JPH071535Y2 - 粘性流体継手 - Google Patents

粘性流体継手

Info

Publication number
JPH071535Y2
JPH071535Y2 JP10728089U JP10728089U JPH071535Y2 JP H071535 Y2 JPH071535 Y2 JP H071535Y2 JP 10728089 U JP10728089 U JP 10728089U JP 10728089 U JP10728089 U JP 10728089U JP H071535 Y2 JPH071535 Y2 JP H071535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
casing
viscous fluid
oil chamber
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10728089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0346025U (ja
Inventor
成雄 栗田
明則 丹野
修一 高山
勇 須長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP10728089U priority Critical patent/JPH071535Y2/ja
Publication of JPH0346025U publication Critical patent/JPH0346025U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071535Y2 publication Critical patent/JPH071535Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケーシングと、該ケーシングに相対回転自在
に挿通したハブとの間に画成される油室に、ケーシング
にセレーション係合する複数のアウタプレートと、ハブ
にセレーション係合する複数のインナプレートとを、各
インナプレートと各アウタプレートとが交互に配列され
るように収納して成る粘性流体継手に関する。
(従来の技術) 従来、この種の継手においては、特開昭63−34332号公
報に見られるように、ケーシングの端部にサークリップ
で抜止めされる蓋体を装着し、該蓋体によりケーシング
内の油室を密閉して、これに所定の充填率でシリコンオ
イル等の粘性流体を充填するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 粘性流体継手は粘性流体の充填率によってその特性が大
きく変化するため、充填率を精密に管理する必要があ
る。充填率は流体の充填量だけでなく油室の内容積によ
っても変化するため、上記公報に記載のものでは、プレ
ートの板厚のばらつきによる内容積の偏差を修正する補
正用のプレートを入れて内容積を一定に管理するように
している。
ところで、蓋体を上記の如くサークリップで抜止めした
場合、使用時に油室の内圧上昇により蓋体がサークリッ
プ側に押されて、サークリップの取付ガタ等により蓋体
が動き、油室の内容積が変化して、使用中に粘性流体継
手の特性が変化してしまうことがある。
本考案は、以上の点に鑑み、蓋体の取付ガタを予め取除
けるようにして使用中の特性変化を防止し得るようにし
た粘性流体継手を提供することをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、ケーシングと、該
ケーシングに相対回転自在に挿通したハブとの間に画成
される油室に、ケーシングにセレーション係合する複数
のアウタプレートと、ハブにセレーション係合する複数
のインナプレートとを、各インナプレート間に各アウタ
プレートが挟まれるように収納して成る粘性流体継手で
あって、ケーシングの端部に前記油室を密閉する蓋体を
サークリップで抜止めして設けるものにおいて、ケーシ
ングの端部に蓋体をサークリップ側に突き押しするため
の操作穴を形成した。
(作用) 継手組立時に、操作穴に押し棒等の適宜の工具を挿入し
て蓋体をサークリップ側に突き押しする。これによれ
ば、蓋体の取付ガタが取除かれて、使用中に油室の内圧
が上昇しても蓋体は動かず、油室の内容積は一定に維持
され、使用中に粘性流体の充填率が変化して継手の特性
が変ってしまうようなことはない。
(実施例) 図面は差動装置に差動制限手段として粘性流体継手を組
込んだ実施例を示し、第1図を参照して、(1)は左側
のカップ状ケース本体(2)と右側のカバー(3)とを
その外周縁部間にリングギア(4)を挟んで締結して成
るデフケースを示し、該ケース(1)をケース本体
(2)とカバー(3)とに各形成したハブ(2a)(3a)
において夫々ベアリング(5)(5)を介してミッショ
ンケース等に軸支し、該両ハブ(2a)(3a)に夫々左右
1対の駆動軸(6)(7)を挿通軸支すると共に、デフ
ケース(1)内に、左側の駆動軸(6)にスプライン係
合されるサンギア(8)と、右側の駆動軸(7)にスプ
ライン係合されるキャリア(9)とを、両者間にラジア
ル軸受(10)とスラスト軸受(11)とを介挿して相対回
転自在に収納し、該キャリア(9)に、リングギア
(4)の内歯(4a)に噛合する第1遊星ギア(121)の
複数個と、サンギア(8)に噛合する第2遊星ギア(12
2)の複数個とを両遊星ギア(121)(122)が互に噛合
するように軸支し、全体として遊星ギア式の差動装置を
構成した。
デフケース(1)内の左側の空隙には、ケース本体
(2)とサンギア(8)とを連結する差動制限手段とし
ての粘性流体継手(13)が組込まれている。
該継手(13)のケーシングは、ケース本体(2)の中間
の筒部(2b)と、前記ハブ(2a)に一体で該筒部(2b)
の左端に溶接される端壁部(2c)と、該筒部(2b)の右
端から径方向外方にのびるケース本体(2)のテーパ部
(2d)とで構成されており、該テーパ部(2d)の内面に
筒部(2b)の内径より大径の開口部(2e)を形成して、
該開口部(2e)に蓋体(14)を装着し、前記筒部(2b)
内に縦設されるサンギア(8)に一体のハブ(15)を該
蓋体(14)と前記端壁部(2c)とに夫々シールリング
(16)(16)を介して液密に挿通して、該ハブ(15)と
筒部(2b)との間に油室(17)を画成し、該油室(17)
に、筒部(2b)にセレーション係合する複数のアウタプ
レート(18)と、ハブ(15)にセレーション係合する複
数のインナプレート(19)とを、各インナプレート(1
9)と各アウタプレート(18)とが交互に配列されるよ
うに収納した。これら各インナプレート(19)(19)間
には間隙を一定に保持するスペーサリング(20)が介設
されており、又ハブ(15)の外周に1対のサークリップ
(21)(21)を装着して、該両サークリップ(21)(2
1)によりインナプレート(19)全体を軸方向両側から
挟持するようにした。
油室(17)には、端壁部(2c)に形成した注入穴(2f)
からシリコンオイル等の粘性流体が所要の充填率で注入
され、注入後封止ボルト(22)により注入穴(2f)を閉
塞すると共に、蓋体(14)に形成したエア抜き穴(14
a)を封止ボール(23)で閉塞する。前記蓋体(14)
は、前記開口部(2e)に圧入されてサークリップ(24)
により抜止めされるもので、該開口部(2e)の底面に環
状溝(2g)と、蓋体(14)の内面に該環状溝(2g)に嵌
合する環状突起(14b)とを形成し、該突起(14b)の外
周にOリング(25)を装着して、油室(17)のシール性
を確保するようにした。
更に、前記開口部(2e)の底面に、前記環状溝(2g)の
径方向外方部分に位置させてケース本体(2)を貫通す
る操作穴(26)を形成し、蓋体(14)をサークリップ
(24)で抜止めした後、該操作穴(26)に第2図に示す
如く押し棒等の工具(27)を挿入して、蓋体(14)をサ
ークリップ(24)側に突き押しし、蓋体(14)の取付ガ
タを取除くようにした。
これによれば、使用中油室(17)の内圧が上昇しても蓋
体(14)は動かず、油室(17)の容積が一定に維持され
て、使用中に容積変化に伴う充填率の変化により継手特
性が変動することはない。
尚、継手特性は、前記両プレート(18)(19)間のクリ
アランスや軸方向最外側のインナプレート(19)とこれ
に対向する固定壁(端壁部、蓋体)とのクリアランスに
よっても影響を受け、この場合インナプレート(19)
(19)間の隙間はスペーサリング(20)により一定に管
理されるため、その間に挟まれるアウタプレート(18)
とインナプレート(19)のクリアランスも一定になる
が、軸方向最外側のインナプレート(19)と固定壁との
クリアランスはハブ(15)の軸方向の動きによって変化
する。そこで、本実施例では、ハブ(15)の端壁部(2
c)側のシール径r1と、蓋体(14)側のシール径r2とを
異らせ(r1<r2)、油室(17)の内圧によりハブ(15)
を一方即ち右方に押圧し、ガタ等によるハブ(15)の軸
方向の動きを阻止して、最外側のインナプレート(19)
と固定壁とのクリアランス変化による特性の変動を防止
し得るようにした。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、蓋体
の取付ガタを操作穴を通しての突き押しで予め取除くこ
とができ、使用中に蓋体が動くことがなく、油室の容積
変化に伴う粘性流体の充填率の変化が防止されて、使用
中に継手特性が変化してしまうような不具合を生じない
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案継手を組込んだ差動装置の断面図、第2図
はその要部の拡大断面図である。 (2)…ケース本体(ケーシング)、(13)…粘性流体
継手 (14)…蓋体、(15)…ハブ (17)…油室、(18)…アウタプレート (19)…インナプレート、(26)…操作穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須長 勇 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭62−130229(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングと、該ケーシングに相対回転自
    在に挿通したハブとの間に画成される油室に、ケーシン
    グにセレーション係合する複数のアウタプレートと、ハ
    ブにセレーション係合する複数のインナプレートとを、
    各インナプレートと各アウタプレートとが交互に配列さ
    れるように収納して成る粘性流体継手であって、ケーシ
    ングの端部に前記油室を密閉する蓋体をサークリップで
    抜止めして設けるものにおいて、ケーシングの端部に蓋
    体をサークリップ側に突き押しするための操作穴を形成
    したことを特徴とする粘性流体継手。
JP10728089U 1989-09-14 1989-09-14 粘性流体継手 Expired - Lifetime JPH071535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10728089U JPH071535Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 粘性流体継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10728089U JPH071535Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 粘性流体継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0346025U JPH0346025U (ja) 1991-04-26
JPH071535Y2 true JPH071535Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31655976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10728089U Expired - Lifetime JPH071535Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 粘性流体継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071535Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133852A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Gkn Driveline Japan Ltd ビスカスカップリング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0346025U (ja) 1991-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2652281B2 (ja) 差動装置
JPH0668300B2 (ja) 一方向ダンパ
US20080063329A1 (en) Bearing fixing structures
CA2333977A1 (en) Plenum oil seal
JPH071535Y2 (ja) 粘性流体継手
US20040231457A1 (en) Automatic transmission
WO2011093432A1 (ja) 自動車用パワーテークオフユニット
JPH02146319A (ja) 粘性ダンパの組立ておよび充填方法
EP0230962B1 (en) Differential device using a fluid
KR20000022907A (ko) 점성 진작 볼 램프 클러치 및 그 개선형 하우징
JP3041780B2 (ja) 差動歯車装置
JP6217660B2 (ja) 車両の駆動装置
JP2001141038A (ja) Ff車両用変速機の差動装置
JPH0647173Y2 (ja) オイルシール構造
JP2001289306A (ja) デファレンシャル装置
CN105840798B (zh) 具有过滤元件的离合器式动力传输装置
JPH10129286A (ja) 車両の駆動力伝達装置
JPH088346Y2 (ja) 粘性継手のオイル通路孔の封止構造
JP2982120B2 (ja) 差回転数依存自動カップリング
JPH0328202Y2 (ja)
JPS61192948A (ja) 傘歯車型差動装置
JPH07332396A (ja) ビスカスカップリング
JPH0324926Y2 (ja)
JPH11141650A (ja) 動力伝達装置
JPH09250623A (ja) 差動歯車装置