JPH071621A - 分解性気泡シート - Google Patents
分解性気泡シートInfo
- Publication number
- JPH071621A JPH071621A JP16033692A JP16033692A JPH071621A JP H071621 A JPH071621 A JP H071621A JP 16033692 A JP16033692 A JP 16033692A JP 16033692 A JP16033692 A JP 16033692A JP H071621 A JPH071621 A JP H071621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- decomposable
- sheet
- bubble sheet
- degradable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂素材の気泡シート1と同一機能を有
し、かつ、廃棄後は土中で分解減容化できる。 【構成】 分解性気泡シート1を構成するキヤツプフイ
ルム2、バツクフイルム3として、何れも分解性フイル
ム10を用いる。該分解性フイルム10としては、澱粉
誘導体と変性ポリビニルアルコールとを結合したポリマ
ーを用いる。
し、かつ、廃棄後は土中で分解減容化できる。 【構成】 分解性気泡シート1を構成するキヤツプフイ
ルム2、バツクフイルム3として、何れも分解性フイル
ム10を用いる。該分解性フイルム10としては、澱粉
誘導体と変性ポリビニルアルコールとを結合したポリマ
ーを用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】緩衝包装、断熱材等に用いる気泡
シートであって、特に、使用後土中埋設などによって、
自らが分解減容する分解性気泡シートに関するものであ
る。
シートであって、特に、使用後土中埋設などによって、
自らが分解減容する分解性気泡シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多数の凸部を有するキヤツプフイルムに
平滑なバツクフイルムを貼着してなる気泡シートは、緩
衝材、断熱材として広く用いられている。
平滑なバツクフイルムを貼着してなる気泡シートは、緩
衝材、断熱材として広く用いられている。
【0003】しかし、該気泡シートの多くは、ポリエチ
レン、エチレン酢ビ共重合等の樹脂フイルムとして形成
されている。そのため廃棄後、埋設されても永久に腐ら
ず、動植物に種々の障害をおよぼすこととなり、地球的
規模で問題となって来ている。
レン、エチレン酢ビ共重合等の樹脂フイルムとして形成
されている。そのため廃棄後、埋設されても永久に腐ら
ず、動植物に種々の障害をおよぼすこととなり、地球的
規模で問題となって来ている。
【0004】この様な状況下では環境保全の一方法とし
て、プラスチツク緩衝包装材も廃棄後、土中の水分・微
生物その他により、自然環境下で自らが分解する生分解
性緩衝材の開発と、その実用化への社会的要請が極めて
大きい。
て、プラスチツク緩衝包装材も廃棄後、土中の水分・微
生物その他により、自然環境下で自らが分解する生分解
性緩衝材の開発と、その実用化への社会的要請が極めて
大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のごとく
緩衝包装材、断熱材としての有効な機能を持つ気泡シー
トの特性を損なうことなく使用され、かつ使用後廃棄さ
れたとき、自然環境下、特に土中埋設時、水分・微生物
その他の作用で減容化し、自然に還元するため、広い埋
立地とか焼却設備を必要としない。また動植物に害を及
ぼさないなど自然環境保全に有効な分解性気泡シートを
提供することである。
緩衝包装材、断熱材としての有効な機能を持つ気泡シー
トの特性を損なうことなく使用され、かつ使用後廃棄さ
れたとき、自然環境下、特に土中埋設時、水分・微生物
その他の作用で減容化し、自然に還元するため、広い埋
立地とか焼却設備を必要としない。また動植物に害を及
ぼさないなど自然環境保全に有効な分解性気泡シートを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1、図2、図3を用い
て以下に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
て以下に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0007】図1は、分解性気泡シートの1実施例の斜
視図であって、1は分解性気泡シート、2は分解性キヤ
ツプフイルム、3は分解性バツクフイルム、4は独立し
た空気室、5は凸部である。
視図であって、1は分解性気泡シート、2は分解性キヤ
ツプフイルム、3は分解性バツクフイルム、4は独立し
た空気室、5は凸部である。
【0008】図2は、分解性気泡シートの1実施例の断
面図であって、1、2、3および4は、図1と同様であ
る。
面図であって、1、2、3および4は、図1と同様であ
る。
【0009】図2に示すように、多数の凸部を有するキ
ヤツプフイルム2に平滑なバツクフイルム3を貼着し
て、気泡シート1を形成する。該2層の気泡シート1の
他に、キヤツプフイルム2の両面に平滑なフイルムを貼
着した、3層の気泡シート1でもよい。非分解性フイル
ムまたは非分解性シートを積層した気泡シート1であっ
てもよい。
ヤツプフイルム2に平滑なバツクフイルム3を貼着し
て、気泡シート1を形成する。該2層の気泡シート1の
他に、キヤツプフイルム2の両面に平滑なフイルムを貼
着した、3層の気泡シート1でもよい。非分解性フイル
ムまたは非分解性シートを積層した気泡シート1であっ
てもよい。
【0010】本発明の分解性気泡シート1の各フイルム
としては、分解性フイルム11を用いる。該分解性フイ
ルム11の素材としては、変性ポリビニルアルコール・
澱粉組成物を用いる。
としては、分解性フイルム11を用いる。該分解性フイ
ルム11の素材としては、変性ポリビニルアルコール・
澱粉組成物を用いる。
【0011】上記分解性フイルム11の素材は、ポリエ
チレンなどのポリオレフイン樹脂と同様に、押し出し成
形によってフイルムに形成できる。
チレンなどのポリオレフイン樹脂と同様に、押し出し成
形によってフイルムに形成できる。
【0012】図3は、分解性気泡シート製造の1実施例
を説明する図であって、1、2、3は図1と同様であ
る。また、6は加熱ロール、7は加熱加圧ゴムロール、
8は成形ロール、9は剥離ロール、10は熱風吹き出し
ノズルである。
を説明する図であって、1、2、3は図1と同様であ
る。また、6は加熱ロール、7は加熱加圧ゴムロール、
8は成形ロール、9は剥離ロール、10は熱風吹き出し
ノズルである。
【0013】分解性気泡シートは、例えば、図3に示す
特公昭37−13782記載の方法により製造すること
ができる。上記技術で製造する際、供給される分解性キ
ヤツプフイルム2、分解性バツクフイルムは、Tダイ
法、インフレーシヨンフイルム法の何れであってもよ
い。
特公昭37−13782記載の方法により製造すること
ができる。上記技術で製造する際、供給される分解性キ
ヤツプフイルム2、分解性バツクフイルムは、Tダイ
法、インフレーシヨンフイルム法の何れであってもよ
い。
【0014】
【作用】本発明の分解性気泡シート1は、自然環境では
品質が劣化しない合成樹脂を素材とする従来技術の気泡
シート1と同様に、緩衝包装材機能や断熱材機能を有す
る。
品質が劣化しない合成樹脂を素材とする従来技術の気泡
シート1と同様に、緩衝包装材機能や断熱材機能を有す
る。
【0015】土中に埋設すると、分解性フイルム11は
微生物によって容易に分解し、本発明の分解性気泡シー
トは形状が破壊され、減容する。土中では、分解性気泡
シート1が水分を吸収して膨張し、微生物による分解は
促進される。これに対して、合成樹脂製の気泡シート1
は、土中埋設しても非常に長期間品質が劣化せず、減容
もしない。従って、本発明の分解性気泡シート1は、合
成樹脂製の気泡シート1と違い、使用後の廃棄処理が容
易になる。
微生物によって容易に分解し、本発明の分解性気泡シー
トは形状が破壊され、減容する。土中では、分解性気泡
シート1が水分を吸収して膨張し、微生物による分解は
促進される。これに対して、合成樹脂製の気泡シート1
は、土中埋設しても非常に長期間品質が劣化せず、減容
もしない。従って、本発明の分解性気泡シート1は、合
成樹脂製の気泡シート1と違い、使用後の廃棄処理が容
易になる。
【0016】
【実施例1】変性ポリビニルアルコール・澱粉組成物
で、MFR(メルトフローレート)=9、融点=136
℃、比重=1.26の該分解性ポリマー10を、インフ
レーシヨンフイルム成形機により分解性フイルム11に
成形した。
で、MFR(メルトフローレート)=9、融点=136
℃、比重=1.26の該分解性ポリマー10を、インフ
レーシヨンフイルム成形機により分解性フイルム11に
成形した。
【0017】上記インフレーシヨンフイルム成形機とし
て、下記のものを用いた。押出機(スクリユー径=φ4
0、L/D=24、圧縮比=2.5)に、ダイスリツプ
径=φ150、リツプ間隔=0.8mmのスパイラル・
インフレーシヨンダイを付け、指示温度=130〜14
5℃としてスクリユー回転数=60RPMで押し出し
た。そのときの、分解性フイルム11の吐出量は28k
g/hrであった。
て、下記のものを用いた。押出機(スクリユー径=φ4
0、L/D=24、圧縮比=2.5)に、ダイスリツプ
径=φ150、リツプ間隔=0.8mmのスパイラル・
インフレーシヨンダイを付け、指示温度=130〜14
5℃としてスクリユー回転数=60RPMで押し出し
た。そのときの、分解性フイルム11の吐出量は28k
g/hrであった。
【0018】上記分解性フイルム11を、分解性キヤツ
プフイルム2および分解性バツクフイルム3として用
い、図3に示す製造装置により分解性気泡シート1を得
た。該分解性気泡シート1の目付けは90g/平方メー
トルであった。
プフイルム2および分解性バツクフイルム3として用
い、図3に示す製造装置により分解性気泡シート1を得
た。該分解性気泡シート1の目付けは90g/平方メー
トルであった。
【0019】
【埋設試験】実施例1の分解性気泡シート1を土中に埋
設し、7日後と49日後の重量変化を測定した。重量減
少率は、7日後の重量減少率>39%、49日後の重量
減少率>55%であった。
設し、7日後と49日後の重量変化を測定した。重量減
少率は、7日後の重量減少率>39%、49日後の重量
減少率>55%であった。
【0020】
【暴露試験】実施例1の分解性気泡シート1を地上に放
置し、好気性微生物による分解性を測定した。10月経
過後、重量減少率=91%、分解率=78%であった。
ただし、上記分解率は、炭酸ガスの、理論発生量に対す
る実発生量の百分率である。
置し、好気性微生物による分解性を測定した。10月経
過後、重量減少率=91%、分解率=78%であった。
ただし、上記分解率は、炭酸ガスの、理論発生量に対す
る実発生量の百分率である。
【0021】
【発明の効果】本発明の分解性気泡シート1は、合成樹
脂製の気泡シート1と同等の、緩衝包装性、断熱性を有
する。
脂製の気泡シート1と同等の、緩衝包装性、断熱性を有
する。
【0022】使用後廃棄処理された本発明の分解性気泡
シート1は、土中埋設でも地上放置でも、微生物等によ
り分解減容する。
シート1は、土中埋設でも地上放置でも、微生物等によ
り分解減容する。
【0023】使用後焼却しても、本発明の分解性気泡シ
ート1は植物同様に穏和な完全燃焼をし、合成樹脂のよ
うに焼却炉を損なう高温、有毒ガス発生などの弊害はな
い。
ート1は植物同様に穏和な完全燃焼をし、合成樹脂のよ
うに焼却炉を損なう高温、有毒ガス発生などの弊害はな
い。
【図1】分解性気泡シートの1実施例の斜視図である。
【図2】分解性気泡シートの1実施例の断面図である。
【図3】分解性気泡シート製造の1実施例を説明する図
である。
である。
1 分解性性気泡シート(または、気泡シート) 2 分解性キヤツプフイルム(または、キヤツプフイ
ルム) 3 分解性バツクフイルム(または、バックフイル
ム) 4 独立した空気室 5 凸部 6 加熱ロール 7 加熱加圧ゴムロール 8 成形ロール 9 剥離ロール 10 熱風吹き出しノズル 11 分解性(または、分解性フイルム)
ルム) 3 分解性バツクフイルム(または、バックフイル
ム) 4 独立した空気室 5 凸部 6 加熱ロール 7 加熱加圧ゴムロール 8 成形ロール 9 剥離ロール 10 熱風吹き出しノズル 11 分解性(または、分解性フイルム)
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の凸部を有するキヤツプフイルムに
平滑なバツクフイルムを貼着してなる気泡シートにおい
て、該キヤツプフイルムとバツクフイルムの素材が、変
性ポリビニルアルコールと澱粉を結合したポリマーであ
ることを特徴とする分解性気泡シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16033692A JPH071621A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分解性気泡シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16033692A JPH071621A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分解性気泡シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071621A true JPH071621A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15712776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16033692A Pending JPH071621A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分解性気泡シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071621A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009178875A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 合成樹脂製中空部材 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP16033692A patent/JPH071621A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009178875A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 合成樹脂製中空部材 |
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