JPH0715290Y2 - 二重床用ケーブルセパレータ - Google Patents
二重床用ケーブルセパレータInfo
- Publication number
- JPH0715290Y2 JPH0715290Y2 JP1987146224U JP14622487U JPH0715290Y2 JP H0715290 Y2 JPH0715290 Y2 JP H0715290Y2 JP 1987146224 U JP1987146224 U JP 1987146224U JP 14622487 U JP14622487 U JP 14622487U JP H0715290 Y2 JPH0715290 Y2 JP H0715290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- separator
- plate
- cable separator
- electromagnetic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えばインテリジェントビルの二重床内に設
置され、その床下空間を通信系空間と電力系空間とに区
分するケーブルセパレータに関する。
置され、その床下空間を通信系空間と電力系空間とに区
分するケーブルセパレータに関する。
〔従来の技術〕 近年、オフィスオートメーション機器の導入に伴い、コ
ンピュータルームのみならず通常のオフィスフロアにお
いてもそれ等の機器間を接続するケーブルを床下に敷設
することが多くなっている。このようにケーブルを床下
に設置する場合、電気設備技術基準第204条によれば、
電力系ケーブルと信号系ケーブルとの間に所定の離隔距
離をおくことが義務付けられている。そこで、この基準
に沿って各種ケーブルを合理的に収納し得るとともに、
レイアウト変更にも対応できるようにしたシステムフロ
アなるパネル構造体が開発されている。
ンピュータルームのみならず通常のオフィスフロアにお
いてもそれ等の機器間を接続するケーブルを床下に敷設
することが多くなっている。このようにケーブルを床下
に設置する場合、電気設備技術基準第204条によれば、
電力系ケーブルと信号系ケーブルとの間に所定の離隔距
離をおくことが義務付けられている。そこで、この基準
に沿って各種ケーブルを合理的に収納し得るとともに、
レイアウト変更にも対応できるようにしたシステムフロ
アなるパネル構造体が開発されている。
このパネル構造体にあっては、上記のように電力系ケー
ブルと信号系ケーブルを分けるために、皿状に形成され
たポリプロピレン製の多孔板、あるいは、金属メッシュ
とプラスチックの複合材料からなるケーブルセパレータ
と称されるものが用いられ、信号系ケーブルを電力系ケ
ーブルから離隔した状態で支持している。
ブルと信号系ケーブルを分けるために、皿状に形成され
たポリプロピレン製の多孔板、あるいは、金属メッシュ
とプラスチックの複合材料からなるケーブルセパレータ
と称されるものが用いられ、信号系ケーブルを電力系ケ
ーブルから離隔した状態で支持している。
ところで、上記のような材料によって構成されたケーブ
ルセパレータは、成形性が良好で、床上から床面を構成
する上面板を取り除くとケーブルセパレータ下部の電力
ケーブル、コンセント類を目視できるという利点はある
が、ポリプロプレン製であるため燃えやすく、高価な難
燃処理剤を被覆する必要がありコストが高くなるという
問題がある。また、電気的絶縁性にはすぐれているが、
電磁波シールド性がないため電磁波によるノイズの影響
を避けることができないという欠点がある。一方、金属
メッシュを用いたセパレータでは、金属線と金属線との
交叉部で電蝕を起こし、電磁波シールド効果が損なわれ
るという問題があった。
ルセパレータは、成形性が良好で、床上から床面を構成
する上面板を取り除くとケーブルセパレータ下部の電力
ケーブル、コンセント類を目視できるという利点はある
が、ポリプロプレン製であるため燃えやすく、高価な難
燃処理剤を被覆する必要がありコストが高くなるという
問題がある。また、電気的絶縁性にはすぐれているが、
電磁波シールド性がないため電磁波によるノイズの影響
を避けることができないという欠点がある。一方、金属
メッシュを用いたセパレータでは、金属線と金属線との
交叉部で電蝕を起こし、電磁波シールド効果が損なわれ
るという問題があった。
この考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的は、電磁波シールド性と電気的
絶縁性とを兼ね備え、かつ、電蝕等を生じない二重床用
のセパレータを提供することにある。
されたもので、その目的は、電磁波シールド性と電気的
絶縁性とを兼ね備え、かつ、電蝕等を生じない二重床用
のセパレータを提供することにある。
上記目的を達成するためこの考案は、床下空間を通信系
空間と電力系空間とに区分する二重床用ケーブルセパレ
ータにおいて、このケーブルセパレータは、略皿形に形
成された電磁波シールド性を有する導電性の基板を有
し、この基板の表面に電気的絶縁材料からなる樹脂皮膜
が形成され、前記基板には直径が20mm以下で、全体の開
口率が少なくとも30%以上となるように多数の孔が穿孔
されている。
空間と電力系空間とに区分する二重床用ケーブルセパレ
ータにおいて、このケーブルセパレータは、略皿形に形
成された電磁波シールド性を有する導電性の基板を有
し、この基板の表面に電気的絶縁材料からなる樹脂皮膜
が形成され、前記基板には直径が20mm以下で、全体の開
口率が少なくとも30%以上となるように多数の孔が穿孔
されている。
上記手段によれば、電磁波シールド性を有する導電性多
孔板によって基体が形成されているので、電磁波シール
ド性を発揮するとともに、絶縁性の高い樹脂で基板を被
覆しているので、電気絶縁性にも優れ、電蝕等の不都合
が生じる虞れもない。また、基板には全体の開口率が少
なくとも30%以上となるように多数の孔が穿孔されてい
るので、ケーブルセパレータの下方に位置するケーブル
を透視でき、かつ各孔の直径を20mm以下にしているの
で、電磁波のシールド性を損なうことはない。
孔板によって基体が形成されているので、電磁波シール
ド性を発揮するとともに、絶縁性の高い樹脂で基板を被
覆しているので、電気絶縁性にも優れ、電蝕等の不都合
が生じる虞れもない。また、基板には全体の開口率が少
なくとも30%以上となるように多数の孔が穿孔されてい
るので、ケーブルセパレータの下方に位置するケーブル
を透視でき、かつ各孔の直径を20mm以下にしているの
で、電磁波のシールド性を損なうことはない。
以下、図面を参照しこの考案の実施例について説明す
る。
る。
第1図を参照すると、このケーブルセパレータ1は、皿
状に成形された例えば導電性鉄板に多数の円形の孔2を
穿設してなる基体としての導電性多孔板3と、この導電
性多孔板3の表面に被覆された電気絶縁性プラスチック
層4とから構成されている。
状に成形された例えば導電性鉄板に多数の円形の孔2を
穿設してなる基体としての導電性多孔板3と、この導電
性多孔板3の表面に被覆された電気絶縁性プラスチック
層4とから構成されている。
この実施例によると、上記導電性鉄板は板厚0.8mmであ
って、この鉄板に孔径2mmの円孔2を3mmのピッチをもっ
て全体の開口率が40%となるように穿設するとともに、
同鉄板を皿状にプレス成形して500mm角の導電性多孔板
3を得、さらに電気絶縁性プラスチックとしてアクリル
樹脂を粉体塗装し、電気絶縁性プラスチック層4による
被覆膜を形成してある。
って、この鉄板に孔径2mmの円孔2を3mmのピッチをもっ
て全体の開口率が40%となるように穿設するとともに、
同鉄板を皿状にプレス成形して500mm角の導電性多孔板
3を得、さらに電気絶縁性プラスチックとしてアクリル
樹脂を粉体塗装し、電気絶縁性プラスチック層4による
被覆膜を形成してある。
上記孔2は、第2図のケーブルセパレータの要部平面図
に示されるように、強度的に最も強いとされる正三角形
の頂点にそれぞれ穿設された60度千鳥型配列としてあ
る。この場合、床板を取り外して床下を見た時のシース
ルー性を満たすためには、開口率が30%程度は必要であ
り、また孔径が20mmを越えると電磁波シールド効果が著
しく損なわれるため、孔2の径は20mm以下とされる。ま
た、上記開口率は、上記孔2の孔径Dと孔2の中心間の
距離(ピッチP)とによって決まる。すなわち、開口率
(%)=90D2/P2であり、この実施例ではピッチを3mmに
してあるので40%となっているが、この考案としては、
第3図の斜線で示す範囲の孔径とピッチが選択される。
に示されるように、強度的に最も強いとされる正三角形
の頂点にそれぞれ穿設された60度千鳥型配列としてあ
る。この場合、床板を取り外して床下を見た時のシース
ルー性を満たすためには、開口率が30%程度は必要であ
り、また孔径が20mmを越えると電磁波シールド効果が著
しく損なわれるため、孔2の径は20mm以下とされる。ま
た、上記開口率は、上記孔2の孔径Dと孔2の中心間の
距離(ピッチP)とによって決まる。すなわち、開口率
(%)=90D2/P2であり、この実施例ではピッチを3mmに
してあるので40%となっているが、この考案としては、
第3図の斜線で示す範囲の孔径とピッチが選択される。
なお、導電性多孔板3の材料としては、上記のような鉄
板以外のものとして、銅、アルミニウム、黄銅、ステン
レス等の金属板のほか、カーボン、導電性プラスチック
などの導電性材料が使用される。また、孔2の形状とし
ては、上記円形のほか意匠上星型、多角形など任意の形
状にすることができる。ところで、上記のように多孔板
3として鉄のような表面酸化の生起する金属を使用した
場合には、電磁波シールド効果が劣化する懸念がある
が、上記実施例のように電気絶縁性プラスチック層4が
被覆されていることにより防錆効果を生じるので、電磁
波シールド効果の劣化が防止される。
板以外のものとして、銅、アルミニウム、黄銅、ステン
レス等の金属板のほか、カーボン、導電性プラスチック
などの導電性材料が使用される。また、孔2の形状とし
ては、上記円形のほか意匠上星型、多角形など任意の形
状にすることができる。ところで、上記のように多孔板
3として鉄のような表面酸化の生起する金属を使用した
場合には、電磁波シールド効果が劣化する懸念がある
が、上記実施例のように電気絶縁性プラスチック層4が
被覆されていることにより防錆効果を生じるので、電磁
波シールド効果の劣化が防止される。
以上のように、上記実施例によれば、次のような効果が
ある。
ある。
アクリル樹脂により電気絶縁性プラスチック層4を
形成しているので、高い電気絶縁性を発揮できる。
形成しているので、高い電気絶縁性を発揮できる。
電磁波シールド性を有する導電性多孔板3として鉄
板を用いて実験したところ、1MHzないし100MHzの範囲で
75dBないし60dBの電磁波シールド効果を発揮させること
ができた。これにより、電力ケーブルあるいは通信ケー
ブルに対する電磁波の侵入による各種ホストコンピュー
タの誤動作を防止できる。
板を用いて実験したところ、1MHzないし100MHzの範囲で
75dBないし60dBの電磁波シールド効果を発揮させること
ができた。これにより、電力ケーブルあるいは通信ケー
ブルに対する電磁波の侵入による各種ホストコンピュー
タの誤動作を防止できる。
導電性多孔板3として鉄板等の金属板を用いること
により、従来のポリプロピレン製セパレータよりも燃え
難い。また、多孔板であることから従来の金属線メッシ
ュのように電蝕が生じることもない。
により、従来のポリプロピレン製セパレータよりも燃え
難い。また、多孔板であることから従来の金属線メッシ
ュのように電蝕が生じることもない。
さらに、従来のポリプロピレン製ケーブルセパレー
タに比して樹脂量も10%程度に低減することができる。
タに比して樹脂量も10%程度に低減することができる。
しかも、多数の孔2が穿設されているので、これら
の孔2からケーブルセパレータ1の下部のケーブルが透
視できるので、従来のように使用樹脂を透明もしくは半
透明にする必要がない。
の孔2からケーブルセパレータ1の下部のケーブルが透
視できるので、従来のように使用樹脂を透明もしくは半
透明にする必要がない。
また、使用樹脂の色を変えることによって電子機器
筐体の識別標識とすることもでき、電子機器筐体の種類
の識別も容易になる。
筐体の識別標識とすることもでき、電子機器筐体の種類
の識別も容易になる。
なお、上記実施例においては、導電性多孔板3の基体と
して鉄板を用い、それ故難燃性を有しているが、その他
の導電性多孔板3の材料にあっても難燃性を有する材料
を用いれば、従来のように高価な難燃性処理剤を被覆す
る必要なく低コストでケーブルセパレータを製造するこ
とができることはいうまでもない。
して鉄板を用い、それ故難燃性を有しているが、その他
の導電性多孔板3の材料にあっても難燃性を有する材料
を用いれば、従来のように高価な難燃性処理剤を被覆す
る必要なく低コストでケーブルセパレータを製造するこ
とができることはいうまでもない。
以上説明したようにこの考案によれば、電磁波シールド
性を有する導電性多孔板によって基体を形成し、その表
面を絶縁性の高い樹脂で被覆しているので、電磁波シー
ルド性と高い電気絶縁性とを兼ね備え、絶縁性の高い樹
脂で基板を被覆しているので、電蝕等の不都合が生じる
虞のないケーブルセパレータを提供することができる。
また、基板には全体の開口率が少なくとも30%以上とな
るよに多数の孔が穿孔され、かつこれら各孔の直径を20
mm以下にしているので、電磁波のシールド性を損なうこ
となく、ケーブルセパレータの下方に位置するケーブル
の状態を透視することができる。
性を有する導電性多孔板によって基体を形成し、その表
面を絶縁性の高い樹脂で被覆しているので、電磁波シー
ルド性と高い電気絶縁性とを兼ね備え、絶縁性の高い樹
脂で基板を被覆しているので、電蝕等の不都合が生じる
虞のないケーブルセパレータを提供することができる。
また、基板には全体の開口率が少なくとも30%以上とな
るよに多数の孔が穿孔され、かつこれら各孔の直径を20
mm以下にしているので、電磁波のシールド性を損なうこ
となく、ケーブルセパレータの下方に位置するケーブル
の状態を透視することができる。
第1図はこの考案の実施例に係るケーブルセパレータの
斜視図、第2図は同ケーブルセパレータの要部平面図、
第3図は導電性多孔板の孔径とピッチとの関係を示す図
である。 図中、1はケーブルセパレータ、2は孔、3は導電性多
孔板、4は電気絶縁性プラスチック層である。
斜視図、第2図は同ケーブルセパレータの要部平面図、
第3図は導電性多孔板の孔径とピッチとの関係を示す図
である。 図中、1はケーブルセパレータ、2は孔、3は導電性多
孔板、4は電気絶縁性プラスチック層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭59−88493号(実開 昭61− 3852号)の願書に添付した明細書及び図面 の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】床下空間を通信系空間と電力系空間とに区
分する二重床用ケーブルセパレータにおいて、このセパ
レータは、略皿形に形成された電磁波シールド性を有す
る導電性の基板を有し、この基板の表面に電気的絶縁材
料からなる樹脂被膜が形成され、前記基板には直径が20
mm以下で、全体の開口率が少なくとも30%以上となるよ
うに多数の孔が穿孔されていることを特徴とする二重床
用ケーブルセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987146224U JPH0715290Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 二重床用ケーブルセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987146224U JPH0715290Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 二重床用ケーブルセパレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6450626U JPS6450626U (ja) | 1989-03-29 |
| JPH0715290Y2 true JPH0715290Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31415513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987146224U Expired - Lifetime JPH0715290Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 二重床用ケーブルセパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715290Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS558319U (ja) * | 1978-07-04 | 1980-01-19 | ||
| JPS613852U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-10 | 東陶機器株式会社 | 二重床構造におけるセパレ−タ |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP1987146224U patent/JPH0715290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6450626U (ja) | 1989-03-29 |
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