JPH0715547B2 - 自動及び手動調光可能なフラツシユ撮影装置 - Google Patents

自動及び手動調光可能なフラツシユ撮影装置

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JPH0715547B2
JPH0715547B2 JP59072254A JP7225484A JPH0715547B2 JP H0715547 B2 JPH0715547 B2 JP H0715547B2 JP 59072254 A JP59072254 A JP 59072254A JP 7225484 A JP7225484 A JP 7225484A JP H0715547 B2 JPH0715547 B2 JP H0715547B2
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信行 谷口
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博 細水
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、発光量が自動及び手動で制御可能な電子閃光
発光装置(以下フラッシュ装置と言う)に関し、特に該
フラッシュ装置が内蔵されたカメラ又は該フラッシュ装
置と連結されたカメラの状態に応じて制御態様が切換え
られるフラッシュ装置及びそのようなカメラとフラッシ
ュ装置とから成るフラッシュ撮影システムに関する。
従来技術 発光部からの光によって照明されている被写体の反射光
を測光しその積分値が所定レベルになった時に発光部の
発光を停止させる、所謂自動調光機能と共に、該自動調
光の機能を停止させて発光部を最後まで、即ち主コンデ
ンサの電荷を使い切るまで発光(全発光)させたり、更
には、手動設定に応じて発光部を全発光量の1/2とか2/3
だけ発光させる手動調節発光機能を備えたフラッシュ装
置が知られている。このようなフラッシュ装置を、自動
露出制御、すなわち絞り値とシャッタ速度の自動制御、
絞り値に基づくシャッタ速度の自動制御、シャッタ速度
に基づく絞り値の自動制御の3種の制御と、手動露出制
御、すなわち絞り値とシャッタ速度とを手動で設定する
制御とが可能なカメラと共に用いる場合、次のような問
題が生ずる。即ち、カメラが手動露出制御モードに設定
されている時は、撮影者が特殊な露出効果を期待して意
図的にそのようなモードを選んでいることが多く、その
ような時には、フラッシュ装置も特定の意図の下に自動
調光又は手動調光発光モードに設定されてと考えられ
る。しかしながら、カメラが自動露出制御モードに設定
されている時、撮影者は、露出の決定をカメラにまかせ
ており、カメラの露出制御とは無関係にフラッシュ装置
が手動設定された量だけ発光すると、その分だけ露光過
度になり、このような過度露光は、撮影者によって意図
された場合よりも、撮影者が不注意でフラッシュ装置を
手動から自動へ切換えるのを忘れた場合の方が多いと考
えられる。
目的 本発明の目的は自動・手動発光制御が可能なフラッシュ
装置を自動・手動露出制御の可能なカメラと共に用いる
時、上述のような撮影者の不注意による不適正露光の撮
影が行なわれないようなフラッシュ撮影システム及びそ
のシステムに用いられるフラッシュ装置を提供すること
にある。
要旨 上記目的を達成するため、本発明では、カメラが絞り値
とシャッタ速度を自動制御するモード、絞り値に基づき
シャッタ速度自動制御を行なうモード、シャッタ速度に
基づき絞り値自動制御を行なうモード、マニュアルで絞
り値とシャッタ速度が決定されるモードのうちのどのモ
ードに設定されているかを示す信号をカメラから出力さ
せ、フラッシュ装置は、この信号を検出し、その信号が
前3種の自動的に露出を制御するモードを示すときに
は、例えフラッシュ装置が手動調節発光モードに設定さ
れていても、発光量を自動的に制御するように構成して
いる。
ここで、フラッシュ装置が発光可能な状態になった時
(例えば主コンデンサの充電完了時或は電源スイッチ閉
成時)、準備完了信号を出力し、カメラ側はこの信号に
応答してフラッシュ撮影用露出制御モードに設定される
ようになっていれば、カメラとフラッシュ装置との連携
による、より適切な露出制御ができる。
実施例 第1図はこの発明を適用したフラッシュ撮影システムの
全体構成を示すブロック図である。なお、本図及び以下
の回路図、ブロック図において、太線は複数の信号線、
細線は1本の信号線を示す。(V)はレンズ交換式一眼
レフレックスカメラ本体であり、このカメラ本体には、
フラッシュ装置と電気的に接続するためのコネクタ(CN
9),(CN3)が設けられている。コネクタ(CN9)はカ
メラ上部のホットシュー(不図示)に設けられていて電
子閃光発光装置(以下フラッシュ装置と云う)がホット
シューを介してカメラに装着されるとフラッシュ装置の
回路と直接電気的に接続される。コネクタ(CN3)はカ
メラ底部に設けられ、後述のフラッシュコントローラ
(IV)を介してフラッシュ装置と電気的に接続され、フ
ラッシュ装置がコネクタ(CN3)を介して直接カメラと
電気的に接続されることはない。さらに、カメラ本体
(V)にはコネクタ(CN1)が設けられていて、このコ
ネクタ(CN1)は、例えばレンズマウントの座板のよう
な交換レンズの取り付け位置に設けられ、交換レンズ
(VI)がカメラに装着されると、交換レンズ(VI)のコ
ネクタ(CN2)に接着され、レンズ回路(LEC)からの種
々のデータがカメラ本体(V)に取り込まれる。
(IV)はそれに接続されるフラッシュ装置を制御するフ
ラッシュコントローラであり、カメラ本体底部のコネク
タ(CN3)にコネクタ(CN4)を介して電気的に接続され
る。フラッシュコントローラ(IV)にはさらにコネクタ
(CN5),(CN7)が設けられていて、コネクタ(CN5)
には4つの電気的な端子、コネクタ(CN7)には2つの
電気的な端子がある。そして、コネクタ(CN5)に接続
されたフラッシュ装置とは、フラッシュコントローラー
(IV)との間でデータ授受及び発光量制御のための信号
交換が行なわれ、コネクタ(CN7)に接続されるフラッ
シュ装置にはフラッシュコントローラ(IV)からの発光
開始信号の伝達のみが行なわれる。
(I)は2灯式のフラッシュ装置であり、第1図の例で
はフラッシュコントローラ(IV)にコネクタ(CN5),
(CN6)を介して接続されている。(II)は1灯式のフ
ラッシュ装置であり、カメラ本体(V)のホットシュー
に設けられたコネクタ(CN9)とコネクタ(CN10)を介
して電気的に接続されている。(III)はフラッシュ装
置(II)と同じ構成の1灯式フラッシュ装置であり、こ
の例ではフラッシュコントローラ(IV)にコネクタ(CN
7),(CN8)を介して電気的に接続されている。
第1図は、カメラ本体(V)とフラッシュコントローラ
(IV)及びフラッシュ装置(I),(II),(III)と
の接続のしかたの一例を示したものであり、フラッシュ
装置(I)と(II)の接続位置を互に入れかえたり、フ
ラッシュ装置(III)を取り付けなかったり、ホットシ
ューの位置にだけフラッシュ装置(I)又は(II)のど
ちらかを取り付けた、カメラ本体(V)にフラッシュコ
ントローラ(IV)を取り付けて、コネクタ(CN5)の位
置にだけフラッシュ装置(I)又は(II)のどちらかを
取り付けたり、ホットシューの位置にフラッシュ装置
(I)又は(II)のどちらかを取り付け、カメラ本体
(V)に取付けたフラッシュコントローラ(IV)にはフ
ラッシュ装置を取り付けないでおくこともできる。さら
には、フラッシュコントローラ(IV)を取り付け、その
コネクタ(CN7)の位置にフラッシュ装置(I)又は(I
I)を取り付けるだけにしてもよく、さらには、カメラ
本体(V)にフラッシュコントローラ(IV)だけを取り
付け、フラッシュ装置はどこにも取付けないでカメラを
動作させることもできる。なおフラッシュコントローラ
(IV)だけをカメラ本体(V)に取り付けた状態ではフ
ラッシュ装置は行なわれず定常光撮影が行なわれる。ま
た、カメラ本体(V)のホットシュー及びフラッシュコ
ントローラ(IV)のコネクタ(CN5)の位置に、汎用の
フラッシュ装置又はこの発明のシステムに必要な機能を
有していない非専用のフラッシュ装置が装着された場合
にはこの発明によるフラッシュ撮影は行なわれず、装着
された汎用又は非専用のフラッシュ装置が発光するだけ
になる。また、フラッシュコントローラ(IV)のコネク
タ(CN7)の位置に装着されるフラッシュ装置は、専用
のものでも汎用又は非専用のものでも、この発明による
フラッシュ撮影が行なわれる。
カメラ本体(V)の内部を次に説明する。
(BA1)は電源電池、(MS1)はメインスイッチである。
(S1)はレリーズボタン(不図示)の押下の1段目で閉
成される即光スイッチ、(S2)はレリーズボタン(不図
示)の押下の2段目で閉成されるレリーズスイッチであ
り、測光スイッチ(S1)の閉じ信号はマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンと称す)(MC1)の割込端子(i
t)、入力端子(i1)に入力し、レリーズスイッチ(S
2)の閉じ信号は同マイコン(MC1)入力端子(i2)に入
力する。(S4)は露出制御動作が完了すると開放され、
シャッタ機構や絞り機構などの露出制御機構(不図示)
のチャージが完了すると閉成されるリセットスイッチ
で、このリセットスイッチ(S4)の開閉に応じた信号は
マイコン(MC1)の入力端子(i3)に入力している。(D
O)は、露出制御モードフィルム感度、露出時間、絞り
値等の設定値に応じたデータ即ち測定データを出力する
回路であり、マイコン(MC1)の入力端子(IP1)にそれ
等設定データの信号を入力している。なお、フィルム感
度値の設定は手動設定の代りにフィルム容器(不図示)
上に印されたフィルム感度のデータを自動的に読み取
り、設定データとする型式で行なわれてもよい。(LM)
は測光回路であり、測光回路(LM)の出力はマイコン
(MC1)のA−D変換用のアナログ入力端子(ANI)に入
力し、測光回路(LM)内に設けられた基準電圧源(不図
示)の出力がマイコン(MC1)のA−D変換用基準電圧
入力端子(VRI)に入力されている。
(AF)は自動焦点調整用回路であり、撮影レンズの焦点
調整状態を検出し撮影レンズを合焦位置まで駆動する。
この自動焦点調整用回路(AF)は、マイコン(MC1)か
らデータバス(DB)を通じて伝達される指令で動作を行
ない、撮影レンズによって形成された被写体像の予定焦
点面からのズレ方向及びズレ量を検出する。そして検出
されたズレ量のデータと交換レンズ(VI)からのデータ
に基づいて撮影レンズの移動量(実際には、撮影レンズ
のうちの、焦点調節のために移動する合焦レンズ系の移
動量)を算出しこの移動量分だけレンズを移動させると
ともに撮影レンズの焦点調整状態を表示する。(RL)は
露出制御機構の動作を開始させるためのレリーズ回路で
あり、マイコン(MC1)の端子(O2)からの“High"の信
号で動作をする。(DP)は表示用回路であり、露出制御
値(制御されるべき予定絞り値や露出時間の値等)、露
出制御モード、フィルム感度、フラッシュ装置の状態等
を表示する。この表示用回路(DP)はマイコン(MC1)
の出力端子(OP2)からのデータに基づいて表示を行な
う。(ECC)は露出制御用の回路であり、出力端子(OP
1)からの露出時間及び絞り込み段数のデータに基づい
てシャッタ及び絞り開口を制御する。トランジスタ(BT
1)は給電用トランジスタであり、マイコン(MC1)の端
子(O1)が“High"になると、インバータ(IN1)を介し
てトランジスタ(BT1)が導通状態とされ、電源ライン
(+V)を介しての給電が行なわれる。このライン(+
V)からは回路(LM),(AF),(ECC),(RL),(F
ST)及びレンズ回路(LEC)への給電が行なわれる。
スイッチ(Sx)はシャッタ先幕の走行が完了すると閉成
されるシンクロスイッチであり、このシンクロスイッチ
(Sx)の信号がライン(l1)を介してフラッシュ装置
(II)、フラッシュコントローラ(IV)、フラッシュ装
置(I)に伝達される。(FST)はフラッシュ装置の発
光量を制御する発光量制御回路であり、その具体例は第
8図に示してある。(IOC)はカメラ本体(V)と交換
レンズ(VI)、フラッシュ装置(II)及びフラッシュコ
ントローラ(IV)との間の信号の授受を制御する入出力
コントローラであり、その具体例は第7図に示してあ
る。
マイコン(MC1)の端子(CKO)は、マイコン内部からの
クロックパルスを出力し、このパルス(φ1)は自動焦
点調整用回路(AF)、設定データ出力用回路(DO)、露
出制御回路(ECC)、表示回路(DP)、レリーズ回路(R
L)へそれ等の基準クロックとして供給される。マイコ
ン(MC1)の端子(ANO)はフラッシュ装置の発光量制御
のためのフィルム感度をD−A変換した信号を出力す
る。端子(SCK),(SOU),(SIN)はデータの直列入
出力用端子であり、直列入出力の命令があると、端子
(SCK)からは8個のクロックパルスが出力されて、こ
のクロックパルスの立ち上がりに同期して、マイコン
(MC1)内の入出力レジスタから1ビットずつデータが
端子(SOU)に出力され、端子(SCK)からのクロックパ
ルスの立ち下がりに同期して端子(SIN)へのデータ
が、順次、入出レジスタに取り込まれていく。(O3)は
交換レンズ(VI)とデータの授受を行なう際に“High"
となる端子、(O4)はフラッシュ装置及びフラッシュコ
ントローラのいずれか又は両方とデータの授受を行なう
際に"High"となる端子、(O5)はフラッシュ装置及びフ
ラッシュコントローラにカメラの動作状態を示す信号を
伝達する端子であり、フラッシュ装置及びフラッシュコ
ントローラのいずれか又は両方からのデータをカメラ本
体に取り込む際には所定期間T1の間(例えば90μsec
間)“High"のパルスを出力し、カメラ本体からフラッ
シュ装置及びフラッシュコントローラのいずれか又は両
方へデータを出力するときには所定期間T2の間(例えば
150μsec間)“High"のパルスを出力し、カメラ本体が
露出制御動作を開始するときには所定期間T3の間(例え
ば210μsec間)“High"のパルスを出力する。また、端
子(O6)はカメラ本体からフラッシュ装置及びフラッシ
ュコントローラへデータのいずれか又は両方を転送する
際に“High"となる端子である。
(LEC)は交換レンズ(VI)内に設けられた回路であ
り、カメラ本体の電源ライン(+V)から給電される。
そしてマイコン(MC1)の端子(O3)が“High"になる
と、ライン(L1)が“High"となりレンズ内回路は動作
状態となる。そしてライン(L2)から送られてくるクロ
ックパルスに基づいてレンズ内回路(LEC)に固定記憶
されているデータを順次直列でライン(L3)から出力す
る。固定記憶されているデータとしては、開放絞り値、
最大絞り値、焦点距離、撮影距離、自動焦点調整用の種
々のデータ、チェック用(本実施例のシステムに適合す
る交換レンズが装着されているか否か、そして、そのよ
うな交換レンズが確実に装着されているか否かを確認す
るためのデータ)等のデータがある。
(l1)は前述のようにシンクロスイッチ(Sx)の閉成信
号が伝達される信号ラインである。(l2)はカメラ本体
とフラッシュコントローラ及びフラッシュ装置のいずれ
か又は両方とのデータ授受を行なう際に、フラッシュ装
置及びフラッシュコントローラのいずれか又は両方から
の直列データ及びカメラ本体からの直列データが伝達さ
れる双方向のデータバスとして機能とする。そして、フ
ラッシュ装置の発光時にはフラッシュ装置から一定時間
(フラッシュ装置の全発光に要する時間よりも長い時
間、例えば2.5msec)“Low"の信号が出力され、次に、
一定時間(例えば1msec)“High"の信号が出力され、次
に、再度2灯が順番に全発光するのに要する一定時間
(例えば5.5msec)“Low"の信号が出力される。そし
て、データ授受、発光時を除くとフラッシュ装置が充電
完了状態であれば“High"、充電完了状態でなければ“L
ow"の信号が出力される。なお、発光時の“Low",“Hig
h",“Low"の信号は後述するように、発光量制御用の信
号となる。ライン(l3)にはカメラ本体とフラッシュ装
置及びフラッシュコントローラとの間のデータ授受を行
なう際の端子(SCK)からの同期用クロックパルスがカ
メラ本体から出力される。また、端子(O5)からのカメ
ラ本体の動作状態を示す信号もライン(l3)から出力さ
れる。さらにフラッシュ装置の発光中は発光量制御回路
(FST)からの発光停止信号が出力される。
次にフラッシュ装置(I)の内部を説明する。(BA3)
は電源電池、(MS3)はメインスイッチである。(FLC
1)はコントロール回路であり、データの授受、表示用
演算、発光制御等の機能を備えており、内部の具体的な
構成は第9図、第10図、第11図、第12図、第13図、第14
図に基づいて後で説明する。(FDP1)は、後述する発光
モード(親子発光、順次発光における先発光又は後発
光、同時発光、1灯発光)の表示、バウンス状態かどう
かの表示、カメラ本体から送られてくるデータに基づく
絞り値、フィルム感度、焦点距離の表示、フラッシュ装
置の照射角が可変の場合の設定照射角の表示、さらには
カメラ本体から送られてくる絞り値及びフィルム感度の
データと発光量データに基づいて、自動調光モードの際
には連動範囲(自動調光可能な撮影距離範囲)を、手動
設定された量だけ発光するモード(以下手動設定モード
で示す)の場合には適正露光となる撮影距離を表示す
る。(CHC1)は充電完了検出回路(CHD1),(CHD2)か
らの信号に応じてトランジスタ(BT2)及び昇圧回路(D
D1)の動作を制御する昇圧制御回路である。昇圧回路
(DD1)はトランジスタ(BT2)が通電すると動作して電
源(BA3)の電圧を所要電圧(例えば300V)に昇圧し、
この出力は、ダイオード(D1)を通じてコンデンサ(C
1)に、ダイオード(D2)を通じてコンデンサ(C2)に
充電される。そして、充電完了検出回路(CHD1),(CH
D2)はコンデンサ(C1),(C2)の充電電圧がフラッシ
ュ装置の最大発光量を補償できる電圧まで充電されると
“High"の信号(以下この信号を充完信号と呼ぶ)を出
力する。昇圧制御回路(CHC1)は、両方の検出回路(CH
D1),(CHD2)から充完信号が出力されるとトランジス
タ(BT2)を不作動として昇圧回路(DD1)の動作を停止
させ、少なくとも一方の検出回路から充完信号が出力さ
れていなければトランジスタ(BT2)を導通させて昇圧
回路(DD1)を動作させる。
(FLO1),(FLO2)は夫々発光部であり、コントロール
回路(FLC1)からの信号(ST1),(SP1),(ST2),
(SP2)で発光が制御される。発光部(FLO2)は照射方
向が可変となっている。そして、フラッシュ装置として
このフラッシュ装置(I)のみが直接或いはフラッシュ
コントローラ(IV)を介してカメラ本体(V)に接続さ
れている場合には、発光部(FLO2)が正面を向いていれ
ば(以下正面光状態と称す)、この発光部(FLO2)のみ
が発光し、発光部(FLO2)が正面以外の方向を向いてい
れば(以下バウンス状態と称す)、最初に発光部(FLO
2)が適正露光の約2/3だけ発光し、次に発光部(FLO1)
が適正露光の約1/3だけ発光する(以下ではこのような
発光態様を親子発光モードと呼ぶ)。一方、第1図に示
すように、カメラ本体(V)にこのフラッシュ装置
(I)を含めて、2灯以上のフラッシュ装置が電気的に
接続されている場合には発光部(FLO2)が正面光状態で
あってもバウンス状態であっても発光部(FLO2)のみが
発光し、(FLO1)は発光しない。発光部(FLO1),(FL
O2)は端子(ST1),(ST2)が“High"になったときに
発光を開始しする。また、コンデンサ(C1)の容量はコ
ンデンサ(C2)の容量に比較して非常に小さくなってい
るために、発光部(FLO1)の最大発光量は発光部(FLO
2)の最大発光量に比較して非常に小さくなっている。
従って、発光部(FLO2)の最大発光量が例えばガイドナ
ンバーにして40なのに対して、(FLO1)の最大発光量は
ガイドナンバーにしては例えば8になっている。さらに
発光部(FLO2)は照射角が可変となっているのに対し
て、発光部(FLO1)は照射角が固定されている。端子
(SP1),(SP2)は発光停止用の端子であり、端子(SP
1)から“High"の信号が出力されると発光部(FLO1)の
発光が停止し、端子(SP2)から“High"の信号が出力さ
れると発光部(FLO2)の発光が停止される。
次に、フラッシュ装置(II)について説明する。(BA
5)は電源電池、(MS5)はメインスイッチである。(FL
C3)はフラッシュ装置(I)のコントロール回路(FLC
1)と同様の機能をするコントロール回路であり、表示
用データを表示部(FDP3)に送り、発光部(FLO4)に対
しては、端子(ST4)に発光開始信号、端子(SP4)から
発光停止信号を出力する。このコントロール回路(FLC
3)は第15図、第16図、第17図に基づいて、その具体例
を後に説明する。昇圧制御回路(CHC3)は、検出回路
(CHD4)からの充完信号に応じてトランジスタ(BT
4)、昇圧回路(DD3)の作動、不作動を制御する。発光
部(FLO4)は、正面光状態とバウンス状態とに切り変え
られ、照射角も可変となっている。フラッシュ装置(II
I)はフラッシュ装置(II)と同じ構成になっている。
次に、フラッシュコントローラ(IV)について説明す
る。(BA2)は電源電池、(MS2)はメインスイッチであ
る。(CNC)は処理回路であり、カメラ本体(V)から
のクロックパルスに基づいて、フラッシュ装置(I)及
び(II)からのデータを読み取ってフラッシュ装置の装
着状態及びフラッシュ装置の内部の状態を判別し、発光
モードを決定し、カメラからのクロックパルスに基づい
て、発光モードの信号をフラッシュ装置に送る。そし
て、次に、カメラ本体からのクロックパルスに基づいて
発光モード及びフラッシュ装置の状態を示す信号をカメ
ラに送る。さらには、発光モードの判別結果に応じてフ
ラッシュ装置(III)を発光させるかどうかを決定し、
発光させるときは(順次発光モード)2つのフラッシュ
装置の発光後の端子(l21)に発光開始信号を出力す
る。この処理回路(CNC)の具体例は第18図に示してあ
る。
次に種々の組合わせによる発光モードについて説明す
る。フラッシュ装置(I)だけがホットシューを介して
直接又はフラッシュコントローラ(IV)を介してカメラ
本体に接続されていて、発光部(FLO2)が正面光状態に
なっていれば、発光部(FLO2)だけが発光する1灯発光
モードとなり、連動範囲は発光部(FLO2)の最大発光量
に基づいて表示される。また、発光部(FLO2)がバウン
ス状態であれば発光部(FLO2)が適正露光の2/3だけ発
光し、次に発光部(FLO1)が適正露光の1/3だけ発光す
る親子発光モードとなり連動範囲は発光部(FLO1)の最
大発光量に基づいて表示される。
フラッシュ装置(II)だけがカメラ本体(V)にホット
シュー又はフラッシュコントローラを介して電気的に接
続されているときは、発光部(FLO4)が正面光状態でも
バウンス状態でも適正露光まで発光部(FLO4)が発光す
る1灯発光モードとなる。この場合、発光部(FLO4)が
バウンス状態なら連動範囲は表示されず、正面光状態な
ら発光部(FLO4)の最大発光量に基づく連動範囲が表示
される。
次に、ホットシューとフラッシュコントローラに夫々フ
ラッシュ装置が装着されている場合を説明する。このと
き一方又は両方のフラッシュ装置が(I)のタイプの場
合、発光部(FLO2)がバウンス状態であっても、正面光
状態であっても発光部(FLO1)は発光せず、(FLO2)だ
けが発光する。フラッシュコントローラ(IV)が同時モ
ードを選択しているときには、2つのフラッシュ装置が
同時に発光して、両方の発光量を合せた発光量が適正露
光に達すると同時に発光を停止する。この場合、連動範
囲は夫々の発光部の最大発光量に基づいて表示され、発
光部がバウンス状態になっていれば表示されない。フラ
ッシュコントローラ(IV)が順次発光モードを選択して
いるときには、フラッシュコントローラ(IV)上に装着
されたフラッシュ装置が最初に適正露光の2/3だけ発光
し、次にカメラ本体(V)のホットシューに装着された
フラッシュ装置が適正露光の1/3だけ発光する。このと
きの連動範囲は、先に発光するフラッシュ装置では表示
されず、後に発光するフラッシュ装置ではこのフラッシ
ュ装置の最大発光量に基づく連動範囲が表示される。
また、図示のように、ホットシューとフラッシュコント
ローラに夫々フラッシュ装置が装着され、さらに、フラ
ッシュコントローラのコネクタ(CN7)にフラッシュ装
置が装着されている場合は次のような発光モードとな
る。フラッシュコントローラ(IV)が同時モードを選択
しているときは、端子(l21)からは発光開始信号は出
力されずフラッシュ装置(III)は発光しない。フラッ
シュコントローラ(IV)順次発光モードを選択している
と、2つのフラッシュ装置(II)、(I)が順次発光し
た後、端子(l21)から発光開始信号が出力されて、フ
ラッシュ装置(III)が発光する。フラッシュ装置(II
I)にはアースライン(l4)の接続と発光開始信号の伝
達が行なわれるだけになっているため、カメラ側の発光
量制御回路(FST)による信号は伝達されず、手動設定
された発光量の発光か、或いは自動調光モードであれば
全発光が行なわれる。なお、このフラッシュ装置(II
I)は、発光開始信号を入力するだけなので、専用のフ
ラッシュ装置である必要はなく、汎用のフラッシュ装置
でもよい。またこの第3番目のフラッシュ装置(III)
は、例えば、背景にのみ照射されるようにしておけば、
2灯を連続して主被写体を照射するよう発光させても背
景にできる主被写体による不自然な影を除去することが
できる。この第3番目のフラッシュ装置(III)は第
1、第2のフラッシュ装置(I)、(II)2灯の発光に
よって適正露光となった後に発光が行なわれ、発光量の
制御はカメラによって行なわれてないので、主被写体を
照射することは望ましくなく、ライティグの不自然さを
カバーする発光を行なうようにすればよい。
次に、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7
図、第8図に基づいてカメラ本体(V)の動作及び、第
1図のシステム全体の動作を説明する。第2図は第1図
のマイコン(MC1)の動作を説明するためのフローチャ
ートである。以下このフローチャートを中心に説明して
いく。カメラ本体(V)のメインスイッチ(MS1)が閉
成されるとマイコン(MC1)への給電が開始し、マイコ
ン(MC1)は給電開始時の動作を開始する。まず#1の
ステップで出力端子(O1)〜(O6)を“Low"とし、次
に、表示部(DP)による表示を消すデータを出力する。
そして#3のステップで、データバス(DB)から自動焦
点調整回路(AF)が動作するデータが送出されない状態
とし#4のステップで割込端子(it)への割込信号を受
付る状態としてマイコン(MC1)は動作を停止する。
測光スイッチ(S1)が閉成されると割込端子(it)に
“Low"の割込信号が入力し、マイコン(MC1)が動作を
開始し、#10のステップからの動作を行なう。#10のス
テップでは端子(O1)を“High"としてインバータ(IN
1)を介してトランジスタ(BT1)を導通させ、電源ライ
ン(+V)からの給電を行ない、マイコン(MC1)以外
の回路への給電及びレンズ回路(LEC)への給電を行な
う。#11のステップでは端子(O3)を“High"としてレ
ンズ回路(LEC)からのデータの読み取りを開始する。
まずマイコン(MC1)内のレジスタBR(以下において
も、カッコを付されていない符号で示されるレジスタ、
フラグ等はマイコン内にプログラム上設定されるもので
ある。)の内容を“O"とし、#13のステップで直列入出
力命令による動作を行なう。これによって直列入出力用
レジスタIORにレンズ(LEC)からのデータが読み取られ
る。このレジスタIORの内容はきめられたレジスタに取
り込まれ、レジスタBRの内容に“1"が加えられ、レジス
タBRの内容が“N"になったかどうかが判別される。そし
て、“N"になってなければ##13のステップに戻って次
のレンズデータの読取りを行ない、“N"になっていれば
#17のステップに移行する。
ここで第1図及び第7図に基づいてレンズデータの読み
取りについて説明する。なお第7図は第1図の入力制御
回路(IOC)の具体例である。マイコン(MC1)の端子
(O3)が“High"になるとアンド回路(AN1),(AN3)
が能動状態となり、さらに、ライン(L1)を介して、レ
ンズ回路(LEC)もその“High"信号が与えられ動作可能
状態となる。そして、マイコン(MC1)の端子(SCK)か
ら8個のクロックパルスが出力されると、このクロック
パルスはアンド回路(AN3)、ライン(L2)を介してレ
ンズ回路(LEC)に送られる。そして、レンズ回路(LE
C)からはこのクロックパルスの立ち上がりに同期し
て、最初のデータが順次ライン(L3)に出力される。こ
のデータは、アンド回路(AN1)、オア回路(OR1)を介
してマイコン(MC1)の端子(SIN)に入力される。この
データは端子(SCK)から出力されるクロックパルスの
立ち下がりに同期して順次レジスタIORに読み込まれて
いく。
レンズ回路(LEC)は、複数のデータをきめられた順に
固定記憶したROMと、このROMのアドレスを順次指定する
アドレス指定手段と、ROMからのデータを順次直列に出
力するデータ出力手段を備えている。そしてアドレス指
定手段はライン(L2)から8個のクロックパルスが入力
する毎にアドレスデータが順次更新されていき、きめら
れたデータの種類の順に、データが出力される。そし
て、マイコン(MC1)は入力してくるデータの順にきめ
られたレジスタにデータを設定していくので、あるレジ
スタには開放絞り値のデータ、あるレジスタには最大絞
り値のデータというように、夫々のレジスタにはきめら
れた種類のデータが設定されることになる。即ち、マイ
コン(MC1)内のきまったレジスタの内容は装着された
交換レンズのきまった種類のデータになっていることに
なる。レンズデータのうちで、ズームレンズの焦点距離
の変化に応じて変化するデータ、或いは撮影距離(レン
ズ繰り出し量)に応じて変化するデータの場合、ズーム
リング、距離リングの設定位置に応じたデータを出力す
るコード板を設け、このコード板と、カメラ本体からの
クロックパルスをカウントしたデータとの組合せによっ
てアドレスを指定すればよい。
#17のステップでは端子(O3)を“Low"とし、レンズ回
路(LEC)からのデータ取り込みを停止し、次に、フラ
グJF1が“1"になっているかどうかを判別する。このフ
ラグJF1は露出制御用のデータの算出が完了していれば
“1"、完了してなければ“0"になっている。そして、JF
1が“0"であれば算出は完了してないので#25のステッ
プに移行する。一方、算出が完了していれば次に、レリ
ーズスイッチ(S2)が閉成されて入力端子(i2)が“Lo
w"になっているかどうかを判別する。そして端子(i2)
が“Low"になっていなければ#25のステップに移行す
る。一方、端子(i2)が“Low"になっていればレリーズ
スイッチ(S2)が閉成されているので、次に#20のステ
ップでリセットスイッチ(S4)が閉成されて入力端子
(i3)が“Low"になっているかどうかを判別する。この
とき、露出制御機構のチャージが完了してなくスイッチ
(S4)が開放され、端子(i3)が“High"ならば#25の
ステップに移行する。一方、露出制御機構のチャージが
完了してスイッチ(S4)が閉成され、端子(i3)が“Lo
w"ならば#80のステップからの露出制御動作を行なう。
#25のステップではレンズから取り込んだデータのうち
でチェックデータが入力しているかどうかを判別する。
このチェックデータは、きめられたROMのアドレスにす
べての交換レンズに共通のデータ(例えば“1010101
0")が記憶されていて、このデータのことを示す。そし
て、このデータが入力されなければレンズは装着されて
ないことになり、入力されれば装着されていることにな
る。レンズが装着されていると、#26のステップでレン
ズから取り込んだデータのうちで、自動焦点調整に関す
るデータをデータバス(DB)を介して自動焦点調整回路
(AF)に送り、この回路(AF)の動作を行なわせて#27
のステップに移行する。一方、チェックデータがないと
きはレンズが装着されてないので自動焦点調整回路(A
F)は不動作のままとして#27のステップに移行する。
#27のステップでは端子(O4)を“High"としてフラッ
シュ装置及びフラッシュコントローラとのデータ授受が
可能な状態とする。そして、端子(O5)を所定期間T1
(90μsec)の間“High"とする。この信号はライン(l
3),(l13)を介してフラッシュ装置及びフラッシュコ
ントローラに伝達される。すると、フラッシュ装置及び
フラッシュコントローラは、フラッシュ装置及びフラッ
シュコントローラからのデータをカメラ本体に伝達する
モード(以下FCモードと呼ぶ)であることを判別する。
そして、直列入出力命令による動作でまずカメラから8
個のクロックパルスがライン(l3),(l13)を介して
フラッシュ装置に伝達されると、フラッシュ装置からは
このクロックパルスの立ち上がりに同期してライン(l
2),(l12)を介して6ビットのデータが出力され、こ
のデータは、クロックパルスの立ち下がりに同期してフ
ラッシュコントローラで取り込まれる。そして、フラッ
シュコントローラは読み取ったデータと、そのときのフ
ラッシュコントローラで設定されている発光モード(順
次発光モード、同時発光モード)とに応じた発光モード
を決定し、この結果に応じたデータを2ビットでクロッ
クパルスの立ち上がりに同期して、ライン(l2),(l1
2)を介して出力する。このときマイコン(MC1)は入出
力用レジスタIORによって、クロックパルスの立ち下が
りに同期してこのときライン(l2)に出力されているデ
ータを取り込むが、マイコン(MC1)はこの信号は利用
しない。次に、#30のステップで再び直列入出力命令に
よってライン(l3),(l13)には8個のクロックパル
スが出力される。このとき、フラッシュコントローラを
介してフラッシュ装置が装着され、さらにホットシュー
にもフラッシュ装置が装着されていればフラッシュ装置
はライン(l2),(l12)にはデータを出力せず、ライ
ン(l2),(l12)をオープン状態として信号伝達に影
響を与えないようにし、フラッシュコントローラがその
前に2つのフラッシュ装置から読み取ったデータと、設
定されている発光モードとによって決定されるデータを
クロックパルスの立ち上がりに同期してフラッシュコン
トローラから出力する。また、フラッシュコントローラ
を介してフラッシュ装置が装着され、ホットシューには
フラッシュ装置が装着されてなければ、フラッシュコン
トローラはフラッシュ装置から読み取ったデータをライ
ン(l2)に出力する。このとき、フラッシュ装置は同様
にライン(l12)へデータを出力するが、このデータは
フラッシュコントローラによって遮断される。フラッシ
ュ装置がホットシューにのみ装着されているときには、
#29のステップでのクロックパルスに同期してデータを
出力した後、#30のステップでのクロックパルスに同期
して再び同様のデータを出力する。なお、フラッシュコ
ントローラがカメラ本体に装着されていても、このフラ
ッシュコントローラのコネクタ(CN5)の位置にフラッ
シュ装置が装着されてないときには、フラッシュコント
ローラはライン(l2)をオープンにして信号伝達に影響
を与えないようにする。
次に、16個のクロックパルスに基づいて授受されるデー
タについて説明する。なお、クロックパルスの1個目の
データをb0ビット、2個目のデータをb1ビット、以下b
2,b3,……,b14,b15ビットとする。まず、各ビットのデ
ータ内容及びカメラ本体、フラッシュ装置及びフラッシ
ュコントローラの状態を表1に示す。
b0〜b5の6ビットはフラッシュ装置がカメラからのクロ
ックパルスに基づいて表1に示すデータを出力し、コン
トローラはこのデータを順次読み取っていく。b0のビッ
トはフラッシュ装置の電源スイッチが閉成されていれば
“High"の信号が出力される。b1のビットは、前述の親
子ストロボで上部の発光部(最大発光量の大きい方)が
バウンス状態になって、親子発光モードになっていれば
“Low"でそれ以外のときは“High"になる。b2のビット
はフラッシュ装置のメインコンデンサが充完状態いなっ
ていれば“High"、充完状態でなければ“Low"の信号を
出力する。b3のビットは調光表示がフラッシュ装置で行
なわれていれば“Low"、調光表示が行なわれてなければ
“High"の信号を出力する。b4のビットは予備であり、
今後のシステムの発展に対応していて、例えば自動焦点
調整のための補助光用の発光部を設けたとき、その発光
部が発光可能状態になれば“High"の信号を出力するこ
とが考えられる。b5のビットは本実施例のシステムであ
ることを判別するためのデータで、本実施例のシステム
に適合するフラッシュ装置であれば常に“Low"の信号を
出力する。これは、現在市販されているフラッシュ装置
において、充完状態になるとライン(l2)に常時“Hig
h"の信号を出力するものがある。このようなフラッシュ
装置を装着した場合、フラッシュコントローラ、カメラ
本体はすべて“High"の信号を読み取ることになり、こ
のような従来のフラッシュ装置と本実施例のシステムの
フラッシュ装置とを区別するための信号である。
b6,b7のビットではフラッシュコントローラ(IV)がフ
ラッシュ装置から読み取ったデータと、フラッシュコン
トローラ(IV)で設定されたデータとに応じて決めた前
述の発光モードに対応したデータをフラッシュ装置ライ
ン(l2),(l12)へ出力する。フラッシュコントロー
ラ(IV)が読み取った装着信号と設定発光モードからき
められた実際の発光モードの信号がライン(l2),(l1
2)に出力される。この発光モードの信号を表2に示
す。
この表2に示した発光モード信号をフラッシュ装置が読
み取ると、この発光モード信号に応じた動作を以後フラ
ッシュ装置は行なうことになる。
なお、フラッシュ装置はb0〜b5のビットまではデータを
出力し、b6,b7のビットでデータを読み取るようになっ
ている。ところで、フラッシュコントローラのコネクタ
(CN5)とフラッシュ装置間及びカメラ本体のホットシ
ューの位置のコネクタ(CN9)とフラッシュ装置間をケ
ーブルで接続することがあるが、このケーブル内の信号
ライン(l2),(l3)とアース間には寄生容量及びイン
ピーダンス成分がある。そこでビット(b5)のタイミン
グで“High"の信号を出力した場合に、フラッシュコン
トローラが装着されてないと、放電回路がないので寄生
容量には電荷が蓄積されたままとなって、ビットb6,b7
として“High"の信号をフラッシュ装置が読み取ってし
まう。即ち、フラッシュ装置がカメラ本体のホットシュ
ーにケーブルを介して接続されているだけの1灯発光の
場合ビットb5で“High"の信号を出力すると、この信号
が寄生容量に蓄積されたままとなっているのでビットb
6,b7で、例えば同時発光モード或いは順次発光モードを
示す信号としてフラッシュ装置に読み取ってしまい誤動
作が起る。そこでこのシステムではビットb5で、区別信
号“Low"を出力するようにして寄生容量を短絡により放
電して誤動作が起らないようにしてある。
b8〜b15のビットでは、フラッシュ装置がカメラ本体の
ホットシューに接続されているだけであれば表1に示し
たデータをフラッシュ装置が出力してこれをカメラ本体
が読み込む。フラッシュ装置がフラッシュコントローラ
を介してカメラ本体に接続されている場合には、フラッ
シュ装置からのb8〜b15の信号をそのままフラッシュコ
ントローラを介してカメラ本体に送り、この信号をカメ
ラ本体が読み取ることも考えられるが、この場合以下の
様な問題がある。即ち、フラッシュコントローラとフラ
ッシュ装置間にケーブルが設けられていると、このケー
ブルとフラッシュコントローラ内の回路とによって信号
は遅延される。そこで、まずカメラ本体からフラッシュ
装置に送られるクロックパルスが遅延され、このクロッ
クパルスがカメラ本体で立ち上がる時とフラッシュ装置
内で立ち上がる時との間に時間差がある。そして、フラ
ッシュ装置でクロックが立ち上がったことを検出してデ
ータを出力する。このデータはケーブル、フラッシュコ
ントローラを介してカメラ本体に送られるがクロックの
場合と同様に遅延される。そして、カメラ本体でのクロ
ックの立ち下がりで読み取られることになる。しかし、
クロックの遅延時間とデータの遅延時間とをあわせた遅
延時間が、カメラ本体でのクロックの立ち上がりから立
ち下がりまでの時間よりも長いとカメラ本体は誤ったデ
ータを読み取ってしまう。従って、このシステムではフ
ラッシュ装置からのデータを一旦フラッシュコントロー
ラに読み取り、次にフラッシュコントローラからカメラ
本体にデータを送るようにしている。
カメラ本体にフラッシュコントローラが接続され、この
コントローラのコネクタ(CN5)にフラッシュ装置が装
着されてなければ、フラッシュコントローラはb8〜b15
のビットの間はライン(l2)に信号を出力せず、ハイイ
ンピーダンス状態となり、ホットシューに接続されたフ
ラッシュ装置からカメラ本体に送られるデータに悪影響
を与えないようになっている。また、ホットシューとフ
ラッシュコントローラとにフラッシュ装置が装着されて
いれば、フラッシュコントローラからb6,b7のビット
で、多灯の発光であることを示すデータ“11",“10",
“01"のどれかがフラッシュ装置に入力されフラッシュ
装置はb8〜b15のビットの間はライン(l2),(l12)に
データを出力せずハイインピーダンスの状態となる。そ
して、フラッシュコントローラが両フラッシュ装置から
読み取ったデータと設定発光モードに基づくデータをb8
〜b15のビットで出力し、カメラ本体(V)がこのデー
タを読み取る。
次にビットb8〜b15のデータを説明する。b8のビットは
装着信号であり、フラッシュ装置が出力する場合であれ
ば、電源スイッチが閉成されていれば“High"の信号を
出力する。フラッシュコントローラが出力するのであれ
ば、少なくとも一方のフラッシュ装置からb0のビットで
“High"の信号を入力していれば、“High"の信号を出力
する。b9のビットでは本実施例のシステムであることの
区別信号であり、フラッシュ装置が出力するのであれば
“Low"の信号を出力し、フラッシュコントローラは少な
くとも一方のフラッシュ装置からb5のビットで“Low"の
信号を読み取っていれば“Low"の信号を出力する。b10
のビットは順次発光モードかどうかを示す信号であり、
フラッシュ装置がデータを出力する場合、フラッシュ装
置が親子発光モードになっていれば“Low"それ以外の場
合は“High"の信号を出力する。一方、フラッシュコン
トローラがデータを出力するのであれば順次発光モード
のとき“Low"でそれ以外の発光モードの際には“High"
の信号を出力する。b11のビットでは充完信号を出力す
る。フラッシュ装置が出力する場合には充完状態なら
“High"の信号を出力する。フラッシュコントローラが
出力する場合、2つのフラッシュ装置から装着信号が入
力しており、且つ、2つのフラッシュ装置からビットb2
でともに充完状態を示す“High"の信号が入力していれ
ばビットb11で“High"の信号を出力する。従って、一方
のフラッシュ装置からしか“High"の信号が入力してな
いときは“Low"の信号を出力する。b12のビットは、フ
ラッシュ装置を発光させた写真撮影(フラッシュ撮影)
において、適正露光が得られるように調光が起なわれた
ことを示す所謂FDC信号であり、フラッシュ装置が出力
する場合フラッシュ装置が調光完了表示を行なっている
間は“Low"のFDC信号を出力する。フラッシュコントロ
ーラが出力する場合には、少なくとも一方のフラッシュ
装置から“Low"のFDC信号がビットb3で入力していれば
“Low"のFDC信号を出力する。b13,b14,b15のビットは予
備のデータであり、フラッシュ装置が出力する場合も、
フラッシュコントローラが出力する場合も“Low"の信号
を出力する。以上説明したデータの授受が終了するとフ
ラッシュ装置、フラッシュコントローラは、次にライン
(l3),(l13)からパルスが入力するのを待つモード
(以下待期モードと呼ぶ)となり、このときはライン
(l2はフラッシュが充完状態なら“High"未充電なら“L
ow"となる。
一方、カメラ本体においては、第2図の#31のステップ
でフラッシュ装置又はフラッシュコントローラからレジ
スタIORに読み取ったビットb8〜b15のデータを所定のレ
ジスタに設定し、端子(O4)を“Low"とする。次に、#
33のステップでは、入力端子(IP1)への種々の設定デ
ータ(露出制御モード、設定露出時間のアペックス値Tv
s、設定絞り値のアペックス値Avs、フィルム容器上又は
設定されたフィルム感度のアペックス値Sv、等)を夫々
のデータに対応するレジスタに取り込む。次に#34のス
テップでは測光回路(LM)の出力Bv−Avo(Bvは被写体
輝度、Avoは開放絞り値のアペックス値)をA−D変換
してこのデータを所定のレジスタに設定する。そして、
#35〜#37のステップでは、#18〜#20のステップと同
様に露出制御動作に移行するかどうかを判別し、露出制
御動作に移行するのであれば#80のステップに、そうで
なければ#38のステップに移行する。
#38のステップの具体例は第3図のフローチャートに示
してある。まず#210のステップでFDC信号が入力してい
ることが判別されるとFDC表示の状態にして充完表示を
リセットして#40のステップに移行する。一方、FDC信
号が入力してなければFDC表示をリセットし充完信号が
入力しているかどうかを判別する。そして充完信号が入
力していれば充完表示をセットし、入力してなければ充
完表示をリセットして#40のステップに移行する。
#40のステップでは交換レンズからチェックデータ“10
101010"が入力されているかどうかを判別する。そし
て、チェックデータが入力されていれば#41,#42のス
テップの演算、入力されてなければ#43,#44のステッ
プの演算を行なう。#41の定常光演算Iは第4図に示す
フローチャートに従った演算が行なわれる。まず#101
のステップでは (Bv−Avo)+Avo+Sv=Ev …(1) が算出される。但し、Evは露光値のアペックス値所謂Ex
posure Valueである。次に露出制御モードが#102のス
テップで判別され、Pモード(プログラム露出モード)
であれば#103,104のステップに移行し、 p・Ev=Av …(2) Ev−Av=TV …(3)(0<p<1) の演算を行なう。ここで、Avは制御されるべき絞り開口
の値、Tvは制御されるべき露出時間のアペックス値であ
り、pはプログラム定数で、露出値Evを絞り値と露出時
間値に分配するための分配比を決めるためのものであ
り、これによりプログラム線図が決定される。このpの
値は設計時に決められたり、手動で所望値に設定でき
る。そして、#105のステップでAv<Avoであればること
が判別されると#106のステップで、Ava=Avoとし、#1
07のステップで Ev−Ava=Tv …(5) の演算を行なう。そしてTvoTvなら(5)式のTvをTv
a、として警告を行なわない状態する。一方、Tvo>Tvな
らTvoをTvaとして露出アンダー警告を行なう状態とす
る。ここでTvoはカメラ本体で制御可能な最長露出時間
に相当する。(2)式で算出したAvがAvAvoなら次にA
v≦AvMかどうか判別する。そしてAv>AvMなら#114のス
テップに移行し、Ava=AvMとし、#115では(5)式の
演算を行なう。そしてTvTvMなら(5)式で算出され
たTvをTvaとして警告が行なわれる状態にする。一方、
#116のステップでTv>TvMならTvMをTvaとして露出オー
バー警告を行なう状態とする。ここでTvMはカメラ本体
で実現し得る最短露出時間に相当する。
#113のステップでAvAvMであることが判別されると警
告が行なわれない状態として(2)式で算出されたAvを
定常光撮影用絞り値Ava、(3)式のTvを定常光撮影用
露出時間Tvaとし、さらに#163のステップで Ava−Avo=dAva …(4) を算出し、算出されたdAvaを定常光撮影用絞り込み段数
とし、Ava,dAva,Tvaのデータを夫々所定のレジスタに設
定する。
#102のステップでPモードでないことが判別されると
次に#115のステップでSモードかどうかを判別する。
露出制御モードがSモード(露出時間優先・絞り自動制
御モード)のときは#126のステップで設定露出時間Tvs
をTvaとして Ev−Tva=Av …(6) の演算を行なう。そして、#128のステップでAv<Avoな
らばAvoをAvaとしてアンダー警告が行なわれる状態と
し、一方#131のステップでAv>AvMならばAvMをAvaとし
てオーバー警告が行なわれる状態とする。また、Av<Av
oでもAv>AvMでもなければ#134のステップ(6)式で
算出されたAvをAvaとして、警告が行なわれない状態と
し#163のステップに移行する。
#125のステップでSモードでないことが判別されると
次#140のステップでAモードかどうかを判別する。そ
して露出制御モードがAモード(絞り優先露出時間自動
制御モード)のときは#141のステップで設定絞り値Avs
を定常光撮影用絞り値Avaとして(5)式の演算を行な
う。そして#143のステップでTvo>TvならTvoをTvaとし
て露出アンダー警告が行なわれる状態とし、#146のス
テップでTvM<TvならTvMをTvaとして露出オーバー警告
が行なわれる状態とする。Tvo>Tv,TvM<Tvのどちらで
もなければ(5)式で算出されたTvを定常光撮影用露出
時間Tvaとして警告が行なわれない状態とし#163のステ
ップに移行する。SP,AモードでなければMモード(手動
設定露出制御モード)でありこのときは#155のステッ
プに移行して設定されたAvs,Tvsを夫々Ava,Tvaとする。
さらにEv−(Tva+Ava)=dvの演算を行ない、一定値k
(フィルムの許容露出誤差)に対してdv<−kのときは
アンダー警告、dv>kのときはオーバー警告、−kdv
kのときは警告が行なわれない状態として#163のス
テップに移行する。#163のステップでは定常光撮影用
絞り値Avaと開放絞り値Avoから定常光撮影用絞り込み段
数dAva=Ava−Avoを算出して#42のフラッシュ光撮影用
演算Iのステップに移行する。
#42のステップの具体例は第5図のフローチャートに示
してあり、以下このフローチャートに基づいて説明して
いく。まず、Pモードの際には、Avo<3(FNO.2.8に相
当)のときはAvc1=3、Avo3のときはAvc1=Avoと
し、さらに#174のステップで Avc2=6+(Sv−5) …(7) の演算を行なう。ここで6はFNO.8に相当し、5はISO10
0に相当する。そしてAvc2>AvM ならばAvMをAvc2とし、Avc2AvMならAvc2は(7)式で
求まった値のままにして#177のステップに移行する。
次に、Ev+1−6=Av…(8)の演算を行なう。そし
て、(8)式で算出されたAvが#178の判別の結果Av<A
vc2のときには、Avf=Avc2とする。そして、Avf+6E
vのときはTvf=6とし、Avf+6<Evとなるフラッシュ
装置からのデータが順次発光モード(親子発光モード)
でなければTvf=7とする。一方、順次発光モードの信
号が入力していればAvf+6<EvとなってもTvf=6のま
まである。そして、(8)式で算出されたAvがAvc1Av
Avc2であればこのAvをフラッシュ撮影用絞り値Avfフ
ラッシュ撮影用露出時間Tvfは6として#204のステップ
に移行する。
#170のステップでPモードでないことが判別されると
#187のステップでフラッシュ装置(フラッシュ・コン
トローラ)から順次発光モード(親子発光モード)の信
号が入力しているかどうかを判別し、順次発光モードな
ら同調限界露出時間Tvlを6(1/60sec)、順次発光モー
ドでなければTvlを7(1/125sec)として#190のステッ
プに移行する。
#190のステップでAモードであることが判別された際
には設定絞り値AvsをAvf、TvlをTvfとして#204のステ
ップに移行する。#190のステップでAモードでないこ
とが判別されたのであれば設定露出時間TvsがTvs>Tvl
ならTvf=Tvl、TvsTvlならばTvf=Tvsとする。そして
#197のステップでSモードかどうか判別し、Sモード
なら Ev+1−Tvf=AV …(9) の演算を行ない、Av<AvoならAvoをAvf、Av>AvMならAv
MをAvf、AvoAvAvMなら(9)式で算出されたAvをAv
fとして#204のステップに移行する。#196のステップ
で判別されたモードがMモードであれば、AvsをAvfと
し、#204のステップに移行してdAvf=Avf−Avoとす
る。
レンズが装着されてないときの#43のステップの定常光
演算II及び#44のフラッシュ光演算IIの具体例は第6図
のフローチャートに示されている。以下第6図のフロー
チャートに基づいて説明を行なう。まず#220のステッ
プで Bv−Avn+Sv=Tv …(10) の演算を行なう。ここでBv−Avnは測光出力であり、Avn
は本実施例のシステムによって絞りが制御されないで、
それ自身において手動で設定されるか、特定の絞り開口
が予め固定されている交換レンズ中間リング、ベロー
ズ、ピンホール写真用アダプター等の絞り値に相当す
る。
次に#221のステップでは、Mモードかそれ以外のモー
ドかを判別する。そしてMモードのときは、設定露出時
間Tvsを制御用露出時間Tvaとし、Tva−Tv((10)式のT
v)=dvの演算を行なう。そして、dv<−kのときはオ
ーバー警告、dv>kのときはアンダー警告が行なわれる
状態、−dvkdvのときは警告が行なわれない状態と
して#238のステップに移行する。
#221のステップでMモードでないことが判別される
と、この場合(10)式で算出されたTvが、TvoTvTvM
なら(10)式で算出されたTvをTvaとし警告が行なわれ
ない状態とし、Tv<TvoならTvをTvaとしてアンダー警告
が行なわれる状態とし、Tv>TvMならTvMをTvaとしてオ
ーバー警告が行なわれる状態とする。そして、#238の
ステップでdAva=0として、レンズ未装着の警告が行な
われるようにAvaとして警告データを設定して#240のス
テップに移行する。
#240のステップでPモードであることが判明された際
には(10)式で算出されたTvが Tv6(1/60sec) となっていればTvf=6とし、 Tv>6 のときは順次モードでなければTvf=7 (1/125sec)、順次モードであればTvf=6として#253
のステップに移行する。
#240のステップでPモードでないことが判別されると
#245のステップで順次モードかどうかを判別する。そ
して、順次モードであれば同調限界露出時間Tvl=6、
順次モードでなければTvl=7として#248のステップに
移行する。#248のステップではAモードかどうかを判
別してAモードであればTvf=Tvlとして#253のステッ
プに移行する。一方Aモードでなければ設定露出時間Tv
sがTvsTvlかどうかを判別してTvsTvlならTvsをTv
f、Tvs>TvlならTvlをTvfとして#253のステップに移行
する。そして#253のステップではdAvfを0とし、Avfと
してはレンズ未装着の警告が行なわれるように、警告デ
ータを設定して#45のステップに移行する。なお順次発
光モードの際には、最多で3つのフラッシュ装置が発光
するので、最短限界の露出時間はX接点(Sx)が閉成し
て3灯が順次発光するのに必要な時間後にシャッタ後幕
が顔出しをするTv=6(1/60sec)とし、順次発光モー
ドでなければ、最短限界の露出時間はX接点(Sx)が閉
成して1灯が発光するのに必要な時間後にシャッタ後幕
が顔出しをするTv=7(1/125sec)としている。
以上の演算動作が完了すると#45のステップに移行し
て、フラッシュ装置から充完信号が入力しているかどう
かを判別する。そして、充完信号が入力していれば、フ
ラッシュ撮影が行なわれるので、フラッシュ撮影用絞り
値Avf及び露出時間Tvf及びフラッシュ装置の状態(充電
完、調光表示)を示す信号が表示部(DP)に送られる。
一方充完信号が入力されていなければ定常光撮影が行な
われるので定常光撮影用の絞り値Ava及び露出時間Tva及
び警告用データが表示部(DP)に送られる。そして#48
〜#50のステップでは、#18〜#20と同様に露出制御動
作に移行するかどうかを判別し、露出制御モードに移行
するのであれば#80のステップに移行し、そうでなけれ
ば#55のステップに移行する。
#55のステップでは、マイコン(MC1)の端子(O4),
(O6)を“High"とする。これによって、第7図のナン
ド回路(NA1),アンド回路(AN11)が能動状態とな
り、カメラ本体からのデータがライン(l2),(l12)
を介して、フラッシュ装置に伝達される状態となる。そ
して、端子(O5)に所定期間T2の間(例えば150μsec)
“High"の信号を出力し、この信号がライン(l3),(l
13)を介してフラッシュ装置及びフラッシュコントロー
ラに伝達されてカメラからフラッシュ装置にデータが伝
達されるモード(以下CFモードと呼ぶ)であることが判
別される。そしてマイコン(MC1)は直列入出力用レジ
スタIORにフラッシュ撮影用の絞り値Avfを設定し、この
データを直列で出力する。次にレジスタIORにフィルム
感度Svとモードのデータを設定し直列でデータを出力
し、次には交換レンズの焦点距離fvが設定されそれが直
列で出力される。そして、#63のステップでは端子(O
4),(O6)を“Low"として次の#64のステップに移行
する。
次に第7図に基づいてフラッシュ装置とカメラ本体との
データの授受について説明する。まずFCモードの際には
端子(O6)は“Low"となり、ナンド回路(NA1)の出力
は“High"アンド回路(AN11)の出力は“Low"になり、
トランジスタ(BT15),(BT17)は不導通となってい
る。従って、端子(l2)はオープンになっている。そし
て、端子(SCK)からクロックパルスが出力されると、
このクロックパルスはアンド回路(AN5)、オア回路(O
R3)を介して出力され、クロックパルスが“High"のと
きは、インバータ(IN3)によってトランジスタ(BT1
1)が導通し、ライン(l3)には“High"の信号が出力さ
れ、クロックパルスが“Low"になると、インバータ(IN
5)によってトランジスタ(BT13)が導通し、ライン(l
3)には“Low"の信号が出力される。このFCモードの際
にはフラッシュ装置から直列のデータが入力してくる
が、このときトランジスタ(BT15)、(BT17)は不導通
なので、ライン(l2)が“High"になるとトランジスタ
(BT19)が導通してインバータ(IN7)の出力は“High"
に、ライン(l2)が“Low"になるとトランジスタ(BT1
9)が不導通となり、インバータ(IN7)の出力は“Low"
になる。このインバータ(IN7)の出力はオア回路(OR
1)を介してマイコン(MC1)の直列入力端子(SIN)か
らマイコン(MC1)に読み込まれる。
CFモードの際には、端子(O6)が“High"になりナンド
回路(NA1)とアンド回路(AN11)とが能動状態となっ
ている。そして、直列出力端子(SOU)からのデータは
アンド回路(AN9)を介して出力され“High"の信号が出
力されているとナンド回路(NA1)の出力が“Low"にな
ることでトランジスタ(BT15)が導通し、ライン(l2)
は“High"になる。一方、アンド回路(AN9)の出力が
“Low"になるとアンド回路(AN11)の出力は“High"に
なりトランジスタ(BT17)が導通してライン(l2)は
“Low"になる。
再び第2図のフローチャートに戻ってマイコン(MC1)
の動作を引続き説明する。#64のステップでは露出制御
の準備は完了したので判別用フラグJF1の内容を“1"と
し#19,#20のステップと同様に、露出制御動作に移行
するかどうかを判別する。そして露出制御動作に移行す
るのであれば#80のステップに移行し、露出制御動作に
移行しないのであれば#70のステップに移行する。#70
のステップにおいては測光スイッチ(S1)が閉成されて
入力端子(i1)が“Low"かどうかを判別する。そして
“Lowであれば#11のステップに戻って前述の動作を繰
り返す。一方、#70のステップで入力端子(i1)が“Hi
gh"であれば#71のステップで自動焦点調節回路(AF)
の動作を停止させ、表示部(DP)の表示を消し、フラグ
JF1を“0"とし、端子(it)からの割込信号の受付を可
能とし、端子(O1)を“Low"として、トランジスタ(BT
1)を不導通とすることで電源ライン(+V)からの給
電を停止させて、マイコン(MC1)は動作を停止する。
露出制御動作を行なうときは#80のステップからの動作
を行なう。#80のステップでは自動焦点調整回路(AF)
の動作を停止させる。次に端子(O4)を“High"とし
て、端子(O5)に所定時間T3の間(例えば210μsec)
“High"の信号を出力し、端子(O4)を“Low"にする。
フラッシュ装置、フラッシュコントローラはこの信号を
読み取って露出制御動作が行なわれるモード(以下ESモ
ードと呼ぶ)であることを判別し、カメラ本体のX接点
(Sx)の閉成信号がライン(l1)から入力するのを待
つ。次に#84のステップにおいてはフラッシュ装置から
充完信号が入力されているかどうかを判別し、入力され
ていればフラッシュ撮影用露出制御値Tvf、dAvfを、出
力端子(OP1)を介して露出制御回路(ECC)に送り、充
完信号が入力されていなければ定常光撮影用露出制御値
Tva、dAvaを出力端子(OP1)を介して露出制御回路(EC
C)に送る。そして、フラッシュ撮影の際には#86のス
テップで順次発光モードの信号が入力しているかどうか
を判別して、順次発光モードであれば、フィルム感度Sv
に対応したアナログ信号を端子(ANO)から出力し、順
次発光モードでなければ端子(ANO)からはSv−0.5に対
応したアナログ信号を出力する。この端子(ANO)から
のアナログ信号の意味は第8図に基づいて後述する。
#90のステップでは表示部(DP)による表示を消灯し、
次に端子(O2)を“High"にする。これによって、レリ
ーズ回路(RL)が動作して、露出制御動作が開始する。
そして、絞り開口が制御されるとともに、反射ミラーが
上昇し、その上昇が完了するとシャッタ先幕の走行が開
始する。そしてシャッタ先幕の走行が完了するとX接点
(Sx)が閉成し、フラッシュ撮影であればフラッシュ発
光が行なわれる。このフラッシュ発光量の制御について
は第8図に基づいて後述する。そして、先幕の走行が開
始した後、前述のようにして定められた露出時間が経過
すると、シャッタ後幕の走行が開始して、シャッタ後幕
の走行が完了すると反射ミラーが下降し、絞りが開放と
なる。スイッチ(S4)は以上の露出制御動作が完了する
と開放されるので、マイコン(MC1)はこのスイッチ(S
4)が開放されて入力端子(i3)が“High"になるのを#
92のステップで待つ。そして入力端子(i3)が“High"
になると#93のステップで端子(O2)を“Low"とし、測
光スイッチ(S1)が閉成されて入力端子(i1)が“Low"
になっているかどうかを判別する。そして、“Low"にな
っていれば#11のステップに移行し、“High"になって
いれば#95のステップに移行してフラグJF1を“0"と
し、端子(it)への割込信号の受付を可能とし、端子
(O1)を“Low"として電源ライン(+V)による給電を
停止してマイコン(MC1)は動作を停止する。
次に第8図に示した発光量制御回路(FST)の具体例に
基づいてフラッシュ装置の発光量制御動作を説明する。
第8図において、(PD)はカメラの撮影レンズ及び絞り
を通過してフィルム面で反射される光を受光する位置に
配置された受光素子で、この受光素子(PD)の出力電流
はダイオード(D11)によって対数圧縮される。そし
て、アナログ出力端子(ANO)からは順次発光モードの
際にはSv、順次発光モードでなければSv−0.5の信号が
出力されるので、演算増幅器(OA)の出力はフラッシュ
発光時にはフラッシュ発光による被写体からの反射光強
度と、制御絞り値とフィルム感度の情報を有し、Qv+Sv
−Avf又はQv+(Sv−0.5)−Avfとなっている。ここでQ
vはフラッシュ照明下の被写体から反射光強度を対数圧
縮した値である。この演算増幅器(OA)の出力はトラン
ジスタ(BT29)によってそのコレクタ電流として対数伸
長され、このコレクタ電流はコンデンサ(C11)によっ
て積分される。従って、コンデンサの積分電圧は、 2Sv・∫2Qvdt/2Avf又は 2Sv−0.5・∫2Qvdt/2Avfということになる。
端子(O2)は露出制御動作が開始するときに“High"と
なる端子であり、この端子(O2)が“High"になるとア
ンド回路(AN13)が能動状態となり、出力は“High"と
なる。又、端子(O2)からの“High"信号は遅延回路(D
L1)によって遅延された後、Tフリップフロップ(TF
1)とDフリップフロップ(DF1)のリセット端子に送ら
れ、これらのフリップフロップ(TF1),(DF1)のリセ
ット状態を解除し、動作可能状態とする。従って、この
時点ではフリップフロップ(TF1),(DF1)ともにQ出
力が“Low"で、出力が“High"となっている。端子(I
NT)は第7図のインバータ(IN7)の出力であり、フラ
ッシュ装置からのライン(l2)を介した信号である。そ
して、このライン(l2)は、ESモード時にはフラッシュ
が充完状態なら発光を開始するまでは“High"となり、
X接点(Sx)が閉成されると2.5msec間“Low"となり、
次に1msec間“High"となり、次に5.5msec間“Low"とな
り続いて“High"となる。従って、第8図の遅延回路(D
L1)の出力が“High"になった時点ではアンド回路(AN1
5)の出力は“Low"、インバータ(IN9)の出力は“Hig
h"、ナンド回路(NA3)の出力は“High"、ナンド回路
(NA4)の出力が“Low"で、トランジスタ(BT21)とト
ランジスタ(BT27)が導通している。従って、コンパレ
ータ(AC1)の非反転入力端子は抵抗(R2/3)と定電流
源(CI1)できまるレベルとなり、これ等抵抗(R2/3)
の抵抗値及び定電流の値は適正露光レベルの70%のレベ
ルの電位を生ずるよう設定されている。
次に発光量制御動作を順次発光モードでない場合から説
明する。フラッシュ発光が開始するとアンド回路(AN1
3)の出力が“Low"となり、ナンド回路(NA4)の出力が
“High"となってトランジスタ(BT27)が不導通とな
り、トランジスタ(BT29)のコレクタ電流がコンデンサ
(C11)で積分される。この場合アナログ出力端子(AN
O)からはSv−0.5の信号が出力されているので 2Sv・∫2Qvdt/2Avf・20.5 ≒07・2Sv・∫2Qv・dt/2Avf=R2/3=0.7K …(11) (K;適正露光に対応した定数) となったときにコンパレータ(AC1)の出力は“High"に
反転してワンショット回路(OS1)から“High"のパルス
が出力され、このパルスは第7図の回路を介してライン
(l3)に出力されフラッシュ発光が停止する。(11)式
となっていて、従ってフラッシュ発光は適正露光となる
まで発光することになる。この後、第8図の回路は端子
(INT)からの信号に基づいて後述する動作を行なうが
順次発光モードではないのでフラッシュ発光には影響し
ない。
順次発光モードの際には1灯目の発光時の動作は前述と
同様にして行なわれる。ただし、このときアナログ出力
端子(ANO)からはSvの信号が出力されているので、 となり、発光量∫2Qvdtは適正露光量の70%になる。端
子(INT)が“Low"から“High"に立ち上がるとTフリッ
プフロップ(TF1)は出力を反転させてQ出力が“Hig
h"、出力が“Low"となる。一方、Dフリップフロップ
(DF1)はこのときのコンパレータ(AC1)の出力を取り
込み、1灯目の発光量が適正露光の70%に達していれば
Q出力が“High"、Q出力が“Low"となる。1灯目の発
光量が適正露光の70%に達してなければコンパレータ
(AC1)の出力は“Low"のままなのでDフリップフロッ
プ(DF1)のQ出力が“Low"で、出力が“High"のまま
となっている。1灯目の発光量が適正露光の70%に達し
ているとナンド回路(NA3)の出力は“High"のままなの
でナンド回路(NA4)の出力は端子(INT)が“High"に
なってから遅延回路(DL3)できるまで一定時間に“Lo
w"となり、トランジスタ(BT27)が通電してコンデンサ
(C11)の積分電荷が放電される。一方、1灯目の発光
が適正露光の70%に達してなければ、ナンド回路(NA
3)の出力は“Low"に反転する。従って、遅延回路(DL
3)の出力が“High"に反転してもナンド回路(NA4)の
出力は“High"のままで、トランジスタ(BT27)は導通
せず、コンデンサ(C11)による1灯目の積分電荷は保
持されたままとなる。
1灯目の発光量が適正露光の70%に達した場合、アンド
回路(AN15)の出力が“High"、インバータ(IN9)の出
力が“Low"になってトランジスタ(BT23)が導通し、コ
ンパレータ(AC1)の非反転入力端子のレベルは抵抗(R
1/3)と定電流源(CI1)できまるレベルになる。この抵
抗(R1/3)の抵抗値は定電流源(CI1)の定流とで適正
露光の30%の電位を生ずるようになっている。一方、適
正露光の70%に達してない場合、ナンド回路(NA3)の
出力は“Low"となってトランジスタ(BT25)が導通す
る。これによってコンパレータ(AC1)の非反転入力端
子のレベルは、抵抗(R1)と定電流源(CI1)できまる
レベルとなり、抵抗(R1)の抵抗値は、定電流源(CI
1)の電流とで適正露光に対応したレベルの電位を生じ
るようになっている。従って、コンパレータ(AC1)の
非反転入力端子には適正露光レベルに対応する電圧が与
えられる。そして、2灯目の発光が開始するときに端子
(INT)は“Low"に立ち下がり、1灯目が70%に達して
いる場合にはトランジスタ(BT27)が再び不導通となり
トランジスタ(BT29)のコレクタ電流がコンデンサ(C1
1)で再び積分される。一方、1灯目の発光による露光
量が適正露光の70%に達してない場合には、トランジス
タ(BT27)は不導通のままになっているのでコンデンサ
(C11)は1灯目の発光による積分電荷に2灯目の積分
電荷を加算するように積分する。そして1灯目の発光に
よる露光が適正露光の70%に達している場合には の条件になると発光停止信号が出力され、2灯目の発光
量は適正露光の30%となり、この場合1灯目と2灯目の
発光量の比は7:3で、両発光量の総和で適正露光とな
る。一方、1灯目の発光量が適正露光の70%に達しなか
った場合には、 となったときに2灯目の発光停止信号が出力される。従
って、この場合2灯の発光量の比は7:3には抑制できな
いが2つのフラッシュ発光で適正露光は補償される。
なお、3灯が連続して発光する場合、2灯目が発光を開
始して2灯目が全発光するのに要する時間後(2.5msec
後)3灯目が発光する。このとき端子(INT)は“Low"
のままなのでコンデンサ(C11)による積分は継続され
ていて、例えば2灯の発光では適正露光に達しない場
合、3灯目の発光によってライン(l3)に発光停止信号
が出力されることがある。しかし、3灯目のフラッシュ
装置にはこの発光停止信号は第1図に示すように伝達さ
れず、3灯目のフラッシュ装置はそのフラッシュ装置で
きめれられる量だけ発光する。また、1灯目と2灯目の
フラッシュ装置はFDC信号出力用には2灯目の発光が開
始して2.5msec間のみ発光停止信号を受付け、発光量制
御用には発光を行なうフラッシュ装置が発光を開始して
2.5msec間のみ発光停止信号を受付るようになっている
ので、3灯目の発光による発光停止信号が1灯目又は2
灯目のフラッシュ装置に作用して誤動作の原因となるこ
とはない。
次に第1図のフラッシュ装置(I)の具体例を第9図、
第10図、第11図、第12図、第13図、第14図に基づいて説
明する。第9図はコントロール回路(FLC1)の具体例で
ある。端子(l3)からはFCモード、CFモード、ESモード
を示す巾のパルス、データ授受用クロックパルス、発光
停止用のパルスが入力して、端子(l3)が“High"にな
ると、トランジスタ(BT31)が導通し、インバータ(IN
11)の力(p3)が“High"になる。モード判別回路(TI
C)はこの端子(p3)の“High"の巾を検出してフラッシ
ュ装置の動作を制御する。
次に、第10図に示すモード判別回路(TIC)の具体例に
基づいて判別動作を説明する。なお端子(p1)はX接点
(Sx)が閉成してライン(l1)がアース電位になったと
き、第9図の左下に示したトランジスタ(BT39)が導通
することによって“High"になる端子であり、FCモー
ド、CFモード、ESモードを示す巾のパルス及びデータ授
受用のクロックパルスが入力するときは“Low"になって
いて、インバータ(IN19)の出力は“High"になってい
る。端子(p3)が“High"になると、アンド回路(AN4
3)の出力は“High"に立ち上がり、ワンショット回路
(OS3)から“High"のパルスが出力され、カウンタ(CO
1)はそれによってリセットされた後、マイコン(MC2)
の端子(CKO)からの基準クロックパルス(φ2)をカ
ウントする。また、ワンショット回路(OS3)からのパ
ルスによってフリップフロップ(FF1)〜(FF7)がセッ
トされる。カウンタ(CO1)からの信号を入力するデコ
ーダ(DE0)の端子(τ1),(τ2),(τ3),
(τ4)からは夫々カウントの開始から60μsec、120μ
sec、180μsec、240μsec後にパルスが出力される。従
って、フリップフロップ(FF1)はカウント開始から60
μsecの間セット状態、(FF3)は120μsec間、(FF5)
は180μsec間、(FF7)は240μsec間セット状態となっ
ている。従って、アンド回路(AN45)は60μsec〜120μ
secの間能動状態、(AN47)は120μsec〜180μsecの間
能動状態、(AN49)は180μsec〜240μsecの間能動状態
となる。そしてワンショット回路(OS5)は端子(p3)
の電位の立ち下がりで“High"のパルスを出力するの
で、端子(p3)の電位が90μsecで立ち下がれば、ワン
ショット回路(OS5)からのパルスはアンド回路(AN4
5)から出力されてフリップフロップ(FF9)がセットさ
れて、端子(FC)が“High"になる。一方、端子(p3)
が150μsecで立ち下がれば、ワンショット回路(OS5)
からのパルスはアンド回路(AN47)から出力されてフリ
ップフロップ(FF11)がセットされ、端子(CF)が“Hi
gh"になる。さらに、端子(p3)が210μsecで立ち下が
れば、ワンショット回路(OS5)からの信号はアンド回
路(AN49)から出力されてフリップフロップ(FF13)が
セットされ、端子(ES)が“High"になる。なお、クロ
ックパルスがアンド回路(AN43)から出力されて、ワッ
ショット回路(OS3),(OS5)からパルスが出力される
が、この場合2つのパルス出力される間隔は60μsecよ
りもかなり狭いのでフリップフロップ(FF9),(FF1
1),(FF13)の状態には影響を与えない。
端子(FC)が“High"になると、カウンタ(CO3)のリセ
ット状態が解除され、デコーダ(DE1)が出力可能な状
態となる。そしてカウンタ(CO3)は端子(p3)からの
データ授受用クロックパルスをインバータ(IN21)で反
転した信号の立ち下がり、即ちクロックパルスの立ち上
がりをカウントする。そして、デコーダ(DE1)はカウ
ンタの内容が“1"増加する毎に端子(f0)〜(f15)に
“High"の信号を出力していく。即ち、カウンタ(CO3)
の出力が“0001"なら(f0)が“High"、“0010"なら(f
1)が“High"、“1000"なら(f7)が“High"、“1001"
なら(f8)が“High"、“1111"なら(f14)が“High"、
“0000"なら(f15)が“High"となる。この信号はデー
タ授受用のゲート制御に用いられる。さらに端子(f1
5)が“High"になるとアンド回路(AN44)が能動状態と
なり、インバータ(IN21)からの信号が出力される。そ
して、インバータ(IN21)の出力の立ち上がり、即ちFC
モードでの16個目のクロックパルスの立ち下がりでワン
ショット回路(OS4)からパルスが出力され、このパル
スの立ち下がりでワンショット回路(OS6)がトリガー
されてパルスが出力され、フリップフロップ(FF9)が
リセットされ、端子(FC)は“Low"になり待期モードと
なる。また、待機(CF)が“High"になってCFモードと
なったときには、カウンタ(CO4)のリセット状態が解
除され、デコーダ(DE2)が出力可能な状態となる。そ
してカウンタ(CO4)はインバータ(IN21)からのクロ
ックパルスをカウントし、24個(3バイト分)のクロッ
クをカウントするとその出力は“11000"となり、デコー
ダ(DE2)の端子(g23)が“High"になる。そしてアン
ド回路(AN46)が能動状態となってインバータ(IN21)
からの信号が出力され、24個目のクロックパルスの立ち
下がり、即ちアンド回路(AN46)の立ち上がりでワンシ
ョット回路(OS8)からパルスが出力され、このパルス
の立ち下がりでワンショット回路(OS10)からパルスが
出力される。そしてこのワンショット回路(OS10)から
のパルスでフリップフロップ(FF11)がリセットされて
端子(CF)が“Low"となり、CFモードから待期モードに
なる。端子(ES)が“High"になったESモードのときに
は、カメラ本体のシャッタ後幕が走行を完了してX接点
(Sx)が開放されると、第9図のトランジスタ(BT39)
は不導通となり端子(p1)が“Low"、インバータ(IN1
9)の出力が“High"となってワンショット回路(OS7)
からパルスが出力される。これによって、フリップフロ
ップ(FF13)はリセットされて端子(ES)が“Low"にな
り、待期モードとなる。
第9図に戻って、その右下に示された(FTC1)は発光量
制御回路であり、この回路(FTC1)の具体例については
第11図に基づいて後述する。また、(MC2)はマイコン
でこのマイコン(MC2)の動作については第13図、第14
図のフローチャートに基づいて後述する。待期モードに
おいては、モード判別回路(TIC)の端子(FC),(C
F),(ES)はすべて“Low"であり、さらに端子(f0)
〜(f15)もすべて“Low"になっているので、ノア回路
(NO3),(NO5)の出力は“High"になっている。後述
するように発光量制御回路(FTC1)の出力(INS)は、
充完状態でX接点(Sx)が閉成されると、2.5msec間経
過するまではは“Low"になっていて、それから1msec間
“High"になり、さらに、それから5.5msec間“Low"とな
ってさらに2msec間“High"となり、以後は“Low"のまま
になっている。この端子(INS)からの信号はX接点(S
X)が閉成されてアンド回路(AN24)の出力が充完状態
であっても強制的に“Low"にされた後オア回路(OR2)
アンド回路(AN21)、オア回路(OR5)を介して出力さ
れ、アンド回路(AN18)及びアンド回路(AN19)から出
力され、トランジスタ(BT35)、(BT37)によって端子
(l2)には端子(INS)からの信号が出力される。なお
待期状態であれば、アンド回路(AN24)からは、充完状
態でアンド回路(AN33)の出力が“High"なら“High"の
信号が出力され、未充電なら“Low"の信号が出力され
る。そして充完状態であればトランジスタ(BT83)、
(BT35)が導通し、ライン(l2)に“High"の信号が出
力され、未充電ならトランジスタ(BT81)、(BT37)が
導通して“Low"の信号が出力される。
FCモードになるとモード判別回路(TIC)の端子(FC)
が“High"になってノア回路(NO5)の出力そしてアンド
回路(AN21)の出力が“Low"となる。モード判別回路
(TIC)の端子(f0)が“High"になると、この信号はオ
ア回路(OR7),(OR5)の出力を“High"として端子(l
2)に“High"の信号を出力する。この信号は、前掲表1
でのビットb0の信号、即ち装着信号となる。モード判別
回路(TIC)の端子(f1)が“High"になると、アンド回
路(AN29)が能動状態となり、第1図のフラッシュ装置
(I)の発光部(FLO2)がバウンス状態になっていれば
スイッチ(SB1)が閉成されて“Low"の信号バウンス状
態でなければスイッチ(SB1)が開放され“High"の信号
が、アンド回路(AN29)から出力される。
従って、アンド回路(AN29)から“High"の信号が出力
されたときは、アンド回路(AN18)の出力が“High"ア
ンド回路(AN19)の出力が“Low"となってトランジスタ
(BT83)、(BT35)が導通され、ライン(l2)には“Hi
gh"の信号が出力される。一方、“Low"の信号がアンド
回路(AN29)から出力されると、アンド回路(AN18)の
出力が“Low"アンド回路(AN19)の出力は“High"にな
り、トランジスタ(BT81)、(BT37)が導通してライン
(l2)には“Low"の信号が出力される。この信号が表1
のビットb1の親子信号となる。モード判別回路(TIC)
の端子(f2)が“High"になるとアンド回路(AN31)が
能動状態となる。これによって、アンド回路(A33)か
らの信号が出力される。アンド回路(AN33)は、第1図
のフラッシュ装置(I)の2つのメインコンデンサ(C
1),(C2)の充電電圧が所定値に達して充電完了検出
回路(CHD1),(CHD2)の出力が共に“High"になると
“High"の信号を出力する。このアンド回路(AN33)の
出力が表1のビットb2、即ち充完信号としてライン(l
2)に出力される。モード判別回路(TIC)の端子(f3)
が“High"になると、アンド回路(AN35)が能動状態と
なり、調光完了表示回路(INF)(その詳細は第12図に
基づいて後述する)からのFDC信号がライン(l2)に表
1のビットb3の信号として出力される。そして、モード
判別回路(TIC)の端子(f4),(f5)が“High"になる
ときは、端子(f4),(f5)はどこにも接続されてない
のでオア回路(OR5)の出力が“Low"、アンド回路(AN1
9)の出力が“High"アンド回路(AN18)が“Low"になっ
ており、トランジスタ(BT81)、(BT37)が導通し、ラ
イン(l2)には“Low"の信号が出力される。これは、表
1で示したように、ビットb4は予備のタイミングであ
り、ビットb5はこのシステムであることを示す区別信号
である。
モード判別回路(TIC)の端子(f6),(f7)が“High"
の間はノア回路(NO3)の出力が“Low"になって、アン
ド回路(AN18)及びアンド回路(AN19)の出力は両方
“Low"となる。従って、トランジスタ(BT35)及び(BT
37)は不導通状態となり、ライン(l2)から入力してく
る信号に応じてトランジスタ(BT33)が導通・不導通と
なる状態になる。そして、このタイミングでは表1で説
明したように、フラッシュコントローラできめられた発
光モードの信号が入力してくる。ライン(l2)が“Hig
h"になればトランジスタ(BT33)が導通してインバータ
(IN13)の出力は“High"に、ライン(l2)が“Low"な
らトランジスタ(BT33)は不導通となって、インバータ
(IN13)の出力は“Low"となる。モード判別回路(TI
C)の端子(f6)が“High"の間はアンド回路(AN25)が
能動状態となり、端子(p3)からのクロックパルス(7
個目のパルス)が出力され、このパルスの立ち下がりで
Dフリップフロップ(DF3)は端子(p2)からのビットb
6信号をラッチする。そしてモード判別回路(TIC)の端
子(f7)が“High"のときにはアンド回路(AN27)は能
動状態となり、端子(p3)からの8個目のパルスが出力
され、Dフリップフロップ(DF5)は端子(p2)からの
ビットp7の信号をラッチする。フリップフロップ(DF
3)及び(DF5)にラッチされたデータはマイコン(MC
2)の入力端子(i11),(i12)に送られ発光モードに
応じた発光状態が決定される。また、このフラッシュ装
置(I)の他にもフラッシュ装置が装着されていれば、
表1で説明したようにビットb6とb7のうちの少なくとも
一方は“High"になっているので、オア回路(OR8)の出
力は“High"となりアンド回路(AN23)の出力は、モー
ド判別回路(TIC)の端子(f8)〜(f15)の出力が“Hi
gh"の間は“High"となり、ノア回路(NO3)の出力が“L
ow"でライン(l2)には信号が出力されない状態とな
る。この場合は前述のように、同時発光モードか、順次
発光モードであり、ビットb8〜b15の信号はフラッシュ
コントローラからライン(l2)に出力されカメラ本体で
読み取られこの間トランジスタ(BT35)、(BT7)は不
導通のままで、フラッシュコントローラとカメラ本体と
のデータ授受の妨害となることはない。
フリップフロップ(DF3),(DF5)にラッチされた信号
が共に“Low"であれば、フラッシュ装置は1つだけカメ
ラ本体に接続されていることになる。この場合、オア回
路(OR8)、アンド回路(AN23)の出力は“Low"でノア
回路(NO3)の出力は“High"になり、アンド回路(AN1
8)とアンド回路(AN19)が能動状態で、ライン(l2)
へのデータの出力が可能な状態となっている。モード判
別回路(TIC)の端子(f8)が“High"になると、この
“High"の信号がオア回路(OR9)を介して出力され、前
述と同様にして、ライン(l2)には“High"の信号が出
力される。これは表1で示したビットb8の装着信号であ
る。端子(f9)が“High"になったときは、オア回路(O
R9)の出力は“Low"なのでライン(l2)は“Low"にな
る。これは表1で示したビットb9の区別信号である。モ
ード判別回路(TIC)の端子(f10)が“High"になると
スイッチ(SB1)の開閉状態を示す信号がアンド回路(A
N37)、オア回路(OR9)から出力されライン(l2)に出
力される。これは表1のビットb10の順次発光信号であ
り、発光部(FLO2)がバウンス状態になっていれば、順
次発光モード(親子発光モード)になるので、ライン
(L2)は“Low"となりカメラ本体が順次発光モード(親
子発光モード)であることを判別する。モード判別回路
(TIC)の端子(f11)が“High"になるとアンド回路(A
N33)からの充電完了信号がアンド回路(AN39)、オア
回路(OR9)を介してライン(l2)に出力される。
ところでフリップフロップ(FF2)はモード判別回路(T
IC)の端子(FC)が“Hihg"になることでワンショット
回路(OS2)から出力されるパルスによってリセットさ
れている。そして1灯発光モードの際にはビットb11で
充完信号としてトランジスタ(BT35)を導通させるとト
ランジスタ(BT33)が導通し、端子(p2)が“Highう”
になる。この場合アンド回路(AN20)は“Low"のままで
フリップフロップ(FF2)はリンセット状態のままであ
る。従ってナンド回路の出力は“High"でアンド回路(A
N22)を能動状態とし、端子(p1)からの発光開始信号
を発光制御回路(FTC1)に伝達する。一方、充電完了し
てないときは、トランジスタ(BT37)が導通してライン
(l2)は“Low"になるがこれによってトランジスタ(BT
33)が不導通となり端子(p2)は“Low"となる。これに
よって、フリップフロップ(FF2)はセットされナンド
回路(NA5)の出力は端子(ES)が“High"になると“Lo
w"になり、アンド回路(AN22)が不能状態となり、端子
(p1)から発光開始が出力してもフラッシュ発光は行な
われない。従って、ビットb11でカメラ本体に送った充
完信号に基づいてフラッシュ装置自体が発光するかどう
かを決定し、カメラ本体はビットb11で送られてきた充
完信号に基づいてフラッシュ光撮影を行なうかどうかを
決定しているのでシステムは誤動作を起さない。
多灯モードの際には、フラッシュ装置はビットb8〜b15
の信号は出力しないがフラッシュコントローラが後述す
るように、両方のフラッシュ装置が充完状態であれば
“High"、少なくとも一方が充完状態でなければ“Low"
の信号をライン(l2)に出力する。そして、この信号は
カメラ本体で充完信号として読み取られるが、フラッシ
ュ装置においても、フリップフロップ(FF2)で読み取
られ発光するかどうかが決定される。
また、フラッシュ装置のライン(l2)への出力は“Hig
h"の信号を出力するときの出力電流は“Low"の信号を出
力するときの入力電流よりも少なくなっている。即ちイ
ンピーダンスに差が設けられている。これは以下のよう
な動作を行なわせるためにこのような構成になってい
る。
二つ以上のフラッシュ装置の各端子をカメラ本体に並列
に接続するコネクタを用意し、各フラッシュ装置を同時
に発光させるための増灯用のコネクタが考えられる。こ
のような接続となったとき端子(f11)が“High"になっ
て、充完信号を出力するとき、少なくとも1つのフラッ
シュ装置が充完状態でなければ少なくとも1つのフラッ
シュ装置のトランジスタ(BT37)が導通し、他のフラッ
シュ装置内でトランジスタ(BT35)が導通していても、
トランジスタ(BT35)からの電流は定電流回路(CI10)
とトランジスタ(BT83)によって一定電流に制限されて
いるので、トランジスタ(BT35)が導通してもこの出力
電流は他の充電未完了のフラッシュ装置のトランジスタ
(BT37)に流れ込んでしまう。従って、トランジスタ
(BT33)はどのフラッシュ装置内でも導通できず、フリ
ップフロップ(FF2)はセットされて、増灯用コネクタ
に接続されたフラッシュ装置は発光できない。
モード判別回路(TIC)の端子(f12)が“High"になる
と調光完了表示回路(INF)からの信号がアンド回路(A
N41)、オア回路(OR9)を介してライン(l2)に出力さ
れる。これらは、表1のビットb12で示されたFDC信号で
あり、カメラ本体で読み取られフラッシュ装置の状態の
表示に用いられる。モード判別回路の端子(f13),(f
14),(f15)が“High"の間はオア回路(OR9)の出力
は“Low"でライン(l2)は“Low"のままであり、これは
表1のビットb13,b14,b15で示したように予備のビット
になっている。
次にESモードでの発光制御動作を第9図と第11図によっ
て説明する。第1図のカメラ本体VのX接点(Sx)が閉
成されて端子(p1)が“High"になると、このときフリ
ップフロップ(FF2)がリセット状態であればナンド回
路(NA5)は“High"の信号を出力し、さらに充完状態で
あればアンド回路(AN22)の出力(FSA)は“High"にな
る。これによって第11図のワンショット回路(OS9)か
ら“High"のパルスが出力され、そのパルスにより、オ
ア回路(OR13)を介してフリップフロップ(FF15)がリ
セットされ、フリップフロップ(FF17),(FF14)がセ
ットされるとともに、フリップフロップ(FF14)のQ出
力が“High"になることによりカウンタ(CO5)のリセッ
ト状態が解除され、さらにデコーダ(DE3)が出力可能
な状態となる。デコーダ(DE3)は端子(p1)が“High"
になってから2.5msec経過すると“High"のパルスを出力
し、3.5msec経過すると端子(τ6)から“High"のパル
スを出力し、6msec経過すると端子(τ7)から“High"
のパルスを出力し、9msec経過すると端子(τ8)から
“High"のパルスを出力し、11msec経過すると(τ9)
から“High"のパルスを出力する。従って、フリップフ
ロップ(FF15)のQ出力は端子(p1)が“High"になっ
てから、2.5msecの間までは“Low"のままで(p1)が“H
igh"となって2.5msec〜3.5msecの間“High"で、3.5msec
〜9msecの間再び“Low"となり、9msecが経過すると再び
“High"となり11msecが経過すると再び“Low"の状態と
なる。このQ出力は、端子(INS)を介して第9図のオ
ア回路(OR2)に入力する。このとき端子(p1)が“Hig
h"になることで、充完状態であってもアンド回路(AN2
4)の出力は“Low"になってオア回路(OR2)からは端子
(INS)からの信号が出力される状態となる。ESモード
であればノア回路(NO5)の出力は“High"なのでアンド
回路(AN21)からそのまま出力され前述の信号と同様に
してライン(l2)に出力される。この信号はカメラ本体
において、第8図に基づいて前述した発光量制御のため
の信号として用いられる。ライン(l3)にモードを示す
パルスを出力しないカメラ本体にこのフラッシュ装置が
装着された場合には端子(ES)は“Low"なので充完状態
になれば端子(p1)からの“High"は端子(FSA)に出力
され、発光が行なわれる。
第9図のマイコン(MC2)の端子(O13)は後述するよう
に順次発光モードで先発光モードのときに“High"にな
る端子である。端子(O11)は親子発光モードのときに
“High"になる端子である。端子(O12)は順次発光モー
ドで後発光モードのときに“high"になる端子である。
(O10)は同時発光モード又は1灯発光モードのときに
“High"になる端子である。端子(O14)は自動調光モー
ドのときには“High"、手動設定モードのときには“Lo
w"となる端子である。第9図において、(FLD)は自動
調光モード、手動設定モードのときの発光量の信号を出
力する回路であり、この回路(FLD)の出力端子(e
1),(e2)と第11図のデーコーダ(DE5)の出力端子
(d1),(d2),(d3)及び発光モード、発光量の関係
を表3に示す。
この表から明らかなように、全発光の1/2だけ発光する
ときにはデコーダ(DE5)の端子(d2)が“High"になり
トランジスタ(BT43)が導通する。そして、発光部(FL
O2)の発光光はフォトトランジスタ(PT1)で直接受光
され、このフォトトランジスタ(PT1)の出力電流は、
発光部(FLO2)を発光させるためにオア回路(OR21)の
出力が“High"になった時、オア回路(OR20)の出力が
“Low"となることでトランジスタ(BT45)が不導通とな
り、コンデンサ(C15)で積分される。そしてコンデン
サ(C15)の積分電圧が抵抗(R5),(R7)できまる電
位を上まわるとコンパレータ(AC3)の出力は“High"に
反転し、ワンショット回路(OS11)から“High"のパル
スが出力され、このパルスで発光が停止される。全発光
の1/4だけ発光するときには端子(d3)が“High"になっ
てトランジスタ(BT41)が導通する。そして、フォトト
ランジスタ(PT1)の出力電流はコンデンサ(C15)の容
量の半分の容量のコンデンサ(C13)によって積分され
る。従って、発光停止信号は端子(d2)が“High"の場
合の半分の発光量となる。また、全発光、自動調光の場
合には、端子(d1)が“High"でオア回路(OR20)は“H
igh"のままになって、トランジスタ(BT45)は導通した
ままとなり、ワンショット回路(OS11)からは発光停止
用のパルスは出力されない。
まず、親子発光モードの動作を説明する。この場合、マ
イコン(MC2)の端子(O11)が“High"になり、オア回
路(OR15),(OR17),(OR19)の出力が“High"にな
っている。従ってこのときは、X接点(Sx)が閉成して
2.5msecの間アンド回路(AN51)の出力が“High"になっ
て、オア回路(OR21)の出力(ST2)が“High"になり発
光部(FLO2)が発光する。この発光の間に、自動調光モ
ードであればアンド回路(AN65)が能動状態であり、カ
メラ本体からの発光停止信号が端子(p3)を介して入力
すれば、その信号はアンド回路(AN65)、オア回路(OR
25)を介して端子(SP2)に出力され、発光部(FLO2)
の発光を停止させる。手動設定モードであればアンド回
路(AN63)が能動状態であり、ワンショット回路(OS1
1)からの発光停止信号はアンド回路(AN63)、オア回
路(OR25)を介して端子(SP2)に出力され、発光部(F
LO2)の発光を停止する。次に、X接点(Sx)が閉成し
てから3.5msec経過した時点から6msec経過するまでの間
は、アンド回路(AN55)の出力(ST1)が“High"にな
り、発光部(FLO1)が発光する。そして自動調光モード
でマイコン(MC2)の端子(O14)が“High"であれば、
端子(p3)からの発光停止信号がアンド回路(AN67)か
ら端子(SP1)に出力され、発光部(FLO1)の発光が停
止させられる。一方、手動設定モードであれば、マイコ
ン(MC2)の端子(O14)は“Low"なので、アンド回路
(AN67)からは発光停止信号は出力されず発光部(FLO
1)は全発光する。また、この場合には、自動調光モー
ドであれば、端子(p3)からの2回目の発光停止信号
が、アンド回路(AN61)、オア回路(OR23)、アンド回
路(AN69)を介して出力され、端子(FDS)を介して調
光完了表示回路(INF)に入力される。
同時発光モード又は1灯発光モードのときには、マイコ
ン(MC2)の端子(O10)が“High"になり、オア回路(O
R17)の出力が“High"になる。従って、X接点(Sx)が
閉成してから2.5msecまでの間アンド回路(AN51)の出
力が“High"になり、オア回路(OR21)の出力(ST2)が
“High"になる。これによって、発光部(FLO2)が発光
し、自動調光モードなら、この発光中に端子(p3)から
入力してくる発光停止信号がアンド回路(AN65)からオ
ア回路(OR25)を介して端子(SP2)に出力され、発光
部(FLO2)の発光が停止させられる。一方、手動設定モ
ードなら、ワンショット回路(OS11)からのパルスが、
アンド回路(AN63)、オア回路(OR25)を介して端子
(ST2)に出力され発光部(FLO2)の発光が停止させら
れる。この場合、端子(ST1)には“High"の信号は出力
されず、発光部(FLO1)は発光しない。また、調光完了
表示回路(INF)にはX接点(Sx)が閉成してから2.5ms
ecの間に端子(p3)から入力してくる発光停止信号がア
ンド回路(AN59)、オア回路(OR23)、アンド回路(AN
69)を介して入力される。
順次発光モードで先発光モードのときには、端子(O1
3)が“High"になってオア回路(OR15),(OR17),
(OR19)の出力が“High"になり、X接点(Sx)が閉成
されてから2.5msecまでの間端子(ST2)が“High"にな
る。これによって、発光部(FLO2)は発光し、この発光
中は端子(p3)から、又は、ワンショット回路(OS11)
からの発光停止信号で発光を停止する。また、調光完了
表示回路(INF)には、X接点(Sx)が閉成されてから
3.5msec経過した時点からX接点(Sx)が閉成されてか
ら6msecが経過するまでの間に端子(p3)から入力して
くる発光停止信号がアンド回路(AN61)、オア回路(OR
23)、アンド回路(AN69)を介して入力する。従って、
先発光が適正露光の2/3に達しなくても先発光と後発光
の総和で適正になればFDC表示は行なわれる。
後発光モードの際にはアンド回路(AN53)が能動状態と
なり、X接点(Sx)が閉成されてから3.5msecが経過し
た時点から、X接点(Sx)が閉成されてから6msecが経
過するまでの間アンド回路(AN53)の出力が“High"に
なり、発光部(FLO2)が発光し、この発光中に端子(p
3)又はワンショット回路(OS11)からの発光停止信号
が端子(SP2)に出力され、発光部(FLO2)の発光が停
止する。また、調光完了表示回路(INF)には同じく、
X接点(Sx)の閉成から3.5msec経過した時点から、X
接点(Sx)が閉成してから6msec経過するまでの間に入
力する端子(p3)からの発光停止信号が入力する。な
お、先発光、後発光のモードの際にも、発光部(FLO1)
は発光しない。
次に第12図に基づいて、調光完了表示回路(INF)につ
いて説明する。発光量制御回路(FTC1)の出力端子(FD
S)から調光完了表示用の発光停止信号が入力するとフ
リップフロップ(FF21)がセットされる。このとき、ES
モードなら第9図のモード判別回路(TIC)の端子(E
S)は“High"なので、アンド回路(AN71)の出力は“Lo
w"になって、カウンタ(CO7)はリセット状態となって
いる。そして、待期モードになって端子(ES)が“Low"
になるとアンド回路(AN71)の出力は“High"になり、
インバータ(IN20)の出力が“Low"になってFDC信号が
アンド回路(AN35)に出力される。また、アンド回路
(AN71)の出力が“High"になることでカウンタ(CO7)
のリセット状態は解除され、カウンタ(CO7)はマイコ
ン(MC2)からのクロックパルス(φ2)のカウントを
開始する。カウンタ(CO7)の端子(to)からは8Hzのク
ロックパルスが出力され、トランジスタ(BT47)によっ
て8Hzで発光ダイオード(LD1)が点滅する。そして、3s
ecが経過すると端子(t1)が“High"になり、フリップ
フロップ(FF21)はオア回路(OR27)を介してリセット
され、カウンタ(CO7)がリセット状態となり、さらに
インバータ(IN20)の出力が“High"となり、発光ダイ
オード(LD1)が消灯する。また、撮影間隔が短いとき
には、発光ダイオード(LD1)の表示中にESモードとな
り、第9図のモード判別回路(TIC)の端子(ES)が“H
igh"になると、アンド回路(AN71)の出力が“Low"とな
り、インバータ(IN20)の出力が“High"になる。さら
には、カウンタ(CO7)がリセット状態となって発光ダ
イオード(LD1)が消灯する。また、端子(ES)が“Hig
h"になることでワンショット回路(OS13)からパルスが
出力されフリップフロップ(FF21)がリセットされる。
次に、第13図,第14図のフローチャートに基づいて第9
図のマイコン(MC2)の動作を説明する。CFモードにな
って、モード判別回路(TIC)の端子(CF)が“High"に
なると、マイコン(MC2)の割込端子(it)に“High"の
信号が入力してS3のステップからの動作を開始する。S3
のステップでマイコン(MC2)の端子(it)への割込を
可能として、端子(SIN)へのデータを、端子(SCK)へ
の端子(p3)からのクロックパルスに基づいて読み取
る。そしてこのフラッシュ撮影用絞り値のデータ(Av
f)をマイコン(MC2)の内の所定レジスタに設定する。
次に同様に直列データ(フィルム感度値Svと露出制御モ
ード)を読み取りマイコン(MC2)の所定のレジスタに
設定する。さらに、もう1バイトのレンズの焦点距離の
データ(fv)を読み取って、マイコン(MC2)内の所定
レジスタに設定する。以上で、カメラ本体からのデータ
が読み込まれることになる。次に内部カウンタに一定値
(例えば10sec)をカウントするためのデータを設定
し、カウンタが設定された所定値になったとき割込がか
かる状態とする。次に端子(i13),(i14)が“High"
になっているかどうかを判別し、両方“High"なら自動
調光モードが設定されているのでS15のステップに移行
する。一方、端子(i13)又は(i14)の少なくとも一方
が“Low"ならS14のステップで、カメラ本体から読み取
った露出制御モードがMモードかどうかを判別する。そ
して、Mモードであれば手動設定モードであり、S18の
ステップに移行する。一方、Mモードでなければフラッ
シュ装置では手動設定モードに設定してあっても自動調
光モードとなりS15のステップに移行する。S15のステッ
プでは自動調光モードとなりS15のステップに移行す
る。S15のステップでは自動調光モードであることを示
すオート表示を行ない、端子(O14)を“High"としフラ
グAMFを“1"としてS21のステップに移行する。一方、S1
8のステップでは手動設定モードとなることを示すマニ
ュアル表示を行ない、端子(O14)を“Low"とし、フラ
グAMFを“0"としてS21のステップに移行する。
S21のステップからは、端子(i10),(i11),(i12)
への入力信号に応じて発光モードを決定する。端子(i1
2),(i11)が“High"であれば同時発光モードであ
り、S23のステップで同時発光モードの表示を行ない、
端子(O10)を“High"として端子(O11),(O12),
(O13)を“Low"としてステップS34に移行する。そし
て、S34のステップでは端子(i10)が“High"かどうか
を判別し、“High"であれば発光部(FLO2)は正面光状
態でありS36のステップに移行する。一方、端子(i10)
が“Low"ならバウンス状態になっているので、バウンス
表示を行なってステップS60に移行する。端子(i12)が
“High"で端子(i11)が“Low"なら先発光であり、この
ときはステップS24で端子(O13)を“High"とし、先発
光モードであることを表示し、端子(O10),(O11),
(O12)を“Low"としてS55のステップに移行する。端子
(i12)が“Low"で、端子(i11)が“High"なら後発光
モードであり、S27のステップで端子(O12)を“High"
とし、後発光モードであることを表示し、端子(O1
0),(O11),(O13)を“Low"としてS34のステップに
移行する。端子(i12),(i11)が“Low"のときは、こ
のフラッシュ装置(I)のみが直接或いはコントローラ
を介してカメラ本体に装着されている場合であり、S29
のステップに移行する。S29のステップでは端子(i10)
が“High"かどうかを判別し、端子(i10)が“High"な
ら発光部(FLO2)は正面光状態であり、一灯発光モード
となって、ステップS30で一灯発光表示状態であること
を表示し、S31のステップに移行する。一方、端子(i1
0)が“Low"ならフラッシュ装置(I)の発光部(FLO
2)がバウンス状態になっていて親子発光モードとな
り、このときは親子発光モードであることをS48のステ
ップで表示し、端子(O11)を“High"、端子(O10),
(O12),(O13)を“Low"とする。そして、発光部(FL
O1)の最大発光量と最小発光量に基づいて、発光量の最
大値と最小値IvM,Ivmを設定しS41のステップに移行す
る。
ステップS36では照射角のデータ(これは発光部(FLO
2)の照射角が可変となっていて、この照射角に応じた
データを(ZD)が出力する)を照射角データ出力回路
(ZD)から取り込み、照射角の表示を行なう。次にフラ
グAMFが“1"かどうかを判別し、フラグAMFが“1"ならス
テップS40に“0"なら入力端子(i13),(i14)のレベ
ルを判別する。そして、自動調光モード或いは全発光モ
ードのときには発光部(FLO2)の最大発光量をIvM、最
小発光量をIvmとする。一方、全発光モードでなければ
そのとき設定されている最大発光量をIvM、そして最小
発光量をIvmとしてS41のステップに移行する。S41のス
テップではカメラ本体に交換レンズが装着されているか
どうかを判別し、レンズが装着されてなければレンズ無
しの表示を行なってS59のステップに移行する。ここ
で、交換レンズがカメラ本体に装着されてなければ絞り
値のデータAvfとして特定のデーがフラッシュ装置に入
力されるようにし、フラッシュがこのデータが入力され
たことが判別されると交換レンズが装着されてないこと
を判別する。S41のステップでレンズが装着されている
ことが判別されるとS43のステップに移行し、 IvM+Sv−Avf=Dv Ivm+Sv−Avf=Dvm …(15) の演算を行ない、適正露光とからなる最長撮影距離DvM
と最短撮影距離Dvmとを算出する。次に、最短撮影距離D
vmがパララックス等によってきまる限界撮影距離DvM
りも短距離かどうかを判別し、Dvm<DvMのときは最短撮
影距離Dvmとしては限界撮影距離DVMを採用し、S52のス
テップに移行する。
S52のステップではフラグAMFが“1"かどうかを判別し、
“1"で自動調光モードであれば、最大発光量IvMと最小
発光量Ivmから連動範囲を表示し、フラグAMFが“0"で手
動設定モードであれば最大発光量IvMに基づく、適正露
光となる撮影距離を表示する。そして、フラッシュ撮影
用絞り値のデータAvfに基づく絞り値、交換レンズの焦
点距離のデータfvに基づく焦点距離及びフィルム感度デ
ータSvに基づくフィルム感度を表示した後、ステップS1
2に戻り、設定データの取り込み、演算、表示動作を繰
り返し、モード判別回路(TIC)の端子(CF)が“High"
になって割込端子(it)が“High"になると再びステッ
プS3からの動作を行なう。なお、ステップS55ではS41と
同様に交換レンズが装着されているかどうかを判別し、
装着されていればS57のステップに移行し、装着されて
いなければレンズ未装着の表示を行なってS59のステッ
プに移行する。
連動範囲又は適正露光となる撮影距離が表示されるモー
ドは同時発光、1灯発光、後発光モードでバウンス状態
になってないときと、親子発光モードのときであり、親
子発光モードの際は発光部(FLO1)に基づく連動範囲又
は撮影距離が表示される。そして、先発光モードのとき
と、同時発光、後発光で発光部(FLO2)がバウンス状態
のときには連動範囲又は撮影距離は表示されない。な
お、同時発光、後発光、1灯発光でバウンス状態になっ
ていればS35のステップでバウンス表示を行なった後にS
60のステップに移行する。そして、後発光の際にバウン
スになっていると適正になる確率が低いので警告を行な
って、S55のステップに移行する。
第14図において電源がマイコン(MC2)に供給されるとS
70のステップからの動作を行なう。まずS70のステップ
では表示部(FDP1)の表示を消し、端子(it)への割込
を可能とし同時モード或いは1灯発光モードとするため
に、端子(O10)を“High"とし、端子(O11),(O1
2),(O13)を“Low"としてS74のステップに移行す
る。
S74のステップでは入力端子(i13),(i14)からの信
号を判別し自動調光モードかどうかを判別する。そして
自動調光モードであればオート表示を行ない、端子(O1
4)を“High"とし、フラグAMFを“1"にしてS8.1のステ
ップに移行する。S74のステップで自動調光モードでな
いことが判別されるマニュアル表示を行ない、端子(O1
4)を“Low"とし、フラグAMFを“0"にしてS81のステッ
プに移行する。S81のステップではISO100に相当するSv
=5を設定し、そして、S82のステップでは入力端子(i
10)からの信号を判別して発光部(FLO2)がバウンス状
態になっているかどうかを判別する。そしてバウンス状
態になっていればうS94のステップでバウンス表示を行
なった後、S95のステップに移行する。S85のステップで
はっこうぷ(FLO2)が正面光状態になっていることが判
別されるとS83のステップに移行して照射角データ出力
回路(ZD)から照射角のデータを取り込む。そしてその
データに基づいて照射角を表示する。次に、フラグAMF
が“1"で自動調光モードかどうかを判別する。そして、
自動調光モードであれば発光部(FLO2)の照射角に基づ
く最大発光量Ivと最小発光量Ivmとを設定する。そして Iv+Sv=Gv Ivm+Sv=Gvm の演算を行ない、ISO100における最大ガイドナンバーGv
と最小ガイドナンバーGvmを表示してS95のステップに移
行する。一方、S85のステップでAMFが“0"で自動調光モ
ードでないことが判別されると端子(i13),(i14)か
らの設定値の信号と照射角に基づく発光量Ivを設定し、
Gv=Iv+Svの演算を行ない設定値に基づく発光ガイドナ
ンバーGvを表示してS95のステップに移行する。
S95のステップではカメラ本体からレンズに関するデー
タが送られてこないことを示すためにレンズ無しの表示
を行ない、ISO100の表示を行なって、S97のステップに
移行する。S97,98,99のステップは外部設定手段の設定
状態が変化したかどうかを繰り返し、設定状態が変化す
ればステップS70に戻って再度前述の動作を行ない、表
示状態か切り換える。
端子(CF)から割込端子(it)への割込信号が入力し、
カウンタ割込を可能な状態にしてから一定時間(例えば
10sec)経過する間に端子(CF)から割込信号が入力し
なければマイコン(MC2)の内部のカウンタによる割込
がかかり、S70のステップからの動作が行なわれる。従
って、カメラ本体からのデータが入力しなくなって10se
c間はカメラ本体からのデータに基づく表示が行なわ
れ、10sec経過すると、フラッシュ装置で設定された値
だけで表示できるデータだけが表示されるようになる。
次に、第15,16,17図に基づいてフラッシュ装置(II)又
は(III)を説明する。第15図は第1図のコントロール
回路(FLC2)又は(FLC3)の具体例を示し、第9図と異
なる部分のみが示してあり、対応する端子は第9図と同
じ符号を付してある(互に同じ部分については第9図参
照)。このフラッシュ装置の場合、発光部は(FLO3)又
は(FLO4)が1つあるだけで親子発光モードとなること
はない。そこで、FCモードにおいて、ビットb1とb10で
は親子モードであることを示す信号を出力する必要がな
いので、モード判別回路(TIC)の端子(f1),(f10)
の出力がそのまま夫々オア回路(OR7),(OR9)に入力
され、ビットb1,b10としては“High"の信号が出力され
る。また、マイコン(MC3)においては親子発光モード
を示す“High"の信号を出力する端子(O11)が設けられ
ていない。さらに発光制御回路(FTC2)とマイコン(MC
3)の動作は、フラッシュ装置(I)とは異なるが、異
なる部分については第17図で説明する。
第16図は第11図と異なる部分のみが示してある(同じ部
分については第11図参照)。まず同時又は1灯発光モー
ドでは第15図のマイコン(MC3)の端子(O10)が“Hig
h"になり、オア回路(OR31)の出力が“High"になる。
従って、端子(ST4)からは、カメラ本体のX接点(S
x)が閉成した時点から2.5msec経過するまでの間“Hig
h"となるフリップフロップ(FF17)(第11図参照)のQ
出力がアンド回路(AN75)、オア回路(OR35)を介して
端子(ST4)から出力されて第1図に示した発光部(FLO
3)又は(FLO4)が発光する。そしてその発光中に、自
動調光モードなら端子(p3)からの発光停止信号が、ア
ンド回路(AN83)、オア回路(OR39)を介して端子(SP
4)に出力され、且つ、アンド回路(AN87)を介して調
光完了表示回路(INF)にも送られて、第1図に示され
た発光部(FLO3)又は(FLO4)の発光が停止し、調光完
了が表示される。手動設定モードのときはワンショット
回路(OS11)(第11図参照)からのパルスがアンド回路
(AN85)、オア回路(OR39)を介して出力され発光が停
止される。先発光モードでは、第15図のマイコン(MC
3)の端子(O13)が“High"となり、オア回路(OR3
1),(OR33)の出力が“High"になる。そして、フリッ
プフロップ(FF17)のQ出力がアンド回路(AN75)、オ
ア回路(OR35)を介して出力されて、発光部(FLO3)又
は(FLO4)はX接点が閉成するとすぐに発光する。この
場合も、発光停止は、発光中に入力してくる発光停止信
号によって行なわれる。一方、調光完了表示回路(IN
F)には自動調光モードであれば、X接点(Sx)が閉成
されてから3.5msec経過した時点から2.5msecの間“Hig
h"となるフリップフロップ(FF19)のQ出力がアンド回
路(AN81)、オア回路(OR37)から出力され、この間に
端子(p3)から入力する発光停止信号が入力される。後
発光モードであれば、端子(O12)が“High"となり、オ
ア回路(OR33)の出力が“High"となる。そして、X接
点が閉成された時点から3.5msec経過した後2.5msec間
“High"となるフリップフロップ(FF19)のQ出力がア
ンド回路(AN79)、オア回路(OR35)を介して出力さ
れ、発光が開始する。そしてこの発光中に入力する端子
(p3)又はワンショット回路(OS11)からの発光停止信
号に基づいて発光が停止する。このとき自動調光モード
であれば端子(p3)から発光中に入力してくる停止信号
がアンド回路(AN87)を介し調光表示部(INF)に送ら
れる。
第17図は、第15図のマイコン(MC3)の動作のフローチ
ャートについて、第13図のフローチャートと異なる部分
のみが示してあり、第13図と同じ部分については第13図
を参照して説明する。
S21からは第13図と同様に端子(i11),(i12)の出力
状態を見て発光モードを判別する。端子(i12),(i1
1)が両方とも“High"なら同時発光モードであり、S101
のステップで同時発光モードの表示を行ない、S105のス
テップで端子(O10)を“High"とし、端子(O12),(O
13)を“Low"として、ステップS34に移行しバウンス状
態かどうかを判別する。端子(i12)が“High"で端子
(i11)が“Low"なら先発光モードであり、S102のステ
ップで先発光モードの表示を行なって、端子(O13)を
“High"、端子(O10),(O12)を“Low"として第13図
のステップS55に移行する。端子(i12)が“Low"で(i1
1)が、“High"なら後発光モードの表示を行ない、端子
(O12)を“High"、端子(O10),(O13)を“Low"とし
S34のステップに移行する。端子(i12),(i11)がと
もに“Low"ならば、S104のステップで1灯発光モードの
表示を行ない、S105のステップに移行する。
第18図はフラッシュコントローラ(IV)の内部回路(CN
C)の具体例を示す図である。
(TIC)はモード判別回路で、第10図に具体例を示した
第9図のモード判別回路と同じであり、それと同じ符号
で示している。まずFCモードの際の動作から説明する。
まずモード判別回路(TIC)の端子(f0)〜(f5)が“H
igh"の間はノア回路(NO11),(NO15)の出力は“Low"
になって、アンド回路(A2),(AG64),(AG1),(A
G65)が不能状態となり、ライン(l2),(l12)からの
データを読み取る状態となる。そして、ライン(l2)か
らの信号はトランジスタ(BT53)、インバータ(IN27)
を介して端子(r21)に出力され、ライン(l12)からの
信号はトランジスタ(BT69)、インバータ(IN31)を介
して端子(r22)に出力される。そして、端子(r21)か
らのビットb0,b2,b3,b5の信号は、Dフリップフロップ
(DF11),(DF13),(DF15),(DF17)にラッチされ
る。一方、端子(r22)からのビットb0,b1,b2,b3,b5の
信号はDフリップフロップ(DF19),(DF21),(DF2
3),(DF25),(DF27)にラッチされる。そして、ス
イッチ(SS)は順次発光モードが選択されていれば開放
され、同時発光モードであれば閉成されている。Dフリ
ップフロップ(DF11),(DF19)が両方ともそれ等のQ
出力が“High"になっていれば、フラッシュ装置は2つ
装着されていることになり、アンド回路(AG47)の出力
は“High"になる。一方、少なくとも一方のDフリップ
フロップ(DF11)又は(DF19)のQ出力が“Low"であれ
ば、2つのフラッシュ装置は装着されてないことにな
り、アンド回路(AG47)の出力は“Low"で、アンド回路
(AG45)の出力(α0)及びアンド回路(AG59)の出力
はともに“Low"となっている。Dフリップフロップ(DF
17)及び(DF27)はビットb5での区別信号をラッチする
フリップフロップであるが、両方が“Low"の信号を入力
したときに2つのフラッシュ装置がともにこのシステム
に適合したものであり、この時、アンド回路(AG63)は
“High"の信号を出力する。一方、2つのフラッシュ装
置のうち少なくとも1方が、端子(l2)に“High"の信
号ばかりを出力するタイプであればアンド回路(AG63)
の出力は“Low"になる。そして、アンド回路(AG61)は
両方がこのシステムに適合したフラッシュ装置で、順次
モードが選択されているときにアンド回路(AG61)の出
力は“High"になる。一方、少なくとも一方のフラッシ
ュ装置がこのシステムに適合してなければ、順次モード
が選択されて、スイッチ(SS)が開放されていてもアン
ド回路(AG61)の出力は“Low"になっている。そして、
2つのフラッシュ装置が装着されてアンド回路(AG47)
が“High"で、アンド回路(AG61)の出力が“High"な
ら、順次発光モードとなり、アンド回路(AG45)の出力
(α0)が“High"となる。一方、アンド回路(AG47)
の出力が“High"になってもアンド回路(AG61)の出力
が“Low"になればアンド回路(AG59)の出力が“High"
になり同時モードとなる。
順次モードの際には、モード判別回路(TIC)の端子(f
6)が“High"のとき、アンド回路(AG59)からの“Low"
の信号が、アンド回路(AG41)、オア回路(OR47),
(OR43),(OR41)、アンド回路(AG1)、トランジス
タ(BT57)を介してライン(l2)に出力される。そして
モード判別回路(TIC)の端子(f7)が“High"になる
と、アンド回路(AG47)からの“High"の信号がアンド
回路(AG43)、オア回路(OR47),(OR43),(OR4
1),アンド回路(AG2)トランジスタ(BT55)を介して
ライン(l2)に出力される。従って、カメラ本体のホッ
トシューに直接接続されたフラッシュ装置には“01"、
即ち後発光モードを示す信号が送られる。一方、端子
(f6)が“High"のとき、アンド回路(AG47)からの“H
igh"の信号は、アンド回路(AG55)、オア回路(OR5
1)、アンド回路(AG64)、トランジスタ(BT65)を介
してライン(l2)に出力される。そしてモード判別回路
(TIC)の端子(f7)が“High"になると、アンド回路
(AG59)からの“Low"の信号がアンド回路(AG57)、オ
ア回路(OR51)、アンド回路(AG65)、トランジスタ
(BT67)を介してライン(l12)に出力される。従っ
て、フラッシュコントローラに直接接続されているフラ
ッシュ装置には“10"、即ち先発光モードの信号が入力
される。
同時発光モードの際には、アンド回路(AG47),(AG5
9)の出力はともに“High"であり、従って、アンド回路
(AG41),(AG43),(AG55),(AG57)からは、端子
(f6),(f7)が“High"のときは“High"の信号が出力
され、両方のフラッシュ装置にはこの信号が送られる。
即ち、両方のフラッシュ装置には“11"の同時発光モー
ド信号が送られる。順次モードでも、同時モードでもな
いとき、即ちフラッシュ装置が装着されてないか、1つ
しか装着されてない場合、アンド回路(AG47)の出力は
“Low"になって、アンド回路(AG59)の出力も“Low"に
なる。従って、イットb6,b7としては“00"の信号がライ
ン(l2),(l12)に出力され、この信号を読み取った
フラッシュ装置は、読み取ったフラッシュ装置自身しか
カメラに装着されてないことを判別する。
次に、モード判別回路(TIC)の端子(f8)〜(f15)が
“High"の間のデータ転送について説明する。まず、D
フリップフロップ(DF19)の出力が“High"、即ちラ
イン(l12)からは装着信号が入力しなかった場合に
は、端子(α3)が“High"になり、この間はオア回路
(OR46)の出力が“High"になっているのでアンド回路
(AG13)の出力が“High"になる。従って、ノア回路(N
O11)の出力は“Low"となり、アンド回路(AG2)、(AG
1)は不能状態でライン(l2)はハイインピーダンス状
態となる。ライン(l2),(l12)の両方から装着信号
が入力したときはアンド回路(AG47)の出力が“High"
となり、アンド回路(AG21)が能動状態となる。まず端
子(f8)の“High"の信号はオア回路(OR49)からアン
ド回路(AG21)、オア回路(OR43),(OR41)、アンド
回路(AG2)、トランジスタ(BT55)を介してライン(l
2)に出力される。これは表1で示したビットb8の装着
信号である。モード判別回路(TIC)の端子(f9)が“H
igh"になると、Dフリップフロップ(DF27)、(DF17)
の出力を入力とするオア回路(OR55)の出力(α6)
を反転した信号がアンド回路(AG33)から出力され、ラ
イン(l2)に出力される。オア回路(OR55)の出力(α
6)は少なくとも一方にこのシステムに適合したフラッ
シュ装置が装着されていれば“High"になり、これが反
転されて出力されることで、少なくとも一方にこのシス
テムに適合したフラッシュ装置が装着されていると“Lo
w"の信号がライン(l2)から出力されることになる。こ
れが表1のビットb9で示した区別信号となっている。モ
ード判別回路(TIC)の端子(f10)が“High"になると
アンド回路(AG45)の出力(α0)を反転した信号がア
ンド回路(AG35)から出力される。アンド回路(AG47)
は順次発光モードの際には“High"となる。従って、こ
の信号が表1のビットb10で示した順次信号となってい
る。モード判別回路(TIC)の端子(f11)が“High"に
なると、アンド回路(AG49)の出力(α2)が、アンド
回路(AG37)から出力され、ライン(l2)に出力され
る。アンド回路(AG49)はDフリップフロップ(DF1
3)、(DF23)のQ出力を入力し、夫々のフリップフロ
ップはビットb2でフラッシュ装置から送られてくる充完
信号をラッチしている。従って、アンド回路(AG49)は
両方のフラッシュ装置が充完状態になっているときに
“High"となり、この信号は表1のビットb11で示した充
完信号となる。モード判別回路(TIC)の端子(f12)が
“High"となると、アンド回路(AG39)が能動状態とな
り、オア回路(OR53)の出力(α5)を反転した信号が
ライン(l2)に出力される。オア回路(OR53)はDフリ
ップフロップ(DF15),(DF25)の出力を入力とし
て、フリップフロップ(DF15),(DF25)は夫々のフラ
ッシュ装置からビットb3でのFDC信号をラッチしてい
る。従って、少なくとも一方のフラッシュ装置からビッ
トb3でFDC信号が出力されているとオア回路(OR53)の
出力が“High"になり、これが“Low"に反転されてライ
ン(l2)に出力される。この信号は表1のビットb12のF
DC信号となる。モード判別回路(TIC)の端子(f13),
(f14),(f15)が“High"になるときはライン(l2)
は“Low"のままで、これは表1のビットb13,b14,b15で
示したように予備のビットになっている。
ライン(l12)からは装着信号が入力さて、Dフリップ
フロップ(DF19)のQ出力(α1)が“High"となり、
ライン(l2)からは装着信号が入力せず、Dフリップフ
ロップ(DF11)のQ出力が“Low"となっていれば、アン
ド回路(AG51)の出力が“High"となり、アンド回路(A
G19)が能動状態となる。まずモード判別回路(TIC)の
端子(f8)が“High"のときにはこの信号が直接オア回
路(OR45)、アンド回路(AG19),オア回路(OR43),
(OR41)から出力されライン(l2)に出力される。これ
はビットb8の装着信号となる。端子(f9)が“High"に
なると、Dフリップフロップ(DF27)のQ出力(α8)
がアンド回路(AG27)から出力される。この信号はビッ
トb5の区別信号であり、この信号がライン(l2)に出力
され、ビットb9の区別信号となる。端子(f10)が“Hig
h"になると、Dフリップフロップ(DF21)のQ出力(α
4)がアンド回路(AG27)から出力される。この信号
は、ライン(l12)側に装着されているフラッシュ装置
が親子発光モードになっていれば“Low"、1灯発光モー
ドになっていれば“High"となっている。この信号が、
モード判別回路(TIC)の端子(f10)が“High"のタイ
ミングでライン(l2)に出力され表1のビットb10で示
した順次発光モード信号となっている。モード判別回路
(TIC)の端子(f11)が“High"になるとアンド回路(A
G29)からはDフリップフロップ(DF23)のQ出力(α
3)が出力される。この信号はライン(l12)からの充
完信号ビットb2であり、端子(f11)が“High"のタイミ
ングでライン(l2)に出力されることで表1に示すビッ
トb11の充完信号となる。モード判別回路(TIC)の端子
(f12)が“High"となるとDフリップフロップ(DF25)
のQ出力(α7)がアンド回路(AG31)から出力され
る。このフリップフロップ(DF25)はビットb12でライ
ン(l12)から入力してくるFDC信号であり、この信号
が、モード判別回路(TIC)の端子(f12)が“High"に
なるタイミングでライン(l2)に出力されることでビッ
トb12のFDC信号となる。モード判別回路(TIC)の端子
(f13),(f14),(f15)が“High"の間はライン(l
2)は“Low"で予備のビットになっている。
CFモードの際にはモード判別回路(TIC)の端子(CF)
が“High"になるので、ノア回路(NO11)は“Low"の信
号を出力し、アンド回路(AG2),(AG1)は不能状態と
なり、ライン(l2)からの信号に応じてトランジスタ
(BT53)が導通又は非導通となる状態となり、インバー
タ(IN27)の出力(r21)からはライン(l2)からの信
号が出力される。そして、端子(CF)が“High"になる
ことでアンド回路(AG53)が能動状態となり、端子(r2
1)からの信号はアンド回路(AG53)、オア回路(OR5
1)、アンド回路(AG64)、(AG65)、トランジスタ(B
T65)、(BT67)を介してライン(l12)へ出力される。
従って、カメラ本体からのデータはライン(l2)からフ
ラッシュコントローラを介してライン(l12)に出力さ
れ、フラッシュ装置に読み込まれることになる。
ESモードの際には、Dフリップフロップ(DF19)に装着
信号がラッチされてなければ、出力(α3)が“Hig
h"で端子(ES)が“High"になるので、アンド回路(AG1
3)の出力が“High"、ノア回路(NO11)の出力が“Low"
で、トランジスタ(BT55)、(BT57)は不導通の状態に
なっている。Dフリップフロップ(DF19)のQ出力(α
1)が装着信号をラッチしていれば、端子(ES)が“Hi
gh"になるとアンド回路(AG23)が能動状態となる。従
って、ライン(l12)に入力してくるフラッシュ装置か
らの信号がトランジスタ(BT69)インバータ(IN31)を
介して入力し、端子(r22)から出力されるが、この信
号がアンド回路(AG23)から出力されてライン(l2)に
出力される。従って、前述したフラッシュ装置からライ
ン(l12)に出力される発光に同期した積分制御信号が
フラッシュコントローラを介してライン(l2)に出力さ
れる。
順次発光モードの際にはアンド回路(AG45)の出力(α
0)が“High"になることでアンド回路(AG11)が能動
状態となる。そしてカメラ本体のX接点(Sx)が閉成し
てライン(l1)が“Low"になると、トランジスタ(BT5
9)が導通して端子(r1)が“High"になる。この時点で
はフリップフロップ(FF23)はリセット状態になってい
るので、アンド回路(AG11)の出力は、端子(r1)が
“High"になると“High"になりカウンタ(CO11)はリセ
ット状態が解除され、カウンタ(CO11)は発振器(PG)
からのクロックパルス(φ3)をカウントする。そし
て、X接点(Sx)が閉成されて6msecが経過すると端子
(re)が“High"になりフリップフロップ(FF23)がセ
ットされる。そして両方のフラッシュ装置が充完状態で
端子(α2)が“High"ならアンド回路(AG88)の出力
は“High"となりトランジスタ(BT71)が導通し、ライ
ン(l21)が“Low"となる。これによって、第1図に示
したフラッシュ装置(III)が発光する。即ち、フラッ
シュ装置(I)が発光し、次に(II)が発光して適正露
光となった後に、フラッシュ装置(III)が発光するこ
とになる。フリップフロップ(FF23)がセットされると
アンド回路(AG11)の出力は“Low"となりカウンタ(CO
11)がリセット状態となる。そしてX接点(Sx)が開放
されてトランジスタ(BT59)が不導通となって端子(r
1)が“Low"に立ち下がると、ワンショット回路(OS1
7)からパルスが出力して、フリップフロップ(FF23)
はリセットされ初期の状態に戻る。
多灯モードの際には、フラッシュ装置はビットb8〜b15
の信号は出力しないがフラッシュコントローラが前述の
ように、両方のフラッシュ装置が充完状態であれば“Hi
gh"、少なくとも一方が充完状態でなければ“Low"の信
号をビット(b11)でライン(l2)に出力する。そし
て、この信号はカメラ本体で充完信号として読み取られ
るが、フラッシュ装置においても、フリップフロップ
(FF2)で読み取られ発光するかどうかが決定される。
また、フラッシュコントローラに直接接続されているフ
ラッシュ装置には、多灯モードで両方が充完状態である
ことが判別されるとアンド回路(AG86)の出力が“Hig
h"となり、端子(f11)が“High"になるとアンド回路
(AG92)、オア回路(OR72)の出力が“High"となる。
この信号がライン(l12)に出力され、発光できる信号
をフラッシュ装置に送る。一方、少なくとも一方のフラ
ッシュ装置が充完状態でなければ、アンド回路(AG86)
の出力は“Low"なので“Lowう”の信号がライン(l12)
に出力され、発光してはいけないことを示す信号がフラ
ッシュ装置に送られる。また、多灯モードでないときに
は、インバータ(IN50)の出力が“High"となり、コン
トローラに接続されたフラッシュ装置が充完状態で、端
子(α9)が“High"なら、端子(f11)が“High"にな
るとアンド回路(Ag90)の出力が“High"になるとアン
ド回路(AG90)の出力が“High"となる。従って、この
“High"の信号はオア回路(OR72),(OR51)を介して
ライン(l12)に出力され、フラッシュ装置で読み取ら
れてフラッシュ装置は発光可能状態となる。一方、フラ
ッシュ装置が充完状態ではなく、Dフリップフロップ
(DF23)には“Low"の信号がラッチされ端子(α9)が
“Low"なら、端子(f11)が“High"になるときにはライ
ン(l12)には“Low"の信号が出力されて、フラッシュ
装置はこの信号を読み発光はできない状態となる。
ノア回路(NO13)の出力は端子(FC),(CF),(ES)
が“Low"のとき、即ち、待期モードの際に“High"とな
る。そして、ライン(l12)側にフラッシュ地が装着さ
れてなく端子(α3)が“High"になっていればアンド
回路(AG15)の出力は“High"となりノア回路(NO11)
の出力は“Low"となってトランジスタ(BT55),(BT5
7)は両方不導通となる。一方、ライン(l12)側にフラ
ッシュ装置が装着されていれば端子(α1)が“High"
となってアンド回路(AG17)が能動状態となる。そして
ライン(l12)からビットb2で入力してくる充完信号が
Dフリップフロップ(DF23)にラッチされ端子(α9)
が“High"ならアンド回路(AG17)は待期状態の間“Hig
h"となる。従って、ライン(l12)側のフラッシュ装置
が充完信号を出力するとコントローラは待期状態の間
“High"の信号をライン(l2)に出力する。
第19図は親子ストロボの発光制御部(FTC1)(第11図)
の変形例である。先発光モードの際には端子(O13)が
“High"になってオア回路(OR14),(OR16),(OR1
2)の出力が“High"になり、アンド回路(AN52),(AN
54),(AN62)が能動状態となる。従って、フリップフ
ロップ(FF17)がX接点(Sx)が閉成されて2.5msec間
“High"になる信号がアンド回路(AN52),(AN54)か
ら出力されオア回路(OR22),(OR24)から発光部(FL
O1),(FLO2)に送られ、両方が同時に発光する。そし
て自動調光モードであれば端子(p3)からの発光停止信
号がアンド回路(AN66),(AN68)から出力され二つの
発光部は同時に発光を停止する。またFDC表示用回路(I
NF)への発光停止信号はフリップフロップ(FF17)がX
接点(Sx)が閉成された時点から3.5msec経過した時点
から2.5msecの間“High"になる信号がアンド回路(AN6
2),オア回路(OR26)から出力され、この間に端子(p
3)から入力してくる発光停止信号がアンド回路(AN7
0)を介してFDC表示用回路(INF)に送られる。なお、
自動調光モードでなければ発光部(FLO2)にはワンショ
ット回路(OS11)からの発光停止信号がアンド回路(AN
64),オア回路(OR28)を介して送られ、設定発光量ま
で発光するが発光部(FLO1)には伝達されず全発光され
る。
後発光モードでは端子(O12)が“High"になってオア回
路(OR18),(OR12)が“High"になってアンド回路(A
N58),(AN60),(AN62)が能動状態となる。従っ
て、フリップフロップ(FF19)がセットされると2つの
発光部が同時に発光しこの発光中に端子(p3)へ入力す
る発光停止信号で両方の発光が停止するとともに、この
発光停止信号がFDC表示回路に送られる。同時発光モー
ド、単独発光モードの際には端子(O10)が“High"とな
り、オア回路(OR14),(OR16)が“High"となり(AN5
4),(AN56)が能動状態となる。従って、フリップフ
ロップ(FF17)がセットされると、2つの発光部が同時
に発光し、発光中に端子(p3)に入力してくる発光停止
信号に基づいて両発光部の発光が停止するとともに、FD
C表示回路(INF)へもこの発光停止信号が入力する。
親子発光モードの際には、端子(O11)が“High"とな
る、オア回路(OR16),(OR18),(OR12)の出力が
“High"となって、アンド回路(AN52),(AN60),(A
N62)が能動状態となる。そして、まずフリップフロッ
プ(FF17)がセットされると発光部(FLO2)の発光が開
始しこの間に端子(p3)から入力してくる発光停止信号
で発光部(FLO2)の発光が停止する。次に、フリップフ
ロップ(FF19)がセットされると発光部(FLO1)の発光
が開始し、この間に入力してくる発光停止信号で発光部
(FLO1)の発光が停止し、さらにこの発光停止信号がFD
C表示回路(INF)に送られる。
なおこの変形例の場合、親子発光モード以外では両方の
発光部が同時に発光するので、連動範囲は両方の発光部
の発光量の総和に基づいて表示する必要がある。
以上この発明を適用したフラッシュ撮影システムについ
て説明したが、次に、このシステムの変形例を説明す
る。多灯撮影の際に、一方のフラッシュ装置は自動調光
モード、もう一方は手動設定モードとなっているとき自
動調光モードのフラッシュ装置とカメラ本体ではFDC表
示が行なわれるが、手動設定モードのフラッシュ装置で
はFDC表示が行なわれなくなる。これを防止するには以
下の変形例が考えられる。
1.順次発光モード(“01"、“10")、同時発光モード
(“11")の信号のビットb6,b7で読み取ったときには、
手動設定モードになっていても自動調光モードにする。
即ち、多灯発光であれば手動設定モードは禁止する。
2.予備となっているビットb4,b5を用いて、まずビットb
4で自動調光モードか手動設定モードを示す信号をフラ
ッシュ装置が出力し、フラッシュコントローラが読み取
る。そしてフラッシュコントローラでは多灯発光になっ
ていることが判別され、一方のフラッシュ装置だけが手
動設定モードになっていることを判別すると、手動設定
モードになっているフラッシュ装置にビットb15で禁止
信号を送る。そしてこの禁止信号を読み取ったフラッシ
ュ装置は自動調光モードとなる。即ち、多灯発光の際に
は一方だけが手動設定モードとなることを禁止し、両方
が自動調光モード又は手動設定モードとなることを許可
する。
3.フラッシュコントローラは多灯発光の際には両方のフ
ラッシュ装置からFDC信号が入力したときFDC信号をビッ
トb15で出力するようにする。
また、カメラ本体(V)でフラッシュからのデータとし
てすべて“High"の信号、即ち、本実施例のシステムに
適合する機能を備えていない従来の形式のフラッシュ装
置が装着されたことが判別されると、カメラ本体ではフ
ラッシュ撮影用の表示及び露出制御は行なわず自然光撮
影用の表示及び露出制御を行ない、このシステムに適合
しないフラッシュ装置は使用できないようにしてもよ
い。
又は、すべて“High"の信号をフラッシュ装置が読み取
るとカメラ本体はどのようなモードになっていても露出
時間を1/60sec、絞り値をF5.6に固定し、最低のフラッ
シュ撮影だけは保障するようにしてもよい。
各フラッシュ装置が充完状態で発光を行なわせるかどう
かの信号の授受はこの他に、カメラ本体がレリーズ状態
に移行し、モード判別回路(TIC)の端子(ES)が“Hig
h"になったときに、各フラッシュ装置及びコントローラ
で充完信号を出力するタイミング信号と読み取るタイミ
ング信号とを作製し、このタイミング信号に基づいて読
み取った充完信号に基づいて発光させるかどうかの決定
を行なわせるようにしてもよい。
以上の実施例において、電源投入時のパワーオンリセッ
ト動作については、説明、図面の煩雑さをさけるために
省略しているが、当業者であれば容易に付加することが
可能であろう。
効果 上述のような本発明によれば、撮影者が誤ってフラッシ
ュ装置を手動調節発光モードにしたまま、カメラを自動
露出制御モードにして撮影しても、フラッシュ装置は自
動調光され、撮影者の誤操作をカバーできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したフラッシュ撮影システムの全
体構成を示すブロック図、第2図は第1図のマイコン
(MC1)の動作を説明するためのフローチャート、第3
図は第2図のステップ#38におけるフラッシュ状態表示
セットの具体例を示すフローチャート、第4図は第2図
におけるステップ#41の定常光演算Iのための動作を示
すフローチャート、第5図は第2図におけるステップ#
42のフラッシュ光演算のための動作を示すフローチャー
ト、第6図は第2図のステップ#43、#44における定常
光演算II及びフラッシュ光演算IIの動作を示すフローチ
ャート、第7図は第1図の入出力コントローラ(IOC)
の具体例を示す回路図、第8図は第1図の発光量制御回
路(FST)の具体例を示す回路図、第9図は第1図にお
けるフラッシュ装置(I)の中のコントロール回路(FL
C1)の具体例を示す回路図、第10図は第9図におけるモ
ード判別回路(TIC)の具体例を示す回路図、第11図は
第9図の発光量制御回路(FTC1)の具体例を示す回路
図、第12図は第9図の調光完了表示回路(INF)の具体
例を示す回路図、第13図及び第14図は第9図のマイコン
(MC2)の動作を説明するためのフローチャート、第15
図は第1図のフラッシュ装置(II),(III)内のコン
トロール回路(FLC2)及び(FLC3)の要部具体例を示す
回路図、第16図は第15図の発光制御回路(FTC2)の要部
具体例を示す回路図、第17図は第15図のマイコン(MC
3)の動作の要部を示すフローチャート、第18図は第1
図のフラッシュコントローラの内部回路(CNC)の具体
例を示す回路図、第19図は親子ストロボ(I)の発光制
御部(FTC1)の変形例を示す回路図である。 V:カメラ本体,I、II、III:フラッシュ装置,IV:フラッシ
ュコントローラ,LM:測光回路,FST:フラッシュ発光制御
回路,IOC:入出力制御回路,FLC1、FLC2、FLC3:コントロ
ール回路,FLO1、FLO2、FLO3、FLO4:発光部,C1、C2、C
3、C4:主コンデンサ,CHD1、CHD2、CHD3、CHD4:充電完了
検知回路,MC1、MC2、MC3:マイコン,l1:シンクロスイッ
チ閉成信号伝送ライン,l2:データ授受用ライン,l3:クロ
ックパルス伝送ライン,l4:アースライン,TIC:モード判
別回路,
フロントページの続き (72)発明者 太巻 隆信 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 審査官 大渕 統正 (56)参考文献 特公 平5−38939(JP,B2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラと、それに内蔵または連結されるフ
    ラッシュ装置とからなり、 上記カメラは、 絞り値とシャッタ速度を自動制御する第1のモード、絞
    り値に基づきシャッタ速度自動制御を行なう第2のモー
    ド、シャッタ速度に基づき絞り値自動制御を行なう第3
    のモード、マニュアルで絞り値とシャッタ速度が決定さ
    れる第4のモードでの露出制御が可能な露出制御手段
    と、 上記各モードを選択する選択手段と、 該選択手段によって選択された露出制御モードが何れで
    あるかを識別するための識別信号を出力する手段とを備
    え、 上記フラッシュ装置は、 発光装置と、 該発光装置の発光量を制御する調光手段と、 該調光手段による調光を行う自動モードと、調光手段に
    よる制御を行わない手動モードとを選択する設定手段
    と、 識別信号により、カメラにおいて上記第1乃至第3のモ
    ードが選択されていることが識別されるときには、フラ
    ッシュ装置において手動モードが選択されていても調光
    手段を動作させる発光モード制御手段と を備えたフラッシュ撮影システム。
  2. 【請求項2】フラッシュ装置は、 発光可能な状態であるときそれを示す準備完了信号を発
    生する手段を備え、 カメラの露出制御手段は該準備完了信号に応答してフラ
    ッシュ撮影に適した露出制御を行うフラッシュ露出手段
    を備えている特許請求の範囲第1項記載のフラッシュ撮
    影システム。
  3. 【請求項3】カメラは、 シャッタ作動中、撮影レンズを通過しフィルム面で反射
    された被写体光を測光し測光値に応じた出力を生じる測
    光手段と、該測光手段の出力を積分し、その積分値が所
    定レベルに達したときフラッシュ装置に発光を停止する
    ための発光停止信号を出力するための積分手段とを備
    え、 フラッシュ装置の調光手段は該発光停止信号に応答して
    発光装置の発光を停止する発光停止手段を備え、フラッ
    シュ装置の発光モード制御手段はカメラ及びフラッシュ
    装置のモードに応じて発光停止信号の発光停止手段への
    伝達を許容または遮断する信号伝達制御手段を備えた特
    許請求の範囲第2項記載のフラッシュ撮影システム。
  4. 【請求項4】絞り値とシャッタ速度を自動制御する第1
    のモード、絞り値に基づきシャッタ速度自動制御を行な
    う第2のモード、シャッタ速度に基づき絞り値自動制御
    を行なう第3のモード、マニュアルで絞り値とシャッタ
    速度が決定される第4のモードでの露出制御が可能であ
    り、露出制御モードが何れであるかを識別するための識
    別信号を出力するカメラに取付可能なフラッシュ装置で
    あって、 発光装置と、 該発光装置の発光量を制御する調光手段と、 該調光手段による調光を行う自動モードと、調光手段に
    よる制御を行わない手動モードとを選択する設定手段
    と、 識別信号により、カメラにおいて第1乃至第3のモード
    が選択されていることが識別されるときには、上記設定
    手段によって手動モードが選択されていても調光手段を
    動作させる発光モード制御手段とを備えたフラッシュ装
    置。
  5. 【請求項5】調光手段はカメラからの発光停止信号に応
    答して発光装置の発光を停止する発光停止手段を備え、
    発光モード制御手段はカメラ及びフラッシュ装置のモー
    ドに応じて発光停止信号の発光停止手段への伝達を許容
    または遮断する信号伝達制御手段を備えた特許請求の範
    囲第4項記載のフラッシュ装置。
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