JPH071555U - 管形ヒューズ及びリード線付管形ヒューズ - Google Patents
管形ヒューズ及びリード線付管形ヒューズInfo
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- JPH071555U JPH071555U JP8743692U JP8743692U JPH071555U JP H071555 U JPH071555 U JP H071555U JP 8743692 U JP8743692 U JP 8743692U JP 8743692 U JP8743692 U JP 8743692U JP H071555 U JPH071555 U JP H071555U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶断時に絶縁管が破損することのない管形ヒ
ューズを提供する。 【構成】 絶縁管の両端に導電キャップを装着し、この
導電キャップの間に可溶体を電気的に接続した構造の管
形ヒューズにおいて、絶縁管の内径と肉厚とを同程度の
寸法に選定すると共に、絶縁管の両端の外周に周方向に
切り込んだ溝を形成し、導電キャップ内に溶かした半田
に絶縁管の端部を挿入し、絶縁管の中空部に挿通した可
溶体を半田により導電キャップに電気的に接続すると共
に半田が絶縁管に形成した溝に係合して抜け止めした構
造の管形ヒューズ。
ューズを提供する。 【構成】 絶縁管の両端に導電キャップを装着し、この
導電キャップの間に可溶体を電気的に接続した構造の管
形ヒューズにおいて、絶縁管の内径と肉厚とを同程度の
寸法に選定すると共に、絶縁管の両端の外周に周方向に
切り込んだ溝を形成し、導電キャップ内に溶かした半田
に絶縁管の端部を挿入し、絶縁管の中空部に挿通した可
溶体を半田により導電キャップに電気的に接続すると共
に半田が絶縁管に形成した溝に係合して抜け止めした構
造の管形ヒューズ。
Description
【0001】
この考案は各種の電気機器等に利用される管形ヒューズ及びリード付管形ヒュ ーズに関する。
【0002】
図4及び図5に従来の管形ヒューズの構造を示す。図4に示した管形ヒューズ は導電キャップ1の中心に孔が形成され、この孔に可溶体2を挿通し、導電キャ ップ1の外側で半田3によって可溶体2を電気的、機械的に導電キャップ1に接 続し、可溶体2を絶縁管4の軸芯位置に支持した構造としたものである。
【0003】 図5に示した管形ヒューズは絶縁管4の端部に可溶体2を引っ掛けておき、そ の上から導電キャップ1を被せ、導電キャップ1の内に半田片を入れておき、こ の半田片を溶かすことにより可溶体2と導電キャップ1とを半田付けする構造と したものである。 何れの構造にしても可溶体2は絶縁管4の内壁面に接触しないように支持して いる。つまり可溶体2が絶縁管4の内壁に接触している場合は、可溶体2が過電 流で発熱するとその熱が絶縁管4に逃げ、規定の時間内に溶断しない状態になる からである。
【0004】 このため従来は絶縁管4の内径を大きく得るために肉厚を小さくし、可及的に 可溶体2が絶縁管4の内壁に接触しない構造を採っている。 因みに長さL=20mmのヒューズの場合、肉厚t=0.5〜0.7mm,内径D=3. 3〜3.7mmφ,L=30mmのヒューズの場合、肉厚t=0.7〜0.9mm,内径D= 4.1〜4.5mmφ,L=38mmのヒューズの場合、肉厚t=0.9〜1.2mm,内径D =6.6〜7.2mmφの絶縁管が用いられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかながら、絶縁管の肉厚を薄く採ると、その強度が弱くなり、特に可溶体が 溶断したとき発生する衝撃によって破損し、かけらが飛び散る等の事故が起きる 不都合がある。 このため従来は溶断時の衝撃によって絶縁管が破損しない程度の肉厚に選定す ると共に、可溶体を導電キャップに半田付けする際に可及的に張力を与えた状態 で半田付けし、可溶体が張った状態で絶縁管内に支持されるようにしている。こ のために可溶体の半田付けは手作業に頼らなければならなくなり、製造に手間が 掛かる欠点がある。
【0006】 更に、導電キャップ1は絶縁管4に対して接着剤によって接着している。導電 キャップ1を絶縁管4に対して接着する場合、接着剤が絶縁管4の全周に廻ると 絶縁管4からの空気の逃げ道がなくなるため、可溶体2が溶断する際の衝撃が絶 縁管4を直撃し、この点でも絶縁管4が破損し易い状態となる。 このため導電キャップ1の内側、または絶縁管4の端部に接着剤を塗る場合、 誤って接着剤を塗り過ぎるとその部品は不良品になってしまうため注意を必要と し、製造上の問題点となっている。
【0007】
この考案では絶縁管の肉厚と内径とを同程度に採り、その強度を大きくすると 共に、可溶体は必ず絶縁管の内壁に接触するものとして、予め溶断電流の小さい 可溶体を選択する。これと共に絶縁管の内端に周方向に切り込んだ溝を形成し、 導電キャップ内で溶かした半田に絶縁管の端部を挿入し、溝部分に半田を浸し、 溝に入り込んだ半田を硬化させて導電キャップを絶縁管に固定する構造としたも のである。
【0008】 この考案の構造によれば、絶縁管の肉厚が大きくなるから、その強度は大きく なり、可溶体の溶断によって発生する衝撃に対して充分耐えるものとなる。可溶 体は本来選ぶべき径より小さい径の可溶体を選択するから、可溶体が絶縁管の内 壁に接触しても規定の電流値近辺で溶断させることができる。 また導電キャップと絶縁管は半田によって固定されるから製造が容易となる。 特に導電キャップ内で半田を溶かしておき、この溶けた半田に絶縁管の端部を挿 入すればよいから自動化が容易に行える利点が得られる。
【0009】
図1にこの考案の一実施例を示す。図中1は導電キャップ、2は可溶体、3は 半田、4は絶縁管を示す点は従来の技術の説明と同じである。この考案の特徴と する構造は絶縁管4の形状にある。つまり、この考案では絶縁管4の内径Dと肉 厚tとをほゞ等しく選定する。因みに長さL=20mmの管形ヒューズに用いる絶 縁管としては肉厚t=1.5mm,内径D=1.7mmφに選定した。また長さL=30 mmの管形ヒューズに用いる絶縁管としては肉厚t=1.9mm,内径D=2.0mmφに 選定した。長さL=38mmの管形ヒューズに用いる絶縁管としては肉厚t=3.4 mm,内径D=2.4mmφに選定した。
【0010】 更に、この考案では絶縁管4の両端の外周に周方向に切り込んだ溝4Aを形成 する。溝4Aは180°対向して端部に2本あるいは120°間隔で3本形成す る。 絶縁管4の中空孔に可溶体2を挿通し、可溶体2を折り曲げて絶縁管4に仮止 めする。導電キャップ1には半田片を挿入し、加熱して半田片を溶かし溶解した 状態にする。溶解した状態の半田3の中に可溶体2を支持した絶縁管4の一端側 を挿入する。この挿入によって半田は絶縁管4に形成した溝4Aに入り込み、ま た可溶体にも接触する。この状態で半田3を硬化させることにより、導電キャッ プ1と絶縁管4とは半田3によって強固に結合される。つまり溝4Aに入り込ん だ半田3が硬化することにより導電キャップ1と絶縁管4とは強固に結合され、 絶縁管4は抜け出すことはない。絶縁管4の他方の端部にも同様の方法で導電キ ャップ1を装着し、管形ヒューズが完成する。
【0011】 図3はリード線付管形ヒューズの構造を示す。この実施例では導電キャップ1 の内径を絶縁管4の外径よりリード線5の直径分だけ大きい径に選定し、リード 線5を導電キャップ1に絶縁管4との間に挟み込む。この状態で導電キャップ1 内で半田3を溶かすことにより半田3は可溶体2と導電キャップ1との間及び可 溶体2とリード線5との間が電気的機械的に結合される。
【0012】
以上説明したようにこの考案によれば絶縁管4の肉厚tを絶縁管4の内径Dに ほゞ等しい程度に選定したから従来より肉厚が大きくなる。この結果、可溶体2 が溶断する際の衝撃によって絶縁管4が破損することはない。またこの考案の管 形ヒューズは絶縁管4の両端が半田3によって密封されるが、管の肉厚tが大き いから、強度が強いため可溶体2が破損するような事故が起きることはない。
【0013】 またこの考案では絶縁管4に溝4Aを形成したから、半田3と溝4Aとの係合 によって導電キャップ1が絶縁管4から抜け出ることはない。よって耐久性の高 い管形ヒューズを提供することができる。 更に、この考案によれば導電キャップ1の中で半田3を溶かしておき、この溶 けた半田の中に絶縁管4の端部を挿入するか、または導電キャップ1に絶縁管4 を挿入して半田片を溶かすか、何れかを採ればよいから自動組立が可能となる利 点も得られる。
【0014】 更にまた、この考案では絶縁管4の肉厚を大きくするために内径を小さくした から、可溶体2は必ず絶縁管4の内壁に接触することになる。このため可溶体2 の直径を本来選択すべき直径より細い可溶体を選択することにより、所定の電流 で規定の時間内に溶断するヒューズを得ることができる。
【提出日】平成5年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【0005】
しかながら、絶縁管の肉厚を薄く採ると、その強度が弱くなり、特に短絡遮断 試験時に 可溶体が溶断したとき発生する衝撃によって破損し、かけらが飛び散る 等の事故が起きる不都合がある。 このため従来は溶断時の衝撃によって絶縁管が破損しない程度の肉厚に選定す ると共に、可溶体を導電キャップに半田付けする際に可及的に張力を与えた状態 で半田付けし、可溶体が張った状態で絶縁管内に支持されるようにしている。こ のために可溶体の半田付けは手作業に頼らなければならなくなり、製造に手間が 掛かる欠点がある。
【図1】この考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】この考案による管形ヒューズの完成状態を示す
断面図。
断面図。
【図3】この考案の請求項2で提案するリード線付管形
ヒューズの構造を説明するための断面図。
ヒューズの構造を説明するための断面図。
【図4】従来の技術を説明するための断面図。
【図5】従来の技術を説明するための断面図。
1 導電キャップ 2 可溶体 3 半田 4 絶縁管 4A 溝 5 リード線
Claims (2)
- 【請求項1】 A.管の内径と肉厚とを同程度に選定す
ると共に両端部外周に周方向に切り込まれた溝を具備し
た絶縁管と、 B.この絶縁管の中空孔に挿通された導電性可溶体と、 C.上記絶縁管の両端に取付けられた上記導電性可溶体
の両端に電気的に接続された導電キャップと、 D.この導電キャップ内で溶かされ、硬化後上記導電キ
ャップと導電性可溶体との間を電気的に接続すると共
に、導電キャップと絶縁管との間を機械的に接続する半
田と、 によって構成した管形ヒューズ。 - 【請求項2】 請求項1記載の管形ヒューズにおいて導
電キャップの内壁と、絶縁管の外周面との間に一端部が
挟み込まれ、上記半田によって導電キャップと導電性可
溶体の各一端との間に電気的機械的に接続されたリード
線を具備した構造を特徴とするリード付管形ヒューズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992087436U JP2577231Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 管形ヒューズ及びリード線付管形ヒューズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992087436U JP2577231Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 管形ヒューズ及びリード線付管形ヒューズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071555U true JPH071555U (ja) | 1995-01-10 |
| JP2577231Y2 JP2577231Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13914821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992087436U Expired - Fee Related JP2577231Y2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 管形ヒューズ及びリード線付管形ヒューズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577231Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH094721A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-07 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | メカニカルシール |
| JP2011086512A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Yazaki Corp | ヒューズ |
| CN113675054A (zh) * | 2020-05-14 | 2021-11-19 | 丰田铁工株式会社 | 保险丝 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4950729U (ja) * | 1972-08-10 | 1974-05-04 | ||
| JPS60502232A (ja) * | 1983-08-23 | 1985-12-19 | ヒユ−ズ・エアクラフト・カンパニ− | 機械的安定化されたエンドキャップを有し、ボンディングされた表面金属処理化フュ−ズ |
| JPS6456135U (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-07 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP1992087436U patent/JP2577231Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4950729U (ja) * | 1972-08-10 | 1974-05-04 | ||
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| JPS6456135U (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-07 |
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| CN113675054A (zh) * | 2020-05-14 | 2021-11-19 | 丰田铁工株式会社 | 保险丝 |
| CN113675054B (zh) * | 2020-05-14 | 2024-03-08 | 丰田铁工株式会社 | 保险丝 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577231Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
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