JPH0715194A - 実装装置 - Google Patents

実装装置

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JPH0715194A
JPH0715194A JP5155658A JP15565893A JPH0715194A JP H0715194 A JPH0715194 A JP H0715194A JP 5155658 A JP5155658 A JP 5155658A JP 15565893 A JP15565893 A JP 15565893A JP H0715194 A JPH0715194 A JP H0715194A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装装置で、複数ワークを所定ピッチで実装
する際に、簡単に精度よくピッチを変えられるようにし
た可変ピッチ挿入装置を実装装置に付加して、可変実装
ピッチを簡単に行なう。 【構成】 板カム8gと、この板カム8gをX軸方向に
移動させるピッチ可変用のシリンダ8cと、板カム8g
上に設けたカム溝82a〜82dに沿って移動する複数
のピン8jと、これらピン8jに夫々固定されたスライ
ド板8k1 〜8k 4 と、スライド板8k1 〜8k4 のガ
イド溝8nに沿って摺動可能に遊嵌した摺動ベース8q
と、摺動ベース8qの下端にワークをチャッキングする
真空ヘッド8pと、ワーク着脱時に摺動ベース8qを移
動するシリンダ8rと、スライド板8k1 〜8k4 の裏
側に設けた案内部材8l及び案内溝8mより構成した可
変ピッチ挿入装置8を有する実装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワークを並べ変
えて実装する様に成したワーク装入機に適用して好適な
実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ等に使われているキーボード上に、異なった
ピッチでキー等を実装する実装装置は、今だ提案されて
おらず、この様な部品の組立には、搬送用パレットに載
ってコンベアにより移送されてくるキーボード等の被実
装体に対して、手作業でキー等のワークを挿入してい
た。
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、手作業で
キー等の挿入を行なう組立ラインでは、省力化し、ライ
ンスピードを上げ、作業工数を減らし、生産効率の向上
を図ることが要求される。この為に複数のキー等のワー
クをキーボードのキー挿入部に挿着することを考える
と、ワークの挿入ピッチが一定ならば、そのピッチに合
った複数のワーク保持部を有するワーク供給ユニット
と、このピッチに合った複数のワーク保持部を有するロ
ボット等のハンドユニットを用いて、ワーク挿入装置に
より、コンベアによって移送されるパレット上のキーボ
ードへ複数のキー等を同時に挿入することは容易に行え
る。
【0003】しかしながら、キーボードの挿入部の様に
異なったピッチで配列された被実装体上にキー等を同時
に挿入する場合は、夫々のピッチに合わせたワーク供給
ユニットと、複数のワーク保持部を有するロボット等の
ハンドユニットを、ピッチの異なる機種だけ準備しなけ
ればならないという問題があった。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、ピッチの異
なるワーク挿入部を有する被実装体に複数のワークを同
時に実装する際に、挿入ピッチを高精度に変えられるよ
うにした実装装置を提供する様にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の実装装置1は、
その例が図1〜図2に示されるように、部品供給部4,
5から複数の部品9を一定ピッチで取り出し、被実装体
10に実装する様に成された実装装置1において、上記
一定ピッチで取り出して複数個の部品9のピッチを可変
して上記被実装体10に実装する可変ピッチ挿入装置8
を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明の実装装置によれば、部品供給部から複
数個の部品を一定のピッチで取り出し、ピッチ可変装置
に供給することで、複数個の部品間のピッチを容易に可
変することができるので、ピッチの異なるワーク挿入部
を有する被実装体に同時にワークを挿入可能なものが得
られ、組立工程での能率を向上した実装装置を得ること
が出来る。
【0007】
【実施例】以下に図1乃至図10を参照して本発明の実
装装置の一実施例について説明する。図1は本例の要部
を示す可変ピッチ挿入装置を示すものであるが、先ず本
例の実装装置の全体的構成を図2及び図3で詳記する。
【0008】図2及び図3は、本例の実装装置の平面及
び側面図を示すもので、可変ピッチ挿入装置を備え、例
えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等に使
われるキーボードに、キー等のワークを装着する自動組
立用の実装装置である。図2では可変ピッチ挿入装置を
備えた実装装置1が、コンベア2の進行方向に対して直
交する様に後方に2台を配設しているが、これら実装装
置は同じ構造よりなっているので、その1台についての
み説明を行なう。
【0009】実装装置1は机状の筺体3上に載置固定さ
れている。この実装装置1は、部品供給部を構成するボ
ールフィダ4及びリニアフィダ5、X及びY軸方向に移
動可能なアームを有するX−Yロボット6、ワーク供給
装置7、並に可変ピッチ挿入装置8より構成されてい
る。
【0010】X−Yロボット6は筺体3上に植立され、
そのX軸用アーム6XとY軸用アーム6Yは、互に直交
する様に配され、X軸用アーム6XはY軸アーム6Yの
軸方向に移動可能と成される。Y軸用アーム6Yはコン
ベア2上に突出する様に、且つ筺体3上に配設したボー
ルフィダ4よりも高い位置になる様に、このボールフィ
ダ4の左右端に配設される。
【0011】このY軸用アーム6Yと直交する様に配設
したX軸用アーム6Xは、Y軸用アーム6Y上に配設さ
れている。更にこのX軸用アーム6Xには、可変ピッチ
挿入装置8が取り付けられている。
【0012】ボールフィダ4とリニアフィダ5は一体化
され、ボールフィダ4内に挿入したキー等のワーク9を
振動させ、順次リニアフィダ5上に常時15乃至17個
配列させる様に構成され、筺体3上に固定されている。
【0013】上述のリニアフィダ5のワーク9の排出部
の下端にワーク供給装置7が配設され、このワーク供給
装置7は筺体3上に固定されている。
【0014】実装装置1が配設された筺体3の前方に
は、コンベア2が図2で矢印A方向に移動する様に成さ
れ、コンベア2上にはパレット11上に載置した被実装
体であるキーボード10等が固定されている。
【0015】上述の構成で、先ずワーク9はボールフィ
ダ4に供給される。そしてこれらのワーク9は2個が1
対となり、リニアフィダ5に2列に整列順送される。こ
のリニアフィダ5先端下部に設けたワーク供給装置7よ
り、後述するワーク供給ユニットに切り離されたワーク
9が4個、所定のピッチで正しく装着される。
【0016】ワーク供給装置7の上側に可変ピッチ挿入
装置8が、対向する様に配され、この可変ピッチ挿入装
置8の真空チャックにより、上記供給ユニットのワーク
9を吸着する様に成される。
【0017】ワーク9を挿入するキーボード10は、パ
レット11に載置されてワーク供給装置7の前方に設け
たコンベア2で搬送されて来るが、実際には、バックア
ップユニット12によりパレット11は位置決めされ
る。
【0018】この位置決めされたキーボード10上にキ
ー等のワーク9を同時に挿入する為のワーク挿入ピッチ
が、ワーク供給ユニットのピッチと同じ場合は、ワーク
9を吸着して可変ピッチ挿入装置8でX−Yロボット6
をX及びY軸方向に移動させて、キー等のワーク9をキ
ーボード10の所定位置に挿入する動作が行なわれる。
【0019】本例ではキーボード10に挿入するキー等
のワーク9間のピッチが異なる場合に、ワーク供給装置
7内のワーク供給ユニットに吸着保持されたワーク9を
可変ピッチ挿入装置8が吸着し、キーボード10のキー
挿入ピッチに合せて可変させて実装を行なう様に成され
る。
【0020】以下図1及び図4を参照して、上述の可変
ピッチ挿入装置8を詳記する。図1は本例の可変ピッチ
挿入装置8の構成を示す平面並に側面図、図4は可変ピ
ッチ挿入装置8に用いられる板カムの平面図である。
【0021】図1Aに示す様に可変ピッチ挿入装置8は
略々長方形の板状のベース8a上に設けられる。このベ
ース8a左端には、L字状金具8bが固定され、このL
字状金具8bにピッチ可変用のシリンダ8cが配設され
ている。このピッチ可変用シリンダ8cのシリンダ軸8
eの先端は、カップリング等を介してベース8a上に設
けた案内部8iに遊嵌され、摺動自在にガイドされるス
ライドベース8dにピン8fを介して係止されている。
【0022】スライドベース8dはベース8aの長手方
向(X−X′軸方向)に摺動自在となる様に成されてい
る。このスライドベース8dの一側端には、キー等のワ
ーク9を真空チャックするワーク挿入ピッチを可変する
ための板カム8gが、カラー8hを介して片持ち支持さ
れている。
【0023】この板カム8gの拡大平面図を図4に示
す。板カム8gは略矩形状の焼入れの施された板材で構
成され、この板カム8gの長手方向と直交する様に逃げ
穴81a,81b,81cとカム溝82a,82b,8
2c,82dが設けられる。
【0024】逃げ穴81a,81b,81cは小判型と
成され、逃げ穴81aは、板カム8gの長手方向の中心
位置に配設され、逃げ穴81aから所定位置離されて逃
げ穴81b及び81cが互に並設する様に穿設される。
これら逃げ穴は板カム8g移動時に、下部に配設された
部品(図示せず)との接触を避けるために設けたもので
ある。
【0025】板カム8gの逃げ穴81a,81b,81
cを挟む様に2組の第1カム溝82a,82b並に第2
のカム溝82c,82dを穿設する。第1及び第2のカ
ム溝82a,82b並に82c,82dは、逃げ穴81
aの中心線CLを中心に、図4に示す様に逆八の字状に
成され、略小判型に穿設されている。逆八の字状に形成
した第1及び第2のカム溝82aと82b、82aと8
2c、82bと82dの最下端(X点)のピッチは、直
にAとなる様な距離に選択され、第1及び第2のカム溝
間の中間位置(Y点)のピッチは、互いにBとなる様な
距離に選択され、最上端(Z点)のピッチは、互にCと
なる様な距離に選択され、これらピッチはA<B<Cの
値をとる。
【0026】この第1及び第2のカム溝82a乃至82
dには図1に示す様に、スライド板8k1 ,8k2 ,8
3 ,8k4 の先端に固定したカムフロアとなるピン8
jが摺動可能に係合されている。
【0027】本例の4枚のスライド板8k1 ,8k2
8k3 ,8k4 は夫々縦長板状で、長手方向の中央に縦
割りガイド溝8nが設けられている。そして板カム8g
はシリンダ8cの動作によるX′軸方向の移動にともな
って生ずるピン8jのY軸、Y′軸方向への移動によ
り、スライド板8k1 乃至8k4 も夫々Y軸Y′軸方向
へ移動を生ずるように構成される。即ちスライド板8k
1 乃至8k4 をY軸Y′軸方向に摺動させるために、ベ
ース8aの長手方向(X軸方向)と直交する様に案内部
材8l,8lを並設し、夫々のスライド板8k1 乃至8
4 の裏面に案内部材8l,8lをガイドする案内溝8
m,8mが設けられている。
【0028】スライド板8k1 乃至8k4 の長手方向に
形成したガイド溝8nに沿ってX軸方向に摺動可能なチ
ップ保持手段(以下真空ヘッドと言う)8pが配設され
ている。(図1Aでは1つのスライド板8k1 のみに配
設した例を示す)。この真空ヘッド8pは、コ字状に形
成した摺動ベース8qの一端に固定され、他端には真空
ヘッド8pをX軸X′軸方向に移動させるためのシリン
ダ8rが固定され、摺動ベース8qはスライド板8k1
乃至8k4 の縦割りガイド溝8nに沿って移動可能に成
されている。
【0029】次に図5乃至図10を用いてリニアフィダ
5とワーク供給装置7との関係を詳記する。
【0030】図5乃至図7は、図1で説明した可変ピッ
チ挿入装置8の摺動ベース8qの一端に設けた真空ヘッ
ド8pにワーク9を所定のピッチで供給するワーク供給
装置7で、リニアフィダ5の先端下部の筺体3上に配設
されている。
【0031】図5は、このワーク供給装置7の平面図、
図6は正面図、図7は側面図を示す。
【0032】図5〜図7でワーク供給装置7は筺体3上
に植立した支柱7a上に固定した略々矩形状のベース7
b上に載置されている。ベース7bには長手方向と直交
するA−A′方向にガイド7c,7cを並設する。この
ガイド7c,7c上をテーブル7dが矢印A−A′方向
に摺動自在に遊嵌されている。このテーブル7dは、L
字状の板材で構成され、長方形状の底板7eはガイド7
c,7cと遊嵌されて摺動可能に成された案内溝を有す
る。底板7eに植立した柱状部7kとベース7bに植立
した軸受部7l間にカップリングを介して、この軸受部
7lに固定したシリンダ7mによってテーブル7dをA
−A′方向に摺動させる様に成される。そしてテーブル
7dのベース7bの前面に取り付けられたストッパ7
f,7fに対接して前方への離脱が防止される。テーブ
ル7dの矩形状前面板7gの上面右端寄りに図6の様に
長方形状の透孔7hが穿たれ、前面板7gの前面で、こ
の透孔7hの穿たれた上下に長方形の透孔7hの長辺と
並行に案内レール7i,7iを配設する。
【0033】上述の案内レール7i,7iに沿って、先
に説明したワーク供給ユニット7jが矢印B−B′方向
(X軸方向)に摺動可能に嵌着させている。
【0034】このワーク供給ユニット7jは、ユニット
ベース7n、案内部7p,7p、真空チャック7q,7
q並に真空チャック7q,7qを駆動する駆動部7z,
7z等より構成される。
【0035】ユニットベース7nは、長方形状の主面
と、この主面の上方に突出した真空チャック載置部とよ
り構成された断面略々L字状の板材から成り、このユニ
ットベース7nの主面の内側に上記案内レール7i,7
iと遊嵌して矢印B−B′方向に摺動可能と成される凹
状の案内部7p,7pが配設されている。
【0036】ユニットベース7nの真空チャック7q,
7qを矢印C−C′方向(上方方向)に摺動させるため
のシリンダ等の駆動部7z,7zは、ユニットベース7
nの前面下部に取り付けられている。このシリンダ軸は
カップリング等を介して矢印C−C′方向に摺動する摺
動板7r,7rに固定されている。この摺動板7r,7
rはユニットベース7nに真空チャック載置部の下面か
らC′方向に垂下する様に配設した案内レール7tに沿
って摺動する。
【0037】上記摺動板7r,7rには、図6に示す様
に、中央に真空チャック7q,7qの上動を阻止するス
トッパ7uとその係止部が設けられ、この係止部の左右
端に、2個のワーク9を吸着する2個の真空チャック7
q,7qが1対設けられている。図6で、左側の2個の
真空チャック7q,7qを有する摺動板7rはユニット
ベース7nの真空チャック載置部に設けたストッパ7u
に係止部が当接して、真空チャック7q,7qの上動を
規制した状態を示し、右側の2個の真空チャック7q,
7qを有する摺動板7rは、C′方向に示す最下端に下
降して、真空チャック7q,7qがユニットベース7n
の真空チャック載置部に当接した状態を示している。
【0038】更にユニットベース7nの主面には、B−
B′方向にワーク供給ユニット7jを移動させるための
シリンダ7v等の駆動源が、ベース7b等に設けられ、
シリンダ軸はカップリングを介し、このカップリング軸
と直交する様に配設し、このカップリング軸に枢着され
た移動軸7wと連結され、移動軸7wは前面板7gの透
孔7hを透過して、その先端はユニットベース7nの裏
面に固定されてワーク供給ユニット7jを摺動自在と成
している。
【0039】真空チャック7q,7qはワーク9が正し
く挿入固定されるよう図5に示す様に前面先端がU字状
の溝よりなる。これらの溝の中心下方には、環状の空路
を有し、真空ポンプ等に連結されている。更に後述する
が、ワーク押圧部70にこのU字状溝に入ったか否かを
検出するワーク到着センサ75が設けられている。
【0040】ワーク供給ユニット7jの前面には、図5
及び図7で一点鎖線で示す様に、ワーク押圧部70が設
けられ、リニアフィダ5のワークの排出部は、ワーク押
圧部70の上側に設けられる。このワーク押圧部70は
下端の筺体3上に植立した支持板上に設けられるが、こ
のワーク押圧部70は、図8乃至図10でも後述する
が、ワーク押圧ピン71がリニアフィダの上側に突出さ
れていて、ワーク供給ユニット7jの真空チャック7
q,7qのU字状溝に嵌挿される前の一対のワークをワ
ーク押圧ピン71を下降させて押圧し、リニアフィダ5
からワーク9が吐出されない様に成されている。
【0041】次に図8乃至図10を用いてワーク押圧部
70の構成を説明する。図8は平面図、図9は正面図、
図10は(ワーク到着センサ部分は示さない)側面図で
ある。
【0042】図8乃至図10でワーク押圧部70は、筺
体3に高さ調整可能に固定された長方形状のベース72
を設け、このベースに高さ方向に長い長方形状の支持板
73を補助板74を介して植立し、この支持板73にワ
ーク押圧ピン71やワーク到着センサ75等が配設され
ている。
【0043】支持板73の主面裏側には案内部76を設
けて、長方形状のスライド板77に設けたがガイドレー
ル78に摺動自在に遊嵌させる。更にこの支持板73の
側壁の上部に、コ字状のストッパ支持部材79を固定す
る。このコ字状のストッパ支持部材79の腕の先端に、
ピン90,90を植立してストッパと成す。即ち、スラ
イド板77の側壁に固定したブロック91に、ピン9
0,90の先端を突き当てて、スライド板77の上下動
位置の規制を行っている。
【0044】さらに支持板73の主面の裏側には、スラ
イド板77を摺動させるシリンダ92を固定する。この
シリンダ92のシリンダ軸は、カップリングを介してス
ライド板77の下端に固定されている。
【0045】スライド板77の上端には図9及び図10
に示す様にスライド板77の上端の幅より広い辺を有す
る正方形状の板材の二隅を斜めに切断した形状の2枚の
アーム93L,93Rを固定する。
【0046】このアーム93L,93Rの上端に、図8
及び図9に示す如き蝶の片羽根の如き形状のワーク押圧
ピン71を保持する保持板94,94を対称的に固定す
る。この保持板94,94の羽根の先端部は、リニアフ
ィダ5に並設されて送られて来るワーク9のワーク供給
ユニット7jで吸着したワーク9の手前の2個のワーク
9,9位置まで延設されている。
【0047】この様に延設された保持板94,94の先
端にワーク押圧ピン71,71を裏面側に植立する。
【0048】更に支持板73の側壁に直交する様に、長
方形状の板材から成るアーム95を取り付け、このアー
ム95の両端に立方体状のブロック96L,96Rを固
定し、これら両ブロック96L,96Rに軸97L,9
7Rを植立する。この軸97L,97Rにワーク到着セ
ンサ75,75を保持する保持金具98L,98Rを摺
動自在に嵌着し、所定高さ位置でセットスクリューによ
り固定する様に成されている。
【0049】ワーク到着センサ75,75は、ワーク供
給ユニット7jの真空チャック7qに保持されたワーク
9,9を検知するものであればよく、機械的或いは光学
的に検知可能である。
【0050】以上の構成よりなる可変ピッチ挿入装置を
備えたキーボード組立て時の実装装置の動作を図1乃至
図10によって説明する。
【0051】先ず図2及び図3に示す様に、ワーク9,
9をボールフィダ4に投入する。適度の振動と回転力を
受けたワーク9は、ボールフィダ4の外側に続いて配さ
れたリニアフィダ5に、ワーク9間のピッチをAに保っ
て2列をなして順送りされる。このリニアフィダ5の先
端から、ボールフィダ4の接合部まで常時15〜17個
のワーク9が連なった状態で整列されプールされる。
【0052】リニアフィダ5の最先端には、ワーク供給
装置7の図5に示すワーク供給ユニット7jの1対の真
空チャック7qの溝が、ピッチをAに保って配設されて
いるので、リニアフィダ5から搬送されるワーク9は、
容易に溝内に挿入されるようになる。このワーク供給ユ
ニット7jはワーク9が供給されているか否かは、ワー
ク供給ユニット7jの前部に設けたワーク押圧部70の
ワーク到着センサ75で確認する。ここでワーク9が
「有り」と判断されると、ワーク押えピン71が下降
し、リニアフィダ5の先頭に位置するワーク9(ワーク
供給ユニット7jの真空チャック7q,7qに挿入した
ワーク9の次に接して順送りされたワーク9)の上面を
押圧し、続いて送られてくるワーク9のリニアフィダ5
からの落下を防止する。
【0053】更に、ワーク供給ユニット7jの真空チャ
ック7q,7qで吸着したワーク9は、下からの駆動部
であるシリンダ7zによって上動され、真空チャック7
q,7qを真空状態に保持する摺動板7rがストッパ7
uに突き当たると同時に真空吸着が開始され、ワーク9
を吸着し所定の姿勢に保って安定化させる。
【0054】ここでワーク供給ユニット7jの真空チャ
ック7q,7qを有するテーブル7dが、シリンダ7m
により矢印A方向に移動させると、並設された2個のワ
ーク9はリニアフィダ5の先端から切り離される。次に
シリンダ7vの作動によりワーク供給ユニット7jをテ
ーブル7dのB方向に移動させ、ワーク9の未挿入のワ
ーク供給ユニット7jの真空チャック7q,7qが、リ
ニアフィダ5の先端部ワーク9の延長線上に位置するよ
うにする。続いてシリンダ7mで、テーブル7dを矢印
A′方向に移動させ、ワーク押えピン71を解除してリ
ニアフィダ5の先端に位置していた並設したワーク9
を、ワーク供給ユニット7jの真空チャック7q,7q
に嵌挿させる。
【0055】この新たに供給ユニット7jの真空チャッ
ク7q,7qの溝に挿入されたワーク9は、上述の場合
と同じく下から摺動板7rがシリンダ7zで上昇し、ス
トッパ7uと対接することにより、真空吸着が始まり、
ワーク9を吸着し所定の姿勢に保って安定化させる。
【0056】今、図6に示す左右の摺動板7r,7rの
左右に配設した真空チャック7q,7q間のピッチをA
とし、更に左右の摺動板7r,7rに配設した真空チャ
ック7q,7qと7q,7qの左右の真空チャック間の
ピッチもAとすれば、4個のワーク9がワーク供給ユニ
ット7jにピッチAの間隔で正しく装着される。
【0057】図1に示す可変ピッチ挿入装置8の4個の
摺動ベース8qの一端に配設した真空ヘッド8pは、こ
れら真空ヘッド8pの中心位置間の夫々のピッチがA
(後に詳細にのべる)となる様に成され、ワーク供給ユ
ニット7jの真空チャック7q,7qに夫々装着された
ワーク9の中心上に位置する様に配される。
【0058】各摺動ベース8qの上端に設けたシリンダ
8r,8rの作動で、摺動ベース8qは、スライド板8
1 ,8k2 ,8k3 ,8k4 の中央部縦割りガイド溝
8nに沿って、X′方向に移動し、摺動ベース8qの一
端の真空ヘッド8p,8pが、ワーク供給ユニット7j
の真空チャック7q,7qに吸着されたワーク9に対向
する。そしてこの真空ヘッド8p,8pの真空吸着と共
にワーク供給ユニット7jの真空チャック7q,7qの
吸着は中止され、夫々のワーク9は真空チャック7q,
7qから離れ、可変ピッチ挿入装置8の摺動ベース8q
の一端に付加した真空ヘッド8p,8pに吸着される。
【0059】可変ピッチ挿入装置8は、バックアップユ
ニット12により位置決めされたパレット11上に載置
された被実装体であるキーボード10の所定の位置の真
上まで、X−Yロボット6のY軸アーム6Y上を移動し
て導かれ、可変ピッチ挿入装置8は、X軸アーム6Xに
沿ってキーボード10の所定位置への移動が行われる
と、シリンダ8rは作動して、真空ヘッド8pに吸着し
た4個のワーク9をキーボード10に実装する。
【0060】キーボード10のワーク9を挿入する挿入
ピッチが、ピッチAであれば、ワーク供給ユニット7j
の上述の固定ピッチであるピッチAと一致しているの
で、そのままのAピッチで実装動作を繰り返して行なう
ことになる。
【0061】一般にキーボード10等ではキー間のピッ
チは、配列ピッチが機種により、あるいは実装場所によ
り異なっている。本例ではキーボード10の実装ピッチ
が、ワーク供給ユニット7jの真空チャック7q,7q
間の固定ピッチAとは異なるピッチB又はピッチCを取
る場合に対応可能としたもので、ワーク供給ユニット7
jの真空チャック7q,7qより固定ピッチAで可変ピ
ッチ挿入装置8が受けて、可変ピッチ挿入装置8が、キ
ーボード10の所定の位置の真上に移動する間に、ピッ
チ可変手段を構成する板カム8g等によりそのスライド
板8k1 〜8k 4 間の間隔を調整し、キーボード10の
キー間の挿入ピッチであるピッチB又はピッチCに合わ
せる様に成される。
【0062】これは図1に示すように先ずピン8jがカ
ム溝82a〜82dの下端にあるとき、即ち、カムフォ
ロアとなるピン8jの中心軸が図4でXの位置にあると
き、スライド板8k1 〜8k4 のその中心間のピッチは
夫々Aとなる。ここで摺動ベース8qの一端に配するシ
リンダ8rのX′軸方向への作用により、スライド板8
1 〜8k4 のガイド溝8nに沿って摺動ベース8qは
移動し、その下端にある真空ヘッド8pはワーク供給ユ
ニット7jの真空チャック7q,7qからワーク9を吸
着する。
【0063】次にピッチ可変用のシリンダ8cを動作
し、図4の板カム8gをX′軸方向に距離Lだけ移動
し、ピン8jの中心軸がYの位置に来る(クリックモー
ション的に係止される)ようにすると、図1でスライド
板8k1 〜8k4 は夫々Y軸Y′軸方向に案内部材8l
が、ガイド溝8nに導かれて移動し、スライド板8k1
〜8k4 の中心、即ち真空ヘッド8p間のピッチはピッ
チBに拡がる。更に板カム8qを距離Mだけ移動し、ピ
ッチ8jの中心軸がZの位置に来るようにすると、スラ
イド板8k1 〜8k4 即ち真空ヘッド8p間のピッチは
ピッチCと更に拡がる。
【0064】即ち、キーボード10の実装ピッチが、ワ
ーク供給ユニット7jの固定ピッチAとは異なり、ピッ
チB又はピッチCとなった場合、先ず板カム8gは、ピ
ン8jの中心軸が、図4の板カム8gのXの位置に来る
様に、ピッチ可変用のシリンダ8cを作動させ、真空ヘ
ッド8p間の中心ピッチAに保つ。ワーク供給ユニット
7jの真空チャック7q,7q上の固定ピッチAで配さ
れたワーク9を、吸着した後、可変用のシリンダ8cを
作動させ、板カム8gを図1でX軸方向に移動させ、ピ
ン8jの中心軸の位置を図4の板カム8gのY又はZの
位置に来る用にし、真空ヘッド8p間の中心をピッチB
又はピッチCとし、キーボード10のワーク挿入ピッチ
に合わせる。
【0065】キーボード10にワーク9を実装後は、再
び板カム8gを移動させ、ピン8jの中心軸をXの位置
に持ち来すようにし、真空ヘッド8pの中心間のピッチ
をAにもどす。
【0066】次にワーク供給ユニット7jからワーク9
を受け、キーボードへの実装ピッチに可変ピッチ挿入装
置8でピッチを合わせ、X−Yロボット6との可変ピッ
チ挿入装置8を移動し、キーボード10上の新たなワー
ク挿入位置の真上へ移動して実装を行なうことに成る。
【0067】上述の構成並に動作より明らかな様に、本
発明によれば、リニアフィダ5より順送されてくる複数
のワーク9を、定ピッチに配列したワーク供給装置7に
装着し、これらのワーク9を複数の真空ヘッド8p,8
pで同時にチャックし、実装ピッチに対応した可変ピッ
チ挿入装置8の作動によって、異なった挿入ピッチに容
易に調整することが出来る実装装置1が得られる。
【0068】又、可変ピッチ挿入装置8の板カム8g内
にあらかじめ定められた実装ピッチに対応するカム溝8
2a〜82dを設け、これらのカム溝に組み込まれたピ
ン8jが、カム溝82a〜82dに沿ってスライドする
ことにより、ピッチを可変することで、異なるピッチの
キーボード等に対し簡単に対応可能な実装装置1が得ら
れ、実装時の稼動率を大幅に向上させることが出来る。
上述の実施例では、4個のワークを同時に吸着実装した
例を説明したが、これらの数が多い程、稼動率を向上し
得ることは明らかである。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、実装装置に可変ピッチ
挿入装置を配し、ワーク供給装置で一定ピッチで配列し
たワークを受けとり、複数の真空ヘッドで同時にチャッ
キングし、これら可変ピッチ挿入装置により、実装ピッ
チに対応したピッチに正確に変えて簡単に実装すること
ができる。実装時に稼動率を大幅に向上可能なものが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実装装置に用いる可変ピッチ挿入装置
の一実施例を示す平面図及び側面図である。
【図2】本発明の一実施例の実装装置を装着した自動組
立装置の構成を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例の実装装置を装着した自動組
立装置の構成を示す側面図である。
【図4】本発明の可変ピッチ挿入装置に用いる板カムの
平面図である。
【図5】本発明の実装装置に用いるワーク供給装置の部
分構成を示す平面図てある。
【図6】本発明の実装装置に用いるワーク供給装置の部
分構成を示す正面図である。
【図7】本発明の実装装置に用いるワーク供給装置の部
分構成を示す側面図である。
【図8】本発明の実装装置に用いるワーク押圧部の部分
構成を示す平面図である。
【図9】本発明の実装装置に用いるワーク押圧部の部分
構成を示す正面図である。
【図10】本発明の実装装置に用いるワーク押圧部の部
分構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 実装装置 2 コンベア 3 筺体 4 ボールフィダ 5 リニアフィダ 6 X−Yロボット 7 ワーク供給装置 8 可変ピッチ挿入装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給部から複数個の部品を一定ピッ
    チで取り出し、被実装体に実装する様に成された実装装
    置において、 上記一定ピッチで取り出した複数個の部品のピッチを可
    変して上記被実装体に実装する可変ピッチ挿入装置を具
    備して成ることを特徴とする実装装置。
  2. 【請求項2】 前記可変ピッチ挿入装置は一定ピッチの
    複数の部品を保持する複数の保持手段と、該複数の保持
    手段間の間隔を調整可能なピッチ可変手段とより成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の実装装置。
  3. 【請求項3】 前記ピッチ可変手段は、保持手段が枢着
    された複数のスライド板と、該スライド板に枢着した複
    数のカムフロアと、該カムフロアと係合して可変ピッチ
    量に対応する偏倚量を有する板カムとから成ることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の実装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013084737A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Fuji Mach Mfg Co Ltd 装着ヘッドおよび電子部品実装機

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