JPH0716063A - 家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン入り固形塩及びその製造方法 - Google Patents

家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン入り固形塩及びその製造方法

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JPH0716063A
JPH0716063A JP5162056A JP16205693A JPH0716063A JP H0716063 A JPH0716063 A JP H0716063A JP 5162056 A JP5162056 A JP 5162056A JP 16205693 A JP16205693 A JP 16205693A JP H0716063 A JPH0716063 A JP H0716063A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 食塩又は食塩にミネラル類を配合したもの
に、亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリウムをセ
レンとして0.0015〜0.0045%含み、家畜が
1日量セレンとして0.75〜2.25mgを舐食する
よう酸化マグネシウム0.25〜0.5%、30w/w
%塩化マグネシウム液0.2%を含有してプレス圧12
00〜1250kg/cm2で圧搾成形してある家畜の
セレン欠乏症を予防治療するセレン入り固形塩。 【効果】 家畜のセレン欠乏症に有効且つ安全な量のセ
レンを安定して供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食塩に亜セレン酸ナトリ
ウム又はセレン酸ナトリウムを添加して固形塩を作り、
舐食させて家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン入
り固形塩及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家畜の栄養学の研究は従来3大栄養素や
多量ミネラルが中心であったが、最近になってビタミン
や微量のミネラルの重要性にも目が向けられるようにな
って来ている。わが国でも脂溶性ビタミンの給与の必要
性が云われても現実にはビタミンA、Dが中心でビタミ
ンEやβ−カロチンまで言及されず、又微量ミネラルで
もコバルト、銅、ヨードなどの個々のミネラル欠乏例が
報告されているが、セレンの意義は不明であった。最近
になってビタミンE、及びセレンの欠乏例が報告され
て、にわかに両成分の重要性が認識されるようになっ
た。
【0003】現在注目されているセレンの機能性はグル
タチオンパーオキシダーゼ活性が持つ抗酸化作用によっ
て体内の活性酸素(フリーラジカル)を消去することに
ある。活性酸素(フリーラジカル)の消去作用はグルタ
チオンパーオキシダーゼの働きだけによるものではな
く、各種の酵素やビタミンなどが協力して行われてい
る。活性酸素(フリーラジカル)消去作用に関する酵素
とビタミンは次の通りである。
【0004】酵素: ・Cu,Zn−SOD(スーパ
ーオキシドジスムターゼ) ・Mn−SOD(スーパーオキシドジスムターゼ) ・カタラーゼ(Fe) ・GSH−PX(Se) ・グルタチオンパーオキシダーゼ ビタミン:・ビタミンE ・ビタミンC ・β−カロチン
【0005】このようにセレンは牛にとって必須のミネ
ラルである。
【0006】酸素を呼吸に利用している生物は細胞内に
おける酵素の利用過程で活性酸素と呼ばれる有害物質を
生じ、このものは極めて不安定で他の物質と速かに反応
して連鎖反応的に次々に有害物質H22過酸化脂質など
を作る。しかもこれらの生物は長い進化の過程で細胞内
に生じた活性酸素を消去する系を確立し、有害物質を除
去して効率的に生命を維持する機能を備えて来たグルタ
チオンパーオキサイドは活性酸素の消去に働く酵素の一
つでセレンはこの酵素に不可欠の構成要素であり、従っ
てセレンはこれらの細胞生物にとって不可欠のいわゆる
必須ミネラルである。
【0007】このように必要なセレンは米国では家畜の
飼料に0.3ppmを限度として添加することが許可さ
れているがわが国では亜セレン酸ナトリウム又はセレン
酸ナトリウムをセレンとして飼料に配合することは許可
されていない。亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナト
リウムは毒物であることが不許可の要因とも思われる。
又飼料にセレンとして0.3ppmという微量を正確
に、均等に配合することが困難なことも要因の一つかと
思われる。最近は無機物の亜セレン酸ナトリウム又はセ
レン酸ナトリウムの代用として高濃度セレン含有酵母が
飼料に限定的に使用されているようであるが高価であり
セレンの含量が不規則である欠点がある。
【0008】注射液としてはビタミンEと亜セレン酸ナ
トリウムを配合したものがあるが馬の白筋症の予防に限
定して販売されている。
【0009】固形塩では従来食塩に黄色酸化鉄、硫酸銅
(乾燥)、硫酸コバルト(乾燥)、塩化マンガン、ヨウ
化カリウム、亜セレン酸ナトリウムを配合したものがあ
ったがセレン含量は1kg中2.5mg含量という微量
であり、セレンの欠乏症の予防治療を期待することは出
来ず、改良を要望されると共に舐食中に崩壊したりする
ためその折は粉砕して混合したりしており多頭飼育の場
合には手数がかかり不経済であり、品質の改善が要望さ
れていた。
【0010】固形塩の製造方法については色々の特許が
あり、特許第1208415号(出願公告昭和55年)
に示される家畜類の飼料用固形塩の製造法及び装置は、
特許請求の範囲に(1)水分含量が0.1〜0.2%の
食塩に対し、その水分含量が0.5〜1.3%の範囲に
なるように水分を均等に加えた後該水分含有塩を、13
50〜1600kg/cm2の圧力で圧搾固化すること
を特徴とする家畜類の飼料用固形塩の製造法、及び
(2)水分を均等に加えると共にミネラル類に栄養剤な
どを加える特許請求の範囲第1項記載の製造法が示され
ているが、食塩に水分を添加するには手間がかかると共
に、この特許により製造した固形塩は硬度はあるが家畜
に舐食中固形塩が1〜2kg位の重量になった折にくず
れて来て舐食させ難くなり粉砕して飼料に混合する必要
があり改良が必要とされていた。
【0011】次に特許第1464947号(出願公告昭
和61年)家畜のグラステタニー様疾患の予防治療用固
形塩は、特許請求の範囲に(1)食塩又は食塩とミネラ
ル類との混合物と下記の(A)〜(D)の物質、(A)
塩酸、硫酸、硝酸、リン酸に水を加えたもの(B)塩
酸、硫酸、硝酸、リン酸のナトリウム、カルシウム、マ
グネシウム塩(但し塩酸のナトリウム塩を除く)に水を
加えたもの(C)酢酸、プロピオン酸、コハク酸に水を
加えたもの(D)酢酸、プロピオン酸、コハク酸のナト
リウム、カルシウム、マグネシウム塩に水を加えたもの
からなる群より選択された1種又は2種以上であって、
水の総量が全重量の少くとも0.2%となるものと、全
重量の5〜50%の酸化マグネシウムを混合し、該混合
物を800〜1000kg/cm2の圧力で圧搾成型
し、前記混合物より形成される複塩により、硬度を30
〜35.5トン(島津製作所製アムスラー式硬度計)に
より調整することを特徴とする家畜のグラステタニー様
疾患の予防治療用固形塩の製造法が示されているが、こ
の特許は家畜のグラステタニー様疾患の予防治療用に必
要な薬の酸化マグネシウムを多量に給与する必要があ
り、この酸化マグネシウムを固形塩に5〜50%含有さ
せ、水分は0.2%になるよう調整して塩酸又は塩化マ
グネシウムを配合して複塩を作り、プレス圧800〜1
000kg/cm2という割合低い圧力で圧搾成型した
ものである。この特許の基本は酸化マグネシウムを多量
に固形塩に配合した場合単にプレスによる圧搾では固形
化が困難であるので複塩を形成させて圧搾成型する技術
である。この固形化の技術は一般的な固形塩の製造法に
利用することは出来ない。又複塩を形成させて圧搾成型
した固形塩は硬度が強すぎて家畜に舐食させても舐食量
が少い欠点がある。
【0012】その他食塩粉末にリン酸ソーダ無水塩とリ
ン酸又は硫酸・塩酸の無機物と水を混合して1000〜
1100kg/cm2で圧搾成型する製造法(特開昭5
9−132861)や食塩粉末にリン酸石灰と無水リン
酸ソーダ及びリン酸液を加えて水の存在下においてスラ
リー状にした後に固形化する製造方法(特許公告45−
6859)などの特許がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】これ等の特許は固形化
に関する製造法であり、成型された固形塩は畜舎内で家
畜に自由舐食させた時に崩壊したり舐食量が1日当り一
定でない欠点がある。セレンを配合した固形塩はセレン
が毒物であり一定量を舐食させて副作用が発生しないよ
う且つ家畜の血清セレンの濃度を確保出来るようにする
必要があるが、前記従来の製造法ではこうした目的に合
致した固形塩を得ることは困難であり、新しい発想が必
要となって来た。
【0014】このため、固形塩にどの程度のセレンを含
有させると副作用も無く、安全でありセレン欠乏による
家畜の疾病の予防治療に適する固形塩を得ることが出来
るか、基礎試験を行うことが必要であり、又毒物である
セレンを含む亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリ
ウムを固形塩に配合して適度の硬度があり、家畜に平均
的に舐食させることが出来て最後迄固形を保持すること
ができる固形塩の製造方法を見出す必要がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
I.この目的を達成するために本発明は亜セレン酸ナト
リウムを配合した固形塩を作り、有効で安全なセレン配
合量の試験を行った。
【0016】試験材料 1.従来品の3倍量のセレン含量0.00075%(低
用量群)の固形塩 1kg中黄色酸化鉄2g、硫酸銅
(乾燥)377mg、硫酸コバルト(乾燥)6.6m
g、硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、塩化マンガン11
46mg、ヨウ化カリウム65.5mg、亜セレン酸ナ
トリウム16.5mg(セレンとして7.5mg)、食
塩995.153gを含む。
【0017】2.従来品の6倍量のセレン含量0.00
15%(中用量群)の固形塩 1kg中黄色酸化鉄2
g、硫酸銅(乾燥)377mg、硫酸コバルト(乾燥)
6.6mg、硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、塩化マン
ガン1146mg、ヨウ化カリウム65.5mg、亜セ
レン酸ナトリウム33mg(セレンとして15mg)、
食塩995.136gを含む。
【0018】3.従来品の18倍量のセレン含量0.0
045%(高用量群)の固形塩 1kg中黄色酸化鉄2
g、硫酸銅(乾燥)377mg、硫酸コバルト(乾燥)
6.6mg、硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、塩化マン
ガン1146mg、ヨウ化カリウム65.5mg、亜セ
レン酸ナトリウム99mg(セレンとして45mg)、
食塩995.071gを含む。
【0019】4.従来品(対象セレン含量0.0002
5%)1kg中黄色酸化鉄2g、硫酸銅(乾燥)377
mg、硫酸コバルト(乾燥)6.6mg、硫酸亜鉛(乾
燥)1235mg、塩化マンガン1146mg、ヨウ化
カリウム65.5mg、亜セレン酸ナトリウム5.5m
g(セレンとして2.5mg)、食塩994.2gを含
む。
【0020】この4種類のセレン入り固形塩を作り、乳
牛に舐食させて血清中のセレン濃度の推移と乳汁中のセ
レン濃度の推移を測定した結果図1、図2の通りであっ
た。
【0021】血清セレン濃度は高用量群と中用量群は適
性値(70ppb)以上であった。低用量群、対象は境
界値(40〜70ppb)であった。ちなみに40pp
b以下はセレン欠乏値と云っている。一方乳汁中のセレ
ン濃度は4群とも20〜30ppbで常乳として十分安
全であることが確認された。同時に尿中のセレン排出量
も測定したところ12〜13ppbであり、高用量群で
は30ppbの尿中排泄量があったこともあったが、こ
れは余分のセレンが排泄されて来たものと思われる。
【0022】この試験成績より亜セレン酸ナトリウム又
はセレン酸ナトリウムはセレンとして固形塩に0.00
15〜0.0045%含有させると牛の血清セレン含量
を適性値に保持するのに適当であり、常乳としても安全
であることを発見した。この発見により固形塩には0.
0015〜0.0045%含有することを規定した。
【0023】II.疾病牛に対するセレン入り固形塩(2
の中用量群の固形塩1kg中セレンとして15mg含
む)の給与試験 調査した繁殖牛の血清セレン濃度は次の表1の通りで種
付不良卵巣のう腫では特に低く、セレンを補給する必要
が認められた。
【0024】
【表1】 黒毛和種肉用牛の繁殖中の血清セレン濃度 鈍性 排卵 子宮 種付 卵巣 計 発情 障害 内膜炎 不良 のう腫 例 数 3 2 2 2 2 11頭 セレン濃度(ng/ml) 55.5±10.8 75.4 68.8 21.9 39.3 52.5±21.7
【0025】分娩前はセレンの主なる補給源とされる濃
厚飼料を給与しないため、血中セレン濃度の低下を示す
と云われているがセレン入り固形塩(中用量群)の常時
舐食により適性値を保持するようになった。
【0026】III.乳用牛へのセレン入り固形塩(2の
中用量群固形塩1kg中セレン0.0015mg含有)
の給与試験 1.試験期間1992.6.11〜10.30 2.試験頭数 5頭 3.試験対象牛 No. 生年月日 経次 1 1988.5.14 3 2 1988.9. 1 4 3 1989.8.23 2 4 1984.9.22 6 5 1985.8.16 5 4.給与期間 乾乳時から分娩後14日までの間 5.給与方法 セレン入り固形塩を牛房の前に設置し、
自由に摂取させた。 上記による試験牛の試験結果を表2、表3、表4に示
す。
【0027】
【表2】 セレン入り固形塩給与試験牛の血清Se.Toc.Ret値の変動 区分 Se(ng/ml) Toc(μg/dl) Ret(IU/dl) 乾乳時(分娩前71-51日) 75.2±6.2* 356.6±54.9 105.0±19.8 分娩直後(分娩後0-2日) 63.6±7.7 212.5±47.1 84.2±39.1 分娩後(分娩後8-12日) 75.0±4.8 205.8±56.0 78.5±24.4 *平均値±標準偏差
【0028】
【表3】 セレン入り固形塩給与試験牛産子の血中Se.Toc.Ret値 母牛No. 日齢 Se(ng/ml) Toc(μg/dl) Ret(IU/dl) 3 44 52.3 38.8 113.4 4 22 57.9 41.3 53.2 5 2 53.8 42.5 21.9
【0029】
【表4】 セレン入り固形塩給与試験牛の乳汁CMT変法凝集・電気伝導度の変動 試験牛 CMT変法凝集 電気伝導度(ms/cm) No. 分房 乾乳時 分娩後 乾乳時 分娩後 左前 + + 6.4 4.5 1 左後 − − 5.3 4.5 右前 − ± 6.3 4.8 右後 − − 5.0 4.4 左前 ± ± 5.4 5.1 2* 左後 ++ − 5.5 4.7 右前 − ++ 5.7 5.6 右後 NT** NT NT NT 左前 − ± 4.7 5.1 3 左後 − + 4.8 5.0 右前 − ± 4.9 5.1 右後 − ++ 5.2 5.4 左前 + − 7.2 3.8 4 左後 ++ ± 8.8 3.9 右前 ++ ± 8.2 4.2 右後 ++ + 9.1 4.2 左前 +++ − 6.0 4.0 5* 左後 + − 5.4 3.5 右前 + ++++ 6.4 6.7 右後 ++++ ++++ 6.9 7.8 * 乾乳時乳房軟膏注入 ** 検査せず
【0030】乳用牛へのセレン入り固形塩の給与試験で
のセレン濃度は分娩直後に低下があったがその後回復し
た。これは泌乳開始に伴う乳牛への移行とその後の給与
飼料の増量によるセレン総供給量の増加を反映している
ものと思われる。今回の試験期間中試験牛のセレン濃度
は正常値の範囲であった。また試験牛産子3頭の血清セ
レン濃度も正常値であった。これらのことはセレン入り
固形塩給与による補給効果があったものと思われる。
【0031】セレン或いはビタミンE投与が乳房炎に対
して予防治療効果があることが報告されており、今回乾
乳期治療法の1つとして試験を実施した。乳汁検査で改
善効果が認められたことはセレン補給により防御反応が
強化され抗炎症作用があったものと思われる。
【0032】IV.セレン入り固形塩の給与試験 供試品:1kg中黄色酸化鉄1742mg、三二酸化鉄
196mg、硫酸銅(乾燥)377mg、硫酸コバルト
(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、炭
酸マンガン1046mg、ヨウ素酸カルシウム77m
g、亜セレン酸ナトリウム99mg、ビタミンE1万単
位、残量食塩。規格5kg セレン入り固形塩を給与した場合と給与しない場合の疾
病発生率を比較して表5に示す。
【0033】
【表5】 疾病発生率(平成4年より供試品給与) 平成3年(4月〜3月) 平成4年(4月〜3月) 子宮内膜炎 4 2 子宮蓄膿症 1 0 卵胞のう腫 9 1 排卵障害 7 0 黄体遺残 18 5 卵巣静止 4 1 黄体形成不全 0 0 卵巣萎縮 1 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合 計 44 9
【0034】セレン入り固形塩の給与により乳用牛の疾
病発生率が著しく改善された。
【0035】V.セレン入り固形塩の給与試験 供試品:1kg中黄色酸化鉄1742mg、三二酸化鉄
196mg、硫酸銅(乾燥)377mg、硫酸コバルト
(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、炭
酸マンガン1046mg、ヨウ素酸カルシウム77m
g、亜セレン酸ナトリウム33mg、β−カロチン4
g、残量食塩。規格5kg 供試品は平成4年より使用。 給与結果 乳房炎の発生が半減した。
【0036】VI.秘乳牛に対するセレン入り固形塩給与
による乳成分及び体細胞への効果について 試験方法 1.供試動物 供試牛は各農家の泌乳牛23頭を用い試験区(10頭)
にはセレン入り固形塩、対象区(13頭)にはセレンを
含まぬ固形塩を給与した。
【0037】2.供試薬剤 セレン入り固形塩は1kg中黄色酸化鉄1742mg、
三二酸化鉄196mg、硫酸銅(乾燥)377mg、硫
酸コバルト(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)123
5mg、炭酸マンガン1046mg、ヨウ素酸カルシウ
ム77mg、亜セレン酸ナトリウム33mg、ステアリ
ン酸2g、酸化マグネシウム2.5mg、30w/w%
塩化マグネシウム液0.2mg、残量食塩。規格5kg
【0038】セレンを含まぬ固形塩は1kg中酸化鉄7
15mg硫酸銅(乾燥)377mg硫酸コバルト(乾
燥)6.6mg硫酸亜鉛(乾燥)1235mg、塩化マ
ンガン1146mg、ヨウ化カリウム65.5mg、酸
化マグネシウム60g、糖蜜微量、残量食塩。規格5k
【0039】2種類の固形塩を2頭に1個を自由舐食さ
せた期間中牛が舐食出来るよう少くなった固形塩はその
都度新しいものと交換した。
【0040】3.実施期間 平成4年10月より平成4
年12月2日 a)試験項目:2週間隔で給与した固形塩の残量を測定
し、1日1頭当りの舐食量を算定した。
【0041】b)セレン濃度:開始時、1ヶ月後、2ヶ
月後の3回1頭毎に尾静脈より採血し血清及び全血のセ
レン濃度を測定した。
【0042】c)乳成分及び体細胞:開始時、1ヶ月
後、2ヶ月後の計3回1頭ごと朝搾乳の生乳を採材し乳
成分は脂肪、蛋白、無脂固形分及び体細胞を測定した。 その結果を表6、表7及び図3に示す。
【0043】
【表6】 給与試験成績 試験区:セレン入り固形塩 対象区:セレンを含まぬ固形塩 開始時 1ヵ月後 2ヵ月後 乳期 試験区 6.0±2.6 7.0±2.6 7.6±2.6 対象区 5.8±3.0 6.7±3.0 7.7±3.0 舐食量 試験区 0 62.4±30.9 46.8±15.8 /1日 対象区 0 37.7±32.9 30.3±29.7 血清セレン 試験区 62.2±6.2 81.3±12.7 77.0±11.0 ng/dl 対象区 58.3±6.0 73.6±8.3 73.2±6.0 全血セレン 試験区 179.8±32.3 195.3±28.5 189.7±22.4 ng/dl 対象区 172.5±21.4 184.2±23.5 191.2±34.6
【0044】
【表7】 乳成分の改善率 開始時 1ヵ月後 2ヵ月後 乳脂肪 試験区 100 101 102 対象区 100 86 84 乳蛋白 試験区 100 104 111 対象区 100 102.5 106 無脂 試験区 100 102 103 固形分 対象区 100 101 101.5 体細胞 試験区 100 145 134.5 対象区 100 104 115
【0045】試験結果と考察 1.血清、全血セレン濃度は共に1ヶ月後上昇し、2ヶ
月後は横ばいに推移した。対象区の血清セレン濃度は試
験区と同様の変化を示したが全血セレン濃度は2ヶ月後
も上昇した。両区とも開始日と1ヶ月及び2ヶ月間の時
点間には1%の危険率で有意差を認めた。
【0046】2.乳蛋白率と無脂固形分は試験区及び対
象区共に上昇した。試験区の上昇程度は対象区のそれよ
りもやや大きい傾向であったが統計上では区間及び時点
間では有意差を判断出来なかった。
【0047】3.乳脂肪率は試験区では横ばいに推移し
たが対象区では下降を示した。対象区の開始日と1ヶ月
の時点間では5%の危険率で有意差を認めた。
【0048】4.乳中の体細胞数は試験区及び対象区共
に下降を示したが試験区の下降程度は対象区のそれより
やや大きい傾向であり、改善率で40%前後であった。
【0049】今回の試験により考察すると、対象区の乳
成分の変化から見て試験開始後供試牛は濃厚飼料の摂取
量が多くなったものと推察され、又セレン無添加の対象
区の血清セレン濃度が上昇したことから濃厚飼料の摂取
量が多くなったものと思われる。体細胞数の減少程度が
大きかったことは全体的に対象区より試験区では乳成分
が改善される傾向を示したものと思われる。
【0050】以上I〜VIの試験成績より固形塩には亜
セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリウムをセレンと
して0.0015〜0.0045%含有させることが血
清セレン濃度を70ppb以上に保持することが発見さ
れると共に固形塩にセレン及びβ−カロチン、ビタミン
Eを配合すると家畜のセレン欠乏症の予防治療に効果が
あることも発見した。
【0051】家畜のセレン欠乏症による疾病としては
1)子牛の白筋症 、2)子牛の突然死、虚弱症侯群、
3)子牛の成長阻害、4)卵胞のう腫)、5)受精率の
低下、6)子宮炎、7)胎盤停滞、8)乳房炎)、9)
免疫機能の低下があげられているが、これらの疾病の予
防治療に適する固形塩であることを発見した。
【0052】本発明の固形塩はセレンとして0.001
5〜0.0045%含有させて家畜に給与することがセ
レン欠乏症の予防治療に最適であることを見出すことに
よって達成された。亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸
ナトリウムは毒物であり、動物でのセレンの急性最小致
死量(経口)は1〜5mg/kgと云われており、摂取
飼料中に25ppm以上含まれていると急性中毒、5p
pm以上では亜急性から慢性中毒の症状を呈すると云わ
れている。このため中毒症状を呈しないよう、固形塩は
自由舐食であるので一定量を舐食するよう固形塩の製造
を工夫することが必要となって来る。
【0053】又セレンとして0.0015〜0.004
5%を固形塩に含有するよう製造する場合は均一に混合
されていること、及び1日量としてセレン0.75mg
〜2.25mgを給与するよう固形塩を家畜に舐食させ
ないとセレンの血中濃度が70ppb以上を保持するこ
とが出来なくなり、家畜のセレン欠乏症の予防治療に効
果を発揮することが出来なくなる。
【0054】従来の固形塩の製造方法には、多くの特許
があるがその主旨は固形化の方法技術であり、硬度試験
や破壊試験などを行って固化状況を試験している。舐食
中に破損したり、硬度が強くて舐食量が少くて1日量の
舐食量が不安定である欠点があった。
【0055】本発明は固形塩の1日の舐食量をセレンと
して0.75〜2.25mgを摂取するよう限定した固
形塩の製造方法である。
【0056】本発明者は種々検討した結果、亜セレン酸
ナトリウム又はセレン酸ナトリウムをセレンとして0.
0015〜0.0045%含有の食塩又はミネラル類等
を配合した食塩に、酸化マグネシウム0.25〜0.5
%、30w/w%塩化マグネシウム液0.2%を添加し
て混合しプレス圧1200〜1250kg/cm2で圧
搾成型するセレン入り固形塩の製造方法を発見した。こ
の製造方法によって製造したセレン入り固形塩は家畜に
舐食させても一定量の舐食量となる。
【0057】セレン入り固形塩の製造方法 黄色酸化鉄17420mg、三二酸化鉄1960mg、
硫酸銅(乾燥)3770mg、硫酸コバルト(乾燥)6
60mg、硫酸亜鉛(乾燥)12350mg、炭酸マン
ガン10460mg、ヨウ素酸カルシウム770mg、
亜セレン酸ナトリウム330mg、ステアリン酸20
g、食塩9887gの混合物に酸化マグネシウム25
g、30w/w%塩化マグネシウム液20gを添加して
混合しプレス圧1200kg/cm2で圧搾成型して5
kgセレン入り固形塩を得る。本品は100g中セレン
として1.5mgを含む。
【0058】 注)1.固形塩は酸化マグネシウム、塩化マグネシウム
液を含まぬ固形塩
【0059】2.アムスラー圧縮強度試験 試験品を文字面を上にし、平らに置き、東京衡機製20
0tアムスラー圧縮試験機により500kg/secの
加重スピードで圧縮強度(ton)を測定評価する。
【0060】3.水没試験 たて380mm×よこ260mm×深さ240mmのプ
ラスチック容器に水20lを入れる。これに試験品を文
字面を側面にして立てて容器の中心部に沈めて静置し、
24時間後の性状、重量などを観察測定し、試験開始時
重量に対する残存率で試験品の耐水性を評価する。
【0061】4.衝撃試験 試験品の文字面を上にして落錘衝撃試験機(TISK7
211)の真下に置き、75cmの高さより重錘2kg
の重りを落下させる。これを繰返し、破損するまでの回
数により衝撃強度を評価する。
【0062】II.搾乳牛に対する舐食試験 表8に示す。
【0063】
【表8】
【0064】III.試験成績の考察 1.セレン入り固形塩は対象の固形塩と硬度は変わらな
いが水没試験では残存率が大で水に溶け難く、衝撃試験
では破損し難い。
【0065】2.舐食試験では搾乳牛に42日間舐食さ
せたが平均59.2±5.9gでセレンとして1日量
0.888mg±0.0885mgでばらつきが少く、
一定量の舐食量となっている。一方、対象の固形塩はば
らつきが大きく、セレンの摂取量が不足勝ちなことがあ
った。
【0066】セレンビタミンE入り固形塩の製造方法 三二酸化鉄7150mg、硫酸銅(乾燥)3770m
g、硫酸コバルト(乾燥)660mg、硫酸亜鉛(乾
燥)12350mg、塩化マンガン11460mg、ヨ
ウ素酸カルシウム770mg、セレン酸ナトリウム95
6mg、ビタミンE200g、食塩9718gの混合物
に酸化マグネシウム25g、30w/w%塩化マグネシ
ウム液20gを添加してプレス圧1250kg/cm2
で圧搾成型して5kgセレンビタミンE入り固形塩を得
る。本品は100g中セレンとして4mg、ビタミンE
2gを含む。
【0067】 注)固形塩は酸化マグネシウム、30w/w%塩化マグ
ネシウム液を含まぬ固形塩
【0068】II.搾乳牛に対する舐食試験 表9に示す。
【0069】
【表9】
【0070】III.試験成績の考察 1.アムスラーの圧縮強度試験は差異は無いが水没試験
では対象の固形塩は溶け易く、衝撃試験で弱い結果とな
った。
【0071】2.舐食試験では平均46.6±4.2g
で平均的に舐食されており、セレンとして1日量1.8
64mg±0.168mgで特許請求範囲の1日量0.
75〜2.25mgに適合している。
【0072】一方対象の固形塩は53.6g±17.2
gでばらつきが大でありセレンとしての1日量を超過し
たり、不足したりしているので不適当である。
【0073】以上1〜2の試験成績より固形塩には亜セ
レン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリウムをセレンとし
て0.0015〜0.0045%含有させて製造する時
に、酸化マグネシウム0.25〜0.5%、30w/w
%塩化マグネシウム液0.2%を添加してプレス圧12
00〜1250kg/cm2で圧搾形成することにより
家畜が1日量としてセレン0.75〜2.25mgを舐
食する家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン入り固
形塩の製造方法を発見した。
【0074】
【実施例】以下本発明による実施例をあげて更に詳述す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0075】実施例1 還元鉄5g、硫酸銅(乾燥)5.03g、硫酸コバルト
(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)12.35g、塩
化マンガン12.72g、ヨウ素酸カルシウム770m
g、クロレラ未1g、銅クロロフィリンナトリウム1
g、亜セレン酸ナトリウム330mg、食塩9916g
を混合し塩化マグネシウム25g、30w/w%塩化マ
グネシウム液20gを添加してプレス圧1200kg/
cm2で圧搾成型してセレン入り固形塩を得る。
【0076】本品は100g中セレン1.5mgを含
み、乳牛に舐食させるとセレンとして1日0.75〜
2.25mg摂取し、血中のセレン濃度は70ppb以
上を保持する。
【0077】実施例2 還元鉄5g、硫酸銅(乾燥)5.03g、硫酸コバルト
(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)12.35g、塩
化マンガン12.72g、ヨウ素酸カルシウム770m
g、亜セレン酸ナトリウム660mg、β−カロチン4
0g、食塩9879gを混合して酸化マグネシウム25
g、30w/w%塩化マグネシウム液20gを添加して
プレス圧1250kg/cm2で圧搾成型してセレンβ
−カロチン入り固形塩を得る。
【0078】本品は100g中セレンとして3mgを含
み、肉牛に舐食させると一日量としてセレン0.75〜
2.25mgを摂取し、血中のセレン濃度は70ppb
以上を保持する。
【0079】実施例3 三二酸化鉄7.15g、硫酸銅(乾燥)3.77g、硫
酸コバルト(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)12.
35g、塩化マンガン11.46g、ヨウ化カリウム6
65mg、亜セレン酸ナトリウム478mg、食塩99
19gを混合し酸化マグネシウム25g、30w/w
%、塩化マグネシウム液20gを添加してプレス圧12
00kg/cm2で圧搾成型してセレン入り固形塩を得
る。本品は100g中セレン2mgを含む。
【0080】秘乳牛に舐食させた所下記の通り乳房炎の
減少が見られた。 注)対象区にはセレン入り固形塩を給与せず。
【0081】実施例4 黄色酸化鉄10g、硫酸コバルト(乾燥)2.5g、塩
化マンガン2.2g、ヨウ化カリウム2g、硫酸亜鉛
(乾燥)200mg、亜セレン酸ナトリウム660m
g、食塩9932gを混合して酸化マグネシウム30
g、30w/w%塩化マグネシウム液20gを添加して
プレス圧1250kg/cm2で圧搾成型してセレン入
り固形塩を得る。本品は100g中セレン3mgを含
む。
【0082】乳牛に舐食させると一日量セレンとして
0.75〜2.25mg摂取し、血中のセレン濃度は7
0ppb以上を保持する。
【0083】実施例5 黄色酸化鉄20g、硫酸銅(乾燥)3.77g、硫酸コ
バルト(乾燥)66mg、硫酸亜鉛(乾燥)12.35
mg、塩化マンガン11.46g、ヨウ化カリウム66
5mg、亜セレン酸ナトリウム990mg、食塩990
6gを混合し酸化マグネシウム25g、30w/w%塩
化マグネシウム液20gを添加してプレス圧1250k
g/cm2で圧搾成型してセレン入り固形塩を得る。
【0084】本品は100g中セレン4.5mgを含
み、肉牛に舐食させるとセレンとして一日量0.75〜
2.25mg摂取し、血中のセレン濃度は70ppb以
上を保持する。
【0085】実施例6 黄色酸化鉄20g、硫酸銅(乾燥)3.77g、硫酸コ
バルト(乾燥)660mg、硫酸亜鉛12.35g、炭
酸マンガン10.46g、ヨウ素酸カルシウム770m
g、ビタミンE150g、亜セレン酸ナトリウム330
mg、食塩9741gを混合し酸化マグネシウム40
g、30w/w%塩化マグネシウム液20gを添加して
プレス圧1250kg/cm2で圧搾成型してセレンビ
タミンE入り固形塩を得る。
【0086】製品試験 アムスラー圧縮強度 98t 水没試験 8.6% 衝撃試験 5回
【0087】本品は100g中セレン1.5mgを含
み、乳牛に舐食させるとセレンとして一日量0.75〜
2.25mg摂取し、血中のセレン濃度は70ppb以
上を保持する。
【0088】実施例7 酸化銅20g、硫酸銅(乾燥)3.77g、硫酸銅(乾
燥)660mg、硫酸亜鉛(乾燥)12.35g、炭酸
マンガン10.46g、ヨウ素酸カルシウム770m
g、亜セレン酸ナトリウム660mg、β−カロチン5
0g、食塩9856gを混合し酸化マグネシウム25
g、30w/w%塩化マグネシウム液20gを添加して
プレス圧1200kg/cm2で圧搾成型してセレンβ
−カロチン入り固形塩を得る。
【0089】本品は100g中セレン3mgを含み、肉
牛に舐食させると一日量セレンとして1日量0.75〜
2.25mg摂取し、血中のセレン濃度は70ppb以
上を保持する。
【0090】
【発明の効果】家畜のセレン欠乏症に有効且つ安全な量
のセレンを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】「セレン入ミネラル配合固形塩」長期定量投与
試験(6ヶ月連続投与時の血清セレン濃度の推移)を示
す線図である。
【図2】「セレン入ミネラル配合固形塩」長期定量投与
試験(6ヶ月連続投与時の乳汁セレン濃度の推移)を示
す線図である。
【図3】セレン入ミネラル固形塩の給与による乳成分改
善率を示すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食塩又は食塩にミネラル類を配合したも
    のが、亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリウムを
    セレンとして0.0015〜0.0045%含み、家畜
    が1日量セレンとして0.75〜2.25mgを舐食す
    るよう酸化マグネシウム0.25〜0.5%、30w/
    w%塩化マグネシウム液0.2%を含有してプレス圧1
    200〜1250kg/cm2で圧搾成型してあること
    を特徴とする家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン
    入り固形塩。
  2. 【請求項2】 食塩又は食塩にミネラル類を配合したも
    のが、亜セレン酸ナトリウム又はセレン酸ナトリウムを
    セレンとして0.0015〜0.0045%含み、更に
    ビタミンE又はβ−カロチンを含み、家畜が1日量セレ
    ンとして0.75〜2.25mgを舐食するよう酸化マ
    グネシウム0.25〜0.5%、30w/w%塩化マグ
    ネシウム液0.2%を含有してプレス圧1200〜12
    50kg/cm2で圧搾成型してあることを特徴とする
    家畜のセレン欠乏症を予防治療するセレン入り固形塩。
  3. 【請求項3】 食塩又は食塩に硫酸コバルト、硫酸亜
    鉛、硫酸銅、炭酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、酸化
    鉄などのミネラル類を配合したものに、亜セレン酸ナト
    リウム又はセレン酸ナトリウムをセレンとして0.00
    15〜0.0045%添加し、家畜が1日量セレンとし
    て0.75〜2.25mgを舐食するよう酸化マグネシ
    ウム0.25〜0.5%、30w/w%塩化マグネシウ
    ム液0.2%を添加して混合しプレス圧1200〜12
    50kg/cm2で圧搾成型することを特徴とする家畜
    のセレン欠乏症を予防治療するセレン入り固形塩の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 食塩又は食塩に硫酸コバルト、硫酸亜
    鉛、硫酸銅、炭酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、酸化
    鉄などのミネラル類を配合したものに、亜セレン酸ナト
    リウム又はセレン酸ナトリウムをセレンとして0.00
    15〜0.0045%添加し、更にビタミンE又はβ−
    カロチンを添加し、家畜が1日量セレンとして0.75
    〜2.25mgを舐食するよう酸化マグネシウム0.2
    5〜0.5%、30w/w%塩化マグネシウム液0.2
    %を添加して混合しプレス圧1200〜1250kg/
    cm2で圧搾成型することを特徴とする家畜のセレン欠
    乏症を予防治療するセレン入り固形塩の製造方法。
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