JPH07155205A - 靴及びその製法 - Google Patents
靴及びその製法Info
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- JPH07155205A JPH07155205A JP34217193A JP34217193A JPH07155205A JP H07155205 A JPH07155205 A JP H07155205A JP 34217193 A JP34217193 A JP 34217193A JP 34217193 A JP34217193 A JP 34217193A JP H07155205 A JPH07155205 A JP H07155205A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既成靴とほとんど同様の手軽さで、足により
的確に合った靴を得ることができるようにする。 【構成】 靴底11の前部に、前後方向に延びるスリッ
ト13,13を形成して、幅方向に伸縮可能にした。こ
の靴10を足に履くと、足に合わせてスリット13,1
3が開いて靴底11前部の幅が伸びて自動的に足に合
い、快適な履きごこちが得られる。
的確に合った靴を得ることができるようにする。 【構成】 靴底11の前部に、前後方向に延びるスリッ
ト13,13を形成して、幅方向に伸縮可能にした。こ
の靴10を足に履くと、足に合わせてスリット13,1
3が開いて靴底11前部の幅が伸びて自動的に足に合
い、快適な履きごこちが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に幅について、足に
正確に合わせることができるようになった靴及びその製
法に関する。
正確に合わせることができるようになった靴及びその製
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、足に的確に合った靴を得る手
段として、オーダーメイドが行なわれている。これは、
足の各部長さを測定し、足を紙上に載せて周囲に鉛筆を
当てて巡らせ形状を記録し、これに合わせて靴型を形成
し、この靴型により靴を製造するものである。
段として、オーダーメイドが行なわれている。これは、
足の各部長さを測定し、足を紙上に載せて周囲に鉛筆を
当てて巡らせ形状を記録し、これに合わせて靴型を形成
し、この靴型により靴を製造するものである。
【0003】このオーダーメイドは、注文を受けた後、
靴型、靴を最初から製造するので、時間、手数がかか
る。しかも、この方法では、足の外形を測定、記録する
ので、時間によるむくみ状態の変化、皮下脂肪の厚さ相
違、あるいは靴の締付け力に対する好みの個人差に対応
することができないので、必ずしも的確に足に合った靴
は得られない。
靴型、靴を最初から製造するので、時間、手数がかか
る。しかも、この方法では、足の外形を測定、記録する
ので、時間によるむくみ状態の変化、皮下脂肪の厚さ相
違、あるいは靴の締付け力に対する好みの個人差に対応
することができないので、必ずしも的確に足に合った靴
は得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、既
成靴とほとんど同様の手軽さで、足により的確に合った
靴を得ることができるようにすることを目的として案出
されたものである。
成靴とほとんど同様の手軽さで、足により的確に合った
靴を得ることができるようにすることを目的として案出
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、靴底の前部
を、幅方向に伸縮可能に形成したことを特徴とする靴で
ある。
を、幅方向に伸縮可能に形成したことを特徴とする靴で
ある。
【0005】また本発明は、この靴において、靴底の前
部に、前後方向に延びるスリットを形成して、幅方向に
伸縮可能にしたことを特徴とする靴を含む。
部に、前後方向に延びるスリットを形成して、幅方向に
伸縮可能にしたことを特徴とする靴を含む。
【0006】本発明の製法は、靴底の前部を、幅方向に
伸縮可能に形成して靴半製品とし、この後、この靴半製
品の内部に適当な幅の靴型を選択して入れ、本底表面部
を接着し靴底前部を仲縮不能にして靴を完成する靴の製
法である。
伸縮可能に形成して靴半製品とし、この後、この靴半製
品の内部に適当な幅の靴型を選択して入れ、本底表面部
を接着し靴底前部を仲縮不能にして靴を完成する靴の製
法である。
【0007】本発明の他の製法は、靴底の前部を、幅方
向に伸縮可能に形成して靴半製品とし、この後、この靴
半製品を使用者の足に履かせて、この靴半製品の外形を
測定記録し、次に、前記靴半製品又は前記半製品と同様
の他の靴半製品の内部に、前記測定記録に対応する靴型
を入れ、本底表面部を接着し靴底前部を伸縮不能にして
靴を完成する靴の製法である。
向に伸縮可能に形成して靴半製品とし、この後、この靴
半製品を使用者の足に履かせて、この靴半製品の外形を
測定記録し、次に、前記靴半製品又は前記半製品と同様
の他の靴半製品の内部に、前記測定記録に対応する靴型
を入れ、本底表面部を接着し靴底前部を伸縮不能にして
靴を完成する靴の製法である。
【0008】本発明のさらに別の製法は、前部が分離し
て交換可能となった本底を用い、この本底に幅方向に伸
縮可能に形成した本底前部を取付けて靴半製品を形成
し、この靴半製品を、使用者の足に履かせて、この靴半
製品の外形を測定記録し、次に、この靴半製品の内部
に、前記測定記録に対応する靴型を入れ、前記本底前部
を伸縮不能な他の本底前部に交換し固定して靴を完成す
る靴の製法である。
て交換可能となった本底を用い、この本底に幅方向に伸
縮可能に形成した本底前部を取付けて靴半製品を形成
し、この靴半製品を、使用者の足に履かせて、この靴半
製品の外形を測定記録し、次に、この靴半製品の内部
に、前記測定記録に対応する靴型を入れ、前記本底前部
を伸縮不能な他の本底前部に交換し固定して靴を完成す
る靴の製法である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、図を参照しつつ、実施例に
ついて具体的に説明する。
ついて具体的に説明する。
【0010】図1、2は、本発明の靴10を示す。この
靴10は、婦人用ハイヒール靴である。この靴10の靴
底11を形成する本底12の前部には、前後方向に延び
るスリット13,13が形成されている。この本底12
の内側には、中物14、中底15が設けられている。両
スリット13,13は、甲革16の下端部と中物14と
の間に位置し、中底15は、薄い皮革、布等の伸縮性を
有する素材より形成されている。したがって、靴底11
の前部は幅方向に伸縮可能になっている。なお、図中、
17は踵である。
靴10は、婦人用ハイヒール靴である。この靴10の靴
底11を形成する本底12の前部には、前後方向に延び
るスリット13,13が形成されている。この本底12
の内側には、中物14、中底15が設けられている。両
スリット13,13は、甲革16の下端部と中物14と
の間に位置し、中底15は、薄い皮革、布等の伸縮性を
有する素材より形成されている。したがって、靴底11
の前部は幅方向に伸縮可能になっている。なお、図中、
17は踵である。
【0011】この靴10は、以上の構成であるから、足
に履くと、足に合わせてスリット13,13が開いて靴
底11前部の幅が伸び、快適な履きごこちが得られる。
なお、スリット13,13は前後方向に延びる形状であ
るから、この靴底11は前後方向に伸びることはない。
特にこの靴10は、スリット13,13を用いているた
め、足を締付ける力が小さくなり、やわらかな感触とな
る。なお、スリットをより深くして中底まで達するもの
とすると、より一層やわらかになる。この靴10は、ス
リット13,13により防水性が低下するので、室内用
に適する。
に履くと、足に合わせてスリット13,13が開いて靴
底11前部の幅が伸び、快適な履きごこちが得られる。
なお、スリット13,13は前後方向に延びる形状であ
るから、この靴底11は前後方向に伸びることはない。
特にこの靴10は、スリット13,13を用いているた
め、足を締付ける力が小さくなり、やわらかな感触とな
る。なお、スリットをより深くして中底まで達するもの
とすると、より一層やわらかになる。この靴10は、ス
リット13,13により防水性が低下するので、室内用
に適する。
【0012】図3、4は、本発明の他の靴20を示す。
この靴20は、婦人用ハイヒール靴である。この靴20
の靴底21を形成する本底22の前部には、前後方向に
延びる長孔23が形成され、ここにゴムシート24が接
着されている。この本底22の内側には、中物25、中
底26が設けられている。中物25は、発泡ゴム等より
なり、中底26は、薄い皮革、布等よりなり、ともに伸
縮性を有する。したがって、靴底21の前部は幅方向に
伸縮可能になっている。なお、図中、27は甲革、28
は踵である。
この靴20は、婦人用ハイヒール靴である。この靴20
の靴底21を形成する本底22の前部には、前後方向に
延びる長孔23が形成され、ここにゴムシート24が接
着されている。この本底22の内側には、中物25、中
底26が設けられている。中物25は、発泡ゴム等より
なり、中底26は、薄い皮革、布等よりなり、ともに伸
縮性を有する。したがって、靴底21の前部は幅方向に
伸縮可能になっている。なお、図中、27は甲革、28
は踵である。
【0013】この靴20は、以上の構成であるから、足
に履くと、足に合わせてゴムシート24が伸び、長孔2
3が開いて靴底11前部の幅が伸び、快適な履きごこち
が得られる。特にこの靴20は、ゴムシート24を用い
ているため、このゴムシート24の堅さを選ぶことによ
り、足を締付ける力を調節することができ、足を強めに
締付けるようにすることも可能となる。
に履くと、足に合わせてゴムシート24が伸び、長孔2
3が開いて靴底11前部の幅が伸び、快適な履きごこち
が得られる。特にこの靴20は、ゴムシート24を用い
ているため、このゴムシート24の堅さを選ぶことによ
り、足を締付ける力を調節することができ、足を強めに
締付けるようにすることも可能となる。
【0014】上記各例は、スリット、ゴムシート付き長
孔を用いているが、本発明の靴は、ほかに、布、メッシ
ュ等を用いることもでき、靴底の幅を伸縮可能とするこ
とができれば任意の構成、素材を用いることができる。
孔を用いているが、本発明の靴は、ほかに、布、メッシ
ュ等を用いることもでき、靴底の幅を伸縮可能とするこ
とができれば任意の構成、素材を用いることができる。
【0015】次に、本発明の靴の製法の第1について、
図5、6を参照しつつ、詳しく説明する。
図5、6を参照しつつ、詳しく説明する。
【0016】この製法では、前記例の靴10をそのまま
靴半製品30とする。すなわち靴底31を形成する本底
32の前部にスリット33,33を形成し、靴底31の
前部を幅方向に伸縮可能とする。図中、34は中物、3
5は中底、36は甲革、37は踵である。通常、この半
製品の状態で、小売店、問屋あるいは工場に保管してお
く。
靴半製品30とする。すなわち靴底31を形成する本底
32の前部にスリット33,33を形成し、靴底31の
前部を幅方向に伸縮可能とする。図中、34は中物、3
5は中底、36は甲革、37は踵である。通常、この半
製品の状態で、小売店、問屋あるいは工場に保管してお
く。
【0017】靴の注文を受けると、予め用意しておいた
靴型の中から、その注文に応じた幅の靴型38を選択し
て、上記靴半製品30の内部に入れ、本底表面部39を
接着して靴40を完成する。ここで使用する本底表面部
39は、靴の幅に合わせて各種の幅のものを用意し、選
択して使用するか、大幅のものを接着し、後に不要な突
出部分を除去するようにすることが望ましいが、通常
は、完成した靴の幅の最大最小の差は数ミリメートル程
度、通常は5ミリメートル以下であるので、1種類を用
意し、これを単に接着するだけで足りる。
靴型の中から、その注文に応じた幅の靴型38を選択し
て、上記靴半製品30の内部に入れ、本底表面部39を
接着して靴40を完成する。ここで使用する本底表面部
39は、靴の幅に合わせて各種の幅のものを用意し、選
択して使用するか、大幅のものを接着し、後に不要な突
出部分を除去するようにすることが望ましいが、通常
は、完成した靴の幅の最大最小の差は数ミリメートル程
度、通常は5ミリメートル以下であるので、1種類を用
意し、これを単に接着するだけで足りる。
【0018】こうしてできた靴40は、注文通りの幅と
なり、通常の靴と同様、靴底前部は伸縮不能となってい
る。この接着作業は、きわめて容易であり、かつ数分間
程度の短時間でできるので、工場だけでなく、小売店、
問屋でも実施可能である。
なり、通常の靴と同様、靴底前部は伸縮不能となってい
る。この接着作業は、きわめて容易であり、かつ数分間
程度の短時間でできるので、工場だけでなく、小売店、
問屋でも実施可能である。
【0019】この製法では、靴底は、本底32と本底表
面部39の二重になるので、本底32の厚さは、前記例
のものより薄くしておくことが望ましい。靴半製品は、
前記例の靴であれば任意の構成のものを用いることがで
きるが、スリットを有する構成は、単純であるので、実
用上、特に適する。
面部39の二重になるので、本底32の厚さは、前記例
のものより薄くしておくことが望ましい。靴半製品は、
前記例の靴であれば任意の構成のものを用いることがで
きるが、スリットを有する構成は、単純であるので、実
用上、特に適する。
【0020】次に、本発明の靴の製法の第2について詳
しく説明する。この製法は、上記製法の靴型を、顧客の
足に合わせるものである。
しく説明する。この製法は、上記製法の靴型を、顧客の
足に合わせるものである。
【0021】この製法では、前述の本発明の靴底前部を
伸縮可能とした靴をそのまま靴半製品とする。この具体
的構成は、スリットを用いたもの、ゴムシート付き長孔
を用いたもの等任意である。通常、この半製品の状態
で、小売店に保管しておく。
伸縮可能とした靴をそのまま靴半製品とする。この具体
的構成は、スリットを用いたもの、ゴムシート付き長孔
を用いたもの等任意である。通常、この半製品の状態
で、小売店に保管しておく。
【0022】顧客が好みの靴半製品を選ぶと、その靴半
製品を顧客の足に履かせて、靴半製品の外形を測定記録
する。この測定記録方法は、この靴半製品の外形を記録
することができるものであれば任意であり、たとえば次
の方法を用いることができる。 (1)靴底面の特定位置の幅を測り、その数値を記録す
る。 (2)甲部の特定位置の周長を測り、その数値を記録す
る。 (3)紙上に載せて靴底前部周囲に鉛筆を当てて巡らせ
形状を記録する。 (4)靴底前部にスタンプ台を当ててインクを付け、紙
にその形状を写す。 (5)粘土上の載せ、その凹みにより靴底形状を記録す
る。
製品を顧客の足に履かせて、靴半製品の外形を測定記録
する。この測定記録方法は、この靴半製品の外形を記録
することができるものであれば任意であり、たとえば次
の方法を用いることができる。 (1)靴底面の特定位置の幅を測り、その数値を記録す
る。 (2)甲部の特定位置の周長を測り、その数値を記録す
る。 (3)紙上に載せて靴底前部周囲に鉛筆を当てて巡らせ
形状を記録する。 (4)靴底前部にスタンプ台を当ててインクを付け、紙
にその形状を写す。 (5)粘土上の載せ、その凹みにより靴底形状を記録す
る。
【0023】次に、このその靴半製品の内部に靴型を調
製して入れ、前記測定記録と一致するようにする。この
靴型調製方法は任意であるが、たとえば次の方法を用い
ることができる。 (1)予め各種の幅に対応する靴型を用意し、この中か
ら適当なものを選択する。通常は、数種類、多くとも1
0種類以下、の幅のものを用意するだけで十分である。 (2)靴型の両側面に、適宜厚さの、皮革、プラスチッ
ク等のシート片を付着させる。 (3)靴型を2ツ割りにして形成し、ネジ等を用いて両
者を拡開させる。
製して入れ、前記測定記録と一致するようにする。この
靴型調製方法は任意であるが、たとえば次の方法を用い
ることができる。 (1)予め各種の幅に対応する靴型を用意し、この中か
ら適当なものを選択する。通常は、数種類、多くとも1
0種類以下、の幅のものを用意するだけで十分である。 (2)靴型の両側面に、適宜厚さの、皮革、プラスチッ
ク等のシート片を付着させる。 (3)靴型を2ツ割りにして形成し、ネジ等を用いて両
者を拡開させる。
【0024】この調製は、通常は、試行錯誤により、適
当な幅の靴型を得るが、経験を積むと、測定記録に応じ
て1回で目的の靴型を得ることができる。特に、靴半製
品を前述のスリットを用いたものとし、測定記録方法と
して、前記(4)、(5)のスタンプ、あるいは粘土を
用いる方法を使用すると、幅の伸張量がスリットの幅と
して明瞭に判別することができるので、特に上記(2)
のシート片を付着させる調製方法は容易になり、短期間
の経験で、1回で所望の靴型を得ることができるように
なる。
当な幅の靴型を得るが、経験を積むと、測定記録に応じ
て1回で目的の靴型を得ることができる。特に、靴半製
品を前述のスリットを用いたものとし、測定記録方法と
して、前記(4)、(5)のスタンプ、あるいは粘土を
用いる方法を使用すると、幅の伸張量がスリットの幅と
して明瞭に判別することができるので、特に上記(2)
のシート片を付着させる調製方法は容易になり、短期間
の経験で、1回で所望の靴型を得ることができるように
なる。
【0025】こうして調製した靴型を上記靴半製品の内
部に入れ、本底表面部を接着して靴を完成する。この靴
は、幅が顧客の足に正確に合ったものとなる。
部に入れ、本底表面部を接着して靴を完成する。この靴
は、幅が顧客の足に正確に合ったものとなる。
【0026】上記は、測定記録するときの靴半製品と、
本底表面部を接着して完成させる靴半製品が同一である
が、これらを異なったものとすることもできる。すなわ
ち、測定記録する靴半製品に、完成させる靴半製品と同
様のものを測定専用として用意し、さらにこの測定専用
靴半製品として、足を締付ける強さが異なるものを複数
種類用意しておく。勿論、この測定用靴半製品の、色、
デザインは1種類用意しておくだけでよい。こうして、
測定には、これらの中から顧客の好みにあった締付け力
のものを選択して使用し、完成させる靴半製品には、顧
客の好みのデザインのものを選ぶようにする。
本底表面部を接着して完成させる靴半製品が同一である
が、これらを異なったものとすることもできる。すなわ
ち、測定記録する靴半製品に、完成させる靴半製品と同
様のものを測定専用として用意し、さらにこの測定専用
靴半製品として、足を締付ける強さが異なるものを複数
種類用意しておく。勿論、この測定用靴半製品の、色、
デザインは1種類用意しておくだけでよい。こうして、
測定には、これらの中から顧客の好みにあった締付け力
のものを選択して使用し、完成させる靴半製品には、顧
客の好みのデザインのものを選ぶようにする。
【0027】こうして完成した靴は、寸法が顧客の足に
合うだけでなく、足を締付ける力も顧客の好みに合うも
のとなる。
合うだけでなく、足を締付ける力も顧客の好みに合うも
のとなる。
【0028】次に、本発明の靴の製法の第3について、
図7、8を参照しつつ、詳しく説明する。この製法は、
上記第2の製法において、靴底をより薄く形成すること
ができるようにするものである。
図7、8を参照しつつ、詳しく説明する。この製法は、
上記第2の製法において、靴底をより薄く形成すること
ができるようにするものである。
【0029】この製法では、図7、8に示す本底50を
用いる。この本底50は、本底前部51と本底後部52
を接着して形成され、この接着部分を剥がすことにより
両者を分離することができ、さらに、本底前部51を他
の本底前部51’と交換することができる。本底前部5
1は、前後方向に延びるスリット53,53を有し、幅
方向に伸縮可能になり、本底前部51’は、通常の本底
と同様の平板状となっている。
用いる。この本底50は、本底前部51と本底後部52
を接着して形成され、この接着部分を剥がすことにより
両者を分離することができ、さらに、本底前部51を他
の本底前部51’と交換することができる。本底前部5
1は、前後方向に延びるスリット53,53を有し、幅
方向に伸縮可能になり、本底前部51’は、通常の本底
と同様の平板状となっている。
【0030】この製法では、この本底50を用い、本底
前部51を取付けて、靴半製品を形成する。このとき、
本底前部51部分には、接着力の弱い接着剤を用い、容
易に剥がせるようにしておく。この靴半製品を、小売店
に置き、以後、前記第2の製法と同様にして使用する。
すなわち、顧客がこの靴半製品を選択すると、その靴半
製品を足に履き、靴半製品の外形を測定記録する。次
に、この靴半製品の内部に、前記測定記録に対応する靴
型を調製して入れ、本底前部51を剥がして取外し、代
わりに本底前部51’を接着する。この接着には、通常
の、すなわち容易に剥がれない強力なものを用いる。
前部51を取付けて、靴半製品を形成する。このとき、
本底前部51部分には、接着力の弱い接着剤を用い、容
易に剥がせるようにしておく。この靴半製品を、小売店
に置き、以後、前記第2の製法と同様にして使用する。
すなわち、顧客がこの靴半製品を選択すると、その靴半
製品を足に履き、靴半製品の外形を測定記録する。次
に、この靴半製品の内部に、前記測定記録に対応する靴
型を調製して入れ、本底前部51を剥がして取外し、代
わりに本底前部51’を接着する。この接着には、通常
の、すなわち容易に剥がれない強力なものを用いる。
【0031】こうして完成した靴は、靴底が前述の製法
のように二重にならないので軽く、しなやかなものとな
る。
のように二重にならないので軽く、しなやかなものとな
る。
【0032】上記は伸縮可能な本底前部として、スリッ
トを有するものとしたが、ゴムシート、長孔を有するも
の等として、締付け力の異なるものを各種用意しておく
こともできる。こうすると、靴半製品の本底前部を顧客
の好みの締付け力のものに交換して、測定記録をするこ
とができ、こうすると、完成した靴は、締付け力を顧客
の好み通りのものとすることができる。
トを有するものとしたが、ゴムシート、長孔を有するも
の等として、締付け力の異なるものを各種用意しておく
こともできる。こうすると、靴半製品の本底前部を顧客
の好みの締付け力のものに交換して、測定記録をするこ
とができ、こうすると、完成した靴は、締付け力を顧客
の好み通りのものとすることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1の靴は、上述のよう
に、靴底の幅が伸縮可能となっているので、足のサイズ
すなわち足の前後方向長さを合わせるだけで、幅方向に
も合ったものとなる。したがって、使用者は、足に的確
にあった靴を容易に入手することが可能となる。また、
長時間立っている場合等は、次第に足が太くなり、靴が
きつくなるが、この靴は、この形状変化にも対応するの
で、常に、良好な履きごこちが得られる。また、靴の製
造者、販売者は、顧客の足の幅に合わせて多数のワイズ
の靴を用意することが不要となり、在庫量を減少させる
ことができる。さらにこの靴では、足を締付ける力を各
種異なるものを用意しておくと、単に足に寸法を合わせ
るだけでなく、締付け力も顧客の好みに合わせることが
できる。
に、靴底の幅が伸縮可能となっているので、足のサイズ
すなわち足の前後方向長さを合わせるだけで、幅方向に
も合ったものとなる。したがって、使用者は、足に的確
にあった靴を容易に入手することが可能となる。また、
長時間立っている場合等は、次第に足が太くなり、靴が
きつくなるが、この靴は、この形状変化にも対応するの
で、常に、良好な履きごこちが得られる。また、靴の製
造者、販売者は、顧客の足の幅に合わせて多数のワイズ
の靴を用意することが不要となり、在庫量を減少させる
ことができる。さらにこの靴では、足を締付ける力を各
種異なるものを用意しておくと、単に足に寸法を合わせ
るだけでなく、締付け力も顧客の好みに合わせることが
できる。
【0034】また、伸縮可能とする構造として、請求項
2に示すスリットを用いたものとすると、構造がきわめ
て単純であり、実用性に富むものとなる。
2に示すスリットを用いたものとすると、構造がきわめ
て単純であり、実用性に富むものとなる。
【0035】請求項3に示す本発明の靴の製法の第1で
は、靴半製品の状態で保管し、注文に応じて、幅を設定
して靴を完成するものであるから、幅の異なる靴を多種
類在庫しておくことを省き、1種類の幅のもののみを在
庫しておくだけでよいので、在庫量を減少させ、かつ在
庫切れを防止することができる。また、靴半製品から、
靴を製造するのは、単に本底前部を接着するだけである
ので、だれでも、容易に、短時間に行なうことができ、
かつこれに必要な靴型の種類も靴の種類に比べれば著し
く少ないので、この接着作業は、工場だけでなく、問
屋、小売店でも行なうことができ、納品までの時間をご
く僅かにすることができる。
は、靴半製品の状態で保管し、注文に応じて、幅を設定
して靴を完成するものであるから、幅の異なる靴を多種
類在庫しておくことを省き、1種類の幅のもののみを在
庫しておくだけでよいので、在庫量を減少させ、かつ在
庫切れを防止することができる。また、靴半製品から、
靴を製造するのは、単に本底前部を接着するだけである
ので、だれでも、容易に、短時間に行なうことができ、
かつこれに必要な靴型の種類も靴の種類に比べれば著し
く少ないので、この接着作業は、工場だけでなく、問
屋、小売店でも行なうことができ、納品までの時間をご
く僅かにすることができる。
【0036】請求項4に示す本発明の靴の製法の第2で
は、靴半製品の状態で保管し、顧客の足に合わせて、幅
を設定して靴を完成するものであるから、正確に合わせ
ることができる。しかも、測定専用の靴半製品を用いれ
ば、靴を履いたときの締付け力を好みに合わせることも
可能である。さらに、顧客が注文をした後には、靴の外
形を測定記録し、本底前部を接着する作業をするだけで
あるので、容易に、かつきわめて短時間に目的の靴を完
成することができる。したがって、これらの作業を小売
店の店頭で行なうことにより、既製品の靴を購入するの
とほとんど同様の時間で、オーダーメイド、あるいはそ
れ以上に的確に合う靴を提供することが可能となる。ま
た、上記製法と同様、幅の異なる靴を多種類在庫してお
くことを省き、在庫量を減少させることもできる。
は、靴半製品の状態で保管し、顧客の足に合わせて、幅
を設定して靴を完成するものであるから、正確に合わせ
ることができる。しかも、測定専用の靴半製品を用いれ
ば、靴を履いたときの締付け力を好みに合わせることも
可能である。さらに、顧客が注文をした後には、靴の外
形を測定記録し、本底前部を接着する作業をするだけで
あるので、容易に、かつきわめて短時間に目的の靴を完
成することができる。したがって、これらの作業を小売
店の店頭で行なうことにより、既製品の靴を購入するの
とほとんど同様の時間で、オーダーメイド、あるいはそ
れ以上に的確に合う靴を提供することが可能となる。ま
た、上記製法と同様、幅の異なる靴を多種類在庫してお
くことを省き、在庫量を減少させることもできる。
【0037】請求項5に示す本発明の靴の製法の第3で
は、前記製法の利点に加え、靴底が前述の製法のように
二重にならないので軽く、しなやかなものとなる特長が
ある。
は、前記製法の利点に加え、靴底が前述の製法のように
二重にならないので軽く、しなやかなものとなる特長が
ある。
【図1】本発明の靴の第1実施例の底面図である。
【図2】前図のII−II線に沿う拡大尺端面図であ
る。
る。
【図3】本発明の靴の第2実施例の底面図である。
【図4】前図のIV−IV線に沿う拡大尺端面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第1の製法による靴の底面図である。
【図6】前図のVI−VI線に沿う拡大尺端面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第3の製法に使用する本底の平面図で
ある。
ある。
【図8】上記本底の中央縦断面図である。
10…靴、11…靴底、12…本底、13…スリット、
14…中物、15…中底、16…甲革、17…踵、20
…靴、21…靴底、22…本底、23…長孔、24…ゴ
ムシート、25…中物、26…中底、27…甲革、28
…踵、30…靴半製品、31…靴底、32…本底、33
…スリット、34…中物、35…中底、36…甲革、3
7…踵、38…靴型、39…本底表面部、40…靴、5
0…本底、51,51’…本底前部、52…本底後部、
53…スリット。
14…中物、15…中底、16…甲革、17…踵、20
…靴、21…靴底、22…本底、23…長孔、24…ゴ
ムシート、25…中物、26…中底、27…甲革、28
…踵、30…靴半製品、31…靴底、32…本底、33
…スリット、34…中物、35…中底、36…甲革、3
7…踵、38…靴型、39…本底表面部、40…靴、5
0…本底、51,51’…本底前部、52…本底後部、
53…スリット。
Claims (5)
- 【請求項1】 靴底の前部を、幅方向に伸縮可能に形成
したことを特徴とする靴。 - 【請求項2】 請求項1において、靴底の前部に、前後
方向に延びるスリットを形成して、幅方向に伸縮可能に
したことを特徴とする靴。 - 【請求項3】 靴底の前部を、幅方向に伸縮可能に形成
して靴半製品とし、この後、この靴半製品の内部に適当
な幅の靴型を選択して入れ、本底表面部を接着し靴底前
部を伸縮不能にして靴を完成する靴の製法。 - 【請求項4】 靴底の前部を、幅方向に伸縮可能に形成
して靴半製品とし、この後、この靴半製品を使用者の足
に履かせて、この靴半製品の外形を測定記録し、次に、
前記靴半製品又は前記半製品と同様の他の靴半製品の内
部に、前記測定記録に対応する靴型を入れ、本底表面部
を接着し靴底前部を伸縮不能にして靴を完成する靴の製
法。 - 【請求項5】 前部が分離して交換可能となった本底を
用い、この本底に幅方向に伸縮可能に形成した本底前部
を取付けて靴半製品を形成し、この靴半製品を、使用者
の足に履かせて、この靴半製品の外形を測定記録し、次
に、この靴半製品の内部に、前記測定記録に対応する靴
型を入れ、前記本底前部を伸縮不能な他の本底前部に交
換し固定して靴を完成する靴の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342171A JP2896842B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 靴及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342171A JP2896842B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 靴及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07155205A true JPH07155205A (ja) | 1995-06-20 |
| JP2896842B2 JP2896842B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=18351676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5342171A Expired - Fee Related JP2896842B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 靴及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2896842B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511142U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-07 | ||
| JPS5695002A (en) * | 1979-12-26 | 1981-08-01 | Jiyunjirou Nagaregou | Extensible marathon shoes |
| JPS58130001A (ja) * | 1983-01-07 | 1983-08-03 | 流郷 準二郎 | 伸縮性のあるマラソン靴とその製法 |
| JPS59101101A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-11 | 流郷 準二郎 | 伸縮性のあるマラソン靴の製法 |
| JPS6231403U (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-25 | ||
| JPH04269902A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Asahi Corp | 発泡ミッドソ−ル用安定具 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP5342171A patent/JP2896842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511142U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-07 | ||
| JPS5695002A (en) * | 1979-12-26 | 1981-08-01 | Jiyunjirou Nagaregou | Extensible marathon shoes |
| JPS59101101A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-11 | 流郷 準二郎 | 伸縮性のあるマラソン靴の製法 |
| JPS58130001A (ja) * | 1983-01-07 | 1983-08-03 | 流郷 準二郎 | 伸縮性のあるマラソン靴とその製法 |
| JPS6231403U (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-25 | ||
| JPH04269902A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Asahi Corp | 発泡ミッドソ−ル用安定具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2896842B2 (ja) | 1999-05-31 |
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