JPH07161573A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

Info

Publication number
JPH07161573A
JPH07161573A JP5309597A JP30959793A JPH07161573A JP H07161573 A JPH07161573 A JP H07161573A JP 5309597 A JP5309597 A JP 5309597A JP 30959793 A JP30959793 A JP 30959793A JP H07161573 A JPH07161573 A JP H07161573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
metallized film
metallized
exterior
linear expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5309597A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kuniya
一郎 国谷
Toshiyuki Nishimori
敏幸 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5309597A priority Critical patent/JPH07161573A/ja
Publication of JPH07161573A publication Critical patent/JPH07161573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】耐圧時、連続耐用時において容量減少の少ない
安定した金属化フィルムコンデンサの提供を実現する。 【構成】金属化フィルム12を巻回し、外装フィルム1
1をほどこす構成において、前記の外装フィルム11と
して、その線膨張係数、熱収縮率が、金属化フィルム1
2の値より大きい値を有する材料を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力用コンデンサ、電気
機器用コンデンサなどの力率改善用、モーター駆動用、
あるいは各種電源回路用などに使用される電気回路用の
金属化フィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の金属化フィルムコンデン
サのコンデンサ素子の外装フィルムは、誘電体保護とい
う目的以外に、外周の金属化フィルムの緩みを抑えるた
めに、下記の二通りのタイプのものが使用されてきた。
【0003】(1)図2に示すように外装フィルム21
の線膨張係数≧金属化フィルム22の線膨張係数で、か
つ、外装フィルム21の熱収縮率≦金属化フィルム22
の熱収縮率となる外装・金属化フィルム21,22を巻
回して金属化フィルムコンデンサを構成している。
【0004】(2)図3に示すように外装フィルム31
の線膨張係数≦金属化フィルム32の線膨張係数で、か
つ、外装フィルム31の熱収縮率≧金属化フィルム32
の熱収縮率となる外装・金属化フィルム31,32を巻
回して金属化フィルムコンデンサを構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、生産工程であるエージングの際に、それ
ぞれ下記のような問題が生じる。(1)の場合は外装フ
ィルムの線膨張係数の方が大きいために、昇温時に外装
フィルム21が金属化フィルム22より多く縮み、金属
化フィルム22を外装フィルム21が締め付け、なおか
つ、金属化フィルム22と外装フィルム21との間のエ
アーギャップは抑えるが、温度を常温に戻す工程で、熱
収縮率が金属化フィルム22の方が大きいために外装フ
ィルム21との間にギャップ24が生じてしまう(図2
参照)。図中23は、金属化フィルム22間の微小ギャ
ップである。
【0006】(2)の場合は(1)とは逆に昇温時には
金属化フィルム32の線膨張係数の方が大きいために、
金属化フィルム32が外装フィルム31より多く縮むた
めに、金属化フィルム32を外装フィルム31が締め付
けるという効果はなく、金属化フィルム32と外装フィ
ルム31との間、金属化フィルム22間にエアーギャッ
プ34,33が生じてしまう。しかし、温度を常温に戻
す工程で、熱収縮率が外装フィルム31の方が大きいた
めに、外装フィルム31との間のギャップはある程度抑
えられる(図3参照)。
【0007】以上の従来例に示すように、金属化フィル
ムの外周部の巻応力が弱く、外装フィルムとの間にエア
ーギャップが発生すると、耐電圧試験や連続耐用試験時
に、そのエアーギャップで自己回復作用が助長され、容
量減少を引き起こしてしまうという問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、容量減少のない優れた金属化フィルムコン
デンサを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の金属化フィルムコンデンサは、外装フィルム
の線膨張係数が金属化フィルムの線膨張係数の値より大
きく、なおかつ、その外装フィルムの熱収縮率が、金属
化フィルムの熱収縮率の値より大きい材料を用いた構成
とする。
【0010】
【作用】前記の構成において、金属化フィルムコンデン
サの製造における熱エージング工程の昇温時に、外装フ
ィルムの線膨張係数が金属化フィルムの線膨張係数より
大きいために、外装フィルムが金属化フィルムを締め付
けて金属化フィルムの外周部の巻緩みを抑え、つぎに温
度を常温に戻す工程では外装フィルムの熱収縮率の方が
金属化フィルムの熱収縮率より大きいために外周のエア
ーギャップを抑え込み、容量減少を少なくすることにな
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を説明する。図1にお
いて11は外装フィルム、12はポリプロピレンフィル
ムを誘電体とし、厚さ6μmの金属化フィルムであり、
巻回された金属化フィルム12の外周に外装フィルム1
1が巻装されて容量20μFのコンデンサ素子を構成し
ている。図中の13,14はエアギャップである。
【0012】ここで外装フィルム11は金属化フィルム
12に対し線膨張係数が大きく、熱収縮率も大きくなる
材料よりなっている。図4は耐電圧前後の容量変化率に
ついて示したものであり、本発明の実施例の外装フィル
ムの線膨張係数>金属化フィルムの線膨張係数でかつ、
外装フィルムの熱収縮率>金属化フィルムの熱収縮率と
なる、前記外装フィルム、金属化フィルム双方で巻回さ
れた金属化フィルムコンデンサがA。
【0013】従来例(1)の外装フィルムの線膨張係数
≧金属化フィルムの線膨張係数で、かつ、外装フィルム
熱収縮率≦金属化フィルムの熱収縮率となる、前記外装
フィルム、金属化フィルム双方で巻回された金属化フィ
ルムコンデンサがB。
【0014】従来例(2)の外装フィルムの線膨張係数
≦金属化フィルムの線膨張係数で、かつ、外装フィルム
の値収縮率≧金属化フィルムの熱収縮率となる、前記外
装フィルム、金属化フィルム双方で巻回された金属化フ
ィルムコンデンサがC。である。
【0015】図4より明らかなように、実施例のAの容
量変化率は従来例のB・Cに比べて著しく向上してい
る。図5は、JIS4908に基づき連続耐用試験を行
い、その1000時間後の容量変化率を示したものであ
る。なお図5中のA,B,Cについては前述した図4の
仕様と同様である。
【0016】図5において本実施例のAは従来例B・C
に比べ、容量減少は少なく1000時間後で−0.5%
以内におさまり非常に安定した結果となっている。以上
の2つの試験において本実施例の金属化フィルムコンデ
ンサの容量減少が小さかったのは、外装フィルムが外周
部の誘電体である金属化フィルムに巻応力を与え巻緩み
を抑え込んだことと、外装フィルムと金属化フィルムと
の間のエアーギャップを抑え込んだためで、それによっ
て自己回復作用が抑えられ、容量減少の抑制につながっ
たものと考えられる。なお、実施例では金属化フィルム
としてポリプロピレンフィルムを用いたがこれに代えて
ポリエチレンテレフタレートフィルムおよびそれらの組
み合わせについても同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】前記実施例の説明から明らかなように本
発明の金属化フィルムコンデンサは、外装フィルムの線
膨張係数と熱収縮率が金属化フィルムの値より大きいこ
とによって、容量減少の少ない安定した金属化フィルム
コンデンサの提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の金属化フィルムコンデンサ
素子の外周部の断面図
【図2】従来の金属化フィルムコンデンサ素子の外周部
の断面図
【図3】従来の他の例の金属化フィルムコンデンサ素子
の外周部の断面図
【図4】耐電圧試験前後の容量変化率を示したグラフ
【図5】連続耐用試験の容量変化率の経時変化を示した
グラフ
【符号の説明】
11 外装フィルム 12 金属化フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装フィルムとして、その線膨張係数お
    よび熱収縮率が、金属化フィルムの値より大きい材料を
    用いたことを特徴とした金属化フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】 異種フィルムを巻回してなる金属化フィ
    ルムのコンデンサであって、外装フィルムとして、その
    線膨張係数および熱収縮率が他の巻回フィルムの値より
    大きな値を持つ材料を用いたことを特徴とした金属化フ
    ィルムコンデンサ。
JP5309597A 1993-12-10 1993-12-10 金属化フィルムコンデンサ Pending JPH07161573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5309597A JPH07161573A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 金属化フィルムコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5309597A JPH07161573A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 金属化フィルムコンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07161573A true JPH07161573A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17994949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5309597A Pending JPH07161573A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 金属化フィルムコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07161573A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198924A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2016207828A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 ニチコン株式会社 コンデンサ素子およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198924A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2016207828A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 ニチコン株式会社 コンデンサ素子およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6954349B2 (en) Metallized film capacitor
US20060050467A1 (en) Metallized film capacitor
JPS59105311A (ja) 長円形2重コンデンサ−パツケ−ジ
US2735970A (en) Electrical condensers
JP3043140B2 (ja) フィルムコンデンサ
JPS5963711A (ja) 再生可能な層状コンデンサ
JPH09283366A (ja) コンデンサ
JP5012468B2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JP2010040573A (ja) フィルムコンデンサ及びその製造方法
JPS6127167Y2 (ja)
JPS58153322A (ja) コンデンサ
JPS587632Y2 (ja) 金属化フイルムコンデンサ
JPH04311017A (ja) 乾式高圧コンデンサ
JPH0533524B2 (ja)
JP2842350B2 (ja) 積層コンデンサ
JP3255778B2 (ja) 油浸オールフィルムコンデンサの製造方法
JP2572638Y2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JP2597213Y2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JPH0143853Y2 (ja)
JPS62183507A (ja) 積層コンデンサの製造方法
JPH0567540A (ja) フイルムコンデンサ
Kaiser Capacitors-various dielectrics and their applications
JPH0580129B2 (ja)
JPS62136014A (ja) 金属化フイルムコンデンサ
JP2006294789A (ja) 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ、インバータ回路、車両駆動用モータの駆動回路