JPH07157673A - アントラキノンイミド化合物の製法 - Google Patents

アントラキノンイミド化合物の製法

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JPH07157673A
JPH07157673A JP6251044A JP25104494A JPH07157673A JP H07157673 A JPH07157673 A JP H07157673A JP 6251044 A JP6251044 A JP 6251044A JP 25104494 A JP25104494 A JP 25104494A JP H07157673 A JPH07157673 A JP H07157673A
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compd
vat
solvent
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ベルクマン ウド
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ホーホ ヘルムート
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キルブルク ハイケ
Reinhold Kohlhaupt
コールハウプト ラインホルト
Matthias Niedenbrueck
ニーデンブリュック マティアス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アントラキノンイミドの製造。 【構成】 これを製造するために、安息香酸アルキルで
ある有機溶剤中で、バット染料触媒および酸結合剤の存
在下に、少なくとも1種の1級アミノ基を有するアント
ラキノン化合物とハロゲン化された芳香族化合物とを縮
合するか、またはハロゲン化されたアントラキノン化合
物と1級芳香族アミンとを縮合する。 【効果】 有利な、経済的および産業的に問題のない、
かつ環境認容性のアントラキノンイミドが製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機溶剤中で、バット
染料触媒および酸結合剤(acid-binding agent)の存在下
に、少なくとも1種の1級アミノ基を有するアントラキ
ノン化合物とハロゲン化された芳香族化合物とを縮合す
るか、またはハロゲン化されたアントラキノン化合物と
1級芳香族アミンとを縮合することによりアントラキノ
ンイミド化合物を製造する新規の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アントラキノンイミドは、バット染料の
重要な出発点であるか、またはそれ自体従来技術で公知
の、綿または混合綿織物を染色または印刷するためにし
ばしば使用されるバット染料である。
【0003】アントラキノンイミドの製造は、よく知ら
れているように、少なくとも1種の1級アミノ基で置換
されたアントラキノンと、相当するハロゲン化された芳
香族反応成分とを縮合することにより行われ、その際、
通常、反応混合物に、バット染料触媒および酸結合剤を
加える。
【0004】この反応のための自体公知の溶剤は、ナフ
タレン(BIOS Final Report 987,pp.71および76,および
1493,p.32,DR 696425)およびニトロベンゼン(BIOS Fin
al Report 987,p.63,FIAT Final Report 1313 I,pp.102
および182,フランス国特許(FR-A)第654536号明細書、ス
イス国特許(CH-A)第208953号明細書、米国特許(US-A)
第3040063号明細書)である。
【0005】これら前記の溶剤は、多くの欠点を有す
る:ナフタレンは、縮合に必要な高い温度で昇華するの
で、合成装置は、例えば導管の閉塞により生じる技術的
混乱を避けるために、入念な精製手段を必要とする。更
に、ナフタレンは、反応生成物に非常に頑固に粘着し、
かつ技術的に入念な、水蒸気蒸留により除去しなくては
ならない。
【0006】ニトロベンゼンにおける縮合反応は、しば
しば、定量的変換を達成するまでに長い反応時間が必要
であるが、しかしながら、これは、最終生成物が未変換
エダクトおよび他の副産物により汚染されていて、しば
しば十分に達成されず、もしできるならば費用のかかる
精製法を必要とするか、または低い色彩インデックス(c
oloristic index)を有する最終染料を生じる。
【0007】従って、ニトロベンゼンでの合成の間に生
じる前記の問題を解決するために、異なる技術が提案さ
れている。欧州特許(E-A)第119956号明細書は、
195〜205℃で、反応の間に、触媒を少量ずつ計り
入れることを記載していて、かつ欧州特許(E-A)第13
6981号明細書は、215℃〜250℃で、圧力下
に、反応混合物を3回熱処理することを提案している。
最後に、欧州特許(E-A)第199670号明細書は、エ
ダクトを、まず、ニトロベンゼン中に室温で懸濁し、つ
いで、懸濁液を、温度を約210℃に保持することがで
きるように、更なる量の、反応温度まで加熱したニトロ
ベンゼンに加えることは有利であることが記載されてい
る。しかしながら、このような方法は、満足できるもの
ではない。それというのも、これらは、入念な化学工学
(付加的ボイラー、沸点温度での計り入れ、圧力装置)
を必要とするからである。
【0008】同様に重要であるのは、ニトロベンゼンを
使用する際に生じる特に重要な欠点、すなわち、健康へ
のその危険性であり、これは、反応装置に関する入念な
安全前処理を実行し、かつ生成物からのニトロベンゼン
の完全な除去を行うことを必要とさせ、これには、長い
処理時間がかかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、前記欠点を解決することであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、使用した有機溶
剤が安息香酸アルキルである、有機溶剤中で、バット−
染料触媒および酸結合剤の存在下に、少なくとも1個の
1級アミノ基を有するアントラキノン化合物とハロゲン
化された芳香族化合物とを縮合するか、またはハロゲン
化されたアントラキノン化合物と1級芳香族アミンとを
縮合することによるアントラキノンイミド化合物の製法
が見つけられた。
【0011】本発明による溶剤として使用される安息香
酸アルキルにおけるアルキル基の性質は、そのエステル
が反応条件下で液体である限り一般的に重要ではない。
適当な安息香酸アルキルは、特に、安息香酸C1〜C6
アルキル、例えば安息香酸ヘキシル、n−、イソ−およ
びs−ペンチル−、n−、イソ−およびs−ブチルおよ
びn−およびイソ−プロピル、有利には、安息香酸エチ
ル、特に有利には安息香酸メチルである。所望に応じ
て、前記安息香酸アルキルの混合物を使用してもよい。
【0012】使用する溶剤の量は、通常、縮合生成物1
kg当たり、1〜15kgおよび有利には3〜10kg
である。
【0013】本発明方法は、式Iのアントラキノンイミ
ド化合物を製造するために特に重要である。
【0014】
【化1】
【0015】基Rは、特に、例えばバット染料において
一般的である芳香族基を表す。その特有な例は、次のも
のである;アントラキノン、ベンズアントロン、アンタ
ントロン、ピラントロン、ジベンズアントロン(≒ビオ
ラントロン)、イソジベンズアントロン、アントラキノ
ンアクリドン(≒フタロイルアクリドン)、フラバント
ロン、フルオロアンテンおよびジベンズピレンキノン
基。これらの芳香族の縮合物の基、例えばアミノジベン
ズアントロンと縮合したハロピラントロンも適当であ
る。
【0016】基Rは、バット染料において通常の置換基
を有していてよい。これらは、実質的には、アントラキ
ノン基上の置換基Xと同様のものである。
【0017】適当な基Xは、例えば、次のものである;
ハロゲン、主に塩素および臭素、ヒドロキシ、アミノ、
1〜C4−アルキルアミノ、主にメチルアミノおよびエ
チルアミノ、C1〜C4−アルカノイルアミノ、主にアセ
チルアミノおよびプロピオニルアミノ、ベンゾイルアミ
ノ、ハロゲンまたはC1〜C4−アルキルにより置換され
たベンゾイルアミノ、例えばp−クロロベンゾイルアミ
ノおよびp−メチルベンゾイルアミノおよびC1〜C4
アルキル、主にメチルおよびエチル。
【0018】アントラキノン基は、このような置換基を
4個まで有していてよく、かつ有利には置換基を2個ま
で有していてよい。
【0019】最後に、変数nは、芳香族基Rの性質に応
じて1〜4の整数を表す。
【0020】アントラキノンイミドの製造は、少なくと
も1個のアミノ基により置換されたアントラキノンとハ
ロゲン化された芳香族化合物とを縮合するか、またはハ
ロゲン化されたアントラキノンと1級芳香族アミンとを
縮合することにより達成される。通常、前者の変法が有
利である。
【0021】有利なアミン化合物の例として、次のもの
が挙げられる;2−アミノアントラキノン、2−アミノ
−3−ブロモアントラキノン、2−アミノ−3−メチル
アントラキノン、および2−アミノ−3−ヒドロキシア
ントラキノンおよび特に1−アミノアントラキノン、
1,4−および1,5−ジアミノアントラキノン、1−ア
ミノ−4−ベンゾイルアミノアントラキノン、および1
−アミノ−5−ベンゾイルアミノアントラキノン、なら
びにアミノビオラントロン。
【0022】有利なハロゲン化合物、例えば通常、塩素
化されたおよび/または臭素化された化合物は、例え
ば、次のものである;1−クロロアントラキノン、1,
4−および1,5−ジクロロアントラキノン、3−ブロ
モ−および3−クロロ−ベンズアントロン、3,9−ジ
ブロモ−および3,9−ジクロロ−ベンズアントロン、
ブロモジクロロアントラキノンアクリドン、ブロモアン
トラキノンアクリドン、ジブロモフルオロアンテン、テ
トラブロモピラントロン、およびジブロモビオラントロ
ン。
【0023】アミン化合物、または所望により異なるア
ミン化合物の混合物およびハロゲン化合物は、有利に
は、化学量論量で使用するが、化合物のうち1つが約2
0%まで過剰であってもよい。
【0024】縮合反応は、有利には、バット染料触媒お
よび酸結合剤の存在下で実施する。
【0025】適当な触媒は、銅化合物、例えば酢酸銅
(I)、臭化銅(I)、塩化銅(I)、有利には酸化銅
(I)およびさらに有利には銅粉末である。通常、縮合
生成物1kg当たり、触媒5〜150gを使用する。
【0026】適当な酸結合剤は、例えば次のものであ
る;酸化マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシ
ウム、酢酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよび
リン酸水素二ナトリウムおよびリン酸二水素カリウムお
よびリン酸水素二カリウム、特に炭酸カリウムおよびリ
ン酸カリウム、および特に有利には炭酸ナトリウムおよ
びリン酸ナトリウム。通常、縮合生成物1kg当たり酸
結合剤0.15〜1kgを使用する。
【0027】いくつかの場合において、例えば、テトラ
ブロモピラントロンの反応の間に、酸化剤の存在は推奨
できる。その有利な例は、次のものである;芳香族ニト
ロ化合物、例えば、o−、m−およびp−ニトロ安息香
酸、メチルおよびエチルo−、m−およびp−ニトロ安
息香酸、o−、m−およびp−ニトロクロロベンゼン、
o−、m−およびp−ニトロフェノール、ならびにo
−、m−およびp−ニトロベンゼンスルホン酸およびそ
れらのナトリウム塩。酸化剤の適当な量は、一般的に、
縮合生成物1kg当たり0.1〜0.3kgである。
【0028】本発明の縮合反応は、一般的に、150〜
250℃で実施される。反応混合物の沸点より上の温度
は、閉じた装置中で達成される。しかしながら、190
℃〜210℃で、標準圧下で、溶剤の還流下で操作する
のは有利である。
【0029】完全な変換に必要な反応時間は、本発明方
法において、通常、1〜40時間、特に3〜20時間で
ある。
【0030】方法は、有利には、安息香酸アルキルを反
応器中に入れ、かつそこにエダクト、触媒および酸結合
剤、および場合により酸化剤を添加し、かつついで混合
物を所望の温度まで加熱しながら撹拌し、かつ反応が完
全に進行するまでこの温度で保持することによって実施
される。
【0031】冷却後に生成物を単離するための反応混合
物の精製は、種々の方法で実施することができる。一つ
の可能性は、相分離により溶剤を除去および回復するた
めの全バッチの水蒸気蒸留、および水性懸濁液からの生
成物の濾過からなる。もう一つの可能性は、場合により
真空中での溶剤の留去、水中での残分のスラリー形成、
水蒸気蒸留による残留溶剤の除去および回復、および水
性懸濁液からの生成物の単離のための再濾過である。最
後の可能性は、生成物を直接反応混合物から、濾過によ
り除去し、そのスラリーを水中で形成し、かつ付着する
溶剤を除去または回復するために懸濁液を水蒸気蒸留
し、かつ最後に、生成物を単離するために水性懸濁液を
再濾過することである。
【0032】アントラキノンイミドを製造するための本
発明方法は、従来の方法より優れていて、その反応はス
ムースに進行し、かつ補助的方法、例えば圧力下での反
応混合物の引き続く熱処理は必要ない。定量的変換率は
達成される。それというのも、得られた縮合物は高純度
であり、かつエダクトおよび副産物により汚染されてお
らず、かつ染色または染料を形成するための更なる反応
のために直接使用することができるからである。更に、
反応は、多くの場合において、ニトロベンゼンを使用す
る場合よりも明らかに早い(2倍まで)。
【0033】従って、本発明方法は、有利な、経済的お
よび産業的に問題のない、かつ環境認容性のアントラキ
ノンイミドの製法を提供する。
【0034】
【実施例】
種々異なるアントラキノンイミドの製造 例1 安息香酸メチル500g、3−ブロモベンズアントロン
62g、1−アミノアントラキノン49g、無水炭酸ナ
トリウム32gおよび銅粉末0.9gからなる混合物
を、撹拌しながら200℃まで加熱し、かつこの温度で
6時間保持した。
【0035】室温まで冷却後に、溶剤を、水蒸気で蒸留
することにより完全に除去した。生成物の水性懸濁液の
濾過および乾燥により、式1:
【0036】
【化2】
【0037】のアントリミド107gが得られた。
【0038】慣例の方法での溶融アルカリ中でのアクリ
ジン−環化により、1−アントリミド1を、非常に良好
な堅牢性を有して綿を染める、特に高い着色力を有する
染料C.I バットグリーン(Vat Green)3に変えた。
【0039】例2 安息香酸メチル530g、3,9−ジブロモベンズアン
トロン65g、アミノアントラキノン77g、無水炭酸
ナトリウム27gおよび銅粉末1.0gからなる混合物
を、撹拌しながら200〜205℃まで加熱し、この温
度で2時間保持した。
【0040】反応混合物を室温まで冷却し、かつついで
パドルドライヤーにとおし、そこで溶剤を真空中で留去
した。残分を水中に懸濁し、残留溶剤を水蒸気蒸留によ
り除去し、濾過により単離し、かつ乾燥させた。式2:
【0041】
【化3】
【0042】のアントリミド139gが得られた。
【0043】アントリミド2は、アルカリ性アクリジン
−環化後に、染料C.I.バット・ブラック(Vat Blac
k)25を良好な品質で生じた。
【0044】例3 安息香酸メチル700g、3−ブロモベンズアントロン
100g、1,5−ジアミノアントラキノン80.6g、
無水炭酸ナトリウム45gおよび銅粉末1.5gからな
る混合物を、撹拌しながら4時間にわたって200℃ま
で加熱した。
【0045】冷却後に、溶剤を水蒸気蒸留により完全に
除去した。
【0046】濾過および乾燥により、式3:
【0047】
【化4】
【0048】のアントリミド158gが得られた。
【0049】アクリジン−環化および引き続くアミノ基
のベンゾイル化後に、非常に高い着色力を有する相当す
るオリーブ色バット染料が得られた。
【0050】しかしながら、ニトロベンゼンでの例3の
再試験は、40%低い着色力を有する染料を生じた。
【0051】例4 安息香酸メチル550g、1−クロロアントラキノン6
6g、1−アミノアントラキノン61g、無水炭酸ナト
リウム26gおよび塩化銅(I)1.5gからなる混合
物を撹拌しながら6時間環流させた。
【0052】冷却、水蒸気蒸留による溶剤の除去、濾過
および乾燥後に、式4:
【0053】
【化5】
【0054】のアントリミド116gが得られた。
【0055】アントリミド4を加工して、良好な品質の
バット染料C.Iバット・ブラック(Vat Black)27を
製造することができた。
【0056】例5 安息香酸メチル240g、1−クロロアントラキノン3
3.7g、1,4−ジアミノアントラキノン15.7g、
無水酢酸ナトリウム7.6g、無水炭酸ナトリウム7.3
gおよび銅粉末0.5gからなる混合物を、撹拌しなが
ら6時間環流させた。
【0057】室温まで冷却後に、反応混合物を濾過し、
残分を水中に撹拌導入し、かつ付着する溶剤を水蒸気を
用いて除去した。濾過および乾燥により、式5:
【0058】
【化6】
【0059】のトリアントリミド35gが得られた。
【0060】トリアントリミド5は、バット染料C.
I.バット・ブラウン(Vat Brown)1の先駆物質であ
る。
【0061】例6 安息香酸メチル1890g、1,5−ジクロロアントラ
キノン132g、1−アミノアントラキノン195g、
無水炭酸ナトリウム90gおよび銅粉末2.5gからな
る混合物を、撹拌しながら8時間にわたって200℃ま
で加熱した。
【0062】溶剤を除去するための水蒸気蒸留、濾過お
よび乾燥後に、式6:
【0063】
【化7】
【0064】のトリアントリミド325gが得られた。
【0065】カルバゾール化(Carbozolation)によ
り、V.I.バット・オレンジ(Vat Orange)11が良好
な品質で得られた。
【0066】例7 安息香酸メチル740g、ブロモジクロロアントラキノ
ンアクリドン80.0g、1−アミノ−5−ベンゾイル
アミノアントラキノン56.3g、無水炭酸ナトリウム
37.5gおよび銅粉末1.7gからなる混合物を、撹拌
しながら、190℃まで、4時間にわたって加熱し、か
つ引き続きパドルドライヤーに通した。
【0067】真空中での蒸留により、溶剤を除去後に、
残分を水中でスラリー化し、溶剤残分を水蒸気蒸留によ
り除去し、濾過により単離し、かつ乾燥させた。
【0068】式7:
【0069】
【化8】
【0070】のアントリミド105gが得られた。
【0071】引き続き、硫酸中でのカルバゾール化によ
り、非常に光堅牢性のバット染料C.I.バット・ブラ
ウン(Vat Brown)55が非常に良好な着色力で得られ
た。
【0072】安息香酸メチルの代わりにニトロベンゼン
を用いる場合、反応時間は8時間までであり、かつ完全
な変換はしばしば得られなかった。
【0073】例8 安息香酸メチル807g、ブロモアントラキノンアクリ
ドン72.2g、1−アミノ−5−ベンゾイルアミノア
ントラキノン67.2g、無水炭酸ナトリウム46gお
よび銅粉末1.7gからなる混合物を、撹拌しながら1
90℃まで12時間にわたって加熱した。
【0074】例7に記載したのと同様の方法で精製する
ことにより、式8:
【0075】
【化9】
【0076】のアントリミド123gが得られた。
【0077】引き続き、硫酸中でのカルバゾール化によ
り、相当するブラウンバット染料が良好な品質で得られ
た。
【0078】例9 安息香酸メチル890g、ジブロモフルオロアンテン1
06g、1−アミノ−4−ベンゾイルアミノアントラキ
ノン152g、無水リン酸三ナトリウム223gおよび
銅粉末15.3gからなる混合物を、撹拌しながら17
5℃まで、24時間にわたって加熱した。
【0079】溶剤を除去するための水蒸気蒸留、濾過お
よび乾燥後に、式9:
【0080】
【化10】
【0081】のアントリミド245gが得られた。
【0082】硫酸中でのカルバゾール化により、相当す
るブラウンバット染料が良好な品質で得られた。
【0083】例10 安息香酸メチル240g、テトラブロモピラントロン1
0g、アミノビオラントロン12.9g、1−アミノア
ントラキノン6.7g、無水炭酸ナトリウム5.6gおよ
び酸化銅(I)2.7gおよびm−ニトロベンゼンスル
ホン酸ナトリウム4gからなる混合物を、撹拌しながら
200℃まで、20時間にわたって加熱した。
【0084】引き続く、水蒸気蒸留、濾過および乾燥に
より、バット染料C.I.バット・ブラック(Vat Blac
k)9(式10)27.6gが得られた。
【0085】
【化11】
【0086】例11 安息香酸メチル1300g、硫酸中で臭素化されたジベ
ンズアントロン(臭素含有率27.8重量%)103.6
g、1−アミノアントラキノン80.3g、無水炭酸ナ
トリウム57.3gおよび塩化銅(I)25gからなる
混合物を撹拌しながら20時間にわたって環流させた。
【0087】水蒸気蒸留による水蒸気の除去後に、染料
を濾過により単離し、還流下で10%濃度塩酸2500
ml中で3時間加熱することにより銅を除去し、再び濾
過により単離し、かつ乾燥させた。式11:
【0088】
【化12】
【0089】の相当する黒色染料151.3gが得られ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハイケ キルブルク ドイツ連邦共和国 シュパイヤー シュー ベルトシュトラーセ 4 (72)発明者 ラインホルト コールハウプト ドイツ連邦共和国 フランケンタール ベ ンスハイマー リング 15ツェー (72)発明者 マティアス ニーデンブリュック ドイツ連邦共和国 リムブルガーホーフ アルベルト−アインシュタイン−アレー 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶剤中で、バット染料触媒および酸
    結合剤の存在下に、少なくとも1種の1級アミノ基を有
    するアントラキノン化合物とハロゲン化された芳香族化
    合物とを縮合するか、またはハロゲン化されたアントラ
    キノン化合物と1級芳香族アミンとを縮合することによ
    りアントラキノンイミド化合物を製造する方法におい
    て、使用した有機溶剤は安息香酸アルキルであることを
    特徴とする、アントラキノンイミド化合物の製法。
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