JPH0715869Y2 - ケーシングパイプ先端掘削刃取付構造 - Google Patents
ケーシングパイプ先端掘削刃取付構造Info
- Publication number
- JPH0715869Y2 JPH0715869Y2 JP2706293U JP2706293U JPH0715869Y2 JP H0715869 Y2 JPH0715869 Y2 JP H0715869Y2 JP 2706293 U JP2706293 U JP 2706293U JP 2706293 U JP2706293 U JP 2706293U JP H0715869 Y2 JPH0715869 Y2 JP H0715869Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing pipe
- blade
- peripheral side
- excavating
- sand
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、基礎杭打設工法の一つ
であるオールケーシング工法に使用されるケーシングパ
イプや、既設の杭の引抜きの際杭と土砂とのフリクショ
ンをカットするために使用される杭径より大径のケーシ
ングパイプの先端に取付ける掘削刃の取付構造に関する
ものである。
であるオールケーシング工法に使用されるケーシングパ
イプや、既設の杭の引抜きの際杭と土砂とのフリクショ
ンをカットするために使用される杭径より大径のケーシ
ングパイプの先端に取付ける掘削刃の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】基礎杭の全長にわたってケーシングパイ
プを揺動や回転によって押込みながらケーシングパイプ
内の土砂をバケット等によって除去して基礎杭を構築す
る、いわゆるオールケーシング工法がある。従来このケ
ーシングパイプの押込み抵抗を少なくするため、先端の
刃口の鋭角形状にすると共に、刃口径を上部の胴径より
大きくして胴部と地盤との直接接触を避け、押込み時の
周面摩擦抵抗を軽減させたものや、ケーシングパイプの
先端に超硬チップを埋込んだり、掘削刃を取付けたもの
がある。この中で掘削刃を取付けたものが一番押込み抵
抗が小さいが、従来の掘削刃の取付構造は、図6に示す
ように掘削刃200がケーシングパイプ100の刃口下
に一列状態で取付けるようになっているため、掘削土の
排出に対する考慮が不足しており、押込み抵抗も十分軽
減されたものとは言えなかった。
プを揺動や回転によって押込みながらケーシングパイプ
内の土砂をバケット等によって除去して基礎杭を構築す
る、いわゆるオールケーシング工法がある。従来このケ
ーシングパイプの押込み抵抗を少なくするため、先端の
刃口の鋭角形状にすると共に、刃口径を上部の胴径より
大きくして胴部と地盤との直接接触を避け、押込み時の
周面摩擦抵抗を軽減させたものや、ケーシングパイプの
先端に超硬チップを埋込んだり、掘削刃を取付けたもの
がある。この中で掘削刃を取付けたものが一番押込み抵
抗が小さいが、従来の掘削刃の取付構造は、図6に示す
ように掘削刃200がケーシングパイプ100の刃口下
に一列状態で取付けるようになっているため、掘削土の
排出に対する考慮が不足しており、押込み抵抗も十分軽
減されたものとは言えなかった。
【0003】また、西独特許第851331号明細書に
示されているように、オールケーシング工法ではない
が、回転ドリル用穿孔ビットとして掘削刃を外周側と内
周側に相互にずらして取付けたものがあるが、これはク
ラウンのパイプ部分が壁面に接触することによる摩擦抵
抗を軽減させるだけの目的で取付けたものである。この
掘削刃の構造は、ブレード状の平面刃であるため、掘削
土砂の流動性が悪く、掘削刃の前面に土砂が堆積し、掘
削抵抗の増大と掘削土砂の排出の低下による目づまりを
招き、かつ、掘削刃の下端も尖ってなく水平であるた
め、地盤へのくい込み性が悪く、押込み抵抗も充分軽減
されたものとは言えず、水の噴射手段と掘削刃との併用
によって穿孔掘削を可能としたものである。
示されているように、オールケーシング工法ではない
が、回転ドリル用穿孔ビットとして掘削刃を外周側と内
周側に相互にずらして取付けたものがあるが、これはク
ラウンのパイプ部分が壁面に接触することによる摩擦抵
抗を軽減させるだけの目的で取付けたものである。この
掘削刃の構造は、ブレード状の平面刃であるため、掘削
土砂の流動性が悪く、掘削刃の前面に土砂が堆積し、掘
削抵抗の増大と掘削土砂の排出の低下による目づまりを
招き、かつ、掘削刃の下端も尖ってなく水平であるた
め、地盤へのくい込み性が悪く、押込み抵抗も充分軽減
されたものとは言えず、水の噴射手段と掘削刃との併用
によって穿孔掘削を可能としたものである。
【0004】回転式オールケーシング工法では、ケーシ
ングパイプに回転力を与えながら上方からの押込み力も
与えてケーシングパイプを押込んでいく。このとき、押
込み抵抗すなわち回転力と押込み力とをできるだけ小さ
くすることが回転式押込装置の馬力の低減や簡素化、能
力の向上につながる。ここで、ケーシングパイプを押込
むためには、ケーシングパイプ下端の土砂を取りのぞか
なければならない。すなわち、スムーズに土砂を取りの
ぞくことと地盤へのくい込み性を向上させるための考慮
が必要であるが、従来このような条件を満足する掘削刃
の取付構造を有するケーシングパイプがなかった。
ングパイプに回転力を与えながら上方からの押込み力も
与えてケーシングパイプを押込んでいく。このとき、押
込み抵抗すなわち回転力と押込み力とをできるだけ小さ
くすることが回転式押込装置の馬力の低減や簡素化、能
力の向上につながる。ここで、ケーシングパイプを押込
むためには、ケーシングパイプ下端の土砂を取りのぞか
なければならない。すなわち、スムーズに土砂を取りの
ぞくことと地盤へのくい込み性を向上させるための考慮
が必要であるが、従来このような条件を満足する掘削刃
の取付構造を有するケーシングパイプがなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記の如き
従来技術の問題点を改善し、掘削刃によって掘削された
土砂の排出を速やかに行なうと共に地盤へのくい込み性
を向上させて押込み抵抗を軽減させることができるケー
シングパイプ先端掘削刃取付構造を提供することを目的
とするものである。
従来技術の問題点を改善し、掘削刃によって掘削された
土砂の排出を速やかに行なうと共に地盤へのくい込み性
を向上させて押込み抵抗を軽減させることができるケー
シングパイプ先端掘削刃取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案は、ケーシングパイプの先端に掘削刃を取付
け、ケーシングパイプを回転させることにより地盤を掘
削してケーシングパイプの押込み抵抗を軽減させる装置
において、該ケーシングパイプの先端刃口が下端部より
ケーシングパイプの内周側に向かって上方に傾斜した掘
削土砂案内面を有し、前記各掘削刃は山形状のすくい面
と凸状の下面と逃げ角とを備え、かつ、前記複数個の掘
削刃はケーシングパイプの外周側と内周側とに分設する
と共に、内周側掘削刃の後方に外周側掘削刃を配置し、
外周側掘削刃とケーシングパイプの胴部外壁との間及び
内周側掘削刃とケーシングパイプの胴部内壁との間にそ
れぞれギャップを生じさせるように構成したことを特徴
とする。
め、本考案は、ケーシングパイプの先端に掘削刃を取付
け、ケーシングパイプを回転させることにより地盤を掘
削してケーシングパイプの押込み抵抗を軽減させる装置
において、該ケーシングパイプの先端刃口が下端部より
ケーシングパイプの内周側に向かって上方に傾斜した掘
削土砂案内面を有し、前記各掘削刃は山形状のすくい面
と凸状の下面と逃げ角とを備え、かつ、前記複数個の掘
削刃はケーシングパイプの外周側と内周側とに分設する
と共に、内周側掘削刃の後方に外周側掘削刃を配置し、
外周側掘削刃とケーシングパイプの胴部外壁との間及び
内周側掘削刃とケーシングパイプの胴部内壁との間にそ
れぞれギャップを生じさせるように構成したことを特徴
とする。
【0007】
【作用】各掘削刃はすくい面が山形状であるため、ある
掘削刃によって掘削された土砂に左右に分けられ細分化
し後方に移動する。そしてこの掘削刃とは異なる後方に
位置する掘削刃も山形状のすくい面を有するため、先に
掘削された土砂はこの後方に位置する掘削刃によって左
右に分けられ、さらに細分化してほぐされる。この繰り
返しにより連続的に生み出される掘削土砂が流動化し、
ケーシングパイプ1の押込みと回転に伴いギャップδ2
を経てケーシングパイプ1の内周側上方に押し出され
る。
掘削刃によって掘削された土砂に左右に分けられ細分化
し後方に移動する。そしてこの掘削刃とは異なる後方に
位置する掘削刃も山形状のすくい面を有するため、先に
掘削された土砂はこの後方に位置する掘削刃によって左
右に分けられ、さらに細分化してほぐされる。この繰り
返しにより連続的に生み出される掘削土砂が流動化し、
ケーシングパイプ1の押込みと回転に伴いギャップδ2
を経てケーシングパイプ1の内周側上方に押し出され
る。
【0008】また、外周側の掘削刃によって掘削された
土砂が、内周側掘削刃後方に位置するゆるめられた土砂
を内周側に押し出すことができるほか、ケーシングパイ
プの先端刃口が下端部よりケーシングパイプの内周側に
向かって上方に傾斜した掘削土砂案内面を有し、さらに
内周側にギャップが形成されることによって、土砂がケ
ーシングパイプの内壁に沿って上方へスムーズに押し上
げられて排出される。従って、ケーシングパイプ下端の
土砂によって生じる目づまりを防いで押込み抵抗を軽減
することができる。
土砂が、内周側掘削刃後方に位置するゆるめられた土砂
を内周側に押し出すことができるほか、ケーシングパイ
プの先端刃口が下端部よりケーシングパイプの内周側に
向かって上方に傾斜した掘削土砂案内面を有し、さらに
内周側にギャップが形成されることによって、土砂がケ
ーシングパイプの内壁に沿って上方へスムーズに押し上
げられて排出される。従って、ケーシングパイプ下端の
土砂によって生じる目づまりを防いで押込み抵抗を軽減
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図5に
ついて具体的に説明する。
ついて具体的に説明する。
【0010】図1は本考案が適用される回転式押込装置
を示す全体側面図、図2乃至図5は本考案の掘削刃取付
構造に係る拡大詳細図である。2は地上に設置した架
台、3はケーシングパイプ1を締付けるバンドで、締付
シリンダ4によって締付け力が与えられる。5はギヤ付
旋回輪で、そのアウターレースにはギヤが設けられ、さ
らにバンド3の固定部分と接続されている。6はギヤ付
旋回輪5にかみ合っているピニオンで、モータ7によっ
て回転駆動される。8はモータ7を支持するブラケット
で、フレーム9に固定される。フレーム9には前記ギヤ
付旋回輪5のインナレースが固定されている。10はフ
レーム9と架台2との間に設けられた押込みシリンダで
ある。尚、11はケーシングパイプ1内の土砂を地上に
排出するためのハンマグラブを示している。
を示す全体側面図、図2乃至図5は本考案の掘削刃取付
構造に係る拡大詳細図である。2は地上に設置した架
台、3はケーシングパイプ1を締付けるバンドで、締付
シリンダ4によって締付け力が与えられる。5はギヤ付
旋回輪で、そのアウターレースにはギヤが設けられ、さ
らにバンド3の固定部分と接続されている。6はギヤ付
旋回輪5にかみ合っているピニオンで、モータ7によっ
て回転駆動される。8はモータ7を支持するブラケット
で、フレーム9に固定される。フレーム9には前記ギヤ
付旋回輪5のインナレースが固定されている。10はフ
レーム9と架台2との間に設けられた押込みシリンダで
ある。尚、11はケーシングパイプ1内の土砂を地上に
排出するためのハンマグラブを示している。
【0011】ケーシングパイプ1の先端刃口は、図3及
び図5に示すように、胴部1aよりのギャップδ1 と等
しいか、わずかに小さい寸法のリング状の段差をもつと
共に、下端部よりケーシングパイプ1の内周面に向かっ
て上方に傾斜した掘削土砂案内面すなわち傾斜部1bを
有している。その先端刃口には、内周側に配設した掘削
刃12と外周側に配設した掘削刃13とがボルト14を
介して交互に取付けられている。掘削刃12には、その
内端と胴部1a内壁との間にギャップδ2 を生じさせる
逃げ面12aが形成されている。また掘削刃13には、
その外端と胴部1a外壁との間にギャップδ1 を生じさ
せる逃げ面13aが形成されている。また掘削刃12の
すくい面には超硬チップ12′が傾斜面を形成するよう
に山形状に取付けられ、下部には逃げ角β1 が、側面に
は逃げ角β2 が形成されている。同様に掘削刃13のす
くい面には超硬チップ13′が傾斜面を形成するように
山形状に取付けられ、下部には逃げ角β1 が、側面には
逃げ角β2 が形成されている。さらに、掘削刃12、1
3はすくい面を正面にした時、下面は水平ではなく下に
凸の形状を有している。
び図5に示すように、胴部1aよりのギャップδ1 と等
しいか、わずかに小さい寸法のリング状の段差をもつと
共に、下端部よりケーシングパイプ1の内周面に向かっ
て上方に傾斜した掘削土砂案内面すなわち傾斜部1bを
有している。その先端刃口には、内周側に配設した掘削
刃12と外周側に配設した掘削刃13とがボルト14を
介して交互に取付けられている。掘削刃12には、その
内端と胴部1a内壁との間にギャップδ2 を生じさせる
逃げ面12aが形成されている。また掘削刃13には、
その外端と胴部1a外壁との間にギャップδ1 を生じさ
せる逃げ面13aが形成されている。また掘削刃12の
すくい面には超硬チップ12′が傾斜面を形成するよう
に山形状に取付けられ、下部には逃げ角β1 が、側面に
は逃げ角β2 が形成されている。同様に掘削刃13のす
くい面には超硬チップ13′が傾斜面を形成するように
山形状に取付けられ、下部には逃げ角β1 が、側面には
逃げ角β2 が形成されている。さらに、掘削刃12、1
3はすくい面を正面にした時、下面は水平ではなく下に
凸の形状を有している。
【0012】次に本考案の作用を説明する。ケーシング
パイプ1は締付シリンダ4を縮めることによりバンド3
と一体になる。この状態でモータ7を駆動させれば、ピ
ニオン6によってギヤ付旋回輪5が回転すると共に、ギ
ヤ付旋回輪5と一部が一体的に固定されているバンド3
も回転するので、ケーシングパイプ1もまわされる。こ
のように回転させながら押込みシリンダ10を縮めれ
ば、ケーシングパイプ1に押込み力が付加される。
パイプ1は締付シリンダ4を縮めることによりバンド3
と一体になる。この状態でモータ7を駆動させれば、ピ
ニオン6によってギヤ付旋回輪5が回転すると共に、ギ
ヤ付旋回輪5と一部が一体的に固定されているバンド3
も回転するので、ケーシングパイプ1もまわされる。こ
のように回転させながら押込みシリンダ10を縮めれ
ば、ケーシングパイプ1に押込み力が付加される。
【0013】一方、ケーシングパイプ1の刃口部では、
掘削刃12、13に押込み力と回転力とが付加されるの
で、地盤に対し掘削が行われる。この結果、掘削刃1
2、13によってギャップδ1 、δ2 が形成され、ケー
シングパイプ1の外周面が掘削壁面と接触しないので、
ケーシングパイプ1の押込み抵抗が軽減される。またケ
ーシングパイプの回転により掘削刃12によって掘削さ
れた土砂は掘削刃の前面に堆積することなく、山形状の
すくい面の傾斜に沿ってスムーズに後方へ移動し、掘削
によって発生する掘削刃後方空隙部への土砂の回り込み
が容易となり、ケーシングパイプ1の押込みに伴なって
ケーシングパイプ1の先端刃口が下端部よりケーシング
パイプ1の内周側に向かって上方に傾斜した掘削土砂案
内面である傾斜部1bに案内され、さらにギャップδ2
を経てケーシングパイプ1の内周側上方へ押し出され
る。また掘削刃13によって掘削された土砂も同様に、
掘削刃の前面に堆積することなくスムーズに後方へ移動
すると共に、傾斜部1bに案内され、ギャップδ2 を経
てケーシングパイプ1の内周側上方へ押し出される。さ
らに、掘削刃13によって掘削された土砂は掘削刃12
の後方に回り込んだ緩んだ土砂を内周側に押し出す働き
もなす。
掘削刃12、13に押込み力と回転力とが付加されるの
で、地盤に対し掘削が行われる。この結果、掘削刃1
2、13によってギャップδ1 、δ2 が形成され、ケー
シングパイプ1の外周面が掘削壁面と接触しないので、
ケーシングパイプ1の押込み抵抗が軽減される。またケ
ーシングパイプの回転により掘削刃12によって掘削さ
れた土砂は掘削刃の前面に堆積することなく、山形状の
すくい面の傾斜に沿ってスムーズに後方へ移動し、掘削
によって発生する掘削刃後方空隙部への土砂の回り込み
が容易となり、ケーシングパイプ1の押込みに伴なって
ケーシングパイプ1の先端刃口が下端部よりケーシング
パイプ1の内周側に向かって上方に傾斜した掘削土砂案
内面である傾斜部1bに案内され、さらにギャップδ2
を経てケーシングパイプ1の内周側上方へ押し出され
る。また掘削刃13によって掘削された土砂も同様に、
掘削刃の前面に堆積することなくスムーズに後方へ移動
すると共に、傾斜部1bに案内され、ギャップδ2 を経
てケーシングパイプ1の内周側上方へ押し出される。さ
らに、掘削刃13によって掘削された土砂は掘削刃12
の後方に回り込んだ緩んだ土砂を内周側に押し出す働き
もなす。
【0014】ここで、掘削土砂の流動化について述べる
と、各掘削刃はすくい面が山形状であるため、ある掘削
刃によって掘削された土砂は左右に分けられ細分化し後
方に移動する。そしてこの掘削刃とは異なる後方に位置
する掘削刃も山形状のすくい面を有するため、先に掘削
された土砂はこの後方に位置する掘削刃によって左右に
分けられさらに細分化してほぐされる。この繰り返しに
より連続的に生み出される掘削土砂が流動化し、ケーシ
ングパイプ1の押込みと回転に伴いギャップδ2 を経て
ケーシングパイプ1の内周側上方に押し出されるのであ
る。この結果、ケーシングパイプ下端の土砂による目づ
まりを防いで押込み抵抗が軽減される。
と、各掘削刃はすくい面が山形状であるため、ある掘削
刃によって掘削された土砂は左右に分けられ細分化し後
方に移動する。そしてこの掘削刃とは異なる後方に位置
する掘削刃も山形状のすくい面を有するため、先に掘削
された土砂はこの後方に位置する掘削刃によって左右に
分けられさらに細分化してほぐされる。この繰り返しに
より連続的に生み出される掘削土砂が流動化し、ケーシ
ングパイプ1の押込みと回転に伴いギャップδ2 を経て
ケーシングパイプ1の内周側上方に押し出されるのであ
る。この結果、ケーシングパイプ下端の土砂による目づ
まりを防いで押込み抵抗が軽減される。
【0015】また、掘削刃12、13はすくい面が山形
状になっているため、掘削地盤へのくい込み性がよく、
従って平面状の掘削刃と比較して掘削抵抗を減じること
ができる。また山形状をなす傾斜面によって、掘削した
土砂が掘削刃の側方への移動を容易とし、掘削した土砂
を常に押しながら移動しなければならない平面刃と比較
し、著しく掘削抵抗を減じることができる。また、掘削
刃12と掘削刃13の下面が凸の形状を有し、さらにす
くい面以外の面が地盤と接触しにくいように逃げ角
β1 、β2 が設けられているため、地盤へのくい込み性
がよく、押込み抵抗も小さくて済むのでケーシングパイ
プ1をスムーズに地盤に押し込んでいくことができる。
状になっているため、掘削地盤へのくい込み性がよく、
従って平面状の掘削刃と比較して掘削抵抗を減じること
ができる。また山形状をなす傾斜面によって、掘削した
土砂が掘削刃の側方への移動を容易とし、掘削した土砂
を常に押しながら移動しなければならない平面刃と比較
し、著しく掘削抵抗を減じることができる。また、掘削
刃12と掘削刃13の下面が凸の形状を有し、さらにす
くい面以外の面が地盤と接触しにくいように逃げ角
β1 、β2 が設けられているため、地盤へのくい込み性
がよく、押込み抵抗も小さくて済むのでケーシングパイ
プ1をスムーズに地盤に押し込んでいくことができる。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ケ
ーシングパイプの刃口下の地盤を掘削するすくい面が山
形状の掘削刃をケーシングパイプ先端刃口にケーシング
パイプの内周側と外周側とに分設すると共に内周側掘削
刃の後方に外周側掘削刃を取付けたことにより、掘削に
よって発生する空隙部への土砂の回り込みが容易である
と共に、掘削土砂を細分化しほぐして、連続的に生み出
される掘削土砂を流動化し、さらに外周側の掘削刃によ
って掘削された土砂が、内周側掘削刃後方に位置するゆ
るめられた土砂を内周側に押し出すことができるほか、
ケーシングパイプの先端刃口が下端部よりケーシングパ
イプの内周側に向かって上方に傾斜した掘削土砂案内面
を有し、さらに内周側にギャップが形成されることによ
って、土砂がケーシングパイプの内壁に沿って上方へス
ムーズに押し上げられて排出される。従って、ケーシン
グパイプ下端の土砂によって生じる目づまりを防ぐこと
ができる。
ーシングパイプの刃口下の地盤を掘削するすくい面が山
形状の掘削刃をケーシングパイプ先端刃口にケーシング
パイプの内周側と外周側とに分設すると共に内周側掘削
刃の後方に外周側掘削刃を取付けたことにより、掘削に
よって発生する空隙部への土砂の回り込みが容易である
と共に、掘削土砂を細分化しほぐして、連続的に生み出
される掘削土砂を流動化し、さらに外周側の掘削刃によ
って掘削された土砂が、内周側掘削刃後方に位置するゆ
るめられた土砂を内周側に押し出すことができるほか、
ケーシングパイプの先端刃口が下端部よりケーシングパ
イプの内周側に向かって上方に傾斜した掘削土砂案内面
を有し、さらに内周側にギャップが形成されることによ
って、土砂がケーシングパイプの内壁に沿って上方へス
ムーズに押し上げられて排出される。従って、ケーシン
グパイプ下端の土砂によって生じる目づまりを防ぐこと
ができる。
【0017】またケーシングパイプの内周側と外周側に
設けた各掘削刃のすくい面が山形状になっているため、
掘削地盤へのくい込み性がよく、従ってすくい面が平面
状の掘削刃と比較して掘削抵抗を減じることができる。
さらに掘削刃の下面が凸の形状を有するほか、すくい面
以外の面が地盤と接触しにくいように逃げ角が設けられ
ているため、地盤へのくい込み性がよい。従って掘削土
砂のスムーズな排出と掘削抵抗の軽減並びに地盤へのく
い込み性向上を考慮した掘削刃の取付構造になっている
ため、ケーシングパイプの押込み抵抗を小さく押さえる
ことができる効果を奏する。
設けた各掘削刃のすくい面が山形状になっているため、
掘削地盤へのくい込み性がよく、従ってすくい面が平面
状の掘削刃と比較して掘削抵抗を減じることができる。
さらに掘削刃の下面が凸の形状を有するほか、すくい面
以外の面が地盤と接触しにくいように逃げ角が設けられ
ているため、地盤へのくい込み性がよい。従って掘削土
砂のスムーズな排出と掘削抵抗の軽減並びに地盤へのく
い込み性向上を考慮した掘削刃の取付構造になっている
ため、ケーシングパイプの押込み抵抗を小さく押さえる
ことができる効果を奏する。
【図1】本考案が適用される回転式押込装置の全体図で
ある。
ある。
【図2】図1のA部の拡大詳細図である。
【図3】図2のIII−III線に沿い一部を断面とし
た矢視図である。
た矢視図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】従来行なわれていたケーシングパイプの先端に
設けた掘削刃取付構造の一部断面斜視図である。
設けた掘削刃取付構造の一部断面斜視図である。
1…ケーシングパイプ、1a…胴部、1b…掘削土砂案
内面である傾斜部、12,13…掘削刃、12a,13
a…逃げ面、δ1 ,δ2 …ギャップ、β1 ,β2 …逃げ
角。
内面である傾斜部、12,13…掘削刃、12a,13
a…逃げ面、δ1 ,δ2 …ギャップ、β1 ,β2 …逃げ
角。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシングパイプの先端刃口に掘削刃を
複数個取付け、ケーシングパイプを回転させることによ
り、地盤を掘削してケーシングパイプの押込み抵抗を軽
減させる装置において、該ケーシングパイプの先端刃口
が下端部よりケーシングパイプの内周側に向かって上方
に傾斜した掘削土砂案内面を有し、前記各掘削刃は山形
状のすくい面と凸状の下面と逃げ角とを備え、かつ前記
複数個の掘削刃をケーシングパイプの外周側と内周側と
に分設すると共に、内周側掘削刃の後方に外周側掘削刃
を配置し、外周側掘削刃とケーシングパイプの胴部外壁
との間及び内周側掘削刃とケーシングパイプの胴部内壁
との間にそれぞれギャップを生じさせるように構成した
ことを特徴とするケーシングパイプ先端掘削刃取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2706293U JPH0715869Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ケーシングパイプ先端掘削刃取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2706293U JPH0715869Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ケーシングパイプ先端掘削刃取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676440U JPH0676440U (ja) | 1994-10-28 |
| JPH0715869Y2 true JPH0715869Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12210591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2706293U Expired - Lifetime JPH0715869Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ケーシングパイプ先端掘削刃取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715869Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019007149A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 菱建基礎株式会社 | フリクションカットケーシング |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP2706293U patent/JPH0715869Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0676440U (ja) | 1994-10-28 |
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