JPH07156337A - セパレータ - Google Patents

セパレータ

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JPH07156337A
JPH07156337A JP34086993A JP34086993A JPH07156337A JP H07156337 A JPH07156337 A JP H07156337A JP 34086993 A JP34086993 A JP 34086993A JP 34086993 A JP34086993 A JP 34086993A JP H07156337 A JPH07156337 A JP H07156337A
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JP
Japan
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separator
adhesive
ionizing radiation
adhesive surface
cured film
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Application number
JP34086993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kihachi Suzuki
喜八 鈴木
Takeshi Hiramatsu
平松  剛
Takuya Shinno
卓哉 新野
Masayoshi Natsume
雅好 夏目
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電離性放射線硬化型シリコーンの硬化皮膜か
らなる剥離処理層の低温形成性の利点を活かしつつ、剥
離力の速度依存性が小さく、しかも粘着剤との密着性に
優れるセパレータを得ること。 【構成】 アクリロイル基又は/及びメタクリロイル基
からなる官能基を分子中に2個以上有する電離性放射線
硬化型シリコーンの硬化皮膜からなる剥離処理層を支持
基材の片面又は両面に有してなり、0.3m/分の剥離
速度の場合の粘着面に対する180度ピール値が60m
/分の剥離速度の場合におけるそれの0.5〜10倍で
あるセパレータ。 【効果】 ラベルの位置決め等の低速作業時に位置ずれ
しにくく、かつ粘着面より高速に小さい力で剥離でき、
粘着剤を密着性よく塗工できて表面が平滑で接着力に優
れる粘着面を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水系エマルジョンタイ
プや有機溶剤溶液タイプの粘着剤と良好な密着性を示
し、粘着テープやラベルの形成などに好適なセパレータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着テープ基材やラベル、遮光フ
ィルム等における剥離シートなどの粘着面に仮着して保
護するためのセパレータとして、紙や高分子フィルム等
からなる支持基材に電離性放射線硬化型シリコーンの硬
化皮膜からなる剥離処理層を設けたものが提案されてい
る(特開昭64−80525号公報、特開平3−686
70号公報、特開平4−85027号公報)。これは、
電離性放射線による低温でのシリコーン系硬化皮膜の形
成を可能として、それまでの縮合反応型や付加反応型の
熱硬化型シリコーンの場合に要求される支持基材の耐熱
性を緩和したものである。
【0003】しかしながら、従来の電離性放射線硬化型
シリコーンを用いた何れのセパレータにあっても剥離力
(粘着面よりの剥離に要する力)の速度依存性が大きい
問題点があった。すなわち従来のセパレータでは粘着面
との親和性の弱化により剥離力が軽減されてきたが、そ
の場合、理由は不明であるが剥離力がその剥離速度で大
きく相違して高速に剥離するほど剥離力が大きくなり、
そのためセパレータを仮着したまま精密加工に供した際
にセパレータと粘着面間に位置ずれや浮きが発生する難
点があった。また粘着剤との密着性に乏しくて粘着テー
プやラベル等を製造した場合に形成粘着面に発泡や浮き
等が発生する難点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電離性放射
線硬化型シリコーンの硬化皮膜からなる剥離処理層の低
温形成性の利点を活かしつつ、剥離力の速度依存性が小
さく、しかも粘着剤との密着性に優れるセパレータの開
発を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アクリロイル
基又は/及びメタクリロイル基からなる官能基を分子中
に2個以上有する電離性放射線硬化型シリコーンの硬化
皮膜からなる剥離処理層を支持基材の片面又は両面に有
してなり、0.3m/分の剥離速度の場合の粘着面に対
する180度ピール値が60m/分の剥離速度の場合に
おけるそれの0.5〜10倍であることを特徴とするセ
パレータを提供するものである。
【0006】
【作用】アクリロイル基又は/及びメタクリロイル基か
らなる官能基を分子中に2個以上有する電離性放射線硬
化型シリコーンを用いることにより、その硬化皮膜から
なる剥離処理層を低温形成でき、かつその剥離処理層は
前記官能基に基づく架橋構造により剥離力の速度依存性
が小さくて粘着面との密着性に優れる特性を示し、その
剥離力が上記の速度依存性を満足することで、粘着テー
プやラベル等の位置決めや移動、積み重ね等の低速作業
において位置ずれが発生しにくく、他方、セパレータを
粘着面より剥離する際等の高速作業において少ない抵抗
(剥離力)で容易に剥離等の作業を遂行できるセパレー
タとすることができる。
【0007】また、水系エマルジョンタイプや有機溶剤
溶液タイプの粘着剤と良好な密着性を示し、かかるセパ
レータ上に粘着剤を塗工して粘着テープやラベル等を製
造した場合に、形成粘着面に発泡や浮きを生じにくく平
滑な粘着面を形成できて接着力に優れている。
【0008】
【発明の構成要素の例示】本発明のセパレータは、アク
リロイル基又は/及びメタクリロイル基からなる官能基
を分子中に2個以上有する電離性放射線硬化型シリコー
ンの硬化皮膜からなる剥離処理層を支持基材の片面又は
両面に有してなり、0.3m/分の剥離速度の場合の粘
着面に対する180度ピール値が60m/分の剥離速度
の場合におけるそれの0.5〜10倍であるものであ
る。
【0009】電離性放射線硬化型シリコーンとしては、
電離性放射線で硬化(架橋)処理しうる、アクリロイル
基又は/及びメタクリロイル基からなる官能基を分子中
に2個以上有する適宜なものを用いうる。従ってシリコ
ーンは、例えばメチル基等の炭素数1〜20のアルキル
基、シクロアルキル基、アリール基又はアラルキル基な
どの適宜な有機基を有するオルガノシロキサンを含有し
ていてもよいが、電離性放射線硬化性の官能基として
は、アクリロイル基又は/及びメタクリロイル基を有す
るものが好ましい。
【0010】好ましく用いうる電離性放射線硬化型シリ
コーンは、当該官能基を分子中に3〜20個有する数平
均分子量500〜5000のシリコーンオリゴマー5〜
50重量部、就中20〜40重量部と、当該官能基を分
子中に2〜20個有する数平均分子量2000〜300
00のシリコーンオリゴマー95〜50重量部、就中8
0〜60重量部との混合物である。
【0011】支持基材としては、紙基材、プラスチック
ラミネート紙、布、プラスチックラミネート布、プラス
チックフィルムなどの適宜な薄葉体が用いられ、特に例
えば上質紙、グラシン紙、クラフト紙、パーチメント紙
等の紙基材、その片面又は両面をポリエチレン等のポリ
オレフィンでラミネートしたもの、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリイミド、セロハン等の高分子からなるフィル
ムなどが好ましく用いうる。
【0012】本発明においては、電離性放射線により低
温で硬化処理できることから結晶融解温度が120℃以
下のポリエチレン等のポリオレフィンからなるフィルム
を支持基材に用いたセパレータも容易に高速製造でき、
かかるポリオレフィンフィルム又はポリオレフィンラミ
ネート紙は、剛性が小さくて剥離時に音が生じにくく、
その手ざわりがソフトであることより産業上頗る有用で
ある。
【0013】支持基材の厚さは、使用目的等に応じて適
宜に決定してよく、一般には5〜200μm程度とされ
る。なお前記の結晶融解温度120℃以下のポリオレフ
ィンからなるフィルム又はラミネート層の場合には、そ
の低剛性性等の点より5〜20μmの厚さとすることが
好ましい。
【0014】セパレータの形成は、例えば支持基材の片
面又は両面に、電離性放射線硬化型シリコーンをスクイ
ズコータ等の適宜な装置を用いて塗工し、その塗工層に
電離性放射線を照射して硬化処理する方法などにより行
うことができる。電離性放射線硬化型シリコーンの塗工
量は、0.05〜5g/m2、就中0.1〜3g/m2
好ましい。その塗工量が0.05g/m2未満では剥離
力が大きいものとなり、またその安定性に乏しくなる。
なお5g/m2を超える塗工は実用上の利益を生じな
い。
【0015】前記の電離性放射線硬化型シリコーンの塗
工に際しては、光開始剤を併用してもよく、また有機溶
剤で希釈せずに無溶剤塗工することが作業環境等の点よ
り好ましい。ただし有機溶剤による希釈塗工を排除する
ものではない。硬化処理用の電離性放射線としては、波
長が400nm以下のもの、例えば中圧ないし高圧水銀ラ
ンプ等による紫外線や、電子線、ガンマ線などが好まし
い。
【0016】本発明のセパレータは、粘着面に仮着して
それを保護する用途、例えば粘着テープの基材やラベ
ル、遮光フィルム、両面粘着テープ等における剥離シー
トなどの種々の用途に用いることができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 アクリロイル基又は/及びメタクリロイル基を分子中に
3〜20個有する(Aタイプ)数平均分子量1400の
シリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、以下同じ)
30部(重量部、以下同じ)と当該官能基を分子中に2
〜20個有する(Bタイプ)数平均分子量5000のシ
リコーンオリゴマー70部との混合物をスクイズコータ
にて、クラフト紙の片面にラミネートした厚さ20μm
の低密度ポリエチレン層に2.0g/m2の割合で塗工
し、それを低電圧電子線加速機(ESI社製、CB−1
50)にて165kvの加速電圧で吸収線量30kGr
yの照射を行って硬化させ、セパレータを得た。
【0018】実施例2 数平均分子量1200のAタイプシリコーンオリゴマー
50部と数平均分子量4000のBタイプシリコーンオ
リゴマー50部との混合物を厚さ20μmの低密度ポリ
エチレンフィルムの片面に0.5g/m2の割合で塗工
して実施例1に準じ硬化処理してセパレータを得た。
【0019】実施例3 数平均分子量2000のAタイプシリコーンオリゴマー
20部と数平均分子量4000のBタイプシリコーンオ
リゴマー80部との混合物に光開始剤(ダロキュア11
73、チバガイギー社製)1部を混合し、それを厚さ1
2μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に
0.6g/m2の割合で塗工し、それを紫外線照射機
(フュージョンシステムズ社製、F−450)にて照射
処理して硬化させ、セパレータを得た。
【0020】実施例4 数平均分子量1200のAタイプシリコーンオリゴマー
40部と数平均分子量12000のBタイプシリコーン
オリゴマー60部との混合物に光開始剤(イルガキュア
184、チバガイギー社製)1部を混合し、それを厚さ
12μmのポリエチレンフィルムの片面に0.8g/m2
の割合で塗工して実施例3に準じ硬化処理してセパレー
タを得た。
【0021】実施例5 数平均分子量3000のAタイプシリコーンオリゴマー
20部と数平均分子量4000のBタイプシリコーンオ
リゴマー80部との混合物を厚さ20μmの延伸ポリプ
ロピレンフィルムの片面に1.0g/m2の割合で塗工
して実施例1に準じ硬化処理してセパレータを得た。
【0022】実施例6 数平均分子量1000のAタイプシリコーンオリゴマー
30部と数平均分子量7000のBタイプシリコーンオ
リゴマー70部との混合物を坪量98g/m2のグラシ
ン紙の片面に1.5g/m2の割合で塗工して実施例1
に準じ硬化処理してセパレータを得た。
【0023】実施例7 数平均分子量1400のAタイプシリコーンオリゴマー
20部と数平均分子量5500のBタイプシリコーンオ
リゴマー80部との混合物にダロキュア1173:1部
を混合し、それをクラフト紙の片面にラミネートした厚
さ20μmの低密度ポリエチレン層に2.0g/m2の割
合で塗工して実施例3に準じ硬化処理してセパレータを
得た。
【0024】比較例1 付加反応型シリコーン(信越化学工業社製、KS−77
2)100部に硬化触媒(Cat−PL−3)1部を加
えて1重量%ヘプタン溶液とし、それをクラフト紙の片
面にラミネートした厚さ20μmの低密度ポリエチレン
層に0.5g/m2の割合で塗工して150℃で60秒
間硬化処理してセパレータを得た。
【0025】比較例2 比較例1と同じヘプタン溶液を実施例2と同じポリエチ
レンフィルムの片面に0.1g/m2の割合で塗工して
60℃で10秒間硬化処理してセパレータを得た。
【0026】比較例3 特開昭64−80525号公報における実施例1に準じ
たセパレータを得た。
【0027】比較例4 特開平3−68670号公報における実施例1に準じた
セパレータを得た。
【0028】比較例5 特開平4−85027号公報における実施例2に準じた
セパレータを得た。
【0029】評価試験 実施例、比較例で得たセパレータについて下記の特性を
調べた。 硬化性 セパレータの剥離処理層を指で擦り、曇りと指へのシリ
コーンの移着に基づいて、曇りや移着のない場合を○、
ある場合を×として評価した。
【0030】平滑性 セパレータの剥離処理層の上に、アクリル系粘着剤(創
研化学社製、SK−801B)を塗布し乾燥させて厚さ
50μmの粘着層を形成し、その粘着層の表面を目視観
察して、発泡がなく表面が平滑な場合を○、発泡等で表
面に凹凸があるなどのその他の場合を×として評価し
た。
【0031】剥離力比 20℃、65%R.H.下でセパレータの剥離処理層面に、
前記アクリル系粘着剤からなる厚さ50μmの粘着層を
ポリエステルフィルム上に有する幅50mmの粘着テープ
を前記粘着層を介して置き、その上に50g/cm2の荷
重をかけた状態で20℃下に48時間放置する。その
後、荷重を解いて20℃、65%R.H.下に2時間放置
し、得られたものについて粘着テープを0.3m/分
(テンシロン引張試験機、オリエンテックコーポレーシ
ョン社製)又は60m/分(高速剥離試験機、テスター
産業社製)の速度で引き剥がして剥離力を測定し(18
0度ピール)、その低速時/高速時の剥離力比を求め
た。
【0032】前記の結果を表1に示した。
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明のセパレータによれば、剥離力の
速度依存性が小さくて粘着面との密着性に優れラベルの
位置決め等の低速作業時に位置ずれしにくく、かつ粘着
面より高速に小さい力で剥離することができる。また粘
着剤を密着性よく塗工できてその乾燥時に発泡や浮きを
生じにくく表面が平滑で接着力に優れる粘着面を有する
粘着テープ等を形成することができる。また電離性放射
線により低温で形成でき、その硬化皮膜は支持基材との
密着性に優れて粘着面に移着しにくい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夏目 雅好 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリロイル基又は/及びメタクリロイ
    ル基からなる官能基を分子中に2個以上有する電離性放
    射線硬化型シリコーンの硬化皮膜からなる剥離処理層を
    支持基材の片面又は両面に有してなり、0.3m/分の
    剥離速度の場合の粘着面に対する180度ピール値が6
    0m/分の剥離速度の場合におけるそれの0.5〜10
    倍であることを特徴とするセパレータ。
  2. 【請求項2】 電離性放射線硬化型シリコーンの硬化皮
    膜が当該官能基を分子中に3〜20個有する数平均分子
    量500〜5000のシリコーンオリゴマー5〜50重
    量部と、当該官能基を分子中に2〜20個有する数平均
    分子量2000〜30000のシリコーンオリゴマー9
    5〜50重量部との混合物の硬化皮膜からなるものであ
    る請求項1に記載のセパレータ。
  3. 【請求項3】 支持基材が紙又は/及び高分子フィルム
    からなる請求項1に記載のセパレータ。
  4. 【請求項4】 高分子フィルムが結晶融解温度120℃
    以下のポリオレフィンからなる厚さ5〜20μmのもの
    である請求項3に記載のセパレータ。
JP34086993A 1993-12-08 1993-12-08 セパレータ Pending JPH07156337A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326300A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Yuhan-Kimberly Ltd 吸収物品の粘着面保護用低騒音離型紙及び低騒音個別包装材
WO2012090762A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 三菱樹脂株式会社 離型フィルム

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