JPH0716289Y2 - 医療用光源装置 - Google Patents

医療用光源装置

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JPH0716289Y2
JPH0716289Y2 JP1991023575U JP2357591U JPH0716289Y2 JP H0716289 Y2 JPH0716289 Y2 JP H0716289Y2 JP 1991023575 U JP1991023575 U JP 1991023575U JP 2357591 U JP2357591 U JP 2357591U JP H0716289 Y2 JPH0716289 Y2 JP H0716289Y2
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JP
Japan
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light
reflecting mirror
halogen bulb
infrared
source device
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JP1991023575U
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JPH0636204U (ja
Inventor
惣三 斎藤
昭男 高橋
Original Assignee
近藤フィリップスライティング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、医療用光源装置に関
し、特に、歯科医療に適用して好適な反射ハロゲン電球
を用いた医療用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療において歯科修復処置をする場
合には、患部に光重合タイプのコンポジットレジンを塗
布し、ハロゲン電球の可視光線をオプチカルファイバを
介してこの患部まで伝達し、患部に塗布されたコンポジ
ットレジンに、オプチカルファイバにより伝達されたハ
ロゲン電球の可視光線を照射することにより、このコン
ポジットレジンを硬化させて歯科修復処置することが、
一般に行われている。
【0003】ところで、ハロゲン電球は光源として機能
する一方で、高温な熱源としても作用し、ハロゲン電球
からはかなりの量の赤外線が照射されている。
【0004】また、光重合タイプのコンポジットレジン
を硬化させるには、400nm〜500nmの波長の光
がもっとも好適であり、さらにオプチカルファイバは熱
に弱いため、特定範囲の波長(400nm〜500n
m)以外の光及び赤外線をオプチカルファイバへ入射す
る以前にカットして、特定範囲の波長(400nm〜5
00nm)の可視光線のみを、コンポジットレジンへ照
射する必要があった。
【0005】このため、従来の医療用反射鏡ハロゲン電
球としては、例えば、図2に示すものが提案されてい
る。
【0006】図2において、ハロゲン電球1はタングス
テンフィラメント2が例えばガラスにより構成された反
射鏡3の第1焦点に位置するように配設されている。こ
の場合反射鏡3の反射面3Aは例えば回転楕円の形状を
有し、フィラメント2によって発生された光を反射面3
Aによって反射させて、2次焦点に反射光を集光させる
ことにより、ハロゲン電球1の前方に位置するオプチカ
ルファイバ4に、光を入射するようになされている。
【0007】ハロゲン電球1は、基部に一対の封着箔5
を封着してなる頂部が半球状の縦長のガラス管球6を有
し、封着箔5にそれぞれ電気的に接続された一対のリー
ド7の先端に小円筒状のフィラメント2を取付け、また
封着箔5にそれぞれ電気的に接続された一対のピン8を
外方に突出させてなる。
【0008】一方反射鏡3は、反射面3Aの中央部に、
後方に円筒状に突出する取付部9を有し、この取付部9
内にハロゲン電球1の根元部1Aを延長させた状態でセ
メント10によって両者を一体に固着している。
【0009】さらに、ハロゲン電球1とオプチカルファ
イバ4との間に、例えば防熱ガラス、あるいは赤外線反
射フィルタよりなる赤外線カットフィルタ11と、特定
範囲の波長(例えば、400nm〜500nmとす
る。)以外の光をカットし、特定範囲の波長(400n
m〜500nm)のみを透過するカットフィルタ12を
備えている。
【0010】以上の構成において、フィラメント2にお
いて発生した光は、直接に前方に照射されると共に、反
射鏡3の反射面3Aによって反射されて、前方に照射さ
れる。これら前方に照射された全ての光は、赤外線カッ
トフィルタ11及びカットフィルタ12を通過する際
に、赤外線カットフィルタ11及びカットフィルタ12
により、赤外線及び所定範囲の波長(400nm〜50
0nm)以外の光はカットされる。従って、オプチカル
ファイバ4には、所定範囲の波長(400nm〜500
nm)の可視光のみ入射されることになる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来の医療用反
射鏡ハロゲン電球を用いた医療用光源装置にあっては、
光源とオプチカルファイバとの間に赤外線カットフィル
タおよびカットフィルタを配置するため、構成部品が多
くなり構成が複雑になるとともに、製造コストが高価な
ものになるという問題点があった。
【0012】本考案は、上記に鑑みてなされたものであ
り、構成部品を減少させ、製造を容易にするとともに製
造コストを低減するため、ガラス管球に赤外線カット膜
を形成し、かつ反射鏡の反射面には誘電体多層薄膜を形
成した反射鏡ハロゲン電球を用い、この反射鏡の前方に
オプチカルファイバを配置した医療用光源装置を提供す
るものである。
【0013】
【実施例】以下、本考案による医療用光源装置を詳細に
説明する。
【0014】図1は、本考案の一実施例を示し、図2と
同一の部分は同一の引用数字で示したので重複する説明
は省略するが、オプチカルファイバ4側に位置するハロ
ゲン電球1のガラス管球6の頭部の表面には、赤外線カ
ット膜13が付着されている。この赤外線カット膜13
が付着される範囲は、少なくともハロゲン電球1により
発生される光のうち反射鏡3に到達せずに、直接前方に
照射される部分を被覆する範囲である。この赤外線カッ
ト膜13としては、屈折率の異なる2種の物質の薄膜を
コーティングにより交互に重ね合わせて多層に積層し
て、赤外線を反射する性質をもたせるようにした赤外線
反射膜を適用することができる。この赤外線反射膜とし
ては、例えば、耐熱性のある二酸化ケイ素あるいは二酸
化チタンを積層した赤外線反射膜がある。また、ゲルマ
ニウムを単層に形成して赤外線を吸収する性質をもたせ
るようにした赤外線吸収膜も、赤外線カット膜13とし
て適用できる。
【0015】さらには、単に光を遮断するための遮光膜
を赤外線カット膜13として付着しても良く、これによ
り赤外線を遮断してもよい。
【0016】また反射鏡3は、透明ガラス製であり、そ
の外径がφ30mm〜φ55mmによって良好な特性を
得られる。さらにこの反射鏡3の反射面3Aには、誘電
体多層薄膜14を付着して、400nm〜500nmの
光を反射し他の波長の光を透過させる分光特性を持たせ
ている。この誘電体多層薄膜14としては、例えば耐熱
性のある二酸化ケイ素、二酸化チタンを多層に積層し
て、前記の分光特性を持たせるようにしたものを適用で
きる。
【0017】以上の構成において、フィラメント2にお
いて発生した光は、赤外線カット膜13により赤外線が
カットされるとともに、反射鏡3に到達した光のうち、
400nm以下の波長及び500nm以上の波長の光と
赤外線は、誘電体多層薄膜14を透過して反射鏡3の後
方に逸散される。
【0018】従って、400nm〜500nmの光のみ
がオプチカルファイバ4へ入射されることになり、赤外
線はカットされているためオプチカルファイバ4の温度
上昇は抑えられる。
【0019】なお、赤外線カット膜13を透過して、反
射鏡3に到達せずに直接前方へ照射される可視光は、4
00nm〜500nmの波長に限られるものではない
が、反射鏡3に到達して前方に反射される400nm〜
500nmの波長をもつ反射光に比して、極めて、微量
であるため、実用上ほとんど影響を与えないものであ
る。また、赤外線カット膜13として、遮光膜を使用し
た場合には、直接前方へ照射される光を赤外線を含めて
全部カットできるため、確実に400nm〜500nm
の波長の光のみをオプチカルファイバ4に入射できる。
【0020】因みに、出願人により行われた実験によれ
ば、従来の反射鏡ハロゲン電球(定格12V/50W)
の光を熱線カットフィルタ11及びカットフィルタ12
を透過させることなく照射した場合、2次焦点の温度は
180°C程度にまで上昇する。一方、反射鏡のみ図1
の構成をとり、ハロゲン電球は従来のものを使用した場
合には118°C程度まで低下でき、さらに、ハロゲン
電球についても図1の構成をとれば、すなわち、本実施
例によれば、99°C程度までにも温度を低下させるこ
とができた。
【0021】このように赤外線カットフィルタ11及び
カットフィルタ12を使用せずに、400nm〜500
nmの波長の光のみを、オプチカルファイバ4に入射で
き、かつハロゲン電球1のガラス管球6の表面に赤外線
カット膜13を付着する作業と、反射鏡3の反射面3A
に誘電体多層薄膜14を付着する作業を、前記ハロゲン
電球1と前記反射鏡3とを両者一体に固着する前に行う
ことができるので、構成部品を減少できて、しかも容易
に製造することができるので、製造コストを低減でき
る。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案により医療
用反射鏡ハロゲン電球によれば、ガラス管球に赤外線カ
ット膜を形成するとともに、反射鏡の反射面に誘電体多
層薄膜を形成したため、構成部品を減少させて、容易に
製造することができるとともに、製造コストを低減でき
る。
【0023】以上説明したように、本考案による医療用
光源装置によれば、ガラス管球に赤外線カット膜を形成
するとともに、反射鏡の反射面に誘電体多層薄膜を形成
したため、構成部品を減少させて、容易に製造すること
ができるとともに、製造コストを低減できる。また、オ
プチカルファイバを通して可視光線のみを伝達して患部
に塗布した光重合タイプのコンポジットレジンを硬化さ
せるので、患者はハロゲン電球から離れたところで治療
を受けることができ、不快な熱の影響を受けることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図ある。
【図2】従来の医療用反射鏡ハロゲン電球を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ハロゲン電球 1A 根元部 2 フィラメント 3 反射鏡 3A 反射面 4 オプチカルファイバ 5 封着箔 6 ガラス管球 7 リード 8 ピン 9 取付部 10 セメント 11 赤外線カットフィルタ 12 カットフィルタ 13 赤外線カット膜 14 誘電体多層薄膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡の反射面の中央部に、ガラス管球
    内にフィラメントを封入し、前記フィラメントが前記反
    射鏡の焦点に位置するように配設してなるハロゲン電球
    を用いた医療用光源装置であって、前記ハロゲン電球に
    より発生される光のうちで、前記反射鏡に到達せずに、
    直接に前記反射鏡外部へ照射される光の出射部分を被覆
    するように、前記ガラス管球の頭部の表面に形成された
    赤外線を反射もしくは吸収する赤外線カット膜と、前記
    反射鏡の前記反射面に形成され、400ないし500n
    mの光のみを反射し他の波長の光を透過する誘電体多層
    薄膜と、前記ハロゲン電球の前方に配置したオプチカル
    ファイバと、からなる医療用光源装置。
JP1991023575U 1991-04-10 1991-04-10 医療用光源装置 Expired - Lifetime JPH0716289Y2 (ja)

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JPH0636204U JPH0636204U (ja) 1994-05-13
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