JPH0715367B2 - 変位・回転検出方法及び姿勢制御装置 - Google Patents

変位・回転検出方法及び姿勢制御装置

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JPH0715367B2
JPH0715367B2 JP60230508A JP23050885A JPH0715367B2 JP H0715367 B2 JPH0715367 B2 JP H0715367B2 JP 60230508 A JP60230508 A JP 60230508A JP 23050885 A JP23050885 A JP 23050885A JP H0715367 B2 JPH0715367 B2 JP H0715367B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、半導体製造のリソグラフイ行程における高精
度な位置決めステージ装置をはじめ、超精密工作機械の
送りテーブル装置,各種計測装置用高精度ステージ等あ
らゆる高精度運動ステージ装置に応用可能な変位・回転
検出方法及び姿勢制御装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来リニアステージ装置等で高精度な直進運動を実現す
るためには、例えば静圧軸受案内機構や磁気軸受案内機
構にレーザ干渉計と制御機構を組み合わせ、レーザ干渉
計で誤差を測定し、軸受部を制御機構で制御して誤差を
補正する方法が用いられてきた。しかし、ステージ等の
進行方向以外の誤差方向成分をレーザ干渉計で測定する
ためにはその成分方向にレーザ干渉計を必要とし、又進
行方向に垂直な誤差成分を測定する為のレーザビームが
照射される点はステージの運動と共に移動するので、基
準面をステージの長さ一杯までとらねばならず、更に高
精度な直進運動がこの基準面の長さに制限されるという
欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は前述従来例の欠点を解消し、ステージの
位置に照射点が影響されないステージの進行方向に平行
なビームのみを用いてステージの進行方向以外の誤差方
行成分すべてを測定でき、同時にその誤差方向を容易識
別できる変位・回転検出方法を及びそれを用いた姿勢制
御装置提供する事にある。
〔実施例〕
第1図と第4図に本発明の実施例の前提となる例を示
す。第1図は誤差測定部の斜視図で1は光源であるとこ
ろのレーザ発振器、4はレーザビームを2本の平行ビー
ムにする平行プリズム、5はレーザビームの断面形状を
リング状に変換する光学素子(アキシコン)、6と7は
受光素子基板、6a〜6d及び7a〜7dはそれぞれ受光素子基
板6,7上に配置された光アレイセンサ、10はセンサー部
を保持するセンサハウジングである。図には示していな
いがハウジング10はステージ上に、レーザ発振器1と平
行プリズム4とアキシコン5は固定基板上に設置されて
いる。ステージは矢印方向に移動可能である。
上記構成において、レーザ光源1より発振されたレーザ
ビームは、平行プリズム4によつて、2本のレーザビー
ムに分けられ、さらにアキシコン5によつて断面がリン
グ状となつた2本のレーザビームに変換され、センサハ
ウジング10内でそれぞれ受光素子基板6,7上に入射し十
字に並んだ光アレイセンサ、6a〜6d,7a〜7dによつてそ
れぞれの長さ方向リング片位置が検出され、結果的に基
板上のビーム位置が検出される。
一般にステージに第2図に示す様な座標を設定し、ステ
ージを同図矢印の方向、即ちx軸方向へ送ると他の5自
由度の運動、即ちy軸,z軸方向の並進運動、x軸,y軸,z
軸まわりの回軸運動が発生する。第2図にx軸,y軸,z軸
まわりの回転方向をそれぞれωX,ωY,ωzで表わす。
第1図の構成に於てステージが上記5自由度の運動を行
つた場合の、受光基板上に入射しているリング状レーザ
光の位置の変化を第3図に示す。図中破線は運動前のリ
ング位置、実線は運動後のリング位置を表わしている。
図からわかる様にy方向とz方向の変位ωY方向ωZの回
転それぞれについて受光素子基板6,7におけるリング位
置の変化パターンが異なる。従つて光アレイセンサでリ
ング位置の変化と同時にこの変化パターンを検出する事
でどの運動成分方向にどれだけ変化したかを測定する事
ができる。
第4図に本例の制御系のブロツク線図を示す。図中、11
はステージ本体、13はガイド、14はアクチユエータ、A
はセンサから送られてきた信号を変換、増幅等処理する
エラー信号検出部Bはエラー信号を一定の指令に従つて
演算処理する演算部と指令部、Cは送られてきた信号に
よりアクチユエータ14を操作するアクチユエータドライ
バ部である。ステージが移動し、姿勢が変化すると基準
となるレーザ光からのずれが光センサ上に生じ、この信
号を検出し、適当な演算処理を行ない、姿勢を補正すべ
く指令を出し、ドライバを介してステージに属するアク
チユエータを動かすことによりステージは高精度な運動
を行なう事が可能になる。
ビームがステージの進行方向に平行なので、ステージの
前記5自由度運動が発生しない限り、ステージがどこに
移動してもビームは基板6,7上の同じ位置に入射する。
従つてステージの長ストロークの高精度直進運動が可能
である。又ビームの方向は1方向でよいので誤差測定装
置が簡単である。アキシコンでリング状にしたビームを
十字に並べたアレイ状センサーで検出しているので単に
出射レーザビームをそのまま光電板等に入射する場合よ
りも少ない光電素子数でビーム位置検出ができ、光アレ
イセンサの並び方向に略一致するリングの厚みは充分小
さくできるので光アレイセンサによる位置検出精度を充
分上げる事ができる。
第1図の例の誤差測定装置の構成にするとx軸まわりの
回転方向ωXの変化は検出しにくく、検出器の位置や回
転中心位置によつては他の運動成分変化のパターンと同
様のパターンが出る場合も考えうる。第5図に示す1番
目の実施例ではこの問題も解消できる。
第5図において第1図の部材と同じ部材には同じ表示記
号を記載した。2はレーザ光を2方向に分割するビーム
スプリツタ、3はレーザ光の進行方向を折り曲げるビー
ムベンダでビームスプリツタ2とビームベンダ3は2本
の平行レーザ光を作るように配置されている。4′は4
と同じ平行プリズム、5′は5と同じアキシコン、8a〜
8d,9a〜9dはそれぞれ6a〜6d,7a〜7dに対応する光アレイ
センサ、10′は10と同じセンサーハウジングである。ハ
ウジング10,10′は静圧案内型のリニアステージ本体11
に設置されている。12はステージ駆動用リニアモータで
ある。
前記構成において、レーザ光源1より発振されたレーザ
光はビームスプリツタ2によつて2方向に分割され、透
過光は平行プリズム4を経てアキシコン5に入り断面を
リング状に変換されてセンサハウジング10内の受光素子
基板6,7上に入射し、光アレイセンサ6a〜6d,7a〜7dで検
出される。同様に反射光もビームベンダ3で反射し、平
行プリズム4′、アキシコン5′を経て、光アレイセン
サ8a〜8d,9a,9dで検出される。
センサハウジング10,10′はリニアステージの駆動方向
にむかつて左右対称に位置してステージ本体上に設置さ
れている。この場合の、駆動方向以外の5自由度運動に
伴う基板6,7,8,9上のリングの変化例を第6図に示す。
この図からわかるように、y方向とz方向の変位、x,y,
z軸まわりの回転それぞれの場合で4枚の基板上のリン
グ位置の変化パターンが異なる。従つて変化量と変化パ
ターンを同時検出してどの方向にどれだけ変化したかを
一度に測定可能である。
第7図に2番目の実施例を示す。同図において第1図,
第5図の部材と同じ部材については同じ表示記号を記載
してある。センサハウジング10,10′は直動式磁気軸受
案内の軸受本体11′に設置されている。15は電磁石、13
aはガイドである。
センサハウジング10,10′は軸受本体11′上の上下対称
な位置に設置されており前記5自由度運動に伴なう4つ
の基板上のリング変化は1番目の実施例の時と同様第6
図のようなパターンになる。従つて同様に変化方向変化
量同時測定が可能である。直動式の磁気軸受なので電磁
石の電流を制御する事によりアクチユエータなしの補正
操作ができる。
第8図に3番目の実施例を示す。同図において第1図,
第5図,第7図の部材と同じ部材については同じ表示記
号を記載してある。7′,9′は透明な部材より成る光電
素子基板、6a′〜6d′と8a′〜8d′はそれぞれ光アレイ
センサ7a′〜7d′,9a′〜9d′と45°の角度を成すよう
に基板6′,8′上に並べられた光アレイセンサである。
レーザ発振器1より出射したビームはビームスプリツタ
2で2本に分けられ、透過光はそのまま、反射光はビー
ムベンダ3で透過光に平行にされてアキシコン5,5′を
通過し、断面をリング状に変換されてそれぞれ基板
7′,9′に入射する。入射ビームリングのうち、光アレ
イセンサ7a′〜7d′,9a′〜9d′に当たつた部分は遮ら
れるが、その他の部分は透明な基板7′,9′を通過し、
それぞれ基板6′,8′に入射する。
基板6′,8′上の光アレイセンサ6a′〜6d′,8a′〜9
d′はそれぞれ光アレイセンサ7a′〜7d′,9a′〜9d′と
45°ずらして並べてある。基板7′,9′上の光アレイセ
ンサで影になつたリング部分が考えうるステージ11の運
動の範囲内で光アレイセンサ6a′〜6d′,8a′〜8d′上
には来ず、常に基板7′,9′を通過したリング部分が検
知されるよう対向する光アレイセンサの間隔は十分とつ
てある。従つて1本のリング状ビームを2組の十字状光
アレイセンサで検出する事が可能になり、1〜3番目の
実施例に比較して構造が簡単かつ小型になる。又2〜3
番目の実施例では1つのハウジング内に2枚の基板をy
方向ないしz方向にずらして設置する為、ωX方向の回
転が行なわれた場合この2枚の基板上のリングの変化量
が互いに異なる値をとり、これに他の方向の運動が加わ
つた場合の変化パターンが複雑だつた。この3番目の実
施例では1つのハウジング内の2枚の基板はy方向,z方
向にずれがなくωX方向の回転が行なわれた場合も2枚
の基板上のリングの変化量は等しく、他の方向の運動が
加わつた場合の変化パターンも複雑にはならない。3番
目の実施例における、駆動方向以外の5自由度運動に伴
う基板6′,7′,8′,9′上のリングの変化例を第9図に
示す。基板6′,8′の光アレイセンサの位置は異なるが
リングの変化パターンは第6図と変わらない。
第10図に4番目の実施例を示す。同図において第1図,
第5図,第7図,第8図の部材と同じ部材については同
じ表示記号を記載してある。17,19はステージ11の進行
方向に45°傾向してハウジングに設置されている受光素
子基板、16,18はそれぞれ受光素子基板17,19に入射した
図中のビームが略反射する位置に受光素子基板17,19と4
5°の角度を成すようハウジングに設置されている受光
素子基板である。
基板17,19の表面には基板に密着してハーフミラーが設
置してある。ハーフミラーは入射光か透過時になるべく
屈折しないよう十分厚さを小さくしている。基板17,19
上のハーフミラーにそれぞれ入射したビームは2本に分
けられ透過光はそのまま密着した基板上の光アレイセン
サ17a〜17d,19a〜19dに検知される。一方反射光はハー
フミラーに45°傾斜した基板16,18にそれぞれ入射し光
アレイセンサ16a〜16d,18a〜18dに受光される。この場
合の駆動方向以外の5自由度運動に伴う基板16,17,18,1
9上のリングの変化例を第11図に示す。第6図と異な
り、ωY方向及びωZ方向回転時に基板17,19上のリング
の位置は変化しない。しかし、各運動ごとの4板の基板
上のリングの位置の変化パターンはそれぞれ異なるので
1〜3番目の実施例同様変化方向変化量同時測定が可能
である。またωX方向回転時のパターン複雑化もなく、
3番目の実施例よりもさらに装置を小型化でき、ステー
ジ上の小区域のみの変位・角度測定が可能である。
1〜2番目の実施例において図ではハウジング内の2枚
の基板はz方向にずらしてあるか、y方向にずらす構成
にしてもかまわない。3番目の実施例においてレーザ発
振器側から見て手前の基板上の光アレイセンサと奥の基
板上の光アレイセンサとのずれ方は手前の光アレイセン
サの影が考えうるステージの運動の範囲内で奥の光アレ
イセンサ上に来ないようなものであればどのような形で
もかまわない。4番目の実施例において進行方向に対し
て45°傾斜しているハーフミラーの反射光を受ける基板
がハウジング側面側や底面側にある構成であつてもよ
い。またハーフミラーをつけずに傾斜基板を全反射ミラ
ーで形成し、反射光を受ける基板の光アレイセンサの並
び方を3番目の実施例のように傾斜基板の光アレイセン
サの並び方とずらす構成にしてもかまわない。全実施例
でアキシコンを用いてビームの断面形状をリング状にし
ているが本発明の範囲内であればビームの断面形状はど
のようなものでもよい。例えば、レーザ光の断面強度分
布は第12図のごとくガウス分布をしているので、ある強
度の点を光アレイセンサで検出するようにすれば記載の
実施例と同様の効果が考られる。基板上の光電素子の配
列は実施例の効果を損なわない範囲で十字以外にもあら
ゆる形が可能である。レーザ発振器等と受光部を逆に設
置してもよい。
〔発明の効果〕
本発明により、検出対象が基準となる複数ビームに沿っ
てあればどの位置にあっても、複数ビームの出射方向に
垂直な2方向の変位と複数ビームの出射方向に垂直な2
軸と平行な1軸のまわりの回転のすべてを、それぞれ区
別して正確に検出することが、簡易な構成で可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の前提となる例の誤差測定装置
の斜視図、第2図は移動体の移動方向に対する他の5自
由度の方向関係を示す座標図、第3図は実施例の前提と
なる例において前記5自由度の運動が行なわれた場合の
受光素子基板上に入射しているリング状レーザ光の位置
変化のパターン図、第4図は実施例の前提となる例の制
御系のブロツク線図、第5図は本発明の1番目の実施例
の斜視図、第6図は1番目の実施例において前記5自由
度の運動が行なわれた場合の受光素子基板上に入射して
いるリング状レーザ光の位置変化のパターン図、第7図
は本発明の2番目の実施例の斜視図、第8図は本発明の
3番目の実施例の斜視図、第9図は3番目の実施例にお
いて前記5自由度の運動が行なわれた場合の受光素子基
板上に入射しているリング状レーザ光の位置変化のパタ
ーン図、第10図は本発明の4番目の実施例の斜視図、第
11図は4番目の実施例において前記5自由度の運動が行
なわれた場合の受光素子基板上に入射しているリング状
レーザ光の位置変化のパターン図、第12図はレーザビー
ムの断面強度分布の1例の説明図である。 図中; 1:レーザ発振器、2:ビームスプリツタ 3:ビームベンダ、4:平行プリズム 5:アキシコン 6,7,8,9,6′,7′,8′,9′:受光素子基板 6a〜6d,7a〜7d,8a〜8d,9a〜9d,6a′〜6d′,7a′〜7d′,
8a′〜8d′,9a′〜9d′:光アレイセンサ 10,10′:センサハウジング 11:リニアステージ本体 12:リニアモータ 13,13′:静圧軸受ガイド 13a:磁気軸受ガイド 14,14′:微動アクチユエータ、15:電磁石 16,17,18,19:受光素子基板 16a〜16d,17a〜17d,18a〜18d,19a〜19d:光アレイセンサ である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーム基準型の変位・回転検出方法におい
    て、基準となる互いに平行な複数のビームを形成し、該
    複数ビームの対応するいずれかを異なる位置にて受光す
    る複数の受光手段を配置し、該複数の受光手段の出力の
    組合せにより少なくとも前記複数ビームの出射方向に垂
    直な2方向の変位と前記複数ビームの出射方向に垂直な
    2軸と該出射方向に平行な1軸のまわりの回転をそれぞ
    れ区別して検出をする事を特徴とする変位・回転検出方
    法。
  2. 【請求項2】前記受光手段は2次元状に受光素子が配列
    されている2次元状受光手段であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の変位・回転検出方法。
  3. 【請求項3】前記複数のビームは4本存在し、前記複数
    の受光手段は光の進行方向に垂直な方向と平行な方向に
    離れて前記4本のビーム夫々を受光するように各々固定
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の変位・回転検出方法。
  4. 【請求項4】前記複数のビームは2本存在し、前記複数
    の受光手段は各ビームを分離して2つの受光手段が受光
    するように配置されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の変位・回転検出方法。
  5. 【請求項5】ビーム基準型の変位・回転検出方法を用い
    て物体の姿勢制御を行なう装置において、基準となる互
    いに平行な複数のビームを形成する光源手段と、該複数
    ビームの対応するいずれかを異なる位置にて受光する複
    数の受光手段を有し、前記複数の受光手段と光源手段の
    一方を前記物体上に配置し、更に前記ビームを照射され
    た前記複数の受光手段からの出力の組合せにより少なく
    とも前記複数ビームの出射方向に垂直な2方向の変位と
    前記複数ビームの出射方向に垂直な2軸と該出射方向に
    平行な1軸のまわりの回転をそれぞれ区別して検出をす
    る手段と、該検出の結果に基づいて前記物体の姿勢を制
    御する手段とを有する事を特徴とする姿勢制御装置。
JP60230508A 1985-10-15 1985-10-15 変位・回転検出方法及び姿勢制御装置 Expired - Fee Related JPH0715367B2 (ja)

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JPS6288904A JPS6288904A (ja) 1987-04-23
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DE3814466A1 (de) 1988-04-28 1989-11-09 Busch Dieter & Co Prueftech Verfahren und vorrichtung zum feststellen der relativen lage einer bezugsachse eines objekts bezueglich eines referenzstrahls, insbesondere eines laserstrahls
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