JPH07163661A - 医療用ドリップチャンバー - Google Patents
医療用ドリップチャンバーInfo
- Publication number
- JPH07163661A JPH07163661A JP5351377A JP35137793A JPH07163661A JP H07163661 A JPH07163661 A JP H07163661A JP 5351377 A JP5351377 A JP 5351377A JP 35137793 A JP35137793 A JP 35137793A JP H07163661 A JPH07163661 A JP H07163661A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip chamber
- pressure
- blood
- porous body
- hydrophobic porous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液面検知センサーを必要とせずに、チャンバー
内の過剰気体を自動的に排出し、液面水位を一定に保つ
ようにすることを目的とする。 【構成】容器本体に内外を連通する通気孔を設け、該通
気孔に連通する容器本体内の開口部に、疏水性多孔質体
を取り付ける。
内の過剰気体を自動的に排出し、液面水位を一定に保つ
ようにすることを目的とする。 【構成】容器本体に内外を連通する通気孔を設け、該通
気孔に連通する容器本体内の開口部に、疏水性多孔質体
を取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工心肺、人工腎臓、
血液浄化等の体外循環用血液または血漿回路に装備され
る医療用ドリップチャンバーに関し、チャンバー内に滞
留する血液中の過剰な気体を除去することでチャンバー
内の液面を一定に保つようにした技術に関するものであ
る。
血液浄化等の体外循環用血液または血漿回路に装備され
る医療用ドリップチャンバーに関し、チャンバー内に滞
留する血液中の過剰な気体を除去することでチャンバー
内の液面を一定に保つようにした技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】血液処理装置等の医療機器においては、
体外へ取り出した血球や血漿等の血液成分を処理して不
要物質を除去した後、これを体内へ戻して循環させてい
る。而して、これらの医療機器では、患者の体内から直
接血液を取り出して戻すようにしているため、患者の体
に影響を及ぼさないようにすることが重要である。その
ためには、採血圧、処理工程における血漿圧や血漿濾過
圧、更には返血圧等を所定の範囲になるように管理しな
ければならない。
体外へ取り出した血球や血漿等の血液成分を処理して不
要物質を除去した後、これを体内へ戻して循環させてい
る。而して、これらの医療機器では、患者の体内から直
接血液を取り出して戻すようにしているため、患者の体
に影響を及ぼさないようにすることが重要である。その
ためには、採血圧、処理工程における血漿圧や血漿濾過
圧、更には返血圧等を所定の範囲になるように管理しな
ければならない。
【0003】例えば、図3に示す従来の血液処理装置1
にあっては、血液ポンプ2により採血された血液を血漿
濾過器3へ供給し、血球成分と血漿とに分離している。
分離された血漿は、血漿ポンプ4により血漿濾過器5へ
供給され、ここで血漿中に含まれている有害な高分子成
分が濾過される。そして、血漿は濃縮した状態で除血漿
ポンプ6により排出される。この際、必要に応じて除血
漿ポンプ6で排出された濃縮血漿に見合った量の置換液
7が置換液ポンプ8を介して補充される。このような処
理のなされた血漿は、先に分離された血液成分と混合さ
れた後、気泡検出器9を経て体内へ返血されるようにな
っている。
にあっては、血液ポンプ2により採血された血液を血漿
濾過器3へ供給し、血球成分と血漿とに分離している。
分離された血漿は、血漿ポンプ4により血漿濾過器5へ
供給され、ここで血漿中に含まれている有害な高分子成
分が濾過される。そして、血漿は濃縮した状態で除血漿
ポンプ6により排出される。この際、必要に応じて除血
漿ポンプ6で排出された濃縮血漿に見合った量の置換液
7が置換液ポンプ8を介して補充される。このような処
理のなされた血漿は、先に分離された血液成分と混合さ
れた後、気泡検出器9を経て体内へ返血されるようにな
っている。
【0004】而して、前記血液処理装置1にあっては、
上述の処理経路の途中に、採血圧検出器10と、血液濾
過圧力計11と、血漿圧力計12と、血漿濾過圧力計1
3と、返血圧力計14との合計5個の圧力検出器を設置
し、異常の有無を検出している。これらの圧力検出器と
しては、図4に示すようなドリップチャンバー15が用
いられている。ドリップチャンバー15は、圧力を測定
する以外にも、プライミング時の気体及び血液中又は血
漿中に混入した気体を分離除去する機能をも併せ持つも
のである。
上述の処理経路の途中に、採血圧検出器10と、血液濾
過圧力計11と、血漿圧力計12と、血漿濾過圧力計1
3と、返血圧力計14との合計5個の圧力検出器を設置
し、異常の有無を検出している。これらの圧力検出器と
しては、図4に示すようなドリップチャンバー15が用
いられている。ドリップチャンバー15は、圧力を測定
する以外にも、プライミング時の気体及び血液中又は血
漿中に混入した気体を分離除去する機能をも併せ持つも
のである。
【0005】このようなドリップチャンバー15は、そ
の上部に形成された空気室16を、導圧チューブ17を
介して歪みゲージ方式の圧力センサー18へ接続してい
る。そして、導圧チューブ17の途中に、空気は通過さ
せるが液体の通過は遮断するフィルター19を設置して
いる。また前記ドリップチャンバー15の空気室16
を、液体の入口管路20及び空気抜き管路21へ接続し
ている。
の上部に形成された空気室16を、導圧チューブ17を
介して歪みゲージ方式の圧力センサー18へ接続してい
る。そして、導圧チューブ17の途中に、空気は通過さ
せるが液体の通過は遮断するフィルター19を設置して
いる。また前記ドリップチャンバー15の空気室16
を、液体の入口管路20及び空気抜き管路21へ接続し
ている。
【0006】一方、ドリップチャンバー15の下端部に
は液体の出口管路22を接続している。前記空気抜き管
路21は、ドリップチャンバー15内の液体の液面の位
置決めを行うためのものであり、通常は閉塞されてい
る。
は液体の出口管路22を接続している。前記空気抜き管
路21は、ドリップチャンバー15内の液体の液面の位
置決めを行うためのものであり、通常は閉塞されてい
る。
【0007】圧力の検出は、前記ドリップチャンバー1
5の空気室16の圧力を、圧力センサー18で検出する
ことで行っている。従来の血液処理装置1にあっては、
このようにしてドリップチャンバー15を利用して圧力
を検出し、前述した採血圧や血液濾過圧、血漿圧、血漿
濾過圧、返血圧等を検知するようにしている。
5の空気室16の圧力を、圧力センサー18で検出する
ことで行っている。従来の血液処理装置1にあっては、
このようにしてドリップチャンバー15を利用して圧力
を検出し、前述した採血圧や血液濾過圧、血漿圧、血漿
濾過圧、返血圧等を検知するようにしている。
【0008】また従来にあっては、チャンバー内の液面
の高さを光電管方式又は超音波方式等により測定し、液
面の高さを一定にすることにより、採血圧や血液濾過圧
等の圧力を一定に保つようにしたものもある。
の高さを光電管方式又は超音波方式等により測定し、液
面の高さを一定にすることにより、採血圧や血液濾過圧
等の圧力を一定に保つようにしたものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなドリップチ
ャンバー15においては、血液処理装置1の治療を行う
前の準備段階としての手間を省くこと及び精度よく行う
ことを目的としてチャンバー内の液面高さを自動的に一
定に保つようにしている。然しながら、これらの液面高
さを一定に保つためには、前述した圧力センサー18や
光電管方式又は超音波方式の液面検知センサー等を用い
て空気抜き管21の気体放出用自動弁(図示せず)等を
自動制御することが必要であり、そのための電子回路等
も必要となる。従って、血液処理装置1の全体が大掛か
りとなる欠点があった。
ャンバー15においては、血液処理装置1の治療を行う
前の準備段階としての手間を省くこと及び精度よく行う
ことを目的としてチャンバー内の液面高さを自動的に一
定に保つようにしている。然しながら、これらの液面高
さを一定に保つためには、前述した圧力センサー18や
光電管方式又は超音波方式の液面検知センサー等を用い
て空気抜き管21の気体放出用自動弁(図示せず)等を
自動制御することが必要であり、そのための電子回路等
も必要となる。従って、血液処理装置1の全体が大掛か
りとなる欠点があった。
【0010】しかも、光電管方式又は超音波方式の液面
検知センサーにあっては、その接液部は減菌されてお
り、病気の感染等を防ぐために使い捨てである必要があ
る。係る液面検知センサーは、必然的にドリップチャン
バー15の本体外部から装着される構造となる。ところ
が、外部からの装着では特別な注意を払う必要があり、
また誤動作の原因となることがあった。そのため、液面
検知センサーを必要とせずに、気体の除去が出来る簡単
な構造のドリップチャンバーが求められていた。
検知センサーにあっては、その接液部は減菌されてお
り、病気の感染等を防ぐために使い捨てである必要があ
る。係る液面検知センサーは、必然的にドリップチャン
バー15の本体外部から装着される構造となる。ところ
が、外部からの装着では特別な注意を払う必要があり、
また誤動作の原因となることがあった。そのため、液面
検知センサーを必要とせずに、気体の除去が出来る簡単
な構造のドリップチャンバーが求められていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、液面検知セ
ンサーを必要とせずに、チャンバー内の過剰気体を自動
的に排出し、液面水位を一定に保つことができるドリッ
プチャンバーを提供せんとするものである。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、液面検知セ
ンサーを必要とせずに、チャンバー内の過剰気体を自動
的に排出し、液面水位を一定に保つことができるドリッ
プチャンバーを提供せんとするものである。
【0012】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した手段は、容器本体に内外を連通する通気孔を
設け、該通気孔に連通する容器本体内の開口部に、疏水
性多孔質体を取り付けたことを特徴とする医療用ドリッ
プチャンバーである。
が採用した手段は、容器本体に内外を連通する通気孔を
設け、該通気孔に連通する容器本体内の開口部に、疏水
性多孔質体を取り付けたことを特徴とする医療用ドリッ
プチャンバーである。
【0013】
【作用】本発明のドリップチャンバーにあっては、容器
本体の内外を連通する通気孔の容器本体内の開口部に、
疏水性多孔質体を取り付けている。この疏水性多孔質体
は、水に溶けにくく、水との接触面積を小さくするよう
に疏水結合する性質を有する分子からなる多孔質材料で
ある。従って、疏水性多孔質体は、ドリップチャンバー
内の空気のみを排出でき、液体を通過させることはでき
ない。
本体の内外を連通する通気孔の容器本体内の開口部に、
疏水性多孔質体を取り付けている。この疏水性多孔質体
は、水に溶けにくく、水との接触面積を小さくするよう
に疏水結合する性質を有する分子からなる多孔質材料で
ある。従って、疏水性多孔質体は、ドリップチャンバー
内の空気のみを排出でき、液体を通過させることはでき
ない。
【0014】そのため、ドリップチャンバー内の気相の
圧力が高くなると、疏水性多孔質体の位置まで液面を押
し下げるようになる。そして、疏水性多孔質体を通じて
過剰の空気が排出され、これに連れて液面の水位は疏水
性多孔質体の上限位置まで回復する。
圧力が高くなると、疏水性多孔質体の位置まで液面を押
し下げるようになる。そして、疏水性多孔質体を通じて
過剰の空気が排出され、これに連れて液面の水位は疏水
性多孔質体の上限位置まで回復する。
【0015】このように疏水性多孔質体を通じてドリッ
プチャンバー内の液面水位を自動的に一定に保つことが
可能である。つまり、従来において必要とされる特別な
超音波式や光電管式等の液面検出センサー及び気体放出
用自動弁と、これらを制御する電子回路とを省略するこ
とが可能である。
プチャンバー内の液面水位を自動的に一定に保つことが
可能である。つまり、従来において必要とされる特別な
超音波式や光電管式等の液面検出センサー及び気体放出
用自動弁と、これらを制御する電子回路とを省略するこ
とが可能である。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の構成を図面に示す実施例に
基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合
と同一符号は同一部材である。図1は、本発明の第1の
実施例に係るドリップチャンバー23の縦断面図であ
る。同図に示す如く、この第1の実施例にあっては、容
器本体24の上面側に内外を連通する通気孔25を形成
し、容器本体24の側面に液体の入口管路20を設置し
ている。
基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合
と同一符号は同一部材である。図1は、本発明の第1の
実施例に係るドリップチャンバー23の縦断面図であ
る。同図に示す如く、この第1の実施例にあっては、容
器本体24の上面側に内外を連通する通気孔25を形成
し、容器本体24の側面に液体の入口管路20を設置し
ている。
【0017】そして、前記通気孔25に通気管26を挿
通し、通気管26の容器本体24よりも外側部分にフィ
ルター27と逆止弁28を設置している。また通気管2
6の容器本体24内に臨んで開口する管端開口部には、
孔径が0.1〜1.0μmで四フッ化エチレン製等の疏
水性多孔質体29を取り付けている。この疏水性多孔質
体29を設置する高さ位置は、ドリップチャンバー23
の保持したい液面水位に設定されている。その他の構成
は、前記従来の場合と同じである。
通し、通気管26の容器本体24よりも外側部分にフィ
ルター27と逆止弁28を設置している。また通気管2
6の容器本体24内に臨んで開口する管端開口部には、
孔径が0.1〜1.0μmで四フッ化エチレン製等の疏
水性多孔質体29を取り付けている。この疏水性多孔質
体29を設置する高さ位置は、ドリップチャンバー23
の保持したい液面水位に設定されている。その他の構成
は、前記従来の場合と同じである。
【0018】ところで、前記疏水性多孔質体29は、そ
の孔径を選択することによって、除菌フィルターとして
の機能をも併せ持つことができ、別途このような除菌フ
ィルターは必ずしも必要なものではない。ところが、こ
の第1の実施例では安全上から別にフィルター27を装
着するようにしている。逆止弁28は、容器本体24内
が減圧状態となった場合に、通気管26を通じて気体が
容器本体内24へ逆流入するのを防止するためのもので
ある。
の孔径を選択することによって、除菌フィルターとして
の機能をも併せ持つことができ、別途このような除菌フ
ィルターは必ずしも必要なものではない。ところが、こ
の第1の実施例では安全上から別にフィルター27を装
着するようにしている。逆止弁28は、容器本体24内
が減圧状態となった場合に、通気管26を通じて気体が
容器本体内24へ逆流入するのを防止するためのもので
ある。
【0019】而して、このように構成された第1の実施
例のドリップチャンバー23にあって、空気室16に滞
留する気体が過剰になると、空気室16の圧力が徐々に
上昇し、液面水位を押し下げるようになる。そして、液
面水位が疏水性多孔質体29の位置まで下がると、疏水
性多孔質体29から通気管26を通って空気室16の過
剰空気が外部へ排出され、液面水位はこの疏水性多孔質
体29の位置に自動調節される。つまり、図3に示す血
液処理装置1における採血圧や血液濾過圧、血漿圧、血
漿濾過圧、返血圧等を、ドリップチャンバー23を用い
て自動調節することが可能である。
例のドリップチャンバー23にあって、空気室16に滞
留する気体が過剰になると、空気室16の圧力が徐々に
上昇し、液面水位を押し下げるようになる。そして、液
面水位が疏水性多孔質体29の位置まで下がると、疏水
性多孔質体29から通気管26を通って空気室16の過
剰空気が外部へ排出され、液面水位はこの疏水性多孔質
体29の位置に自動調節される。つまり、図3に示す血
液処理装置1における採血圧や血液濾過圧、血漿圧、血
漿濾過圧、返血圧等を、ドリップチャンバー23を用い
て自動調節することが可能である。
【0020】ところで、このようなドリップチャンバー
23の作用は、ドリップチャンバー23内が加圧状態に
なっていることが必要である。ドリップチャンバー23
内が負圧状態になっている場合は、通気管26を真空ポ
ンプ等に連通することで、ドリップチャンバー23内の
圧力を通気管26の二次側よりも高くし、加圧状態にな
るようにして使用すればよい。
23の作用は、ドリップチャンバー23内が加圧状態に
なっていることが必要である。ドリップチャンバー23
内が負圧状態になっている場合は、通気管26を真空ポ
ンプ等に連通することで、ドリップチャンバー23内の
圧力を通気管26の二次側よりも高くし、加圧状態にな
るようにして使用すればよい。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例に係るドリ
ップチャンバー30の縦断面図である。この実施例で
は、通気孔25を容器本体24の側面に設け、該通気孔
25の容器本体24内の開口部に疏水性多孔質体29を
装着している。疏水性多孔質体29の基本的な動作及び
その他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施例の場
合と同じである。
ップチャンバー30の縦断面図である。この実施例で
は、通気孔25を容器本体24の側面に設け、該通気孔
25の容器本体24内の開口部に疏水性多孔質体29を
装着している。疏水性多孔質体29の基本的な動作及び
その他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施例の場
合と同じである。
【0022】
【実験例】図1に示す第1の実施例のフィルター27と
逆止弁28とを取り外したドリップチャンバー23を用
いて、液面水位を一定に保つことができるかどうかの実
験を行った結果は、次の通りである。疏水性多孔質体2
9としては、四フッ化エチレン製のチューブ状のもので
一端を封止したものを用いた。その平均孔径は0.45
μm、気孔率は60%、厚さは0.5mm、チューブの
長さは1cmであった。
逆止弁28とを取り外したドリップチャンバー23を用
いて、液面水位を一定に保つことができるかどうかの実
験を行った結果は、次の通りである。疏水性多孔質体2
9としては、四フッ化エチレン製のチューブ状のもので
一端を封止したものを用いた。その平均孔径は0.45
μm、気孔率は60%、厚さは0.5mm、チューブの
長さは1cmであった。
【0023】実験は、血液処理装置1におけるプライミ
ング時のガス抜きを想定し、空のドリップチャンバー2
3内に液体の入口管路20よりポンプで水を送り、液体
出口管路22をバルブで絞り、内部を約100mmHg
の加圧状態として行った。また気体の放出を確認するた
めに、通気管26の出口側にチューブを装着し、水を溜
めたフラスコ内にチューブを浸漬した。
ング時のガス抜きを想定し、空のドリップチャンバー2
3内に液体の入口管路20よりポンプで水を送り、液体
出口管路22をバルブで絞り、内部を約100mmHg
の加圧状態として行った。また気体の放出を確認するた
めに、通気管26の出口側にチューブを装着し、水を溜
めたフラスコ内にチューブを浸漬した。
【0024】その結果は、ドリップチャンバー23内及
び配管内の気体は、疏水性多孔質体29を通じてフラス
コ内へ気泡となって放出された。このとき、疏水性多孔
質体29に接するまで液面が上昇した時点で気体の放出
は止まり、液面の水位は安定した。
び配管内の気体は、疏水性多孔質体29を通じてフラス
コ内へ気泡となって放出された。このとき、疏水性多孔
質体29に接するまで液面が上昇した時点で気体の放出
は止まり、液面の水位は安定した。
【0025】引き続いて、水を送り続け、ポンプ吸水側
より注射器で気泡をドリップチャンバー23内へ注入し
た。その結果は、一時的にドリップチャンバー23内の
液面水位は下がるものの、順次、フラスコ内へ過剰気体
が放出され、液面水位は疏水性多孔質体29の設定位置
と同じ水位に維持されることが確認された。
より注射器で気泡をドリップチャンバー23内へ注入し
た。その結果は、一時的にドリップチャンバー23内の
液面水位は下がるものの、順次、フラスコ内へ過剰気体
が放出され、液面水位は疏水性多孔質体29の設定位置
と同じ水位に維持されることが確認された。
【0026】これらの実験結果からも明らかなように、
疏水性多孔質体29を用いるだけで、ドリップチャンバ
ー23内の液面水位を設定水位に自動調節することが可
能である。
疏水性多孔質体29を用いるだけで、ドリップチャンバ
ー23内の液面水位を設定水位に自動調節することが可
能である。
【0027】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、例えば、疏水性多孔質体29は、
通気孔25が容器本体24の側面に形成されるタイプの
ものであれば、該通気孔25の容器本体内に直接取り付
けるようにし、通気管26を省略することも可能であ
る。また疏水性多孔質体29の形状、大きさ等も任意の
変更が可能である。
されるものではなく、例えば、疏水性多孔質体29は、
通気孔25が容器本体24の側面に形成されるタイプの
ものであれば、該通気孔25の容器本体内に直接取り付
けるようにし、通気管26を省略することも可能であ
る。また疏水性多孔質体29の形状、大きさ等も任意の
変更が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
容器本体の内外を連通する通気孔の容器本体内の開口部
に、気体は通過させるが液体は通さない疏水性多孔質体
を取り付けたから、ドリップチャンバー内の過剰空気を
疏水性多孔質体を通じて自動的に排出し、チャンバー内
の液面水位を常に疏水性多孔質体の上限位置に自動調節
することができる。
容器本体の内外を連通する通気孔の容器本体内の開口部
に、気体は通過させるが液体は通さない疏水性多孔質体
を取り付けたから、ドリップチャンバー内の過剰空気を
疏水性多孔質体を通じて自動的に排出し、チャンバー内
の液面水位を常に疏水性多孔質体の上限位置に自動調節
することができる。
【0029】つまり、従来において必要とされる特別な
超音波式や光電管式等の液面検出センサー及び気体放出
用自動弁と、これらを制御する電子回路とを省略するこ
とが可能であり、コスト的にも非常に安価に医療器具を
提供することができ、また医療行為の準備等に要する手
間を著しく軽減することが可能である。
超音波式や光電管式等の液面検出センサー及び気体放出
用自動弁と、これらを制御する電子回路とを省略するこ
とが可能であり、コスト的にも非常に安価に医療器具を
提供することができ、また医療行為の準備等に要する手
間を著しく軽減することが可能である。
【図1】本発明の第1の実施例に係るドリップチャンバ
ーの縦断面図である。
ーの縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るドリップチャンバ
ーの縦断面図である。
ーの縦断面図である。
【図3】従来の血液処理装置の全体ブロック図である。
【図4】従来のドリップチャンバーの部分縦断面正面図
である。
である。
23…ドリップチャンバー 24…容器本体 25…
通気孔 26…通気管 29…疏水性多孔質体
通気孔 26…通気管 29…疏水性多孔質体
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体に内外を連通する通気孔を設け、
該通気孔に連通する容器本体内の開口部に、疏水性多孔
質体を取り付けたことを特徴とする医療用ドリップチャ
ンバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351377A JPH07163661A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 医療用ドリップチャンバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351377A JPH07163661A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 医療用ドリップチャンバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163661A true JPH07163661A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18416882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5351377A Pending JPH07163661A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 医療用ドリップチャンバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07163661A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102500004A (zh) * | 2011-11-08 | 2012-06-20 | 芮海荣 | 血液净化治疗给氧仪 |
| JP2018519033A (ja) * | 2015-05-27 | 2018-07-19 | ヴィタル サインズ、インコーポレイテッド | 静脈内ガス除去装置及び方法 |
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-
1993
- 1993-12-15 JP JP5351377A patent/JPH07163661A/ja active Pending
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