JPH0716251B2 - カラー映像ビデオ信号を合成する電子装置 - Google Patents

カラー映像ビデオ信号を合成する電子装置

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JPH0716251B2
JPH0716251B2 JP60082709A JP8270985A JPH0716251B2 JP H0716251 B2 JPH0716251 B2 JP H0716251B2 JP 60082709 A JP60082709 A JP 60082709A JP 8270985 A JP8270985 A JP 8270985A JP H0716251 B2 JPH0716251 B2 JP H0716251B2
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ペトロ・ヴラホス
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アルテイメイト・コーポレーシヨン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/74Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
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Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明は、前景(FGすなわちForeground)シーンのビデ
オ信号と、背景(BGすなわちBackground)シーンのビデ
オ信号とを合成する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
青スクリーンのような色付きバックの前に配置した被写
体を撮影して、前景(FG)シーンの前景ビデオ信号を作
り、この前景ビデオ信号から色付きバックに対応する部
分を引き去ることにより、黒をバックとする被写体の信
号を作り、このような引き去り処理をした前景ビデオ信
号を、別に作成した背景シーンの背景ビデオ信号にある
処理(被写体に対応する部分ではビデオ信号を消すよう
な処理)を施した信号に加えあわせて、前景(FG)ビデ
オ信号と背景(BG)ビデオ信号とを合成する、青スクリ
ーン型のリニアFG・BG装置が、米国特許第3,595,987
号、第4,007,487号、第4,100,569号、第4,344,085号、
第4,409,611号の各明細書に記載されており、さらに、
米国特許出願第520,067号(1983年6月13日出願)には
リニア技術を用いてビデオ映像を合成する技術の一連の
改良が開示されている。
これらの技術では、まず、引き去り法により色付きバッ
クの色を前景ビデオ信号から除去して、あたかも黒のバ
ックの前に置かれているように被写体を残す。それから
背景となるシーン(光景)が、色付きバックのあった場
所に、色付きバックの輝度おらび鮮明度に比例して出現
させられることによって、2つの映像を組み合わせる。
背景シーンの、この比例制御によって、煙,霧,ガラス
器などのを含む透明な被写体および半透明な被写体を十
分に正確に表すことができる。
前景(FG)被写体のビデオ信号は、スイッチングのよう
な電子的処理を受けないから、前景用カメラの解像度が
そのまま合成映像中に保持される。前記した米国特許明
細書には、この技術が完全に記載されている。色付きバ
ックの色を除去する方法は、引き去り法によるもので、
符号化の前または後に行うことができる。
〔発明の概要〕
(I)本発明は、ビデオ信号合成装置の実際的な使用に
おいて生じる幾つかの問題を解消するものである。その
ような問題の1つは色付きバックの除去に関するもので
ある。
通常のやり方は、前景ビデオ信号を見かけ上、バックの
領域において零にするものである。そのようにしない
と、バックの領域に出現させられる背景映像が、バック
の色の影響により、覆われたような状態すなわちベール
されたような状態となる。そのためには、通常、バック
領域における(前景ビデオ信号の)赤すなわちR,緑すな
わちG,青すなわちBの各色成分信号に等しい電圧(これ
らを反ベール電圧と称する。)を、前景ビデオ信号の赤
成分,緑成分,青成分それぞれから引き去る。この引き
去り法は、色付きバックが単に垂直な青スクリーンだけ
である場合には、十分に良く機能する。しかし、色付き
バックが垂直な部分から、コーブと称される1/4円筒状
部を介して床へと移行するような場合には、垂直な部分
と、コーブの部分と、床の部分とでは、カメラに対して
の角度が相違するから、これらの部分が同等の青色であ
っても、床の部分とコーブの部分は、垂直な部分に比べ
て、緑と赤の色成分をより高い割合で含んでいること
が、常に観察される。したがって、垂直の部分を黒くす
る反ベール電圧を用いると、床の部分とコーブの部分と
においては、引き去りが不十分となるので、床の部分で
は黒でなく灰色が残り、また、コーブの部分では時には
明るい線が残ってしまう。そこで、床の部分が黒くなる
まで、すなわち、零ビデオになるまで、(前景ビデオ信
号から差し引くべき)反ベール電圧を高くすることが必
要である。しかし、床の部分のために必要な反ベール電
圧の値は、壁の垂直の部分のために必要とされる反ベー
ル電圧の値よりも大きいから、床の部分のために必要な
反ベール電圧を一律に前景ビデオ信号から差し引くと、
垂直の部分のビデオ信号は零より下(負)に低下する。
その結果、壁の垂直な部分の手前にある被写体の輪郭が
僅かではあるが黒っぽくなる。このように輪郭が黒ずむ
こと(黒の縁取りを生じること)は、もちろん好ましく
ないので問題となる。
青色の舞台装置のある面、床の部分および壁の垂直の部
分のいずれにも平行でないある角度をなしていると、別
の問題が生じる。その舞台装置は、僅かではあるが異な
る色成分のレベルを示すから、床の部分や壁の垂直の部
分に必要とされる反ベール電圧とは異なる反ベール電圧
が必要となる。
本発明によれば、これらの問題は、まず、ビデオ表示の
走査線ごとに1回調整される1組(赤用,緑用,青用の
組)の反ベール電圧を得ることによって解決される。走
査線ごとに1回の反ベール電圧の調整によって、壁の垂
直な部分に対して、コーブの部分に対して、そして、床
の部分に対して、それぞれ必要とされる反ベール電圧が
得られる。ビデオ表示の走査線のそれぞれにおいて、
(前景シーンから色付きバックを除去した)ビデオ信号
が、負となることなしに、または零クリップによってカ
ットオフされることなしに、色付きバックのすべての領
域に対して正確な零ビデオが達成されるよう、反ベール
電圧が調整できる。したがって、垂直の部分は理想的な
零ビデオであり、縁の黒ずみを生ずることはなく、か
つ、床の部分も零ビデオであって、薄い灰色のベールに
よる隠蔽作用が解消される。本発明の実施例では、スイ
ッチ操作によって、反ベール電圧がフィールド毎に1回
調整されるよう、切り替えることができる。
次に、反ベール電圧の調整を、各走査線に沿って、瞬時
的・連続的に調整することにより、フィールドを横断し
て連続していない一様な色および他の青色の舞台装置の
ような被写体も完全に除去することができる。床の部分
に、煙や、もやを作りたい場合には、この瞬時的・連続
的な調整を用いる必要はない。
(II)本発明の別の特徴は、青論理回路の改良に関する
ものである。青論理回路は、前景被写体が青みがかかる
ことを防止するために、前景ビデオ信号の青(B)成分
をクランプする手段である。青スクリーンの前に置かれ
た被写体は、特にその周辺において、スクリーンの青が
反映して青みがかってしまう。また、広い青スクリーン
からの光を受けるレンズは、そのレンズのフレアのため
に、青みがかったフィルタを通して見たような被写体の
像を形成する。前記した米国特許に記載の従来の装置の
中には、青のバックの前に緑色の植物が沢山植えられて
いる庭を、人が歩いているようなシーンにおいて、人の
肌色を青みがからせることなく再生することを可能とす
るものであった。しかし、その装置では、緑色の植物
が、みな青緑色となってしまう欠点があった。青みがか
らない緑色で植物が正しく再生されるよう、その装置を
調節すると、今度は、肌色が青紫色になってしまう。
本発明により、青のバックからの上記した影響をなくす
ようにしつつ、同一のシーンにおいて、肌色と緑色とを
同時に適正に再生できるように青論理回路が改良され
る。
(III)本発明のさらに別の面は、制御信号Ecの改良で
ある。制御信号Ecは、前景ビデオ信号から導出される、
色付きバックの輝度および鮮明度に比例した信号であ
る。制御信号Ecは、そのレベルが、色付きバックの各色
成分信号に対応して個別に調節(スケール処理)される
と、色付きバックの色成分それぞれに対応した反ベール
信号となる。制御信号Ecは、前景シーンの被写体領域に
おいては「0」であり、十分に照明された色付きバック
の領域において「1」となる関数を呈する。なお、この
制御信号Ecに応じて背景ビデオ信号を制御することによ
り、背景シーンが、色付きバックのあった場所に、色付
きバックの輝度および鮮明度に比例して出現させられ
る。
制御信号Ecの簡単なロジックは、 Ec=B−K(G/R)Hi から理解できる。ここで、B,R,Gは、それぞれ、前景ビ
デオ信号の青,赤,緑の色成分のレベルであり(例えば
中間の灰色ではB=G=R=0.5である。)、また、(G/
R)Hiは、所与の任意の時点において、GとRのうちの大
きい方を表す。そして、上式の右辺が負である場合に
は、Ecは零として扱われる。従って、制御信号Ecの従来
の典型的な式は、 Ec=[B−K(G/R)Hi]+ と表すことができる。ここに、[]は、零以上の値を
とること、すなわち、B−K(G/R)Hiが負であれば零とし
て扱うこと(零クリップ)を意味する。肌色が典型的
に、B=0.3,G=0.32,R=0.7であるとすると、その肌色
ではEc=[0.3−K・0.7]となる。従って、後述する
ように、Kの値が大きければ、青のバックから肌色へと
移行する場合の方が、GとRが等しい白へと青のバック
から移行するときよりも、Ecは早く零になる。言い換え
ると、白に対してのEcが零であるときには、肌色および
赤に対して上式の右辺は既に負になっている。このため
に、肌の輪郭が暗くなってしまう。
本発明においては、Ecの式は、 [B−K(G/K2R)Hi]+ に変更される(ここで、[]は、零以上の値をとるこ
と、すなわち、B−K(G/K2R)Hiが負であれば零として扱
うことを意味する。)。独立のパラメータK2によって、
赤と肌色とについて、白すなわち寒色とは別に調節でき
る。したがって、白と肌色について、上記の典型的な式
の右辺を負にするようなことなしに、Ecを零にすること
ができる。この機能により人の顔の輪郭が暗くなる傾向
を解消できる。
(IV)本発明の更に別の面は、反転窓を使用することで
ある。反転窓は、室内の背景を消し、そこに適切な色の
領域を出現させるものである。この反転窓は青色の被写
体部分が透明になり、その透明の部分を通して背景が透
けて見えるという問題を解決するものである。たとえば
顔の大写しにおいて、眼の色が非常に青いと、その眼の
G/R比は比較的低く、背景シーンの映像が透けて見える
傾向が生じる。同様に、自動車のコマーシャルにおいて
は、クロームメッキされているホイールキャップが青の
床の青色を反射して、その部分が透明のようになり、そ
れを通して背景シーンの映像が見えるような穴を出現さ
せる。
4つの辺を持つ反転窓で、あるいは任意の形状の反転窓
で、青色の被写体部分を囲み、その反転窓の領域内では
背景シーンの映像が遮断されるようにすることが、反転
窓の機能である。したがって、反転窓の領域内では背景
シーンの映像は透けて見えることはない。
本発明の別の面は、反転窓内の領域に対して、反ベール
電圧を、保持し又は除去することである。反転窓内の領
域に対して反ベール電圧が保持されていると、青色の被
写体部分の色が灰色または黒色になる傾向があり、逆に
反ベール電圧が除去されていると、青色の被写体部分の
元の色が保持される。何れの場合も、反転窓内の青色被
写体部分の色を強め、変え、または置き換えるために、
着色制御器を使用できる。
(V)本発明の別の面は、題名(タイトル)を表す外部
信号またはその他の信号を導入できるようにする制御に
関するものである。そのタイトルは画面の上に重畳さ
れ、または合成されている被写体の後ろに重畳される。
タイトルのそのような重畳は、他の装置により行われて
いるが、本発明に用いられる独特の技術の組み合わせに
よって、タイトルを完全に透明で、発光して輝いている
感じを持たせて画面にはめ込むことができる。透明度は
完全な透明から半透明、および完全な不透明まで制御で
きる。
被写体のピンボケの映像がこのタイトルのための回路に
挿入されると、その映像により被写体が輝いている見え
る。その輝きは完全に透明で、自身で発光するようなも
のである。すなわち、発光しているような輝きが被写体
を表す既存のレベルに加えられる。
第1図に示されるような、3つの前景ビデオ・チャンネ
ル(RGB)と3つの背景ビデオ・チャンネル(RGB)を用
いる合成装置は、RGB出力を有するテレビカメラその他
の装置によって適切であるが、映画フィルム走査器のよ
うなテレビジョン装置および輝度チャンネルを用いるあ
る種のカメラを使用できるよう、第4の前景のチャンネ
ルと第4の背景のチャンネルを付加できる。第4のチャ
ンネルの付加は赤チャンネルを2倍にすることによって
行える。また、背景のチャンネルに挿入することも実際
的である。YIQ、Y R−Y B−Yのような他の様式がRGB様
式へ変えられる場合には、それらの他の様式も前景のチ
ャンネルと背景のチャンネルのいずれか、または双方に
採用できる。
この明細書における説明、図および式は一般に青のバッ
クについてのものであるが、色付きバックは緑または赤
とすることもできる。従って、記号RGBを用いた式にお
いて、Bは人に見える優勢な色を表すものであり、Rと
Gはある原色を一般に伴う他の2種類の原色を表す。青
クランプ回路すなわち青論理回路、およびEc論理回路
は、青、緑または赤のバックの色に対して等しく良く機
能する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
本発明の実施例に係る電子装置のブロック回路図が第1
図に示されている。青スクリーンのバックの前に配置し
た被写体を撮影して得られた前景(FG)シーンのビデオ
信号の赤成分,緑成分,青成分,増幅器1,2,3にそれぞ
れ印加される。合成された状態において上記被写体の背
景を構成するための背景(BG)ビデオ信号の赤、緑、青
の色成分信号が、それぞれ増幅器,4,5,6に印加される。
増幅器1から前景ビデオ信号赤成分が、掛算器7を介し
て出力加算混合器8に与えられる。増幅器2の出力端子
から前景ビデオ信号緑成分が掛算器9を介して出力加算
混合器10へ与えられる。増幅器3の出力端子から前景ビ
デオ信号青成分が、青論理(ロジック)回路11と掛算器
12を介して出力加算混合器13へ与えられる。青論理回路
11の機能については、前景シーンの青成分を青ロジック
に従って制限(クランプ)することである。これについ
ては後で説明する。前景ビデオ信号の赤、緑、青の各色
成分は、Ec論理回路14へ与えられる。このEc論理回路14
は、Ec論理式に従って制御信号Ecを発生する。制御信号
Ecを利用して、赤,緑,青の各色成分に対応した反ベー
ル電圧がそれぞれ生成され(詳細後述)、掛算器7,9,12
のX入力の−(マイナス)端子にそれぞれ与えられる。
ここで、掛算器7,9,12は、X入力値(その+端子から−
端子の値を減じた値)との積に比例した値を出力するも
のである。掛算器7,9,12は、それらの各Y入力値が(正
規化をしたものとして)「1」であるとすると、それら
の出力には、前景ビデオ信号の各色成分から対応した反
ベール電圧を引き去った後の信号が生じ、もって、青の
バックが除去されて、あたかも黒のバックの前に置かれ
たような被写体の信号が得られる。
背景ビデオ信号の赤、緑、青の各色成分は、増幅器4,5,
6から掛算器15,16,17のX入力に直接与えられる。掛算
器15,16,17のY入力に与えられる(Ec論理回路14から
の)制御信号Ecに従って、そのリニア関数としての係数
(0〜1)が、X入力値すなわち背景ビデオ信号の赤、
緑、青の各色成分に掛けられ、掛算器15,16,17の出力に
生じる。(リニアアンド・ゲート83については後述す
る。)掛算器15,16,17のこれらの出力は、出力加算混合
器8,10,13において、掛算器7,9,12からの(青のバック
が除去されて)黒をバックとする被写体の信号と組み合
わされる。このようにして、被写体の新しい背景となる
べきシーンが、除去された青のバックのあった場所に、
(色付きバックの輝度および鮮明度に比例している)制
御信号Ecに比例して出現させられる。
制御信号Ecが、線18を介して、抵抗器21,20,19へ印加さ
れると、掛算器7,9,12のX入力の−端子へ反ベール電圧
が与えられる。(リニアアンド・ゲート84については後
述する。) 制御信号Ecを、フィールド毎に1回または走査線毎に1
回の割合で、背景シーンの青のバックのビデオ信号の各
色成分に応じて調整(スケール処理)するために、抵抗
器21,20,19をシャントする電界効果トランジスタ(FE
T)24,23,22が設けられる。FET24,23,22によるシャント
の程度は、比較器およびサンプルホールド回路から成る
回路27,26,25によって制御される。
これらの回路27,26,25の機能は、後述から明らかになる
ように、前景ビデオ信号の赤、緑、青の各色成分と、与
えられた制御信号Ecとを比較し、ピーク検出器28により
ピークが検出された時点における、それら間の差に基づ
いてFET24,23,22を制御し、前景の青のバックの領域に
おいて、制御信号Ecを、前景ビデオ信号の赤、緑、青の
各色成分に等しくなるよう、レベルを調整して反ベール
電圧を得ることである。レベルの調整は、FET24,23,22
が抵抗21,20,19をシャントする程度を、制御することに
より行われる。前景ビデオ信号の赤、緑、青の各色成分
それぞれについて、このように調整された制御信号Ec
が、反ベール電圧である。反ベール電圧は、抵抗21,20,
19の図示上側の端子に現れ、掛算器7,9,12のX入力の−
端子に与えられる。したがって、掛算器7,9,12のX入力
の+端子の値(前景ビデオ信号の赤、緑、青の色成分)
と、X入力の−端子の値(反ベール電圧)とが、前景シ
ーンの青のバックの領域において等しくされるから、青
のバックの領域では掛算器7,9,12の出力は零となり、前
景ビデオ信号の赤、緑、青の各色成分から青のバックに
対応する信号を除去した信号が掛算器7,9,12の出力とし
て得られる。
比較器およびサンプルホールド回路から成る回路27,26,
25が、ビデオ表示のフィールド毎に1回、または、走査
線ごと1回だけ、制御信号Ecのレベルの調整動作を行う
ようにするために、ピーク検出回路28が設けられる。
(なお、スイッチS2(39)は通常閉じている。)ピーク
検出回路28は、フィールド毎に1回の割合でEcのピーク
を検出するよう動作するか、走査線ごとに1回の割合で
Ecのピークを検出するよう動作する。これらの動作モー
ドの切換は、後述するように時定数の変更により行われ
る。第2図を参照して後述するように、ピーク検出回路
28のピーク検出に応じて、フィールド毎に1回または走
査線ごと1回の割合で、制御信号Ecのレベルの調整動作
が行われる。
ところで、ポテンシオメータ21,20,19の摺動子からの出
力レベルが、ポテンシオメータ34,33,32の摺動子からの
出力レベルよりも低くなるよう、それらの摺動子が設定
されていると、第2図を参照して後述するように、回路
27,26,25は負の出力を生じることになるので、FET24,2
3,22は高抵抗となり、抵抗21,20,19に対してシャント作
用は働かない。このような状態においては、次に述べる
瞬時的・連続的に反ベール電圧の調整が行われる。
青の舞台装置のような物体を前景ビデオ信号から除去す
る目的で、各走査線に沿って瞬時的・連続的に反ベール
電圧の調整を行うため、演算増幅器31,30,29およびFET3
7,36,35が用いられる。FET24,23,22による、抵抗21,20,
19に対してのシャント作用が働かない(抵抗21,20,19の
図示上側の端子の電圧が上昇しようとする)状態では、
増幅器31,30,29は、その正(+)の入力がその負(−)
の入力よりも高くなろうとするので、正の出力を生じ、
これにより、FET37,36,35が抵抗21,20,19に対してシャ
ント作用を及ぼし、(抵抗21,20,19の図示上側の端子に
表れる)反ベール電圧が、前景ビデオ信号の赤、緑、青
の各色成分信号に等しくなるよう働く。この動作は、回
路27,26,25による動作がフィールド毎に1回または走査
線ごと1回の割合であるのと相違して、瞬時的・連続的
なものである。増幅器31,30,29はビデオ信号の周波数、
すなわち、5MHzないしそれ以上で動作するよう選択され
る。
この瞬時的・連続的な反ベール電圧の調整の状態から、
ポテンシオメータ34,33,32の摺動子からの出力レベル
が、ポテンシオメータ21,20,19の摺動子からの出力レベ
ルよりも低くなる方向に、摺動子の設定を変更していく
と、増幅器31,30,29は、その正(+)の入力がその負
(−)の入力と同じか低めになり、FET37,36,35による
シャント動作が停止する。そうすると、回路27,26,25の
制御による場合にたとえば青の舞台装置によるベールさ
れた状態が残っていれば、それを確認することができ
る。
ポテンシオメータ34,33,32を手動操作し、回路27,26,25
への入力レベルを調節することによって、掛算器7,9,12
へ与えられる反ベール電圧を、通常に反ベール電圧から
ずらすことができるから、種々のベールされた状態を作
ることができる。これにより、所望のベール作用を意図
的に導入でき、それにより霧、煙、反射を強調すること
も可能である。
スイッチS2(39)を開放すると、その後はピーク検出器
28からのパルスが回路27,26,25へ与えられないから、回
路27,26,25の出力の更新は行われず、スイッチS2(39)
の開放時点の反ベール電圧が保持される。回路27,26,25
は、正しい出力を生じるまでに多少の時間を要するの
で、カメラをパンさせるとき、パンの終わりでの映像が
見苦しくなることがある。しかし、カメラをパンさせる
前に、そのパンの終わりの位置での反ベール電圧を、ス
イッチS2(39)の開放を利用して予めセットしておけ
ば、そのような不都合を回避できる。
第2図を参照して、以下に反ベール回路の機能をより詳
細に説明する。
第2図は、前景ビデオ信号の赤チャンネル用のピーク検
出器28と反ベール回路とを示すものである。ピーク検出
器28は、結合コンデンサ40と、放電抵抗41,42と、ダイ
オード43と、比較器44とで構成される。コンデンサ40
に、Ec論理回路からの制御電圧Ecにより、ダイオード43
の順電圧降下に相当する電荷が充電されると、比較器44
に高出力(+5V)を生じさせる。そうでない時は、比較
器44の出力は低レベルである。コンデンサ40は抵抗42を
介して放電される(スイッチS1(38)が閉じられると、
放電の時定数は小さくなる。)。このようにして、制御
信号Ecがほぼピークの時には比較器44に高出力が生じ、
ピークより低い時は比較器44の出力は零である。比較器
44が低出力のときに、比較器およびサンプルホールドか
ら成る回路27のスイッチ45は閉じており、高出力のとき
に、スイッチ45が開路する。比較器44の出力状態は、回
路27のためのクロックパルスすなわちサンプリングパル
スを表す。
ピーク検出器28の動作速度は、上記の時定数に依存す
る。コンデンサ40と抵抗42の組み合わせ時(スイッチ38
の開路時)の時定数は、フィールドごとに1つより多く
ない程度の頻度でサンプリングパルスが生じるよう、選
定される。スイッチ38を開いておくことにより、反ベー
ル電圧はフィールドごとにほぼ1回調整される。
スイッチS1(38)が閉じられているとき、コンデンサ40
と抵抗41,42の組み合わせによる時定数は、走査線ごと
に1回以上であるが、2本の走査線に対して1回以下と
いう程度の頻度でサンプリングパルスが生じるよう、選
定される。このように、スイッチ38を閉じることによ
り、走査線毎にほぼ1回の反ベール電圧の調整が行われ
る。従って、青スクリーンの垂直な部分に対して、コー
ブの部分に対して、床の部分に対して、それぞれ必要と
される反ベール電圧を得ることができる。第1図に示す
ようにポテンシオメータ28Aを設ければ、各走査線中に
おいてコンデンサ40に印加される電圧変化の量を制限す
ることができる。
ピーク検出器28は、第1図の比較器およびサンプルホー
ルドから成る回路26,25の動作のタイミングもとる。図
示してないが、輝度信号を伝えるために第4のチャンネ
ルがしばしば用いられる。
第2図に戻って、比較器およびサンプルホールド回路か
ら成る回路27は、ピーク検出器28からのサンプリングパ
ルスに応じて、フィールド毎に1回または走査線毎に1
回の割合で動作する。ピーク検出器28が制御電圧Ecのピ
ークを検出して、スイッチ45が開かれると、その時点の
前景ビデオ信号の赤成分(R)に対応した、比較器46の
出力値が、ホールド回路(48,47)に保持される。その
保持された出力値に応じて、FET24の(ポテンシオメー
タ21をシャントしている)抵抗値が制御されることによ
り、ポテンシオメータ21の上側端子における(掛算器7
のX入力の−端子に与えられる)信号電圧が、掛算器7
のX入力の+端子への電圧(すなわち前景ビデオ信号の
赤成分)と等しくされて反ベール電圧となる(ただし、
以上は、回路27が負の出力を生じない場合、すなわち、
ポテンシオメータ34からの出力レベルが、ポテンシオメ
ータ21の出力レベルよ低い場合の動作である)。このよ
うにして、前景ビデオ信号赤成分に対して、制御電圧Ec
の調整により反ベール電圧が得られる。前景ビデオ信号
緑成分および青成分それぞれに対しても、同様に制御電
圧Ecを調整することにより、緑成分,青成分に対応した
反ベール電圧が得られる。従って、前景シーンの色付き
バックを表すビデオ信号を、十分に完全に除去すること
ができる。ポテンシオメータ21,34は、得られる反ベー
ル電圧を、対応する色成分の信号に一致させたり、小さ
めにしたり、大きめにしたりするために利用できる。
ベール作用を利用したい場合には、反ベール電圧を、対
応する色成分の信号より小さくする。これは、ポテンシ
オメータ34からの信号レベルを小さくするか、ポテンシ
オメータ21からの信号レベルを大きくすることによって
行える。反ベール電圧が対応する色成分信号より小さい
限りは、増幅器31は負出力を生じ、従って、FET37は、
遮断状態であるから、FET24の動作に全く影響を及ぼさ
ない(増幅器31は実質的に機能しないことになる)。
しかし、反ベール電圧が対応する色成分信号より大きく
なるようにすると、増幅器31の出力が正になろうとする
ので、FET37がポテンシオメータ21に対してシャント作
用を与えることになり、反ベール電圧は対応する色成分
信号に等しくなるよう修正される。かかる状態におい
て、前景ビデオ信号赤成分の急な増大(これは、舞台装
置の青色の平らな部分で経験される。)が生じると、増
幅器31はそれを瞬時に阻止する。増幅器31の動作範囲
は、ポテンシオメータ21,34により定められる信号差に
制限される。
この瞬時動作反ベール回路の重要性は、青バックの色成
分を、各色成分の瞬時値が如何なる時点で不特定量変化
しても、丁度零まで減少させ得ることにある。わかりや
すく言えば、色付きバックの色が一様でなく、あるいは
色付きバックの部品の青色の種々の陰にもかかわらず、
全ての領域において、色成分の除去を、零より小さい値
にすることなく零にすることができ、どの場所の前景被
写体にも縁部くろずみ効果が起こらない、ということで
ある。過剰な反ベール電圧を用いれば舞台装置の除去は
可能であるが、そうすると、前景被写体の縁部が黒ずむ
欠点があった。
改善したEc(第4図)についての説明 前述の通り、制御信号Ecの典型的な式は、Ec=[B−K
(G/R)Hi]+で表せる。ここで、B,R,Gは、それぞれ、前景
ビデオ信号の青,赤,緑の色成分であり、そして、(G/
R)Hiは、所与の任意の時点において緑成分Rと赤成分G
のうちの大きい方を表し、また、[]は、零以上の値
をとること、すなわち、B−K(G/R)Hiが負である場合に
はEcは零として扱うことを意味する。
制御信号Ecは、従って、前景ビデオ信号から導出され
る。明るい青スクリーンにおいて、B=0.8,G=0.4,R=
0.2である場合を仮定する。K=1であるとすると、Ec
=0.8−0.4=0.4となる。同じ青スクリーンの暗い場所
において、B=0.4,G=0.2,R=0.1であるとEc=0.2とな
る。従って、制御電圧Ecは、色付きバックの明るさ即ち
輝度が増すと、大きくなることが解る。次に、B=0.8,
G=0.4,R=0.2,Ec=0.4である、明るい同じ青スクリー
ンを、もし、緑がかったガラスを通して見ると、B=0.
8,G=0.6,R=0.2のように変化しEc=0.2となり、これに
対して、青みがかったガラスを通して見ると、B=1.0,
G=0.4,R=0.2のように変化しEc=0.6となる。このこと
は、色がより純粋であるために鮮明であると、制御電圧
Ecが大きくなることを示している。さらに、ここで、白
いカード(B=G=R=1.0で、Ec=0)を同じ青スク
リーンの前に置き、青スクリーンと白いカードとの境界
の領域、すなわち、青スクリーンが半分しか見えないよ
うな小さい領域について考えると、B=0.9,G=0.7,R=
0.6であり、Ec=0.2となる。これを、青スクリーンが完
全に見える場合のEc=0.4と比べると、青のバックの見
える程度が少なくなって鮮明度が低下すると、制御電圧
Ecが小さくなることを示している。このように、制御信
号Ecは、前景ビデオ信号から導出される、色付きバック
の輝度および鮮明度に比例した信号である。
次に、前景被写体の輪郭の黒ずみの問題に関し、例を挙
げて説明する。典型的な青スクリーンではB=0.75,G=
0.35,R=0.25、従ってK=1とするとEc=0.75−0.35=
0.4であり、中間の灰色(色なし)ではB=G=R=0.5
でEc=0であり、肌色のような暖色では例えばB=0.3,
G=0.32,R=0.7でK=1とするとEc=[0.3-0.7]+=[-0.
4]+=0である。
この具体例において、前景シーンにおける青のバックか
ら灰色への移行の境界について、Ecの変化を考えると、
EcはスクリーンのEc=0.4からの灰色のEc=0へ向けて
変化する。これに対して、前景シーンにおける青のバッ
クから肌色への移行の境界におけるEcの変化では、Ecの
値は、(スクリーンの)0.4から(肌色の)−0.4へ向け
て変化し始め、B−K(G/R)Hiが零に至った後は零にクラ
ンプされる。従って、後者の場合には、Ecの値は、移行
に伴って、前者の場合よりも急峻に零になる。それ故、
後者の場合には、肌色に起因してEcが零である領域の周
囲に、Ecが零である付加的領域が僅かに生じることにな
る。このために、肌色の被写体の周囲が僅かではあるが
黒ずむことになる。
本発明では、輪郭が黒ずむことを防止するために、次の
Ecの式を提案する。
Ec=[B−K(G/K2R)Hi]+ =[B−(KgG/KrR)Hi]+ ここで、Kg=1、Kr=0.5とすると、上記の灰色の物体
については、Ec=[B−KgG]+=0.5−1・0.5=0であ
り、一方、肌色については、Ec=[B−KrR]+=[0.3−
0.5・0.7]+=[-5]+となる。このように、Ec=B−KgGお
よびEc=B−KrRにおいて赤と緑の係数を独立に調整す
ることによって、例えば、Ec=B−KgGにおいてKg=1
を用いることによって白色の被写体に対してEcを零にで
き、一方、肌色に対してはEc=B−KrRにおいて、Kr
0.5の時に、Ecを零に近い値にできる(これは、肌色
が、通常、青レベルの2倍の赤レベルを含むからであ
る)。
B−KgGとB−KrRの双方がちょうど零になる(負の値を
零にクランプして零にするのでない)ようにすることに
より、白と肌色の双方に対して、同時に被写体の輪郭が
黒ずむ傾向を防止できる。肌色における赤と青との比は
ほぼ一定であるから、赤をほぼ半分のレベルに低下させ
るようK2を設定できる。そうすると、Kr用のポテンシオ
メータとKg用のポテンシオメータとを連動させることよ
り、双方を1回の操作で調整できる。
第4図は、Ec論理回路14の詳細を示す。このEc論理回路
14は、ポテンシオメータ64および65により、上記の赤と
緑の係数KrとKgを独立に調整できる。
第4図のEc論理回路14は、さらに、米国特許第4,344,08
5号に開示されているグレア(眩惑)/ノイズ制御器の
改良をも含むものである。
グレア/ノイズ制御のノイズ制御の部分は、合成後の背
景シーン映像のノイズの減少対策に関する。ビデオ信号
に重畳されるノイズは主として白色ノイズであるから、
制御信号Ecを求めるための減算の処理によっても、ノイ
ズ成分は加算されてS/N比が劣化する。そして、合成後
の背景シーン映像が、制御信号Ecと背景ビデオ信号との
積に相当するものであるので、制御信号Ecを求めるため
の処理によって増大したノイズ成分は合成後の背景シー
ン映像に反映される。グレア/ノイズ制御器のノイズ制
御の部分は、このような不都合を前景ビデオ信号の青
(B)の色成分を利用して回避せんとするものである。
上記米国特許第4,344,085号では、グレア/ノイズ制御
の対策を施したEc(以下、「対策後のEc」と言う)は、
青のスクリーンの場合において、(Ec/KgnB)Loで表され
る。ここで、()Loは小さい方の値の選択を意味し、Kgn
はオペレータにより設定される係数、Bは前景ビデオ信
号の青の色成分を表す。対策前のEcは、前述の通りGお
よびRのうちの大きい方をBから減じて得られるから、
理想的な青スクリーンの場合でも前景ビデオ信号の青の
色成分(B)に等しく、通常は、Bよりも小さい。例え
ば青スクリーンにおいてB=0.75,G=0.35,R=0.3であ
るとすると、(対策前の)Ec=B−G=0.4である。今K
gn=1であれば何も変わらないが、Kgn=0.47とする
と、色付きバックの領域では、KgnBが(対策前の)Ecよ
りも小さくなるので、対策後のEcはKgnBとなる。しか
し、前景被写体の領域では、(対策前の)Ecは0である
から、対策後のEcは(対策前の)Ecと同一である。従っ
て、この対策後のEcを用いて、背景シーンを合成映像に
出現させるようにすると、KgnBは、そのノイズが対策前
のEcに比べて少ないから、背景シーン映像の部分のノイ
ズを減少させることができる。
グレア/ノイズ制御のグレア制御の部分は、背後上方か
ら照明を受けている被写体が、その前の床の部分に落と
す陰に関するものである。そのような陰は、床の他の部
分に比べてより純粋な色に見えるので、制御電圧Ecが高
めになる結果、当該陰の部分に対応する背景シーン映像
が周囲の床の部分よりも明るくなる(これはグレアと称
される)という好ましくない傾向が生じる。グレア制御
の部分は、後ろから照明を受けている被写体の陰の部分
に相当する(背景シーン映像の)一部分が、逆に明るく
出現するという不都合を、前景ビデオ信号の青(B)の
色成分信号を利用して回避せんとするものである。
前述の通り、上記米国特許第4,344,085号では、グレア
/ノイズ制御の対策を施したEcは、色付きバックの領域
では、前景ビデオ信号の青(B)の色成分を利用してお
り、そのBの値は、陰の部分ではその周囲よりも低いこ
とが知られているから、対策後のEcは陰の部分ではその
周囲よりも低くなり、グレアの発生がなく、陰の部分は
正常に出現する。
第4図に戻って、基本になる(すなわち対策前の)制御
信号Ecは、増幅器69の出力に発生される。(この出力
は、ポテンシオメータ64および65により、上記の赤と緑
の係数KrとKgを独立に調整することにより、改善された
Ecの式に従うものである。)増幅器70の出力には、前景
ビデオ信号の青(B)の色成分に対応したBcが生じる。
(対策前の)制御信号Ecと、グレア/ノイズ制御器であ
るポテンシオメータ71の摺動端子に生じるK6Bc(K6は前
述のKgnに相当する)とは、リニアアンド(低入力選
択)ゲート73に与えられ、この出力(色付きバックの領
域ではK6Bcとなる)は零クリップ回路74に与えられる。
上記米国特許第4,344,085号に関連して行った説明に従
えば、零クリップ回路74の出力が対策後の制御信号Ecに
当たるが、零クリップ回路74の出力は、グレア/ノイズ
制御器71の出力をオペレータが小さくすると、減少する
欠点があった。第4図の回路は、対策後の制御信号Ecの
レベル影響を与えず、グレア/ノイズ制御器71を調節す
ることを、相当の範囲において可能とするものである。
第4図の回路では、基本になる(対策前の)制御信号Ec
の一部がポテンシオメータ72によって取り出され、比較
器75に与えられる。比較器75は、このようにポテンシオ
メータ72によって取り出された信号と、零クリップ回路
74の出力の一部(抵抗80の抵抗値とFET79の抵抗値とに
より定める分圧値)とを比較する。比較器75の出力は、
回路素子76,77,78とにより構成される(大きい時定数
(積分機能)による平滑回路を含む)整流回路に与えら
れ、その出力によりFET79の抵抗値が制御される。この
ようにしてゲイン制御回路が構成される。従って、バッ
ファ増幅器81に与えられる電圧は、ポテンシオメータ72
からの電圧を平滑化したものに等しくなるよう制御され
る。バッファ増幅器81から、対策後の制御信号Ecが得ら
れる。
ポテンシオメータ72からの電圧は、通常、演算増幅器69
の出力電圧からカメラからの信号に含まれるノイズ相当
分を低下させた値にされる(すなわち、ポテンシオメー
タ72から取り出される電圧は、演算増幅器69の出力電圧
((対策前の)制御信号Ec)の約80%である。)。
グレア/ノイズ制御器71からの青成分の電圧は、演算増
幅器69からの電圧より小さい時には、リニアアンド(低
入力選択)ゲート73の出力したがって零クリップ回路74
の出力となる。こうして、グレア/ノイズ制御器71の調
節により、それからの青成分の電圧を低下させると、零
クリップ回路74の出力電圧も低くなるが、バッファ増幅
器81に与えられる電圧は、比較器75,FET79を含むゲイン
制御回路により、一定に保持される。この動作は、グレ
ア/ノイズ制御器71からの青成分の電圧が、ポテンシオ
メータ72からの電圧を下まわらない範囲において実行さ
れる。従って、ポテンシオメータ72は、増幅器81の出力
端子から得られる対策後の制御信号Ecのレベルに影響を
与えずに、グレア/ノイズ制御器71を調整できる範囲の
限界を設定する。
次に、第4図に示す、前景ビデオ信号の赤,緑,青の色
成分から制御信号Ec発生する回路14の全体を説明する。
リニアオア(高入力選択)ゲート66のリニアアンド(低
入力選択)ゲート67へ与えられるビデオ信号赤成分はK2
KrRであり、リニアオア(高入力選択)ゲート66とリニ
アアンド(低入力選択)ゲート67へ与えられるビデオ信
号緑成分はKgGである。ポテンシオメータK4(68)の出
力は、赤成分と緑成分の関数である。すなわち、 f(R/G)=K4(K2KrRORKgG)+(1−K4)(K2KrRANDK
gG) ……(1) ここで、ORはK2KrRとKgGのうち大きい方を、ANDはK2KrR
とKgGのうち小さい方を、それぞれ示す。
この信号f(R/G)は、増幅器69の負入力端子に接続さ
れる。
前景ビデオ信号青成分が、抵抗84,85と、ポテンシオメ
ータK3(86)の摺動子とアース間の抵抗部分より成る比
例抵抗を介して、演算増幅器69の正入力端子へ与えられ
る。f(R/G)が存在しないときに増幅器69の出力端子
における青成分信号はEbであって、次式で表される。
増幅器69においてEbがf(R/G)に組み合わされると、
リニアアンド・ゲート73へ与えられる増幅器69の出力は
(対策前の)制御信号Ecとなる。
Ec=Eb−f(R/G) ……(2) この式において、Bがバックを表す値を有する時に、K3
の全ての値に対してEbが変化しないようにVが選択され
る。
K3が零の時に制御信号Ecの式は一次式であることに注意
すべきである。K3が大きくなると、制御信号Ecの制御範
囲の部分は非線形となる。
増幅器70の出力はBcであり、(2)式で表されるEbと同
じである。
リニアアンド・ゲート73の出力は、 Eb−f(R/G)AND K6Bc ……(4) である。
グレア/ノイズ制御器K6(71)の出力が増幅器69の出力
よりも小さい時は、リニアアンド・ゲート73は、Eb−f
(R/G)を出力せず、K6Bcを出力する。このK6Bc
(1)式よりもノイズが大幅に少ない。また、制御信号
EcがK6Bcから成るときには、陰はその輝度を保つので、
陰におけるノイズも除去される。
青論理回路(第3図) 前記米国特許においては、前景ビデオ信号の青成分は、 B≦G+(G-R)++(R-G)+ という形の動的なクランプを受けていた。青スクリーン
の前の被写体のビデオ信号は前述の通り、青みがかって
(青成分Bが大きくなって)しまう。例えば、被写体が
色なし(黒、白、灰色)である場合(すなわち、B=G
=R)を考えると、上記の青クランプは、青みを帯びた
被写体のビデオ信号の青成分Bを緑成分G以下に押さえ
ることを意味するから、青みがかることの防止に有効で
あることが理解されよう。多くの被写体に対して上記の
青クランプは有効であるが、植物の葉のような緑色の被
写体は例外であった。緑の葉は、緑成分Gが高く、赤成
分Rおよび青成分Bは低いから、青スクリーンから受け
る青みによる青成分Bは、高い緑成分Gのレベルまで上
昇してしまい、従って、緑は青紫色になってしまう。こ
れを避けるために、緑成分の信号ケーブルと赤成分の信
号ケーブルを入れ替えて接続することも行われたが、そ
うすると、緑の植物の変色はなくなるが、人の顔の色が
赤紫色になってしまう。
本発明においては、青のバックによって変色させられる
ことなく、肌色と緑の葉を正常に再生できるように、青
論理回路の改良を提案する。
改良した青論理回路を第3図に示す。リニアアンド(低
入力選択)ゲート54が、前景ビデオ信号の赤成分と緑成
分とを比較して、両者の小さい方をポテンシオメータ55
へ与える。リニアアンド・ゲート54とポテンシオメータ
55は改良した青論理回路における新規な要素である。
第3図において、ポテンシオメータ55の摺動子が下端G
にあるとき、クランプは次式で表すことができる。
B≦G+K1(G-R)++K2(R-G)+ ・・(5) しかし、ポテンシオメータ55の摺動子が上端LOにあると
きは、クランプは次式で表される。
B≦(G/R)LO+K1(G-R)++K2(R-G)+ ・・・(6) ここで、(G/R)LOは緑成分Gまたは赤成分Rのうちの小
さい方を表す。
この(6)式によれば、肌色の場合(緑成分Gが赤成分
Rよりも低い場合)には、青成分Bは緑成分Gにより制
限されて青みが除かれ、緑の植物の場合(赤成分Rが緑
成分Gよりも低い場合)には、青成分Bは赤成分Rによ
り制限されて青みが除かれる。
この新しい青クランプの式では、青と青紫の衣装が緑と
して再生されるという、衣装に対しての制約が生じる。
しかし、青スクリーンを使用する場合には、通常そのよ
うな色は避けられるから、この制約は大きな欠点とはな
らない。ポテンシオメータ55をGとL0の間で調節するこ
とにより、青色の衣装を不当に変色させることなしに、
肌色と緑の葉の双方を満足できる程度に再生することが
可能である。
反転窓 前景シーンのある部分(例えば邪魔な照明スタンド)を
隠すマスクが通常の「窓」であり、この窓の部分では、
前景シーンの映像が消され、その代わりに背景が出現さ
せられる。
この通常の窓に対して、反転窓は、その中に現れる背景
を消し、適切な色の領域を出現させるものである。たと
えば青のバックの前に置かれた前景被写体が色付きバッ
クの色による似た青色であると、そのような前景被写体
が色付きバックの一部として扱われて、前景被写体の領
域に背景が出現してしまうことがある。この不都合を除
去するために反転窓を使用される。
第1図を参照して、窓入力はインバータ82によって反転
されてからリニアアンド(低入力選択)ゲート83へ与え
られる。反転された窓入力は、スイッチ85(S3)を介し
てリニアアンド(低入力選択)ゲート84へも与えられ、
窓入力があるときは、線18には零出力が与えられ、従っ
て、反ベール電圧は与えられない。リニアアンド・ゲー
ト83の出力(BGターンオン信号)は、窓入力があるとき
は零に保たれ、BG掛算器15,16,17が零出力を発生する。
それによって、反転窓に囲まれている領域における前景
の青色被写体に、背景シーンが写り込む(print-thro
u)ことが防止される。
青色制御器86,87,88から任意の色を、元来は青色である
被写体に挿入できるように、窓入力は、リニアオア(高
入力選択)ゲート90へ同時に与えられる。スイッチ85
(S3)が開かれると、制御信号Ecは反ベール電圧を青色
被写体に与えて、その青色被写体の青色が除去され、灰
色または黒色にされる。青が除去された被写体に異なる
色を挿入するために、着色制御器86,87,88を使用するこ
とができる。
透明な輝きまたはタイトル 第1図を参照して、増幅器89からのタイトル(題名)な
いし輝きのビデオ信号が、リニアオア(高入力選択)ゲ
ート90を介して、着色制御器86,87,88へ与えられる。従
って、タイトル(題名)ないし輝きの信号を与えること
により、着色制御器86,87,88を動作させることができ
る。このようにして、タイトルに白を含む任意の色をつ
けることが可能である。着色制御器86,87,88からの信号
は、出力加算増幅器8,10,13に既に存在しているビデオ
信号に加え合わされ、被写体の部分に合成されるか否か
を問わず、合成された映像に重畳させられる。それ自体
が発光しているかのような見かけ、すなわち、真に輝い
ているような見かけを与えるのは、タイトルないし輝き
信号が、既存のビデオ信号に加えあわされることによっ
てのみ可能である。タイトルないし輝きが重畳させられ
るビデオ信号は、重畳の結果として減少することはな
い。着色制御器86,87,88によって輝きを低下させられる
が、透明度を制御することはできない。
タイトルないし輝き信号(89)はポテンシオメータ91に
も与えられる。このポテンシオメータ91は、インバータ
92を介して前景ビデオチャンネルの掛算器7,9,12のY入
力へ接続される。それらの掛算器7,9,12において、それ
らのX入力の大きさが、それらのY入力に応じて調節さ
れて、それらの出力に生じる。インバータ92へ与えられ
るタイトルないし輝き信号のレベルは、タイトルないし
輝き信号の透明度のレベルを低下させるために、調節可
能である。タイトルの領域中で、前景部分と背景部分が
完全に閉め出される部分においては、タイトルは不透明
となる。インバータ92からの反転されたタイトルの信号
を、ニリアアンド(低入力選択)ゲート83に与えること
により、タイトルの領域においては背景部分のレベルも
低くされる。なお、インバータ92から与えられる掛算器
7,9,12へのY入力は、それらのX入力に対して加算され
るのではなく、乗算される。
反転させた制御信号Ecを利用して、被写体を輝かせるこ
とができる。また、被写体を撮影しているカメラの焦点
を外してピンぼけ状態でのビデオ信号を作り、これを被
写体の輝き信号として利用できる。
演算増幅器、掛算器、サンプルホールド回路、零クリッ
プのような装置は、当業者には周知の電子回路装置であ
る。リニアアンド(低入力選択)ゲートおよびリニアオ
ア(高入力選択)ゲートのような特殊な回路は前記した
米国特許明細書に示されている。
フィールドごとの調整、走査線ごとの調整、および、瞬
時的・連続的な調整のために改良した反ベール回路を、
前景ビデオ信号および背景ビデオ信号の入力としてRGB/
RGBを用いる合成装置について説明したが、色付きバッ
クの色の除去を引き去り法により行う任意の合成装置に
も、本発明の改良を付加できる。引き去り法は個々のRG
B信号の形で行うことができ、またはRGB信号を表す色度
と輝度を用いる符号化された形で行うことができる。
青論理回路、Ec論理回路、および、他に影響を与えない
グレア/ノイズ制御のような他の改良も、前記した米国
特許に開示されているすべての装置において利用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のビデオ信号を合成する電子装置のブ
ロック図、 第2図は、前景ビデオ信号の赤チャンネル用のピーク検
出器および反ベール回路のブロック図、 第3図は、本発明に従って改良した青論理回路のブロッ
ク図、 第4図は、Ec論理回路のブロック図を示す。 1,2,3,4,5,6,……増幅器、7,9,12,15,16,17……掛算
器、8,10,13……出力加算混合器、25,26,27……比較器
およびサンプルホールド回路、28……ピーク検出器、71
……グレア/ノイズ制御器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色付きバックの前の被写体を有する前景シ
    ーンのカラー映像の前景ビデオ信号と、背景シーンのカ
    ラー映像の背景ビデオ信号とを合成する電子装置であっ
    て: (a)前景シーンについての、赤,緑,青の色成分を有
    する前景ビデオ信号を受ける手段(1,2,3)と; (b)背景シーンについての背景ビデオ信号を受ける手
    段(4,5,6)と; (c)前景ビデオ信号の赤および緑の色成分の関数とし
    て、前景ビデオ信号の青の色成分をクランプするクラン
    プ手段(11)と; (d)色付きバックの輝度および鮮明度に比例した制御
    信号(Ec)を発生する手段(14)と; (e)色付きバックの各色成分についての反ベール信号
    をそれぞれ与える自動調節手段(28,27,24,21)にし
    て、ビデオ表示の走査線それぞれでの、色付きバックの
    対応する色成分のレベルに、受けた制御信号(Ec)のレ
    ベルがマッチするよう、受けた制御信号(Ec)のレベル
    を、色付きバックの各色成分に対応して個別に調節する
    ことにより、色付きバックの各色成分についての反ベー
    ル信号をそれぞれ与える自動調節手段(28,27,24,21)
    と; (f)前景ビデオ信号の各色成分から対応の反ベール信
    号を引き去って、ビデオ表示の走査線の色付きバックを
    表す部分がゼロとなっている、処理された前景ビデオ信
    号を出力する引き去り手段(7,9,12)と; (g)制御信号(Ec)に応動しそのリニア関数として、
    背景ビデオ信号のレベルを制御し、もってレベル制御さ
    れた背景ビデオ信号を与える制御手段(15,16,17)と; (h)ビデオ表示の各走査線ごとに色付きバックの各色
    成分の除去がなされている、前記引き去り手段(7,9,1
    2)からの処理された前景ビデオ信号を、前記制御手段
    (15,16,17)から与えられた、レベル制御された背景ビ
    デオ信号と組み合わせる組合せ手段(8,10,13)と を備えることを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合
    成する電子装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の電子装置にお
    いて、前記クランプ手段(11)は、 前景ビデオ信号の緑の色成分信号と赤の色成分信号との
    うち低い方の色成分信号を連続的・自動的に選択する手
    段(54)と、 この選択された低い方の色成分信号に、前景ビデオ信号
    の赤の色成分信号と緑の色成分信号との差の一部を加え
    て、クランプ信号を生成する手段(57,58,59)と; 前景ビデオ信号の青の色成分信号を、前記クランプ信号
    を越えないよう制限する手段(60)と を含むことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成
    する電子装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の電子装置にお
    いて、前記自動調節手段(28,27,24,21)および前記制
    御手段(15,16,17)にて用いられる制御信号はグレア/
    ノイズ低減のために制御されており、前記の制御信号を
    発生する手段(14)は、 色付きバックの輝度および鮮明度に比例した第1の信号
    を発生する手段(66,67,69)と、 前景ビデオ信号の青の色成分信号のレベルの関数として
    第2の信号を発生する手段(70)と、 前記第1および第2の信号が色付きバックを表している
    ときに、前記第2の信号のレベルを前記第1の信号のレ
    ベルより低く調節して調節された第2の信号を得る手段
    (71)と、 第1の信号と調節された第2の信号のうち低い方の信号
    を選択する選択手段(73)と、 前記第2の信号のレベルの変動に対して、前記選択手段
    (73)からの選択された信号を一定のレベルに保持する
    自動定レベル化手段(72,75,76,78,79,80)と を備え、もって、一定のレベルに保持された、選択され
    た信号により、グレア/ノイズ低減用に制御された制御
    信号が与えられる ことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成する電
    子装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の電子装置にお
    いて、 前記制御手段(15,16,17)は、窓信号に応動する手段
    (83)を含んでいて、背景ビデオ信号のレベルを、窓信
    号と制御信号(Ec)のうちの低い方の信号のリニア関数
    として制御し、 前記自動調節手段(28,27,24,21)は、それにおいて用
    いられる制御信号(Ec)を、前記窓信号が生じたときに
    その窓信号に応動して、ゼロにする手段(84,85)を含
    んでいる ことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成する電
    子装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載の電子装置にお
    いて、 前記組合せ手段(8,10,13)は、タイトルをビデオ表示
    するために、合成されたビデオ信号に重畳されるべきタ
    イトルビデオ信号に応動する手段(86,87,88)を含み、 前記引き去り手段(7,9,12)は、タイトルビデオ信号の
    レベルを調節する手段(92)を含んでいて、レベルを調
    節されたタイトルビデオ信号のリニア関数として、処理
    された前景ビデオ信号のレベルを制御して出力し、 前記制御手段(15,16,17)は、レベルを調節されたタイ
    トルビデオ信号に応動する手段(83)を含んでいて、背
    景ビデオ信号のレベルを、レベルを調節されたタイトル
    ビデオ信号と制御信号(Ec)とのうちの低い方の信号の
    リニア関数として制御する ことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成する電
    子装置。
  6. 【請求項6】色付きバックの前の被写体を有する前景シ
    ーンのカラー映像の前景ビデオ信号と、背景シーンのカ
    ラー映像の背景ビデオ信号とを合成する電子装置であっ
    て: (a)前景シーンについての、赤,緑,青の色成分を有
    する前景ビデオ信号を受ける手段(1,2,3)と; (b)背景シーンについての背景ビデオ信号を受ける手
    段(4,5,6)と; (c)前景ビデオ信号の赤および緑の色成分の関数とし
    て、前景ビデオ信号の青の色成分をクランプするクラン
    プ手段(11)と; (d)色付きバックの輝度および鮮明度に比例した制御
    信号(Ec)を発生する手段(14)と; (e)色付きバックの各色成分についての反ベール信号
    をそれぞれ与える自動調節手段(28,27,24,21;21,37,3
    1)にして、使用者のモードの選択に従って、 (i)走査線ごとのモードにおいては、受けた制御信号
    (Ec)のレベルを、色付きバックの各色成分に対応して
    個別に次の通り調節すること、すなわち、ビデオ表示の
    走査線それぞれでの、色付きバックについての対応する
    色成分のレベルに、制御信号(Ec)のレベルがマッチす
    るよう調節することにより、 (ii)瞬時的・連続的モードにおいては、ビデオ表示の
    走査線に沿って、色付きバックについての対応する色成
    分のレベルに、制御信号(Ec)のレベルが瞬時的・連続
    的にマッチするよう、受けた制御信号(Ec)のレベル
    を、色付きバックの各色成分に対応して個別に調節する
    ことにより、 色付きバックの各色成分についての反ベール信号をそれ
    ぞれ与える自動調節手段(28,27,24,21;21,37,31)と; (f)前景ビデオ信号の各色成分から対応の反ベール信
    号を引き去って、ビデオ表示の走査線の色付きバックを
    表す部分がゼロとなっている、処理された前景ビデオ信
    号を出力する引き去り手段(7,9,12)と; (g)制御信号(Ec)に応動しそのリニア関数として、
    背景ビデオ信号のレベルを制御し、もってレベル制御さ
    れた背景ビデオ信号を与える制御手段(15,16,17)と; (h)前記引き去り手段(7,9,12)からの処理された前
    景ビデオ信号にして、 (i)走査線ごとのモードにあっては、ビデオ表示の各
    走査線ごとに色付きバックの各色成分の除去がなされ、 (ii)瞬時的・連続的モードにあっては、ビデオ表示の
    走査線に沿って色付きバックの各色成分の除去が瞬時的
    ・連続的になされている、 処理された前景ビデオ信号を、前記制御手段(15,16,1
    7)から与えられた、レベル制御された背景ビデオ信号
    と組み合わせる手段(8,10,13)と を備えることを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合
    成する電子装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の電子装置にお
    いて、前記クランプ手段(11)は、 前景ビデオ信号の緑の色成分信号と赤の色成分信号との
    うち低い方の色成分信号を連続的・自動的に選択する手
    段(54)と、 この選択された低い方の色成分信号に、前景ビデオ信号
    の赤の色成分信号と緑の色成分信号との差の一部を加え
    て、クランプ信号を生成する手段(57,58,59)と; 前景ビデオ信号の青成分信号を、前記クランプ信号を越
    えないよう制限する手段(60)と を含むことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成
    する電子装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第6項記載の電子装置にお
    いて、前記自動調節手段(28,27,24,21;21,37,31)およ
    び前記制御手段(15,16,17)にて用いられる制御信号は
    グレア/ノイズ低減のために制御されており、前記の制
    御信号を発生する手段(14)は、 色付きバックの輝度および鮮明度に比例した第1の信号
    を発生する手段(66,67,69)と、 前景ビデオ信号の青の色成分信号のレベルの関数として
    第2の信号を発生する手段(70)と、 前記第1および第2の信号が色付きバックを表している
    ときに、前記第2の信号のレベルを前記第1の信号のレ
    ベルより低く調節して調節された第2の信号を得る手段
    (71)と、 第1の信号と調節された第2の信号のうち低い方の信号
    を選択する選択手段(73)と、 前記第2の信号のレベルの変動に対して、前記選択手段
    (73)からの選択された信号を一定のレベルに保持する
    自動定レベル化手段(72,75,76,78,79,80)と を備え、もって、一定のレベルに保持された、選択され
    た信号により、グレア/ノイズ低減用に制御された制御
    信号が与えられる ことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成する電
    子装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第6項記載の電子装置にお
    いて、 前記制御手段(15,16,17)は、窓信号に応動する手段
    (83)を含んでいて、背景ビデオ信号のレベルを、窓信
    号と制御信号(Ec)のうちの低い方の信号のリニア関数
    として制御し、 前記自動調節手段(28,27,24,21;21,37,31)は、それに
    おいて用いられる制御信号(Ec)を、前記窓信号が生じ
    たときにその窓信号に応動して、ゼロにする手段(84,8
    5)を含んでいる ことを特徴とする、カラー映像ビデオ信号を合成する電
    子装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第6項記載の電子装置に
    おいて、 前記組合せ手段(8,10,13)は、タイトルをビデオ表示
    するために、合成されたビデオ信号に重畳されるべきタ
    イトルビデオ信号に応動する手段(86,87,88)を含み、 前記引き去り手段(7,9,12)は、タイトルビデオ信号の
    レベルを調節する手段(92)を含んでいて、レベルを調
    節されたタイトルビデオ信号のリニア関数として、処理
    された前景ビデオ信号のレベルを制御して出力し、 前記制御手段(15,16,17)は、レベルを調節されたタイ
    トルビデオ信号に応動する手段(83)を含んでいて、背
    景ビデオ信号のレベルを、レベルを調節されたタイトル
    ビデオ信号と制御信号(Ec)とのうちの低い方の信号の
    リニア関数として制御することを特徴とする、カラー映
    像ビデオ信号を合成する電子装置。
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