JPH0715667A - 固体撮像装置、および、その固体撮像装置を用いた画像データ処理装置 - Google Patents

固体撮像装置、および、その固体撮像装置を用いた画像データ処理装置

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JPH0715667A
JPH0715667A JP6092330A JP9233094A JPH0715667A JP H0715667 A JPH0715667 A JP H0715667A JP 6092330 A JP6092330 A JP 6092330A JP 9233094 A JP9233094 A JP 9233094A JP H0715667 A JPH0715667 A JP H0715667A
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horizontal ccd
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Susumu Kurita
進 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高解像度でスメアがなく、回路の動作速度を
上げないで、高速の画像データを出力可能な固体撮像装
置を提供する。 【構成】 固体撮像装置としては、デュアルライン構成
の第1の水平CCD16および第2の水平CCD18を
有するフレーム・インターライン・トランスファ方式の
固体撮像装置を用いる。水平CCDに転送した信号電荷
の半分を、水平転送周波数を変えず、2系統の第1の水
平CCD16および第2の水平CCD18から同時にシ
リアルに出力する。つまり、有効画像データの半分の画
像データを1フレーム期間当たり、実質的に2倍の出力
レートで出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD撮像デバイスなど
の固体撮像装置に関するものであり、特に、ハイビジョ
ンなどの高密度・高速処理において、転送周波数をあげ
ないで、全画像信号の半分の画像信号を、実質的に2倍
のレート(単位時間当たり2倍の量のデータ)で出力し
うる固体撮像装置、およびその固体撮像装置を用いた画
像データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(電荷結合デバイス)を用いた固
体撮像装置としては、フレーム・トランスファ方式、イ
ンターライン・トランスファ方式およびフレーム・イン
ターライン・トランスファ方式(FIT方式)が知られ
ている。
【0003】フレーム・トランスファ方式の固体撮像装
置は、受光領域、データ蓄積領域および水平CCDから
なり、イメージャの構造が簡単であるが、スメアと呼ば
れる白い筋が発生するので現在はあまり使用されていな
い。
【0004】インターライン・トランスファ方式の固体
撮像装置は、データ蓄積部を持たず、光電変換するフォ
トダイオード、読出ゲートおよび電荷転送を行う垂直C
CDで構成されるユニットセルが複数マトリクス状に配
列され、さらに水平CCDを有している。このインター
ライン・トランスファ方式の固体撮像装置は、フォトダ
イオードと垂直CCDとが独立に形成されているから垂
直CCDを充分遮光することができスメアの発生を防止
できるという利点を有する一方、画素の構造が複雑にな
るという不利益がある。しかしながら、現在の半導体技
術を活用してその不利益を解消し、小型で高性能なイメ
ージャとして、たとえば、民生用のカムコーダなどに使
用されている。しかしながら、このインターライン・ト
ランスファ方式の固体撮像装置においては、必ずしも充
分に垂直CCDを遮光しているわけではなく、ある程度
のスメアが発生する。民生用カムコーダなどにおいては
この程度のスメアは許容できるが、たとえば、業務用放
送局用の高性能カメラ、精密撮像用カメラなどにおいて
はそのようなスメアが問題となる。
【0005】このフレーム・インターライン・トランス
ファ方式の固体撮像装置におけるスメアの問題を改善し
たものがフレーム・インターライン・トランスファ方式
(FIT方式)の固体撮像装置である。FIT方式の固
体撮像装置は、インターライン・トランスファ方式の固
体撮像装置のイメージャと水平CCDとの間に電荷を一
旦蓄積しておくデータ蓄積部を有する。本発明は主とし
て、このFIT方式の固体撮像装置に関する。
【0006】FIT方式の固体撮像装置の構成図を図9
に示す。この固体撮像装置は、4相固体撮像装置の構成
を示すものであり、撮像部100、データ蓄積部11
0、および、水平CCD120で構成されている。撮像
部100はそれぞれが、光電変換するフォトダイオード
104、読出ゲート106および電荷転送を行う垂直C
CD108からなるユニット(単位)セル102が複数
形成されており、撮像対象からの光を1画素を規定する
フォトダイオード104で光電変換して電荷を所定時間
蓄積し、蓄積した電荷を読出ゲート106を介して垂直
CCD108に転送する。FIT方式の固体撮像装置は
垂直CCD108で転送する時間を極力減少させるた
め、電荷を撮像部100からデータ蓄積部110に垂直
ブランキング期間を利用して高速に転送する。たとえ
ば、撮像部100における垂直CCDの転送速度をイン
ターライン・トランスファ方式の固体撮像装置の10倍
にした場合、撮像部100の垂直CCDで画素の信号電
荷にスメア電荷が加わる量が1/10に低下する。デー
タ蓄積部110に転送された信号電荷は水平ブランキン
グ期間に水平走査1ライン分の画素信号を水平CCD1
20に転送し、CRT表示装置などの表示装置の水平走
査タイミングに同期して信号電荷を表示装置に出力す
る。このように、FIT方式の固体撮像装置は、スメア
の発生を低減させ、高品位の画質を要求する撮像装置に
使用できる。
【0007】高画質の撮像装置としてハイビジョン用撮
像装置が知られている。ハイビジョンカメラの固体撮像
装置の画素数は、1920×1035=約200万もの
画素があり、現行のNTSC方式のテレビジョン装置の
約5倍の画素数を必要とする。したがって、1画素ごと
の信号出力レートも5倍以上になる。つまり、現行のテ
レビジョン装置の38万画素の出力レートが14MHZ
であるのに対して、ハイビジョン用テレビジョン装置の
約200万画素の出力レートは74.25MHZ とな
る。このような高周波での固体撮像装置の動作を考慮す
ると、水平CCDの転送劣化、固体撮像装置における出
力ソースフォロワ増幅器(図10に示した増幅器25
0、260に該当)の周波数特性上問題が予想される。
【0008】そこで、本件出願人は、水平CCDを二重
化(デュアル化)した固体撮像装置を提案した。もちろ
ん、この提案は、ハイビジョン用固体撮像装置に限定さ
れるものではないが、水平CCDをデュアル化すること
により、同じ画素数のデータを出力するのに、水平CC
Dの転送時間を実質的に半分に低下させることができ
る。図10は、図9に示したFIT方式の固体撮像装置
を、上述したハイビジョン用固体撮像装置に適用したデ
ュアルライン方式の固体撮像装置の構成図であり、図1
1はその部分詳細構成図である。この固体撮像装置は、
光電変換するフォトダイオード、読出ゲートおよび垂直
CCDで構成されるユニットセルが複数マトリクス状に
配列されたイメージエリア200、データ蓄積エリア2
10、デュアルライン方式の第1の水平CCD220お
よび第2の水平CCD230、スメアドレーン240、
第1の増幅器250および第2の増幅器260で構成さ
れる。図10に図解したように、第1の水平CCD22
0のそれぞれのCCDにはデータ蓄積エリア210から
シリアルに信号電荷が転送される。第2の水平CCD2
30には第1のCCD220から電荷信号が転送され
る。第1の水平CCD220および第2の水平CCD2
30に転送された信号電荷が並列に出力される。この固
体撮像装置は4相駆動方式の固体撮像装置であり、スメ
アとなる信号がスメアドレーン240を介して廃棄され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ハイビジョン用撮像装
置のように高解像度の撮像結果を、より高速に表示装置
に表示したい要請が種々ある。たとえば、医用画像解析
のように、ある現象を高速に高解像度で実時間で分析可
能な動画像を必要になる場合がある。このような要請と
しては、たとえば、図10および図11を参照した上述
したハイビジョン用固体撮像装置を用いる場合、実質的
に、たとえば、上記データ出力レート74.25MHZ
のn倍、たとえば、2倍のレートで動画像を表示したい
場合がある。しかしながら、このような出力レートを高
めるという要請は、上述したように、デュアルライン方
式によって、実質的に転送レートを低下させている現在
の技術的方針に反する要請でもあり、そのためには転送
周波数を高くする必要があるから回路動作の条件が厳し
くなり、そのままでは実現できないという問題に遭遇し
ている。もちろん、このような高速度、高解像度の要請
においては、スメアの発生を充分に抑制する必要があ
る。
【0010】本発明は上述した要請を実現するものであ
り、高解像度を維持し、スメアをなくし、非常に高速な
画像を提供可能な固体撮像装置を提供することにある。
また本発明はこのような固体撮像装置を用いた画像デー
タ処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本件発明者は、上述した
要請の画像は、一般的にみて、表示装置の表示画面全
て、たとえば、ハイビジョン用表示画面の全てに表示さ
れる大画面画像表示であることが稀なことに鑑み、つま
り、通常は、部分的な表示、たとえば、大画面の半分程
度の表示領域についての画像データが提供されれば充分
であることを見出した。したがって、たとえば、ハイビ
ジョン用表示装置に表示を行う画像データとしても、そ
の画面の1/n程度、たとえば、半分程度の画像を、画
像データ個々の転送速度を変化させずに、実質的に2倍
の出力レートで提供する固体撮像装置を実現した。つま
り、たとえば、ハイビジョン用表示装置に、ハイビジョ
ンの高解像度で全画像データの1/n、たとえば、半分
の画像データを、水平CCDの転送駆動周波数を変える
ことなく2系列の水平CCDから同時的に出力し、1系
列の水平CCDから全ての電荷信号を出力する場合に対
して実質的にハイビジョンの2倍の出力レートで出力す
る固体撮像装置を実現した。もちろん、この固体撮像装
置はハイビジョン用画像を提供する場合に限定されず、
通常の表示装置に、通常の表示周波数のn倍の出力レー
トで、(1/n)の画像データを提供できる。また、こ
のような固体撮像装置を用いて、必要に応じて固体撮像
装置からの信号に処理を施して表示装置に高速に表示す
る画像データ処理装置も実現した。
【0012】したがって、本発明によれば、撮像対象か
らの光を光電変換し、所定時間蓄積して垂直電荷結合素
子に信号電荷を転送し、該垂直電荷結合素子から短時間
でデータ蓄積電荷結合素子に転送し、該データ蓄積電荷
結合素子からデュアルライン構成の水平電荷結合素子に
転送するように形成された固体撮像装置であって、高速
出力モードにおいて、前記デュアルライン構成の2系列
の水平電荷結合素子に転送された信号電荷の1/nを単
位時間当たりn回、出力可能にした固体撮像装置が提供
される。好適には、前記固体撮像装置はフレーム・イン
ターライン・トランスファ方式の固体撮像装置である。
【0013】本発明によれば、上記固体撮像装置を用い
て、高解像度を維持し、高速に画像表示可能な固体撮像
装置を用いた画像データ処理装置が提供される。つま
り、この固体撮像装置を用いた画像データ処理装置は、
上記固体撮像装置と、高速表示モードにおいて該固体撮
像装置から出力された信号を所望の信号処理する画像処
理プロセッサと、該画像処理プロセッサからの信号を有
効表示領域の1/nの領域に表示する表示装置とを有す
る。
【0014】
【作用】上述した固体撮像装置は、好適には、フレーム
・インターライン・トランスファ方式の固体撮像装置で
あり、スメアが発生しない。
【0015】以下、高速出力モードおよび通常出力モー
ドとは、固体撮像装置からデータを出力するときのモー
ドを言い、高速表示モードおよび通常表示モードとは、
固体撮像装置から高速出力モードまたは通常出力モード
で出力されたデータを画像データ処理装置で処理して表
示装置に表示処理するときのモードを言う。通常出力モ
ードにおいては、固体撮像装置から全画像データ(全電
荷信号)を出力する。高速出力モードにおいては、上記
デュアルライン構成を有する固体撮像装置における固体
撮像素子から読み出した水平方向の全画素データの1/
n、たとえば、半分を、通常出力モードのときと水平転
送周波数を変えずに、2系列同時に出力する。これによ
り、同じ単位時間内に出力される回数は、通常出力モー
ドのn=2倍になる。ただし、1回の転送画像データは
全画像データの半分である。このように、単位時間当た
りのデータ出力回数がn=2倍になるので、実質的に出
力周波数が、通常周波数モードのn=2倍になったと同
様になる。しかも、水平転送周波数は変えていないか
ら、固体撮像装置に関する回路の動作速度は通常出力モ
ードのときと同じである。
【0016】このような固体撮像装置からの画像データ
を、高速表示モードにおいて信号処理して表示装置に表
示すると、実質的にn=2倍高速の画像データが表示で
きる。表示装置にハイビジョン用表示装置などの高分解
能の表示装置を用い、固体撮像装置もその分解能に対応
した画素を有するものを用いると、高分解能の画像デー
タが高速に表示できる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の実施例として、ハイビジョ
ン用表示装置に高速の高解像度の動画像を表示する固体
撮像装置を用いた画像データ処理装置の構成図である。
この固体撮像装置を用いた画像データ処理装置は、CC
D撮像装置1、画像処理プロセッサ3、CRTモニタ装
置5、撮像装置制御手段7を有する。CCD撮像装置1
の詳細は後述する。画像処理プロセッサ3は、CCD撮
像装置1からの画像データに所望の信号処理を施して、
CRTモニタ装置5に出力する。CRTモニタ装置5
は、その正面が、図2に示すような、パネル正面50を
有するハイビジョン用CRTモニタ装置である。CRT
モニタ装置のパネル正面50は、有効表示領域53が1
920×1035画素の大きさを持ち、その上下に垂直
ブランキング領域51a、51b、その左右に水平ブラ
ンキング領域52a、52bが設けられている。
【0018】この固体撮像装置を用いた画像データ処理
装置は、通常表示モードにおいては、CCD撮像装置1
から出力された全画像データS1Bが有効表示領域53
全域に表示されるが、高速表示モードにおいては、左側
表示領域53lまたは右側表示領域53rのいずれか一
方に、全画像データの半分の画像データS1Aが表示さ
れる。通常表示モードおよび高速表示モードのいずれ
も、CCD撮像装置1の水平CCDの転送周波数を変え
ていない。したがって、1回ごとのデータ転送速度は通
常表示モードの場合も高速表示モードの場合も同じであ
るが、高速表示モードにおいては全画像データの半分の
画像データのみが出力されるので、単位時間当たり、通
常表示モードの2回の出力を行うことができる。つま
り、CCD撮像装置1からの画像データの出力レートが
2倍になる。なお、CCD撮像装置1の水平CCDの転
送周波数を変えていないので、回路の動作速度は通常表
示モードも高速表示モードも同じである。つまり、CC
D撮像装置1に関係する回路の動作速度を高めることな
く、高速表示モードにおいては、全画像データの半分の
画像データS1Aを、単位時間当たり、通常表示モード
のデータ出力の2回分のレートでCCD撮像装置1から
画像処理プロセッサ3に出力される。このことは、画像
データの量は半分であるが、実質的に単位時間当たりの
出力レートが2倍になったことに相当する。高速表示モ
ードの場合に、画像処理プロセッサ3は、単位時間当た
り通常表示モードの2倍の割合でCCD撮像装置1の2
系統の水平CCDから出力される全画像データの半分の
画像データS1Aを入力して、たとえば、特徴抽出など
の信号処理を施してCRTモニタ装置5に出力する。撮
像装置制御手段7はCCD撮像装置1と協働して出力モ
ード制御を行う。
【0019】図3は、本発明のCCD撮像装置1の第1
実施例としての固体撮像装置1Aの動作形態を主眼に示
した構成図である。第1実施例のCCD撮像装置1A
は、撮像部10の左側撮像部10Aの画像データのみを
高速表示モードに応じて、高速に出力可能にしたもので
ある。図3においては、後述する動作説明のため、CC
D撮像装置1Aを機能的に図解している。このCCD撮
像装置1Aは、ハイビジョン用の1920×1035の
画素を有する光電変換用フォトダイオードで構成された
撮像部10を有する。撮像部10は、撮像対象の左側を
撮像する左側撮像部10Aと、右側を撮像する右側撮像
部10Bとを有する。
【0020】CCD撮像装置1Aは、撮像部10におい
て光電変換された電荷を蓄積部11、第1の垂直バッフ
ァCCD(VH1)12、および、第2の垂直バッファ
CCD(VH2)14を有する。撮像部10は図9に図
解した撮像部100に対応している。蓄積部11は図9
に図解した蓄積部210に相当する。蓄積部11は図1
0に図解したV−CCD2にも対応している。第1の垂
直バッファCCD(VH1)12および第2の垂直バッ
ファCCD(VH2)14は図9および図10には図解
していない。これら第1の垂直バッファCCD(VH
1)12および第2の垂直バッファCCD(VH2)1
4は蓄積部11に蓄積された電荷信号を第1の水平CC
D16に転送するバッファとして機能する。
【0021】CCD撮像装置1Aはさらに、第1の水平
CCD16、水平−水平間ゲート((HHゲート:HH
G)22、第1の水平CCD出力ゲート17、第2の水
平CCD18、第2の水平CCD出力ゲート19、およ
び、スメアドレーン20を有する。第1の水平CCD1
6は、図10に示した第1の水平CCD220に対応し
ており、第2の水平CCD18は図10に図解した第2
の水平CCD230に対応している。つまり、第1の水
平CCD16と第2の水平CCD18とが、第1段およ
び第2段のデュアルライン構成になっている。スメアド
レーン20は、図10のスメアドレーン240に対応し
ている。CCD撮像装置1は、上述した部分を制御する
制御回路21を有する。
【0022】図4は、図3に示した固体撮像装置Aの撮
像部10、第1の垂直バッファCCD12、第2の垂直
バッファCCD14、第1の水平CCD16、HHゲー
ト22および第2の水平CCD18の部分拡大図であ
る。このCCD撮像装置1Aは、図10に図解した第2
の垂直CCD210に対応する1920個ある蓄積部1
1のうちの一部を、第3蓄積部ST4および第4蓄積部
ST4として示している。また、CCD撮像装置1A
は、並列に設けられた1920個のCCDからなる第1
の垂直バッファCCD(VH1)12、並列に設けられ
た1920個のCCDからなる第2の垂直バッファCC
D(VH2)14、シリアルに設けられた1920個の
CCDからなる第1の水平CCD(CCD1)16、シ
リアルに設けられた1920個のCCDからなる第2の
水平CCD(CCD2)18、第1の水平CCD16の
電荷信号を第2の水平CCD18に転送するHHゲート
22、第1の水平CCD出力ゲート17、第2の水平C
CD出力ゲート19、および、スメアドレーン20を有
する。
【0023】図5および図6を参照して、図3および図
4に図解したCCD撮像装置1Aの動作を述べる。この
実施例は、高速出力モードにおいて、左側撮像部10A
の画素データを高速に出力する場合の例示である。第3
蓄積駆動信号XST3、第4蓄積駆動信号XST4、第
1の垂直バッファCCD駆動信号XVH1、第2の垂直
CCDバッファ駆動信号XVH2、第1の水平CCD駆
動信号XH1、HHゲート駆動信号XHHG、第2の水
平CCD駆動信号XH2、および、スメアゲート駆動信
号XSMGは、制御回路21から出力される。高速出力
モードにおいては、全画像データの半分の画像データ
を、1フレーム1Hの半分の周期H/2でCCD撮像装
置1が反復される。このタイミング制御は制御回路21
によって行われる。これら信号に頭部に付したXは反転
を意味しており、これらの信号はローイネーブルを示
す。図5(A)の水平ブランキング期間HBLKにおい
て、蓄積部11から第1の水平CCD16への転送が行
われる。
【0024】図5(A)に示す時点(タイミング)t1
において、図5(B)に示すように、制御回路21から
出力されるローイネーブルの第3蓄積駆動信号XST3
およびローイネーブルの第4蓄積駆動信号XST4によ
って電荷信号が第3蓄積部ST3および第4蓄積部ST
4に転送されて蓄積される。このとき、制御回路21か
らの第1の垂直バッファCCD駆動信号XVH1および
第2の垂直バッファCCD駆動信号XVH2はハイレベ
ルになっており、第1の垂直バッファCCD12および
第2の垂直バッファCCD14への転送は行われない。
タイミングt2において、第3蓄積駆動信号XST3が
ハイレベルになって第3の蓄積部への電荷信号の転送を
止め、ローイネーブルの第4蓄積駆動信号XST4およ
びローイネーブルの第1の垂直バッファCCD駆動信号
XVH1によって、図5(C)に図解したように、電荷
信号が第4の蓄積部ST4と第1の垂直CCD12に移
動する。このとき、第2の垂直バッファCCD駆動信号
XVH2はハイレベルである。その後、タイミングt1
の後の第1の水平CCD駆動信号XH1および第2の水
平CCD駆動信号XH2についてクロス斜線で示した期
間、第1の水平CCD16および第2の水平CCD18
に既に蓄積されている電荷信号がシリアルに出力され
る。
【0025】図5(A)のタイミングt3において、第
4蓄積駆動信号XST4をハイレベルにして、第1の垂
直バッファCCD駆動信号XVH1および第2の垂直バ
ッファCCD駆動信号XVH2をローイネーブルにし、
さらに、第1の水平CCD駆動信号XH1、HHゲート
駆動信号XHHGおよび第2の水平CCD駆動信号XH
2をローイネーブルにすることにより、図5(D)に図
解したように、電荷信号が第1の水平CCD16、およ
び、HHゲート22に転送さ始まる。なお、第1の水平
CCD16と第2の水平CCD18に転送される電荷信
号は、撮像部10の水平方向において、画素1つおきに
位置するものが交互に第1の水平CCD16と第2の水
平CCD18に転送される。その結果、撮像部10の1
水平ラインの奇数画素位置の電荷信号の半分が第1の水
平CCD16に転送され、1つおきの残りの半分の偶数
画素位置の電荷信号が第2の水平CCD18に転送され
る。
【0026】なお、第2の水平CCD18への電荷信号
の転送開始は、第1の水平CCD16およびHHゲート
22を介して図示のごとく行われる。第1の水平CCD
16および第2の水平CCD18への電荷信号の転送に
先立って、前回のタイミングで第1の水平CCD16お
よび第2の水平CCD18に転送され、シリアルに出力
して電荷信号の残りを、HHゲート駆動信号XHHGお
よびスメアゲート駆動信号XSMGを瞬間的にローイネ
ーブルにしてスメアドレーン20に転送して廃棄してお
く。
【0027】図5(A)のタイミングt3で示した電荷
信号の第1の水平CCD16および第2の水平CCD1
8への転送開始は、図5(A)および図6(A)に示し
たタイミングt4〜t7で、図6(B)〜(E)に図解
したように、第1の水平CCD16および第2の水平C
CD18に完全に転送され、蓄積されていく。タイミン
グt7の後、第1の水平CCD駆動信号XH1および第
2の水平CCD駆動信号XH2について、クロス斜線で
示した期間、第1の水平CCD16および第2の水平C
CD18に既に蓄積されている電荷信号が、第1の水平
CCD出力ゲート17および第2の水平CCD出力ゲー
ト19を介して、それぞれ、シリアルに出力されてい
く。第1の水平CCD16および第2の水平CCD18
はそれぞれ、1920個のCCDを有するが、それぞれ
前半の半分のCCDしか使用されない。後半の半分のC
CDに蓄積された電荷信号は、上述したように、HHゲ
ート駆動信号XHHGおよびスメアゲート駆動信号XS
MGをローイネーブルにしてスメアドレーン20に廃棄
される。
【0028】以上述べたように、蓄積部11、および、
第1の水平CCD16および第2の水平CCD18を用
いて、撮像部10の左側撮像部10Aの電荷信号を第1
の水平CCD16および第2の水平CCD18に転送
し、その後、第1の水平CCD16と第2の水平CCD
18とに蓄積された電荷信号を同時に画像処理プロセッ
サ3に出力するので、通常出力モードと水平転送周波数
を変えることなく電荷信号を転送しても、半分の時間で
画像処理プロセッサ3に出力できる。この動作は、1H
の半分の期間で周期的に行われる。その結果、画像処理
プロセッサ3から見ると、同じ1H期間に、2回の電荷
信号の出力が行われ、画像処理プロセッサ3は1H当た
り、2回、全画像データの半分の画素データを取り込む
ことができることになる。第1の水平CCD16および
第2の水平CCD18の転送周波数は変化がないから、
CCD撮像装置1および画像処理プロセッサ3の動作速
度は、高速モードも通常モードも、変わりがない。
【0029】以上、高速出力モードでの半分の画像デー
タをCCD撮像装置1から高速出力させ、左半分の領域
53lに表示させることを述べたが、右半分の領域53
rへの画像データの表示も行いたい場合は、通常表示モ
ードで全画像データを表示させ、その後、高速表示モー
ドで、左側の領域に2倍の速度で表示を行う。その詳細
動作を下記に述べる。まず、通常出力モードに設定し、
制御回路21は、CCD撮像装置1から全画像データが
出力されるようにする。つまり、右側撮像部10Bの電
荷信号は、通常出力モードにおいて、上述したタイミン
グt3において、制御回路21がHHゲート駆動信号X
HHGおよび第2の水平CCD駆動信号XH2をハイレ
ベルに維持しておき、第1の水平CCD16のみに撮像
部10の全ての電荷信号を転送して蓄積し、第1の水平
CCD出力ゲート17を介して、第1の水平CCD16
の全ての電荷信号の画素データをCRTモニタ装置5に
出力し、一旦、全ての画素データを表示する。その後、
高速出力モードにして、上述したように、左側撮像部1
0Aの電荷信号の画素データをCCD撮像装置1から出
力し、画像処理プロセッサ3に取り込んで、左側撮像部
10Aの部分のみをCRTモニタ装置5に1H、2回、
高速で更新表示させれば、右側撮像部10Bの画像を維
持したまま、画像処理プロセッサ3が画像処理した左側
撮像部10Aの画像を高速で表示できる。
【0030】本発明の固体撮像装置の第2実施例を述べ
る。第1実施例は、撮像部10の左側撮像部10Aのみ
高速表示可能にした実施例であるが、本発明の固体撮像
装置の第2実施例は、左側撮像部10Aまたは右側撮像
部10Bのいずれも選択的に高速表示可能にしたもので
ある。図7は第2実施例のCCD撮像装置1Bの構成図
である。このCCD撮像装置1Bも、ハイビジョン用の
1920×1035の画素を有する光電変換用フォトダ
イオードで構成された撮像部10を有する。撮像部10
は、撮像対象の左側を撮像する左側撮像部10Aと、右
側を撮像する右側撮像部10Bとを有する。CCD撮像
装置1Bは、撮像部10において光電変換された電荷を
蓄積する蓄積部(垂直CCD)11、、第1の垂直バッ
ファCCD12、および、第2の垂直バッファCCD1
4を有する。上述した構成は、第1実施例のCCD撮像
装置1Aの構成と同じである。
【0031】CCD撮像装置1Bにおいては、撮像装置
制御手段7に出力モードを設定したとき、制御回路21
からの制御信号により、第1の水平CCD16および第
2の水平CCD18に転送された信号がそれぞれ、半分
ずつ出力可能なように構成されている。第1の水平CC
D16は、左側・第1の水平CCD16A、および、右
側・第1の水平CCD16Bを有する。これら左側・第
1の水平CCD16Aと右側・第1の水平CCD16B
とは完全に分離されている訳ではなく、通常出力モード
においては、一体の第1の水平CCD16として駆動さ
れるものであるが、上記第1実施例と同様に、左側・第
1の水平CCD出力ゲート17Aを介して左側・第1の
水平CCD16Aに蓄積された電荷信号(画素データ)
を出力可能であると共に、右側・第1の水平CCD16
Bからも右側・第1の水平CCD出力ゲート17Bを介
して電荷信号を取り出すことが可能に構成されている。
通常出力モードにおいて、一体の第1の水平CCD16
として電荷信号を転送するときは左側・第1の水平CC
D出力ゲート17Aから画像処理プロセッサ3に出力す
る。第2の水平CCD18も第1の水平CCD16と同
様に構成されている。つまり、第2の水平CCD18
は、左側・第2の水平CCD18Aおよび右側・第2の
水平CCD18Bを有する。これら左側・第2の水平C
CD18Aと右側・第2の水平CCD18Bとは分離さ
れている訳ではなく、通常出力モードにおいては、一体
の第2の水平CCD18として駆動されるものである
が、左側・第2の水平CCD出力ゲート19Aを介して
左側・第2の水平CCD18Aに蓄積された電荷信号を
出力可能であると共に、右側・第2の水平CCD18B
からも右側・第2の水平CCD出力ゲート19Bを介し
て電荷信号を取り出し可能に構成されている。通常出力
モードにおいて、一体の第2の水平CCD18として信
号を転送するときは左側・第2の水平CCD出力ゲート
19Aから画素データを画像処理プロセッサ3に出力す
る。HHゲート22は、図3に図解したものと実質的に
同じである。
【0032】図7に図解したCCD撮像装置1Bの動作
を述べる。第1の左側水平CCD16Aおよび第2の左
側水平CCD18A側に転送された信号電荷を画像処理
プロセッサ3に出力するか、反対に、第1の右側水平C
CD16Bおよび第2の右側水平CCD18B側転送さ
れた信号電荷を使用するは、撮像装置制御手段7に指定
することにより設定でき、撮像装置制御手段7は、その
設定に応じて、制御回路21からの制御信号によって上
記制御を行う。また、高速出力モードの場合、撮像装置
制御手段7を介して、制御回路21にその状態が設定さ
れる。制御回路21はその高速出力モードに応じて制御
信号を出力する。撮像部10からの電荷信号が、蓄積部
11、第1の垂直バッファCCD12、第2の垂直バッ
ファCCD14を転送されていく動作は、図5および図
6を参照して述べた第1実施例と同じである。第2の垂
直バッファCCD14から第1の水平CCD16への電
荷信号の転送、HHゲート22を介して第2の水平CC
D18への電荷信号の転送も上記動作と同じである。
【0033】左側撮像部10Aの電荷信号を画像処理プ
ロセッサ3に出力するときは、制御回路21からの制御
信号によって、左側・第1の水平CCD出力ゲート17
Aおよび左側・第2の水平CCD出力ゲート19Aを介
して、左側・第1の水平CCD16Aおよび左側・第2
の水平CCD18Aに蓄積された電荷信号を画像処理プ
ロセッサ3にシリアル出力させる。その後、第1の水平
CCD16および第2の水平CCD18に残った電荷信
号はスメアドレーン20に廃棄される。右側撮像部10
Bの電荷信号を画像処理プロセッサ3に出力するとき
は、CCD転送制御回路21からの制御信号によって、
右側・第1の水平CCD出力ゲート17Bおよび右側・
第2の水平CCD出力ゲート19Bを介して、右側・第
1の水平CCD16Bおよび右側・第2の水平CCD1
8Bに蓄積された電荷信号を画像処理プロセッサ3にシ
リアル出力させる。その後、第1の水平CCD16およ
び第2の水平CCD18に残った電荷信号はスメアドレ
ーン20に廃棄される。
【0034】通常出力モードの場合は、第1の水平CC
D16に転送された信号電荷が画像処理プロセッサ3に
出力される。この場合は、有効表示領域53全体に通常
の周波数f1で画像が表示される。
【0035】このように本実施例によれば、ハイビジョ
ン用CRTモニタ装置5の高解像度を用いて、水平転送
周波数を変えることなく、半分の画像データを実質的に
2倍の周波数で画像処理プロセッサ3に取り込むことが
できる。またCCD撮像装置1は、上述した動作を行う
ように構成し、通常出力モードに対応する転送制御と高
速出力モードに対応する転送制御を行うだけで、通常出
力モードにも高速出力モードにも使用でき、専用固体撮
像装置とする必要がない。
【0036】第2実施例のCCD撮像装置1Bの変形態
様を述べる。第2実施例は、撮像部10を左右に2分割
した電荷信号を取り出す例を示したが、第1の水平CC
D16および第2の水平CCD18のそれぞれ、1/n
分割して部分から、n個の第1の水平CCD出力ゲート
17A1〜17An、および、n個の第2の水平CCD
出力ゲート19A1〜19Anを用いて、全画像データ
(電荷信号)の1/nの画像データを、1Hの期間、n
回取り出すようにすることもできる。この場合も、第1
の水平CCD16および第2の水平CCD18の転送周
波数は通常出力モードのときは同じにしておく。したが
って、CCD撮像装置1の回路の動作速度、および、画
像処理プロセッサ3の動作速度を変化させることなく、
1H期間の間、実質的にn倍の出力レートで全画像デー
タの1/nの画像データを部分的にCCD撮像装置1か
らとり出すことができる。
【0037】本発明の固体撮像装置の第3実施例を述べ
る。第3実施例も、第2実施例の基本例(変形態様では
ない)と同様に、左側撮像部10Aまたは右側撮像部1
0Bのいずれも選択的に高速表示可能にしたものであ
る。第2実施例では第1の水平CCD16および第2の
水平CCD18のシリアルシフト転送動作を、第1実施
例と同様に、図面において、常に、右から左に行い第1
の水平CCD16および第2の水平CCD18の中間か
ら電荷信号を第1の水平CCD出力ゲート17Bおよび
第2の水平CCD出力ゲート19Bに出力させた。第3
実施例においては、(a)撮像部10の左側撮像部10
Aの画像データを第1の水平CCD16および第2の水
平CCD18から取り出すときは、第1実施例および第
2実施例と同様に、第1の水平CCD16および第2の
水平CCD18に電荷信号を右から左側(正方向)に転
送させて、第1の水平CCD出力ゲート17Aおよび第
2の水平CCD出力ゲート19Aから全画像データの半
分の画像データを取り出すようにし、(b)撮像部10
の右側撮像部10Bの画像データを取り出すときは、第
1の水平CCD16および第2の水平CCD18に電荷
信号を左から右側(逆方向)に転送させて、第1の水平
CCD出力ゲート17Bおよび第2の水平CCD出力ゲ
ート19Bから全画像データの半分の画像データを取り
出す。なお、この画像データは順序が逆になるので、画
像処理プロセッサ3においてその逆ならべかえを行う。
【0038】図8は第3実施例のCCD撮像装置1Cの
構成図である。上記動作を行わせるため、水平CCD出
力ゲート17Aは第1の水平CCD16の正方向出力端
子に接続されるが、水平CCD出力ゲート17Bは第1
の水平CCD16の逆方向出力端子に接続されている。
同様に、水平CCD出力ゲート19Aは第2の水平CC
D18の正方向出力端子に接続されるが、水平CCD出
力ゲート19Bは第2の水平CCD18の逆方向出力端
子に接続されている。撮像装置制御手段7に高速出力モ
ードが設定され、左側撮像部10Aの画像データ出力か
右側撮像部10Bの画像データの出力かによって、制御
回路21からの第1の水平CCD16および第2の水平
CCD18の駆動信号XH1、XH2が異なる。つま
り、左側撮像部10Aの画像データを取り出すときは、
制御回路21は、正方向のパルス列の駆動信号XH1、
XH2を第1の水平CCD16および第2の水平CCD
18に印加し、右側撮像部10Bの画像データを取り出
すときは、制御回路21は逆方向のパルス列の駆動信号
XH1、XH2を第1の水平CCD16および第2の水
平CCD18に印加する。これにより、上述したよう
に、左側撮像部10Aまたは右側撮像部10Bのいずれ
かの画像データが第1の水平CCD16および第2の水
平CCD18から出力できる。撮像部10における電荷
信号が、蓄積部11、第1の垂直バッファCCD12、
第2の垂直バッファCCD14を経由して、第1の水平
CCD16に転送され、さらに、1つおきの電荷信号が
第2の水平CCD18に転送される動作は第1実施例に
おいて述べたことと同じである。なお、上述したよう
に、水平CCD出力ゲート17Bおよび水平CCD出力
ゲート19Bから取り出される画像データの配列は、水
平CCD出力ゲート17Aおよび水平CCD出力ゲート
19Aから取り出される画像データの配列と逆になるか
ら、画像処理プロセッサ3においてその逆並べ処理を行
う。
【0039】第3実施例においても、第1の水平CCD
16および第2の水平CCD18の転送周波数は通常出
力モードと高速出力モードで変えていない。したがっ
て、CCD撮像装置1Cの回路動作および画像処理プロ
セッサ3の処理速度は変化がない。この実施例において
も、第1実施例と同様、1Hの間に2回、半分の画像デ
ータがCCD撮像装置1Cから出力される。
【0040】以上、本発明の好適実施例として、CRT
モニタ装置5をハイビジョン用表示装置として場合につ
いて例示したが、本発明はハイビジョン用表示装置に限
定されることなく、通常のテレビジョン表示装置などに
も適用できる。通常のNTSC方式のテレビジョン表示
装置に適用した場合も、固体撮像装置における転送周波
数を上げることなく、半分の画像データを実質的に2倍
程度の周波数の画像データを画像処理プロセッサ3に取
り込むことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、高速出力モードのと
き、通常出力モードのときの転送周波数と同じ転送周波
数でデュアル構造の水平CCDを動作させ、撮像部の1
/nの画像データを単位時間、たとえば、1H当たり、
n回の出力レードで出力する固体撮像装置が提供され
る。本発明によればまた、そのような固体撮像装置から
出力される高速の画像データを用いて、高速画像処理を
行う画像データ処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置が適用される1例の画像
データ処理システムの構成図である。
【図2】図1に示した画像データ処理システムにおける
CRTモニタ装置の表面パネル図である。
【図3】図1に示した本発明の固体撮像装置の第1実施
例としてのCCD撮像装置の信号処理形態を図解する図
である。
【図4】図3に図解したCCD撮像装置の部分拡大図で
ある。
【図5】図3および図4に図解したCCD撮像装置の第
1の部分動作を示すグラフであり、図5(A)は駆動信
号波形図、(B)〜(D)は図5(A)に示したタイミ
ングにおける電荷信号の転送を示すグラフである。
【図6】図3および図4に図解したCCD撮像装置の第
2の部分動作を示すグラフであり、図6(A)は駆動信
号波形図、(B)〜(D)は図6(A)に示したタイミ
ングにおける電荷信号の転送を示すグラフである。
【図7】図1に示した本発明の固体撮像装置の第2実施
例としてのCCD撮像装置の信号処理形態を図解する図
である。
【図8】図1に示した本発明の固体撮像装置の第3実施
例としてのCCD撮像装置の信号処理形態を図解する図
である。
【図9】フレーム・インターライン・トランスファ方式
の固体撮像装置の構成図である。
【図10】ハイビジョン用固体撮像装置の構成図であ
る。
【図11】図9に示した固体撮像装置の部分構成図であ
る。
【符号の説明】
1・・CCD撮像装置 3・・画像処理プロセ
ッサ 5・・CRTモニタ装置 7・・撮像装置制御手
段 50・・CRTモニタ装置のパネル正面 51a、51b・・水平ブランキング領域 52a、52b・・垂直ブランキング領域 53・・有効表示領域 53l・・左側表示領域 53r・・右側表示領域 10・・撮像部 10A・・左側撮像部 10B・・右側撮像部 11・・蓄積部 12・・第1の垂直バッファCCD 14・・第2の垂
直バッファCCD 16・・第1の水平CCD 16A・・左側・第1の水平CCD 16B・・右側・第1の水平CCD 17・・第1の水平CCD出力ゲート 17A・・左側・第1の水平CCD出力ゲート 17A・・右側・第1の水平CCD出力ゲート 18・・第2の水平CCD 18A・・左側・第2の水平CCD 18B・・右側・第2の水平CCD 19・・第2の水平CCD出力ゲート 19A・・左側・第2の水平CCD出力ゲート 19B・・右側・第2の水平CCD出力ゲート 20・・スメアドレーン 21・・CCD転送制御回路 100・・撮像部 102・・ユニットセル 104・・フォトダイオード 106・・読みだし
ゲート 108・・垂直CCD 110・・データ蓄積部 112・・垂直CCD 120・・水平CCD 200・・イメージエリア 210・・データ蓄積
エリア 220・・第1の水平CCD 230・・第2の水
平CCD 240・・スメアドレーン 250・・第1の増幅器 260・・第2の増幅器 XST3・・第3蓄積駆動信号 XST4・・第4蓄積駆動信号 XVH1・・第1の垂直CCD駆動信号 XVH2・・第2の垂直CCD駆動信号 XHHG・・HHゲート駆動信号 XH1・・第1の水平CCD駆動信号 XH2・・第2の水平CCD駆動信号 XSMG・・スメアゲート駆動信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像対象からの光を光電変換し、所定時間
    蓄積して垂直電荷結合素子に信号電荷を転送し、該垂直
    電荷結合素子から短時間でデータ蓄積電荷結合素子に転
    送し、該データ蓄積電荷結合素子からデュアルライン構
    成の水平電荷結合素子に転送するように形成された固体
    撮像装置であって、 高速出力モードにおいて、前記デュアルライン構成の水
    平電荷結合素子に転送された信号電荷の1/nを単位時
    間当たりn回、出力可能にしたことを特徴とする固体撮
    像装置。
  2. 【請求項2】前記固体撮像装置がフレーム・インターラ
    イン・トランスファ方式の固体撮像装置である請求項1
    記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】撮像対象からの光を光電変換し、所定時間
    蓄積して垂直電荷結合素子に信号電荷を転送し、該垂直
    電荷結合素子から短時間でデータ蓄積電荷結合素子に転
    送し、該データ蓄積電荷結合素子からデュアルライン構
    成の水平電荷結合素子に転送するように形成された固体
    撮像装置であって、高速出力モードにおいて、前記デュ
    アルライン構成の水平電荷結合素子に転送された信号電
    荷の1/nを単位時間当たりn回、出力可能にしたフレ
    ーム・インターライン・トランスファ方式の固体撮像装
    置と、 高速表示モードにおいて該固体撮像装置から出力された
    信号を所望の信号処理する画像処理プロセッサと、 該画像処理プロセッサからの信号を有効表示領域の1/
    nの領域に表示する表示装置とを有する固体撮像装置を
    用いた画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】前記表示装置がハイビジョン用表示装置で
    あり、 前記固体撮像装置はハイビジョン画素に対応した画素を
    有する請求項3記載の固体撮像装置を用いた画像データ
    処理装置。
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