JPH10200819A - 固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラ - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラ

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JPH10200819A
JPH10200819A JP9003443A JP344397A JPH10200819A JP H10200819 A JPH10200819 A JP H10200819A JP 9003443 A JP9003443 A JP 9003443A JP 344397 A JP344397 A JP 344397A JP H10200819 A JPH10200819 A JP H10200819A
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JP
Japan
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signal charges
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horizontal transfer
solid
imaging device
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JP9003443A
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Inventor
Naoki Nishi
直樹 西
Tetsuya Iizuka
哲也 飯塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常撮像での駆動周波数が高いものにおいて
は、駆動周波数を上げての高速撮像は難しかった。 【解決手段】 2本の水平転送レジスタ13,14を有
するCCD撮像素子10において、撮像モード設定部2
1による高速撮像モードの設定時に、タイミングジェネ
レータ20で発生される各種のタイミングパルスのタイ
ミングを変更し、垂直転送レジスタ12の各々から第1
の水平転送レジスタ13へ信号電荷を転送するとき、又
は第1,第2の水平転送レジスタ13,14間で信号電
荷を転送するときに、水平転送方向または/および垂直
転送方向に隣接する少なくとも2つの電荷パケットの信
号電荷を混合し、この混合した信号電荷を第1,第2の
水平転送レジスタ13,14によって並列に出力し、水
平転送時の電荷パケット数を減らすことによって単位時
間当たりの出力フレームを増やすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置およ
びその駆動方法並びにカメラに関し、特に複数本の水平
転送部を持つ固体撮像装置およびその駆動方法、並びに
撮像デバイスとして固体撮像装置を用いたカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子、例えばCCD(Charge Co
upled Device) を用いた2次元イメージセンサでは、画
素の数と出力周波数(水平転送駆動周波数)を決める
と、単位時間当たりに得られる画像の枚数が決定する。
これは、通常、映像信号の規格に準じたものである。例
えば、NTSCフォーマットの場合、60フィールド/
sec(30フレーム/sec)である。しかし場合に
よっては、これよりも多くの画像を撮像したい場合があ
る。例えば、動きの早い物体を撮像する場合に、1/6
0秒間隔にしか画像を得ることができないのと、1/2
40秒間隔に画像を得るのでは、スローモーションにし
たときの動きの滑らかさが異なってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、このような
高速撮像を行う場合、従来は、駆動周波数を高くしてい
た。しかし、駆動周波数を高くしての高速駆動は、イメ
ージセンサの動作に対しても、また出力される信号の処
理も困難になる。すなわち、高速撮像への要求に対して
は、通常は、2倍速もしくは3倍速等の速さで信号を出
力する方法が採られているが、高速の駆動と信号処理に
は限界がある。
【0004】ところで、HDTVカメラに対応する固体
撮像素子として、200万画素CCDイメージセンサが
開発されている。このHDTV用のCCDイメージセン
サでは、200万画素の信号を出力するため、1本の信
号出力では74MHzもの周波数を扱うことになる。し
かし、74MHzの高い周波数の信号を扱うことは困難
であることから、水平転送周波数を半減するために、2
本の水平転送レジスタを設けた構成が採られている。
【0005】このHDTV用のCCDイメージセンサな
どのように、通常撮像での駆動周波数が高いものにおい
て、先述した高速撮像を考えた場合、駆動周波数をさら
に上げることになる。一例として、2倍速を考えた場
合、水平転送周波数を半減する目的で2本の水平転送レ
ジスタを設けたにも拘らず、水平転送周波数が2倍にな
り、水平転送レジスタが1本の場合と同じ74MHzと
なることから、事実上、HDTV用のCCDイメージセ
ンサにおける高速撮像は困難であった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、特に通常撮像での駆
動周波数が高い場合であっても、駆動タイミングを変更
するだけの簡単な構成で高速撮像を可能とした固体撮像
装置およびその駆動方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像装
置は、2次元配置された複数個のセンサ部と、これらセ
ンサ部の垂直列ごとに配されて各センサ部から読み出さ
れた信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送部と、こ
れら垂直転送部の各々から転送された信号電荷を水平転
送する少なくとも2本の水平転送部とを有する固体撮像
素子と、複数本の垂直転送部の各々において隣接する少
なくとも2つの電荷パケットの信号電荷を混合して前記
少なくとも2本の水平転送部によって並列に出力すべく
固体撮像素子を駆動する駆動系とを備えた構成となって
いる。
【0008】本発明による駆動方法は、2次元配置され
た複数個のセンサ部と、これらセンサ部の垂直列ごとに
配されて各センサ部から読み出された信号電荷を垂直転
送する複数本の垂直転送部と、これら垂直転送部の各々
から転送された信号電荷を水平転送する少なくとも2本
の水平転送部とを有する固体撮像素子の駆動に際し、複
数本の垂直転送部の各々において隣接する少なくとも2
つの電荷パケットの信号電荷を混合し、この混合した信
号電荷を少なくとも2系統の水平転送部によって並列に
出力する。
【0009】上記構成の固体撮像装置およびその駆動方
法において、複数本の垂直転送部の各々から水平転送部
へ信号電荷を転送するとき、又は少なくとも2本の水平
転送部間で信号電荷を転送するときに、複数本の垂直転
送部の各々において水平転送方向または/および垂直転
送方向に隣接する少なくとも2電荷パケットの信号電荷
を混合する。そして、この混合した信号電荷を少なくと
も2本の水平転送部で分担して並列に出力する。これに
より、水平転送時の電荷パケット数が減り、単位時間当
たりの出力フレームが増える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す概略構成図である。
【0011】図1において、入射光をその光量に応じた
電荷量の信号電荷に光電変換して蓄積するフォトダイオ
ード等からなる複数個のセンサ部(画素)11が、行列
状に2次元配置されている。これらセンサ部11に対し
て、その垂直列ごとにCCDからなる複数本の垂直転送
レジスタ12が配されている。これら垂直転送レジスタ
12は、垂直転送パルスφV1〜φV4によって4相駆
動され、例えばフィールド読み出し方式の場合には、垂
直方向(行方向)に隣り合う2画素間で混合した信号電
荷を、水平ブランキング期間の一部にてライン単位で順
にシフトしつつ垂直方向に転送する。
【0012】ここで、フィールド読み出し方式につい
て、図2の動作説明図および図3のタイミングチャート
を用いた説明する。フィールド読み出し方式は、センサ
部11の各々において1/60秒(1フィールド相当期
間)だけ信号電荷を蓄積し、センサ部11の各々から読
み出した信号電荷を垂直転送レジスタ12中において垂
直方向に隣り合う2画素間で混合し、また混合する垂直
2画素の組合せを第1フィールドと第2フィールドで変
えることによってインターレース走査を実現する方式で
ある。以下、この垂直転送レジスタ12中で混合された
2画素分の信号電荷の塊を電荷パケットと称するものと
する。
【0013】垂直転送レジスタ12の転送先側には、C
CDからなる例えば2本の第1,第2の水平転送レジス
タ14,15が配されている。また、垂直転送レジスタ
12の各々と第1の水平転送レジスタ13の間には、垂
直転送レジスタ12の各々から第1の水平転送レジスタ
13に信号電荷を転送するための2段のVH転送ゲート
15,16が設けられている。1段目のVH転送ゲート
15は、ゲートパルスφVH1が印加されることで、例
えば偶数列の垂直転送レジスタ12eの信号電荷を第1
の水平転送レジスタ13に、また2段目のVH転送レジ
スタ16は、ゲートパルスφVH2が印加されること
で、例えば奇数列の垂直転送レジスタ12oの信号電荷
を第2の水平転送レジスタ14に転送する。
【0014】第1,第2の水平転送レジスタ13,14
間には、HH転送ゲート17が設けられている。このH
H転送ゲート17は、ゲートパルスφHHGが印加され
ることで、第1の水平転送レジスタ13から第2の水平
転送レジスタ14へ信号電荷を転送する。第1,第2の
水平転送レジスタ13,14は、水平転送パルスφH
1,φH2によって2相駆動され、垂直転送レジスタ1
2e,12oから移された偶数列,奇数列の各信号電荷
を順次水平方向に転送する。
【0015】第1,第2の水平転送レジスタ13,14
の転送先側の端部には、例えばフローティング・ディフ
ュージョン・アンプ構成の電荷電圧変換部18,19が
設けられている。これら電荷電圧変換部18,19は、
第1,第2の水平転送レジスタ13,14によって水平
転送されてきた信号電荷を信号電圧に変換し、CCD出
力信号OUT1,OUT2として出力する。以上によ
り、水平転送周波数を半減する目的で2本の水平転送レ
ジスタ13,14を持つフィールド読み出し方式のCC
D撮像素子10が構成されている。
【0016】垂直転送レジスタ12に与える垂直転送パ
ルスφV1〜φV4、VH転送ゲート15,16に与え
るゲートパルスφVH1,φVH2、HH転送ゲート1
7に与えるゲートパルスφHHGおよび第1,第2の水
平転送レジスタ13,14に与える水平転送パルスφH
1,φH2などのタイミングパルスは、タイミングジェ
ネレータ20から発生される。このタイミングジェネレ
ータ20は、撮像モード設定部21で設定される撮像モ
ード、即ち通常撮像モード/高速撮像モードに応じた発
生タイミングで上記の各タイミングパルスを適宜発生す
る。
【0017】上記構成のCCD撮像素子10およびその
駆動系を備えた固体撮像装置において、本発明の特徴と
するところは、垂直転送レジスタ12の各々において水
平転送方向または/および垂直転送方向に隣接する信号
電荷を加算混合し、フィールド(フレーム)当たりの電
荷パケット数を減らすことで、出力周波数(水平転送駆
動周波数)を上げることなく、単位時間に取り出せるフ
ィールド(フレーム)の枚数を上げるようにした点にあ
る。
【0018】ここで、上記構成のCCD撮像素子10に
おける通常撮像モード時の動作について簡単に説明する
と、例えば、偶数列の垂直転送レジスタ12eの信号電
荷が転送ゲート15,16を介して第1の水平転送レジ
スタ13へ転送され、奇数列の垂直転送レジスタ12o
の信号電荷がVH転送ゲート15,16、第1の水平転
送レジスタ13およびHH転送ゲート17を介して第2
の水平転送レジスタ14へ転送される。
【0019】これにより、第1,第2の水平転送レジス
タ13,14による水平転送によって1ラインの信号電
荷が2つの電荷電圧変換部18,19からCCD出力信
号OUT1,OUT2として出力される。この2つのC
CD出力信号OUT1,OUT2を、後段の信号処理系
(図示せず)で半ビット遅延するなどの信号処理を行
い、かつ偶数列の信号と奇数列の信号が交互に連なるよ
うに合成することによって本来の1ラインの画像信号が
得られる。
【0020】次に、第1実施例における高速撮像モード
時の動作について、図4のタイミングチャートに基づい
て図5の動作説明図を用いて説明する。この第1実施例
では、垂直転送レジスタ12の各々において、水平転送
方向に隣接する2つの電荷パケットの信号電荷を加算混
合する方法を採っている。なお、図5に示すように、H
H転送ゲート17において、第1の水平転送レジスタ1
3の1相目の領域と第2の水平転送レジスタ14の2相
目の領域の間にはチャネルストップ部CSが形成されて
いることから、第1の水平転送レジスタ13の2相目の
転送電極H2の下の信号電荷が、第2の水平転送レジス
タ14の1相目の転送電極H1の下に転送されるものと
する。
【0021】先ず、期間T1では、ゲートパルスφVH
1が“H”レベルの状態にあり、ゲートパルスφVH2
が“L”レベル→“H”レベルと遷移することで、1ラ
イン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して
第1の水平転送レジスタ13に転送される。そして、ゲ
ートパルスφVH1が“L”レベルに遷移した後、2相
目の水平転送パルスφH2が“H”レベルになること
で、第1の水平転送レジスタ13の2相目の転送電極H
2の下のポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電
極H1の下の信号電荷が2相目の転送電極H2の下に移
動し、水平方向に隣接する2電荷パケットの信号電荷が
混合される(期間T2)。
【0022】続いて、ゲートパルスφHHGが“H”レ
ベルの状態にあり、2相目の水平転送パルスφH2が
“H”レベル→“L”レベルと遷移することで、水平転
送レジスタ13の2相目の転送電極H2の下のポテンシ
ャルが浅くなるため、2相目の転送電極H2の下で混合
された2電荷パケット分の信号電荷が、ポテンシャルが
深い状態にあるHH転送ゲート17に移動し(期間T
3)、その後信号電荷の全ての移動が完了する(期間T
4)。なお、期間T4内でゲートパルスφVH1が
“H”レベルに遷移する。
【0023】続いて、ゲートパルスφHHGが“L”レ
ベルに遷移すると、HH転送ゲート17のポテンシャル
が浅くなる。このとき、第2の水平転送レジスタ14の
1相目の転送電極H1の下のポテンシャルが深い状態に
あるため、HH転送ゲート17の信号電荷が第2の水平
転送レジスタ14の1相目の転送電極H1の下に移動す
る(期間T5,T6)。なお、垂直転送レジスタ12に
おいては、以上の動作と並行して、垂直転送パルスφV
1〜φV4によって信号電荷をライン単位で転送するラ
インシフト動作が行われる。
【0024】そして、ゲートパルスφVH2が“H”レ
ベルに遷移し、その後垂直転送レジスタ12の4相目の
垂直転送パルスφV4が“L”レベルに遷移すると、次
の1ライン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を
介して第1の水平転送レジスタ13に転送される(期間
T7)。このとき、第1の水平転送レジスタ13の1相
目の転送電極H1の下のポテンシャルが深い状態にある
ため、2相目の転送電極H2の下の転送された信号電荷
は1相目の転送電極H1の下に移動し、水平転送方向に
隣接する2電荷パケットの信号電荷の混合が行われる
(期間T8)。そして、その混合が完了する(期間T
9)。
【0025】以上の一連の動作により、第1,第2の水
平転送レジスタ13,14内に、水平転送方向に隣接す
る2電荷パケットの信号電荷が混合されて得られる2ラ
イン分の信号電荷が存在することになる。そして、この
2ライン分の信号電荷は、第1,第2の水平転送レジス
タ13,14によって並行して転送され、2つの電荷電
圧変換部18,19から2ラインの画像信号が同時にか
つ出力周波数を上げることなく得られる。その結果、垂
直転送レジスタ12から第1,第2の水平転送レジスタ
13,14への転送に要する時間を無視すれば、先述し
た通常撮像モード時の2倍の速さで1枚のフィールド
(フレーム)の画像を得ることができる。
【0026】次に、第2実施例における高速撮像モード
時の動作について、図6のタイミングチャートに基づい
て図7の動作説明図を用いて説明する。この第2実施例
では、垂直転送レジスタ12の各々において、垂直転送
方向に隣接した2つの電荷パケットの信号電荷を加算混
合する方法を採っている。
【0027】先ず、期間T1では、ゲートパルスφVH
1が“H”レベルの状態にあり、ゲートパルスφVH2
が“L”レベル→“H”レベルと遷移することで、1ラ
イン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して
第1の水平転送レジスタ13に転送される。このとき、
ゲートパルスφHHGもゲートパルスφVH1と同期し
て“H”レベルとなっているため、垂直転送レジスタ1
2から移された第1の水平転送レジスタ13の2相目の
転送電極H2の下の信号電荷は、HH転送ゲート17の
下への移動を開始する。そして、期間T2で大部分の信
号電荷の移動が完了する。垂直転送レジスタ12におい
ては、以上の動作と並行して、垂直転送パルスφV1〜
φV4によってラインシフト動作が行われる。
【0028】続いて、垂直転送レジスタ12の4相目の
垂直転送パルスφV4が“L”レベルに遷移すると、ゲ
ートパルスφVH1,φVH2が共に“H”レベルの状
態にあることから、次の1ライン分の信号電荷がVH転
送ゲート15,16を介して第1の水平転送レジスタ1
3に転送される(期間T3)。そして、ゲートパルスφ
VH1およびゲートパルスφVH2が順に“L”レベル
に遷移することで、1ライン分の信号電荷の転送が完了
する。
【0029】この期間T3において、次の1ライン分の
信号電荷が転送されたとき、第1の水平転送レジスタ1
3の1相目の転送電極H1の下には、1電荷パケットお
きに信号電荷が蓄積された状態にあるため、この1相目
の転送電極H1の下において、垂直転送方向に隣接する
2つの電荷パケットの信号電荷が混合される。一方、第
1の水平転送レジスタ13の2相目の転送電極H2の下
に転送された次のラインの信号電荷は、前のラインの残
りの信号電荷と共にHH転送ゲート17に移動し、この
HH転送ゲート17において、垂直転送方向に隣接する
2つの電荷パケットの信号電荷が混合される。
【0030】続いて、1相目の水平転送パルスφH1が
“H”レベルになると、第2の水平転送レジスタ14の
1相目の転送電極H1の下のポテンシャルが深くなるた
め、HH転送ゲート17の2電荷パケット分の信号電荷
が第2の水平転送レジスタ14の1相目の転送電極H1
の下に移動し(期間T4,T5)、ゲートパルスφHH
Gが“L”レベルに遷移することで、その移動が完了す
る(期間T6)。
【0031】以上の一連の動作により、第1,第2の水
平転送レジスタ13,14内に、垂直転送方向に隣接す
る2つの電荷パケットの信号電荷が混合された形で存在
することになる。そして、これらの信号電荷は、第1,
第2の水平転送レジスタ13,14によって並行して転
送され、2つの電荷電圧変換部18,19で信号電圧に
変換されて出力される。これにより、1枚のフィールド
(フレーム)を構成する走査線の数が半分になるため、
通常撮像モード時の2倍の速さで1枚のフィールド(フ
レーム)の画像を得ることができる。
【0032】なお、本実施例の場合には、走査線の数が
半減し、垂直解像度が低下することから、垂直解像度を
確保する必要がある場合は、後段の信号処理系(図示せ
ず)においてメモリを使用して走査線数を変換するなど
の信号処理を行うようにすれば良い。
【0033】また、本実施例においては、垂直転送方向
に隣接する2つの電荷パケットの信号電荷を加算混合す
る動作を行う場合について説明したが、3つの電荷パケ
ット以上の信号電荷を加算混合する動作を行うことも可
能である。
【0034】次に、第3実施例における高速撮像モード
時の動作について、図8のタイミングチャートに基づい
て図9の動作説明図を用いて説明する。この第3実施例
は、第1実施例と第2実施例とを組み合わせたもの、即
ち垂直転送レジスタ12の各々において、水平転送方向
および垂直転送方向に2つずつ隣接した計4つの電荷パ
ケットの信号電荷を加算混合する方法を採っている。
【0035】先ず、ゲートパルスφV1に続いてゲート
パルスφV2が“H”レベルになることで、1ライン分
の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して垂直転
送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13へ転送
される(期間T1)。このとき、ゲートパルスφHHG
が“H”レベルの状態にあるため、第1の水平転送レジ
スタ13の2相目の転送電極H2の下に転送された信号
電荷はそのままHH転送ゲート17に移動する。
【0036】その転送開始直後に2相目の水平転送パル
スφH2が“H”レベルに遷移し、第1の水平転送レジ
スタ13の2相目の転送電極H2の下のポテンシャルが
深くなるため、1相目の転送電極H1の下の信号電荷は
2相目の転送電極H2の下に移動し、さらにHH転送ゲ
ート17に移動する。そして、ゲートパルスφV1に続
いてゲートパルスφV2が“L”レベルになることで、
1ライン分の信号電荷の転送が完了し、第1の水平転送
レジスタ13の2相目の転送電極H2の下およびHH転
送ゲート17において、水平転送方向に隣接する2つの
電荷パケットの信号電荷の混合が行われる(期間T
2)。
【0037】再び、ゲートパルスφV1に続いてゲート
パルスφV2が“H”レベルになることで、次の1ライ
ン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して垂
直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13へ
転送される(期間T3)。このとき、期間T3の場合と
同様に、2相目の水平転送パルスφH2およびゲートパ
ルスφHHGが共に“H”レベルの状態にあるため、第
1の水平転送レジスタ13の2相目の転送電極H2の下
に転送された信号電荷はそのままHH転送ゲート17に
移動し、また1相目の転送電極H1の下に転送された信
号電荷は2相目の転送電極H2の下を経由してHH転送
ゲート17に移動する。
【0038】その後、2相目の水平転送パルスφH2が
“L”レベルに遷移することで、第1の水平転送レジス
タ13の2相目の転送電極H2の下に残存している信号
電荷が全てHH転送ゲート17に移動する(期間T
4)。これにより、このHH転送ゲート17において、
水平転送方向に隣接する2電荷パケット分の信号電荷に
加え、次のラインの電荷パケットの信号電荷も加算混合
され、トータルで水平転送方向および垂直転送方向に隣
接する4電荷パケット分の信号電荷が加算混合されたこ
とになる。
【0039】続いて、1相目の水平転送パルスφH1が
“H”レベルに遷移し、これに同期してゲートパルスφ
HHGが“L”レベルに遷移すると、HH転送ゲート1
7の4電荷パケット分の信号電荷が第2の水平転送レジ
スタ14の1相目の転送電極H1の下に移動を開始し
(期間T5)、全ての信号電荷が1相目の転送電極H1
の下に蓄積される(期間T6)。
【0040】再び、ゲートパルスφV1に続いてゲート
パルスφV2が“H”レベルになると、次の1ライン分
の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して垂直転
送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13へ転送
される(期間T7)。このとき、1相目の水平転送パル
スφH1が“H”レベルの状態にあるため、第1の水平
転送レジスタ13の2相目の転送電極H2の下に転送さ
れた信号電荷はそのまま1相目の転送電極H1の下に移
動する。
【0041】そして、ゲートパルスφV1に続いてゲー
トパルスφV2が“L”レベルになることで、1ライン
分の信号電荷の転送が完了し、第1の水平転送レジスタ
13の1相目の転送電極H1の下において、水平転送方
向に隣接する2つの電荷パケットの信号電荷が混合され
る。(期間T8)。
【0042】その後再び、ゲートパルスφV1に続いて
ゲートパルスφV2が“H”レベルになることで、次の
1ライン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介
して垂直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ
13へ転送される。このとき、1相目の水平転送パルス
φH1が“H”レベルの状態にあるため、第1の水平転
送レジスタ13の2相目の転送電極H2の下に転送され
た信号電荷はそのまま1相目の転送電極H1の下に移動
する。
【0043】これにより、第1の水平転送レジスタ13
の1相目の転送電極H1の下において、水平転送方向に
隣接する2電荷パケット分の信号電荷に加え、次のライ
ンの電荷パケットの信号電荷も加算混合され、トータル
で水平転送方向および垂直転送方向に隣接する4電荷パ
ケット分の信号電荷が加算混合されたことになる(期間
T9)。
【0044】以上の一連の動作により、第1,第2の水
平転送レジスタ13,14内に、水平転送方向および垂
直転送方向に隣接する4つの電荷パケットの信号電荷が
混合された形で存在することになる。そして、これらの
信号電荷は、第1,第2の水平転送レジスタ13,14
によって並行して転送され、2つの電荷電圧変換部1
8,19で信号電圧に変換されて出力される。これによ
り、電荷パケット数を通常撮像モード時の1/4に減ら
すことができるため、通常撮像モード時の4倍の速さで
1枚のフィールド(フレーム)の画像を得ることができ
る。
【0045】以上説明した第1〜第3実施例において
は、垂直転送方向または/および水平転送方向で隣接す
る少なくとも2電荷パケット分の信号電荷を加算混合す
るため、加算混合後の信号電荷の電荷量が、それを転送
する水平転送レジスタ13,14の取り扱い電荷量を超
える懸念がある。何故ならば、本実施形態に係るCCD
撮像素子10では、フィールド読み出し方式を採用して
いることから、先述したように、1電荷パケットは垂直
2画素分の信号電荷を混合したものであり、これをさら
に加算混合することになるからである。
【0046】そこで、以下に説明する方法を用いて信号
電荷の一部を捨てる動作を行うことで、その懸念を解消
することができる。簡単のために、2つの電荷パケット
の信号電荷を加算混合する場合を考える。
【0047】その1つの方法は、高速撮像モード時にフ
レーム読み出し方式を採用し、ある行のセンサ部11の
信号電荷を読み出さないようにする方法である。ここ
で、フレーム読み出し方式について、図10の動作説明
図および図11のタイミングチャートを用いて説明す
る。フレーム読み出し方式は、センサ部11の各々にお
いて1/30秒(1フレーム相当期間)だけ信号電荷を
蓄積し、偶数ラインのセンサ部11eの信号電荷と奇数
ラインのセンサ部11oの信号電荷をフィールドごとに
交互に読み出す方式である。
【0048】このフレーム読み出し方式の場合には、1
電荷パケットの信号電荷が1画素分の信号電荷となる。
したがって、高速撮像モードでフレーム読み出し方式を
採用することで、垂直転送方向または水平転送方向に隣
接する2電荷パケット分の信号電荷を加算混合したとし
ても、加算混合後の信号電荷量は、通常撮像モード時に
フィールド読み出しにて読み出した1電荷パケット分の
信号電荷量と同じになるため、水平転送レジスタ13,
14の取り扱い電荷量を超えることはない。
【0049】ところで、オーバーフロードレインが基板
深さ方向に配置されたいわゆる縦型オーバーフロードレ
イン構造を持つセンサ部11は、同一光量の場合、セン
サ部11に蓄積される信号電荷が、図12に示すよう
に、ある値までは時間と共に線形に増えていくが、そこ
からは傾きが変わる特性を持っている。ここで、上述し
たように、高速撮像モードでフレーム読み出し方式を採
用した場合、通常撮像モード時の読み出し間隔が1/6
0秒であるのに対し、ある画素に着目すると2回に1回
は読み出しが行われないため、1/30秒間光電変換に
よる信号電荷の蓄積を行うことになる。
【0050】その場合、同じ1つの画素でも、そのセン
サ部11に蓄積されている信号電荷は、若干ながら増え
ることになる。ただし、高速撮像モードでの動作は、通
常撮像モードの動作の場合よりもフィールドの間隔(読
み出しの間隔)が短くなり、通常撮像モードが1/60
秒ならば、例えば2倍速の場合には1/120秒になる
ため、各センサ部11の信号電荷は減るはずである。ま
た、万が一増えた信号電荷を加算混合しても、水平転送
レジスタ13,14の取り扱い電荷量を超えなければ問
題はない。
【0051】しかし、水平転送レジスタ13,14の取
り扱い電荷量に余裕が無い場合は、例えば基板にシャッ
タパルスを印加し、センサ部11の信号電荷に掃き捨て
るいわゆる電子シャッタ等の動作を行い、センサ部11
内の信号電荷を捨てる動作を加えることで、露光時間の
調整を行い、信号電荷量を調整することができる。
【0052】電子シャッタを使用して信号電荷量を調整
する場合、先述したフレーム読み出しと併用しても良い
が、併用しなくても、各センサ部11内の信号電荷量を
調整できるため、通常のフィールド読み出しを行っても
良い。図13に、フィールド読み出しの場合(A)とフ
レーム読み出しの場合(B)の電子シャッタタイミング
の例を示す。
【0053】ところで、先述した第1〜第3実施例で
は、基本的にフィールド読み出し方式のCCD撮像素子
に適用した場合において、高速撮像モード時の動作説明
を行ったが、全画素の信号電荷を垂直転送レジスタ12
中で混合せずに同一時刻に独立に読み出すいわゆる全画
素読み出し方式のCCD撮像素子にも同様に適用するこ
とが可能である。
【0054】以下、この全画素読み出し方式のCCD撮
像素子に適用した第4実施形態の場合の動作について説
明する。なお、CCD撮像素子の構造については、基本
的には、全画素読み出し方式とフィールド読み出し方式
で違いはなく、CCD撮像素子を駆動するタイミングが
異なるのみである。
【0055】ただし、第1,第2の水平転送レジスタ1
3,14において、フィールド読み出し方式の場合に
は、転送電極H1,H2の各々が1画素に対応している
のに対し、全画素読み出し方式の場合には、転送電極H
1,H2の一対が1画素に対応している。また、HH転
送ゲート17において、フィールド読み出し方式の場合
には、第1の水平転送レジスタ13の1相目の領域と第
2の水平転送レジスタ14の2相目の領域の間にチャネ
ルストップ部CSが形成されているのに対し、全画素読
み出し方式の場合には、第1の水平転送レジスタ13の
2相目の領域と第2の水平転送レジスタ14の1相目の
領域の間にチャネルストップ部CSが形成されているも
のとする。
【0056】最初に、通常撮像モード時の動作につい
て、図14のタイミングチャートに基づいて図15の動
作説明図を用いて説明する。なお、全画素読み出し方式
の場合には、各画素の信号電荷が垂直転送レジスタ12
中で混合されず垂直転送されることから、フレーム読み
出し方式の場合と同様に、1電荷パケットの信号電荷は
1画素分の信号電荷となる。
【0057】先ず、ゲートパルスφVH1に続いてゲー
トパルスφVH2が“H”レベルに遷移すると、1ライ
ン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して垂
直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13の
1相目の転送電極H1の下に転送される。このとき、ゲ
ートパルスφHHGが“H”レベルの状態にあるため、
第1の水平転送レジスタ13の1相目の転送電極H1の
下に転送された信号電荷はそのままHH転送ゲート17
に移動し(期間T1)、全ての信号電荷の移動が完了す
る(期間T2)。
【0058】続いて、2相目の水平転送パルスφH2が
“H”レベルに遷移すると、第2の水平転送レジスタ1
4の2相目の転送電極H2の下のポテンシャルが深くな
るため、HH転送ゲート17の信号電荷が第2の水平転
送レジスタ14の2相目の転送電極H2の下に移動する
(期間T3)。この期間T3中に、1相目の水平転送パ
ルスφH1が“H”レベルに遷移する。そして、ゲート
パルスφHHGが“L”レベルに遷移することで、HH
転送ゲート17の信号電荷の全てが水平転送レジスタ1
4の2相目の転送電極H2の下に転送される(期間T
4)。
【0059】続いて、2相目の水平転送パルスφH2が
“L”レベルに遷移すると、1相目の水平転送パルスφ
H1が既に“H”レベルの状態にあることから、第2の
水平転送レジスタ14の2相目の転送電極H2の下に転
送された信号電荷は1相目の転送電極H1の下に移され
る(期間T5)。垂直転送レジスタ12においては、以
上の動作と並行して、垂直転送パルスφV1〜φV4に
よってラインシフト動作が行われる。その後、ゲートパ
ルスφVH1に続いてゲートパルスφVH2が再び
“H”レベルに遷移すると、次の1ライン分の信号電荷
がVH転送ゲート15,16を介して垂直転送レジスタ
12から第1の水平転送レジスタ13の1相目の転送電
極H1の下に転送される。
【0060】以上の一連の動作により、第1,第2の水
平転送レジスタ13,14の各々に1ライン分ずつ、計
2ライン分の信号電荷が存在することになる。そして、
この2ライン分の信号電荷は、第1,第2の水平転送レ
ジスタ13,14によって並行して転送され、2つの電
荷電圧変換部18,19から2ラインの画像信号が同時
に得られる。
【0061】次に、高速撮像モード時において例えば垂
直転送方向に隣接する2つの電荷パケットを加算混合す
る場合の動作について、図16および図17のタイミン
グチャートに基づいて図18および図19の動作説明図
を用いて説明する。
【0062】先ず、ゲートパルスφVH1に続いてゲー
トパルスφVH2が“H”レベルに遷移すると、1ライ
ン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して垂
直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13の
1相目の転送電極H1の下に転送される。このとき、ゲ
ートパルスφHHGが“H”レベルの状態にあるため、
第1の水平転送レジスタ13の1相目の転送電極H1の
下に転送された信号電荷はそのままHH転送ゲート17
に移動し(期間T1)、全ての信号電荷の移動が完了す
る(期間T2)。
【0063】続いて、ゲートパルスφHHGが“L”レ
ベルに遷移すると、HH転送ゲート17の信号電荷が第
2の水平転送レジスタ14の2相目の転送電極H2の下
に移動を開始し(期間T3)、全ての信号電荷の移動が
完了する(期間T4)。垂直転送レジスタ12において
は、以上の動作と並行してラインシフト動作が行われ
る。その後、ゲートパルスφVH1に続いてゲートパル
スφVH2が再び“H”レベルに遷移し、これに同期し
てゲートパルスφHHGも“H”レベルに遷移すると、
次の1ライン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16
を介して垂直転送レジスタ12から第1の水平転送レジ
スタ13の1相目の転送電極H1の下に転送され(期間
T5)、さらにHH転送ゲート17に移動する(期間T
6)。
【0064】続いて、ゲートパルスφHHGが“L”レ
ベルに遷移すると、HH転送ゲート17の信号電荷が第
2の水平転送レジスタ14の2相目の転送電極H2の下
に移動を開始し(期間T7)、全ての信号電荷の移動が
完了する(期間T8)。これにより、第2の水平転送レ
ジスタ14の2相目の転送電極H2の下において、垂直
転送方向に隣接する2つの電荷パケットの信号電荷が加
算混合される。このとき、垂直転送レジスタ12におい
ては、以上の動作と並行してラインシフト動作が行われ
る。
【0065】再びゲートパルスφVH1に続いてゲート
パルスφVH2が“H”レベルに遷移すると、次の1ラ
イン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して
垂直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13
の1相目の転送電極H1の下に転送される(期間T
9)。このとき、垂直転送レジスタ12においては、以
上の動作と並行してラインシフト動作が行われる。
【0066】ゲートパルスφVH1に続いてゲートパル
スφVH2が再び“H”レベルに遷移すると、次の1ラ
イン分の信号電荷がVH転送ゲート15,16を介して
垂直転送レジスタ12から第1の水平転送レジスタ13
の1相目の転送電極H1の下に転送される(期間T1
0)。これにより、第1の水平転送レジスタ13の1相
目の転送電極H1の下において、垂直転送方向に隣接す
る2つの電荷パケットの信号電荷が加算混合される(期
間T11)。
【0067】そして、1相目の水平転送パルスφH1が
“H”レベルに遷移すると、第1,第2の水平転送レジ
スタ13,14の各1相目の転送電極H1の下のポテン
シャルが深くなるため、第1の水平転送レジスタ13の
1相目の転送電極H1の下で加算混合された信号電荷は
そのままここに蓄積され、第2の水平転送レジスタ14
の2相目の転送電極H2の下で加算混合された信号電荷
は1相目の転送電極H1の下にシフトされ、ここに蓄積
される(期間T12)。
【0068】以上の一連の動作により、第1,第2の水
平転送レジスタ13,14内に、垂直転送方向に隣接す
る2電荷パケットの信号電荷が混合された形で存在する
ことになる。そして、これらの信号電荷は、第1,第2
の水平転送レジスタ13,14によって並行して転送さ
れ、2つの電荷電圧変換部18,19で信号電圧に変換
されて出力される。
【0069】なお、上記第1〜第4の実施例に係るCC
D撮像素子として、水平転送レジスタを2本持つCCD
撮像素子の場合を例に採って説明したが、3本以上の水
平転送レジスタを持つCCD撮像素子にも同様に適用可
能である。
【0070】図20は、第1〜第3実施例に係るフィー
ルド読み出し方式のCCD撮像素子又は第4実施例に係
る全画素読み出し方式のCCD撮像素子を撮像デバイス
として用いた本発明に係るカメラの概略構成図である。
【0071】図20において、被写体からの光はレンズ
31などの光学系によって取り込まれ、光学フィルタ3
2を経た後、CCD撮像素子33の撮像面に入射する。
このCCD撮像素子33は、タイミングジェネレータ3
4で発生される各種のタイミングパルスによって駆動さ
れる。タイミングジェネレータ34は、撮像モード設定
部35で設定される撮像モード(通常撮像モード/高速
撮像モード)に応じてCCD撮像素子33の駆動タイミ
ングを変える。CCD撮像素子33の出力信号は、信号
処理回路36において各種の信号処理が施される。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも2本の水平転送部を有する固体撮像素子にお
いて、複数本の垂直転送部の各々から水平転送部へ信号
電荷を転送するとき、又は少なくとも2本の水平転送部
間で信号電荷を転送するとき、複数本の垂直転送部の各
々において水平転送方向または/および垂直転送方向に
隣接する少なくとも2つの電荷パケットの信号電荷を混
合し、この混合した信号電荷を少なくとも2本の水平転
送部で分担して並列に出力することで、水平転送時の電
荷パケット数が減り、単位時間当たりの出力フレームが
増える。
【0073】これにより、固体撮像素子そのものに対し
て特別な変更を行わなくても、駆動タイミングおよび信
号処理系を変更するだけで、通常の撮像モード時の駆動
周波数が高い場合であっても、高速撮像が可能となる。
したがって、従来困難とされていたHDTV用の固体撮
像素子であっても、高速撮像を比較的容易に実現できる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】フィールド読み出し方式の動作説明図である。
【図3】フィールド読み出し方式のタイミングチャート
である。
【図4】第1実施例に係るタイミングチャートである。
【図5】第1実施例に係る動作説明図である。
【図6】第2実施例に係るタイミングチャートである。
【図7】第2実施例に係る動作説明図である。
【図8】第3実施例に係るタイミングチャートである。
【図9】第3実施例に係る動作説明図である。
【図10】フレーム読み出し方式の動作説明図である。
【図11】フレーム読み出し方式のタイミングチャート
である。
【図12】センサ部の特性図である。
【図13】電子シャッタタイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図14】第4実施例に係る通常撮像モード時のタイミ
ングチャートである。
【図15】第4実施例に係る通常撮像モード時の動作説
明図である。
【図16】第4実施例に係る高速撮像モード時のタイミ
ングチャート(その1)である。
【図17】第4実施例に係る高速撮像モード時のタイミ
ングチャート(その2)である。
【図18】第4実施例に係る高速撮像モード時の動作説
明図(その1)である。
【図19】第4実施例に係る高速撮像モード時の動作説
明図(その2)である。
【図20】本発明に係るカメラの概略構成図である。
【符号の説明】
10 CCD撮像素子 11 センサ部 12 垂
直転送レジスタ 13 第1の水平転送レジスタ 14 第2の水平転
送レジスタ 15,16 VH転送ゲート 17 HH転送ゲート 18,19 電荷電圧変換部 20 タイミングジェ
ネレータ 21 撮像モード設定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元配置された複数個のセンサ部と、
    これらセンサ部の垂直列ごとに配されて各センサ部から
    読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送
    部と、これら垂直転送部の各々から転送された信号電荷
    を水平転送する少なくとも2本の水平転送部とを有する
    固体撮像素子と、 前記複数本の垂直転送部の各々において隣接する少なく
    とも2つの電荷パケットの信号電荷を混合して前記少な
    くとも2本の水平転送部によって並列に出力すべく前記
    固体撮像素子を駆動する駆動系とを備えたことを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動系は、前記複数本の垂直転送部
    の各々において水平転送方向に隣接する少なくとも2つ
    の電荷パケットの信号電荷を混合すべく前記固体撮像素
    子を駆動することを特徴とする請求項1記載の固体撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動系は、前記複数本の垂直転送部
    の各々において垂直転送方向に隣接する少なくとも2つ
    の電荷パケットの信号電荷を混合すべく前記固体撮像素
    子を駆動することを特徴とする請求項1記載の固体撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動系は、前記複数本の垂直転送部
    の各々において水平転送方向および垂直転送方向にそれ
    ぞれ少なくとも2つずつ隣接する少なくとも4つの電荷
    パケットの信号電荷を混合すべく前記固体撮像素子を駆
    動することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 通常撮像モードと高速撮像モードとを選
    択的に設定する撮像モード設定手段を有し、 前記駆動系は、前記撮像モード設定手段による通常撮像
    モードの設定時にはフィールド読み出し動作を行い、高
    速撮像モードの設定時にはフレーム読み出し動作を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 通常撮像モードと高速撮像モードとを選
    択的に設定する撮像モード設定手段と、 前記撮像モード設定手段による高速撮像モードの設定時
    に、前記複数個のセンサ部内の信号電荷の一部を捨てる
    電荷排出手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 2次元配置された複数個のセンサ部と、
    これらセンサ部の垂直列ごとに配されて各センサ部から
    読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送
    部と、これら垂直転送部の各々から転送された信号電荷
    を水平転送する少なくとも2本の水平転送部とを有する
    固体撮像素子の駆動方法であって、 前記複数本の垂直転送部の各々において隣接する少なく
    とも2つの電荷パケットの信号電荷を混合し、 この混合した信号電荷を前記少なくとも2系統の水平転
    送部によって並列に出力することを特徴とする固体撮像
    装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 2次元配置された複数個のセンサ部と、
    これらセンサ部の垂直列ごとに配されて各センサ部から
    読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送
    部と、これら垂直転送部の各々から転送された信号電荷
    を水平転送する少なくとも2本の水平転送部とを有する
    固体撮像素子と、 前記複数本の垂直転送部の各々において隣接する少なく
    とも2つの電荷パケットの信号電荷を混合して前記少な
    くとも2系統の水平転送部によって並列に出力すべく前
    記固体撮像素子を駆動する駆動系と、 被写体からの光を前記固体撮像素子の撮像面上に導く光
    学系とを備えたことを特徴とするカメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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