JPH07154199A - 共振器型弾性表面波フィルタ - Google Patents

共振器型弾性表面波フィルタ

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JPH07154199A
JPH07154199A JP29636493A JP29636493A JPH07154199A JP H07154199 A JPH07154199 A JP H07154199A JP 29636493 A JP29636493 A JP 29636493A JP 29636493 A JP29636493 A JP 29636493A JP H07154199 A JPH07154199 A JP H07154199A
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attenuation
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Nobuyoshi Sakamoto
信義 坂本
Shigeyuki Morimoto
茂行 森本
Masakatsu Kasagi
昌克 笠置
Hoku Hoa Uu
ウー・ホク・ホア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通過域の損失の増大と、チップサイズの拡大
と、歩留まりの劣化を招くことなく、減衰域で十分な減
衰量を確保することができるようにする。 【構成】 4つの共振器24,25,26,27により
2段のはしご型回路が構成される。1段目の共振器2
4,25の電気機械結合係数と2段目の共振器26,2
7の電気機械結合係数は異なる値に設定されている。こ
れにより、1段目と2段目の減衰特性は、中心周波数が
同じで、減衰域の極の位置が異なるようなものとなる。
その結果、はしご型回路の減衰特性は、4つの極を有す
るようなものとなり、減衰域での減衰量が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、無線通信装
置の高周波部のフィルタとして使用される共振器型弾性
表面波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の共振器型弾性表面波フィ
ルタ(以下、「フィルタ」という。)の構成を示す平面
図である。
【0003】図示のフィルタは、複数の弾性表面波共振
器(以下、「共振器」という。)を直列及び並列に交互
に縦続接続することにより、はしご形回路を形成するよ
うにしたものである。なお、図には、4つの共振器によ
り2段のはしご型回路を形成する場合を代表として示
す。
【0004】図2において、11は、フィルタリングす
べき信号が供給される入力端子であり、12は、フィル
タリングされた信号が供給される出力端子である。13
は、圧電基板であり、14,15,16,17は、この
圧電基板13上に形成された共振器である。
【0005】共振器14は、弾性表面波を励振するすだ
れ状電極141と、このすだれ状電極141の両側に位
置し、このすだれ状電極141により励振された弾性表
面波を反射する反射器142,143を有する。同様
に、共振器15,16,17も、それぞれ、すだれ状電
極151,161,171と、反射器152,153,
162,163,172,173を有する。
【0006】入力端子11は、すだれ状電極141の一
端に接続され、このすだれ状電極141の他端は、すだ
れ状電極151を介して接地されるとともに、すだれ状
電極161の一端に接続されている。このすだれ状電極
161の他端は、出力端子12に接続されるとともに、
すだれ状電極171を介して接地されている。
【0007】これにより、図3の等価回路に示すような
2段のはしご型回路が構成される。ここで、Z11は、
はしご型回路の直列素子をなす共振器14,16のイン
ピーダンスを示し、Z12は、はしご型回路の並列素子
をなす共振器15,17のインピーダンスを示す。
【0008】各共振器14,15,16,17の等価回
路は、共振周波数の近傍では、近似的に、図4のように
表されることが、“弾性表面波工学、電子通信学会発
行、昭和58年”の第192頁に開示されている。ここ
で、L0は、等価インダクタであり、C0は等価容量で
あり、Cdは制動容量である。なお、図4では、説明を
簡単にするために、損失抵抗rを省略してある。
【0009】各共振器14,15,16,17の等価回
路が図4のように表されることにより、これらのインピ
ーダンスの周波数特性(以下、「インピーダンス特性」
という。)は、図5のように表される。ここで、frは
共振周波数であり、faは反共振周波数である。これら
は、それぞれ、次式(1),(2)で表される。
【0010】
【数1】
【数2】 図6は、各共振器14,15,16,17のインピーダ
ンス特性の関係を示す特性図である。
【0011】図示の如く、はしご型回路の1段目の直列
素子をなす共振器14の共振周波数fr1と並列素子を
なす共振器15の反共振周波数fa2は、同じ値f0に
設定されている。これにより、この1段目の減衰量の周
波数特性(以下、「減衰特性」という。)は、f0を中
心周波数とする帯域通過特性となる。
【0012】同様に、2段目の直列素子をなす共振器1
6の共振周波数fr3と並列素子をなす共振器17の反
共振周波数fa4も、f0に設定されている。これによ
り、この2段目の減衰特性も、f0を中心周波数とする
帯域通過特性となる。
【0013】また、直列素子をなす共振器14,16の
反共振周波数fa1,fa3も同じ値f1に設定されて
いる。これは、共振器14,16の電気機械結合係数k
2 が同じ値に設定されているからである。
【0014】すなわち、電気機械結合係数k2 は、次式
に示すように、定数π/4と、共振周波数fr及び反共
振周波数faとにより表される。
【0015】
【数3】 この式から、共振周波数frあるいは反共振周波数fa
のいずれか一方が決定されると、他方が一義的に決まる
ことがわかる。これにより、共振器14,16の共振周
波数fr1,fr3が同じ値に設定されると、反共振周
波数fa1,fa3も同じ値に設定されるわけである。
【0016】同様に、並列素子をなす共振器15,17
の電気機械結合係数k2 は同じ値も設定されている。こ
れにより、この共振器15,17の反共振周波数fa
2,fa4も同じ値f2に設定されている。
【0017】以上から、はしご型回路の各段の減衰特性
は、いずれも、中心周波数がf0で、減衰域の極の周波
数がf1,f2の帯域通過特性となる。したがって、こ
れらを合成することにより得られるはしご型回路の減衰
特性も、図7に示すように、中心周波数がf0で、減衰
域の極周波数がf1,f2の帯域通過特性となる。
【0018】なお、従来のフィルタにおいては、直列素
子間の電気機械結合係数k2 や並列素子間の電気機械結
合係数k2 だけでなく、直列素子と並列素子間の電気機
械結合係数k2 も同じ値に設定されている。すなわち、
従来のフィルタにおいては、すべての共振器14,1
5,16,17の電気機械結合係数k2 が同じ値に設定
されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のフィルタにおいては、すべての共振器の電気機械結
合係数k2 が同じ値に設定されている。
【0020】しかしながら、このような構成では、減衰
域で大きな減衰量が要求される場合、これを満足させる
ことが難しいという問題があった。
【0021】すなわち、フィルタを無線通信装置に使用
する場合、種々の仕様が与えられる。したがって、例え
ば、図7に斜線で示すように、減衰域で大きな減衰量を
要求される場合がある。このような場合、従来のフィル
タでは、はしご型回路の段数を増やさなければ、仕様に
対処することができない。
【0022】しかしながら、はしご型回路の段数を増や
すと、共振器の数が増え、通過域の損失が増大してしま
う。また、弾性表面波フィルタのチップサイズが大きく
なり、歩留りも劣化してしまう。したがって、従来のフ
ィルタでは、減衰域で大きな減衰量を要求されると、こ
れに応えることが難しくなるわけである。
【0023】そこで、この発明は、通過域の損失の増大
と、チップサイズの拡大と、歩留まりの劣化を招くこと
なく、減衰域で大きな減衰量を確保することができるフ
ィルタを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、複数の共振器によりはしご型
回路を形成するように構成されたフィルタにおいて、直
列素子及び並列素子の少なくとも一方の電気機械結合係
数として、複数の係数を設定するようにしたものであ
る。
【0025】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、複数の電気機械結合係数の数を2と
したものである。
【0026】さらに、請求項3に係る発明は、請求項2
に係る発明において、2つの電気機械結合係数のうちの
一方を有する共振器として、圧電表面すべり波型擬似弾
性表面波共振器を用い、他方を有する共振器として、ラ
ブ波型擬似弾性表面波共振器を用いるようにしたもので
ある。
【0027】
【作用】請求項1に係る発明においては、すべての直列
素子の共振周波数とすべての並列素子の反共振周波数は
同じ値に設定される。これは、はしご型回路がフィルタ
をなすからである。
【0028】これに対し、直列素子の反共振周波数及び
並列素子の共振周波数の少なくとも一方は、複数設けら
れる。これは、直列素子及び並列素子の少なくとも一方
の電気機械結合係数として、複数の係数が設定されるか
らである。
【0029】したがって、フィルタの減衰特性として
は、高域側及び低域側の少なくとも一方の減衰域の極が
複数存在するような特性が得られる。これにより、高域
側及び低域側の少なくとも一方の減衰域の減衰量が増大
させられることになる。
【0030】なお、請求項2に係る発明のように、電気
機械結合係数の数を2に設定すれば、極の数を2に設定
することができる。また、このように、2つの電気機械
結合係数を設定する場合、共振器として、請求項3のよ
うに、圧電表面すべり波型擬似弾性表面波共振器とラブ
波型擬似弾性表面波共振器を用いれば、減衰特性の異な
るフィルタを2個用いることなく、1つのフィルタで目
的を達成することができる。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。
【0032】図1は、この発明の一実施例の構成を示す
平面図である。
【0033】図において、21は、フィルタリングすべ
き信号が供給される入力端子であり、22は、フィルタ
リングされた信号が供給される出力端子である。23
は、圧電基板であり、24,25,26,27は、この
圧電基板23上に形成された共振器である。
【0034】各共振器24,25,26,27は、それ
ぞれ、弾性表面波を励振するすだれ状電極241,25
1,261,271と、この弾性表面波を反射する反射
器242,243,252,253,262,263,
272,273を有する。
【0035】入力端子21は、すだれ状電極241の一
端に接続され、このすだれ状電極241の他端は、すだ
れ状電極251を介して接地されるとともに、すだれ状
電極261の一端に接続されている。このすだれ状電極
261の他端は、出力端子22に接続されるとともに、
すだれ状電極271を介して接地されている。
【0036】これにより、図8の等価回路に示すような
2段のはしご型回路が形成される。ここで、Z11,Z
12,Z21,Z22は、それぞれ共振器24,25,
26,27のインピーダンスを示す。
【0037】各共振器24,25,26,27の等価回
路は、従来と同様に、図4のように表される。これによ
り、各共振器24,25,26,27の減衰特性も、図
5のように表される。
【0038】以上は、従来のフィルタの構成と同じであ
る。次に、この実施例のフィルタの特徴とする構成を説
明する。
【0039】従来のフィルタでは、すべての共振器1
4,15,16,17の電気機械結合係数k2 が同じ値
に設定されていた。
【0040】これに対し、この実施例のフィルタでは、
1段目の共振器24,25の電気機械結合係数k2 は同
じ値に設定され、2段目の共振器26,27の電気機械
結合係数k2 も同じ値に設定されているが、1段目と2
段目の電気機械結合係数k2は異なる値に設定されてい
る。
【0041】この場合、この実施例では、例えば、2段
目の共振器26,27の電気機械結合係数k2 の方が、
1段目の共振器24,25の電気機械結合係数k2 より
大きくなるように設定されている。
【0042】この条件を満たすために、この実施例で
は、1段目の共振器24,25として、例えば、圧電表
面すべり波型擬似弾性表面波を使用する共振器を用い、
2段目の共振器26,27として、例えば、ラブ波型擬
似弾性表面波を使用する共振器を用いるようになってい
る。
【0043】圧電表面すべり波型擬似弾性表面波は、3
6°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム基板で励振さ
れることが知られており、電極金属としては、一般に、
アルミニューム(Al)が使用される。また、その時の
電気機械結合係数k2 は約5%であることも周知であ
る。
【0044】また、ラブ波型擬似弾性表面波は伝搬速度
の異なる層状構造基板で伝搬することは周知である。弾
性表面波を励振させるすだれ状電極として、伝搬速度の
遅い金、銀を用いることで、ラブ波型擬似弾性表面波が
励振され、その時の電気機械結合係数k2 は約30%に
も達することが、電子情報通信学会技術研究報告(資料
番号US−37)に開示されている。
【0045】このため、この実施例の圧電基板23は、
例えば、タンタル酸リチウムにより形成され、1段目の
すだれ電極241,251は、例えば、アルミニューム
により形成され、2段目のすだれ状電極261,271
は、例えば、金あるいは銀により形成されるようになっ
ている。
【0046】図9は、各共振器24,25,26,27
のインピーダンス特性の関係を示す図である。なお、こ
の図9では、図が複雑になるのを防止するために、特性
曲線は省略し、共振周波数frや反共振周波数faのみ
を示す。
【0047】図において、fr11,fr12,fr1
3,fr14は、それぞれ共振器24,25,26,2
7の共振周波数を示し、fa11,fa12,fa1
3,fa14はそれぞれ共振器24,25,26,27
の反共振周波数を示す。
【0048】図示のごとく、直列素子をなす共振器2
4,26の共振周波数fr11,fr13と、並列素子
をなす共振器25,27の反共振周波数fa12,fa
14は従来と同様、同じ値f0に設定されている。
【0049】これに対し、共振器26の反共振周波数f
a13は、共振器24の反共振周波数fa11より大き
な値に設定されている。これは、共振器26の電気機械
結合係数k2 の方が、共振器24の電気機械結合係数k
2 より大きな値に設定されているからである。
【0050】すなわち、共振器の反共振周波数faは、
先の式(3)を変形することにより、次式(4)のよう
に表される。したがって、共振周波数frが同じであれ
ば、電気機械結合係数k2 が大きいほど、反共振周波数
faが大きくなる。これにより、fa13の方がfa1
1より大きくなるわけである。
【0051】
【数4】 また、共振器27の共振周波数fr14は、共振器25
の共振周波数fr12より小さな値に設定されている。
これは、共振器27の電気機械結合係数k2 の方が、共
振器25の電気機械結合係数k2 より大きな値に設定さ
れているからである。
【0052】すなわち、共振器の共振周波数frは、先
の式(3)を変形することにより、次式(5)のように
表される。したがって、反共振周波数faが同じであれ
ば、電気機械結合係数k2 が大きいほど、共振周波数f
rが小さくなる。これにより、fr14の方がfr12
より小さくなるわけである。
【0053】
【数5】 以上から、フィルタの減衰極性は、図10に示すよう
に、中心周波数がf0で、高域側と低域側にそれぞれ2
つの極が存在するような特性となる。これにより、高域
側及び低域側それぞれの減衰域の減衰量が従来より大き
くなる。
【0054】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0055】(1)まず、1段目の共振器24,25と
2段目の共振器26,27の電気機械結合係数k2 を異
なる値に設定するようにしたので、各減衰域に2つの極
を設定することができる。
【0056】これにより、はしご型回路の段数を増やす
ことなく、減衰域で大きな減衰量を確保することができ
るので、通過域の損失の増大と、チップサイズの拡大
と、歩留まりの劣化を招くことなく、従来の問題を解決
することができる。
【0057】(2)また、直列素子及び並列素子それぞ
れに2つの電気機械結合係数k2 を設定するようにした
ので、高域側及び低域側それぞれの減衰量を増大させる
ことができる。
【0058】(3)また電気機械結合係数k2 が小さい
共振器24,25として、圧電表面すべり波型擬似弾性
表面波共振器を用い、電気機械結合係数k2 が大きい共
振器26,27として、ラブ波型擬似弾性表面波共振器
を用いるようにしたので、減衰特性の異なるフィルタを
2個用いることなく、1つのフィルタで目的を達成する
ことができる。
【0059】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
【0060】(1)例えば、先の実施例では、1段目の
共振器24,25として、圧電表面すべり波型擬似弾性
表面波共振器を用い、2段目の共振器26,27とし
て、ラブ波型擬似弾性表面波共振器を用いる場合を説明
した。しかし、この発明は、これとは逆の構成にしても
よい。
【0061】(2)また、先の実施例では、電気機械結
合係数k2 の小さい共振器として、圧電表面すべり波型
擬似弾性表面波共振器を用い、電気機械結合係数k2 の
大きい共振器として、ラブ波型擬似弾性表面波共振器を
用いる場合を説明した。しかし、この発明は、これら以
外の共振器を用いるようにしてもよい。
【0062】(3)また、先の実施例では、はしご型回
路の段数を2段に設定する場合を説明した。しかし、こ
の発明は、3段以上に設定するようにしてもよい。
【0063】(4)また、先の実施例では、電気機械結
合係数k2 として、2つの係数を設定する場合を説明し
た。しかし、この発明は、3つ以上の係数を設定するよ
うにしてもよい。この場合、これを、はしご型回路の段
数分だけ設定するようにしてもよいし、これより、少な
い数だけ設定するようにしてもよい。後者の場合は、同
じ電気機械結合係数k2 を有する段が複数存在すること
になる。
【0064】(5)また、先の実施例では、直列素子と
並列素子それぞれに、複数の電気機械結合係数k2 を設
定する場合を説明した。しかし、この発明は、いずれか
一方にのみ設定し、高域側あるいは低域側の減衰域の減
衰量だけを大きくするようにしてもよい。
【0065】(6)また、先の実施例では、各段の直列
素子と並列素子の電気機械結合係数k2 を同じ値に設定
する場合を説明した。しかし、この発明は、これらも異
なる値に設定するようにしてもよい。したがって、例え
ば、先の実施例において、共振器24,27をラブ波型
擬似弾性表面波共振器とし、共振器25,26を圧電表
面すべり波型擬似弾性表面波共振器としてもよい。
【0066】(7)また、先の実施例では、共振器とし
て、すだれ状電極と反射器とからなる共振器を用いる場
合を説明した。しかし、この発明は、すだれ状電極だけ
からなる共振器を用いるようにしてもよい。
【0067】(8)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
通過域の損失の増大と、チップサイズの拡大と、歩留ま
りの劣化を招くことなく、減衰域で十分な減衰量を確保
することが可能な共振器型弾性表面波フィルタを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図2】従来のフィルタの構成を示す平面図である。
【図3】従来のフィルタの等価回路を示す回路図であ
る。
【図4】共振器の等価回路を示す回路図である。
【図5】共振器のインピーダンス特性を示すを示す特性
図である。
【図6】従来のフィルタの各共振器間のインピーダンス
特性の関係を示す特性図である。
【図7】従来のフィルタの減衰特性を示す特性図であ
る。
【図8】一実施例のフィルタの等価回路を示す回路図で
ある。
【図9】一実施例のフィルタの各共振器間のインピーダ
ンス特性の関係を示す特性図である。
【図10】一実施例のフィルタの減衰特性を示す特性図
である。
【符号の説明】
21…入力端子 22…出力端子 23…圧電基板 24,25,26,27…共振器 241,251,261,271…すだれ状電極 242,243,252,253,262,263,2
72,273…反射器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウー・ホク・ホア 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の弾性表面波共振器によりはしご型
    回路を形成するように構成された共振器型弾性表面波フ
    ィルタにおいて、 前記はしご型回路は、直列素子及び並列素子の少なくと
    も一方の電気機械結合係数として、複数の係数が設定さ
    れていることを特徴とする共振器型弾性表面波フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 前記複数の電気機械結合係数は、2つで
    あることを特徴とする請求項1記載の共振器型弾性表面
    波フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記2つの電気機械結合係数のうちの一
    方を有する弾性表面波共振器は、圧電表面すべり波型擬
    似弾性表面波共振器であり、他方を有する弾性表面波共
    振器は、ラブ波型擬似弾性表面波共振器であることを特
    徴とする請求項2記載の共振器型弾性表面波フィルタ。
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