JPH0716309A - 健康促進器具 - Google Patents

健康促進器具

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JPH0716309A
JPH0716309A JP14766893A JP14766893A JPH0716309A JP H0716309 A JPH0716309 A JP H0716309A JP 14766893 A JP14766893 A JP 14766893A JP 14766893 A JP14766893 A JP 14766893A JP H0716309 A JPH0716309 A JP H0716309A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒体踏み運動による足の健康促進効果を継続
して保持でき、かつ使用時における粒体の散乱を防止し
得る健康促進器具の提供。 【構成】 健康促進器具1によれば、容器2の内面3近
傍の海砂8は、砂上面位置8aへの足踏み動作によって
内面3から反り返り面6にスムースに案内され、更に反
り返り面6により容器2の中央部に向けて流動する。こ
の流動した海砂8は、その後足を海砂8から抜き出した
ときの空間部分を埋めるので、同じ海砂8が繰り返し踏
みつけられて固められることがない。従って、海砂踏み
運動により足裏等のツボを有効に押し得、また脆い角質
を削り取ることもできる。その結果、健康促進効果を継
続して保持でき、かつ使用時における海砂8の散乱を防
止することができる。また、足踏み運動の際に生じたり
或いは大気中から吸収した水分を乾燥させる効果も奏す
る。加えて、水虫の治療にも有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に収容された、例
えば海砂等の粒体を足で踏みつけることにより健康の促
進を図ることのできる健康促進器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、海岸の砂浜上を裸足で散歩やジ
ョギングすると、健康によいことはよく知られている。
これは、適度に粒の荒い海砂が足の裏を押圧したり、足
指の間に入ったりして、足の裏や足指の間に存在するツ
ボを刺激することがその一因とされている。また、足の
裏や足指の間の脆くなった角質が海砂により削り取られ
るといった効果もある。また、水虫に罹っている部分の
角質は、特に脆くなっているため、この部分の角質は削
り取られやすく、菌を伴って皮膚から剥がれ落ちる。そ
のため、海砂上の足踏み運動は水虫に罹った足の治療に
も有効であるとされている。
【0003】しかしながら、このような海砂等の砂粒踏
みを利用した健康促進器具は、これまで創案されていな
かった。それは、砂粒が散乱しやすい等、取扱いが容易
でないことが理由のひとつになっている。そこで、海砂
等の砂粒を容器に入れ、この容器内にて砂粒踏みを行う
ことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、容器に収容
された砂粒を踏む運動を行ったとき、内面形状に規制さ
れて砂粒が大きく移動できない容器を用いた場合、同じ
位置の砂粒を繰り返し踏み続けると、足裏の押下力によ
る踏み固め作用と砂粒の微粒化とにより、繰り返し踏み
つけられた位置の砂粒が高密度に固まってくることがあ
る。このように高密度に固まった砂粒では、足裏等に分
散しているツボを有効に刺激することができなくなると
いう問題を生じる。
【0005】また、砂粒中に剥がれ落ちた角質に付着し
ている水虫の菌は、同じ位置での踏みつけ運動により足
の皮膚から生じた水分の存在によってその場所で繁殖し
やすくなり、衛生面でも問題がある。
【0006】一方、砂粒を収容する容器として、例えば
上面が開口した一般の平箱を用いた場合、砂粒を踏みつ
けた際に砂粒が平箱から飛び出して周囲に散乱するとい
った不具合も考えられる。このような場合、周壁の高い
平箱を用いることも考えられるが、それでは、平箱内へ
の足の出し入れや足踏み運動の際に、この高い周壁が邪
魔になる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、砂粒踏み運動による足の健康促進効果を継
続して保持でき、かつ使用時における砂粒の散乱を防止
し得る健康促進器具の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る健康促進器具は、上面開口が形成され
た容器に、足で踏みつけられる所定粒径の粒体を収容
し、この収容された粒体の上方位置であって容器の内面
に内向きに突出した凸部を設けるとともに、この凸部の
下面を内向きに反り返した傾斜状に形成してなるもので
ある。
【0009】尚、ここでいう所定粒径は、粒体を容器内
に収容した場合に隣接する粒体間の間隔が、例えば足裏
等に分散しているツボの平均的な間隔をとりうる粒径で
あるのが好ましく、具体的には例えば 1.5〜7.5 mm程度
である。
【0010】また、容器の内面を、外向きに高くなる傾
斜状に形成してなるものであってもよい。
【0011】更に、容器の内面を、凹陥した略球面状に
形成することもできる。
【0012】そして、容器の内面の凸部を、この内面に
周方向に不連続で設けたものであってもよい。
【0013】また、容器の内面の凸部を、この内面に全
周に亘って連続して設けた構成とすることもできる。
【0014】
【作用】本発明に係る健康促進器具においては、容器に
収容された所定粒径の粒体を足で踏みつけると、踏み入
れた足の容量により全体の嵩が増えるため、粒体の上面
位置が上昇して凸部の下面に達する。そして、この粒体
は、内向きに反り返した傾斜状に形成された下面に案内
され、容器の中央部に向けて流動する。
【0015】つぎに、足を粒体から抜き出すと、足が抜
かれてできた空間部分は、凸部の下面から流動してきた
粒体により埋められる。このようにして、粒体への足の
抜き差しを繰り返すことにより、凸部の下面から足踏み
位置まで粒体が流動する。従って、同じ粒体を繰り返し
踏みつけることがない。
【0016】また、容器の内面が外向きに高くなる傾斜
状に形成された場合は、足の踏みつけにより、容器下部
の粒体も凸部の下面に向けてこの傾斜状の内面に沿って
案内されて上昇する。
【0017】更に、容器の内面が凹陥した略球面状に形
成された場合には、容器下部の粒体は凸部の下面に向け
てこの略球面状の内面に沿ってスムースに案内されて上
昇する。
【0018】そして、容器の内面の凸部がこの内面に周
方向に不連続で設けられた場合、足踏み運動時に凸部の
下面により案内される粒体は、凸部が設けられている部
位とこれが設けられていない部位とで異なる動きをす
る。
【0019】また、容器の内面の凸部がこの内面に全周
に亘り連続して設けられた場合、足踏み運動時に凸部の
下面近傍における粒体は、全周に亘る凸部の下面により
殆ど全てが足踏み位置に向けて案内される。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例となる健康促進器具につ
き、添付図面を参照しつつ以下に説明する。ここに、図
1は本発明の一実施例に係る健康促進器具の外観を示す
斜視図、図2は海砂を収容した健康促進器具の図1にお
けるA−A矢視断面図である。
【0021】図面において、1は本実施例に係る健康促
進器具であり、石材から中ぐり研削加工によって形成さ
れた略矩形状の容器2よりなっている。この容器2は、
その上面に踏み入れ口4が開口して形成され、その内面
3の上部に内向きに突出した凸部5が全周に亘り連続し
た鍔状に形成されている。そして、この凸部5の下面
は、内向きに反り返した曲率半径R1 の反り返り面6と
して形成されている。また、7は容器2を持ち運ぶ際に
把持される把手溝部である。
【0022】容器2の内面3は、下向きに凹陥した曲率
半径R2 の球面状に形成されている。尚、内面3の曲率
半径R2 と反り返り面6の曲率半径R1 との寸法比率
を、ここでは約5.6:1に設定しているが、この寸法
比率はあくまでも例示に過ぎず、これに限定されないの
はいうまでもない。そして、容器2内には、ここでは粒
径 1.5〜7.5 mm程度の比較的粒の荒い海砂8が収容され
ている。この海砂8の収容量は、その砂上面位置8aが
反り返り面6の下方位置であって、足9(図3参照)を
踏み入れた際にも海砂8が反り返り面6の上端高さを超
えることのない量に設定されている。また、海砂8個々
の粒体は多少角のとれたものであって、微粒の土分を含
まないものが用いられる。
【0023】引続き、上記構成の健康促進器具1の使用
態様につき、図3及び図4を参照しつつ以下に説明す
る。先ず、上記設定の砂上面位置8aまで、海砂8を容
器2内に収容する。次に、足9を踏み入れ口4から入れ
て海砂8上を踏みつける。このとき踏みつけられた海砂
8個々の粒体により、足9の裏のツボが刺激される。ま
た、足9の裏の比較的脆くなった角質は海砂8によって
削り取られる。
【0024】このとき、海砂8は指骨を少し押し拡げて
足指の間に入り込むので、足指間のツボが押圧されると
ともに、その部位の角質も海砂8により削り取られ、皮
膚から剥がれやすくなる。従って、足裏や足指間が例え
ば水虫に罹っている場合は、これらの皮膚から削り取ら
れた角質に随伴して水虫の菌も除去されるので、繁殖し
にくくなる。従って、この健康促進器具1を用いて足踏
み運動を行えば、健康促進に寄与するのはもとより、水
虫の治療にも役に立つ。
【0025】このように、上記健康促進器具1は、足裏
皮の硬い人,足指皮を削り取りたい人,足冷えの人,偏
平足に起因する症状を有する人,胃腸の弱い人,外歩き
のできない人等にとって重宝なものであって、土間,廊
下,室内等の屋内でも簡便に砂踏み運動を行うことがで
きるものである。
【0026】特に、この健康促進器具1では、容器2の
内面3が凹陥した球面状に形成されているので、図3中
の実線矢印で示すように、容器2奥下部の海砂8は足9
の押下(図3中の白抜き矢印方向)により内面3に沿っ
てスムースに案内され上昇して反り返り面6に達した
後、次には反り返り面6に沿って案内され容器2の中央
部に向けて流動する。このときの海砂8の砂上面位置は
8bとなる。このように、健康促進器具1は海砂8を踏
みつけた際に、反り返り面6近傍の海砂8は全周に亘る
反り返り面6により全て内向きに案内されるので、容器
2から飛び出して散乱したりしない。
【0027】続いて、足9を海砂8から抜き出すと、図
4に示す如く、足9が抜き出されて生じた海砂8の空間
部分は、反り返り面6から流動してきた海砂8で埋めら
れ、このときの砂上面位置は8cのようになる。そこ
で、再び踏みつけ動作を行うと、足9は前回埋められた
海砂8を踏むことになるので、従来のように同じ海砂8
を踏むことによる踏み固めを防止することができる。ま
た、容器2奥下部の海砂8も対流により砂上面に露出す
るので、この露出してきた海砂8中の水分を乾燥させる
効果もある。これによって、水虫の菌の繁殖も抑制し得
るので、この健康促進器具1は衛生的である。
【0028】ここで、この健康促進器具1を用いた足踏
み運動の一例を紹介する。先ず、海砂8を収容した容器
2の踏み入れ口4から裸足で入る。そして、例えば柱,
戸,障子,或いは杖,棒等を手で持って身体を支え、海
砂8上で足踏みを行う。この足踏み動作を8〜9回行う
と、海砂8が動きやすくなりあたかも砂上面が軟らかく
なったようになる。そこで、足指の先に力を入れてわず
かに広げ、海砂8の中に指先から押し込むようにして足
9を埋入する。この指先からの足9の埋入・抜出動作を
少なくとも7〜8回以上繰り返す。
【0029】次は、踵に力を入れて海砂8の中に踵から
足9を埋入し抜出する動作を適宜の回数繰り返す。運動
開始の初日は、これらの動作を10〜15分間程度で終
えておく。そして、以上の動作を、例えば毎日或いは隔
日に使用者の体力に応じて適宜の回数だけ実行すればよ
い。
【0030】ところで、水虫に罹っている人が使用する
場合には、これらの動作を行ったのち、水虫感染部分に
水虫治療薬を塗っておくと、水虫の完治に効果的であ
る。一方、例えば漬物等に用いられる粗製の塩(いわゆ
るアラシオ)の約一握り分を、4〜5日に1回程度(健
康促進器具1を毎日使用する場合)海砂8に添加したと
きも、水虫の完治に極めて有効であった。
【0031】また、水虫に罹っている人と罹っていない
人とでは、別々の健康促進器具1を使い分けるのが、水
虫の感染を確実に防止する上で好ましい。そして、10
日間程度使用した後にはこの海砂8を容器2から全量取
り出して天日で乾燥させて再使用するか、或いは新しい
海砂8と交換するのが、衛生上さらに好ましい。
【0032】尚、上記実施例の凸部としては、全周に亘
り連続した鍔状に形成したものを用いたが、本発明はこ
れに限るものではない。例えば、図2に示すように、容
器2の内面3に、この内面3の周方向に不連続な凸部5
aを設けた構成にしてもよい。この構成の場合は、足踏
み運動時に、凸部5aが設けられている部位の下方にあ
る海砂8は、凸部5aの下面6aにより足踏み位置に向
けて案内される。一方、凸部5aが設けられていない部
位(図中、一点鎖線で示す凸部5a間に位置し、内面3
からの延長面を含む隙間部9)の下方にある海砂8は、
隙間部9の内面に沿って上向きにも案内され、足の抜き
出し時に隙間部9の内面に沿って下向きに戻る。即ち、
海砂8は、凸部5aが設けられている部位とこれの設け
られていない隙間部9の部位とで異なる動きをする。従
って、海砂8の攪拌効果は内面3の周方向に関して向上
する。
【0033】また、容器の内面としては、上記実施例に
示したような球面状に傾斜したものに限らず、外向きに
高くなるように形成された側断面直線状の傾斜面であっ
てもよい。
【0034】更に、容器の材質としては、上記した石材
に代えて、鉄,銅等の金属材,硬質プラスチック等を使
用することもできる。
【0035】そして、上記実施例では海砂を用いたが、
本発明の粒体としては、海砂に限るものではなく、例え
ば粒径 1.5〜7.5 mm程度であって角質を削り取れる程度
の硬度を有するものであるのが好ましい。
【0036】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る健康促進
器具によれば、内向きに反り返した傾斜状の下面近傍の
粒体が、足踏み動作によって上記下面に案内されて容器
の中央部に向けて流動し、つぎに足を粒体から抜き出し
たときの空間部分を埋めるので、同じ粒体が繰り返し踏
みつけられて踏み固められることがない。
【0037】従って、粒体踏み運動により足裏等のツボ
を有効に押すことができる。その結果、健康促進効果を
継続して保持でき、かつ使用時における粒体の散乱を防
止することができる。また、足踏み運動の際に生じたり
或いは大気中から吸収した水分を乾燥させる効果も奏す
るものである。更に、水虫の治療にも有効である。
【0038】また、容器の内面を外向きに高くなる傾斜
状に形成してなる場合は、足の踏みつけにより、容器下
部の粒体も凸部の下面に向けてこの傾斜状の内面に沿っ
て案内されて粒体全体が対流しやすくなるので、粒体全
体についての踏み固め防止や水分の乾燥効果を奏する。
【0039】更に、容器の内面を凹陥した略球面状に形
成してなる場合は、容器下部の粒体を凸部の下面に向け
てこの略球面状の内面に沿ってスムースに案内して粒体
全体を極めて効率よく対流させることができるので、粒
体全体についてより大きな踏み固め防止効果や水分の乾
燥効果を奏するものとなる。
【0040】そして、容器の内面の凸部がこの内面に周
方向に不連続で設けられた場合、足踏み運動時に凸部の
下面により案内される粒体は、凸部が設けられている部
位と設けられていない部位とで異なる動きをする。従っ
て、容器の周方向に関する粒体の攪拌効果が向上する。
【0041】また、容器の内面の凸部がこの内面に全周
に亘り連続して設けられた場合、足踏み運動時に凸部の
下面近傍における粒体は、全周に亘る凸部の下面により
殆ど全てが足踏み位置に向けて案内される。従って、足
踏み運動時に、容器の半径方向に関する粒体の攪拌効果
に優れ、且つ粒体が容器から飛び出すことを確実に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る健康促進器具の外観を
示す斜視図である。
【図2】海砂を収容した健康促進器具の図1におけるA
−A矢視断面図である。
【図3】健康促進器具に足を踏み入れたときの海砂の動
きを示す動作説明図である。
【図4】健康促進器具から足を出したときの海砂の状態
を示す状態説明図である。
【符号の説明】
1 健康促進器具 2 容器 3 内面 4 踏み入れ口 5,5a 凸部 6,6a 反り返り面 8 海砂 8a 砂上面位置 9 隙間部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口が形成された容器に、足で踏み
    つけられる所定粒径の粒体を収容し、この収容された粒
    体の上方位置であって容器の内面に内向きに突出した凸
    部を設けるとともに、この凸部の下面を内向きに反り返
    した傾斜状に形成してなる健康促進器具。
  2. 【請求項2】 容器の内面は、外向きに高くなる傾斜状
    に形成されてなる請求項1に記載の健康促進器具。
  3. 【請求項3】 容器の内面は、凹陥した略球面状に形成
    されてなる請求項1に記載の健康促進器具。
  4. 【請求項4】 凸部は、容器の内面に周方向に不連続で
    設けられてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の健康促進器具。
  5. 【請求項5】 凸部は、容器の内面に全周に亘り連続し
    て設けられてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の健康促進器具。
JP5147668A 1993-06-18 1993-06-18 健康促進器具 Expired - Lifetime JP2558211B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0261367U (ja) * 1988-10-26 1990-05-08
JPH0271562U (ja) * 1988-11-16 1990-05-31

Patent Citations (2)

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JPH0261367U (ja) * 1988-10-26 1990-05-08
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