JPH0716408A - リーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法 - Google Patents
リーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法Info
- Publication number
- JPH0716408A JPH0716408A JP5165928A JP16592893A JPH0716408A JP H0716408 A JPH0716408 A JP H0716408A JP 5165928 A JP5165928 A JP 5165928A JP 16592893 A JP16592893 A JP 16592893A JP H0716408 A JPH0716408 A JP H0716408A
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- JP
- Japan
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- leaf
- cake
- tank
- hollow shaft
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 濾過槽内に、複数のリーフが所定の間隔で取
付けられている中空軸を設け、各リーフに設けた濾過網
に近接して濾過ケーキ離脱用のスクレーパを設けたリー
フ型濾過器において、濾過網上に付着した濾過ケーキを
離脱するための濾過ケーキ離脱方法であって、ケーキ除
去工程は、濾過槽から原液を抜き出す工程において、濾
過助剤循環用通路として濾過槽内および中空軸内にそれ
ぞれ連通する通路の各々に設けられたバルブのうち、抜
き出し工程の初期には濾過槽内に連通する通路に設けら
れたバルブを開き、ついでこのバルブを閉じるとととも
に、中空軸内に連通する通路に設けられたバルブを開
き、この状態でスクレーパを作用させることにより行な
われる。 【効果】 リーフからの濾過ケーキの剥離性が格段に向
上し、濾過器の構成部品に損傷を与えることがなく、濾
過工程を完全自動化することが可能になり、能率の向上
と、運転動力、コスト、および濾過助剤の使用量につい
て大幅な節減とが達成される。
付けられている中空軸を設け、各リーフに設けた濾過網
に近接して濾過ケーキ離脱用のスクレーパを設けたリー
フ型濾過器において、濾過網上に付着した濾過ケーキを
離脱するための濾過ケーキ離脱方法であって、ケーキ除
去工程は、濾過槽から原液を抜き出す工程において、濾
過助剤循環用通路として濾過槽内および中空軸内にそれ
ぞれ連通する通路の各々に設けられたバルブのうち、抜
き出し工程の初期には濾過槽内に連通する通路に設けら
れたバルブを開き、ついでこのバルブを閉じるとととも
に、中空軸内に連通する通路に設けられたバルブを開
き、この状態でスクレーパを作用させることにより行な
われる。 【効果】 リーフからの濾過ケーキの剥離性が格段に向
上し、濾過器の構成部品に損傷を与えることがなく、濾
過工程を完全自動化することが可能になり、能率の向上
と、運転動力、コスト、および濾過助剤の使用量につい
て大幅な節減とが達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に装置された濾過
エレメント(リーフ)面に、珪藻土のような濾過助剤を
プレコートして濾過層を形成し、この濾過層を通して濾
過を行なう形式の加圧葉型プレコート式フィルタ(一般
に「リーフ型濾過器」と呼ばれている)において、濾過
ケーキを離脱させる方法に関する。
エレメント(リーフ)面に、珪藻土のような濾過助剤を
プレコートして濾過層を形成し、この濾過層を通して濾
過を行なう形式の加圧葉型プレコート式フィルタ(一般
に「リーフ型濾過器」と呼ばれている)において、濾過
ケーキを離脱させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リーフ型濾過器は、 (1) 濾過が低圧で行える。 (2) 濾材の消耗が少ない。 (3) 自動化が容易である。 という利点を有しているために、広範囲に利用されてい
る。
る。
【0003】このリーフ濾過器は、ほぼ円筒形の濾過槽
の中心部に、回転可能に中空な軸がを設けられ、この中
空軸に、中空円板の形態をもつ複数のリーフが所定の間
隔で取付けられた構造を有している。各リーフには、濾
過網が設けられ、その内部空間は中空軸の内部空間と連
通している。
の中心部に、回転可能に中空な軸がを設けられ、この中
空軸に、中空円板の形態をもつ複数のリーフが所定の間
隔で取付けられた構造を有している。各リーフには、濾
過網が設けられ、その内部空間は中空軸の内部空間と連
通している。
【0004】濾過操作は、濾過槽内に濾過すべき原液を
供給し、液体は各リーフの濾過網上に濾過助剤で構成さ
れたプレコート層を通過したのち中空軸を経て外部に取
り出され、固形物は濾過網上に堆積して濾過ケーキを形
成する。
供給し、液体は各リーフの濾過網上に濾過助剤で構成さ
れたプレコート層を通過したのち中空軸を経て外部に取
り出され、固形物は濾過網上に堆積して濾過ケーキを形
成する。
【0005】この濾過ケーキは、堆積量が増加するにし
たがってプレコート層の目詰まりを起こすので、定期的
に除去することが必要である。濾過ケーキの除去は、濾
過網の表面に近接して配置されたスクレーパを、リーフ
に対して相対的に回転させることに行なわれるようにな
っている。
たがってプレコート層の目詰まりを起こすので、定期的
に除去することが必要である。濾過ケーキの除去は、濾
過網の表面に近接して配置されたスクレーパを、リーフ
に対して相対的に回転させることに行なわれるようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うなリーフ形濾過器では、ケーキの性状によってはケー
キの離脱が困難になるという欠点がある。
うなリーフ形濾過器では、ケーキの性状によってはケー
キの離脱が困難になるという欠点がある。
【0007】すなわちケーキの粘性が比較的大きい場
合、あるいはケーキとリーフとの密着性が大きい場合に
は、ケーキをリーフから剥離するのに大きい抵抗が作用
するために、あるいはケーキの剥離が悪いとケーキが下
方に落下せずにリーフ間に堆積したりするために、スク
レーパあるいはリーフに過大な力がかかって変形や損傷
を招いたり、あるいはスクレーパまたはリーフを回転駆
動するための動力伝達機構に設けられた過負荷運転防止
機構(たとえばシャーピン)の破損をきたす等の重大な
事態を引き起こす危険がある。
合、あるいはケーキとリーフとの密着性が大きい場合に
は、ケーキをリーフから剥離するのに大きい抵抗が作用
するために、あるいはケーキの剥離が悪いとケーキが下
方に落下せずにリーフ間に堆積したりするために、スク
レーパあるいはリーフに過大な力がかかって変形や損傷
を招いたり、あるいはスクレーパまたはリーフを回転駆
動するための動力伝達機構に設けられた過負荷運転防止
機構(たとえばシャーピン)の破損をきたす等の重大な
事態を引き起こす危険がある。
【0008】このような機械的な損傷を回避するため
に、リーフに付着しているケーキを濾液で洗浄してケー
キを軟化させてから離脱を行なうことも行なわれている
が、得られた濾液の一部がケーキとともに失われるの
で、生産性の低下やコストの上昇を招く。また濾液洗浄
を行なっても、種々の条件によりケーキの離脱性は一定
にならないので、問題解決は困難であった。
に、リーフに付着しているケーキを濾液で洗浄してケー
キを軟化させてから離脱を行なうことも行なわれている
が、得られた濾液の一部がケーキとともに失われるの
で、生産性の低下やコストの上昇を招く。また濾液洗浄
を行なっても、種々の条件によりケーキの離脱性は一定
にならないので、問題解決は困難であった。
【0009】また前述のケーキ離脱工程において、中空
軸内にエアーを吹き込んで、濾過網に付着しているケー
キを内側から押し上げることも考えられるが、加圧され
たエアーは、最も抵抗の小さい部分に集中して流れるの
で、大量のケーキが付着している部分では離脱の作用が
最も弱くなり、十分な効果が得られない。
軸内にエアーを吹き込んで、濾過網に付着しているケー
キを内側から押し上げることも考えられるが、加圧され
たエアーは、最も抵抗の小さい部分に集中して流れるの
で、大量のケーキが付着している部分では離脱の作用が
最も弱くなり、十分な効果が得られない。
【0010】本発明の目的は、ケーキの離脱がきわめて
容易であり、したがって装置各部の損傷をきたすおそれ
がなく、また濾液の一部を洗浄に使用することによる損
失を招くことのないリーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方
法を提供することである。
容易であり、したがって装置各部の損傷をきたすおそれ
がなく、また濾液の一部を洗浄に使用することによる損
失を招くことのないリーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方
法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、濾過槽
内に、複数のリーフが所定の間隔で取付けられている中
空軸を設け、前記リーフに設けた濾過網に近接して濾過
ケーキ離脱用のスクレーパを設けたリーフ型濾過器にお
いて、前記濾過網上の濾過層に付着した濾過ケーキを離
脱するための濾過ケーキ離脱方法であって、濾過すべき
原液を前記濾過槽に導入し、前記濾過網を通過して前記
リーフから中空軸に向けて流すことにより前記原液を濾
過し、分離された固形物を前記濾過網上の濾過層に捕捉
する濾過器工程の終了後に、前記濾過槽内に残存してい
る液体を外部に抜き出すために残液排出用バルブと、前
記濾過槽内に外部からエアーを導入するための第1のエ
アー導入用バルブとが開かれる第1の段階と、残液排出
用バルブを開いたまま、前記第1のエアー導入用バルブ
が閉じられ、前記中空軸を介して前記リーフの内側に外
部からエアーを導入するための第2のエアー導入用バル
ブとが開かれる第2の段階とからなる残液抜出工程を行
なうことを特徴とするリーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱
方法が提供される。
内に、複数のリーフが所定の間隔で取付けられている中
空軸を設け、前記リーフに設けた濾過網に近接して濾過
ケーキ離脱用のスクレーパを設けたリーフ型濾過器にお
いて、前記濾過網上の濾過層に付着した濾過ケーキを離
脱するための濾過ケーキ離脱方法であって、濾過すべき
原液を前記濾過槽に導入し、前記濾過網を通過して前記
リーフから中空軸に向けて流すことにより前記原液を濾
過し、分離された固形物を前記濾過網上の濾過層に捕捉
する濾過器工程の終了後に、前記濾過槽内に残存してい
る液体を外部に抜き出すために残液排出用バルブと、前
記濾過槽内に外部からエアーを導入するための第1のエ
アー導入用バルブとが開かれる第1の段階と、残液排出
用バルブを開いたまま、前記第1のエアー導入用バルブ
が閉じられ、前記中空軸を介して前記リーフの内側に外
部からエアーを導入するための第2のエアー導入用バル
ブとが開かれる第2の段階とからなる残液抜出工程を行
なうことを特徴とするリーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱
方法が提供される。
【0012】すなわち本発明の濾過ケーキ離脱方法にお
いては、ケーキ除去工程は、濾過槽から原液を抜き出す
工程において、濾過助剤循環用通路として濾過槽内およ
び中空軸内にそれぞれ連通する通路の各々に設けられた
バルブのうち、抜き出し工程の初期には濾過槽内に連通
する通路に設けられたバルブを開き、ついでこのバルブ
を閉じるととともに、中空軸内に連通する通路に設けら
れたバルブを開く。
いては、ケーキ除去工程は、濾過槽から原液を抜き出す
工程において、濾過助剤循環用通路として濾過槽内およ
び中空軸内にそれぞれ連通する通路の各々に設けられた
バルブのうち、抜き出し工程の初期には濾過槽内に連通
する通路に設けられたバルブを開き、ついでこのバルブ
を閉じるととともに、中空軸内に連通する通路に設けら
れたバルブを開く。
【0013】この状態では、濾過槽内の液体は、重力の
作用で抜き出され、これにより発生する負圧で、外部か
ら中空軸および各リーフを経て空気が吸い込まれる。こ
の負圧は、各リーフの濾過網に対して、そこに作用する
空気の流通抵抗の大小とは無関係に、濾過工程における
液体の流れとは反対の方向に作用し、これによりケーキ
は各濾過網について均等に外側に向けて引き上げられ
る。したがってこの状態でリーフに対してスクレーパを
移動させることにより、全てのリーフに付着している濾
過ケーキに剥離作用を発生させ、これによりリーフから
の濾過ケーキの離脱が容易に行なわれる。
作用で抜き出され、これにより発生する負圧で、外部か
ら中空軸および各リーフを経て空気が吸い込まれる。こ
の負圧は、各リーフの濾過網に対して、そこに作用する
空気の流通抵抗の大小とは無関係に、濾過工程における
液体の流れとは反対の方向に作用し、これによりケーキ
は各濾過網について均等に外側に向けて引き上げられ
る。したがってこの状態でリーフに対してスクレーパを
移動させることにより、全てのリーフに付着している濾
過ケーキに剥離作用を発生させ、これによりリーフから
の濾過ケーキの離脱が容易に行なわれる。
【0014】以下に本発明の一実施例によるリーフ型濾
過器の濾過ケーキ離脱方法について図面を参照して説明
する。
過器の濾過ケーキ離脱方法について図面を参照して説明
する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の濾過ケーキ離脱方法が適用
されるリーフ型濾過器の基本的構造を示している。図1
において、符号1は、ほぼ円筒形の濾過槽を示し、この
濾過槽1の中心部に、回転可能に中空軸2が設けられて
いる。この中空軸2には、中空円板の形態をもつ複数の
リーフ3が所定の間隔で取付けられて、各リーフ3の内
部空間は、中空軸2の内部空間と連通されている。リー
フ3には、隣接するリーフ3と対向する端面において濾
過網4が取り付けられている。
されるリーフ型濾過器の基本的構造を示している。図1
において、符号1は、ほぼ円筒形の濾過槽を示し、この
濾過槽1の中心部に、回転可能に中空軸2が設けられて
いる。この中空軸2には、中空円板の形態をもつ複数の
リーフ3が所定の間隔で取付けられて、各リーフ3の内
部空間は、中空軸2の内部空間と連通されている。リー
フ3には、隣接するリーフ3と対向する端面において濾
過網4が取り付けられている。
【0016】また各リーフ3の濾過網4に所定の微小間
隔を保って配置された複数のスクレーパ5が濾過槽1に
固定されている。なおリーフ3に対してスクレーパ5を
回転させる形式を採用することも可能である。
隔を保って配置された複数のスクレーパ5が濾過槽1に
固定されている。なおリーフ3に対してスクレーパ5を
回転させる形式を採用することも可能である。
【0017】濾過操作は、下記の工程からなる。 充液工程 原液が原液槽11よりポンプP1およびバルブV1を有
するパイプ12を経て濾過器1内に送り込まれる。原液
は、濾過器1内をオーバーフローして、さらにバルブV
2を有するリターンパイプ14を経て濾過助剤混合槽1
3に流入する。この工程は、濾過助剤槽13を充満する
までつづけられる。 オーバーフロー工程 濾過助剤槽13が原液で充填されたのち、ポンプP2、
バルブV3を有するパイプ15を介して、濾過助剤槽1
3内の液体を濾過器1内に送る。この状態で、液体は濾
過器1と濾過助剤槽13との間で循環し、この間に濾過
助剤13内に所定量の濾過助剤を投入する。 プレコート工程 バルブV2を閉じ、中空軸2と濾過助剤槽13とを連通
するパイプ16に設けられたバルブV4を開く。この状
態で、濾過助剤を含有する液体は、濾過助剤槽13か
ら、パイプ15を経て濾過槽1内に導入され、各リーフ
3の濾過網4を通過して中空軸2内に入り、ついでパイ
プ16を経て濾過助剤槽13に戻るという経路で循環
し、この間に、濾過助剤が濾過網4の面上に付着してプ
レコート膜が形成される。 濾過工程 プレコート工程が完了した時点で、バルブV4を、つい
でバルブV3を閉じ、つぎにバルブV1,V5を開く。
これにより、濾過すべき原液は、原液槽11から、パイ
プ12を経て濾過槽1に入り、濾過網4を通過してリー
フ3から中空軸2に流れ、ついでパイプ17を経て濾液
受槽18に集められる。濾過の進行にしたがって、各リ
ーフ3の濾過網4上のプレコート層に原液に含まれてい
た固形物が捕捉され、ここに堆積して濾過ケーキCを形
成する。 残液抜出工程 この工程は、2つの段階からなる。第1の段階では、バ
ルブV1,V5を閉じ、ついでバルブV2およびV6を
開いて、濾過槽1内に残存している液体をパイプ19か
ら原液抜出し槽20に抜き出し、この液体をポンプP3
の作用でパイプ21から原液槽11に戻す。バルブV6
を開くのは、濾過槽1内に外部からエアーを吸引して残
液の流出を円滑にするためである。
するパイプ12を経て濾過器1内に送り込まれる。原液
は、濾過器1内をオーバーフローして、さらにバルブV
2を有するリターンパイプ14を経て濾過助剤混合槽1
3に流入する。この工程は、濾過助剤槽13を充満する
までつづけられる。 オーバーフロー工程 濾過助剤槽13が原液で充填されたのち、ポンプP2、
バルブV3を有するパイプ15を介して、濾過助剤槽1
3内の液体を濾過器1内に送る。この状態で、液体は濾
過器1と濾過助剤槽13との間で循環し、この間に濾過
助剤13内に所定量の濾過助剤を投入する。 プレコート工程 バルブV2を閉じ、中空軸2と濾過助剤槽13とを連通
するパイプ16に設けられたバルブV4を開く。この状
態で、濾過助剤を含有する液体は、濾過助剤槽13か
ら、パイプ15を経て濾過槽1内に導入され、各リーフ
3の濾過網4を通過して中空軸2内に入り、ついでパイ
プ16を経て濾過助剤槽13に戻るという経路で循環
し、この間に、濾過助剤が濾過網4の面上に付着してプ
レコート膜が形成される。 濾過工程 プレコート工程が完了した時点で、バルブV4を、つい
でバルブV3を閉じ、つぎにバルブV1,V5を開く。
これにより、濾過すべき原液は、原液槽11から、パイ
プ12を経て濾過槽1に入り、濾過網4を通過してリー
フ3から中空軸2に流れ、ついでパイプ17を経て濾液
受槽18に集められる。濾過の進行にしたがって、各リ
ーフ3の濾過網4上のプレコート層に原液に含まれてい
た固形物が捕捉され、ここに堆積して濾過ケーキCを形
成する。 残液抜出工程 この工程は、2つの段階からなる。第1の段階では、バ
ルブV1,V5を閉じ、ついでバルブV2およびV6を
開いて、濾過槽1内に残存している液体をパイプ19か
ら原液抜出し槽20に抜き出し、この液体をポンプP3
の作用でパイプ21から原液槽11に戻す。バルブV6
を開くのは、濾過槽1内に外部からエアーを吸引して残
液の流出を円滑にするためである。
【0018】第1の段階がある程度進行した時点で、第
2の段階に入る。この第2の段階では、バルブV2が閉
じられ、代わりにバルブV4が開かれる。これにより、
それまではリーフ3の外側で濾過槽1内に導入されてい
たエアーが、中空軸2内から各リーフ3を通って濾過槽
1内に向かうように切り換えられる。この状態では、濾
過槽1内の液体が重力の作用で抜き出されることにより
発生する負圧が、各リーフ3の濾過網4に対して、濾過
工程における液体の流れとは反対の方向に作用し、これ
により濾過ケーキCは外側に向けて引き剥がされる。 ケーキ離脱工程 濾過槽1内の残液の排出の終了後に、中空軸2をこれに
取り付けられているリーフ3とともに回転させる。濾過
網4上に堆積している濾過ケーキCは、上記の残液抜出
工程で濾過網4から浮き上がっているので、スクレーパ
5による離脱作用は容易かつ確実に行なわれる。
2の段階に入る。この第2の段階では、バルブV2が閉
じられ、代わりにバルブV4が開かれる。これにより、
それまではリーフ3の外側で濾過槽1内に導入されてい
たエアーが、中空軸2内から各リーフ3を通って濾過槽
1内に向かうように切り換えられる。この状態では、濾
過槽1内の液体が重力の作用で抜き出されることにより
発生する負圧が、各リーフ3の濾過網4に対して、濾過
工程における液体の流れとは反対の方向に作用し、これ
により濾過ケーキCは外側に向けて引き剥がされる。 ケーキ離脱工程 濾過槽1内の残液の排出の終了後に、中空軸2をこれに
取り付けられているリーフ3とともに回転させる。濾過
網4上に堆積している濾過ケーキCは、上記の残液抜出
工程で濾過網4から浮き上がっているので、スクレーパ
5による離脱作用は容易かつ確実に行なわれる。
【0019】濾過網4から離脱したケーキは、濾過槽1
の底部から、バルブV7を有するパイプ22を経て、濾
過ケーキ受槽23に送られる。
の底部から、バルブV7を有するパイプ22を経て、濾
過ケーキ受槽23に送られる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明方法によれ
ば、リーフからの濾過ケーキの剥離性が格段に向上し、
濾過ケーキの離脱をきわめて能率的に、確実に行なうこ
とができる。したがってリーフ型濾過器の構成部品に損
傷を与えることがなく、濾過工程を完全自動化すること
が可能になる。また取り出した濾液をケーキ離脱のため
に使用する必要はないので、能率の向上が得られるばか
りでなく、運転動力、コスト、および濾過助剤の使用量
について大幅な節減が可能である。
ば、リーフからの濾過ケーキの剥離性が格段に向上し、
濾過ケーキの離脱をきわめて能率的に、確実に行なうこ
とができる。したがってリーフ型濾過器の構成部品に損
傷を与えることがなく、濾過工程を完全自動化すること
が可能になる。また取り出した濾液をケーキ離脱のため
に使用する必要はないので、能率の向上が得られるばか
りでなく、運転動力、コスト、および濾過助剤の使用量
について大幅な節減が可能である。
【図1】本発明の濾過ケーキ離脱方法が適用されるリー
フ型濾過器の概略的断面図。
フ型濾過器の概略的断面図。
1 濾過槽 2 中空軸 3 リーフ 4 濾過網 5 スクレーパ 11 原液槽 13 濾過助剤槽 18 濾液受槽 20 原液抜出槽 23 濾過ケーキ受槽 C 濾過ケーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/44 33/58
Claims (1)
- 【請求項1】 濾過槽内に、複数のリーフが所定の間隔
で取付けられている中空軸を設け、前記リーフに設けた
濾過網に近接して濾過ケーキ離脱用のスクレーパを設け
たリーフ型濾過器において、前記濾過網上に付着した濾
過ケーキを離脱するための濾過ケーキ離脱方法であっ
て、 濾過すべき原液を前記濾過槽に導入し、前記濾過網上に
濾過助剤で形成されたプレコート層を通過して前記リー
フから中空軸に向けて流すことにより前記原液を濾過
し、分離された固形物を前記濾過網上に捕捉する濾過工
程の終了後に、 前記濾過槽内に残存している液体を外部に抜き出すため
に残液排出用バルブと、前記濾過槽内に外部からエアー
を導入するための第1のエアー導入用バルブとが開かれ
る第1の段階と、残液排出用バルブを開いたまま、前記
第1のエアー導入用バルブが閉じられ、前記中空軸を介
して前記リーフの内側に外部からエアーを導入するため
の第2のエアー導入用バルブとが開かれる第2の段階と
からなる残液抜出工程、を行なうことを特徴とするリー
フ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165928A JPH0716408A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | リーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165928A JPH0716408A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | リーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716408A true JPH0716408A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15821678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5165928A Pending JPH0716408A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | リーフ型濾過器の濾過ケーキ離脱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716408A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102838182A (zh) * | 2010-05-26 | 2012-12-26 | 上海巴安水务股份有限公司 | 一种硅藻土和活性炭混合覆盖过滤系统及其过滤方法 |
| CN105289081A (zh) * | 2015-10-26 | 2016-02-03 | 大禹节水(天津)有限公司 | 过滤元件 |
| CN112681627A (zh) * | 2021-01-11 | 2021-04-20 | 河南大学 | 一种节能建筑 |
| CN113058320A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-07-02 | 徐进清 | 一种动态离心式浓缩设备 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5165928A patent/JPH0716408A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102838182A (zh) * | 2010-05-26 | 2012-12-26 | 上海巴安水务股份有限公司 | 一种硅藻土和活性炭混合覆盖过滤系统及其过滤方法 |
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