JPH0715968Y2 - 合成樹脂発泡体製型枠 - Google Patents

合成樹脂発泡体製型枠

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JPH0715968Y2
JPH0715968Y2 JP1989152435U JP15243589U JPH0715968Y2 JP H0715968 Y2 JPH0715968 Y2 JP H0715968Y2 JP 1989152435 U JP1989152435 U JP 1989152435U JP 15243589 U JP15243589 U JP 15243589U JP H0715968 Y2 JPH0715968 Y2 JP H0715968Y2
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resin foam
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豊二 田中
俊夫 堀
一三 吉川
正憲 三本
好美 須藤
光司 平野
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はコンクリート造建築において壁、梁等を構築
するためにコンクリートを打設する際に使用する合成樹
脂発泡体製型枠に関するものである。
[従来の技術] 従来、型枠として表面に無機質充填剤と低重合度の合
成樹脂等を混合して発泡成形するとともに表面にスキン
層を形成し、補強リブを縦に、木材等の補強材を挿通し
た筒条を横に設けて型枠本体と一体に設けたもの(特開
昭52−18032号公報参照)や、平板の周囲縁にフラン
ジを有する合成樹脂等で形成された矩形状の箱方パネル
の内側に複数の中桟を設け、隣接する4枚の型枠のフラ
ンジのコーナーを面取りして貫通孔を形成し、この貫通
孔にセパレータを設けた固定金具の嵌合部を4枚のパネ
ルの重合部分に嵌合して4枚のパネルを連結することに
より縦横方向のばた材を不要にした型枠装置(実願昭58
−163626号のマイクロフイルムー実開昭60−70134号参
照)、さらに周縁に外向突縁を設けた合成樹脂製長方
形パネルを縦横に順次重積し、その重積に当っては接合
部の各パネルと略同長で突縁と略同高の金属板を隣接す
るパネルの間に挿入し、隣接したパネルの突縁と金属板
とを一体に挟持固定するものであって、縦横に張られた
バタ材の一方を省略できるようにしたパネル支持装置
(実公昭52−16028号公報参照)が知られている。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来のの型枠における補強リブは、釘打ちが容易
で耐衝撃性、曲げ剛性に優れたコンクリート型枠を安価
に得ようとするものであって、型枠を組む際の縦ばたや
横ばたとしての作用を行うことができない欠点があり、
またの型枠装置は、パネルを隙間なく組立てるために
は、セパレータを有し、かつフランジの嵌合部を設けた
固定金具で型枠に加わるコンクリート打込圧を担持させ
る構造が必要で、固定金具の構造が複雑でフランジの嵌
合部の加工を精密に行う必要があり、縦ばたや横ばたの
ように単なるパイプに比べて加工が面倒で価格が高価で
ある欠点があり、さらにのパネル支持装置は、横の突
縁1と突縁1の間にはほぼ同長で同高の金属板4の挿入
がなければその強度を発揮することができないものであ
り、平板部の外側に縦ばたおよび横ばたとしての作用を
行うに十分な強度を有する縦補強リブおよび横補強リブ
が平板部と一体に形成されたもののように構造が簡単で
製作が単純かつ容易でない欠点があった。
この考案は、これらの欠点を解消し、比較的小さな断面
積の補強リブで十分な強度を有し、ばた材の使用量を軽
減させ、全体として重量の軽い合成樹脂発泡体製型枠を
得ることを課題とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は前記の課題を解決するため、全体が表面にス
キン層を有する合成樹脂発泡体で構成されており、コン
クリートに接する平板部の反対面側の縦ばたとしての作
用を行うに十分な強度を有する縦補強リブおよび横ばた
としての作用を行うに十分な強度を有する横補強リブが
平板部と一体に成形されてなる合成樹脂発泡体製型枠、
または前記平板部の外側の表面、縦補強リブおよび横補
強リブの表面の各スキン層中に、そのスキン層の強度を
増加させる補強材を一体に成形した合成樹脂発泡体製型
枠、または前記スキン層中の補強材が合成繊維織布であ
る合成樹脂発泡体製型枠、または前記スキン層中の補強
材が鋼線メッシュである合成樹脂発泡体製型枠、または
前記合成樹脂発泡体とスキン層中の補強材である合成繊
維織布の材質がいずれもポリエチレンである合成樹脂発
泡体製型枠、または前記合成樹脂発泡体とスキン層中の
補強材である合成繊維織布の材質がいずれもポリプロピ
レンである合成樹脂発泡体製型枠の手段を講じるもので
ある。
[実施例および作用] この考案の実施例について図面を参照して説明する。こ
の考案の型枠は第1図に示すように、従来の木製型枠の
せき板に相当する厚さの平板部1の外側に、同じく縦ば
たに相当する断面積の縦補強リブ2、同じく横ばたに相
当する断面積の横補強リブ3が平板部1と同一材料であ
る発泡ポリエチレンまたは発泡ポリプロピレン等の合成
樹脂発泡体4で一体に形成されており、平板部1の内側
表面および外側表面、縦補強リブ2の表面および横補強
リブ3の表面にスキン層5が形成されているとともに、
平板部1の外側、縦補強リブ2および横補強リブ3のス
キン層5の表面に、ポリエチレンまたはポリプロピレン
製の繊維糸で織成した網状の織布または鋼線メッシュ等
の補強材6が存在するように一体成形される。
この場合、補強材6の織布がポリエチレンまたはポリプ
ロピレン製の繊維糸で織成されたものであると合成樹脂
発泡体4とスキン層5の成分とが同一であるため織布と
スキン層が一体的に強固に成形され、従来の縦横のばた
材と同等の強度となり、著しい補強効果を発揮する。ま
た、合成樹脂発泡体はある程度強い力が作用するとひび
が入り一挙に破断するが、織布または鋼線メッシュが存
在するとひびが入らず破断することがない。
そして、薄いスキン層5中に織布や鋼線メッシュのよう
な薄い補強材6があるだけで大部分は合成樹脂発泡体で
あるため型枠全体として軽さを失うことがない。
なお、発泡体の合成樹脂として透光性材料を使用する
と、コンクリートの打説状況を視認することができると
ともに、作業場所が明るいので労働環境として好適であ
る。
第2図は第1図の一部の拡大図でスキン層5中における
織布または鋼線メッシュの状態を示すものである。
第3図は、この型枠を壁型枠として使用する場合を示す
もので縦長の2枚の型枠A,Aを横に並べて両型枠A,Aの端
縁の縦補強リブ2.2を当接するとともに両型枠A,Aの端縁
の縦補強リブ2.2とその隣の縦補強リブ2、2にまたが
るように2本の短い横ばた材7を当てがい締付け金具8
を介してセパレーター9をナット10締めして組立てる。
第4図および第5図は、この型枠を梁型枠として使用す
る場合を示すもので、サポート11上に梁の底面用の型枠
Bを載置しその両側に横長の2枚の型枠C,Cを直立させ
横補強リブ3にU字型の締付け金具12を被せてその挿通
孔にセパレーター9を通しコーン13で梁の厚さを規制し
セパレーター9の両端からナット10を締めして組立てる
ものである。
[考案の効果] この考案は、(1)従来のように型枠の全長に及ぶよう
な長尺のばた材を使用せず、型枠連結用に短いばた材を
使用する以外はばた材を施工する必要がないため、組
立、解体の工数を大幅に低減でき、(2)型枠の表面を
除き合成樹脂発泡体であるため型枠全体の重量が軽く、
型枠を大型化した場合でもその運搬や型枠の施工が容易
であり、(3)表面がスキン層で覆われているので内部
が合成樹脂発泡体であるにもかかわらず、乱暴に扱って
も型枠の形態を強固に保つことができるとともに、その
強度や硬度も合成樹脂発泡体自体のものに比べて、なん
ら他の補助的手段を講じなくても大であり、(4)ばた
材に相当する断面積程度の小型の補強リブでも、合成繊
維布または鋼線メッシュで補強された補強リブはその外
側表面のすべてが補強されるので、かさ張らない大きさ
の型枠で十分な強度の型枠が得られ、(5)補強材入り
の補強リブを有するため、ばた材を使用しなくても長尺
の型枠の湾曲や変形を防ぐことができ、(6)スキン層
に補強材が用いられているので型枠がひび割れて破断す
ることがなく安全性が高く、(7)縦ばたおよび横ばた
に相当する縦補強リブおよび横補強リブをコンクリート
に接する平板部の材料である合成樹脂発泡体という同一
材料で一体に成型できるので製作が単純かつ容易で、そ
の取扱いもきわめて容易であり、(8)合成樹脂発泡体
のスキン層と補強材の織布の材質が同一の合成樹脂であ
るためスキン層と補強織布が一体的に強固に成型される
ので補強効果が一層強化され、(9)平板部内側が緻密
なスキン層であるので型枠とコンクリートとの剥離性に
優れている、という多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断平面図、第2図は第1図の一部の拡大図、
第3図は壁型枠の組立状態を示す正面図、第4図は梁型
枠の組立状態を示す正面図、第5図は第4図のV−V線
における切断側面図である。 1…平板部、2…縦補強リブ、3…横補強リブ、4…合
成樹脂発泡体、5…スキン層、6…補強材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 秀雄 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)考案者 田中 豊二 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)考案者 堀 俊夫 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)考案者 吉川 一三 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)考案者 三本 正憲 東京都文京区目白台3丁目20番20号 (72)考案者 須藤 好美 神奈川県茅ケ崎市平和町10―9 コーポ平 和202 (72)考案者 平野 光司 神奈川県平塚市平塚5丁目19―22 (56)参考文献 特開 昭52−18032(JP,A) 特開 昭48−48560(JP,A) 実開 昭60−70134(JP,U) 実公 昭52−16028(JP,Y2)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体が表面にスキン層(5)を有する合成
    樹脂発泡体(4)で構成されており、コンクリートに接
    する平板部(1)の反対面側に縦ばたとしての作用を行
    うに十分な強度を有する縦補強リブ(2)および横ばた
    としての作用を行うに十分な強度を有する横補強リブ
    (3)が平板部(1)と一体に成形されてなる合成樹脂
    発泡体製型枠。
  2. 【請求項2】平板部(1)の外側の表面、縦補強リブ
    (2)および横補強リブ(3)の表面の各スキン層
    (5)中に、そのスキン層(5)の強度を増加させる補
    強材(6)を一体に成形した請求項1記載の合成樹脂発
    泡体製型枠。
  3. 【請求項3】スキン層(5)中の補強材(6)が合成繊
    維織布である請求項2記載の合成樹脂発泡体製型枠。
  4. 【請求項4】スキン層(5)中の補強材(6)が鋼線メ
    ッシュである請求項2記載の合成樹脂発泡体製型枠。
  5. 【請求項5】合成樹脂発泡体(4)とスキン層(5)中
    の補強材(6)である合成繊維織布の材質がいずれもポ
    リエチレンである請求項2記載の合成樹脂発泡体製型
    枠。
  6. 【請求項6】合成樹脂発泡体(4)とスキン層(5)中
    の補強材(6)である合成繊維織布の材質がいずれもポ
    リプロピレンである請求項2記載の合成樹脂発泡体製型
    枠。
JP1989152435U 1989-12-27 1989-12-27 合成樹脂発泡体製型枠 Expired - Lifetime JPH0715968Y2 (ja)

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JPS5216028U (ja) * 1975-07-23 1977-02-04
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JPS6070134U (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 株式会社神戸製鋼所 コンクリ−ト型枠装置

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