JPH07163484A - ペーパータオル類の供給ユニット - Google Patents

ペーパータオル類の供給ユニット

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JPH07163484A
JPH07163484A JP31324593A JP31324593A JPH07163484A JP H07163484 A JPH07163484 A JP H07163484A JP 31324593 A JP31324593 A JP 31324593A JP 31324593 A JP31324593 A JP 31324593A JP H07163484 A JPH07163484 A JP H07163484A
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JP
Japan
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liquid
roll
paper
paper towel
supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP31324593A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifusa Higano
秋総 日向野
Miyoko Takayanagi
美代子 高柳
Naoko Hirata
直子 平田
Tokiko Katsura
時子 桂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単に手を拭くだけでなく、ペーパータオル類の
使用場所において簡単に髪を整えたり、或いは簡単に化
粧を整えたりすることを可能にしたペーパータオル類の
供給ユニットを提供する。 【構成】背丈にほぼ等しい高さをもつケーシングに、ペ
ーパータオル類の引出し口及び同タオル類に対する自動
的な液体付与手段を有するペーパータオル類の供給装置
と、同供給装置の下方に配設される使用済みのペーパー
類を投入するごみの投入口を有するダストボックス収納
部と、前記ペーパータオル類の供給装置の上方に設置さ
れ、給排気口がダクトなどを介して適宜位置に設けられ
る脱臭器及び空気清浄器と、前記供給装置の上方前面に
取り付けられる鏡とを組付けてユニットとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場、デパート、体育
館、レストラン、公共施設、駅構内、病院などのように
大勢の人が集まる場所に設置でき、特に業務用の各種清
浄用として使用されるペーパータオル類の供給ユニット
に関し、更に詳しくは洗面所や一般のフロアーなどの床
面に直接設置され、周辺環境を整えると共に湿潤又は乾
燥したタオルペーパーが選択的に一定の長さ自動供給さ
れ、整顔、整髪などに好適なペーパータオル類の供給ユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に市販されているウェットティシュ
類の装置としては、蓋付の筒型容器に予め湿潤状態にさ
れたミシン目の入ったロール状のペーパー又は不織布が
収容され、その使用にあたっては前記ペーパー又は不織
布を容器内部から引き出し、そのときの抵抗でミシン目
に沿って切断するものがあり、或いは湿潤状態にあり、
箱型の収納容器に予め使用する長さにカットされたペー
パー又は不織布が折り畳んだ状態で積層され、使用の都
度、前記ペーパー又は不織布を一枚づつ取り出すように
するものがある。しかしながら、かかる市販のウェット
ティシュ類の装置では、容器内に収納されたペーパー又
は不織布が乾燥しやすく、長期の保存には不適当であ
る。また、容器内にロール状に巻き上げられたウェット
ペーパーを、容器蓋部の中心に形成された小さな引出し
口から順次取り出すようにして乾燥を防ぐ構造のもので
は、前記引出し口が極めて狭くしてあるため、ウェット
ペーパーが取り出しにくいものとなっていた。
【0003】こうした点を踏まえて、使用のたびにペー
パー又は不織布を湿潤させるようにしたペーパータオル
類の供給装置が、例えば特開平4−176416号公報
に開示されている。同公報に開示されたペーパータオル
類の供給装置によれば、給水ノズルから供給される液
を、補助ローラを介して、補助ローラと接触して回転す
る湿潤用ローラの表面に供給して同湿潤ローラの表面を
均一に湿潤させ、この湿潤ローラ表面にロール紙から駆
動送りされるペーパーを接触させて同ペーパーを湿潤さ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のごと
くペーパータオル類が置かれている場所で、単に手を拭
いたり、特定の用途に利用するだけでなく、その場で簡
単に整顔や整髪ができれば女性は勿論のこと男性にとっ
ても都合がよい。また、一般的にはこの種ペーパータオ
ル類の設置場所の多くは洗面所や便器の近傍である。従
って、単に手を拭いたり、或いは簡単に髪を直そうとす
る場合にも、わざわざ洗面所まで行かなければならない
などの不便さがあった。上記ペーパータオル類の供給装
置も、便器の近傍や洗面所に設置される専用装置であ
り、前述の不便さは解決されない。
【0005】本発明は、かかる不具合を解消すべくなさ
れたものであり、その目的は単に手を拭くだけでなく、
ペーパータオル類の使用場所において簡単に髪を整えた
り、或いは簡単に化粧を整えたりすることを可能にした
ペーパータオル類の供給ユニットを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明はペ
ーパータオル類の引出し口及び同タオル類に対する自動
的な液体付与手段を有するペーパータオル類の供給装置
と、同供給装置の下方に配設される使用済みのペーパー
類を投入するごみの投入口を有するダストボックス収納
部と、給排気口がダクトなどを介して適宜位置に設けら
れた脱臭器及び空気清浄器と、前記供給装置の上方前面
に取り付けられる鏡とが、背丈にほぼ等しい高さをもつ
ケーシングに組付けられてなることを特徴とするペーパ
ータオル類の供給ユニットにより解決される。
【0007】本発明において、ペーパータオル類の供給
装置として上記公報に開示されたような機構を採用する
ことも可能であるが、供給されるペーパータオル類が乾
燥状態と湿潤状態の2者を選択できる機構にすることが
望ましい。
【0008】好ましい実施の態様によれば、前記ペーパ
ータオル類の供給装置は、前面にペーパータオル類の取
出口を有すると共に、同タオル類の交換部を有するケー
シングと、同ケーシング内に交換可能に装着され、連続
自動給液手段を有する液体タンクと、前記液体タンクの
液体出口にバルブを介して接続され、前記ケーシング内
の幅方向に延在する液体付与手段と、前記液体付与手段
の液体付与部に対峙して配設される少なくとも一本の多
孔質弾性ロールと、駆動手段により駆動回転され、前記
弾性ロールに接離可能なタオル類フィードロールと、前
記ペーパータオル類を前記弾性ロール及びフィードロー
ル間に供給するタオル類供給部と、前記駆動手段の作動
と前記バルブの開閉動作を連動させる連動手段とを備え
ている。
【0009】また、更に好ましくは前記ペーパータオル
類の供給部には、同ペーパータオル類が巻ロール状又は
交互折畳み状に装着され、前記多孔質の弾性ロールに平
行して配設される別途の押圧ロールを有する場合があ
り、この場合には両ロールが前記フィードロールに選択
的に接離するようにされると共に、前記押圧ロールは液
体付与部に対峙しないように配置される。また、液体タ
ンクの液体収納部の好ましい例によればベローズ型の液
体容器からなり、同液体容器を一定の弾力をもって常時
圧縮方向に付勢されており、前記液体付与手段は前記ケ
ーシングの幅方向に延在し、長さ方向にわたり開口する
液体付与部を有する通液管である。液体付与手段までの
液体供給は、前記タンク式に限らず水道に直接接続させ
る方式を採用することもできる。
【0010】そして、前記駆動手段としては、電動モー
ター又はゼンマイモーターが使用され、スイッチ操作に
より、或いは所定の箇所に手を近づけれて自動スイッチ
が入り、これらのモーターを起動させて前記フィードロ
ールを一定の回転数を回転させる伝動機構を有してい
る。なお、本発明では前記駆動手段として手動摘みによ
る駆動手段も含まれる。また、上記ペーパータオル類の
供給部の一部に紫外線ランプやオゾン発生装置などの殺
菌手段を設置することもでき、同時に液体として薬液を
使用することもある。
【0011】
【作用】本発明のペーパータオル類の供給ユニットは、
洗面台や便器の近傍に設置するものではなく、例えば洗
面台から離れた場所や、人の出入りが多い場所の壁面に
沿わせて床面上に直接設置される。
【0012】従って、手や顔を拭きたいとき、或いは簡
単に化粧や髪を整えたいときに、わざわざ洗面所まで行
かないで、手近に設置された本発明のペーパータオル類
の供給ユニットを利用する。このことは洗面所の混雑を
回避するためにも役立つものである。
【0013】特に、ペーパータオル類の供給装置の下方
に使用済みのペーパータオル類を投入するダストボック
ス収納部が設けられているため、ユニット周辺が常に整
頓された状態となり、例えば上記脱臭器及び空気清浄器
の給排気口を前記ペーパータオル類の供給装置と前記ダ
ストボックス収納部の投入口との間に設ける場合には、
同投入口から発生する臭気などによる周辺環境の悪化も
防止される。
【0014】ペーパータオル類の供給装置の作用を説明
すると、例えば本発明のペーパータオル類の供給ユニッ
トのペーパータオル類の引出し口の近傍に設置されたセ
ンサーに手を近づけると、フィードロールの駆動手段が
自動的に作動されると共に、バルブが開き液体付与手段
の液体付与部から液体が流れ出し、同液体付与部に近接
する多孔質の弾性ロールの表面に所定量の液体を付与含
浸させる。このとき、前記フィードロールの回転数が予
め設定されている。
【0015】フィードロールが所定の回転数を回転する
と、ペーパータオル類を送り出しながら同時に弾性ロー
ルも回転し、弾性ロールの内部に含浸している液体がペ
ーパータオル類に移り、ペーパータオル類を適度に湿潤
させる。
【0016】予め設定された長さの湿潤ペーパータオル
類が、弾性ロールとフィードロールによりケーシングの
タオル類取出口から送り出されると、前記フィードロー
ルの駆動を停止する。ここで、湿潤したペーパータオル
類をタオル類取出口に取り付けられた切断部等で切断し
て使用に供する。なお、はじめに「乾燥」のスイッチを
操作すると、上記弾性ロールが液体付与部から離間して
いる押圧ロールに切り換わり、前記フィードロールと押
圧ロールとの間にペーパータオル類を挟んで上記タオル
類取出口に送り出す。
【0017】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例を図面に基づ
いて具体的に説明する。図1は本発明のペーパータオル
類の供給ユニットの一例を示す外観図で、図2は本発明
の主要部をなすペーパータオル類の供給装置の内部構造
例を示す透図である。
【0018】図示例による本発明のペーパータオル類の
供給ユニット50は、図1に示すごとく全体が縦長の直
方体形状を有するケーシング51からなり、その略中央
部分の内部には後述するペーパータオル類の供給装置が
設置されており、その中央部分の前面には同供給装置の
ペーパータオル類の取出口と連通する引出し口52が設
けられると共に、同引出し口52の側方に供給ユニット
50に組み込まれる各種の駆動部を操作するための操作
スイッチ53aを配列したスイッチ操作盤53が取り付
けられている。前記引出し口52にはペーパータオル類
を切断するために鋸刃状の切断刃が形成され、また同引
出し口52及び前記スイッチ操作盤53の上方には鏡5
7が取り付けられており、更に同鏡57の上縁部には照
明器具58が取り付けられている。
【0019】また、上記ケーシング51の内部上方に
は、図示を省略した予備のペーパータオル類収納部が設
けられると共に、同じく図示を省略した脱臭器及び空気
清浄器が設置されている。前記ペーパータオル類収納部
は例えば収納棚であり、前記脱臭器及び空気清浄器は特
有の構成を備えている必要はなく、一般に市販されてい
る器具をケーシング51の内部に組み付けるだけでよ
い。この脱臭器及び空気清浄器はケーシング51の適当
な場所に形成されている給排気口54に図示せぬダクト
を介して連結されている。
【0020】上記ペーパータオル類の供給装置の下方に
あたるケーシング51の一部は所望の寸法の奥行きを有
する凹欠部55に形成され、同凹欠部55の底面には使
用済みペーパータオル類の投入口56が形成されてお
り、同投入口56に水平軸を中心に回転する回転蓋56
aが取り付けられている。そして、図示例によれば前記
脱臭器及び空気清浄器の給排気口54は前記凹欠部55
の側面に設けられている。また、前記使用済みペーパー
タオル類の投入口56の下方は図示せぬダストボックス
の収納部とされ、同収納部のケーシング前面は開閉構造
が採用されている。
【0021】更に、ペーパータオル類の上記引出し口5
2及びスイッチ操作盤53の上方ケーシング部分には鏡
57が取り付けられており、この鏡取付部は開閉自在と
され、ペーパータオル類9を交換するときに同鏡取付部
を開いて予備のペーパータオル類9を取り出すと共にペ
ーパータオル類の供給装置の所定位置に同ペーパータオ
ル類9をセットする。
【0022】次に、本発明において最も主要な構成部分
をなすペーパータオル類の供給装置の代表的な例を図2
に基づいて説明すると、ハウジング1と、同ハウジング
1の内部に交換可能に装着され、連続自動給液手段2を
有する液体タンク3と、前記液体タンク3の液体吐出口
に接続され、前記ハウジング1の内部幅方向に延在する
液体付与手段4と、前記液体付与手段4の液体付与部5
に対峙して配設される少なくとも一本の多孔質弾性ロー
ル6と、プッシュボタン7により起動する駆動手段によ
り駆動回転され、前記弾性ロール6に接離可能なタオル
類フィードロール8と、ペーパータオル類9を前記弾性
ロール6及びフィードロール8間に供給するタオル類供
給部10とを備えている。
【0023】前記ハウジング1は略直方体の形状をも
ち、その前面にはペーパータオル類9がハウジング1か
ら送り出されるタオル類取出口11aが形成され、その
上面は上記液体タンク3を交換するときの開閉蓋11b
とされ、更にその底面にはペーパータオル類9を交換す
るときのための開閉底11cとされている。また図示例
によれば、ハウジング1の背面側の上縁部には左右にハ
ンガーフック12が取り付けられている。
【0024】前記液体タンク3は全体がボトル状をなし
ており、その内部の容器部分はゴム製のベローズ型容器
3aからなり、また同ベローズ型容器3aの底部と液体
タンク3の底部との間には液加圧スプリング3bが介装
され、前記ベローズ型容器3aの底部を液体吐出口に向
けて所定の押圧力で押圧し、ベローズ型容器3aの内部
液圧を一定に保持する。このように構成された液体タン
ク3は、ハウジング1の側壁部内面に設けられた液体タ
ンクホルダー13と後述するキャップ体14とにより水
平に支持される。
【0025】上記液体付与手段4は、前記キャップ体1
4と、同キャップ体14にピンチバルブ15を介して接
続された通液管16とを備えている。同通液管16は略
J字状に曲げられており、その湾曲部の一部が前記ハウ
ジング1の一側面に固着されると共に、その長尺部分が
ハウジング1の左右幅方向に延在して先端の閉塞端部を
ハウジング1の他側面に固着される。また、同通液管1
6の長尺部分には長手方向に沿って多数の液体吐出口1
6aが設けられ、本発明の液体付与部5を構成してい
る。更に本実施例によれば、同通液管16の前記湾曲部
の途中に液量調節バルブ16bが取り付けられており、
同バルブ16bの操作摘み16cをハウジング1の外側
面に突出させている。
【0026】前記ピンチバルブ15の操作端はハウジン
グ1の上面から外部に突出しており、その突端にはプッ
シュボタン7の一端が取り付けられている。同プッシュ
ボタン7は常に上方に付勢されており、その他端にはカ
ム・スタートリンク17が垂設されている。同カム・ス
タートリンク17の下端部には長孔17aが形成されて
おり、同長孔17aにはハウジング1の側面から突出し
ているピン18が嵌め込まれて、同カム・スタートリン
ク17が同ピン18に案内されて所定の距離昇降できる
ようにされている。また前記カム・スタートリンク17
の中間部には、一端に係合爪19aを有するL字状レバ
ー19の基部19bの中心が枢着され、その基部19b
の先端と前記カム・スタートリンク17の上部との間を
引張りスプリング20で連結し、L字状レバー19の前
記係合爪19aを図面の時計方向に付勢している。更
に、前記カム・スタートリンク17の図面右側で、前記
L字状レバー19の基部19bの下面がハウジング1の
内部に突出するピン21の上面に乗るようにセットされ
ている。
【0027】そして、前記L字状レバー19の付勢方向
で係合爪19aに対向するハウジング1の部位には回転
カム22が設置されている。本実施例によれば、同回転
カム22の外周面の一箇所には前記係合爪19aが係合
する凹陥部が形成されており、同回転カム22の一回転
ごとに前記係合爪19aが同凹陥部に係合して、回転カ
ム22がそれ以上回転することを阻止する。同回転カム
22の回転軸部には図示せぬ歯車が取り付けられてお
り、同歯車をも含めた複数個の図示せぬ減速歯車列がギ
アーボックス23の内部に収容されている。
【0028】同ギアーボックス23の内部に収容された
減速歯車列のうちの駆動歯車は同じく図示せぬ駆動軸に
固着されており、本実施例において同駆動軸には香箱部
24aをハウジング1の外側面に露出させてゼンマイモ
ーター24が取り付けられている。従って、前記香箱部
24aを回すことにより内部のゼンマイが巻き上げられ
て蓄力される。また、前記駆動軸の軸端には図示せぬタ
イミングベルト車が固着されており、同タイミングベル
ト車と上記フィードロール8の軸部8aに固着されたタ
イミングベルト車25との間をタイミングベルト26で
連結している。
【0029】かくて、図示例ではフィードロール8の駆
動をゼンマイモーター24によりなされるようにしてい
るが、同駆動手段としては電動のステッピングモーター
を使用することも可能であり、この場合には上述のカム
・スタートリンク17、L字状レバー19、回転カム2
2等の起動機構を必要とせず、電気的なスイッチにより
前記ピンチバルブ15の開閉動作と前記ステッピングモ
ーターの起動とを電気的に同期させる簡単な構造とな
る。更に、本発明ではフィードロールに直接ダイヤルを
設けて、同ダイヤルの回転に連動して上記ピンチバルブ
15を開閉するように構成して、手動でフィードロール
を駆動することも可能である。
【0030】前記フィードロール8はポリウレタン等の
発泡樹脂からなり、ハウジング1の上記開閉底11cに
適宜支持部材を介して回転自在に軸支されており、従っ
て同フィードロール8は前記開閉底11cと共に前記駆
動軸を中心として上下に回動することになる。
【0031】かかる構成により、上記プッシュボタン7
が下方に押し込まれると、ピンチバルブ15が開き、通
液管16には所定の圧力をもつ液体が流れ、通液管16
の液体吐出口16aからは液体が吐出する。同時に、前
記カム・スタートリンク17が下降して、L字状レバー
19がピン21を中心に引張りスプリング20の弾力に
抗して図1の反時計方向に回動し、回転カム22の凹陥
部に係合しているL字状レバー19の前記係合爪19a
を同凹陥部から外し、回転カム22の自由な回転を許容
する。この回転カム22の回転は、前記プッシュボタン
16の押し込みを解放しても持続される。
【0032】この回転カム22の回転により、ゼンマイ
モーター24の蓄力は解放され、それまで回転カム22
を介して係合爪19aにより回転を止められていた減速
歯車列が一斉に回転し、フィードロール8を駆動する。
しかし、回転カム22が一回転すると前記係合爪19a
は再び回転カム22の凹陥部に係合して、回転カム22
のそれ以上の回転を停止させ、フィードロール8の駆動
も停止する。従って、本実施例によれば、回転カム22
が一回転すると前記減速歯車列を介してフィードロール
8が所望の回転数回転するようになっている。
【0033】一方、上記弾性ロール6はフェルトやスポ
ンジからなる含液性を有する多孔質の弾性を有するロー
ルであり、上記通液管16の液体吐出口16aと前記フ
ィードロール8との間に配設される。本実施例によれ
ば、同弾性ロール6はハウジング1の左右側壁に回転自
在に支承されており、そのロール面が常に前記液体吐出
口16aに近接する位置に固定されている。そして、該
弾性ロール6のロール面の全長にわたって上述のごとく
前記フィードロール8が接離できるように構成されてい
る。
【0034】また、図示しないが他の実施例によれば、
本発明では上記弾性ロール6とは別個に同ロール6と同
様の構成をもつ押圧ロールを同一の支持部材に平行に支
持すると共に、前記支持部材を回動可能とし、両ロール
を選択的に前記フィードロール8に接離できるように構
成し、公知の切替え機構によりフィードロール8に接近
するロールを弾性ロール6と押圧ロールとに切替える。
勿論、前記弾性ロール6はフィードロール8に接近する
と同時に上記通液管16の液体吐出口16aにも接近す
るように配置され、一方の押圧ロールは単にフィードロ
ール8に接離するだけであり、前記液体吐出口16aと
は常に離間する位置におかれるように設計されている。
そして、前記弾性ロール6が液体吐出口16aに接近す
るときにだけ、前記切替え機構の作動に連動して上記ピ
ンチバルブ15が切り替えられ、前記液体吐出口16a
から液体を吐出するようにしている。
【0035】前記弾性ロール6及びフィードロール8の
下方には、タオル類供給部10の一部をなすタオル類供
給巻ロール10aが交換且つ回転可能に支持されてい
る。該タオル類供給巻ロール10aは長尺のペーパータ
オル類9が紙管9aにロール状に巻かれたものであり、
同タオル類供給巻ロール10aは前記紙管9aと共に図
示せぬ支持部から取り外しが可能とされている。タオル
類供給巻ロール10aの交換にあたっては、ハウジング
1の開閉底11cを開いて使用済みの紙管9aを取り外
し、新たなタオル類供給巻ロール10aと交換し、同巻
ロール10aからペーパータオル類9の端部を引き出し
たのちに前記開閉底11cを閉じる。このとき、前記フ
ィードロール8は開閉底11cの回動と一体的に回動
し、ペーパータオル類9の前記端部を下面から押し上
げ、同端部を弾性ロール6及びフィードロール8間に自
動的に挟着する。
【0036】なお、上記実施例によるとタオル類供給部
10にはタオル類供給巻ロール10aが配設される例を
挙げているが、タオル類供給部10にはタオル類供給巻
ロール10aに限らず、例えば一枚の長尺のペーパータ
オル類9をジグザク状に交互に折り畳んだ積層状態とし
て、ハウジング1の内部に交換可能に装着することも可
能である。
【0037】さて、上述のように構成された図示例のペ
ーパータオル類供給装置によれば、予め香箱部24aを
回転させることにより内部のゼンマイを巻き上げて蓄力
しておく。ここで、プッシュボタン7を下方に押すと、
ピンチバルブ15が開いて液体タンク3から通液管16
に所定の圧力をもつ液体が流れ出し、通液管16の液体
吐出口16aから弾性ロール6に一定量の液体を吐出含
浸する。このとき同時に、前記カム・スタートリンク1
7が下降して、L字状レバー19がピン21を中心に引
張りスプリング20の弾力に抗して図1の反時計方向に
回動し、回転カム22の凹陥部に係合しているL字状レ
バー19の前記係合爪19aを同凹陥部から外し、回転
カム22が回転を開始する。この回転カム22の回転
は、前記プッシュボタン7の押し込みを解放しても持続
される。
【0038】この回転カム22の回転により、ゼンマイ
モーター24の蓄力は解放され、それまで回転カム22
を介して係合爪19aにより回転を止められていた減速
歯車列が一斉に回転し、フィードロール8を駆動する。
回転カム22が一回転して再び係合爪19aが凹陥部に
係合するまでの間に、フィードロール8を減速歯車列を
介して設定された回転数回転させる。このときのフィー
ドロール8の回転数によりペーパータオル類9の送出量
が決定される。こうしてフィードロール8が回転する
と、ペーパータオル類9を送り出しながら弾性ロール6
も回転し、弾性ロール6の内部に含浸している液体がペ
ーパータオル類9に移転され、ペーパータオル類9を適
度に湿潤させる。ハウジング1のタオル類取出口11a
から、予め設定された長さの湿潤ペーパータオル類9が
弾性ロール6とフィードロール8によって送り出された
ところで、前記フィードロール8の駆動が停止する。
【0039】なお、弾性ロール6に押圧ロールが併設さ
れる図示を省略した他の実施例の場合には、フィードロ
ール8に接近させるロールを弾性ロール6から押圧ロー
ルに切替えると、ペーパータオル類9には液体が付与さ
れず乾燥状態で所定の長さのペーパータオル類9がタオ
ル類取出口11aから送り出されてくることになる。従
って、この例の場合には湿潤状態にあるペーパータオル
類9と、乾燥状態にあるペーパータオル類9とを、任意
に選択して使用することが可能となる。
【0040】また、ペーパータオル類に付与される液体
としては、清浄水、薬液、洗浄液等を単独に使用するこ
とができ、或いは予めペーパータオル類に薬剤を塗布し
ておき、同ペーパータオル類に清浄水を付与するように
することもできる。
【0041】図3〜図5は、本発明に適用されるペーパ
ータオル類の供給装置の他の代表例を示している。同装
置が図2に示した上記供給装置と大きく異なる点は、液
体付与手段に供給する連続自動給液手段30及びフィー
ドロール32の駆動部31がハウジング1の外部に設置
されると共に、ペーパータオル類の供給部をハウジング
1の上面に載置して回転可能に支持させている点であ
る。そして、前記ハウジング1、連続自動給液手段30
及びフィードロール32の駆動部31が基板38の上面
に設置され、同基板38が上記ケーシング51の内部に
固設される。
【0042】前記連続自動給液手段30は、液体タンク
33、同タンク33を支持する支持部材34、同支持部
材34が設置される支持台35、及び前記支持部材34
の給液口34aに一端が接続された通液管36とからな
る。この通液管36の他端に接続する液体ノズル36a
は上記実施例における液体吐出口16aと実質的に同一
の構成を備えている。一方、前記液体タンク33は上面
にバルブ33aを有しており、液体タンク33を逆さに
して前記支持部材34の給液口34aに同バルブ33を
嵌着させると、同バルブ33aが開いて自動的に前記れ
る支持部材34の給液口34aから通液管36に液体が
流れ込むようになっている。通液管36には図示を省略
した電磁バルブが介装されており、図示せぬセンサーに
手が近づくと、同電磁バルブを開いて上記液体ノズル3
6aから液体を吐出させる。
【0043】前記駆動部31は電動モーター31aと歯
車列31bとからなり、前記電動モーター31aの出力
軸とフィードロール部32とが歯車列31bを介して連
結されている。本実施例によると、前記フィードロール
部32は周面の周方向に平行して数条の溝部が形成され
た前後のロール32a,32bの前記溝部に嵌着させて
掛け渡されたベルト32cからなり、前方の駆動ロール
32aの上方に上記液体ノズル36aが配設されてい
る。前記電動モーター31aにはステッピングモーター
が使われる。このステッピングモーター31aの駆動も
上記電磁バルブと同様に、図示せぬセンサーに手が近づ
くと自動的に駆動を開始し、所定の回転数が回転したの
ちにモーター駆動が停止する。このとき同時に、前記電
磁バルブも閉じて液体ノズル36aに対する給液を停止
させる。
【0044】前記前後のロール32a,32bの上面に
は、発泡樹脂などからなる弾性ロール37a,37bが
それぞれ圧接状態で配置されており、ペーパータオル供
給部10から供給されるペーパータオル類9が弾性ロー
ル37a,37bとベルト32cとの間を通って取出口
11aに送り出される。なお、他の構成は上記実施例と
実質的に相違するところはない。上記ペーパータオル類
の供給部の一部に紫外線ランプやオゾン発生装置などの
殺菌手段を設置することもでき、同時に液体として除菌
剤などを含有する薬液を使用することもあり、また薬液
に代えて予めペーパータオル類9に薬剤を含浸させてお
くこともできる。
【0045】図6は、図3〜図5に示した上記実施例装
置に、ペーパータオル類9を使用するたびに所定の長さ
に自動切断する機構を付加した実施例を示している。同
図の実施例において上記実施例と最も異なるところは、
上記フィードロール部32をペーパータオル類9の送出
し方向に3段32-1〜32-3に分けると共に、上流側の
2段のフィードロール部32-2,32-3の中間にロータ
リーカッター39を介在させている点にある。なお、同
図において、符号40は液体ノズル36aの下方に配設
されるドリップパンであり、同パン40の底面の一部に
は排液パイプ40aが接続されている。
【0046】ペーパータオル類9の引出し口に近い第1
段目のフィードロール部32-1は上下ロール共に弾性ロ
ールからなり、第2段目及び第3段目のフィードロール
部32-2,32-3は上下ロール部共に、前後(図の左
右)の一対のロール周面の周方向に平行して数条の溝部
が形成され、同溝部にベルト32cを嵌着して掛け渡し
て構成される。そして、これらのフィードロール部32
-1〜32-3は、前記ロータリーカッター39の作動と連
動して所定のタイミングでそれぞれが独立して駆動され
る。前記ロータリーカッター39は電動モーター41に
より例えば歯車やベルトなどの適当な伝動機構を介して
回転駆動とペーパータオル類9の横断方向への往復駆動
がなされる。
【0047】図6に示す実施例において、ペーパータオ
ル類9の使用時における上記フィードロール部32-1〜
32-3及びロータリーカッター39の動作手順を説明す
ると、いまペーパータオル類9を使おうとするときに
は、ユニット50(図1参照)に設置されたスイッチ操
作盤53のスイッチを押すと、まずロータリーカッター
39が回転すると共にペーパータオル類9を横断方向に
移動して所定の長さに切断する。このとき同時に、図示
せぬバルブが開いて液体ノズル36aから自動的に液体
が噴射され、ペーパータオル類9を湿潤させる。次い
で、第1段目のフィードロール部32-1が駆動されて引
出し口から自動的にペーパータオル類9を送り出す。こ
のとき、装置内部では同時に第2、第3段目のフィード
ロール部32-2,32-3が駆動され、ペーパータオル類
9を液体ノズル36aの下方まで送り出して停止する。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
のペーパータオル類の供給ユニットによれば、従来のご
とく洗面所や手洗いに限らず、洗面台や便器から離れた
いかなる場所にも設置が可能であり、そのためわざわざ
洗面所に行かなくてもペーパータオル類の使用時に簡単
な髪や化粧の手入れも可能となり、大勢の人が集まる場
所に設置すれば、洗面所などの混雑を緩和できる。ま
た、本発明のペーパータオル類の供給ユニットは、少な
くとも液体付与手段を備えたペーパータオル類の供給装
置を備えており、しかも液体付与部からは弾性ロールを
介してペーパータオル類に液体を付与するようにしてい
るため、格別の操作を要することなく必要な長さのペー
パータオル類が均一な湿潤状態で供給されるようにな
り、またペーパータオル類及び付与液の交換が簡単であ
る。更に、前記弾性ロール及び前記液体付与部とは常に
離間位置にあり、フィードロールに対して接離可能とさ
れた押圧ロールを備えている場合には、前記弾性ロール
と同押圧ロールとの前記フィードロールに対する接離を
切替え可能に構成することにより、湿潤状態と乾燥状態
にあるペーパータオル類のいずれかの供給が選択可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペーパータオル類の供給ユニットの構
成例を示す外観図である。
【図2】同ユニットに設置される代表的な実施例である
湿潤ペーパータオル類供給装置の内部構成を立体で示す
透図である。
【図3】他の代表的な実施例である湿潤ペーパータオル
類供給装置の内部構成を示す平面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】更に他の実施例である湿潤ペーパータオル類供
給装置の内部構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 連続自動給液手段 3 液体タンク 3a ベローズ型容器 4 液体付与手段 5 液体付与部 6 多孔質弾性ロール 7 プッシュボタン 8 フィードロール 9 ペーパータオル類 10 タオル類供給部 11a タオル類取出口 11b 開閉蓋 11c 開閉底 11d カッター 12 ハンガーフック 13 液体タンクホルダー 14 キャップ体 15 ピンチバルブ 16 通液管 16a 液体吐出口 16b 液量調節バルブ 16c 操作摘み 17 カム・スタートリンク 17a 長孔 18 ピン 19 L字状レバー 19a 係合爪 19b 基部 20 引張りスプリング 21 ピン 22 回転カム 23 ギアーボックス 24 ゼンマイモーター 24a 香箱部 25 タイミングベルト車 26 タイミングベルト 30 連続自動給液手段 31 駆動部 31a ステッピングモーター 31b 歯車列 32 フィードロール部 32a 駆動ロール 32b 後方ロール 32c ベルト 32-1〜32-3 (第1〜第3)フィードロール部 33 液体タンク 34 支持部材 34a 給液口 35 支持台 36 通液管 36a 液体ノズル 37a,37b 弾性ロール 38 基板 39 ロータリーカッター 40 ドリップパン 40a 排液パイプ 50 供給ユニット 51 ケーシング 52 ペーパータオル類の引出し口 53 スイッチ操作盤 53a 操作スイッチ 54 給排気口 55 凹欠部 56 投入口 57 鏡 58 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 時子 東京都中央区京橋二丁目3番19号 三菱レ イヨン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペーパータオル類の引出し口及び同タオ
    ル類に対する自動液体付与手段を有するペーパータオル
    類の供給装置と、同供給装置の下方に配設される使用済
    みのペーパー類を投入するごみの投入口を有するダスト
    ボックス収納部と、前記ペーパータオル類の供給装置の
    上方に設置され、給排気口がダクトなどを介して適宜位
    置に設けられる脱臭器及び空気清浄器と、前記供給装置
    の上方前面に取り付けられる鏡とが、背丈にほぼ等しい
    高さをもつケーシングに組付けられてなることを特徴と
    するペーパータオル類の供給ユニット。
JP31324593A 1993-12-14 1993-12-14 ペーパータオル類の供給ユニット Pending JPH07163484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100852439B1 (ko) * 2007-01-22 2008-08-14 한국과학기술원 탈취용 스탠딩 거울

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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