JPH0715798A - 圧電型電気音響変換器 - Google Patents

圧電型電気音響変換器

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JPH0715798A
JPH0715798A JP5149230A JP14923093A JPH0715798A JP H0715798 A JPH0715798 A JP H0715798A JP 5149230 A JP5149230 A JP 5149230A JP 14923093 A JP14923093 A JP 14923093A JP H0715798 A JPH0715798 A JP H0715798A
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JP
Japan
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piezoelectric film
film
diaphragm
piezoelectric
electroacoustic transducer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5149230A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ibaraki
悟 茨木
Hiromoto Furukawa
博基 古川
Takeo Kanamori
丈郎 金森
Kimiaki Ono
公了 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0715798A publication Critical patent/JPH0715798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高分子圧電フィルムを振動膜とした圧電型電
気音響変換器において、感度や音質などの電気特性を良
好にかつ安定にすることを目的とする。 【構成】 方向を揃えて形設した複数のスリット状の開
孔部12を有し、かつ、開孔部12のスリット幅の方向
に湾曲させた振動膜フレーム13に高分子圧電フィルム
2を接着した振動板14を備えた構成により、高分子圧
電フィルム2が鞍型に変形するのを防止し、安定でかつ
感度を高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子圧電フィルムを
振動膜としたスピーカやマイクロホンなどの圧電型電気
音響変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高分子材料の研究開発が進み、圧
電特性を有する高分子圧電フィルムを電気音響変換器の
振動膜に応用しようという試みがなされている。高分子
圧電フィルムは圧電セラミックに比して、振動系が軽
く、インピーダンスが低く、構造が簡単となるなどの特
徴を有していることから、新しい電気音響変換器として
有望視され、特性を良化する工夫もなされている(例え
ば、特公昭56−240号公報参照)。
【0003】以下に従来の圧電型電気音響変換器につい
て説明する。図6および図7に示すように、湾曲した振
動膜フレーム1に表側と裏側に金属電極が蒸着された高
分子圧電フィルム2を接着した振動板3を絶縁体4を介
してケース5に装着し、表側の金属電極はケース5を介
してプリント基板6の電極7を有する端子8に、裏側の
金属電極は振動膜フレーム1と背面電極9を介してプリ
ント基板6の電極10を有する端子11に導通させて接
続し、高分子圧電フィルム2に発生した電圧が端子8,
11から外部に出力される構成である。
【0004】高分子圧電フィルム2を振動板3として電
気音響変換を行わせるには、高分子圧電フィルム2を湾
曲させる方法が最も簡単かつ信頼性が高い方法である
が、高分子圧電フィルム2の剛性が小さいため、高分子
圧電フィルム2だけでは湾曲形状を保つことは不可能で
ある。したがって、湾曲した振動膜フレーム1に高分子
圧電フィルム2を接着し、振動膜フレーム1で高分子圧
電フィルム2を引っ張ることで湾曲形状を保持させてい
る。ところが、湾曲した状態の振動膜フレーム1に高分
子圧電フィルム2を接着することは極めて困難である。
そこで図8に示すように、湾曲させる前の平面状態の振
動膜フレーム1aに高分子圧電フィルム2を接着し、平
面状の振動膜フレーム付き高分子圧電フィルム3aを作
成し、図9(a)に示すように、高分子圧電フィルム2
を上面にして、振動膜フレーム付き高分子圧電フィルム
3aを凸状の背面電極9で突き上げ、振動膜フレーム付
き高分子圧電フィルム3aを図9(b)に示すように、
背面電極9の曲率にそって自然に湾曲させた振動板3を
形成することになる。
【0005】実際の電気音響変換器ではこの湾曲処理は
機器の組立と同時に行われる。すなわち、図6の2点鎖
線で示した底部5aをかしめていないケース5に挿着し
た絶縁体4の内側に振動膜フレーム付き高分子圧電フィ
ルム3aを落とし込み、その上から背面電極9とプリン
ト基板6を挿入し、最後に、プリント基板6に圧力をか
けながらケース5の底部5aをかしめて組立を完了す
る。ほぼ正方形の開孔部を有する振動膜フレーム1に高
分子圧電フィルム2を張ったときは、図10に示すよう
に、開孔部の中央部分で高分子圧電フィルム2がかなり
陥没した鞍型の形状になる。湾曲方式の振動板3を用い
た圧電型電気音響変換器では、鞍型の程度が大きいほど
感度が低下する。一方、鞍型の程度は高分子圧電フィル
ム2に加わる張力に比例するが、感度低下を抑えるため
に、張力を弱めて高分子圧電フィルム2を振動膜フレー
ム1に接着すると、組立時のわずかな歪が振動膜フレー
ム1に加わっただけでも高分子圧電フィルム2の表面に
しわが発生し、感度周波数特性が大きく乱れる。
【0006】また、高分子圧電フィルム2が一定曲率で
湾曲されていると、曲率半径で決まる共振周波数で振動
板3全体が一斉に共振し高域共振のQ値が高くなりす
ぎ、音質が悪くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の構
成では、感度や音質などの電気特性が低下し、かつ、不
安定となるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、感度や音質などの電気特性が良好で、かつ、安定し
た圧電型電気音響変換器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載する圧電型電気音響変換器
は、方向を揃えて形設した複数のスリット状の開孔部を
有し、かつ、開孔部のスリットの幅方向に湾曲させた振
動膜フレームに高分子圧電フィルムを接着した振動板を
備えた構成とし、請求項2記載の発明は、湾曲した振動
膜フレームに接着した高分子圧電フィルムを密着して支
持する振動膜フレームの湾曲方向と直交する方向に延び
た複数の線状突起と複数の開孔部とを形設した背面プレ
ートを有する振動板を備えた構成とし、請求項3記載の
発明は、曲率半径を連続的に変化させながら湾曲させた
振動膜フレームに高分子圧電フィルムを接着した振動板
を備えた構成としたものである。
【0010】
【作用】この構成において、張力の弱いときに発生する
高分子圧電フィルムのしわを効果的に防止し、曲率半径
を連続的に変化させた振動板に高域の共振周波数を分布
させることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】本発明の一実施例において、前述の従来例
について説明した構成部分と同じ部分については同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0013】(実施例1)以下、請求項1記載の本発明
の実施例について説明する。
【0014】図1および図2に示すように、本実施例の
特徴とするところは、前述従来の構成に、従来例で説明
した振動板3を方向を揃えて形設した複数のスリット状
の開孔部12を有し、かつ、開孔部12のスリットの幅
方向に湾曲させた振動膜フレーム13に高分子圧電フィ
ルム2を接着した構成の振動板14とした点である。
【0015】図3に示すように、本実施例の振動膜フレ
ーム13を使用したときのスリット状の開孔部12での
高分子圧電フィルム2の湾曲状態は、同じ張力での従来
例の鞍型の陥没程度よりも極めて低く平板状となる。
【0016】なお、振動板14の形成方法や圧電型電気
音響変換器の動作は従来例で説明した形成方法や動作と
同様であるので説明は省略する。
【0017】以上のように本実施例によれば、複数のス
リット状の開孔部12を形設した振動膜フレーム13に
高分子圧電フィルム2を接着した振動板14を備えるこ
とにより、高分子圧電フィルム2が平板状となり鞍型に
なるのを防止できて、電気特性が安定でき、かつ、感度
を良好にすることができる。
【0018】(実施例2)以下、請求項2記載の発明の
実施例について説明する。
【0019】図4に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述の従来の構成に、従来例で説明した振動
板3を、振動膜フレーム1に接着した高分子圧電フィル
ム2を振動膜フレーム1の湾曲方向と直交する方向に延
びた複数の線状突起15と複数の開孔部16を形設し、
振動膜フレーム1と同じ形状に湾曲した背面プレート1
7で、高分子圧電フィルム2を密接して支持した構成の
振動板とした点である。
【0020】背面プレート17の開孔部16は、高分子
圧電フィルム2が振動したときの空気流を内部気室に逃
がすためのものである。
【0021】なお、本実施例の振動板の形成方法や圧電
型電気音響変換器の動作は、従来例と同様であるので説
明は省略する。
【0022】以上のように本実施例によれば、背面プレ
ート17に形設した線状突起15を高分子圧電フィルム
2に接触させた構成とすることにより、高分子圧電フィ
ルム2が鞍型になるのを効果的に防止でき、安定でかつ
感度を高くできる。
【0023】また、高分子圧電フィルム2と振動膜フレ
ーム1との接着が外周部だけとなり、容易にかつ正確に
接着できるので、前述の実施例1で生じるような振動膜
フレーム13の中央部での接着剤のはみ出しなどによる
組立ミスを大幅に減らすことができる。さらに、高分子
圧電フィルム2と接触する線状突起15を極めて細い形
状として接触面積を小さくすることができ、振動板とし
ての無効部分を少なくできて、感度を良好にすることが
できる。
【0024】(実施例3)以下、請求項3記載の発明の
実施例について説明する。
【0025】図5に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述従来の構成に、従来例で説明した振動板
3を、曲率半径を連続的に中央部にいくほど小さくした
振動膜フレーム18に高分子圧電フィルム2を接着した
振動板19とした点である。高分子圧電フィルム2を湾
曲させて電気音響変換を行わせる圧電型電気音響変換器
の共振周波数は、高分子圧電フィルム2の曲率半径によ
って決まり、曲率半径が小さいほど共振周波数が高くな
る。
【0026】以上のように本実施例によれば、振動板1
9の曲率半径を中央部にいくほど連続的に小さくした振
動板19を備えることにより、中央部では共振周波数が
高く、周辺部にいくほど共振周波数が低くなり、従来例
の一定曲率の振動板3に顕著に出現していた高域の共振
ピークが消失し、音質を大幅に良化できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、方向を揃えて形設した複数のスリット状の開孔部を
有し、かつ、開孔部のスリットの幅方向に湾曲させた振
動膜フレームに高分子圧電フィルムを接着した振動板を
備えた構成、または湾曲した振動膜フレームに接着した
高分子圧電フィルムを密着して支持する振動膜フレーム
の湾曲方向と直交する方向に延びた複数の線状突起と複
数の開孔部とを形設した背面プレートを有する振動板を
備えた構成、または曲率半径を連続的に変化させながら
湾曲させた振動膜フレームに高分子圧電フィルムを接着
した振動板を備えた構成により、感度や音質などの電気
特性が良好で、かつ、安定した優れた圧電型電気音響変
換器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の圧電型電気音響変換器
の断面図
【図2】同圧電型電気音響変換器の振動板の外観斜視図
【図3】同振動板の高分子圧電フィルムの外観斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の圧電型電気音響変換器
の断面図
【図5】本発明の第3の実施例の圧電型電気音響変換器
の断面図
【図6】従来の圧電型電気音響変換器の断面図
【図7】同圧電型電気音響変換器の振動板の外観斜視図
【図8】同圧電型電気音響変換器の湾曲加工前の振動板
の外観斜視図
【図9】同圧電型電気音響変換器の振動板の湾曲加工状
態を示す断面略図
【図10】同振動板の高分子圧電フィルムの外観斜視図
【符号の説明】
1,13,18 振動膜フレーム 2 高分子圧電フィルム 12,16 開孔部 14,19 振動板 15 線状突起 17 背面プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 公了 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向を揃えて形設した複数のスリット状
    の開孔部を有し、かつ、前記開孔部のスリットの幅方向
    に湾曲させた振動膜フレームに高分子圧電フィルムを接
    着した振動板を備えた圧電型電気音響変換器。
  2. 【請求項2】 湾曲した振動膜フレームと、前記振動膜
    フレームに接着した高分子圧電フィルムと、前記高分子
    圧電フィルムを密接して支持する前記振動膜フレームの
    湾曲方向と直交する方向に延びた複数の線状突起と複数
    の開孔部とを形設し前記振動膜フレームと同じ形状に湾
    曲した背面プレートとで構成した振動板を備えた圧電型
    電気音響変換器。
  3. 【請求項3】 曲率半径を連続的に変化させながら湾曲
    させた振動膜フレームに高分子圧電フィルムを接着した
    振動板を備えた圧電型電気音響変換器。
JP5149230A 1993-06-21 1993-06-21 圧電型電気音響変換器 Pending JPH0715798A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285488A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ishikawajima Sangyo Kikai Kk スクリーンシリンダ
WO2012086125A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 発振装置および電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285488A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ishikawajima Sangyo Kikai Kk スクリーンシリンダ
WO2012086125A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 発振装置および電子機器
JPWO2012086125A1 (ja) * 2010-12-20 2014-05-22 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 発振装置および電子機器

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