JPH07157704A - 印刷インキ組成物 - Google Patents
印刷インキ組成物Info
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- JPH07157704A JPH07157704A JP5303987A JP30398793A JPH07157704A JP H07157704 A JPH07157704 A JP H07157704A JP 5303987 A JP5303987 A JP 5303987A JP 30398793 A JP30398793 A JP 30398793A JP H07157704 A JPH07157704 A JP H07157704A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing ink
- ink composition
- stabilizer
- parts
- chlorinated polyolefin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、安定化された塩素化ポリオレフィン
含有印刷インキ組成物の提供を目的とする。 【構成】塩素化ポリオレフィン(A) と、下記一般式 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]X+[An- x/n ・ mH2O]x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。)で表されるハイドロタ
ルサイト(hydrotalcite)類(a) およびアルキル錫化合
物、フェニル錫化合物から選ばれる有機錫類(b) から選
ばれる少なくとも1種の安定剤(B) とを含むことを特徴
とする印刷インキ組成物。 【効果】本発明の印刷インキ組成物は、品質の劣化、容
器の腐食、貯蔵安定性の低下がなく、さらにはドクター
ブレードを錆びさせることがない。
含有印刷インキ組成物の提供を目的とする。 【構成】塩素化ポリオレフィン(A) と、下記一般式 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]X+[An- x/n ・ mH2O]x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。)で表されるハイドロタ
ルサイト(hydrotalcite)類(a) およびアルキル錫化合
物、フェニル錫化合物から選ばれる有機錫類(b) から選
ばれる少なくとも1種の安定剤(B) とを含むことを特徴
とする印刷インキ組成物。 【効果】本発明の印刷インキ組成物は、品質の劣化、容
器の腐食、貯蔵安定性の低下がなく、さらにはドクター
ブレードを錆びさせることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定化された塩素化ポ
リオレフィン含有印刷インキ組成物に関するものであ
る。
リオレフィン含有印刷インキ組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】塩化ゴム、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレンなどの塩素化ポリオレフィンを含有する
印刷インキ組成物は、プラスチックフィルム、特にポリ
プロピレン等のポリオレフィンフィルムに対して優れた
接着性を有する。しかし、これらのインキは保存中に脱
塩酸し、品質の劣化、容器の腐食、貯蔵安定性の低下を
招きやすい。また、グラビア印刷においては、印刷作業
中にドクターブレードが錆びて、筋、版かぶり等の印刷
不良を発生することがある。それ故、上記の欠点を補う
ためには、一般には安定剤を添加することが行なわれて
いる。
ポリプロピレンなどの塩素化ポリオレフィンを含有する
印刷インキ組成物は、プラスチックフィルム、特にポリ
プロピレン等のポリオレフィンフィルムに対して優れた
接着性を有する。しかし、これらのインキは保存中に脱
塩酸し、品質の劣化、容器の腐食、貯蔵安定性の低下を
招きやすい。また、グラビア印刷においては、印刷作業
中にドクターブレードが錆びて、筋、版かぶり等の印刷
不良を発生することがある。それ故、上記の欠点を補う
ためには、一般には安定剤を添加することが行なわれて
いる。
【0003】従来、かかる塩素化ポリオレフィンを含有
する印刷インキ組成物の安定剤としては、アリルグリシ
ジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAのジグリシジルエーテル、エポキシ化植物油、
エポキシ化脂肪酸及びそのエステル、シクロヘキサンの
エポキシ誘導体などのエポキシ基含有化合物、アニリ
ン、フェニレンジアミンなどの芳香族アミン、ステアリ
ン酸のカルシウム、カドニウム、鉛塩などの金属石鹸、
リン酸、ホウ酸、リン酸2水素カリウム,コハク酸、ク
エン酸ナトリウムなどの酸素酸、有機酸及びそれらのア
ルカリ金属塩などが用いられている。
する印刷インキ組成物の安定剤としては、アリルグリシ
ジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAのジグリシジルエーテル、エポキシ化植物油、
エポキシ化脂肪酸及びそのエステル、シクロヘキサンの
エポキシ誘導体などのエポキシ基含有化合物、アニリ
ン、フェニレンジアミンなどの芳香族アミン、ステアリ
ン酸のカルシウム、カドニウム、鉛塩などの金属石鹸、
リン酸、ホウ酸、リン酸2水素カリウム,コハク酸、ク
エン酸ナトリウムなどの酸素酸、有機酸及びそれらのア
ルカリ金属塩などが用いられている。
【0004】しかしながら、上記安定剤は、塩酸捕捉剤
として働くだけのものが多く、安定剤添加直後の塩素化
ポリオレフィンの分解による塩酸を捕捉することができ
るが、一定量捕捉した後は効果がなく、長期間における
安定性および高温高湿等の苛酷な条件下における安定性
を維持することはできなかった。また、水酸化ナトリウ
ム,水酸化カリウムなどのアルカリも安定剤として用い
られているが、上記安定剤と同様に塩酸捕捉剤としての
効果を有するのみで長期にわたる安定性に問題がある。
さらに、水酸化ナトリウムの如き強アルカリでは、それ
自身が脱塩酸触媒になりうるため、逆に塩素化ポリオレ
フィンを含有する印刷インキ組成物の安定性を阻害する
こともあった。
として働くだけのものが多く、安定剤添加直後の塩素化
ポリオレフィンの分解による塩酸を捕捉することができ
るが、一定量捕捉した後は効果がなく、長期間における
安定性および高温高湿等の苛酷な条件下における安定性
を維持することはできなかった。また、水酸化ナトリウ
ム,水酸化カリウムなどのアルカリも安定剤として用い
られているが、上記安定剤と同様に塩酸捕捉剤としての
効果を有するのみで長期にわたる安定性に問題がある。
さらに、水酸化ナトリウムの如き強アルカリでは、それ
自身が脱塩酸触媒になりうるため、逆に塩素化ポリオレ
フィンを含有する印刷インキ組成物の安定性を阻害する
こともあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、塩素化ポリオ
レフィンと、ハイドロタルサイトおよび有機錫類から選
ばれる少なくとも1種の安定剤とを含む印刷インキ組成
物が、長期間の安定性および高温高湿等の苛酷な条件下
における安定性を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、塩素化ポリオ
レフィンと、ハイドロタルサイトおよび有機錫類から選
ばれる少なくとも1種の安定剤とを含む印刷インキ組成
物が、長期間の安定性および高温高湿等の苛酷な条件下
における安定性を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、塩
素化ポリオレフィン(A) と、下記一般式 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]X+[An- x/n ・ mH2O]x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。)で表されるハイドロタ
ルサイト(hydrotalcite)類(a) およびアルキル錫化合
物、フェニル錫化合物から選ばれる有機錫類(b) から選
ばれる少なくとも1種の安定剤(B) とを含むことを特徴
とする印刷インキ組成物を提供する。
素化ポリオレフィン(A) と、下記一般式 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]X+[An- x/n ・ mH2O]x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。)で表されるハイドロタ
ルサイト(hydrotalcite)類(a) およびアルキル錫化合
物、フェニル錫化合物から選ばれる有機錫類(b) から選
ばれる少なくとも1種の安定剤(B) とを含むことを特徴
とする印刷インキ組成物を提供する。
【0007】塩素化ポリオレフィン(A) は、塩素化度10
〜60重量%、重量平均分子量3000〜400000の範囲のもの
であり、例えば、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン、塩化ゴム、さらにはこれらをエチレン性不飽和
結合を有するアクリルモノマーまたはウレタン等で変性
した塩素化ポリオレフィン化合物等が挙げられる。ま
た、安定剤としては以下の化合物が用いられる。
〜60重量%、重量平均分子量3000〜400000の範囲のもの
であり、例えば、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン、塩化ゴム、さらにはこれらをエチレン性不飽和
結合を有するアクリルモノマーまたはウレタン等で変性
した塩素化ポリオレフィン化合物等が挙げられる。ま
た、安定剤としては以下の化合物が用いられる。
【0008】安定剤(B) としては、ハイドロタルサイト
(hydrotalcite)類(a) および有機錫類(b) から選ばれ
る少なくとも1種が用いられる。印刷インキ組成物中の
安定剤(B) の量は、塩素化ポリオレフィン(A)100重量部
に対して 1〜60重量部、さらには 4〜20重量部が好まし
い。安定剤(B) の量が 1重量部未満では、長期間におけ
る安定性、高温高湿等の苛酷な条件下における安定性を
維持できない。また、60重量部を越えると、印刷インキ
組成物中の樹脂との相溶性,安定性が低下し、分離、析
出、ゲル化を生じやすくなる。
(hydrotalcite)類(a) および有機錫類(b) から選ばれ
る少なくとも1種が用いられる。印刷インキ組成物中の
安定剤(B) の量は、塩素化ポリオレフィン(A)100重量部
に対して 1〜60重量部、さらには 4〜20重量部が好まし
い。安定剤(B) の量が 1重量部未満では、長期間におけ
る安定性、高温高湿等の苛酷な条件下における安定性を
維持できない。また、60重量部を越えると、印刷インキ
組成物中の樹脂との相溶性,安定性が低下し、分離、析
出、ゲル化を生じやすくなる。
【0009】ハイドロタルサイト類(a) は、下記一般式
で表される化合物である。 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]x+[An- x/n・mH2O] x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。) 2価の金属としては、Mg2+,Mn2+ ,Fe2+ ,Co2+ ,Ni2+ ,C
u2+ ,Zn2+ などが挙げられ、3価の金属としては、A
l3+,Fe3+ ,Cr3+ , Co3+, In3+などが挙げられる。ま
た、n価のアニオンとしては、OH- ,F- ,Cl- ,Br - ,NO
3 - ,CO3 2-, SO4 2- ,Fe(CN)3 2- , CH3COO - ,シュウ酸
イオン, サリチル酸イオンなどが挙げられる。
で表される化合物である。 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]x+[An- x/n・mH2O] x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。) 2価の金属としては、Mg2+,Mn2+ ,Fe2+ ,Co2+ ,Ni2+ ,C
u2+ ,Zn2+ などが挙げられ、3価の金属としては、A
l3+,Fe3+ ,Cr3+ , Co3+, In3+などが挙げられる。ま
た、n価のアニオンとしては、OH- ,F- ,Cl- ,Br - ,NO
3 - ,CO3 2-, SO4 2- ,Fe(CN)3 2- , CH3COO - ,シュウ酸
イオン, サリチル酸イオンなどが挙げられる。
【0010】ハイドロタルサイト類の代表的なものとし
ては、最も安定な Mg4Al2(OH)12CO3・3H2Oが挙げられ
る。該ハイドロタルサイト類の作用は、系中のCO
3 2- が、酸性条件下で次の反応 -CO3 2- + 2HCl → -2C
l + CO2 + H2O により、容易に HClとイオン交換してCl
- を不活性化するものである。該ハイドロタルサイト類
は、他の安定剤、例えば有機金属塩の様に副生物として
有機酸および塩化物が生成され腐食作用を起こすものと
は異なり、副生物がCO2 のため、全く腐食性を示さず、
酸性物質の不活性化において有効である。
ては、最も安定な Mg4Al2(OH)12CO3・3H2Oが挙げられ
る。該ハイドロタルサイト類の作用は、系中のCO
3 2- が、酸性条件下で次の反応 -CO3 2- + 2HCl → -2C
l + CO2 + H2O により、容易に HClとイオン交換してCl
- を不活性化するものである。該ハイドロタルサイト類
は、他の安定剤、例えば有機金属塩の様に副生物として
有機酸および塩化物が生成され腐食作用を起こすものと
は異なり、副生物がCO2 のため、全く腐食性を示さず、
酸性物質の不活性化において有効である。
【0011】アルキル錫化合物、フェニル錫化合物から
選ばれる有機錫類(b) としては、モノ又はジオクチル錫
化合物,トリオクチル錫化合物, トリフェニル錫化合
物,モノ又はジブチル錫化合物,トリブチル錫化合物等
が挙げられるが、特に安全衛生の面からモノ又はジオク
チル錫化合物、トリオクチル錫化合物が好ましい。代表
的なものとしては、ジラウリン酸ジ−n-オクチル錫,ポ
リ(マレイン酸ジ−n-オクチル錫),ビス(マレイン酸
モノエステル)ジ−n-オクチル錫,ビス(チオグリコー
ル酸イソオクチル)ジ−n-オクチル錫,ジチオグリコー
ル酸テトラメチレンジ−n-オクチル錫,ビス(チオグリ
コール酸イソオクチル)ジメチル錫,トリス(チオグリ
コール酸イソオクチル)メチル錫,トリス(チオグリコ
ール酸イソオクチル)n-オクチル錫,トリス(チオグリ
コール酸n-アルキル)n-オクチル錫,ビス(チオグリコ
ール酸n-アルキル)ジ−n-オクチル錫等が挙げられる。
選ばれる有機錫類(b) としては、モノ又はジオクチル錫
化合物,トリオクチル錫化合物, トリフェニル錫化合
物,モノ又はジブチル錫化合物,トリブチル錫化合物等
が挙げられるが、特に安全衛生の面からモノ又はジオク
チル錫化合物、トリオクチル錫化合物が好ましい。代表
的なものとしては、ジラウリン酸ジ−n-オクチル錫,ポ
リ(マレイン酸ジ−n-オクチル錫),ビス(マレイン酸
モノエステル)ジ−n-オクチル錫,ビス(チオグリコー
ル酸イソオクチル)ジ−n-オクチル錫,ジチオグリコー
ル酸テトラメチレンジ−n-オクチル錫,ビス(チオグリ
コール酸イソオクチル)ジメチル錫,トリス(チオグリ
コール酸イソオクチル)メチル錫,トリス(チオグリコ
ール酸イソオクチル)n-オクチル錫,トリス(チオグリ
コール酸n-アルキル)n-オクチル錫,ビス(チオグリコ
ール酸n-アルキル)ジ−n-オクチル錫等が挙げられる。
【0012】上記安定剤(B) は、単独にて使用し得る
が、2種類以上混合して使用することもできる。さらに
は、ハロゲン化水素酸のアルカリ金属塩、有機酸、酸素
酸のアルカリ金属塩、エポキシ化合物、アミン化合物な
どを併用してもよい。ハロゲン化水素酸のアルカリ金属
塩としては、塩化カリウム、塩化ナトリウムなどが、有
機酸、酸素酸のアルカリ金属塩としては、炭酸、リン
酸、酢酸、高級脂肪酸、シュウ酸、マロン酸、乳酸、ク
エン酸などのアルカリ金属塩が挙げられる。また、エポ
キシ化合物としては、アリルグリシジルエーテル、フェ
ニルグリシジルエーテル、ビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテルなどのグリシジル基含有化合物、エポキシ
化油脂、エポキシ化脂肪酸及びその誘導体、シクロヘキ
サンのエポキシ誘導体などが、アミン化合物としては、
脂肪族、脂環族及び芳香族アミンが挙げられる。
が、2種類以上混合して使用することもできる。さらに
は、ハロゲン化水素酸のアルカリ金属塩、有機酸、酸素
酸のアルカリ金属塩、エポキシ化合物、アミン化合物な
どを併用してもよい。ハロゲン化水素酸のアルカリ金属
塩としては、塩化カリウム、塩化ナトリウムなどが、有
機酸、酸素酸のアルカリ金属塩としては、炭酸、リン
酸、酢酸、高級脂肪酸、シュウ酸、マロン酸、乳酸、ク
エン酸などのアルカリ金属塩が挙げられる。また、エポ
キシ化合物としては、アリルグリシジルエーテル、フェ
ニルグリシジルエーテル、ビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテルなどのグリシジル基含有化合物、エポキシ
化油脂、エポキシ化脂肪酸及びその誘導体、シクロヘキ
サンのエポキシ誘導体などが、アミン化合物としては、
脂肪族、脂環族及び芳香族アミンが挙げられる。
【0013】本発明の印刷インキ組成物は、塩素化ポリ
オレフィン(A) 、安定剤(B) および必要に応じて塩素化
ポリオレフィン(A) と相溶性を有する樹脂に、各種顔料
および溶剤を加えて練肉、分散し、必要に応じてブロッ
キング防止剤、可塑剤等の添加剤、インキ流動性および
分散性を改良するための界面活性剤を使用して製造され
る。安定剤(B) は、塩素化ポリオレフィン(A) を含有す
る印刷インキ組成物に直接添加、混合しても充分な効果
を得られるが、顔料分散時に添加して混合均一にするほ
うが、安定な印刷インキ組成物を得ることができるた
め、好ましい。
オレフィン(A) 、安定剤(B) および必要に応じて塩素化
ポリオレフィン(A) と相溶性を有する樹脂に、各種顔料
および溶剤を加えて練肉、分散し、必要に応じてブロッ
キング防止剤、可塑剤等の添加剤、インキ流動性および
分散性を改良するための界面活性剤を使用して製造され
る。安定剤(B) は、塩素化ポリオレフィン(A) を含有す
る印刷インキ組成物に直接添加、混合しても充分な効果
を得られるが、顔料分散時に添加して混合均一にするほ
うが、安定な印刷インキ組成物を得ることができるた
め、好ましい。
【0014】塩素化ポリオレフィン(A) と相溶性を有す
る樹脂としては、硝化綿、クロルスルホン化ポリオレフ
ィン、エチレン/酢酸ビニル共重合体またはその塩素化
もしくはクロルスルホン化物、マレイン酸樹脂、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂等が挙げ
られる。溶剤としては、芳香族系、アルコール系、ケト
ン系、エステル系等の溶剤が挙げられる。
る樹脂としては、硝化綿、クロルスルホン化ポリオレフ
ィン、エチレン/酢酸ビニル共重合体またはその塩素化
もしくはクロルスルホン化物、マレイン酸樹脂、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂等が挙げ
られる。溶剤としては、芳香族系、アルコール系、ケト
ン系、エステル系等の溶剤が挙げられる。
【0015】
【実施例】以下、実施例および比較例をあげて本発明を
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。なお、実施例中の「部」および「%」は
それぞれ「重量部」および「重量%」を表わす。
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。なお、実施例中の「部」および「%」は
それぞれ「重量部」および「重量%」を表わす。
【0016】〔実施例1〜4および比較例1〜4〕 チタン白(ルチル型) 30部 塩素化ポリプロピレン樹脂溶液 20部 (塩素含有量32%、分子量120000、固形分30%のトルエン溶液) 塩素化エチレン/酢酸ビニル樹脂溶液 40部 (塩素含有量27%、分子量300000、固形分20%のトルエン溶液) メチルエチルケトン 10部 上記組成の混合物に表1で示す安定剤を添加し、それぞ
れボールミルにて練肉、白色インキを調整し、下記の試
験を行った。結果を表1に示す。
れボールミルにて練肉、白色インキを調整し、下記の試
験を行った。結果を表1に示す。
【0017】〔錫缶内面の腐食試験〕得られた白色イン
キを蓋付き錫缶中に注入し、40℃で30日間保持した後、
白インキを取り出し、缶内面の腐食度合を評価した。評
価基準は次の通りである。 ◎ : 缶内面の腐食が全くみられない ○ : 缶内面に10%以下で腐食がみられる △ : 缶内面の約50%に腐食がみられる × : 缶内面の全面に腐食がみられる
キを蓋付き錫缶中に注入し、40℃で30日間保持した後、
白インキを取り出し、缶内面の腐食度合を評価した。評
価基準は次の通りである。 ◎ : 缶内面の腐食が全くみられない ○ : 缶内面に10%以下で腐食がみられる △ : 缶内面の約50%に腐食がみられる × : 缶内面の全面に腐食がみられる
【0018】〔ドクター錆試験〕得られた白色インキ 1
00部にメチルエチルケトン25部、トルエン25部、さらに
より苛酷な条件にするため水1部を添加し、これに一定
の大きさに断裁したドクターブレード(独エベレ社製
「Eberle 18ER 」) を浸漬した。40℃で2日間保持した
後、ドクターブレードを取り出し、ドクターブレードの
錆の度合を評価した。評価結基準は次の通りである。 ◎ : ドクターブレードに錆が全くみられない ○ : ドクターブレードに10%以下で錆がみられる △ : ドクターブレードの約50%に錆がみられる × : ドクターブレードの全面に錆がみられる
00部にメチルエチルケトン25部、トルエン25部、さらに
より苛酷な条件にするため水1部を添加し、これに一定
の大きさに断裁したドクターブレード(独エベレ社製
「Eberle 18ER 」) を浸漬した。40℃で2日間保持した
後、ドクターブレードを取り出し、ドクターブレードの
錆の度合を評価した。評価結基準は次の通りである。 ◎ : ドクターブレードに錆が全くみられない ○ : ドクターブレードに10%以下で錆がみられる △ : ドクターブレードの約50%に錆がみられる × : ドクターブレードの全面に錆がみられる
【0019】
【表1】
【0020】〔実施例5〜8および比較例5〜8〕 チタン白(ルチル型) 40部 ポリウレタン樹脂溶液 35部 (3-メチル−1,5-ペンタシジオールとアジピン酸よりなる分子量2000のポリ エステルポリオール、イソホロンジイソシアネート、イソホロンジアミン 、ジ−n-ブチルアミンよりなる分子量 40000、固形分 30%のトルエン、メ チルエチルケトン、イソプロピルアルコール(4/4/2)の樹脂溶液) 塩素化ポリプロピレン樹脂溶液 5部 (塩素含有量32%分子量 10000、固形分50%のトルエン溶液) トルエン 10部 メチルエチルケトン 10部 上記組成の混合物に表2で示す安定剤を添加し、それぞ
れボールミルにて練肉し、白色インキを調整し、錫缶内
面の腐食試験、ドクター錆試験および下記のインキ安定
性試験を行った。結果を表2に示す。
れボールミルにて練肉し、白色インキを調整し、錫缶内
面の腐食試験、ドクター錆試験および下記のインキ安定
性試験を行った。結果を表2に示す。
【0021】〔インキ安定性試験〕得られた白色インキ
100部に、より苛酷な条件にするために、さらに水1部
を添加した後、40℃で14日間保持し、白色インキの粘度
の上昇度合を評価した。なお、粘度の上昇度合は、次の
式より計算した。
100部に、より苛酷な条件にするために、さらに水1部
を添加した後、40℃で14日間保持し、白色インキの粘度
の上昇度合を評価した。なお、粘度の上昇度合は、次の
式より計算した。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】本発明の印刷インキ組成物は、品質の劣
化、容器の腐食、貯蔵安定性の低下がなく、さらにはグ
ラビア印刷方式で用いられる場合にドクターブレードを
錆びさせることがなく、印刷適性の低下も起こさない。
化、容器の腐食、貯蔵安定性の低下がなく、さらにはグ
ラビア印刷方式で用いられる場合にドクターブレードを
錆びさせることがなく、印刷適性の低下も起こさない。
Claims (3)
- 【請求項1】塩素化ポリオレフィン(A) と、下記一般式 [M2+ 1-x M3+ x (OH)2]X+[An- x/n ・ mH2O]x- (式中、 M2+は2価の金属、 M3+は3価の金属、 An-は
n価のアニオン、mおよびnは1〜5の整数を示し、x
は0<x≦0.33の範囲にある。)で表されるハイドロタ
ルサイト(hydrotalcite)類(a) およびアルキル錫化合
物、フェニル錫化合物から選ばれる有機錫類(b) から選
ばれる少なくとも1種の安定剤(B) とを含むことを特徴
とする印刷インキ組成物。 - 【請求項2】安定剤(B) の量が、塩素化ポリオレフィン
(A)100重量部に対して1〜60重量部の範囲である請求項
1記載の印刷インキ組成物。 - 【請求項3】有機錫類(b) がオクチル錫化合物である請
求項1または2記載の印刷インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303987A JPH07157704A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 印刷インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303987A JPH07157704A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 印刷インキ組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157704A true JPH07157704A (ja) | 1995-06-20 |
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ID=17927684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5303987A Pending JPH07157704A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 印刷インキ組成物 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157704A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09314792A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 耐候性のあるオレフィン系化粧シート |
| JPH11181193A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 安定性良好な塩素化ポリオレフィン組成物 |
| JP2009132846A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェット用インク |
| CN107699040A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-02-16 | 浙江浦江永进工贸有限公司 | 一种聚氨酯型油墨的制备方法 |
| JP2018165328A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | ゼネラル株式会社 | インクジェットインク |
| KR20210148297A (ko) * | 2019-04-17 | 2021-12-07 | 애버리 데니슨 코포레이션 | 속건성 잉크젯 잉크 조성물 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP5303987A patent/JPH07157704A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022529465A (ja) * | 2019-04-17 | 2022-06-22 | アベリー・デニソン・コーポレイション | 速乾性インクジェットインク組成物 |
| US12275856B2 (en) | 2019-04-17 | 2025-04-15 | Avery Dennison Corporation | Fast drying inkjet ink compositions |
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