JPH07156960A - 酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料 - Google Patents
酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料Info
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- JPH07156960A JPH07156960A JP5303828A JP30382893A JPH07156960A JP H07156960 A JPH07156960 A JP H07156960A JP 5303828 A JP5303828 A JP 5303828A JP 30382893 A JP30382893 A JP 30382893A JP H07156960 A JPH07156960 A JP H07156960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- layer
- packaging material
- laminated
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/02—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body
- B65D5/06—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body with end-closing or contents-supporting elements formed by folding inwardly a wall extending from, and continuously around, an end of the tubular body
- B65D5/067—Gable-top containers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】酸化し易い液体状内容物を保護するために、包
装材料に酸素バリヤ性と酸素吸収性を、安価な製造コス
トで効果的に付与する。 【構成】紙や合成樹脂フィルムの単層材料又は積層材料
からなる包装材料において、この単層材料又は積層材料
の内層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む
塗布液の乾燥塗布膜を形成する。
装材料に酸素バリヤ性と酸素吸収性を、安価な製造コス
トで効果的に付与する。 【構成】紙や合成樹脂フィルムの単層材料又は積層材料
からなる包装材料において、この単層材料又は積層材料
の内層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む
塗布液の乾燥塗布膜を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイン、果汁飲料、飲
み薬などの食品や医薬品などで、特に酸化し易い内容物
を入れる包装材料に関するもので、詳しくは、酸素バリ
ヤ性と酸素吸収性とを兼ね備えた包装材料に関するもの
である。
み薬などの食品や医薬品などで、特に酸化し易い内容物
を入れる包装材料に関するもので、詳しくは、酸素バリ
ヤ性と酸素吸収性とを兼ね備えた包装材料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、液体状内容物の包装材料には、ガ
ラス瓶、金属缶、合成樹脂製の袋や液体用紙容器など
が、一般的に広く使用されていた。そして、これらのう
ち、本発明に関わる合成樹脂製の袋や液体用紙容器など
の包装材料には、保存中の内容物を保護するために、酸
素バリヤ性を有するアルミニウム箔、蒸着フィルム、バ
リヤ性樹脂フィルムなどを構成材料として用いた積層材
料が使用されていた。また、食品や医薬品などの特に内
容物が酸化され易い液体の場合には、包装材料内のヘッ
ドスペースを窒素で置換したり、包装材料として、酸素
吸収剤をブレンドした構成材料を使用するなどの技術が
採用されていた。
ラス瓶、金属缶、合成樹脂製の袋や液体用紙容器など
が、一般的に広く使用されていた。そして、これらのう
ち、本発明に関わる合成樹脂製の袋や液体用紙容器など
の包装材料には、保存中の内容物を保護するために、酸
素バリヤ性を有するアルミニウム箔、蒸着フィルム、バ
リヤ性樹脂フィルムなどを構成材料として用いた積層材
料が使用されていた。また、食品や医薬品などの特に内
容物が酸化され易い液体の場合には、包装材料内のヘッ
ドスペースを窒素で置換したり、包装材料として、酸素
吸収剤をブレンドした構成材料を使用するなどの技術が
採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保存中
の内容物保護のため、包装材料の積層材料の構成中に、
アルミニウム箔、蒸着フィルム、バリヤ性樹脂フィルム
などの構成材料を使用すると、これらの材料は、比較的
に高価であり、加工性も必ずしも良好なものではなく、
このため製造コストが高くなった。また、内容物の酸化
を防ぐため、包装材料内のヘッドスペースの空気を窒素
で置換しても、内容物中に溶解している酸素は取り除け
ない問題があった。また、酸素吸収剤を積層構成材料に
ブレンドして内容物の酸化されを防ぐ方法は、構成材料
の表面に酸素吸収剤がブリード(異質の構成物質が表面
に浸出してくる現象)してくるのに時間を要するため、
その間に内容物がヘッドスペースの酸素によって酸化さ
れる問題や、酸素吸収剤の使用量が必要以上に多くなる
問題などがあった。本発明は、従来の内容物を保護する
方法における上述の問題を解決したものであり、比較的
に安価な製造コストで効果的に内容物を保護する酸素バ
リヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料を提供するもの
である。
の内容物保護のため、包装材料の積層材料の構成中に、
アルミニウム箔、蒸着フィルム、バリヤ性樹脂フィルム
などの構成材料を使用すると、これらの材料は、比較的
に高価であり、加工性も必ずしも良好なものではなく、
このため製造コストが高くなった。また、内容物の酸化
を防ぐため、包装材料内のヘッドスペースの空気を窒素
で置換しても、内容物中に溶解している酸素は取り除け
ない問題があった。また、酸素吸収剤を積層構成材料に
ブレンドして内容物の酸化されを防ぐ方法は、構成材料
の表面に酸素吸収剤がブリード(異質の構成物質が表面
に浸出してくる現象)してくるのに時間を要するため、
その間に内容物がヘッドスペースの酸素によって酸化さ
れる問題や、酸素吸収剤の使用量が必要以上に多くなる
問題などがあった。本発明は、従来の内容物を保護する
方法における上述の問題を解決したものであり、比較的
に安価な製造コストで効果的に内容物を保護する酸素バ
リヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、紙や合
成樹脂フィルムの単層材料又は積層材料からなる包装材
料において、この単層材料又は積層材料の内層構成材料
の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗布液の乾燥塗
布膜を形成したことを特徴とする酸素バリヤ性と酸素吸
収性とを有する包装材料である。
成樹脂フィルムの単層材料又は積層材料からなる包装材
料において、この単層材料又は積層材料の内層構成材料
の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗布液の乾燥塗
布膜を形成したことを特徴とする酸素バリヤ性と酸素吸
収性とを有する包装材料である。
【0005】第2の本発明は、紙や合成樹脂フィルムの
単層材料又は積層材料からなる包装材料において、この
単層材料又は積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素
吸収剤とを含む塗布液を浸透させて乾燥したことを特徴
とする酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料で
ある。
単層材料又は積層材料からなる包装材料において、この
単層材料又は積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素
吸収剤とを含む塗布液を浸透させて乾燥したことを特徴
とする酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料で
ある。
【0006】第3の本発明は、紙や合成樹脂フィルムの
単層材料又は積層材料からなる包装材料において、この
単層材料又は積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素
吸収剤とを含む塗布液を浸透させて塗布し、表面に塗布
液の乾燥塗布膜を形成させて乾燥したことを特徴とする
酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料である。
単層材料又は積層材料からなる包装材料において、この
単層材料又は積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素
吸収剤とを含む塗布液を浸透させて塗布し、表面に塗布
液の乾燥塗布膜を形成させて乾燥したことを特徴とする
酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料である。
【0007】上述の酸素吸収剤としては、アスコルビン
酸類やその塩、これらの誘導体などであり、酸素吸収剤
を単独使用してもよいが、必要に応じては、触媒効果を
示す硫酸鉄(FeSO4 )などを添加してもよい。
酸類やその塩、これらの誘導体などであり、酸素吸収剤
を単独使用してもよいが、必要に応じては、触媒効果を
示す硫酸鉄(FeSO4 )などを添加してもよい。
【0008】また、使用する多糖類としては、グルコマ
ンナン、グアーガム、キタンサンガム及びペクチンなど
天然高分子である。
ンナン、グアーガム、キタンサンガム及びペクチンなど
天然高分子である。
【0009】
【作用】本発明の包装材料は、単層材料や積層材料の内
層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗布
液の乾燥塗膜が形成されているか、又は単層材料や積層
材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗
布液が浸透して乾燥されている。このため、包装材料の
内側に形成される内容物とのヘッドスペース中の酸素
が、単層材料や積層材料の内層構成材料の乾燥塗布膜又
は浸漬層中の酸素吸収剤によって吸収され、内容物の酸
化が抑制される。また、単層材料や積層材料の内層構成
材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の多糖類によって、包装
材料の酸素バリヤ性が向上する。
層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗布
液の乾燥塗膜が形成されているか、又は単層材料や積層
材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗
布液が浸透して乾燥されている。このため、包装材料の
内側に形成される内容物とのヘッドスペース中の酸素
が、単層材料や積層材料の内層構成材料の乾燥塗布膜又
は浸漬層中の酸素吸収剤によって吸収され、内容物の酸
化が抑制される。また、単層材料や積層材料の内層構成
材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の多糖類によって、包装
材料の酸素バリヤ性が向上する。
【0010】なお、本発明者は、包装材料の構成材料に
多糖類を塗布し乾燥すると、構成材料の酸素バリヤ性が
向上することを、次の実験から見出している。それは、
グルコマンナン、グアーガム、キタンサンガム及びペク
チンの2%水溶液を、それぞれ、25μm厚のポリエチ
レンテレフタレートフィルムに塗布して乾燥したのち、
多糖類を塗布したそれらのフィルムの酸素透過性を測定
した実験である。その測定結果を、表1に示す。
多糖類を塗布し乾燥すると、構成材料の酸素バリヤ性が
向上することを、次の実験から見出している。それは、
グルコマンナン、グアーガム、キタンサンガム及びペク
チンの2%水溶液を、それぞれ、25μm厚のポリエチ
レンテレフタレートフィルムに塗布して乾燥したのち、
多糖類を塗布したそれらのフィルムの酸素透過性を測定
した実験である。その測定結果を、表1に示す。
【0011】
【表1】
【0012】
<実施例1>まず、100mlの水に、多糖類として2
gのペクチンを添加してよく攪拌し、粘性が出てきたと
ころで、酸素吸収剤として19.8gのアスコルビン酸
ナトリウムを添加しよく攪拌し、この混合溶液を、濾紙
上に10.5g/m2 の塗布量で塗布したのち、60℃
で30分間乾燥して、本実施例の酸素バリヤ性と酸素吸
収性とを有する濾紙を作製した。
gのペクチンを添加してよく攪拌し、粘性が出てきたと
ころで、酸素吸収剤として19.8gのアスコルビン酸
ナトリウムを添加しよく攪拌し、この混合溶液を、濾紙
上に10.5g/m2 の塗布量で塗布したのち、60℃
で30分間乾燥して、本実施例の酸素バリヤ性と酸素吸
収性とを有する濾紙を作製した。
【0013】次に、このペクチンとアスコルビン酸ナト
リウムとを塗布した100cm2 の大きさの本実施例の
濾紙を、12μm厚延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム/9μmアルミニウム箔/50μm無延伸ポリプ
ロピレンフィルム構成の積層材料からなる150cm2
角のパウチ(袋)に、200mlの空気と1mlの水と
ともに封入したものと、200mlの空気のみ封入した
ものとを作製し、これらのパウチを、40℃の恒温槽内
に保管し、経時におけるパウチ内の酸素濃度を測定し
た。その結果を、表2に示す。
リウムとを塗布した100cm2 の大きさの本実施例の
濾紙を、12μm厚延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム/9μmアルミニウム箔/50μm無延伸ポリプ
ロピレンフィルム構成の積層材料からなる150cm2
角のパウチ(袋)に、200mlの空気と1mlの水と
ともに封入したものと、200mlの空気のみ封入した
ものとを作製し、これらのパウチを、40℃の恒温槽内
に保管し、経時におけるパウチ内の酸素濃度を測定し
た。その結果を、表2に示す。
【0014】
【表2】
【0015】表2の結果をみると、本実施例の濾紙と空
気と水とを封入したパウチ(サンプル1及びサンプル
2)では、経時によりパウチ内の酸素濃度の減少がみら
れたが、水を一緒に封入しないパウチ(サンプル3及び
サンプル4)では、経時によりパウチ内の酸素濃度の減
少はみられなかった。このことから、本実施例の濾紙に
塗布したアスコルビン酸ナトリウムが、水の存在で酸素
吸収性を示すことが確認された。
気と水とを封入したパウチ(サンプル1及びサンプル
2)では、経時によりパウチ内の酸素濃度の減少がみら
れたが、水を一緒に封入しないパウチ(サンプル3及び
サンプル4)では、経時によりパウチ内の酸素濃度の減
少はみられなかった。このことから、本実施例の濾紙に
塗布したアスコルビン酸ナトリウムが、水の存在で酸素
吸収性を示すことが確認された。
【0016】次に、ペクチンとアスコルビン酸ナトリウ
ムとを塗布した本実施例の濾紙の酸素バリヤ性を調べる
ため、本実施例の濾紙の酸素透過度を測定した。その結
果では、本実施例の濾紙の酸素透過度が1.20cc/
m2 dayであり、本実施例の濾紙に塗布したペクチン
が、濾紙の酸素バリヤ性を向上したことを確認した。
ムとを塗布した本実施例の濾紙の酸素バリヤ性を調べる
ため、本実施例の濾紙の酸素透過度を測定した。その結
果では、本実施例の濾紙の酸素透過度が1.20cc/
m2 dayであり、本実施例の濾紙に塗布したペクチン
が、濾紙の酸素バリヤ性を向上したことを確認した。
【0017】<実施例2>まず、〔外側〕ポリエチレン
層(20μm)/板紙層(320g/m2 )/ポリエチ
レン層(20μm)/アルミニウム箔層(9μm)/ポ
リエチレンテレフタレート層(12μm)/ポリエチレ
ン層(60μm)〔内側〕構成の積層材料を用いて、カ
ートンのブランクを作製し、このブランクの内面側の、
図1に示すように、製箱・密封時に熱融着する部分を除
いた部分(120)に、実施例1で作製したペクチンと
アスコルビン酸ナトリウムとの混合溶液と同様の混合溶
液を、10.5g/m2 の塗布量で塗布し、本実施例に
係るカートンのブランク(100)を作製した。
層(20μm)/板紙層(320g/m2 )/ポリエチ
レン層(20μm)/アルミニウム箔層(9μm)/ポ
リエチレンテレフタレート層(12μm)/ポリエチレ
ン層(60μm)〔内側〕構成の積層材料を用いて、カ
ートンのブランクを作製し、このブランクの内面側の、
図1に示すように、製箱・密封時に熱融着する部分を除
いた部分(120)に、実施例1で作製したペクチンと
アスコルビン酸ナトリウムとの混合溶液と同様の混合溶
液を、10.5g/m2 の塗布量で塗布し、本実施例に
係るカートンのブランク(100)を作製した。
【0018】次に、この本実施例に係るカートンのブラ
ンクを、液体用無菌充填機で製箱し、オレンジジュース
を充填し、シール部を熱融着して密封して、図2に示す
本実施例の1,000mlのゲーブルトップ(切妻屋
根)型カートン(200)を作製した。なお、比較評価
のために、混合溶液を内面に塗布しない通常のカートン
のブランクを用いて、同様に液体用無菌充填機で製箱
し、オレンジジュースを充填し、シール部を熱融着して
密封して、比較例の1,000mlのゲーブルトップ
(切妻屋根)型カートンも作製した。
ンクを、液体用無菌充填機で製箱し、オレンジジュース
を充填し、シール部を熱融着して密封して、図2に示す
本実施例の1,000mlのゲーブルトップ(切妻屋
根)型カートン(200)を作製した。なお、比較評価
のために、混合溶液を内面に塗布しない通常のカートン
のブランクを用いて、同様に液体用無菌充填機で製箱
し、オレンジジュースを充填し、シール部を熱融着して
密封して、比較例の1,000mlのゲーブルトップ
(切妻屋根)型カートンも作製した。
【0019】そして、これら2種類のオレンジジュース
を充填したカートンを、40°Cの恒温槽に1週間保管
したのち、内容物のオレンジジュースの変化を、ビタミ
ンC残留量の測定(高速液体クロマトグラフィー)、着
色度の測定(吸光度)および味覚の官能検査(パネラー
10人)などで調べた。その結果を、表3に示す。
を充填したカートンを、40°Cの恒温槽に1週間保管
したのち、内容物のオレンジジュースの変化を、ビタミ
ンC残留量の測定(高速液体クロマトグラフィー)、着
色度の測定(吸光度)および味覚の官能検査(パネラー
10人)などで調べた。その結果を、表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】表3の結果をみると、本実施例のカートン
は、比較例のカートンに比較して、ビタミンC残留量、
着色度、味覚の経時における変化が少なく、内容物の保
護性が良好であった。
は、比較例のカートンに比較して、ビタミンC残留量、
着色度、味覚の経時における変化が少なく、内容物の保
護性が良好であった。
【0022】
【発明の効果】本発明の包装材料は、単層材料や積層材
料の内層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含
む塗布液の乾燥塗布膜が形成されているか、又は単層材
料や積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤と
を含む塗布液が浸透して乾燥されており、単層材料や積
層材料の内層構成材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の酸素
吸収剤が、包装材料内のヘッドスペース中の酸素を吸収
して、内容物の酸化を抑制し、また、単層材料や積層材
料の内層構成材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の多糖類に
よって、包装材料の酸素バリヤ性が向上するものであ
る。このため、本発明の包装材料は、酸素バリヤ性と酸
素吸収性とを兼ね備えた包装材料であり、しかも、従来
の包装材料に比較すると、より安価な材料及び製造コス
トで、より効果的に内容物を保護することが可能であ
る。
料の内層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを含
む塗布液の乾燥塗布膜が形成されているか、又は単層材
料や積層材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤と
を含む塗布液が浸透して乾燥されており、単層材料や積
層材料の内層構成材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の酸素
吸収剤が、包装材料内のヘッドスペース中の酸素を吸収
して、内容物の酸化を抑制し、また、単層材料や積層材
料の内層構成材料の乾燥塗布膜又は浸漬層中の多糖類に
よって、包装材料の酸素バリヤ性が向上するものであ
る。このため、本発明の包装材料は、酸素バリヤ性と酸
素吸収性とを兼ね備えた包装材料であり、しかも、従来
の包装材料に比較すると、より安価な材料及び製造コス
トで、より効果的に内容物を保護することが可能であ
る。
【図1】実施例2で作製した頂部がゲーブルトップ(切
妻屋根)型カートンのブランクの展開平面図である。
妻屋根)型カートンのブランクの展開平面図である。
【図2】実施例2で作製した頂部がゲーブルトップ(切
妻屋根)型カートンの斜視図である。
妻屋根)型カートンの斜視図である。
100……ブランク 110……折り目線 120……混合溶液の塗布面 200……ゲーブルトップ(切妻屋根)型カートン 210……頂部 220……内面
Claims (3)
- 【請求項1】紙や合成樹脂フィルムの単層材料又は積層
材料からなる包装材料において、この単層材料又は積層
材料の内層構成材料の表面に、多糖類と酸素吸収剤とを
含む塗布液の乾燥塗布膜を形成したことを特徴とする酸
素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料。 - 【請求項2】紙や合成樹脂フィルムの単層材料又は積層
材料からなる包装材料において、この単層材料又は積層
材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗
布液を浸透させて乾燥したことを特徴とする酸素バリヤ
性と酸素吸収性とを有する包装材料。 - 【請求項3】紙や合成樹脂フィルムの単層材料又は積層
材料からなる包装材料において、この単層材料又は積層
材料の内層構成材料に、多糖類と酸素吸収剤とを含む塗
布液を浸透させて塗布し、表面に塗布液の乾燥塗布膜を
形成させて乾燥したことを特徴とする酸素バリヤ性と酸
素吸収性とを有する包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303828A JPH07156960A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303828A JPH07156960A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156960A true JPH07156960A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17925801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5303828A Pending JPH07156960A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 酸素バリヤ性と酸素吸収性とを有する包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156960A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525996A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | ダウ・コーニング・コーポレイション | ポリ酸を用いたバリアコーティング |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP5303828A patent/JPH07156960A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525996A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | ダウ・コーニング・コーポレイション | ポリ酸を用いたバリアコーティング |
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