JPH0715728Y2 - グラインダー用研削体 - Google Patents

グラインダー用研削体

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JPH0715728Y2
JPH0715728Y2 JP1992084471U JP8447192U JPH0715728Y2 JP H0715728 Y2 JPH0715728 Y2 JP H0715728Y2 JP 1992084471 U JP1992084471 U JP 1992084471U JP 8447192 U JP8447192 U JP 8447192U JP H0715728 Y2 JPH0715728 Y2 JP H0715728Y2
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grinding
grinder
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flexible material
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JP1992084471U
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Inventor
徹 乾
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乾研磨布紙製作株式会社
三洋研磨株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、グラインダーに用いら
れる研削体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の研削体、例えばディスク型研削体
としては、図5に示すように、グラインダーに取りつけ
るためのリング状の基板1表面に、砥粒を結合剤で固め
てなる研削部2を形成したものがある。図5中、3はグ
ラインダーの駆動軸と嵌合するための貫通孔である。
【0003】また、図6に示すように、基板の代わりに
ガラス繊維や金属繊維を網状に織った強化布を芯材5と
して使用し、この周囲に砥粒を焼成してリング状の研削
部6を形成したものもある。貫通孔7の周囲には、補強
用金属製リング8が取りつけられている。研削部6表面
には碁盤目状の溝9が設けられており、該溝9に削りか
す、脱落砥粒等が一時的に収容される。
【0004】そして、研削部2及び研削部6を構成する
砥粒の番手は24番程度までである。これよりも番手が
小さい荒目の砥粒では砥粒間の結合力が低下し、成形性
が劣るためである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、いずれの研削
体も、研削作業の進行に伴い削りかす等が研削面の砥粒
間の間隙に入り込むため、目詰まりを起こす。目詰まり
を起こした研削体は、研削面が平滑化していまい、有効
な研削作業が行えない。本考案は、このような事情に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、目
詰まりが起こりにくいグラインダー用研削体を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のグラインダー用
研削体は、グラインダーに取りつけるための基板11
と、該基板11表面に固着された研削部10aとを備え
たグラインダー用研削体において、前記研削部10aは
基板11表面に突設された多数の研削チップ13と、該
研削チップ13の間に付設された可撓材14とを有し、
前記可撓材14は不織布で構成されていることを特徴と
する。
【0007】前記可撓材14の内部には、仕上げ粒が混
入されていることが好ましい。 また、研削チップ13を
板状とし、前記基板11の周方向に略等間隔をおいて立
設してもよい。さらに、研削チップ13が前記基板11
表面に対して周方向に傾斜状に立設されていてもよい。
【0008】
【作用】本考案のグラインダー用研削体の基板11をグ
ラインダーに取付けて、研削体を回転させながら被研削
体表面を移動させると、研削チップ13により被研削体
表面が研削される。個々の研削チップ13は従来のよう
に平面的に被研削体に当接しないため、研削により摩減
していき、目詰まりによる研削不良のおそれはない。ま
た、研削の際に生じた削りかす等は、研削チップ13間
に付設された可撓材14を構成する不織布の繊維間間隙
に保留される。不織布の繊維間間隙は繊維のからみから
複雑に形成されているため、一旦保留された削りかす等
は可撓材14外に放出されにくい。このため、被研削体
表面に削りかす等が残存ないし飛散しにくい。一方、基
板11に研削チップ13のみが設けられていると、基板
11の回転によりチップが空気と干渉してうなり音が発
生する。しかし、研削チップ13間に可撓材14を付設
することによりうなり音が低減ないし防止される。ま
た、研削チップ13が破損しても、チップ破片の飛散が
防止される。
【0009】さらに研削チップ13が基板11表面の周
方向に対して傾斜状に立設される場合には、垂直に立設
される場合よりも研削チップ13の研削代を長くするこ
とができるので、研削体としての長寿命化を図ることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案のグラインダー用研削体を図面
に基づいて説明する。図1(a)及び図1(b)は、本
考案の一実施例であるグラインダー用研削体10の平面
図及び軸方向断面図である。研削体10はリング状の基
板11と基板11表面に固着された研削部10aとを備
え、研削部10aにおいて、板状の研削チップ13が基
板11の周方向に略等間隔をおいて基板11表面に垂直
に立設され、隣合う研削チップ13間には不織布で構成
された可撓材14が付設されている。
【0011】前記基板11は下板11a、中板11b及
び上板11cを同心状に且つ上記各順に積層一体化した
たものである。いずれも綿繊維を厚紙状、リング状に圧
縮成型したもので、その中央部には研削部10aの貫通
孔10bよりも小さい貫通孔12が開設されていて、こ
こにグラインダーを取りつけることができるようになっ
ている。中板11bの上面には、中板11bとほぼ同じ
外径を有し且つ内径が上板11cの外径よりもやや大き
いリング状の研削部10aがエポキシ樹脂等の接着剤で
固着されている。研削部10aの内周壁面と上板11c
の外周壁面との間の間隙は余剰の接着剤が貫通孔12に
流出させないための接着剤溜まり部16となっていて、
ここに余剰の接着剤が溜まっている。なお、下板11
a、中板11b及び上板11cがアルミニウム又はその
合金、硬質プラスチック等により一体成型されてなる基
板11を用いてもよい。
【0012】研削チップ13は、砥粒を結合剤で固めた
もの又は結合剤と共に焼成したものである。板状の研削
チップの高さ(研削代)h及び径方向長さLは研削部1
0aの大きさに応じて適宜決定されるが、いずれの場合
もその厚みdは1〜8mm程度が好ましい。薄すぎると
研削チップが摩減し易く、厚くなると個々の研削チップ
13において目詰まりを起こす場合があるからである。
研削チップ13間の間隙は少なくとも研削チップ13の
厚みd程度設けることが好ましい。なお、研削チップ1
3内部にはチップの割れ等を防止すべく、ガラス繊維等
を網状に織った織物などの補強材15を埋設してもよ
い。
【0013】可撓材14としては、ナイロン等の合成樹
脂繊維、綿や麻等の天然繊維、ガラス繊維や炭素繊維等
の無機繊維からなる不織布が用いられる。不織布の場合
繊維間の間隙が空孔として作用し、ここに削りかす
等を保留することができる。可撓材14は、研削チップ
13間に隙間なく充填するように付設されることが好ま
しく、基板11(11b)に接着するだけでもよいが、
可撓材14と研削チップ13とを接着剤等で接着しても
よい。
【0014】以上のような構成を有する研削体10は、
次のようにして使用する。図2は、研削体10をグライ
ンダー18に取りつけた状態を示す図である。被研削体
表面に研削部10aを押しあて、ハンドル19を操作し
て、研削体10を回転させながらながら移動させること
により被研削体表面を研削する。個々の研削チップ13
は従来のように平面的に被研削体に当接しないため、研
削により摩減していき、目詰まりによる研削不良のおそ
れはない。このような目づまり防止効果と相まって、研
削チップ13の高さhに相当する分だけ研削チップ13
として有効に作用できるので、研削体10としての長寿
命化に繋がる。また、研削の際に生じた削りかす等は、
研削チップ13間に付設された可撓材14を構成してい
る不織布の繊維間間隙に保留される。繊維間間隙は不織
布の繊維のからみが複雑であることから保留に適し、一
旦保留された削りかす等は研削作業中に放出されにく
い。このため、被研削体表面の削りかす等が飛散しにく
く、労働衛生上好適である。一方、研削チップ13が空
気を切るようにして回転することにより生じるうなり音
は、研削チップ13間に付設された可撓材14により低
減ないし防止される。また、研削チップ13に破損が生
じても、可撓材14により飛散を防止できるので、安全
性に優れる。さらに研削チップ13を可撓材14で挟持
するように隙間なく可撓材14を付設することにより、
研削チップ13に使用できる砥粒の大きさの範囲が広が
る。すなわち、従来よりも番手が小さい荒目の砥粒(例
えば16番程度)では砥粒間の結合力が低下するが、チ
ップ状に成形することは容易であり、しかも可撓材14
で挟持しつつ基板11に接着することにより研削部10
aを構成できる。一方、不織布の繊維間間隙の大きさは
均一でなく、種々の大きさの間隙が多数存在することか
ら、1種類の不織布で、種々の番手の砥粒を用いた研削
チップに広範囲に適用できる。さらにまた、可撓材14
内部に微小な砥粒(通常、仕上げ粒)を混入、すなわち
可撓材14を構成する不織布の繊維に付着又は繊維間間
隙に含浸等しておくと、研削に伴って研磨仕上げも行え
るという効果がある。
【0015】なお、研削チップ13は基板11表面に対
して垂直に立設される場合に限定されず、基板11表面
に対して周方向に傾斜状に立設されていてもよい。研削
チップ13を基板11表面に傾斜状に立設することによ
り、高さHの研削体10において、垂直に立設する場合
よりも研削代が長い即ち高さhが高い研削チップ13を
使用することができ、結果として研削体10としての長
寿命化を図ることができる。
【0016】また、研削面における板状の研削チップ1
3の配列は、チップ13の長さ方向が基板11の径方向
と一致していなくてもよい。例えば、図3に示す研削体
20のように、研削チップ23の外周側端部が基板11
の径方向から周方向に所定角度ずれるように配設しても
よい。なお、研削チップ23は基板11表面に対して傾
斜状に立設され、研削チップ23間に可撓材24が付設
されている。このような研削体20をグラインダーに取
りつける場合、研削チップ23の配設角度のずれ方向と
同方向(図中、矢印で示す)に研削体20が回転するよ
うに取りつける。
【0017】さらに、研削チップとして円柱体や直方体
等の多角柱体などの研削チップを用いることもできる。
この場合、研削チップを周方向又は径方向に沿うように
配設してもよいし、ランダムに配設してもよい。図4に
示す研削体30は、円柱状の研削チップ33が全周にわ
たってランダムに配設された例である。可撓材34は研
削チップ33の周りを充填するように付設されている。
研削チップ33のサイズは板状の研削チップ13の場合
と同様の理由から、直径ないし一辺が2〜10mm程度
の短柱体が好ましく、研削チップ33間は直径あるいは
一辺の長さ程度離れていることが好ましい。
【0018】なお、上記実施例の研削体はいずれも研削
面が平面状のディスク型研削体であったが、本考案の研
削体は研削面が円筒型研削体の側面に形成されているも
のにも適用でき、この場合、基板としては筒状のものが
使用される。
【0019】
【考案の効果】本考案のグラインダー用研削体は、個々
の研削チップが従来のように平面的に被研削体に当接し
ないため、目詰まりによる研削不良を防止できる。一
方、研削チップ間に付設された可撓材により、研削チッ
プの回転により生じるうなり音を低減ないし防止でき
る。また、研削の際に生じた削りかす等は複雑な繊維間
間隙を有する不織布に保留され、保留された削りかす等
は研削作業中に放出されにくいことから、被研削体表面
に削りかす等が残存しにくく労働衛生上好適であるとと
もに、チップに破損が生じても、飛散を防止でき安全性
に優れる。特に、不織 布は、削りかす等を保留する空孔
が繊維間間隙であり、これらの間隙は複雑で且つ種々の
大きさの間隙を多数有しているので、1種類の不織布で
砥粒の番手が異なる多種多様の研削チップに適用するこ
とができるので、可撓材として汎用性があり、生産性に
優れ、コスト面でも優れている。
【0020】さらに、不織布からなる可撓材には、仕上
げ粒を付着含浸等しておくことが容易であり、仕上げ粒
を付着含浸しておくことにより、研削とともに研磨仕上
げを行うことができる。さらにまた、板状の研削チップ
が基板表面の周方向に対して傾斜状に立設される場合に
は垂直に立設される場合よりも研削チップの研削代を長
くすることができるので、研削体としての長寿命化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るグラインダー用研削体の平面図
及び断面図である。
【図2】本実施例に係るグラインダー用研削体をグライ
ンダーに取りつけた状態を示す斜視図である。
【図3】他の実施例に係るグラインダー用研削体の平面
図及び側面図である。
【図4】他の実施例に係るグラインダー用研削体の平面
図である。
【図5】従来のグラインダー研削体を示す平面図及び側
面図である。
【図6】従来のグラインダー研削体を示す平面図及び断
面図である。
【符号の説明】 10 研削体 10a 研削部 11 基板 13 研削チップ 14 可撓材 18 グラインダー 20 研削体 23 研削チップ 24 可撓材 30 研削体 33 研削チップ 34 可撓材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラインダーに取りつけるための基板
    (11)と、該基板(11)表面に固着された研削部
    (10a)とを備えたグラインダー用研削体において、
    前記研削部(10a)は基板(11)表面に突設された
    多数の研削チップ(13)と、該研削チップ(13)の
    間に付設された可撓材(14)とを有し、前記可撓材
    (14)は不織布で構成されていることを特徴とするグ
    ラインダー用研削体。
  2. 【請求項2】 前記可撓材(14)の内部には、仕上げ
    粒が混入されていることを特徴とする請求項1に記載の
    グラインダー用研削体。
  3. 【請求項3】 研削チップ(13)は板状であり、前記
    基板(11)の周方向に略等間隔をおいて、且つ前記基
    板(11)表面に対して周方向に傾斜状に立設されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラインダ
    ー用研削体。
JP1992084471U 1992-12-08 1992-12-08 グラインダー用研削体 Expired - Lifetime JPH0715728Y2 (ja)

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JPH0646859U JPH0646859U (ja) 1994-06-28
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