JPH07162888A - 雑音圧縮装置 - Google Patents
雑音圧縮装置Info
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- JPH07162888A JPH07162888A JP5302858A JP30285893A JPH07162888A JP H07162888 A JPH07162888 A JP H07162888A JP 5302858 A JP5302858 A JP 5302858A JP 30285893 A JP30285893 A JP 30285893A JP H07162888 A JPH07162888 A JP H07162888A
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】3原色映像信号中のノイズと信号との区別を確
実に行い、ノイズを除去する。 【構成】3原色映像信号から抽出された各高域信号R
H,GH,BHを任意の比で混合して輝度高域信号YH
を作成する輝度高域信号作成回路7と、輝度高域信号Y
Hの絶対値を任意の比で増幅する絶対値増幅器8と、所
定の振幅レベルでクリップして雑音区別信号Zを生成す
るクリップ回路10と、を設ける。このクリップ回路10か
ら出力された雑音区別信号Zを3原色高域信号RH,G
H,BHに乗算し、3原色低域信号RL,GL,BLに
加算する。
実に行い、ノイズを除去する。 【構成】3原色映像信号から抽出された各高域信号R
H,GH,BHを任意の比で混合して輝度高域信号YH
を作成する輝度高域信号作成回路7と、輝度高域信号Y
Hの絶対値を任意の比で増幅する絶対値増幅器8と、所
定の振幅レベルでクリップして雑音区別信号Zを生成す
るクリップ回路10と、を設ける。このクリップ回路10か
ら出力された雑音区別信号Zを3原色高域信号RH,G
H,BHに乗算し、3原色低域信号RL,GL,BLに
加算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雑音圧縮装置に関し、
特に3原色各々の映像信号中に含まれる雑音成分の振幅
を圧縮して雑音を除去する技術に関する。
特に3原色各々の映像信号中に含まれる雑音成分の振幅
を圧縮して雑音を除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像信号のノイズ軽減をリア
ルタイムに行うノイズリダクションの方式として図11
のようなノイズコアリング方式による雑音圧縮装置が知
られている。この方式は、映像信号の高域成分中の小振
幅成分ノイズを除去する方式である。
ルタイムに行うノイズリダクションの方式として図11
のようなノイズコアリング方式による雑音圧縮装置が知
られている。この方式は、映像信号の高域成分中の小振
幅成分ノイズを除去する方式である。
【0003】図11において、入力端子1から出力端子
6まで、映像信号の所定周波数以下の低域信号成分を抽
出するローパスフィルタ(以後、「LPF」と記す)2
と、もとの入力信号からLPF2で抽出された低域信号
成分を引き算する引き算器3と、該引き算器3の信号を
所定のリミッタレベルでリミッタをかけるリミッタ回路
4と、該リミッタ回路4の出力信号とLPF2との出力
信号を加算する加算器5と、が順次接続されている。
6まで、映像信号の所定周波数以下の低域信号成分を抽
出するローパスフィルタ(以後、「LPF」と記す)2
と、もとの入力信号からLPF2で抽出された低域信号
成分を引き算する引き算器3と、該引き算器3の信号を
所定のリミッタレベルでリミッタをかけるリミッタ回路
4と、該リミッタ回路4の出力信号とLPF2との出力
信号を加算する加算器5と、が順次接続されている。
【0004】この動作を説明すると以下のようになる。
まず、例えば固体撮像素子や撮像管から入力端子1に、
図12(A)のようなノイズを含む映像信号が入力され
る。LPF2では、この信号から図12(B)に示すよ
うな低域の成分のみの低域信号成分が抽出される。引き
算器3では、もとの入力信号からLPF2で抽出された
低域信号成分が引き算され、図12(C)に示すような
映像信号中の高域信号成分が得られる。この高域信号成
分中の小振幅成分がノイズ成分である。
まず、例えば固体撮像素子や撮像管から入力端子1に、
図12(A)のようなノイズを含む映像信号が入力され
る。LPF2では、この信号から図12(B)に示すよ
うな低域の成分のみの低域信号成分が抽出される。引き
算器3では、もとの入力信号からLPF2で抽出された
低域信号成分が引き算され、図12(C)に示すような
映像信号中の高域信号成分が得られる。この高域信号成
分中の小振幅成分がノイズ成分である。
【0005】そこでリミッタ回路4では、リミッタレベ
ルが任意に設定され、このリミッタレベルより小さい振
幅のノイズ成分が除去され、図12(D)に示すような
ノイズ成分を除去した高域信号成分が得られる。最後に
LPF2で抽出された低域信号成分とリミッタ回路4で
ノイズを除去された高域信号成分とが加算器5で混合さ
れ、図12(E)に示すような、ノイズが除去された映
像信号が出力端子6から出力される。
ルが任意に設定され、このリミッタレベルより小さい振
幅のノイズ成分が除去され、図12(D)に示すような
ノイズ成分を除去した高域信号成分が得られる。最後に
LPF2で抽出された低域信号成分とリミッタ回路4で
ノイズを除去された高域信号成分とが加算器5で混合さ
れ、図12(E)に示すような、ノイズが除去された映
像信号が出力端子6から出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のノイズコアリング方式の雑音圧縮装置では、所定レベ
ルで弁別し、所定レベル以下の信号を無条件にカットし
てしまう為、本来の映像信号がノイズの中に隠れてしま
う場合には映像の輪郭がぼけてしまうことがある。
のノイズコアリング方式の雑音圧縮装置では、所定レベ
ルで弁別し、所定レベル以下の信号を無条件にカットし
てしまう為、本来の映像信号がノイズの中に隠れてしま
う場合には映像の輪郭がぼけてしまうことがある。
【0007】つまり、図13(A)のようにノイズの振
幅レベルが比較的大きい場合、LPF2の出力信号は図
12(B)と同じように図13(B)に示すような信号
となるが、引き算器3で得られる高域信号成分は図13
(C)に示すような信号となり、輪郭成分の信号がノイ
ズ成分の中に隠れてしまい、信号とノイズとの区別がつ
かなくなる。
幅レベルが比較的大きい場合、LPF2の出力信号は図
12(B)と同じように図13(B)に示すような信号
となるが、引き算器3で得られる高域信号成分は図13
(C)に示すような信号となり、輪郭成分の信号がノイ
ズ成分の中に隠れてしまい、信号とノイズとの区別がつ
かなくなる。
【0008】仮に、リミッタ回路4にて、リミッタレベ
ルをノイズレベルに合わせると、輪郭成分がノイズと共
に除去されてしまい、図13(D)に示すようなフラッ
トな信号となり、加算器5から出力される信号は、図1
3(E)に示すように、LPF2の輪郭成分がカットさ
れた低域信号成分がそのまま出力されたような信号とな
り、輪郭部分がぼけた映像信号となってしまう。
ルをノイズレベルに合わせると、輪郭成分がノイズと共
に除去されてしまい、図13(D)に示すようなフラッ
トな信号となり、加算器5から出力される信号は、図1
3(E)に示すように、LPF2の輪郭成分がカットさ
れた低域信号成分がそのまま出力されたような信号とな
り、輪郭部分がぼけた映像信号となってしまう。
【0009】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、カラーテレビカメラのような3個の撮像
素子から3原色各々の撮像信号が得られるような映像信
号処理装置において、3原色映像信号中のノイズには夫
々相関関係がないことを利用して、3原色各々の映像信
号に含まれる高域信号成分中の雑音成分と信号成分との
区別を確実に行い、輪郭成分は除去せずに雑音成分だけ
を除去することが可能な雑音圧縮装置を提供することを
目的とする。
されたもので、カラーテレビカメラのような3個の撮像
素子から3原色各々の撮像信号が得られるような映像信
号処理装置において、3原色映像信号中のノイズには夫
々相関関係がないことを利用して、3原色各々の映像信
号に含まれる高域信号成分中の雑音成分と信号成分との
区別を確実に行い、輪郭成分は除去せずに雑音成分だけ
を除去することが可能な雑音圧縮装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、3原
色に分離された3原色映像信号に含まれる雑音成分を圧
縮する雑音圧縮装置において、3原色の各映像信号毎
に、高域信号成分と低域信号成分とを所定周波数で分割
して高域信号成分を抽出するフィルタ手段と、抽出され
た3原色映像信号の各高域信号を所定の比で混合し、輝
度高域信号を作成する輝度高域信号作成手段と、該輝度
高域信号成分を絶対値化し、それを所定増幅度で増幅
し、増幅された信号の所定値をクリップすることにより
雑音成分と信号成分とを区別する雑音区別信号を生成す
る雑音区別信号生成手段と、該雑音区別信号を前記3原
色の各高域信号毎に乗算する乗算手段と、該乗算手段に
より雑音区別信号が乗算された3原色の高域信号を、3
原色毎に前記低域信号に加算する加算手段と、を備える
ようにした。
色に分離された3原色映像信号に含まれる雑音成分を圧
縮する雑音圧縮装置において、3原色の各映像信号毎
に、高域信号成分と低域信号成分とを所定周波数で分割
して高域信号成分を抽出するフィルタ手段と、抽出され
た3原色映像信号の各高域信号を所定の比で混合し、輝
度高域信号を作成する輝度高域信号作成手段と、該輝度
高域信号成分を絶対値化し、それを所定増幅度で増幅
し、増幅された信号の所定値をクリップすることにより
雑音成分と信号成分とを区別する雑音区別信号を生成す
る雑音区別信号生成手段と、該雑音区別信号を前記3原
色の各高域信号毎に乗算する乗算手段と、該乗算手段に
より雑音区別信号が乗算された3原色の高域信号を、3
原色毎に前記低域信号に加算する加算手段と、を備える
ようにした。
【0011】また、前記輝度高域信号作成手段で3原色
映像信号の各高域信号成分を混合する時、混合前の各雑
音成分レベルの比に対して、混合後の各雑音成分レベル
比が同一となる混合比で混合するようにしてもよい。
映像信号の各高域信号成分を混合する時、混合前の各雑
音成分レベルの比に対して、混合後の各雑音成分レベル
比が同一となる混合比で混合するようにしてもよい。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、フィルタ手段により各3
原色映像信号毎に所定周波数で分割された高域信号成分
と低域信号成分が抽出される。抽出された3原色映像信
号の各高域信号成分は、輝度高域信号作成手段により所
定の比で混合される。
原色映像信号毎に所定周波数で分割された高域信号成分
と低域信号成分が抽出される。抽出された3原色映像信
号の各高域信号成分は、輝度高域信号作成手段により所
定の比で混合される。
【0013】3原色に分離して生成された3原色映像信
号中に含まれた各雑音成分は、例えば固体撮像素子や撮
像管で独立に発生して出力されるものであり、また、独
立の回路で処理されるものであるから、原則的には互い
に相関がない。したがって3原色映像信号の各高域信号
成分を所定の比で混合すれば、雑音成分だけが打ち消さ
れ、混合された輝度高域信号成分の信号対雑音比は向上
する。
号中に含まれた各雑音成分は、例えば固体撮像素子や撮
像管で独立に発生して出力されるものであり、また、独
立の回路で処理されるものであるから、原則的には互い
に相関がない。したがって3原色映像信号の各高域信号
成分を所定の比で混合すれば、雑音成分だけが打ち消さ
れ、混合された輝度高域信号成分の信号対雑音比は向上
する。
【0014】雑音区別信号生成手段は、この輝度高域信
号成分の絶対値をとって、後述する乗算手段とのマッチ
ングをとるために増幅し、所定振幅レベルでクリップす
る。これにより雑音成分と信号成分とを区別する雑音区
別信号が得られる。そしてこの雑音区別信号を、乗算手
段により前記3原色の各高域信号成分毎に乗算し、雑音
区別信号が乗算された3原色の高域信号成分を、加算手
段により3原色毎に前記低域信号成分に加算すれば、雑
音成分が圧縮された3原色映像信号を得ることが可能と
なる。
号成分の絶対値をとって、後述する乗算手段とのマッチ
ングをとるために増幅し、所定振幅レベルでクリップす
る。これにより雑音成分と信号成分とを区別する雑音区
別信号が得られる。そしてこの雑音区別信号を、乗算手
段により前記3原色の各高域信号成分毎に乗算し、雑音
区別信号が乗算された3原色の高域信号成分を、加算手
段により3原色毎に前記低域信号成分に加算すれば、雑
音成分が圧縮された3原色映像信号を得ることが可能と
なる。
【0015】また、前記輝度高域信号作成手段で3原色
映像信号の各高域信号成分を混合する時、混合前の各雑
音成分レベルの比に対して、混合後の各雑音成分レベル
比が同一となる混合比で混合することにより、信号対雑
音比が最大となり、雑音圧縮の効率が良くなる。
映像信号の各高域信号成分を混合する時、混合前の各雑
音成分レベルの比に対して、混合後の各雑音成分レベル
比が同一となる混合比で混合することにより、信号対雑
音比が最大となり、雑音圧縮の効率が良くなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜10に基づ
いて説明する。尚、図11と同一要素のものについては
同一番号の後にRGBと記して説明を省略する。本実施
例を示す図1において、例えばR(RED),G(GR
EEN),B(BLUE)の夫々の固体撮像素子や撮像
管により得られた映像信号は、夫々端子1R,1G,1
Bに入力される。
いて説明する。尚、図11と同一要素のものについては
同一番号の後にRGBと記して説明を省略する。本実施
例を示す図1において、例えばR(RED),G(GR
EEN),B(BLUE)の夫々の固体撮像素子や撮像
管により得られた映像信号は、夫々端子1R,1G,1
Bに入力される。
【0017】R信号の映像信号処理回路は、入力端子1
Rから出力端子6Rまで、順次、LPF2Rと、引き算
器3Rと、乗算器4Rと、加算器5Rと、が接続される
ことにより構成され、G,B信号夫々の映像信号処理回
路についても同様の回路構成となっている。輝度高域信
号作成手段である輝度高域信号作成回路7は、夫々、引
き算器3R,3G,3Bで抽出された各R,G,B信号
の高域信号成分を所定の比で混合し、輝度高域信号成分
を得る回路である。
Rから出力端子6Rまで、順次、LPF2Rと、引き算
器3Rと、乗算器4Rと、加算器5Rと、が接続される
ことにより構成され、G,B信号夫々の映像信号処理回
路についても同様の回路構成となっている。輝度高域信
号作成手段である輝度高域信号作成回路7は、夫々、引
き算器3R,3G,3Bで抽出された各R,G,B信号
の高域信号成分を所定の比で混合し、輝度高域信号成分
を得る回路である。
【0018】絶対値増幅器8は、輝度高域信号作成回路
7で得られた該輝度高域信号成分の絶対値化し、所定量
の増幅度で増幅する回路である。クリップ回路10は、
絶対値増幅回路8で増幅された信号を、前記所定振幅レ
ベルでクリップする回路である。このクリップレベルは
ノイズコアリング方式におけるコアリングレベルに相当
するレベルである。このようにすることにより、3原色
映像信号に含まれる雑音成分と信号成分とを区別する雑
音区別信号が生成される。この雑音区別信号は夫々乗算
器4R,4G,4Bに出力される。尚、端子9はクリッ
プレベルを入力する端子である。ここでクリップレベル
に相当する部分では、乗算器4R,4G,4Bで一定量
(例えば1)が乗算され、クリップレベル以下では、ク
リップレベルとの対比で決定される値(例えば0以上1
以下)が乗算される。この絶対値増幅器8とクリップ回
路10とが雑音区別信号生成手段に相当する。
7で得られた該輝度高域信号成分の絶対値化し、所定量
の増幅度で増幅する回路である。クリップ回路10は、
絶対値増幅回路8で増幅された信号を、前記所定振幅レ
ベルでクリップする回路である。このクリップレベルは
ノイズコアリング方式におけるコアリングレベルに相当
するレベルである。このようにすることにより、3原色
映像信号に含まれる雑音成分と信号成分とを区別する雑
音区別信号が生成される。この雑音区別信号は夫々乗算
器4R,4G,4Bに出力される。尚、端子9はクリッ
プレベルを入力する端子である。ここでクリップレベル
に相当する部分では、乗算器4R,4G,4Bで一定量
(例えば1)が乗算され、クリップレベル以下では、ク
リップレベルとの対比で決定される値(例えば0以上1
以下)が乗算される。この絶対値増幅器8とクリップ回
路10とが雑音区別信号生成手段に相当する。
【0019】次に動作を説明する。入力端子1R、1G
及び1Bには、図2に示すようなRGB映像信号を入力
する。LPF2R,2G及び2Bでは、入力された信号
から図3に示すような低域信号成分(以後、低域信号と
記す)RL,GL及びBLを抽出し、引き算器3R,3
G及び3Bでは、もとのRGB入力信号から、低域信号
RL,GL及びBLを夫々引き算して、図4(A),
(B),(C)に示すように、3原色映像信号中の高域
信号成分(以後、高域信号と記す)RH,GH及びBH
を得る。
及び1Bには、図2に示すようなRGB映像信号を入力
する。LPF2R,2G及び2Bでは、入力された信号
から図3に示すような低域信号成分(以後、低域信号と
記す)RL,GL及びBLを抽出し、引き算器3R,3
G及び3Bでは、もとのRGB入力信号から、低域信号
RL,GL及びBLを夫々引き算して、図4(A),
(B),(C)に示すように、3原色映像信号中の高域
信号成分(以後、高域信号と記す)RH,GH及びBH
を得る。
【0020】輝度高域信号作成回路7では、夫々の信号
間における相関の有無を検出する目的で、高域信号R
H,GH及びBHが所定の混合比(実質上、同一比)で
混合され、図5に示すような輝度高域信号成分(以後、
輝度高域信号と記す)YHが作り出される。高域信号R
H,GH及びBHを混合する理由は、テレビカメラ内の
3原色映像信号RH,GH及びBH中に含まれる相関の
ないノイズ成分と相関のある例えば輪郭成分との差を拡
大するためということであり、相関がないノイズ成分の
振幅は圧縮され、相関のある輪郭成分が加算される。
間における相関の有無を検出する目的で、高域信号R
H,GH及びBHが所定の混合比(実質上、同一比)で
混合され、図5に示すような輝度高域信号成分(以後、
輝度高域信号と記す)YHが作り出される。高域信号R
H,GH及びBHを混合する理由は、テレビカメラ内の
3原色映像信号RH,GH及びBH中に含まれる相関の
ないノイズ成分と相関のある例えば輪郭成分との差を拡
大するためということであり、相関がないノイズ成分の
振幅は圧縮され、相関のある輪郭成分が加算される。
【0021】例えば3原色(RGB)映像信号より混合
して作った輝度信号の信号対雑音比(S/N比)につい
てNTSC方式の場合で説明すると、輝度信号の混合比
は式(1)で表される。 Y=0.3R+0.59G+0.11
B...........(1) ここで、映像信号RGBを混合すると、ノイズ成分は、
3原色(RGB)映像信号間では相関がないので電力の
和として表され、輪郭信号成分は互いに相関があるので
振幅の和として表される。したがって式(1)の混合比
で信号対雑音比(S/N比)を表すと次式(2)のよう
になる。
して作った輝度信号の信号対雑音比(S/N比)につい
てNTSC方式の場合で説明すると、輝度信号の混合比
は式(1)で表される。 Y=0.3R+0.59G+0.11
B...........(1) ここで、映像信号RGBを混合すると、ノイズ成分は、
3原色(RGB)映像信号間では相関がないので電力の
和として表され、輪郭信号成分は互いに相関があるので
振幅の和として表される。したがって式(1)の混合比
で信号対雑音比(S/N比)を表すと次式(2)のよう
になる。
【0022】 20log((0.32 +0.592 +0.112)1/2/(0.3+0.59+0.11))≒−3.4dB ...(2) このように式(2)は、輝度信号Yのほうが3原色(R
GB)映像信号よりも信号対雑音比(S/N比)が約
3.4dB改善され、S/N比がよくなることを示してい
る。
GB)映像信号よりも信号対雑音比(S/N比)が約
3.4dB改善され、S/N比がよくなることを示してい
る。
【0023】また、S/N比を改善するためには混合比
を次式(3)のように設定すればよい。 Y=(R+G+B)/
3..................(3) このように設定することにより、S/N比は式(4)の
ようになる。 20log((12 +12 +12 )1/2 /(1+1+1))≒−4.8dB ...(4) したがって信号RGBのノイズ成分は、輝度信号Yにお
いて約−4.8dB 改善される。
を次式(3)のように設定すればよい。 Y=(R+G+B)/
3..................(3) このように設定することにより、S/N比は式(4)の
ようになる。 20log((12 +12 +12 )1/2 /(1+1+1))≒−4.8dB ...(4) したがって信号RGBのノイズ成分は、輝度信号Yにお
いて約−4.8dB 改善される。
【0024】尚、3原色各々の映像信号のノイズレベル
が本装置に入力される前に異なっている場合があるが、
その場合については後述する。式(2),(4)で示す
ように、3原色(RGB)映像信号を混合して輝度信号
Yを作成すると、その混合比によって改善率は異なるも
のの、S/N比は確実に改善され、ノイズ成分の振幅が
小さくなる。
が本装置に入力される前に異なっている場合があるが、
その場合については後述する。式(2),(4)で示す
ように、3原色(RGB)映像信号を混合して輝度信号
Yを作成すると、その混合比によって改善率は異なるも
のの、S/N比は確実に改善され、ノイズ成分の振幅が
小さくなる。
【0025】輝度信号の高域信号をNTSC方式で混合
する場合、NTSC方式の帯域を越えているので、式
(1)で示すようなNTSC方式の混合比を使用しなく
ても不都合は生じない。この場合、輝度信号YHの混合
比は任意でよいが、S/N比を最も改善するためには、
次式(5)に示すように、式(3)と同じ比率にすれば
よい。
する場合、NTSC方式の帯域を越えているので、式
(1)で示すようなNTSC方式の混合比を使用しなく
ても不都合は生じない。この場合、輝度信号YHの混合
比は任意でよいが、S/N比を最も改善するためには、
次式(5)に示すように、式(3)と同じ比率にすれば
よい。
【0026】Y=(RH+GH+BH)/
3...............(5) 例えば、図4(A),(B),(C)に示すように高域
信号RH,GH及びBH信号中のノイズの振幅が5%で
あったとして、式(5)の混合比で混合した場合、輝度
高域信号YH中のノイズ成分の振幅は約−4.8dB 改善さ
れるので、ノイズ成分の振幅は次式(6)のようにな
る。
3...............(5) 例えば、図4(A),(B),(C)に示すように高域
信号RH,GH及びBH信号中のノイズの振幅が5%で
あったとして、式(5)の混合比で混合した場合、輝度
高域信号YH中のノイズ成分の振幅は約−4.8dB 改善さ
れるので、ノイズ成分の振幅は次式(6)のようにな
る。
【0027】 5×10 (-4.8/10)=1.6 (%).......(6) ノイズ部分の振幅は5%であったものが約 1.6%とな
り、図5に示すような輝度高域信号YHが得られる。次
に絶対値増幅器8では、この輝度高域信号YHの絶対値
が生成され、この輝度高域信号YHの絶対値は、その信
号成分の振幅を乗算器4R,4G,4Bの入力として最
適な所定レベルとすべく所定増幅率で増幅される。
り、図5に示すような輝度高域信号YHが得られる。次
に絶対値増幅器8では、この輝度高域信号YHの絶対値
が生成され、この輝度高域信号YHの絶対値は、その信
号成分の振幅を乗算器4R,4G,4Bの入力として最
適な所定レベルとすべく所定増幅率で増幅される。
【0028】例えば図5に示すように高域輝度信号YH
の信号成分の振幅が5%である場合、所定増幅率を20倍
とすれば、高域輝度信号YHの信号成分の振幅は 100%
のレベルに達し、ノイズの振幅は約32%の信号レベルと
なる。この信号は、クリップ回路10で端子9から入力
されたクリップレベル100 %でクリップされ、図6に示
すようなノイズ成分と信号成分とを区別するための雑音
区別信号Zが生成される。
の信号成分の振幅が5%である場合、所定増幅率を20倍
とすれば、高域輝度信号YHの信号成分の振幅は 100%
のレベルに達し、ノイズの振幅は約32%の信号レベルと
なる。この信号は、クリップ回路10で端子9から入力
されたクリップレベル100 %でクリップされ、図6に示
すようなノイズ成分と信号成分とを区別するための雑音
区別信号Zが生成される。
【0029】この絶対値増幅器8での増幅率は、乗算器
4R,4G,4Bの入力レベルやクリップ回路10で要
求される入力レベルとの関係で定まり、通常はこの乗算
器4R,4G,4Bにおけるダイナミックレンジの関係
から許容する最大レベルにクリップレベルを設定し、そ
のクリップレベルを映像信号の規定値の何%に設定する
かで決定される。
4R,4G,4Bの入力レベルやクリップ回路10で要
求される入力レベルとの関係で定まり、通常はこの乗算
器4R,4G,4Bにおけるダイナミックレンジの関係
から許容する最大レベルにクリップレベルを設定し、そ
のクリップレベルを映像信号の規定値の何%に設定する
かで決定される。
【0030】乗算器4R,4G,4Bでは、該雑音区別
信号Zが前記3原色各々の高域信号RH,GH及びBH
に乗算され、夫々、図7(A),(B),(C)に示す
ように、高域信号RH,GH及びBHに比べ、相関のあ
る信号が大きく圧縮され、相関のない信号は若干圧縮さ
れた信号rh,gh,bhが得られる。そしてこの信号
rh,gh,bhが3原色映像低域信号RL,GL及び
BLに加算され、出力端子6R,6G,6Bから、図8
に示すように、ノイズ成分が圧縮される割りに輪郭信号
が圧縮されない信号R0 ,G0 、B0 が出力される。
信号Zが前記3原色各々の高域信号RH,GH及びBH
に乗算され、夫々、図7(A),(B),(C)に示す
ように、高域信号RH,GH及びBHに比べ、相関のあ
る信号が大きく圧縮され、相関のない信号は若干圧縮さ
れた信号rh,gh,bhが得られる。そしてこの信号
rh,gh,bhが3原色映像低域信号RL,GL及び
BLに加算され、出力端子6R,6G,6Bから、図8
に示すように、ノイズ成分が圧縮される割りに輪郭信号
が圧縮されない信号R0 ,G0 、B0 が出力される。
【0031】具体的に式を使って表せば次式(7)〜
(9)のようになる。 R0 =RH×Z+RL
...............(7) G0 =GH×Z+GL
...............(8) B0 =BH×Z+BL
...............(9) ここで、従来のノイズコアリング方式と本発明の高域成
分の入出力特性を図示して本発明の特徴を説明する。
(9)のようになる。 R0 =RH×Z+RL
...............(7) G0 =GH×Z+GL
...............(8) B0 =BH×Z+BL
...............(9) ここで、従来のノイズコアリング方式と本発明の高域成
分の入出力特性を図示して本発明の特徴を説明する。
【0032】まず、入力信号中のノイズレベルが最大5
%の振幅があるものと仮定する。ノイズコアリング方式
(図11)の場合、リミッタレベルを5%に設定する。
信号中の高域成分の入出力は図11となる。尚、入出力
の高域成分は正負の符号を持つが、図9では正の場合だ
けを表示している。図9のように入力がリミッタレベル
以下の場合、出力は0となる。これでは、高域成分がノ
イズであろうと輪郭であろうと一様に除去されてしま
う。
%の振幅があるものと仮定する。ノイズコアリング方式
(図11)の場合、リミッタレベルを5%に設定する。
信号中の高域成分の入出力は図11となる。尚、入出力
の高域成分は正負の符号を持つが、図9では正の場合だ
けを表示している。図9のように入力がリミッタレベル
以下の場合、出力は0となる。これでは、高域成分がノ
イズであろうと輪郭であろうと一様に除去されてしま
う。
【0033】本発明の場合について説明する。尚、説明
を簡単にするためにRGB信号とも同じ信号が入力する
(白黒の被写体を撮影している)ものとし、また、入力
信号中のノイズレベルが夫々最大5%の振幅があるもの
とする。また、輝度高域信号作成回路7では式(3)の
ようにミックスし、絶対値増幅機8の増幅率を20倍と
する。本発明の場合、信号中の高域成分をノイズと輪郭
に分けて考えることができる。
を簡単にするためにRGB信号とも同じ信号が入力する
(白黒の被写体を撮影している)ものとし、また、入力
信号中のノイズレベルが夫々最大5%の振幅があるもの
とする。また、輝度高域信号作成回路7では式(3)の
ようにミックスし、絶対値増幅機8の増幅率を20倍と
する。本発明の場合、信号中の高域成分をノイズと輪郭
に分けて考えることができる。
【0034】まず、高域成分が輪郭を表す場合について
説明する。入力信号中の高域成分が輪郭を表す場合、輝
度高域信号作成回路7においては、RH,GH,BHに
相関があるので、ノイズの場合のように輝度高域信号Y
Hのレベルが小さくなることはない。よって、雑音区別
信号Zは輪郭信号を20倍したものとなり、出力信号中
の高域成分は表1のごとくなる。
説明する。入力信号中の高域成分が輪郭を表す場合、輝
度高域信号作成回路7においては、RH,GH,BHに
相関があるので、ノイズの場合のように輝度高域信号Y
Hのレベルが小さくなることはない。よって、雑音区別
信号Zは輪郭信号を20倍したものとなり、出力信号中
の高域成分は表1のごとくなる。
【0035】
【表1】
【0036】本実施例の入出力特性を示す図10におい
て、特性Aが表1の高域成分の入出力特性をグラフ化し
たものである。次に、高域成分がノイズを表す場合につ
いて説明する。入力映像信号中の高域成分を表す場合、
輝度高域信号作成回路7においては、RH,GH,BH
に相関がないので、輝度高域信号YHのレベルが小さく
なり、雑音区別信号Zはそれを20倍したものとなり、
出力信号中の高域成分、及び、ノイズの改善率は表2の
ごとくなる。
て、特性Aが表1の高域成分の入出力特性をグラフ化し
たものである。次に、高域成分がノイズを表す場合につ
いて説明する。入力映像信号中の高域成分を表す場合、
輝度高域信号作成回路7においては、RH,GH,BH
に相関がないので、輝度高域信号YHのレベルが小さく
なり、雑音区別信号Zはそれを20倍したものとなり、
出力信号中の高域成分、及び、ノイズの改善率は表2の
ごとくなる。
【0037】
【表2】
【0038】そして図10の特性Bが、表2の高域成分
の入出力特性をグラフ化したものである。このように本
発明では、入力信号中の高域成分が輪郭信号の場合は、
若干劣化するが、ノイズコアリング方式のように全くな
くなってしまうことはない。入力信号中の高域成分がノ
イズの場合は、輪郭信号の劣化量より大きく圧縮され、
さらに、高域成分のレベルが小さいほど、その改善量は
大きい。即ち、高域成分中の輪郭信号に与える影響は小
さく、高域成分中の微小で明らかにノイズであるとわか
る場合にはその改善率を大きくとることができ。高域成
分中でノイズなのか輪郭なのかはっきりしない部分につ
いてはその改善率を小さくするのでノイズコアリング方
式より適切な処理をすることができる。
の入出力特性をグラフ化したものである。このように本
発明では、入力信号中の高域成分が輪郭信号の場合は、
若干劣化するが、ノイズコアリング方式のように全くな
くなってしまうことはない。入力信号中の高域成分がノ
イズの場合は、輪郭信号の劣化量より大きく圧縮され、
さらに、高域成分のレベルが小さいほど、その改善量は
大きい。即ち、高域成分中の輪郭信号に与える影響は小
さく、高域成分中の微小で明らかにノイズであるとわか
る場合にはその改善率を大きくとることができ。高域成
分中でノイズなのか輪郭なのかはっきりしない部分につ
いてはその改善率を小さくするのでノイズコアリング方
式より適切な処理をすることができる。
【0039】かかる構成によれば、3原色映像信号の高
域信号成分に含まれるノイズ成分には相関関係がないこ
とを利用して、3原色映像信号の高域信号成分を混合
し、絶対値をとって増幅し、所定振幅レベルでクリップ
して雑音区別信号を生成し、この雑音区別信号を各高域
信号成分に乗算して低域信号成分と加算することによ
り、相関のないノイズを圧縮することができ、3原色映
像信号中のノイズと本来の映像信号の区別を確実に行う
ことができ、相関の有無に応じたノイズ圧縮が可能とな
る。
域信号成分に含まれるノイズ成分には相関関係がないこ
とを利用して、3原色映像信号の高域信号成分を混合
し、絶対値をとって増幅し、所定振幅レベルでクリップ
して雑音区別信号を生成し、この雑音区別信号を各高域
信号成分に乗算して低域信号成分と加算することによ
り、相関のないノイズを圧縮することができ、3原色映
像信号中のノイズと本来の映像信号の区別を確実に行う
ことができ、相関の有無に応じたノイズ圧縮が可能とな
る。
【0040】ここで、クリップレベル(これはコアリン
グ方式のコアリングレベルに相当する)は相関のない信
号成分に対しては比較的リニアな入出力特性となってい
るため、コアリング方式におけるコアリングレベルの設
定のように、そのレベル決定に気を使う必要がない。従
って、実際の回路設計において、可変抵抗器によるレベ
ル調整も不要となる利点がある。
グ方式のコアリングレベルに相当する)は相関のない信
号成分に対しては比較的リニアな入出力特性となってい
るため、コアリング方式におけるコアリングレベルの設
定のように、そのレベル決定に気を使う必要がない。従
って、実際の回路設計において、可変抵抗器によるレベ
ル調整も不要となる利点がある。
【0041】また、特に、映像信号がノイズに隠れてし
まう場合でも、ノイズと映像信号とを確実に区別して、
輪郭が劣化しなく、輪郭がぼけない映像で、しかもノイ
ズの少ない映像を得ることができる。尚、本実施例で
は、映像信号の高域信号と低域信号を分割するのにLP
Fと引き算器を使用して行ったが、これに限らずHPF
(ハイパスフィルタ)を使用しても簡単に高域信号を抽
出することができる。
まう場合でも、ノイズと映像信号とを確実に区別して、
輪郭が劣化しなく、輪郭がぼけない映像で、しかもノイ
ズの少ない映像を得ることができる。尚、本実施例で
は、映像信号の高域信号と低域信号を分割するのにLP
Fと引き算器を使用して行ったが、これに限らずHPF
(ハイパスフィルタ)を使用しても簡単に高域信号を抽
出することができる。
【0042】次に、本装置に入力された3原色各々の映
像信号のノイズレベルが異なっている場合について説明
する。本実施例では、本装置に入力された3原色各々の
映像信号のノイズ成分が同一レベルである場合について
説明したが、ホワイトバランスを合わせるために、3原
色各々の映像信号が本装置の前で別々の増幅率で増幅さ
れている場合がある。その場合、ホワイトバランス調整
のための増幅前で3原色各々の映像信号のノイズレベル
が同じであっても、増幅されて本装置に入力された時に
はノイズレベルが異なることになる。
像信号のノイズレベルが異なっている場合について説明
する。本実施例では、本装置に入力された3原色各々の
映像信号のノイズ成分が同一レベルである場合について
説明したが、ホワイトバランスを合わせるために、3原
色各々の映像信号が本装置の前で別々の増幅率で増幅さ
れている場合がある。その場合、ホワイトバランス調整
のための増幅前で3原色各々の映像信号のノイズレベル
が同じであっても、増幅されて本装置に入力された時に
はノイズレベルが異なることになる。
【0043】例えば、その増幅率がa:b:cとする
と、本装置に入力するRGB信号は次のようになる。 R=rl×a+(rh+Nr)×
a...........(10) G=gl×b+(gh+Ng)×
b...........(10) B=bl×c+(bh+Nb)×
c...........(10) rl,gl,bl:増幅前の各信号中の低域信号 rh,gh,bh:増幅前の各信号中の高域信号(輪
郭) Nr,Ng,Nb:増幅前の各信号中のノイズ(振幅の
最大値は同じ)よって、 RL=rl×a RH=(rh+Nr)×a GL=gl×b GH=(gh+Ng)×b BL=bl×c BH=(bh+Nb)×c よって、輝度高域信号YHを混合するときの混合比を
d:e:fとすれば、 YH=((rh+Nr)×a×d +(gh+Ng)×b×e +(bh+Nb)×c×f)/(d+e+f) となる。
と、本装置に入力するRGB信号は次のようになる。 R=rl×a+(rh+Nr)×
a...........(10) G=gl×b+(gh+Ng)×
b...........(10) B=bl×c+(bh+Nb)×
c...........(10) rl,gl,bl:増幅前の各信号中の低域信号 rh,gh,bh:増幅前の各信号中の高域信号(輪
郭) Nr,Ng,Nb:増幅前の各信号中のノイズ(振幅の
最大値は同じ)よって、 RL=rl×a RH=(rh+Nr)×a GL=gl×b GH=(gh+Ng)×b BL=bl×c BH=(bh+Nb)×c よって、輝度高域信号YHを混合するときの混合比を
d:e:fとすれば、 YH=((rh+Nr)×a×d +(gh+Ng)×b×e +(bh+Nb)×c×f)/(d+e+f) となる。
【0044】ここで、輝度高域信号YH中のノイズYH
Nは次式で表されるような値となる。YHN=(Nr×
a×b+Ng×b×e+Nb×c×f)/(d+e+
f)ここで、S/N比を最もよくするには最終的なノイ
ズレベルを同一比とすればよいのであるから、 a×d:b×e:c×f=1:1:1 となるようにすればよい。即ち、 d=1/a e=1/b f=1/c とすればよい。
Nは次式で表されるような値となる。YHN=(Nr×
a×b+Ng×b×e+Nb×c×f)/(d+e+
f)ここで、S/N比を最もよくするには最終的なノイ
ズレベルを同一比とすればよいのであるから、 a×d:b×e:c×f=1:1:1 となるようにすればよい。即ち、 d=1/a e=1/b f=1/c とすればよい。
【0045】したがって3原色各々の映像信号のノイズ
レベルが本装置の前で異なっている場合には、各3原色
各々の映像信号の増幅率が実質上同一比となるように、
増幅率を輝度高域信号作成回路7において調整すればよ
い。このようにすることにより、高域信号RH,GH及
びBHは実質上、同一比となって混合され、ノイズ圧縮
の効率を向上させることができる。
レベルが本装置の前で異なっている場合には、各3原色
各々の映像信号の増幅率が実質上同一比となるように、
増幅率を輝度高域信号作成回路7において調整すればよ
い。このようにすることにより、高域信号RH,GH及
びBHは実質上、同一比となって混合され、ノイズ圧縮
の効率を向上させることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
離された3原色映像信号の高域信号成分を混合し、絶対
値をとって増幅し、所定振幅レベルでクリップして雑音
区別信号を生成し、この雑音区別信号を各高域信号成分
に乗算して低域信号成分と加算することにより、雑音成
分を圧縮することが出来、3原色映像信号中の雑音成分
と本来の映像信号の区別を確実に行うことができる。
離された3原色映像信号の高域信号成分を混合し、絶対
値をとって増幅し、所定振幅レベルでクリップして雑音
区別信号を生成し、この雑音区別信号を各高域信号成分
に乗算して低域信号成分と加算することにより、雑音成
分を圧縮することが出来、3原色映像信号中の雑音成分
と本来の映像信号の区別を確実に行うことができる。
【0047】特に、映像信号が雑音成分に隠れてしまう
場合、従来の方法では映像信号の輪郭がぼけてしまう
が、本発明によれば、輝度高域信号を作成する時に信号
対雑音比が改善されて雑音区別信号を生成するようにし
ているので、雑音成分と映像信号との区別が確実に行わ
れ、輪郭がぼけない映像が得られるようになる。また、
本装置の前で雑音レベルが3原色各々の映像信号で異な
っている場合には、実質上、同一比となるように調整す
ることにより、雑音圧縮の効率を向上させることができ
る。
場合、従来の方法では映像信号の輪郭がぼけてしまう
が、本発明によれば、輝度高域信号を作成する時に信号
対雑音比が改善されて雑音区別信号を生成するようにし
ているので、雑音成分と映像信号との区別が確実に行わ
れ、輪郭がぼけない映像が得られるようになる。また、
本装置の前で雑音レベルが3原色各々の映像信号で異な
っている場合には、実質上、同一比となるように調整す
ることにより、雑音圧縮の効率を向上させることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック回路図。
【図2】図1の回路に入力される3原色映像信号の波形
図。
図。
【図3】図1の各LPFの出力信号の波形図。
【図4】図1の各引き算器の出力信号の波形図。
【図5】図1の輝度高域信号作成回路の出力信号の波形
図。
図。
【図6】図1の雑音区別信号の波形図。
【図7】図1の各乗算器の出力信号の波形図。
【図8】図1の装置の出力信号の波形図。
【図9】従来の入出力特性の説明図。
【図10】本実施例の入出力特性の説明図。
【図11】従来のブロック回路。
【図12】図9の各回路における信号の波形図。
7 輝度高域信号作成回路 8 絶対値増幅器 9 クリップ回路
Claims (2)
- 【請求項1】3原色に分離された夫々の光成分を光電変
換し、得られた各々の映像信号に含まれる雑音成分を圧
縮する雑音圧縮装置において、 3原色の各映像信号毎に、高域信号成分と低域信号成分
とを所定周波数で分割して高域信号成分を抽出するフィ
ルタ手段と、 抽出された3原色映像信号の各高域信号成分を所定の比
で混合し、輝度高域信号成分を作成する輝度高域信号作
成手段と、 該輝度高域信号成分を絶対値化し、それを所定増幅度で
増幅し、増幅された信号の所定値をクリップすることに
より雑音成分と信号成分とを区別する雑音区別信号を生
成する雑音区別信号生成手段と、 該雑音区別信号を前記3原色の各高域信号成分毎に乗算
する乗算手段と、 該乗算手段により雑音区別信号が乗算された3原色の高
域信号成分を、3原色毎に前記低域信号成分に加算する
加算手段と、 を備えたことを特徴とする雑音圧縮装置。 - 【請求項2】前記輝度高域信号作成手段で3原色映像信
号の各高域信号成分を混合する時、混合前の各雑音成分
レベルの比に対して、混合後の各雑音成分レベル比が同
一となる混合比で混合したことを特徴とした請求項1記
載の雑音圧縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302858A JP2814188B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 雑音圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302858A JP2814188B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 雑音圧縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162888A true JPH07162888A (ja) | 1995-06-23 |
| JP2814188B2 JP2814188B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=17913947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5302858A Expired - Lifetime JP2814188B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 雑音圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2814188B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008099069A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Mitsubishi Electric Corp | ノイズ低減装置および方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5324189U (ja) * | 1976-08-09 | 1978-03-01 | ||
| JPS60145786A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-01 | Toshiba Corp | カラ−映像信号の雑音抑圧回路 |
| JPH02192389A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号処理装置 |
| JPH05268615A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-15 | Toshiba Corp | 固体カラー撮像装置 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP5302858A patent/JP2814188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5324189U (ja) * | 1976-08-09 | 1978-03-01 | ||
| JPS60145786A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-01 | Toshiba Corp | カラ−映像信号の雑音抑圧回路 |
| JPH02192389A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号処理装置 |
| JPH05268615A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-15 | Toshiba Corp | 固体カラー撮像装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008099069A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Mitsubishi Electric Corp | ノイズ低減装置および方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2814188B2 (ja) | 1998-10-22 |
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