JPH0715809A - 超電導磁石装置 - Google Patents

超電導磁石装置

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Publication number
JPH0715809A
JPH0715809A JP26982093A JP26982093A JPH0715809A JP H0715809 A JPH0715809 A JP H0715809A JP 26982093 A JP26982093 A JP 26982093A JP 26982093 A JP26982093 A JP 26982093A JP H0715809 A JPH0715809 A JP H0715809A
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JP
Japan
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inner tank
tank
magnet device
superconducting coil
superconducting
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Application number
JP26982093A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamaguchi
孝 山口
Taiji Fujimoto
泰司 藤本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気浮上式車両に搭載される超電導磁石装置
における冷却媒体の蒸発量を抑制する。 【構成】 液体ヘリウム12に浸漬された超電導コイル
11を収納する内槽を、第1の内槽16と第2の内槽1
8を有する2重構造とし、超電導コイル11と第1の内
槽16との間に支持部材である内側リブ17を設け、第
1の内槽16と第2の内槽18の間に支持部材である外
側リブ19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超電導磁気浮上式車
両に搭載される超電導磁石装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は一般的な磁気浮上式鉄道車両の
構造を示す横断面図である。図において、超電導磁石装
置1は車体2の下部に設置した台車枠3の側面に取り付
けられており、また、凹字形の地上ガイドウェイ4の内
側には浮上・案内用コイル5及び推進用コイル6が設置
されている。そして、台車枠3には冷媒の液化のための
冷凍機(図示せず)が搭載されており、蒸発した冷媒を液
化している。
【0003】図19は上記磁気浮上車両に搭載された従
来の超電導磁石装置(特開平3−169207号公報)を
示す側面図であり、図20は図19のA−A線に沿った
断面図である。図において、7は超電導磁石装置1の外
槽、8は外槽7の一部でその一端に取付座8aを有する
固定軸であり、この取付座8aがボルト等により台車枠
3に固定されている。9は直径の異なる円筒を固定軸8
に対して同心上に配置した多重円筒から成る断熱支持体
であり、この隣り合う円筒が順次端部同士あるいは中央
部同士で交互に結合されており、その材料としては例え
ば熱伝導率の低いカーボンクロス等の繊維強化プラスチ
ックから構成されている。9a,9bはこの断熱支持体
9の外径部としての最外筒、及び内径部としての最内筒
を示し、9cはこの断熱支持体9の中間シールド金属を
示している。
【0004】また、10はレーストラック形の超電導コ
イル11を収容し、複数個の断熱支持体9を取り囲むよ
うに配置された内槽であり、ステンレス材等の非磁性体
から成りかつ極低温でも高強度を有する材料で構成され
ている。この内槽10は断熱支持体9の最外筒9aに支
持され、複数個の断熱支持体を介して最内筒9bにより
固定軸8に固定されている。12は内槽10の中に封入
された冷却媒体である液体ヘリウムであり、液体ヘリウ
ム温度4.2K(−269℃)で超電導コイル11を冷
却している。13は外槽7と内槽10の間に設けられて
外部よりの輻射熱を遮断する熱シールド板であり、断熱
支持体9の中間シールド金属9cに接合され、各中間シ
ールド金属9cをサーマルアンカとすることにより、断
熱支持体9の外槽7(常温)からの熱伝導による熱侵入を
低減するように構成されている。14は外槽7と内槽1
0との間において、超電導磁石装置1の熱侵入の一つで
ある対流の発生を防ぐ真空空間である。
【0005】図21は図20に示す内槽10の構成を示
す斜視図であり、図22は内槽10の長さ方向、幅方
向、高さ方向、及びレーストラック面の幅を示す外観の
斜視図である。図21において、10aおよび10bは
塑性加工等により加工され、レーストラック面の幅の上
半分および下半分に分れた内槽であり、互いに溶接によ
り接合することによりダクト状の内槽10を形成してい
る。15aおよび15bは上記内槽10の内側に接する
上リブ及び下リブであり、互いに溶接等により接合して
リブ15を形成する。このリブ15は超電導コイル11
を内槽10により支持するために設けられたもので、液
体ヘリウム12が超電導コイル11の全周に行き渡るよ
うに貫通穴15cが設けられている。なお、通常内槽1
0とリブ15は非磁性体でかつ極低温でも高強度を有す
るステンレス材等から構成される。
【0006】また内槽10の表面には、内槽表面の電気
抵抗値を低下させるために、電気抵抗の低い材料、例え
ば銅メッキ200を施している。なお、銅メッキ200
の代りに純アルミ等を接着剤あるいは溶接により貼り付
けても良い。内槽10の表面上に低電気抵抗材料を設け
たものとしては、例えば特開平3−52203号公報が
ある。
【0007】次に、上記装置の動作について説明する。
超電導コイル11は液体ヘリウム12によって冷却され
た状態で超電導としての機能を発揮する。この冷却を保
持するための手段は上記で一部述べているが、ここで図
20によりまとめて説明する。図において、外槽7から
内槽10への熱伝導を低減するために、断熱支持体9は
断熱距離を確保するように設置されると共に、熱伝導率
の低い繊維強化プラスチック材料より製作される。ま
た、外槽7と内槽10の間の空間における熱対流の発生
を防止するために、真空空間14を形成している。さら
に、外部からの輻射熱を遮断するために、内槽10の周
囲に熱シールド板13を設け、このシールド板13内に
液体窒素を流して77K(−196℃)に保っている。
【0008】走行中の超電導磁石装置1は、超電導コイ
ル11と地上側の浮上・案内用コイル5及び推進用コイ
ル6との間に働く電磁力によって、車両を上下方向に浮
上、前後方向に推進、左右方向に案内するが、この際、
超電導コイル11と、浮上・案内用コイル5および推進
用コイル6との間に、上下・前後・左右方向にそれぞれ
大きな電磁力を発生する。これらの電磁力は、超電導コ
イル11よりリブ15を介して内槽10に作用し、内槽
10より断熱支持体9、さらに固定軸8を介して台車枠
3へと伝えられる。
【0009】超電導磁石装置1が走行中に受ける外力と
しては、定常的に作用する車両を上下方向に浮上させる
浮上力、左右方向に案内する案内力、前後方向に推進す
る推進力等と、浮上・案内用コイル5と推進用コイル6
とが当間隔に設置されているために発生する走行速度に
依存する変動荷重に分けられる。この中で、走行速度に
依存する変動荷重は交流成分であって、走行速度に比例
して周波数が高くなる。そして、内槽10や超電導コイ
ル11は上記変動荷重により、曲げやねじり等の振動モ
ードが加わり、内槽10や超電導コイル11が有する多
数の固有振動数と、上記走行速度に比例する周波数とが
共振状態になれば、内槽10や超電導コイル11を大き
く変形させる。上記変形が大きい場合は、内槽10はこ
の変形により発熱し、また、超電導コイル11とリブ1
5との間、リブ15と内槽10との間には、相対的な滑
りによる摩擦発熱が生じる。その結果、上記発熱により
冷却媒体である液体ヘリウム12の蒸発量が増加するこ
ととなる。
【0010】次に、超電導磁石装置の変動磁場による影
響について述べる。超電導磁石装置1はその走行中に地
上コイルからの変動磁場を受けるが、この変動磁場が直
接内槽10に鎖交すると内槽10に渦電流が生じる。ま
た、地上コイルからの変動磁場により地上コイル側外槽
7に渦電流が流れると、対向している内槽10には、こ
の渦電流により変動磁場が鎖交するので、内槽10に渦
電流が生じる。内槽10に鎖交する磁界中、内槽の電気
抵抗値をR、インダクタンスをLとすると、内槽に流れ
る渦電流による内槽の発熱量Qは、周波数が高いのでリ
アクタンスリミットとなり、ωL>>Rであるので、e
=dφ/dtとおくと、下記の数式1となり、内槽の電
気抵抗値に比例する。内槽10の表面は上述の様に銅メ
ッキ200等を施して電気抵抗値を低くしているので、
内槽10で発生する渦電流による発熱は小さくなる。
【0011】
【数1】
【0012】なお本システムでは、上記に示した荷重支
持材の熱伝導による入熱や走行時の発熱による冷媒であ
る液体ヘリウム12の蒸発分は、台車枠3に搭載した冷
凍機(図示せず)により液化して冷媒の補給をせずに連続
走行が可能になっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】課題1.以上のよう
に、従来の超電導磁石装置では、走行速度に依存する変
動荷重は交流成分であって、走行速度に比例する周波数
と内槽10の固有振動数が共振状態になると、内槽10
に加わる曲げやねじりなどの変形が大きくなり、この変
形に伴う発熱のため、冷却媒体である液体ヘリウム12
の蒸発量が増加するという問題があった。また、上述の
とおり内槽10に加わる曲げやねじりなどの変形に伴
い、超電導コイル11と支持部材であるリブ15との間
および支持部材であるリブ15と内槽10との間の滑り
に伴う摩擦発熱のため、液体ヘリウム12の蒸発量がさ
らに増加するという問題があった。更に、内槽10や支
持部材であるリブ15の製作は溶接構造であり、複雑な
構造をしているので、製作には熟練を要し、機械による
自動化を行うことが困難であった。
【0014】課題2.また、超電導コイル11を励磁す
る際には内槽10の表面に渦電流が流れ、この渦電流に
より発生する熱QEは、内槽10の電気抵抗値をR、励
磁電流による磁界をφとし、e=dφ/dtとおくと、
レジスタンスリミットとなり、R>>ωLで、下記の数
式2となり、内槽10の電気抵抗値Rに反比例する熱と
なる。内槽10の表面には銅メッキ200等の低抵抗体
層が施してあるので、電気抵抗値Rは小さく、発熱量は
大きくなる。また、e=dφ/dtであるので急激な磁
場変動により発熱は増加する。
【0015】
【数2】
【0016】よって、超電導コイル11を励磁する際に
通電電流を急激に上昇させると、電流の変化による磁場
変動のため内槽10に渦電流が流れ、内槽10が急激に
温度上昇して冷媒である液体ヘリウム12が一気に蒸発
し、冷媒の補給が十分でないと超電導破壊(クェンチ)に
致る恐れがある。また、急激に液体ヘリウム12が蒸発
すると、内槽10の内圧が上昇して冷媒である液体ヘリ
ウム12の温度が上昇し(沸点上昇)、超電導コイル11
の臨界温度を越えると超電導破壊(クェンチ)を起こす恐
れがある。更に、内槽10の内圧の上昇により冷凍機の
能力が低下して、冷媒の補給が不足する可能性がある。
従って、内槽10の電気抵抗値が低い場合、超電導コイ
ル11を励磁する際には通電電流の上昇を緩やかにする
必要があるので、励磁作業には長時間を必要とし作業効
率が悪いという問題があった。なお、上述では励磁の際
の課題を示したが、消磁の場合も同様の課題が存在す
る。ここで励磁とは超電導コイルに電流を流しコイルを
磁石にすることを指し、消磁とはその逆の動作を言う。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、超電導磁石装置の冷却媒体の蒸
発量を抑制することを目的とする。即ち、より詳しく
は、内槽の剛性を向上して、内槽の変形による発熱を抑
制できる超電導磁石装置を提供することを目的とする。
また、超電導コイルと支持部材との間、および支持部材
と内槽との間の摩擦による発熱を抑制できるようにする
ことを目的とする。更に、超電導磁石装置の励磁又は消
磁作業中の冷却媒体の消費量を減らし、作業時間を短縮
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る超電導
磁石装置は、内槽を第1と第2の内槽を有する二重構造
とし、超電導コイルと第1の内槽との間および第1の内
槽と第2の内槽との間にそれぞれ支持部材を設けた。
【0019】第2の発明は、超電導コイルを支持する支
持部材と内槽とを一体構造化した。
【0020】第3の発明は、少なくとも超電導コイルと
内槽との間の支持部材の材料を、超電導コイルの熱収縮
量より大きい熱収縮量を有するものにした。
【0021】第4の発明は、内槽を内槽の幅方向で左右
対称に分割した構造にした。
【0022】第5の発明は、内槽を第1と第2の内槽を
有する二重構造とし、第2の内槽の外面に銅メッキ等の
電気的良導電体(低抵抗体)を形成した。また、第1の内
槽と第2の内槽を支持する支持部材として断熱材を用い
た。また、第1の内槽と支持部材又は第2の内槽と支持
部材の間に断熱材を設けた。また、第1の内槽と第2の
内槽の間に断熱性の樹脂を充填した。
【0023】第6の発明は、超電導磁石装置の内槽を、
第1と第2の内槽を有する二重構造とし、第2の内槽を
アルミニウム材で構成した。
【0024】
【作用】第1の発明によれば、内槽を第1と第2の内槽
を有する二重構造とすることにより、内槽の剛性を向上
させ、振動による内槽の変形を抑制する。
【0025】第2の発明では、内槽と支持部材とを一体
構造にして、内槽の剛性を向上させ、振動による内槽の
変形を抑制すると共に、内槽と支持部材との間の隙間を
なくして、この箇所での摩擦発熱を無くす。
【0026】第3の発明によれば、超電導コイルと内槽
との間の支持部材の材料を、超電導コイルの熱収縮量よ
り大きい熱収縮量を有するものにすることにより、液体
ヘリウム温度に冷却した際に、冷やしばめの効果によ
り、支持部材の方が超電導コイルより大きく収縮するた
め、支持部材の超電導コイルに対する締付力を増加す
る。
【0027】第4の発明では、内槽を内槽の幅方向で左
右対称構造にして、部品点数を減少する。
【0028】第5の発明によれば、内槽を第1の内槽と
外面に電気的良導電体層を有する第2の内槽とにより構
成することで、超電導コイルの励磁時又は消磁時の冷却
媒体の急激な蒸発を防止する。また、第1の内槽と第2
の内槽の間に断熱材を介在させることにより、冷却媒体
の蒸発をより少なくする。
【0029】第6の発明のよれば、第2の内槽をアルミ
ニウム材により構成することにより、超電導コイルの励
磁時又は消磁時の冷却媒体の急激な蒸発を防止する。
【0030】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例に係る
超電導磁石装置を示す一部断面図、図2は図1の超電導
磁石装置の内槽を示す斜視図である。図において、超電
導磁石装置1はその外槽7及び固定軸8が台車枠3に固
定されており、外槽7の内側には真空空間14を介して
熱シールド板13が、その内側には第2の内槽18及び
第1の内槽16がリブ19を介して設置され、更にその
内側には液体ヘリウム空間12及びリブ17を介して超
電導コイル11が支持されている。また、固定軸8の周
囲には多重円筒状の断熱支持体9が設けられ、断熱支持
体9の最内筒9bが固定軸8に固定され、その中間シー
ルド金属9cが上記熱シールド板13を支持し、更にそ
の最外筒9aが第2の内槽18の外側一部を支持してい
る。
【0031】本実施例について更に詳細に説明すると、
まず超電導コイル11を囲むようにして第1の内槽16
が設けられ、この第1の内槽16と超電導コイル11と
の間には支持部材としての内側リブ17が介在し、この
内側リブ17には液体ヘリウム12が超電導コイル11
の全周に行き渡るための穴17cが設けられている。そ
して、上記第1の内槽16を囲むように第2の内槽18
が形成され、この第2の内槽18と第1の内槽16との
間には支持部材としての外側リブ19が介在している。
また、第1の内槽16と第2の内槽18との間は真空断
熱とし、外側リブ19には穴は設けられていない。ま
た、これら第1の内槽16および第2の内槽18と、内
側リブ17および外側リブ19は従来の内槽やリブと同
様ステンレス材等で作成されている。
【0032】内側リブ17は、超電導コイル11を取り
囲むようにして、全数の上側の内側リブ17aおよび下
側の内側リブ17bを各接合箇所17dを合わせるよう
に配置し、治具(図示せず)等にて上下の内側リブ17
a,bに圧縮する力を作用させつつ、上記各接合箇所1
7dを溶接等により接合して組み立てる。そして、液体
ヘリウム温度に冷却した際には、これらの内側リブ17
a、bは超電導コイル11を圧縮するような面圧が残っ
ている。
【0033】第1の内槽16は、上記内側リブ17を取
り囲むように、上側の内槽16aおよび下側の内槽16
bの接合箇所16dを合わせるように配置し、治具等を
内側リブ17a,bの上方および下方にくるように配置
し、上側の内槽16aと下側の内槽16bに圧縮する力
を作用させておいて、各接合箇所16dを溶接すること
により組み立てる。従って、液体ヘリウム温度に冷却し
た時にも、第1の内槽16は内側リブ17を圧縮するよ
うな面圧が作用する。
【0034】外側リブ19は、第1の内槽16を取り囲
むように、かつ内側リブ17の丁度上方および下方に位
置するように、全数の上側の外側リブ19aおよび下側
の外側リブ19bの各々の接合箇所19dを合わせるよ
うに配置し、治具等にて上下の外側リブ19a,bに圧
縮する力を作用させておいて、上記各接合箇所19dを
溶接等で接合して組み立てる。
【0035】第2の内槽18は、上記外側リブ19を取
り囲むように、かつ上側の内槽18aおよび下側の内槽
18bの接合箇所18dを合わせるように配置し、治具
等を外側リブ19の上方および下方にくるように配置し
て、上側の内槽18aと下側の内槽18bに圧縮する力
を作用させておき、当該接合箇所18dを溶接して組み
立てる。
【0036】上記のように構成された超電導磁石装置に
おいては、内槽を第1の内槽16及び第2の内槽18を
有する二重構造とし、超電導コイル11と第1の内槽1
6の間及び第1の内槽16と第2の内槽18の間にそれ
ぞれ支持部材17,19を設けたので、内槽全体の剛性
が向上し、振動による内槽の変形を抑制でき、内槽の変
形に伴う発熱による液体ヘリウムの蒸発量を低減でき
る。
【0037】実施例2.上記実施例1では内槽を二重構
造にして剛性を向上させたものを示したが、図3、図4
に示すように内槽を長さ方向に分割すると共に、内槽と
リブを一体化した構造のものを採用しても良い。図3は
この実施例2に係る超電導磁石装置の内槽を示す斜視図
であり、図4は図3のB−B線に沿った内槽の横断面図
である。本実施例に係る内槽20は、超電導コイル11
を支持するリブ部分(図3の20h部分)が一体構造化さ
れており、またレーストラックの長さ方向に対して直角
に分割されると共にレーストラック面の幅に対して上側
及び下側に分割されている複数の内槽20a、20c、
20e、20b、20d、20f、…から構成されてい
る。そして、上側の内槽例えば20a、20c、20e
と、下側の内槽例えば20b、20d、20fとは接合
箇所21にて溶接接合され、隣接する内槽例えば20a
と20c、20cと20eあるいは20bと20d、2
0dと20fは接合箇所22にて溶接接合される。
【0038】次に、上記実施例2の内槽の組立動作につ
いて説明する。まず、超電導コイル11を取り囲むよう
に、全数の分割された内槽、例えば上側の内槽20aお
よび下側の内槽20bとを接合箇所21を合わせるよう
に配置し、治具(図示せず)等にて上下の内槽20aと
20bに圧縮する力を作用させて固定し、次に上側の内
槽20cと下側の内槽20dの上下の接合箇所21を合
わせるように、かつ内槽20cと隣接する内槽20aあ
るいは内槽20dと隣接する内槽20bとの接合箇所2
2を合わせるように配置し、治具等にて上下の内槽20
c,20dに圧縮する力を作用させて固定し、さらに内
槽20eと内槽20fを順次同様に治具等で固定する。
その後、上側と下側の内槽間の溶接箇所21を溶接した
後、隣り合う内槽間の溶接箇所22を溶接して組み立て
る。
【0039】上記実施例2によれば、内槽とリブを一体
構造にした内槽20を使用したので、内槽の剛性が向上
することになり、上記実施例1と同様に振動による内槽
の変形に伴う発熱を低減できる。また、内槽とリブを一
体化しているので、内槽とリブとの間に隙間がなく、こ
の箇所での滑りがなくなり、摩擦発熱がなくなる。更
に、レーストラック形をした内槽20は、その長さ方向
及び円周方向に複数に分割された多くの同一形状の構成
部分を組み立てることにより構成されるので、部品のユ
ニット化や、溶接の機械化による製作の効率化が図れ
る。
【0040】実施例3.上記実施例2においては、一重
の内槽構造のものを示したが、二重内槽構造において、
第1の内槽と第2の内槽の両方、あるいはどちらか一方
を上記実施例2のように長さ方向に分割して、内槽とリ
ブを一体化したものを採用してもよく、上記実施例2と
同様の効果を奏する。なお、上記実施例では、内槽の長
さ方向に対して直角に分割する箇所として、各リブの間
毎に分割しているものを示しているが、この分割箇所は
内槽の大きさに応じて、複数個のリブと内槽とを一体化
したものでもよく、上記実施例2と同様の効果を奏す
る。更に、内槽を長さ方向に分割しないで、内槽とリブ
を一体化した構造のものを採用しても良い。
【0041】実施例4.図5はこの発明の実施例4に係
る超電導磁石装置の内槽を示す部分斜視図であり、図6
は図5のC−C線に沿った内槽の横断面図である。図に
おいて、15は超電導コイル支持部材としてのリブであ
り、超電導コイル11を取り囲むように、全数の上リブ
15aおよび下リブ15bの各々の接合箇所を合わせる
ように配置して、治具(図示せず)等にて上下のリブ1
5a,bに圧縮する力を作用させ、上記各接合箇所を溶
接等で接合する構造となっている。23は上記リブ15
を介して超電導コイル11を支持する内槽であり、上側
内槽23a、23c、23eおよび下側内槽23b、2
3d、23fをそれぞれ接合箇所21及び22にて溶接
接合して形成している。
【0042】内槽23は、リブ15を取り囲むように、
全数の分割された内槽例えば上側の内槽23aおよび下
側の内槽23bの上下の接合箇所21を合わせるよう
に、かつ隣接する内槽の接合箇所22が丁度リブ15の
上に位置するように配置し、治具(図示せず)等にて上
下の内槽23aと23bに圧縮する力を作用させて固定
する。次に、それに隣接する上側の内槽23cと下側の
内槽23dの接合箇所21を合わせるように、かつ隣接
する内槽の接合箇所22が丁度リブ15の上に位置する
ように配置し、治具等にて上下の内槽23cと23dに
圧縮する力を作用させて固定する。更に、その隣の上側
内槽23eと下側内槽23fを順次同様に治具等で固定
する。そして、上下の溶接箇所21にて上側及び下側の
内槽同士を溶接した後に、溶接箇所22で隣接する内槽
同士および内槽23とリブ15とを一度に溶接する。
【0043】上記実施例4によれば、内槽23とリブ1
5とを溶接接合により一体化したので、内槽23の剛性
が向上すると共に、内槽23とリブ15との間の摩擦発
熱が無くなる。また、分割された内槽が同一形状のもの
が多く存在するので部品のユニット化や、溶接の機械化
による製作の効率化が可能になり、上記実施例2と同様
の効果を奏する。
【0044】実施例5.上記実施例4では一重内槽構造
のものを示したが、二重内槽構造において、第1の内槽
と第2の内槽の両方、またはどちらか一方を前述のよう
に長さ方向に対して直角に分割して、内槽同士及び内槽
とリブとを溶接により接合して一体化したものを作って
もよく、上記実施例4と同様の効果を奏する。
【0045】実施例6.図7はこの発明の実施例6に係
る超電導磁石装置の二重構造を有する内槽の斜視図であ
り、図8は図7のD−D線に沿った内槽とリブとの接合
部を示す断面図である。図において、11は超電導コイ
ル、17は内側リブ、19は外側リブであり、上記実施
例1と同じである。24、25は本実施例6に係る第1
の内槽、及び第2の内槽を示す。超電導コイル11を固
定・収納するために上記内槽24,25及び上記リブ1
7,19を取付ける動作は、上記実施例1と同じである
が、本実施例による第1の内槽24および第2の内槽2
5には、各々複数個の穴26および27が設けられ、そ
の穴26,27の下部にリブ17,19を位置させて、図
8の黒い三角で示すところで内槽24,25とリブ17,
19を溶接接合している。この実施例によれば、内槽2
4,25とリブ17,19とが溶接により一体的に接合さ
れるので、内槽の剛性をより向上することになり、内槽
とリブとの間の滑りが無くなり、この箇所での摩擦発熱
は無くなる。
【0046】実施例7.上記実施例1,4,5,6で説明
した内槽とリブ、及び上記実施例2,3で説明したリブ
と一体構造にした内槽は、常温(300K)から液体ヘ
リウム温度(4.2K)に冷却した際、超電導コイル1
1と同程度の熱収縮率を有する材料、例えばステンレス
材等が通常使用される。超電導コイルが銅安定化超電導
線、例えばニオブ−チタンの場合、常温から液体ヘリウ
ム温度に冷却した時の熱収縮量は、1000mmに対し
て約3mmである。同様に、ステンレスの場合は約3m
mであるが超電導コイルより若干小さい。これに対して
アルミニウムの場合は約4mmである。このため、超電
導コイル11にニオブ−チタンを採用した場合、その熱
収縮量より大きい熱収縮量を有するアルミニウム材を、
上記実施例1、4、5、6においてはリブと内槽の両方
または少なくともリブに、また、上記実施例2、3にお
いてはリブと一体化した内槽に用いると、超電導コイル
との熱収縮量の差により、液体ヘリウム温度に冷却した
際、超電導コイルを冷やしばめすることになり、アルミ
ニウム材を用いた上記リブあるいは内槽と超電導コイル
との間の締め付け力を増すことができるので、この間の
滑りによる摩擦発熱を低減できる。
【0047】また、アルミニウム材はステンレス材に比
べて熱伝導率がかなり良いので、アルミニウム材を用い
たリブあるいは内槽と超電導コイルとの間に滑りが生じ
て発熱しても冷却効果が大きいため、超電導コイルの温
度上昇による超電導破壊(クエンチ)は発生しにくくな
る。
【0048】実施例8.図9はこの発明の実施例8に係
る超電導磁石装置の内槽を示す斜視図であり、図10は
図9のE−E線に沿った内槽の横断面図である。図にお
いて、28は支持部材であるリブ(図9の28d)と内槽
とを一体構造にした内槽、28a、28bはこの内槽2
8を形成している内槽の幅方向で左右対称に分割された
内槽、29はこの内槽28aと28bとの溶接接合箇所
である。内槽28は超電導コイル11を取り囲むよう
に、且つ分割された内槽28aおよび28bの接合箇所
29を合わせるように配置し、治具(図示せず)等にて
左右の内槽28aと28bに圧縮する力を作用させて固
定し、上記接合箇所29を溶接する構造である。
【0049】この実施例では、内槽とリブを一体構造に
しているので、内槽とリブとの間に隙間がなくなり、こ
の箇所での滑りが発生せず摩擦発熱は無くなる。また、
内槽とリブを一体化し、かつ内槽の幅方向で左右対称構
造にすることにより、部品点数を減らすことができ、製
作の効率化が可能になる。
【0050】実施例9.上記実施例8は、一重内槽構造
で、かつ内槽とリブが一体構造のものを示したが、内槽
とリブが分割した構造で、少なくとも内槽を内槽の幅方
向で左右対称に分割した構造にしたものを採用しても良
く、上記実施例8と同様の効果を奏する。さらに二重構
造において、第1の内槽と内側のリブ及び第2の内槽と
外側のリブの一体構造、あるいは分離した構造で、両
方、またはどちらか一方を前述のように内槽の幅方向で
左右対称に分割した構造にしたものを作成しても良く、
上記実施例8と同様の効果を奏する。
【0051】以下に掲げる実施例(10以降)は、超電導
磁石装置の励磁作業又は消磁作業中における冷却媒体
(液体ヘリウム)の消費量を減らし且つ励磁等の作業時間
を短縮することを目的とするものである。 実施例10.図11は実施例10に係る超電導磁石装置
の内槽構造を示す斜視図であり、図において、11は超
電導コイル、16は第1の内槽、17は内側リブ、18
は第2の内槽、19は外側リブであり、実施例1で示し
た構成(図1、図2)と同様である。そして、第2の内槽
18の表面には、内槽18に作用する渦電流による発熱
を低減するために、銅メッキ200等の電気的良導電体
層(低電気抵抗層)を形成し、電気抵抗値を低くしてい
る。
【0052】この実施例では、内槽を第1の内槽16と
第2の内槽18の2重構造とし、第2の内槽18の表面
に銅メッキ200等の電気的良導電体層(低抵抗部)を形
成したので、超電導コイル11を励磁する際に、通電電
流を上昇させて行くと、電流変化による磁界の変化で第
2の内槽18の銅メッキ層200の低抵抗部に電流が流
れ、第2の内槽18が発熱する。通電電流の上昇を高速
にすると、第2の内槽18が急激に温度上昇する。この
発熱は外側リブ19から第1の内槽16に伝導し、超電
導コイル11と第1の内槽16の間の液体ヘリウム12
を蒸発させる。この様に、第2の内槽18で発生した熱
は、外側のリブ19を介して第1の内槽16へ伝導する
ので熱の伝導経路が長くなること、及び外側のリブ19
が熱的抵抗部材であるため時間的遅れを伴う。このため
励磁又は消磁を短時間にする目的で急激に通電電流を上
昇又は下降させても、冷却媒体である液体ヘリウム12
は急激には蒸発しない。そのため、蒸発した液体ヘリウ
ム12は冷凍機により液化することが可能となる。
【0053】更に、超電導コイル11の励磁時の発熱量
1は、 Q1=e2/R となるが、極低温での銅メッキの抵抗と温度の関係は図
12の様に示される。即ち、外側の内槽18が励磁又は
消磁中に温度上昇が生じると、内槽18に施した銅メッ
キ200の電気抵抗値Rが上昇し、励磁又は消磁中の発
熱量は抑制され、冷却媒体の蒸発は減少する。
【0054】以下、簡単な解析モデルにより本実施例の
効果を示す。図13に本実施例の効果を示すための計算
モデルを示す。図13(a)では長さL、面積S、板厚t
の内槽モデル、図13(b)ではそれぞれ長さL、面積
S、板厚tの第1の内槽16と第2の内槽18の間に長
さL/3、面積S/3である第2のリブ19を有する内
槽モデルを示す。今、内槽10について、比熱c10、比
重量γ10、体積V10、熱伝導率λ10、第1の内槽16に
ついて、比熱c16、比重量γ16、体積V16、熱伝導率λ
16、第2の内槽18について、比熱c18、比重量γ18
体積V18、熱伝導率λ18、外側リブ19について、比熱
19、比重量γ19、体積V19、熱伝導率λ19とする。図
13(a)に示すように内槽10の表面の熱量Qが、内槽
10を伝達して反対側表面に伝わる時定数τ10は下記の
数式3で示される。
【0055】
【数3】
【0056】一方、図13(b)で示す本実施例のモデル
において、第1の内槽16表面での熱量Qが、外側のリ
ブ19に伝達し、第2の内槽18に伝わる時定数τ0
下記の数式4で示される。
【0057】
【数4】
【0058】ここで、c10=c16=c18=0.494×
103[J/Kg・K] λ10=λ16=λ18=0.3[W/m・K]at4.2K γ10=γ16=γ18=7830[Kg/m3] c19=0.691×103[J/Kg・K] λ19=0.06[W/m・K]at4.2K γ19=1600[Kg/m3] を、各々代入すると τ0/τ10=57 となり、時定数としては57倍長くなることが判り、こ
れを図14に示す。以上のように、本実施例によれば熱
の伝導時定数が長くなるので、冷却媒体の急激な蒸発を
防ぐことができる。
【0059】実施例11.上記実施例10に示した外側
のリブ19に断熱材を用いると、上記作用がより効果的
である。
【0060】実施例12.上記実施例10では内槽とリ
ブを2重構造にしたが、図15、図16に示すように、
第1の内槽16と外側リブ19の間、あるいは第2の内
槽18と外側リブ19の間に断熱材100を設けること
により、実施例10で示した作用はより効果的になる。
【0061】実施例13.図17はこの発明の一実施例
を示す超電導磁石装置の内槽の斜視図である。201は
本実施例に使用されるエポキシ樹脂等の合成樹脂であ
り、第1の内槽16と第2の内槽18の間に注入・充填
・固化したもので、上記実施例で示した同等の作用を行
う。
【0062】実施例14.上記実施例10〜13では外
側の内槽18を非磁性金属であるステンレス等で構成し
たが、本実施例では第2の内槽18に電気抵抗の低いア
ルミニウム材料を用いる。上記実施例では内槽に鎖交す
る渦電流による発熱を防ぐために、内槽18表面に銅メ
ッキ200等の低抵抗層を設けたが、アルミニウム材料
は極低温での電気抵抗は低く、銅メッキ等の電気的良導
電体層(低抵抗層)を設けなくても、上記実施例10〜1
3と同様の効果を奏する。更に、常温から液体ヘリウム
温度に冷却した時の熱収縮量はステンレスの場合、10
00mに対して約3mmである。これに対してアルミニ
ウムの場合は約4mmである。このため外側の内槽18
としてアルミニウム材料を採用した場合、液体ヘリウム
温度に冷却すると、熱収縮量の差により外側のリブ19
や断熱材を冷やしばめすることとなる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、内
槽を第1と第2の内槽を有する二重構造とし、超電導コ
イルと第1の内槽との間および第1の内槽と第2の内槽
との間にそれぞれ支持部材を設けたので、内槽の剛性が
向上し、振動による内槽の変形を抑制でき、内槽の変形
に伴う発熱による冷却媒体(液体ヘリウム)の蒸発量を低
減できる効果がある。
【0064】また、第2の発明によれば、内槽と支持部
材とを一体構造にしたので、内槽の剛性が向上し、振動
による内槽の変形に伴う発熱を低減できると共に、内槽
と支持部材との間の滑りが無くなるため、この箇所での
摩擦発熱をなくすことができるので、冷却媒体の蒸発量
を抑制できる効果がある。
【0065】また、第3の発明によれば、超電導コイル
の熱収縮より大きい熱収縮量を有する材料を超電導コイ
ルの支持部材に用いたので、液体ヘリウム温度に冷却し
た際、支持部材により超電導コイルを冷やしばめするこ
とができ、支持部材と超電導コイルとの間の締め付け力
を増すことができるため、支持部材と超電導コイルとの
間の滑りによる摩擦発熱を低減できる効果がある。
【0066】さらに、第4の発明によれば、少なくとも
内槽を内槽の幅方向で左右対称に分割したので、部品点
数を減らし、製作の効率化が可能となる効果がある。
【0067】第5及び第6の発明によれば、超電導磁石
を励磁又は消磁する際に通電電流の上昇を早くしても冷
却媒体の急激な蒸発は生じないので、励磁時又は消磁時
に超電導破壊する可能性は無くなり、更に内槽の急激な
圧力上昇が生じないので、蒸発した冷却媒体を冷凍機に
より液化することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す超電導磁石装置の断
面図である。
【図2】上記実施例1に係る内槽を示す斜視図である。
【図3】実施例2に係る超電導磁石装置の内槽を示す斜
視図である。
【図4】図3のB−B線に沿った内槽の横断面図であ
る。
【図5】実施例4に係る超電導磁石装置の内槽を示す斜
視図である。
【図6】図5のC−C線に沿った内槽の横断面図であ
る。
【図7】実施例6に係る超電導磁石装置の内槽を示す斜
視図である。
【図8】図7のD−D線に沿った内槽とリブとの接合部
の断面図である。
【図9】実施例8に係る超電導磁石装置の内槽を示す斜
視図である。
【図10】図9のE−E線に沿った内槽の横断面図であ
る。
【図11】実施例10に係る超電導磁石装置の内槽を示
す斜視図である。
【図12】銅メッキの抵抗と温度の関係を示す図であ
る。
【図13】実施例10の効果を示すためのモデル図であ
る。
【図14】実施例10における熱伝導の時定数を示す図
である。
【図15】実施例12に係る超電導磁石装置の内槽の断
面図である。
【図16】実施例12に係る超電導磁石装置の内槽の断
面図である。
【図17】実施例13に係る超電導磁石装置の内槽の斜
視図である。
【図18】磁気浮上式鉄道車両の構成を示す横断面図で
ある。
【図19】従来の超電導磁石装置の構成図である。
【図20】図19のA−A線に沿った断面図である。
【図21】従来の超電導磁石装置の内槽の斜視図であ
る。
【図22】従来の超電導磁石装置の内槽の概観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 超電導磁石装置 7 外槽 9 断熱支持体 11 超電導コイル 12 液体ヘリウム 15 リブ 16、24 第1の内槽 17 内側リブ 18、25 第2の内槽 19 外側リブ 20、23、28 内槽 100 断熱材 200 銅メッキ 201 樹脂

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却媒体に浸漬された超電導コイルを収
    納した内槽と、この内槽を断熱支持体を介して支持する
    外槽を備えた超電導磁石装置において、 上記内槽を第1と第2の内槽から成る2重構造とし、超
    電導コイルと第1の内槽との間および第1の内槽と第2
    の内槽との間にそれぞれ支持部材を設けたことを特徴と
    する超電導磁石装置。
  2. 【請求項2】 冷却媒体に浸漬された超電導コイルを支
    持部材を介して支持収納した内槽と、この内槽を断熱支
    持体を介して支持する外槽を備えた超電導磁石装置にお
    いて、 上記内槽と上記超電導コイルを支持する支持部材とを一
    体構造化したことを特徴とする超電導磁石装置。
  3. 【請求項3】 冷却媒体に浸漬された超電導コイルを支
    持部材を介して支持収納した内槽と、この内槽を断熱支
    持体を介して支持する外槽を備えた超電導磁石装置にお
    いて、 少なくとも上記超電導コイルを支持する支持部材に、超
    電導コイルの熱収縮量より大きい熱収縮量を有する材料
    を用いたことを特徴とする超電導磁石装置。
  4. 【請求項4】 冷却媒体に浸漬された超電導コイルを支
    持部材を介して支持収納した内槽と、この内槽を断熱支
    持体を介して支持する外槽を備えた超電導磁石装置にお
    いて、 上記内槽を少なくともその幅方向で左右対称に分割した
    構造にしたことを特徴とする超電導磁石装置。
  5. 【請求項5】 超電導コイル収納した内槽と、この内槽
    を断熱支持体を介して支持する外槽を備えた超電導磁石
    装置において、 上記内槽を、超電導コイルを収納支持した第1の内槽
    と、外面に電気良導体が形成された第2の内槽からなる
    2重構造とし、第1及び第2の内槽の間を支持部材によ
    って支持するようにしたことを特徴とする超電導磁石装
    置。
  6. 【請求項6】 上記第1の内槽と第2の内槽の間に、断
    熱材を介在させたことを特徴とする請求項5記載の超電
    導磁石装置。
  7. 【請求項7】 超電導コイル収納した内槽と、この内槽
    を断熱支持体を介して支持する外槽を備えた超電導磁石
    装置において、 上記内槽を、超電導コイルを収納支持した第1の内槽
    と、アルミニウム材で構成した第2の内槽からなる2重
    構造とし、第1及び第2の内槽の間を支持部材によって
    支持するようにしたことを特徴とする超電導磁石装置。
JP26982093A 1993-04-30 1993-09-30 超電導磁石装置 Pending JPH0715809A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919894B1 (ko) * 2008-10-29 2009-10-01 주식회사 한일엔지니어링 주행차량의 진행 안내용 차선 경계물
KR100926339B1 (ko) * 2008-10-29 2009-11-12 주식회사 한일엔지니어링 도로의 차선이탈 차량 경고용 가드레일

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