルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5301642A JPH07151879A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | トリチウム燃料サイクルシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151879A true JPH07151879A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17899400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5301642A Pending JPH07151879A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | トリチウム燃料サイクルシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07151879A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2777090A1 (fr) * | 1998-04-07 | 1999-10-08 | Commissariat Energie Atomique | Procede de msesure de l'activite tritium d'un fut de dechets radioactifs |
| EP2348267A3 (en) * | 2010-01-20 | 2012-07-25 | Linde Aktiengesellschaft | Methods for recovering helium |
| CN110797127A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-14 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种磁约束聚变堆氘氚内燃料循环演示实验系统 |
| CN116758810A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-09-15 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种多组分氘氚燃料排灰气在线配制供给演示系统 |
| CN116913558A (zh) * | 2023-07-06 | 2023-10-20 | 中国核电工程有限公司 | 一种气冷堆与聚变堆的联合系统 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5301642A patent/JPH07151879A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2777090A1 (fr) * | 1998-04-07 | 1999-10-08 | Commissariat Energie Atomique | Procede de msesure de l'activite tritium d'un fut de dechets radioactifs |
| WO1999051997A1 (fr) * | 1998-04-07 | 1999-10-14 | Commissariat A L'energie Atomique | Procede de mesure de l'activite tritium d'un fut de dechets radioactifs |
| US6731714B1 (en) | 1998-04-07 | 2004-05-04 | Commissariat A L'energie Atomique | Method for measuring tritium activity in a radioactive waste drum |
| EP2348267A3 (en) * | 2010-01-20 | 2012-07-25 | Linde Aktiengesellschaft | Methods for recovering helium |
| CN110797127A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-14 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种磁约束聚变堆氘氚内燃料循环演示实验系统 |
| CN110797127B (zh) * | 2019-10-25 | 2021-03-16 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种磁约束聚变堆氘氚内燃料循环演示实验系统 |
| CN116758810A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-09-15 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种多组分氘氚燃料排灰气在线配制供给演示系统 |
| CN116913558A (zh) * | 2023-07-06 | 2023-10-20 | 中国核电工程有限公司 | 一种气冷堆与聚变堆的联合系统 |
| CN116913558B (zh) * | 2023-07-06 | 2025-03-04 | 中国核电工程有限公司 | 一种气冷堆与聚变堆的联合系统 |
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