JPH07164208A - 工作機械の主軸の軸受部への切削液の侵入防止装置 - Google Patents
工作機械の主軸の軸受部への切削液の侵入防止装置Info
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- JPH07164208A JPH07164208A JP5316892A JP31689293A JPH07164208A JP H07164208 A JPH07164208 A JP H07164208A JP 5316892 A JP5316892 A JP 5316892A JP 31689293 A JP31689293 A JP 31689293A JP H07164208 A JPH07164208 A JP H07164208A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B23Q11/0883—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards for spindles, e.g. for their bearings or casings
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Turning (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ラビリンスシールの周囲から霧状
の切削液を排除し、ラビリンスシールにより軸封される
主軸の軸受部へ切削液が侵入することを防止する装置を
提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明による
装置は、工作機械の主軸(20)の要部に設けられたラ
ビリンスシール(10a)により軸封される、主軸(2
0)の回転荷重を支持する軸受部(22)への切削液の
侵入を防止する装置において、ラビリンスシール(10
a)を囲むように形成された圧力室(6)と、圧力室
(6)に空気を供給する空気供給装置(44)とを具備
する構成とした。
の切削液を排除し、ラビリンスシールにより軸封される
主軸の軸受部へ切削液が侵入することを防止する装置を
提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明による
装置は、工作機械の主軸(20)の要部に設けられたラ
ビリンスシール(10a)により軸封される、主軸(2
0)の回転荷重を支持する軸受部(22)への切削液の
侵入を防止する装置において、ラビリンスシール(10
a)を囲むように形成された圧力室(6)と、圧力室
(6)に空気を供給する空気供給装置(44)とを具備
する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の軸受のシー
ル装置に関し、特に、工作機械の主軸の要部に設けられ
たラビリンスシールにより軸封された、主軸の軸受部へ
の切削液の侵入を防止する装置に関する。
ル装置に関し、特に、工作機械の主軸の要部に設けられ
たラビリンスシールにより軸封された、主軸の軸受部へ
の切削液の侵入を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CNCドリル等の工作機械は、周知の通
り、切削工程により発生した霧状の切削液を多量に含む
雰囲気中に設置されることが多い。特に、近時では、切
削加工の高速化により多量の切削液が使用されので、空
気中に浮遊する霧状の切削液の濃度も高くなっている。
こうした霧状の切削液が、工作機械の主軸を回転自在に
支持する軸受手段が配設された軸受部に侵入すると、こ
の切削液が軸受部のグリスを溶し出したり、軸受部に錆
を発生させる等の不具合を生じる。
り、切削工程により発生した霧状の切削液を多量に含む
雰囲気中に設置されることが多い。特に、近時では、切
削加工の高速化により多量の切削液が使用されので、空
気中に浮遊する霧状の切削液の濃度も高くなっている。
こうした霧状の切削液が、工作機械の主軸を回転自在に
支持する軸受手段が配設された軸受部に侵入すると、こ
の切削液が軸受部のグリスを溶し出したり、軸受部に錆
を発生させる等の不具合を生じる。
【0003】軸受部を清浄に維持するために、従来か
ら、工作機械の主軸の軸受部は、オイルシールやメカニ
カルシール等の種々の軸封装置により切削液の侵入防止
が図られている。ところで、工作機械の主軸は高速回転
し、回転に伴い多量の熱を発生して軸受部の空気を加熱
し、この加熱された空気は停止時に冷却される。これに
より、軸受部周囲の空気は、主軸の回転、停止に伴い温
度が変化して膨張、収縮を繰り返す。この膨張、収縮を
補償するために、特に、工作機械の主軸には、軸封装置
として非接触式のラビリンスシールが多用されている。
ラビリンスシールは回転側と静止側との間に隙間を有し
ており、軸受部への空気の出入りを許容する。そしてラ
ビリンスシールは、切削工程の間、主軸と共に高速で回
転することにより圧力差を形成し、軸受部から空気を吸
引して外部へ排気し、以て、軸受部への霧状の切削液の
侵入を防止する。更には、上記軸受部に清浄な加圧空気
を供給して、軸受部を加圧することにより、切削液の侵
入を防止するものもある。
ら、工作機械の主軸の軸受部は、オイルシールやメカニ
カルシール等の種々の軸封装置により切削液の侵入防止
が図られている。ところで、工作機械の主軸は高速回転
し、回転に伴い多量の熱を発生して軸受部の空気を加熱
し、この加熱された空気は停止時に冷却される。これに
より、軸受部周囲の空気は、主軸の回転、停止に伴い温
度が変化して膨張、収縮を繰り返す。この膨張、収縮を
補償するために、特に、工作機械の主軸には、軸封装置
として非接触式のラビリンスシールが多用されている。
ラビリンスシールは回転側と静止側との間に隙間を有し
ており、軸受部への空気の出入りを許容する。そしてラ
ビリンスシールは、切削工程の間、主軸と共に高速で回
転することにより圧力差を形成し、軸受部から空気を吸
引して外部へ排気し、以て、軸受部への霧状の切削液の
侵入を防止する。更には、上記軸受部に清浄な加圧空気
を供給して、軸受部を加圧することにより、切削液の侵
入を防止するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、ラビリン
スシールによる軸封は、切削工程が終了して主軸の回転
動作が停止すると、ラビリンスシールもまた停止してし
まう。このために、ラビリンスシールの軸封作用が機能
しなくなる。ラビリンスシールが回転する間は、軸受部
から空気を吸引するので、ラビリンスシールが停止した
とき、軸受部は負圧状態となっている。従って、ラビリ
ンスシールが停止すると、軸受部に周囲から空気が吸引
される。更には、軸受部の冷却に伴って空気が収縮する
ことによっても、軸受部に周囲から空気が吸引される。
この空気と共に、浮遊する霧状の切削液もまた軸受部に
侵入することとなる。特に、CNCドリル等の、主軸が
鉛直に配置された工作機械では、上側のラビリンスシー
ルの周囲において主軸頭の上面に、上述した霧状の切削
液が液状化して滞留していることがあり、ラビリンスシ
ールの停止に伴って、この滞留する切削液が、ラビリン
スシールの隙間から軸受部に多量に流入する危惧があ
る。
スシールによる軸封は、切削工程が終了して主軸の回転
動作が停止すると、ラビリンスシールもまた停止してし
まう。このために、ラビリンスシールの軸封作用が機能
しなくなる。ラビリンスシールが回転する間は、軸受部
から空気を吸引するので、ラビリンスシールが停止した
とき、軸受部は負圧状態となっている。従って、ラビリ
ンスシールが停止すると、軸受部に周囲から空気が吸引
される。更には、軸受部の冷却に伴って空気が収縮する
ことによっても、軸受部に周囲から空気が吸引される。
この空気と共に、浮遊する霧状の切削液もまた軸受部に
侵入することとなる。特に、CNCドリル等の、主軸が
鉛直に配置された工作機械では、上側のラビリンスシー
ルの周囲において主軸頭の上面に、上述した霧状の切削
液が液状化して滞留していることがあり、ラビリンスシ
ールの停止に伴って、この滞留する切削液が、ラビリン
スシールの隙間から軸受部に多量に流入する危惧があ
る。
【0005】また、軸受部に加圧された空気を供給する
場合には、軸受部を通過する空気の流れにより、軸受手
段のグリスが流出する等の潤滑の問題を生じる。更に、
軸受部に供給する空気は、湿分や埃を除去して厳格に管
理しなけれなならない等の問題がある。
場合には、軸受部を通過する空気の流れにより、軸受手
段のグリスが流出する等の潤滑の問題を生じる。更に、
軸受部に供給する空気は、湿分や埃を除去して厳格に管
理しなけれなならない等の問題がある。
【0006】本発明は、こうした従来技術の問題点を解
決することを技術課題としており、加圧された空気を軸
受部に直接供給することなく、ラビリンスシールの周囲
に加圧された空気の領域を形成して、ラビリンスシール
の周囲から霧状の切削液を排除し、ラビリンスシールに
より軸封される主軸の軸受部へ、ラビリンスシールの隙
間から切削液が侵入することを防止する装置を提供する
ことにある。
決することを技術課題としており、加圧された空気を軸
受部に直接供給することなく、ラビリンスシールの周囲
に加圧された空気の領域を形成して、ラビリンスシール
の周囲から霧状の切削液を排除し、ラビリンスシールに
より軸封される主軸の軸受部へ、ラビリンスシールの隙
間から切削液が侵入することを防止する装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、工作機械の主軸の要部に設けられた
ラビリンスシールにより軸封される、主軸の回転荷重を
支持する軸受部への切削液の侵入を防止する装置におい
て、前記ラビリンスシールを囲むように形成された圧力
室と、前記圧力室に空気を供給する空気供給装置とを具
備する装置が提供される。なお、前記空気供給装置は、
該空気源と前記圧力室とを連通させる空気供給管路と、
前記圧力室へ供給する空気の流量を調節する流量調節手
段とを具備して構成することができる。更に、空気源と
しては、コンプレッサや、ファンまたはブロアー等によ
り構成することができる。
めに、本発明では、工作機械の主軸の要部に設けられた
ラビリンスシールにより軸封される、主軸の回転荷重を
支持する軸受部への切削液の侵入を防止する装置におい
て、前記ラビリンスシールを囲むように形成された圧力
室と、前記圧力室に空気を供給する空気供給装置とを具
備する装置が提供される。なお、前記空気供給装置は、
該空気源と前記圧力室とを連通させる空気供給管路と、
前記圧力室へ供給する空気の流量を調節する流量調節手
段とを具備して構成することができる。更に、空気源と
しては、コンプレッサや、ファンまたはブロアー等によ
り構成することができる。
【0008】
【作用】ラビリンスシールを囲むように形成された圧力
室に空気を供給することにより、この圧力室内において
前記ラビリンスシールの周囲に加圧された空気の領域が
形成され、この領域から霧状の切削液が排除される。
室に空気を供給することにより、この圧力室内において
前記ラビリンスシールの周囲に加圧された空気の領域が
形成され、この領域から霧状の切削液が排除される。
【0009】
【実施例】次に、図1、2を参照して、本発明によるラ
ビリンスシールへの切削液進入防止装置を、CNCドリ
ルの主軸のラビリンスシールに適用する場合を一例とし
て説明する。このCNCドリルは、周知の自動工具交換
装置(図示せず)を備えており、いわゆるマシニングセ
ンターを構成している。前記自動工具交換装置は、複数
の工具を収納する工具マガジン(図示せず)を具備して
いる。前記複数の工具は、各々の工具ホルダ(図示せ
ず)に装着され、工具マガジンの周上に配設される。工
具交換に際しては、主軸頭2が鉛直方向に上下に動作す
る。そして、これと連動して前記自動工具交換装置がス
イング動作し、工具マガジンに収納された工具と、CN
Cドリルの主軸20に装着された工具との間で工具交換
がなされる。
ビリンスシールへの切削液進入防止装置を、CNCドリ
ルの主軸のラビリンスシールに適用する場合を一例とし
て説明する。このCNCドリルは、周知の自動工具交換
装置(図示せず)を備えており、いわゆるマシニングセ
ンターを構成している。前記自動工具交換装置は、複数
の工具を収納する工具マガジン(図示せず)を具備して
いる。前記複数の工具は、各々の工具ホルダ(図示せ
ず)に装着され、工具マガジンの周上に配設される。工
具交換に際しては、主軸頭2が鉛直方向に上下に動作す
る。そして、これと連動して前記自動工具交換装置がス
イング動作し、工具マガジンに収納された工具と、CN
Cドリルの主軸20に装着された工具との間で工具交換
がなされる。
【0010】図1において、前記CNCドリルは概ね鉛
直に設けられた主軸20を有している。主軸20は、上
下に動作可能な主軸頭2において、主軸20と同軸に形
成されたボア2a内に配置されている。ボア2a内にお
いて、主軸20とボア2aの内面との間に、軸受手段と
して2つの玉軸受22が配置されており、このCNCド
リルの主軸20のための軸受部が構成される。主軸2
は、上下両端において玉軸受22により、ボア2a内で
回転自在に支持されている。2つの玉軸受22は、ボア
2aにおいて主軸20の上下両端に設けられている。主
軸20は、この主軸と同軸に設けられた駆動モータ26
により継手21を介して回転駆動される。駆動モータ2
6は、電動式のモータにより構成されている。主軸頭2
のボア2aの上端部は継手21の下部により閉鎖され、
下端部はエンドキャップ2bにより閉鎖されている。継
手21の下部およびエンドキャップ2bと主軸頭2との
間には、各々、ラビリンスシール10a、10bが形成
されている。従って、主軸20が回転する間は、ラビリ
ンスシール10a、10bにより、ボア2a内から空気
が外気に排気され、周囲に浮遊する埃や切削液のボア2
a内の侵入が防止される。
直に設けられた主軸20を有している。主軸20は、上
下に動作可能な主軸頭2において、主軸20と同軸に形
成されたボア2a内に配置されている。ボア2a内にお
いて、主軸20とボア2aの内面との間に、軸受手段と
して2つの玉軸受22が配置されており、このCNCド
リルの主軸20のための軸受部が構成される。主軸2
は、上下両端において玉軸受22により、ボア2a内で
回転自在に支持されている。2つの玉軸受22は、ボア
2aにおいて主軸20の上下両端に設けられている。主
軸20は、この主軸と同軸に設けられた駆動モータ26
により継手21を介して回転駆動される。駆動モータ2
6は、電動式のモータにより構成されている。主軸頭2
のボア2aの上端部は継手21の下部により閉鎖され、
下端部はエンドキャップ2bにより閉鎖されている。継
手21の下部およびエンドキャップ2bと主軸頭2との
間には、各々、ラビリンスシール10a、10bが形成
されている。従って、主軸20が回転する間は、ラビリ
ンスシール10a、10bにより、ボア2a内から空気
が外気に排気され、周囲に浮遊する埃や切削液のボア2
a内の侵入が防止される。
【0011】また、主軸2の軸受手段のためのラビリン
スシール10a、10bの内、上側のラビリンスシール
10aの周囲は、カバー6a、6bにより囲われてお
り、内部に圧力室6が形成される。カバー6aは、この
CNCドリル正面および側面において、駆動モータ26
を固定するためのフランジ26aと主軸頭2との間を閉
鎖するように配置されている。カバー6bは、このCN
Cドリル背面において、主軸頭2に形成されたリブ2c
とフランジ26aとの間を閉鎖するように配置されてい
る。カバー6bは、後述するベルクランク4の腕部18
のための開口部6cが形成されている。
スシール10a、10bの内、上側のラビリンスシール
10aの周囲は、カバー6a、6bにより囲われてお
り、内部に圧力室6が形成される。カバー6aは、この
CNCドリル正面および側面において、駆動モータ26
を固定するためのフランジ26aと主軸頭2との間を閉
鎖するように配置されている。カバー6bは、このCN
Cドリル背面において、主軸頭2に形成されたリブ2c
とフランジ26aとの間を閉鎖するように配置されてい
る。カバー6bは、後述するベルクランク4の腕部18
のための開口部6cが形成されている。
【0012】カバー6a、6bは金属、プラスチックま
たは合成ゴムの薄板により形成される。カバー6a、6
bを金属で形成する場合には、炭素鋼やステンレス鋼を
使用することができる。カバー6a、6bをプラスチッ
クにより形成する場合には、耐油性の塩化ビニールやポ
リカーボネイトを使用することができる。カバー6a、
6bを合成ゴムにより形成する場合には、耐油性のNB
R(acrylonitrile-butadiene rubber)ゴムやNBRス
ポンジを使用することができる。カバー6a、6bは、
ネジ(図示せず)やその他の適当な取着手段により、主
軸頭2に取着されている。カバー6a、6bは、この圧
力室6を完全に外気と遮断するものではなく、圧力室6
の内部の圧力を外気から僅かに高める程度に、圧力室6
を囲えればよい。
たは合成ゴムの薄板により形成される。カバー6a、6
bを金属で形成する場合には、炭素鋼やステンレス鋼を
使用することができる。カバー6a、6bをプラスチッ
クにより形成する場合には、耐油性の塩化ビニールやポ
リカーボネイトを使用することができる。カバー6a、
6bを合成ゴムにより形成する場合には、耐油性のNB
R(acrylonitrile-butadiene rubber)ゴムやNBRス
ポンジを使用することができる。カバー6a、6bは、
ネジ(図示せず)やその他の適当な取着手段により、主
軸頭2に取着されている。カバー6a、6bは、この圧
力室6を完全に外気と遮断するものではなく、圧力室6
の内部の圧力を外気から僅かに高める程度に、圧力室6
を囲えればよい。
【0013】主軸20は、下端部に工具ホルダのテーパ
部と係合するテーパ穴24を具備している。切削加工に
使用される工具は、上記工具ホルダを介して、主軸20
と同軸にテーパ穴24に装着される。また、主軸20は
中空の部材により構成されており、その内部に引き棒
(ドローバー)16が、上下に移動可能に配置されてい
る。引き棒16は、前記工具ホルダが装着されるとき、
工具ホルダのテーパ部の頂部に備えられたプルスタッド
(図示せず)と係合して、工具ホルダを上方に引き上げ
る作用をなす。引き棒16は、サラバネ44により通常
時において上方に付勢されている。引き棒16の頂部に
は、後述するベルクランク4のローラー19と係合する
受承部28が設けられている。受承部28は、図1に示
す実施例では、棒状の部材から形成されている。
部と係合するテーパ穴24を具備している。切削加工に
使用される工具は、上記工具ホルダを介して、主軸20
と同軸にテーパ穴24に装着される。また、主軸20は
中空の部材により構成されており、その内部に引き棒
(ドローバー)16が、上下に移動可能に配置されてい
る。引き棒16は、前記工具ホルダが装着されるとき、
工具ホルダのテーパ部の頂部に備えられたプルスタッド
(図示せず)と係合して、工具ホルダを上方に引き上げ
る作用をなす。引き棒16は、サラバネ44により通常
時において上方に付勢されている。引き棒16の頂部に
は、後述するベルクランク4のローラー19と係合する
受承部28が設けられている。受承部28は、図1に示
す実施例では、棒状の部材から形成されている。
【0014】主軸頭2の上部には、ベルクランク4が、
回転軸8を中心として回動自在に設けられている。ベル
クランク4の頂部にはカムローラー14が設けられてい
る。また、ベルクランク4は、引き棒16を下方に押し
下げるための腕部18を有している。腕部18は、引き
棒16の頂部に設けられた受承部28と係合するローラ
ー19を有している。腕部18は、ベルクランク4が図
1において矢印Aの方向に回動するとき、カバー6bに
形成された開口部6cを通過して斜め下方に移動し、引
き棒16の頂部と係合するように設けられている。一
方、CNCドリルの本体(図示せず)には、ベルクラン
クカム12が形成されている。ベルクランクカム12
は、工具交換に際して、主軸頭2が上下に動作すると
き、カムローラー14と係合してベルクランク4の動作
を制御する。つまり、ベルクランクカム12は、工具交
換に際して主軸頭2が上動すると、カムローラー12が
ベルクランクカム12の隆起部12aに当接して、ベル
クランク4が矢印Aの方向に回動するように形成されて
いる。
回転軸8を中心として回動自在に設けられている。ベル
クランク4の頂部にはカムローラー14が設けられてい
る。また、ベルクランク4は、引き棒16を下方に押し
下げるための腕部18を有している。腕部18は、引き
棒16の頂部に設けられた受承部28と係合するローラ
ー19を有している。腕部18は、ベルクランク4が図
1において矢印Aの方向に回動するとき、カバー6bに
形成された開口部6cを通過して斜め下方に移動し、引
き棒16の頂部と係合するように設けられている。一
方、CNCドリルの本体(図示せず)には、ベルクラン
クカム12が形成されている。ベルクランクカム12
は、工具交換に際して、主軸頭2が上下に動作すると
き、カムローラー14と係合してベルクランク4の動作
を制御する。つまり、ベルクランクカム12は、工具交
換に際して主軸頭2が上動すると、カムローラー12が
ベルクランクカム12の隆起部12aに当接して、ベル
クランク4が矢印Aの方向に回動するように形成されて
いる。
【0015】こうした自動工具交換装置を備えたマシニ
ングセンターでは、一般的に工具交換に際して、工具ホ
ルダとテーパ穴24との良好な嵌め合いを達成するため
に、テーパ穴24に加圧された空気を供給してテーパ穴
24が清掃される。清掃用空気は、空気源46(図2参
照)からノズル36を介して供給される。ノズル36
は、主軸頭2に形成されたリブ2cのノズル開口部2d
から、圧力室6内に挿入される。また、ノズル36は、
ベルクランク4の動作と連動するリンク機構30を備え
たている。リンク機構30は、ベルクランク4に設けら
れたカム32と係合する従動カム34を有している。工
具交換時に主軸頭2が上動し、ベルクランク4が矢印A
の方向に回動すると、ベルクランク4のカム32が従動
カム34を上方から押接し、リンク機構30が作動して
ノズル36が矢印Bの方向に移動する。これにより、ノ
ズル26の先端部38が継手21の外周面に当接する。
ングセンターでは、一般的に工具交換に際して、工具ホ
ルダとテーパ穴24との良好な嵌め合いを達成するため
に、テーパ穴24に加圧された空気を供給してテーパ穴
24が清掃される。清掃用空気は、空気源46(図2参
照)からノズル36を介して供給される。ノズル36
は、主軸頭2に形成されたリブ2cのノズル開口部2d
から、圧力室6内に挿入される。また、ノズル36は、
ベルクランク4の動作と連動するリンク機構30を備え
たている。リンク機構30は、ベルクランク4に設けら
れたカム32と係合する従動カム34を有している。工
具交換時に主軸頭2が上動し、ベルクランク4が矢印A
の方向に回動すると、ベルクランク4のカム32が従動
カム34を上方から押接し、リンク機構30が作動して
ノズル36が矢印Bの方向に移動する。これにより、ノ
ズル26の先端部38が継手21の外周面に当接する。
【0016】ノズル36からテーパ穴24に空気を供給
するために、引き棒16の中心軸に沿って、空気供給管
路42が形成されている。空気供給管路42は、上部に
略半径方向に形成された複数の連絡部42aを有すると
共に、下端においてテーパ穴24に連通している。一
方、継手21には連絡横路40が形成されている。連絡
横路40は、引き棒16が下動したときに空気供給管路
42の連絡部42aと連通する。こうした構成により、
工具交換動作に応動して引き棒16が下動したときに、
清掃用空気のための空気源(図示せず)からテーパ穴2
4へ到る一連の経路が形成される。
するために、引き棒16の中心軸に沿って、空気供給管
路42が形成されている。空気供給管路42は、上部に
略半径方向に形成された複数の連絡部42aを有すると
共に、下端においてテーパ穴24に連通している。一
方、継手21には連絡横路40が形成されている。連絡
横路40は、引き棒16が下動したときに空気供給管路
42の連絡部42aと連通する。こうした構成により、
工具交換動作に応動して引き棒16が下動したときに、
清掃用空気のための空気源(図示せず)からテーパ穴2
4へ到る一連の経路が形成される。
【0017】次に、図2を参照して、この実施例におけ
る空気供給装置44について説明する。空気供給装置4
4は、空気源としてコンプレッサ46を具備している。
コンプレッサ46と、ノズル36との間は空気管路48
により接続されている。空気管路48には、オン・オフ
式のソレノイド弁50が配設されている。ソレノイド弁
50は、ソレノイド50aの励磁、消磁を制御すること
により、空気供給管路48の連通、遮断を制御する。つ
まり、ソレノイド弁50はソレノイド50aが消磁され
ている間は閉鎖されており、ソレノイド50aが励磁し
たときに開放されて、空気供給管路48の連通を図る。
ソレノイド50aは、このCNCドリルの制御装置(図
示せず)に接続されている。そして、この制御装置は、
工具交換に際してノズル36が継手21に当接したとき
に、ソレノイド50aを励磁して、ソレノイド弁50を
開くように構成されている。
る空気供給装置44について説明する。空気供給装置4
4は、空気源としてコンプレッサ46を具備している。
コンプレッサ46と、ノズル36との間は空気管路48
により接続されている。空気管路48には、オン・オフ
式のソレノイド弁50が配設されている。ソレノイド弁
50は、ソレノイド50aの励磁、消磁を制御すること
により、空気供給管路48の連通、遮断を制御する。つ
まり、ソレノイド弁50はソレノイド50aが消磁され
ている間は閉鎖されており、ソレノイド50aが励磁し
たときに開放されて、空気供給管路48の連通を図る。
ソレノイド50aは、このCNCドリルの制御装置(図
示せず)に接続されている。そして、この制御装置は、
工具交換に際してノズル36が継手21に当接したとき
に、ソレノイド50aを励磁して、ソレノイド弁50を
開くように構成されている。
【0018】更に、空気供給装置44は、ソレノイド弁
50を迂回して、ソレノイド弁の上流と下流との間に接
続されたオリフィス管路52を具備している。オリフィ
ス管路52には、オリフィス54が配設されている。ソ
レノイド弁50が閉鎖されている間、コンプレッサ46
から空気は、オリフィス54により減圧されて、ソレノ
イド弁50を迂回してノズル46に供給される。上述の
説明から理解されるように、ソレノイド弁50とオリフ
ィス54とにより圧力室6への空気の供給流量が調節さ
れる。
50を迂回して、ソレノイド弁の上流と下流との間に接
続されたオリフィス管路52を具備している。オリフィ
ス管路52には、オリフィス54が配設されている。ソ
レノイド弁50が閉鎖されている間、コンプレッサ46
から空気は、オリフィス54により減圧されて、ソレノ
イド弁50を迂回してノズル46に供給される。上述の
説明から理解されるように、ソレノイド弁50とオリフ
ィス54とにより圧力室6への空気の供給流量が調節さ
れる。
【0019】オリフィス54は、コンプレッサ46の元
圧と、管路の抵抗、圧力室6における空気の漏洩等を考
慮して、圧力室6内の圧力を所望の圧力とするように設
定される。特に、圧力室6内の圧力は、ラビリンスシー
ル10aの軸封作用を阻害しないように、慎重に設定し
なければならない。つまり、ラビリンスシールは、その
回転動作から生じた圧力差により、空気を外部に排出す
るように構成されている。図1に示す実施例では、ラビ
リンスシール10a、10bは、主軸2が回転する間、
ボア2a内部から空気を吸引するように構成されてい
る。ラビリンスシールが形成する圧力差は小さいので、
圧力室6の中の圧力が高くなりすぎると、ラビリンスシ
ール10aの軸封作用が阻害されてしまう。これを考慮
して、圧力室6内の圧力は周囲の大気圧よりも僅かに高
くなるように設定する。圧力室6内の圧力と周囲の大気
圧との差圧が僅かであっても、上記の開口部からの対流
により圧力室6内部に霧状の切削液が接近することは防
止される。なお、この実施例では、コンプレッサ46の
設定圧力は、0.49〜0.69MPa(5〜7kg/
cm2 )(但し、圧力はゲージ圧である)である。な
お、コンプレッサ46からの空気は、ボア2aに直接導
入するには適していないが、フィルタや除湿装置(図示
せず)により一定程度管理されている。
圧と、管路の抵抗、圧力室6における空気の漏洩等を考
慮して、圧力室6内の圧力を所望の圧力とするように設
定される。特に、圧力室6内の圧力は、ラビリンスシー
ル10aの軸封作用を阻害しないように、慎重に設定し
なければならない。つまり、ラビリンスシールは、その
回転動作から生じた圧力差により、空気を外部に排出す
るように構成されている。図1に示す実施例では、ラビ
リンスシール10a、10bは、主軸2が回転する間、
ボア2a内部から空気を吸引するように構成されてい
る。ラビリンスシールが形成する圧力差は小さいので、
圧力室6の中の圧力が高くなりすぎると、ラビリンスシ
ール10aの軸封作用が阻害されてしまう。これを考慮
して、圧力室6内の圧力は周囲の大気圧よりも僅かに高
くなるように設定する。圧力室6内の圧力と周囲の大気
圧との差圧が僅かであっても、上記の開口部からの対流
により圧力室6内部に霧状の切削液が接近することは防
止される。なお、この実施例では、コンプレッサ46の
設定圧力は、0.49〜0.69MPa(5〜7kg/
cm2 )(但し、圧力はゲージ圧である)である。な
お、コンプレッサ46からの空気は、ボア2aに直接導
入するには適していないが、フィルタや除湿装置(図示
せず)により一定程度管理されている。
【0020】次に、この実施例における本発明の切削液
侵入防止装置の作用を、CNCドリルの工具交換動作と
合わせて説明する。工具交換が開始されると、先ず、主
軸頭2が上動する。このとき、カムローラー14と、ベ
ルクランクカム12の隆起部12aとの係合により、ベ
ルクランク4はピン8を中心として矢印Aの方向に回動
する。すると、ベルクランク4の腕部18の先端に設け
られたローラ19が、図1において破線で示すように、
引き棒16の頂部に設けられた受承部28と係合して、
引き棒16を下方に押接し、以て引き棒16を下動させ
る。これにより、空気供給管路42の連絡部42aと連
絡横路40が連通する。これと同時に、ベルクランク4
のカム32が、リンク30の従動カム34を押接する。
これによりノズル36が矢印Bの方向に移動して、ノズ
ル36の先端部38が継手21の外周面に当接し、ノズ
ル36と連絡横路40が連通する。また、前記制御装置
がソレノイド50aを励磁して、ソレノイド弁50を開
放する。これにより、高圧の空気がテーパー穴24に供
給され、テーパー穴24が清掃される。
侵入防止装置の作用を、CNCドリルの工具交換動作と
合わせて説明する。工具交換が開始されると、先ず、主
軸頭2が上動する。このとき、カムローラー14と、ベ
ルクランクカム12の隆起部12aとの係合により、ベ
ルクランク4はピン8を中心として矢印Aの方向に回動
する。すると、ベルクランク4の腕部18の先端に設け
られたローラ19が、図1において破線で示すように、
引き棒16の頂部に設けられた受承部28と係合して、
引き棒16を下方に押接し、以て引き棒16を下動させ
る。これにより、空気供給管路42の連絡部42aと連
絡横路40が連通する。これと同時に、ベルクランク4
のカム32が、リンク30の従動カム34を押接する。
これによりノズル36が矢印Bの方向に移動して、ノズ
ル36の先端部38が継手21の外周面に当接し、ノズ
ル36と連絡横路40が連通する。また、前記制御装置
がソレノイド50aを励磁して、ソレノイド弁50を開
放する。これにより、高圧の空気がテーパー穴24に供
給され、テーパー穴24が清掃される。
【0021】工具ホルダがテーパー穴24に装着される
と、主軸頭2が可動してベルクランク4が矢印Aとは反
対方向に回動し、腕部18が後退して引き棒16がサラ
バネ44により付勢されて上動する。これと同時にベル
クランク4のカム32による従動カム34の押接が解除
され、ノズル36が後退する。また、前記制御装置がソ
レノイド50bを消磁して、ソレノイド弁50が閉鎖さ
れる。これにより、コンプレッサ46から加圧空気は、
オリフィス管路52と、オリフィス54とを介して減圧
されて、圧力室6に供給される。この減圧されて圧力室
6に供給される空気は、カバー6bの開口部6cと腕部
18との隙間や、ノズル開口部2dから漏洩するが、圧
力室6内を該圧力室の外部から一定程度昇圧する。これ
により、CNCドリルが設置された周囲に浮遊する、霧
状の切削液がラビリンスシール10aの周囲に接近する
ことが防止され、主軸2の回転が停止しても、ラビリン
スシール10aの隙間から、切削液が軸受部としての玉
軸受22に入することが防止される。
と、主軸頭2が可動してベルクランク4が矢印Aとは反
対方向に回動し、腕部18が後退して引き棒16がサラ
バネ44により付勢されて上動する。これと同時にベル
クランク4のカム32による従動カム34の押接が解除
され、ノズル36が後退する。また、前記制御装置がソ
レノイド50bを消磁して、ソレノイド弁50が閉鎖さ
れる。これにより、コンプレッサ46から加圧空気は、
オリフィス管路52と、オリフィス54とを介して減圧
されて、圧力室6に供給される。この減圧されて圧力室
6に供給される空気は、カバー6bの開口部6cと腕部
18との隙間や、ノズル開口部2dから漏洩するが、圧
力室6内を該圧力室の外部から一定程度昇圧する。これ
により、CNCドリルが設置された周囲に浮遊する、霧
状の切削液がラビリンスシール10aの周囲に接近する
ことが防止され、主軸2の回転が停止しても、ラビリン
スシール10aの隙間から、切削液が軸受部としての玉
軸受22に入することが防止される。
【0022】主軸2の回転が停止したとき、下側のラビ
リンスシール10bから、切削液がボア内に侵入するこ
とは防止されないが、ここから侵入する切削液は、玉軸
受22がラビリンスシール10bの上方に配置されてい
ることから、玉軸受22に到達することはなく、ラビリ
ンスシール10bに滞留する。この切削液は、主軸2が
再び回転したときに、ラビリンスシール10bにより外
部に排出される。
リンスシール10bから、切削液がボア内に侵入するこ
とは防止されないが、ここから侵入する切削液は、玉軸
受22がラビリンスシール10bの上方に配置されてい
ることから、玉軸受22に到達することはなく、ラビリ
ンスシール10bに滞留する。この切削液は、主軸2が
再び回転したときに、ラビリンスシール10bにより外
部に排出される。
【0023】上述した実施例は、単に一例として示した
ものであり、本発明は、この実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形や改良が可能である。 (1)図1に示す実施例では、本発明を自動工具交換装
置を備えたCNCドリルに適用する場合を一例として示
されているが、本発明において自動工具交換装置は要件
ではなく、更に他の工作機械、特に鉛直に設けられた主
軸を有する縦形旋盤や、中ぐり盤や、ラジアルボール盤
に適用することができる。 (2)図1において、主軸20のための軸受手段は玉軸
受22にて図示されているが、例えば、ローラー軸受や
滑り軸受であってもよい。 (3)図1に示した実施例では、加圧された空気を圧力
室6に供給するために、テーパー穴24の清掃用空気供
給装置を利用したが、これとは独立に、圧力室6への空
気供給装置を備えてもよい。この空気供給装置は、空気
源と、該空気源と前記圧力室とを連通させる空気供給管
路と、該空気供給管路に設けられたオリフィスとを具備
して構成される。この場合、空気源としては、コンプレ
ッサや、ファンまたはブロアー等により構成される。
ものであり、本発明は、この実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形や改良が可能である。 (1)図1に示す実施例では、本発明を自動工具交換装
置を備えたCNCドリルに適用する場合を一例として示
されているが、本発明において自動工具交換装置は要件
ではなく、更に他の工作機械、特に鉛直に設けられた主
軸を有する縦形旋盤や、中ぐり盤や、ラジアルボール盤
に適用することができる。 (2)図1において、主軸20のための軸受手段は玉軸
受22にて図示されているが、例えば、ローラー軸受や
滑り軸受であってもよい。 (3)図1に示した実施例では、加圧された空気を圧力
室6に供給するために、テーパー穴24の清掃用空気供
給装置を利用したが、これとは独立に、圧力室6への空
気供給装置を備えてもよい。この空気供給装置は、空気
源と、該空気源と前記圧力室とを連通させる空気供給管
路と、該空気供給管路に設けられたオリフィスとを具備
して構成される。この場合、空気源としては、コンプレ
ッサや、ファンまたはブロアー等により構成される。
【0024】(4)図1において、圧力室6は、駆動モ
ータ26の固定用フランジ26aと主軸頭2との間を大
きく囲むように形成されているが、ラビリンスシール1
0aの近傍の領域を小さく囲むように形成してもよい。
この場合には、圧力室内に供給する空気量が削減でき
る。 (5)図1では、本発明によるラビリンスシールへの切
削液侵入防止装置は、上側のラビリンスシール10aに
のみ設けられているが、下側のラビリンスシール10b
に設けてもよいことは言うまでもない。 (6)図2において、空気供給源としてコンプレッサ4
6を使用したが、これに代えてファンまたはブロワーを
使用してもよい。この場合には、オリフィス管路52
は、空気供給管路48においてソレノイド弁50の下流
と、ファンまたはブロワーとの間に配設される。 (7)図2において、ソレノイド弁50は単なる遮断弁
として説明したが、絞り部を有する2位置式の切換弁に
て構成してもよい。この場合、オリフィス管路52とオ
リフィス54は除去される。
ータ26の固定用フランジ26aと主軸頭2との間を大
きく囲むように形成されているが、ラビリンスシール1
0aの近傍の領域を小さく囲むように形成してもよい。
この場合には、圧力室内に供給する空気量が削減でき
る。 (5)図1では、本発明によるラビリンスシールへの切
削液侵入防止装置は、上側のラビリンスシール10aに
のみ設けられているが、下側のラビリンスシール10b
に設けてもよいことは言うまでもない。 (6)図2において、空気供給源としてコンプレッサ4
6を使用したが、これに代えてファンまたはブロワーを
使用してもよい。この場合には、オリフィス管路52
は、空気供給管路48においてソレノイド弁50の下流
と、ファンまたはブロワーとの間に配設される。 (7)図2において、ソレノイド弁50は単なる遮断弁
として説明したが、絞り部を有する2位置式の切換弁に
て構成してもよい。この場合、オリフィス管路52とオ
リフィス54は除去される。
【0025】
【発明の効果】既述の説明から明らかなように、本発明
によるラビリンスシールにより軸封された、工作機械の
主軸の軸受部への切削液防止装置は、ラビリンスシール
の周囲に圧力室を設け、この圧力室内に空気を供給して
圧力室内の空気の圧力を高めることにより、霧状に浮遊
する切削液をラビリンスシールの周囲から排除し、これ
により、ラビリンスシールが停止したときでも、切削液
がラビリンスシールの隙間から、主軸の軸受部としての
玉軸受に切削液が侵入することを防止する。
によるラビリンスシールにより軸封された、工作機械の
主軸の軸受部への切削液防止装置は、ラビリンスシール
の周囲に圧力室を設け、この圧力室内に空気を供給して
圧力室内の空気の圧力を高めることにより、霧状に浮遊
する切削液をラビリンスシールの周囲から排除し、これ
により、ラビリンスシールが停止したときでも、切削液
がラビリンスシールの隙間から、主軸の軸受部としての
玉軸受に切削液が侵入することを防止する。
【図1】本発明によるラビリンスシールへの切削液侵入
防止装置を備えたCNCドリルの一部を断面にして示す
側面図であるる。
防止装置を備えたCNCドリルの一部を断面にして示す
側面図であるる。
【図2】空気供給装置の略系統線図である。
6…圧力室 6a…カバー 6b…カバー 10a…ラビリンスシール 10b…ラビリンスシール 20…主軸 22…軸受手段(玉軸受) 36…ノズル 44…空気供給装置 46…コンプレッサ 50…ソレノイド弁 54…オリフィス
Claims (1)
- 【請求項1】 工作機械の主軸の要部に設けられたラビ
リンスシールにより軸封される、主軸の回転荷重を支持
する軸受部への切削液の侵入を防止する装置において、 前記ラビリンスシールを囲むように形成された圧力室
と、 前記圧力室に空気を供給する空気供給装置とを具備する
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316892A JPH07164208A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 工作機械の主軸の軸受部への切削液の侵入防止装置 |
| US08/356,549 US5487628A (en) | 1993-12-16 | 1994-12-15 | Device for preventing cutting fluid from entering a bearing on a spindle in a machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316892A JPH07164208A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 工作機械の主軸の軸受部への切削液の侵入防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164208A true JPH07164208A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18082080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5316892A Pending JPH07164208A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 工作機械の主軸の軸受部への切削液の侵入防止装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5487628A (ja) |
| JP (1) | JPH07164208A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012200825A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Brother Industries Ltd | 工作機械 |
| JP2015160304A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | ブラザー工業株式会社 | 工作機械の洗浄液濾過装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH081465A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Brother Ind Ltd | 工作機械 |
| US5997455A (en) * | 1997-07-23 | 1999-12-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tool clamp mechanism with shortened spindle |
| TW566264U (en) * | 2001-11-28 | 2003-12-11 | Ind Tech Res Inst | Tool releasing mechanism used in vertical coupling type spindle of machine tool |
| WO2004098828A2 (en) * | 2003-05-02 | 2004-11-18 | Colonial Tool Inc. | Motorized precision spindle apparatus |
| CN103659437B (zh) * | 2013-11-21 | 2016-04-20 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 轨道车辆构架空簧孔的加工防护装置 |
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