JPH0715672Y2 - 溶接軸 - Google Patents
溶接軸Info
- Publication number
- JPH0715672Y2 JPH0715672Y2 JP1988091693U JP9169388U JPH0715672Y2 JP H0715672 Y2 JPH0715672 Y2 JP H0715672Y2 JP 1988091693 U JP1988091693 U JP 1988091693U JP 9169388 U JP9169388 U JP 9169388U JP H0715672 Y2 JPH0715672 Y2 JP H0715672Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- fitting
- shaft
- tubular member
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
本考案は溶接軸に関する。
例えば、トラックの後軸アクスルハウジングは、鋼板又
は鋳鋼部材の溶接軸よりなり、第3図部分縦断面図に示
すように、そのハウジング本体01の両端に、それぞれス
ピンドル02を同軸的に溶接することにより作られる。 溶接に当たっては、第4図部分拡大図に示すように、ま
ず両者の嵌合部をそれぞれ旋盤加工したのち、スピンド
ル02の内端部をハウジング本体の外端にそれぞれ圧入す
ることにより、心合わせし,開先03を溶接する。 しかしながら、このような溶接軸では、下記のような欠
点がある。 (1)溶接の際、アクスルハウジング本体の外端開口部
は、第5図に鎖線で示すように、収縮するので、圧入部
には過大な残留応力が発生し、これによりアクスルハウ
ジング本体外端部にクラックが発生し、強度が低下す
る。 (2)そこで、残留応力の発生を避けるために、両者を
圧入する代わりにすきま嵌めすると、両者の心ずれが生
じて、スピンドルの中心線が、アクスルハウジング中心
線と一致しなくなる。
は鋳鋼部材の溶接軸よりなり、第3図部分縦断面図に示
すように、そのハウジング本体01の両端に、それぞれス
ピンドル02を同軸的に溶接することにより作られる。 溶接に当たっては、第4図部分拡大図に示すように、ま
ず両者の嵌合部をそれぞれ旋盤加工したのち、スピンド
ル02の内端部をハウジング本体の外端にそれぞれ圧入す
ることにより、心合わせし,開先03を溶接する。 しかしながら、このような溶接軸では、下記のような欠
点がある。 (1)溶接の際、アクスルハウジング本体の外端開口部
は、第5図に鎖線で示すように、収縮するので、圧入部
には過大な残留応力が発生し、これによりアクスルハウ
ジング本体外端部にクラックが発生し、強度が低下す
る。 (2)そこで、残留応力の発生を避けるために、両者を
圧入する代わりにすきま嵌めすると、両者の心ずれが生
じて、スピンドルの中心線が、アクスルハウジング中心
線と一致しなくなる。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、ス
ピンドルとアクスルハウジング本体とを正しく同一中心
線上にて固着する高精度かつ強固な溶接軸を提供するこ
とを目的とする。
ピンドルとアクスルハウジング本体とを正しく同一中心
線上にて固着する高精度かつ強固な溶接軸を提供するこ
とを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために創案されたもので、
軸部材と、上記軸部材を圧入したのちに開口端部付近を
上記軸部材の外周面に溶接される管状部材とを有する溶
接軸において、上記軸部材の上記管状部材への圧入部
を、上記管状部材の内径よりも圧入代分だけ大きい外径
を有する圧入先端部と、上記圧入先端部から上記圧入部
の基端へかけて漸次先細となるテーパー形状に成形され
ているテーパー部とによって形成したことを特徴とす
る。
軸部材と、上記軸部材を圧入したのちに開口端部付近を
上記軸部材の外周面に溶接される管状部材とを有する溶
接軸において、上記軸部材の上記管状部材への圧入部
を、上記管状部材の内径よりも圧入代分だけ大きい外径
を有する圧入先端部と、上記圧入先端部から上記圧入部
の基端へかけて漸次先細となるテーパー形状に成形され
ているテーパー部とによって形成したことを特徴とす
る。
上記考案によれば、軸部材と管状部材とは、軸部材の圧
入部の圧入先端部とテーパー部との協働作用により、軸
部材の軸中心と管状部材の軸中心とを同一軸心に保ちつ
つ圧入され、軸部材と管状部材とを溶接する際に、管状
部材の溶接部付近が収縮してテーパー部外周面に密着
し、軸部材の圧入部の外周面と管状部材の内周面とが適
切な面圧で圧接する。
入部の圧入先端部とテーパー部との協働作用により、軸
部材の軸中心と管状部材の軸中心とを同一軸心に保ちつ
つ圧入され、軸部材と管状部材とを溶接する際に、管状
部材の溶接部付近が収縮してテーパー部外周面に密着
し、軸部材の圧入部の外周面と管状部材の内周面とが適
切な面圧で圧接する。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
本願考案に基づいて軸部材と管状部材との圧入部の溶接
前の状態を示す部分縦断面図である。第2図は第1図の
溶接後の状態を示す部分縦断面図である。 上図において、第3〜4図と同一の記号はそれぞれ第3
〜4図と同一の部材を示し、1は軸部材であるスピンド
ル、01は管状部材であるアクスルハウジング本体、2は
スピンドル1の圧入部の先端に設けられアクスルハウジ
ング本体01の内径よりも圧入代分だけ大きい外径に成形
されている圧入先端部、3はスピンドル1の圧入部の先
端から基端にかけて先細に成形されているテーパー部で
ある。 このような構造において、まず、第1図に示すように、
スピンドル1の圧入部をアクスルハウジング本体01の開
口端部に圧入すると、圧入先端部2の調心的作用により
スピンドル1とアクスルハウジング本体01との軸中心は
同一となるとともに、圧入部にくさび状断面の環状すき
間が生ずる。 次に、スピンドル1とアクスルハウジング本体01とを開
先03にて溶接すると、第2図に示すように、アクスルハ
ウジング本体01の溶接部付近の開口端部が収縮して内周
面がスピンドル1のテーパー部3の外周面に一様の好適
な面圧で圧接する。
本願考案に基づいて軸部材と管状部材との圧入部の溶接
前の状態を示す部分縦断面図である。第2図は第1図の
溶接後の状態を示す部分縦断面図である。 上図において、第3〜4図と同一の記号はそれぞれ第3
〜4図と同一の部材を示し、1は軸部材であるスピンド
ル、01は管状部材であるアクスルハウジング本体、2は
スピンドル1の圧入部の先端に設けられアクスルハウジ
ング本体01の内径よりも圧入代分だけ大きい外径に成形
されている圧入先端部、3はスピンドル1の圧入部の先
端から基端にかけて先細に成形されているテーパー部で
ある。 このような構造において、まず、第1図に示すように、
スピンドル1の圧入部をアクスルハウジング本体01の開
口端部に圧入すると、圧入先端部2の調心的作用により
スピンドル1とアクスルハウジング本体01との軸中心は
同一となるとともに、圧入部にくさび状断面の環状すき
間が生ずる。 次に、スピンドル1とアクスルハウジング本体01とを開
先03にて溶接すると、第2図に示すように、アクスルハ
ウジング本体01の溶接部付近の開口端部が収縮して内周
面がスピンドル1のテーパー部3の外周面に一様の好適
な面圧で圧接する。
以上のように本考案によれば、軸部材と、上記軸部材を
圧入したのちに開口端部付近を上記軸部材の外周面に溶
接される管状部材とを有する溶接軸において、上記軸部
材の上記管状部材への圧入部を、上記管状部材の内径よ
りも圧入代分だけ大きい外径を有する圧入先端部と、上
記圧入先端部から上記圧入部の基端へかけて漸次先細と
なるテーパー形状に成形されているテーパー部とによっ
て形成したことにより、上記軸部材と上記管状部材とを
同一軸心に圧入可能になるとともに、溶接時の上記管状
部材の溶接部付近が収縮する際に上記管状部材の収縮部
の内周面が上記テーパー部に一様の好適な面圧で圧接す
るので残留応力を低減した高精度かつ強固な溶接軸とす
ることができる効果を奏する。
圧入したのちに開口端部付近を上記軸部材の外周面に溶
接される管状部材とを有する溶接軸において、上記軸部
材の上記管状部材への圧入部を、上記管状部材の内径よ
りも圧入代分だけ大きい外径を有する圧入先端部と、上
記圧入先端部から上記圧入部の基端へかけて漸次先細と
なるテーパー形状に成形されているテーパー部とによっ
て形成したことにより、上記軸部材と上記管状部材とを
同一軸心に圧入可能になるとともに、溶接時の上記管状
部材の溶接部付近が収縮する際に上記管状部材の収縮部
の内周面が上記テーパー部に一様の好適な面圧で圧接す
るので残留応力を低減した高精度かつ強固な溶接軸とす
ることができる効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例の溶接部の溶接前の状態を示
す部分縦断面図、第2図は第1図の溶接後の状態を示す
同じく縦断面図である。 第3図は公知のトラックのアクスルハウジングを示す部
分縦断面図、第4図は第3図のIV部を示す部分拡大図、
第5図は第4図のアクスルハウジング外端開口部の溶接
変形を示す説明図である。 1……スピンドル,2……圧入先端部,3……テーパー部,0
1……アクスルハウジング,03……開先
す部分縦断面図、第2図は第1図の溶接後の状態を示す
同じく縦断面図である。 第3図は公知のトラックのアクスルハウジングを示す部
分縦断面図、第4図は第3図のIV部を示す部分拡大図、
第5図は第4図のアクスルハウジング外端開口部の溶接
変形を示す説明図である。 1……スピンドル,2……圧入先端部,3……テーパー部,0
1……アクスルハウジング,03……開先
Claims (1)
- 【請求項1】軸部材と、上記軸部材を圧入したのちに開
口端部付近を上記軸部材の外周面に溶接される管状部材
とを有する溶接軸において、上記軸部材の上記管状部材
への圧入部を、上記管状部材の内径よりも圧入代分だけ
大きい外径を有する圧入先端部と、上記圧入先端部から
上記圧入部の基端へかけて漸次先細となるテーパー形状
に成形されているテーパー部とによって形成したことを
特徴とする溶接軸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091693U JPH0715672Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 溶接軸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091693U JPH0715672Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 溶接軸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0216294U JPH0216294U (ja) | 1990-02-01 |
| JPH0715672Y2 true JPH0715672Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31316161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988091693U Expired - Lifetime JPH0715672Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 溶接軸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715672Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6430094B2 (ja) * | 2012-07-26 | 2018-11-28 | 日野自動車株式会社 | リアアクスルの製造方法 |
| JP6446502B2 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-26 | 日野自動車株式会社 | リアアクスルの製造方法 |
| JP7032981B2 (ja) * | 2018-04-13 | 2022-03-09 | プレス工業株式会社 | 車軸ケースのカバー溶接方法及びカバー溶接構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5061497U (ja) * | 1973-10-01 | 1975-06-05 | ||
| JPS5933526U (ja) * | 1982-08-20 | 1984-03-01 | 株式会社富士通ゼネラル | 回転軸の偏心振れ防止装置 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP1988091693U patent/JPH0715672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0216294U (ja) | 1990-02-01 |
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