JPH10225869A - 研磨ホイール - Google Patents
研磨ホイールInfo
- Publication number
- JPH10225869A JPH10225869A JP4742897A JP4742897A JPH10225869A JP H10225869 A JPH10225869 A JP H10225869A JP 4742897 A JP4742897 A JP 4742897A JP 4742897 A JP4742897 A JP 4742897A JP H10225869 A JPH10225869 A JP H10225869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel base
- polishing
- adhesive
- wheel
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 title claims abstract description 38
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 32
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 32
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 abstract description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホイール基盤と接着剤間の破壊強度を高めて
安全性を向上させると共に、加工物にホイール基盤の接
触による不要なキズをつけずに研磨加工する。 【解決手段】 多数枚の研磨布紙片から成る研磨体をホ
イール基盤3のフランジ部8に接着したものであって、
ホイール基盤3をプラスチックで形成し、このホイール
基盤3のフランジ部8に貫通孔9、9a…を多数設けると
共に、貫通孔9、9a…の一方の開口個所にカバー体を貼
着している。
安全性を向上させると共に、加工物にホイール基盤の接
触による不要なキズをつけずに研磨加工する。 【解決手段】 多数枚の研磨布紙片から成る研磨体をホ
イール基盤3のフランジ部8に接着したものであって、
ホイール基盤3をプラスチックで形成し、このホイール
基盤3のフランジ部8に貫通孔9、9a…を多数設けると
共に、貫通孔9、9a…の一方の開口個所にカバー体を貼
着している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラインダに装着
して加工物の表面を研磨する回転研磨工具である研磨ホ
イールに関するものである。
して加工物の表面を研磨する回転研磨工具である研磨ホ
イールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属表面の溶接ビート部、剪断部
のかえりやダレ、鋳物のバリ、スケール等を研磨する際
に使用する回転研磨工具としては、図6に示す様に、多
数の研磨布紙片aを、円周方向に互いに部分的に重なる
ように傾斜させて周設した環状の研磨体bの非研磨面で
ある上面に、グラインダに装着するための軸孔cを有す
るホイール基盤dを接着剤によって接着固定した研磨ホ
イールeが知られている。
のかえりやダレ、鋳物のバリ、スケール等を研磨する際
に使用する回転研磨工具としては、図6に示す様に、多
数の研磨布紙片aを、円周方向に互いに部分的に重なる
ように傾斜させて周設した環状の研磨体bの非研磨面で
ある上面に、グラインダに装着するための軸孔cを有す
るホイール基盤dを接着剤によって接着固定した研磨ホ
イールeが知られている。
【0003】かかる研磨ホイールeはグラインダに装着
し、高速回転させて使用するものであるため、高速回転
研磨中に、ホイール基盤dに接着する研磨布紙片aが脱
落して飛散しないという安全性が求められている。
し、高速回転させて使用するものであるため、高速回転
研磨中に、ホイール基盤dに接着する研磨布紙片aが脱
落して飛散しないという安全性が求められている。
【0004】そこで、上記安全性を満足させるために、
ホイール基盤dの材質としてアルミ、ステンレス等の金
属を使用すると共に、接着剤として熱硬化性接着剤を使
用し、被着材としてのホイール基盤dと接着剤間の接着
強度を大きくして剥離破壊を起こさせない様にして安全
性を確保しているのが現状である。
ホイール基盤dの材質としてアルミ、ステンレス等の金
属を使用すると共に、接着剤として熱硬化性接着剤を使
用し、被着材としてのホイール基盤dと接着剤間の接着
強度を大きくして剥離破壊を起こさせない様にして安全
性を確保しているのが現状である。
【0005】ところが、ホイール基盤dが金属である
と、製造コストが高くなると共に、加工物の表面にホイ
ール基盤dが接触すると、不要なキズをつける不具合が
発生する欠点を有している。
と、製造コストが高くなると共に、加工物の表面にホイ
ール基盤dが接触すると、不要なキズをつける不具合が
発生する欠点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ホイール基
盤と接着剤間の接着強度を大きくし、破壊強度を高めて
安全性を向上させると共に、製造コストを安価と成し、
かつ加工物にホイール基盤の接触による不要なキズをつ
けずに研磨加工できるようにした研磨ホイールを提供せ
んとするものである。
盤と接着剤間の接着強度を大きくし、破壊強度を高めて
安全性を向上させると共に、製造コストを安価と成し、
かつ加工物にホイール基盤の接触による不要なキズをつ
けずに研磨加工できるようにした研磨ホイールを提供せ
んとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、製造コスト、不要なキズをつける不具合等の課
題に鑑み、本発明者は上記被着材と接着剤間の接着強度
が小さいため剥離破壊が容易に起きるとの理由で使用さ
れていないプラスチックであっても、加工物の表面にキ
ズをつけない利点に着目して鋭意研究を重ねた結果、プ
ラスチックからなるホイール基盤に貫通孔を設け、この
貫通孔内に空洞が生じないように接着剤を充填すること
により、ホイール基盤と接着剤間の接着強度が向上して
剥離破壊が起きないことを知得し、本発明の研磨ホイー
ルを完成させ、上記欠点を解決せんとしたものである。
基づく、製造コスト、不要なキズをつける不具合等の課
題に鑑み、本発明者は上記被着材と接着剤間の接着強度
が小さいため剥離破壊が容易に起きるとの理由で使用さ
れていないプラスチックであっても、加工物の表面にキ
ズをつけない利点に着目して鋭意研究を重ねた結果、プ
ラスチックからなるホイール基盤に貫通孔を設け、この
貫通孔内に空洞が生じないように接着剤を充填すること
により、ホイール基盤と接着剤間の接着強度が向上して
剥離破壊が起きないことを知得し、本発明の研磨ホイー
ルを完成させ、上記欠点を解決せんとしたものである。
【0008】上記、研磨ホイールとしては、多数枚の研
磨布紙片を、夫々部分的に重なるように傾斜させて、円
周方向に配列した研磨体をホイール基盤のフランジ部に
接着剤で接着したものであって、ホイール基盤をプラス
チックで形成し、このホイール基盤のフランジ部に接着
剤が入り込む貫通孔を多数設けると共に、貫通孔の一方
の開口個所を塞ぐように気体の透過を許容するカバー体
を貼着している。
磨布紙片を、夫々部分的に重なるように傾斜させて、円
周方向に配列した研磨体をホイール基盤のフランジ部に
接着剤で接着したものであって、ホイール基盤をプラス
チックで形成し、このホイール基盤のフランジ部に接着
剤が入り込む貫通孔を多数設けると共に、貫通孔の一方
の開口個所を塞ぐように気体の透過を許容するカバー体
を貼着している。
【0009】また、上記貫通孔は下部径を上部径に対し
縮径させるテーパ孔状、または段付孔状と成している。
縮径させるテーパ孔状、または段付孔状と成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、1は本発明に係る研磨ホイールで
あり、この研磨ホイール1は、グラインダ(図示せず)
に装着するための軸孔2が穿設されたホイール基盤3
に、多数枚の研磨布紙片4、4a…より構成された研磨体
5を接着剤6で一体結合している。
基づいて説明すると、1は本発明に係る研磨ホイールで
あり、この研磨ホイール1は、グラインダ(図示せず)
に装着するための軸孔2が穿設されたホイール基盤3
に、多数枚の研磨布紙片4、4a…より構成された研磨体
5を接着剤6で一体結合している。
【0011】研磨体5は、砥粒を不織布、綿布、紙等の
基材面に配列し、これを結合剤が保持する形態をとる研
磨布紙を所定形状に裁断、即ち、矩形、台形、扇形、三
角等に形成した研磨布紙片4、4a…を、夫々部分的に重
なるように傾斜させて円周方向に配設して環状に形成し
ている。
基材面に配列し、これを結合剤が保持する形態をとる研
磨布紙を所定形状に裁断、即ち、矩形、台形、扇形、三
角等に形成した研磨布紙片4、4a…を、夫々部分的に重
なるように傾斜させて円周方向に配設して環状に形成し
ている。
【0012】ホイール基盤3は、プラスチックのように
一定の剛性および耐熱性等を有する材質により、円盤状
に形成され、前記軸孔2は中央部に穿設されると共に、
軸孔2の周囲にオフセット部7を形成している。
一定の剛性および耐熱性等を有する材質により、円盤状
に形成され、前記軸孔2は中央部に穿設されると共に、
軸孔2の周囲にオフセット部7を形成している。
【0013】また、オフセット部7の周囲であるホイー
ル基盤3の外周側のフランジ部8に、多数の貫通孔9、
9a…を穿設している。
ル基盤3の外周側のフランジ部8に、多数の貫通孔9、
9a…を穿設している。
【0014】かかる貫通孔9、9a…はフランジ部8の厚
み方向にわたって貫設されると共に、下部径を上部径に
対して順次縮径させるようにテーパ孔状と成したり、ま
た下部径を上部径に対して段階的に縮径させるように断
付孔状と成している。
み方向にわたって貫設されると共に、下部径を上部径に
対して順次縮径させるようにテーパ孔状と成したり、ま
た下部径を上部径に対して段階的に縮径させるように断
付孔状と成している。
【0015】また、貫通孔9、9a…の下部径、上部径を
同一径で貫設しても良く、好ましくは、上記実施の形態
と同じ作用を備えさせるために、貫通孔9、9a…の内周
面を凹凸状(図示せず)に形成したり、この内周面の一
部に、貫通方向以外に溝(図示せず)を形成して対応す
ることも可能である。
同一径で貫設しても良く、好ましくは、上記実施の形態
と同じ作用を備えさせるために、貫通孔9、9a…の内周
面を凹凸状(図示せず)に形成したり、この内周面の一
部に、貫通方向以外に溝(図示せず)を形成して対応す
ることも可能である。
【0016】なお、貫通孔9、9a…の断面形状として
は、円形状のものを図示しているが、かかる形状に何ら
限定されず、例えば、断面三角、四角等の多角形状(図
示せず)にすることも可能である。
は、円形状のものを図示しているが、かかる形状に何ら
限定されず、例えば、断面三角、四角等の多角形状(図
示せず)にすることも可能である。
【0017】また、貫通孔9、9a…の配列状態として、
好ましくは、接着力を向上させるためにフランジ部8の
円周方向に、一定の規則性を具有させて均一に配列して
いる。
好ましくは、接着力を向上させるためにフランジ部8の
円周方向に、一定の規則性を具有させて均一に配列して
いる。
【0018】また、ホイール基盤3の裏面におけるオフ
セット部7の周縁から下方へ突設する筒部10を設けてい
る。
セット部7の周縁から下方へ突設する筒部10を設けてい
る。
【0019】11はホイール基盤3のフランジ部8の表面
に貼着(封着)するカバー体であり、このカバー体11は
気体の透過を許容する材質である紙、不織布から成り、
表面に商品名等を表示すると共に、フランジ部8に形成
した貫通孔9、9a…の一方の開口個所を塞ぐように形成
している。
に貼着(封着)するカバー体であり、このカバー体11は
気体の透過を許容する材質である紙、不織布から成り、
表面に商品名等を表示すると共に、フランジ部8に形成
した貫通孔9、9a…の一方の開口個所を塞ぐように形成
している。
【0020】また、ホイール基盤3の外径は、前記研磨
体5の外径より小径にして、且つ内径より大径に形成し
ている。
体5の外径より小径にして、且つ内径より大径に形成し
ている。
【0021】また、ホイール基盤3と研磨体5は接着剤
6で一体結合するものであるが、このホイール基盤3と
研磨体5の間にはガラスクロス12を介して接着しても良
い。
6で一体結合するものであるが、このホイール基盤3と
研磨体5の間にはガラスクロス12を介して接着しても良
い。
【0022】なお、ガラスクロス12は、例えば、他の天
然若しくは合成繊維等からなる織布であっても良い。
然若しくは合成繊維等からなる織布であっても良い。
【0023】また、接着剤6は熱硬化性接着剤であるエ
ポキシ系、フェノール系、尿素メラミン系、ポリエステ
ル系などの合成樹脂接着剤であれば良い。
ポキシ系、フェノール系、尿素メラミン系、ポリエステ
ル系などの合成樹脂接着剤であれば良い。
【0024】また、研磨ホイール1の製造方法として
は、まずホイール基盤3のフランジ部8の表面にカバー
体11を貼着し、その後治具(図示せず)に、ホイール基
盤3の表面側を下にして載せ、次に接着剤6を貫通孔
9、9a…内に入り込ませる様にフランジ部8の裏面に塗
布する。
は、まずホイール基盤3のフランジ部8の表面にカバー
体11を貼着し、その後治具(図示せず)に、ホイール基
盤3の表面側を下にして載せ、次に接着剤6を貫通孔
9、9a…内に入り込ませる様にフランジ部8の裏面に塗
布する。
【0025】つぎに、塗布された接着剤6上にガラスク
ロス12を載せ、最終的にガラスクロス12上に研磨体5を
載せ、しかる後、研磨体5を下方へ押圧して保持さた状
態で、硬化させて一体結合する。
ロス12を載せ、最終的にガラスクロス12上に研磨体5を
載せ、しかる後、研磨体5を下方へ押圧して保持さた状
態で、硬化させて一体結合する。
【0026】次に本発明に係る研磨ホイールの作用につ
いて説明すると、先ず、研磨ホイール1の製造時にあっ
ては、フランジ部8の表面の貫通孔9、9a…の一方の開
口個所はカバー体11によって塞がれているも、貫通孔
9、9a…内に空洞が残ることなく、接着剤6が充填され
る。
いて説明すると、先ず、研磨ホイール1の製造時にあっ
ては、フランジ部8の表面の貫通孔9、9a…の一方の開
口個所はカバー体11によって塞がれているも、貫通孔
9、9a…内に空洞が残ることなく、接着剤6が充填され
る。
【0027】これは、カバー体11が気体の透過性を有す
る紙、不織布等によって形成されていることにより、フ
ランジ部8の裏面に塗布して貫通孔9、9a…内に接着剤
6と共に入り込んだ空気、若しくは硬化中に発生するガ
スはカバー体11を通して外部へ排出されるためである。
る紙、不織布等によって形成されていることにより、フ
ランジ部8の裏面に塗布して貫通孔9、9a…内に接着剤
6と共に入り込んだ空気、若しくは硬化中に発生するガ
スはカバー体11を通して外部へ排出されるためである。
【0028】また、ホイール基盤3はプラスチックであ
ると共に、貫通孔9、9a…は下部径を上部径に対し縮径
させた形態であるため、簡易な圧縮成形手段で一体成形
できる。
ると共に、貫通孔9、9a…は下部径を上部径に対し縮径
させた形態であるため、簡易な圧縮成形手段で一体成形
できる。
【0029】また、研磨ホイール1はグラインダに装着
して研磨体5によって金属加工物等の表面を研磨するも
ので、かかる研磨時において、ホイール基盤3の外周縁
が金属加工物の表面に接触しても、何らキズをつけない
のである。
して研磨体5によって金属加工物等の表面を研磨するも
ので、かかる研磨時において、ホイール基盤3の外周縁
が金属加工物の表面に接触しても、何らキズをつけない
のである。
【0030】また、全ての貫通孔9、9a…内には接着剤
6のみが充填されるため、この接着剤6が硬化すること
により、多数のピン13、13a …がホイール基盤3内に埋
設された状態と成るため、これらのピン13、13a …が抜
け止め部材として働くと共に、接着面積も増加し、しか
もピン13、13a …は均一に配列されているため、高速回
転によって加わる外力を分散受承する作用が組み合わさ
ってホイール基盤3と接着剤6間の接着強度を大きくし
ている。
6のみが充填されるため、この接着剤6が硬化すること
により、多数のピン13、13a …がホイール基盤3内に埋
設された状態と成るため、これらのピン13、13a …が抜
け止め部材として働くと共に、接着面積も増加し、しか
もピン13、13a …は均一に配列されているため、高速回
転によって加わる外力を分散受承する作用が組み合わさ
ってホイール基盤3と接着剤6間の接着強度を大きくし
ている。
【0031】なお、ホイール基盤3と研磨体5間には、
ガラスクロス12が介在されていることにより、接着剤6
層内の凝集破壊が起きにくくなる補強効果が生じ、しか
も研磨体5に比し研磨ホイール1の外径が小径と成して
いるため、高速回転使用中での冷却作用が生じるのであ
る。
ガラスクロス12が介在されていることにより、接着剤6
層内の凝集破壊が起きにくくなる補強効果が生じ、しか
も研磨体5に比し研磨ホイール1の外径が小径と成して
いるため、高速回転使用中での冷却作用が生じるのであ
る。
【0032】
【実施例】上記実施の形態に基づいて、ナイロン樹脂に
よりテーパ孔状の貫通孔9、9a…を有するホイール基盤
3(外径約11センチ)を成形し、かかるホイール基盤
3に、矩形状(長辺3センチ、短辺2.5センチ)に形
成され、粒度♯60と成した研磨布紙片4、4a…を95
枚使用した研磨体5(外径約12センチ)を、ガラスク
ロス12を介してエポキシ系の接着剤6で一体結合して製
造した本発明品と、テーパ孔状の貫通孔9、9a…を設け
ない以外は同じ条件で製造した比較例を、高速回転試験
機によって回転破壊試験を実施したところ、本発明品は
22000rpm以上でも破壊が起こらないも、比較例
では14000rpm以下で破壊が起こり、安全性が向
上したことが判明した。
よりテーパ孔状の貫通孔9、9a…を有するホイール基盤
3(外径約11センチ)を成形し、かかるホイール基盤
3に、矩形状(長辺3センチ、短辺2.5センチ)に形
成され、粒度♯60と成した研磨布紙片4、4a…を95
枚使用した研磨体5(外径約12センチ)を、ガラスク
ロス12を介してエポキシ系の接着剤6で一体結合して製
造した本発明品と、テーパ孔状の貫通孔9、9a…を設け
ない以外は同じ条件で製造した比較例を、高速回転試験
機によって回転破壊試験を実施したところ、本発明品は
22000rpm以上でも破壊が起こらないも、比較例
では14000rpm以下で破壊が起こり、安全性が向
上したことが判明した。
【0033】
【発明の効果】要するに本発明は、多数枚の研磨布紙片
4、4a…を、夫々部分的に重なるように傾斜させて、円
周方向に配列した研磨体5をホイール基盤3のフランジ
部8に接着剤6で接着した研磨ホイール1であって、プ
ラスチックからなるホイール基盤3のフランジ部8に接
着剤6が入り込む貫通孔9、9a…を多数設けると共に、
貫通孔9、9a…の一方の開口個所を塞ぐように気体の透
過を許容するカバー体11を貼着したので、貫通孔9、9a
…内に接着剤6と共に入り込んだ空気、若しくは硬化中
に発生するガスはカバー体11を通して外部へ排出される
ため、貫通孔9、9a…内には空洞が残ることなく接着剤
6が充填されることにより、この接着剤6が硬化する
と、多数のピン13、13a …がホイール基盤3内に埋設さ
れた状態と成るため、これらのピン13、13a …が抜け止
め部材として働くと共に、接着面積も増加し、しかもピ
ン13、13a …は均一に配列されているため、高速回転に
よって加わる外力を分散受承でき、これらが組み合わさ
ってホイール基盤3と接着剤6間の接着強度を大きく
し、破壊強度を高めて安全性を向上させる。
4、4a…を、夫々部分的に重なるように傾斜させて、円
周方向に配列した研磨体5をホイール基盤3のフランジ
部8に接着剤6で接着した研磨ホイール1であって、プ
ラスチックからなるホイール基盤3のフランジ部8に接
着剤6が入り込む貫通孔9、9a…を多数設けると共に、
貫通孔9、9a…の一方の開口個所を塞ぐように気体の透
過を許容するカバー体11を貼着したので、貫通孔9、9a
…内に接着剤6と共に入り込んだ空気、若しくは硬化中
に発生するガスはカバー体11を通して外部へ排出される
ため、貫通孔9、9a…内には空洞が残ることなく接着剤
6が充填されることにより、この接着剤6が硬化する
と、多数のピン13、13a …がホイール基盤3内に埋設さ
れた状態と成るため、これらのピン13、13a …が抜け止
め部材として働くと共に、接着面積も増加し、しかもピ
ン13、13a …は均一に配列されているため、高速回転に
よって加わる外力を分散受承でき、これらが組み合わさ
ってホイール基盤3と接着剤6間の接着強度を大きく
し、破壊強度を高めて安全性を向上させる。
【0034】また、ホイール基盤3の材質がプラスチッ
クであることにより、簡易に一体成形できるため、製造
コストを安価にできると共に、ホイール基盤3の外周縁
が加工物の表面に接触しても、何ら不要なキズをつける
こと無く研磨加工できる。
クであることにより、簡易に一体成形できるため、製造
コストを安価にできると共に、ホイール基盤3の外周縁
が加工物の表面に接触しても、何ら不要なキズをつける
こと無く研磨加工できる。
【0035】また、貫通孔9、9a…は下部径を上部径に
対し縮径させるテーパ孔状、段付孔状と成したので、ピ
ン13、13a …の抜け止め部材としての働きを、さらに強
固なものにできる等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
対し縮径させるテーパ孔状、段付孔状と成したので、ピ
ン13、13a …の抜け止め部材としての働きを、さらに強
固なものにできる等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
【図1】本発明に係る研磨ホイールの断面図である。
【図2】同上の研磨ホイールにおけるカバー体を除いた
状態の平面図である。
状態の平面図である。
【図3】研磨布紙片の接着状態を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図4】同上他の接着状態を示す拡大断面図である。
【図5】ホイール基盤の裏面斜視図である。
【図6】従来の研磨ホイールの斜視図である。
3 ホイール基盤 8 フランジ部 9、9a… 貫通孔 11 カバー体
Claims (3)
- 【請求項1】 多数枚の研磨布紙片を、夫々部分的に重
なるように傾斜させて、円周方向に配列した研磨体をホ
イール基盤のフランジ部に接着剤で接着した研磨ホイー
ルであって、プラスチックからなるホイール基盤のフラ
ンジ部に接着剤が入り込む貫通孔を多数設けると共に、
貫通孔の一方の開口個所を塞ぐように気体の透過を許容
するカバー体を貼着したことを特徴とする研磨ホイー
ル。 - 【請求項2】 貫通孔は下部径を上部径に対し縮径させ
るテーパ孔状と成したことを特徴とする請求項1の研磨
ホイール。 - 【請求項3】 貫通孔は下部径を上部径に対し縮径させ
る段付孔状と成したことを特徴とする請求項1の研磨ホ
イール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4742897A JPH10225869A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 研磨ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4742897A JPH10225869A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 研磨ホイール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10225869A true JPH10225869A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12774891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4742897A Pending JPH10225869A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 研磨ホイール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10225869A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009121711A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Denso Corp | 吸着熱交換器 |
| KR101321154B1 (ko) * | 2012-03-16 | 2013-10-23 | 송성호 | 연마휠 |
| JP2019000966A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 株式会社ディスコ | 研削ホイール |
| CN120515633A (zh) * | 2025-07-25 | 2025-08-22 | 中铁二局集团建筑有限公司 | 一种脱模机喷涂设备 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP4742897A patent/JPH10225869A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009121711A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Denso Corp | 吸着熱交換器 |
| KR101321154B1 (ko) * | 2012-03-16 | 2013-10-23 | 송성호 | 연마휠 |
| JP2019000966A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 株式会社ディスコ | 研削ホイール |
| CN120515633A (zh) * | 2025-07-25 | 2025-08-22 | 中铁二局集团建筑有限公司 | 一种脱模机喷涂设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5752876A (en) | Flap disc abrasive tool | |
| JP2003505263A (ja) | 強化研磨砥石 | |
| MX2011000299A (es) | Rueda abrasiva que comprende una estructura similar a ventilador. | |
| US3250045A (en) | Grinding wheel | |
| JPH10225869A (ja) | 研磨ホイール | |
| JP2013515619A (ja) | 研削ディスクの製造方法及び研削ディスク | |
| US20020081957A1 (en) | Adhesive-backed sandpaper disc for attachment to circular saw blade to provide dynamic balancing and vibration damping and method | |
| KR102384837B1 (ko) | 그라인더의 환경친화형 휠페이퍼 | |
| CN208759358U (zh) | 一种弹性砂盘 | |
| JP2005166861A (ja) | ウエーハの研磨方法 | |
| JPH0711887Y2 (ja) | 回転研磨工具 | |
| JP2004338022A (ja) | ディスク砥石およびその製造方法 | |
| JPH068147A (ja) | 弾性砥石の支持方法及び砥石支持具 | |
| US5222333A (en) | Rotary polishing tool | |
| JP2000006036A (ja) | 研磨ホイール | |
| JPH10138151A (ja) | 研磨具 | |
| JPH1119876A (ja) | ディスクグラインダー用オフセット型弾性砥石 | |
| JPH09234673A (ja) | ディスクグラインダー用オフセット型弾性砥石 | |
| CN108818334A (zh) | 一种弹性砂盘及其生产工艺 | |
| JP4216219B2 (ja) | 切断工具およびその製造方法 | |
| JP2001260037A (ja) | ディスク状砥石 | |
| JP4188734B2 (ja) | レジノイド砥石 | |
| JPH0671568A (ja) | 研削砥石 | |
| JPS5924461Y2 (ja) | ダイヤモンド砥石車 | |
| JP2002219653A (ja) | リサイクルできる回転研磨工具 |