JPH07164351A - 連続撃打作業機 - Google Patents
連続撃打作業機Info
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- JPH07164351A JPH07164351A JP24789794A JP24789794A JPH07164351A JP H07164351 A JPH07164351 A JP H07164351A JP 24789794 A JP24789794 A JP 24789794A JP 24789794 A JP24789794 A JP 24789794A JP H07164351 A JPH07164351 A JP H07164351A
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Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転式の連続撃打作業機の使用時に、先端に
刃体等を有する撃打作業体の引き抜きを阻害するような
要因が土中等で発生した場合であっても、極めて容易に
撃打作業体を土中等から引き抜けるようにし、作業能率
の向上を図る。 【構成】 ハウジング2内で回転駆動される回転体7の
偏心位置に保持された撃打体16から、上記ハウジング
2の先端側部位に往復動可能に保持された撃打作業体1
1に対して先端側への打撃力を付与するように構成する
とともに、この作業機1を土中等から引き抜くに際し
て、上記ハウジング2が上記撃打作業体11に対して所
定距離基端側に相対移動した時に上記撃打体16から基
端側に向かう打撃力を受けてその打撃力を上記撃打作業
体に伝達させる補助振動伝達機構13とを備える。
刃体等を有する撃打作業体の引き抜きを阻害するような
要因が土中等で発生した場合であっても、極めて容易に
撃打作業体を土中等から引き抜けるようにし、作業能率
の向上を図る。 【構成】 ハウジング2内で回転駆動される回転体7の
偏心位置に保持された撃打体16から、上記ハウジング
2の先端側部位に往復動可能に保持された撃打作業体1
1に対して先端側への打撃力を付与するように構成する
とともに、この作業機1を土中等から引き抜くに際し
て、上記ハウジング2が上記撃打作業体11に対して所
定距離基端側に相対移動した時に上記撃打体16から基
端側に向かう打撃力を受けてその打撃力を上記撃打作業
体に伝達させる補助振動伝達機構13とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、連続撃打作業機に関
し、詳しくは、土中の根切り作業時や地上の植物体部分
の切断作業時等において、この作業機の手前側への引き
抜き作業を容易に行えるようにするための技術に関す
る。
し、詳しくは、土中の根切り作業時や地上の植物体部分
の切断作業時等において、この作業機の手前側への引き
抜き作業を容易に行えるようにするための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリートブレーカなどに代
表される連続撃打作業機は、圧搾空気による膨張力や、
原動機の回転に伴うクランク機構の動作により、本体に
内蔵された撃打ピストンを強制的に往復動させ、この撃
打ピストンの往復動により、本体の先端側部位に支持し
た撃打作業体を所定の周期で軸方向に叩打する構成とさ
れている。
表される連続撃打作業機は、圧搾空気による膨張力や、
原動機の回転に伴うクランク機構の動作により、本体に
内蔵された撃打ピストンを強制的に往復動させ、この撃
打ピストンの往復動により、本体の先端側部位に支持し
た撃打作業体を所定の周期で軸方向に叩打する構成とさ
れている。
【0003】一方、近年においては、上記のような構成
を備えた往復式連続撃打作業機に代えて、打撃反力の低
減や衝撃力の高周波数化を目的として、回転式の連続撃
打作業機が実用化されるに至っている。
を備えた往復式連続撃打作業機に代えて、打撃反力の低
減や衝撃力の高周波数化を目的として、回転式の連続撃
打作業機が実用化されるに至っている。
【0004】この種の回転式連続撃打作業機の基本的構
成は、例えば特開平1−67165号、特開平3−11
572号、特開平4−322977号等によって公知と
されている。すなわち、この種の作業機は、ハウジング
の内部に、駆動源によって回転駆動される回転体を備え
る一方、この回転体の偏心位置に、一定質量を有する撃
打体を遊動可能に保持した構成である。そして、上記回
転体が回転している場合における上記撃打体の旋回軌跡
の最外周が、上記ハウジングに往復動可能に支持された
撃打作業体の頂部に衝突することにより、この撃打作業
体に先端側への打撃力が周期的に付与されるようになっ
ている。
成は、例えば特開平1−67165号、特開平3−11
572号、特開平4−322977号等によって公知と
されている。すなわち、この種の作業機は、ハウジング
の内部に、駆動源によって回転駆動される回転体を備え
る一方、この回転体の偏心位置に、一定質量を有する撃
打体を遊動可能に保持した構成である。そして、上記回
転体が回転している場合における上記撃打体の旋回軌跡
の最外周が、上記ハウジングに往復動可能に支持された
撃打作業体の頂部に衝突することにより、この撃打作業
体に先端側への打撃力が周期的に付与されるようになっ
ている。
【0005】また、この種の作業機の使用に際しては、
上記ハウジングの上方に連結された握持部材やハンドル
を作業者が握持して、上記撃打作業体の先端を地面等に
突き当てた状態でこの作業機を支持しておき、このよう
な状態で駆動源の動作により上記回転体を回転駆動させ
る。これにより、上記撃打体が撃打作業体の頂部に衝突
することによる振動を伴って、その撃打作業体が土中等
に押し込まれていく。
上記ハウジングの上方に連結された握持部材やハンドル
を作業者が握持して、上記撃打作業体の先端を地面等に
突き当てた状態でこの作業機を支持しておき、このよう
な状態で駆動源の動作により上記回転体を回転駆動させ
る。これにより、上記撃打体が撃打作業体の頂部に衝突
することによる振動を伴って、その撃打作業体が土中等
に押し込まれていく。
【0006】ところで、上記撃打作業体の先端には、使
用用途に応じて種々の形状を有する刃体やショベル等が
取り付けられあるいは一体的に形成される。この場合、
上記作業機の使用用途は、主として地面の掘り起こし作
業や、土中等の根切り作業等を対象としているのが大半
である。そして、たとえば植木等の根切りを行って出荷
をする場合には、その植え換えおよびその後の育成が適
正に行われるように、出荷の約一年前に根の周囲全域を
切っておくいわゆる根回しを行うのが通例である。この
根回しは、切り残しが生じないように確実に根切りを行
う必要があり、そのためには、約50cm程度の深さま
で上記撃打作業体の先端を押し込まねばならないことに
なる。
用用途に応じて種々の形状を有する刃体やショベル等が
取り付けられあるいは一体的に形成される。この場合、
上記作業機の使用用途は、主として地面の掘り起こし作
業や、土中等の根切り作業等を対象としているのが大半
である。そして、たとえば植木等の根切りを行って出荷
をする場合には、その植え換えおよびその後の育成が適
正に行われるように、出荷の約一年前に根の周囲全域を
切っておくいわゆる根回しを行うのが通例である。この
根回しは、切り残しが生じないように確実に根切りを行
う必要があり、そのためには、約50cm程度の深さま
で上記撃打作業体の先端を押し込まねばならないことに
なる。
【0007】なお、植物の中でもたとえばさとうきび
は、その根元部分の糖度が高く、通例においてはその根
元部分は土中に埋もれている。そして、従来において
は、その根元部分の切断あるいは掘り出し作業は、バチ
と称される掘り出し用道具等を用いて、全て肉体労働を
通じて行われていた。
は、その根元部分の糖度が高く、通例においてはその根
元部分は土中に埋もれている。そして、従来において
は、その根元部分の切断あるいは掘り出し作業は、バチ
と称される掘り出し用道具等を用いて、全て肉体労働を
通じて行われていた。
【0008】これ以外にも、肉体労働による植物を対象
とする切断作業としては、地上における特に高所を対象
とするものがある。具体的には、図16に示すように、
近年増産の要請が高まっているパーム油を採取するため
のヤシの実Yaを、長尺棒状物等を使用して作業者が下
方から突き落とすことが行われている。
とする切断作業としては、地上における特に高所を対象
とするものがある。具体的には、図16に示すように、
近年増産の要請が高まっているパーム油を採取するため
のヤシの実Yaを、長尺棒状物等を使用して作業者が下
方から突き落とすことが行われている。
【0009】この場合、同図からも明らかなように、上
記ヤシの実Yaは、乱雑に生い茂っているヤシの葉体Y
bの根元部分に存在している。したがって、これらのヤ
シの実Yaを取るには、長尺棒状物50の先端に切断刃
50xが形成された握持道具を使用して、作業者が下方
から邪魔になる複数本のヤシの葉体Ybを切断して落下
させることが行われる。
記ヤシの実Yaは、乱雑に生い茂っているヤシの葉体Y
bの根元部分に存在している。したがって、これらのヤ
シの実Yaを取るには、長尺棒状物50の先端に切断刃
50xが形成された握持道具を使用して、作業者が下方
から邪魔になる複数本のヤシの葉体Ybを切断して落下
させることが行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各公報
に開示された回転式連続撃打作業機はいずれも、ハウジ
ング内の撃打体から撃打作業体に対して下方への打撃力
が付与されるのみであり、したがって撃打作業体は土中
等に入り込む場合にのみ根切りや穴掘りに対する有効な
振動が付与されるに過ぎない。
に開示された回転式連続撃打作業機はいずれも、ハウジ
ング内の撃打体から撃打作業体に対して下方への打撃力
が付与されるのみであり、したがって撃打作業体は土中
等に入り込む場合にのみ根切りや穴掘りに対する有効な
振動が付与されるに過ぎない。
【0011】そして、撃打作業体の土中等からの引き抜
き時には、撃打作業体に根やその他の異物が引っ掛かっ
たり、あるいは土質等に起因して撃打作業体との間に大
きな摩擦力あるいは土圧が生じる場合がある。このた
め、上記作業機の握持部材やハンドルからハウジングに
通常の引っ張り力を作用させても、撃打作業体を土中か
ら引き抜くことが出来ず、作業の困難性を余儀なくされ
るとともに、作業能率が著しく低下するという問題が生
じる。
き時には、撃打作業体に根やその他の異物が引っ掛かっ
たり、あるいは土質等に起因して撃打作業体との間に大
きな摩擦力あるいは土圧が生じる場合がある。このた
め、上記作業機の握持部材やハンドルからハウジングに
通常の引っ張り力を作用させても、撃打作業体を土中か
ら引き抜くことが出来ず、作業の困難性を余儀なくされ
るとともに、作業能率が著しく低下するという問題が生
じる。
【0012】このような問題は、連続撃打作業機を使用
して根切り作業を行う場合に特に深刻となるものであ
る。具体的には、木の幹の周辺においては根が乱雑に土
中に張りめぐらされており、このような箇所に根切り刃
がいったん入り込んだ後は、根が邪魔になって根切り刃
ひいては撃打作業体を引き抜くことが極めて困難にな
る。また、上記例示した植木の根回しを行う場合のよう
に、上記撃打作業体を50cm程度の深さまで押し込む
と、その土圧が極めて大きくなり、通常の人力では作業
機を引き抜くことが不可能になることもある。
して根切り作業を行う場合に特に深刻となるものであ
る。具体的には、木の幹の周辺においては根が乱雑に土
中に張りめぐらされており、このような箇所に根切り刃
がいったん入り込んだ後は、根が邪魔になって根切り刃
ひいては撃打作業体を引き抜くことが極めて困難にな
る。また、上記例示した植木の根回しを行う場合のよう
に、上記撃打作業体を50cm程度の深さまで押し込む
と、その土圧が極めて大きくなり、通常の人力では作業
機を引き抜くことが不可能になることもある。
【0013】一方、上記例示したヤシの実Yaを取るに
際して、ヤシの葉体Ybの根元部分Ycに長尺棒状物5
0の先端の切断刃50xを突き刺しても、一回の動作で
は完全に切断することが困難である。このため、図17
に示すように、上記ヤシの葉体Ybの根元部分Ycの途
中まで突き刺さった切断刃50xには、ヤシの葉体Ya
の略全重量が切断刃50xを挟み付ける力Wとして作用
し、これに起因して上記切断刃50xが容易に引き抜け
なくなるという問題が生じる。
際して、ヤシの葉体Ybの根元部分Ycに長尺棒状物5
0の先端の切断刃50xを突き刺しても、一回の動作で
は完全に切断することが困難である。このため、図17
に示すように、上記ヤシの葉体Ybの根元部分Ycの途
中まで突き刺さった切断刃50xには、ヤシの葉体Ya
の略全重量が切断刃50xを挟み付ける力Wとして作用
し、これに起因して上記切断刃50xが容易に引き抜け
なくなるという問題が生じる。
【0014】本願発明は、上述の事情のもとで考えださ
れたものであって、上記従来の問題を解決するために肉
体労働に依存したものについては連続撃打作業機の使用
を可能にするとともに、この種の作業機の使用時に撃打
作業体の引き抜きを阻害するような要因が発生した場合
であっても、極めて容易に撃打作業体を引き抜けるよう
にし、作業能率の向上を図ることをその課題とする。
れたものであって、上記従来の問題を解決するために肉
体労働に依存したものについては連続撃打作業機の使用
を可能にするとともに、この種の作業機の使用時に撃打
作業体の引き抜きを阻害するような要因が発生した場合
であっても、極めて容易に撃打作業体を引き抜けるよう
にし、作業能率の向上を図ることをその課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0016】すなわち、本願の請求項1に記載した発明
は、駆動源からの回転出力によってハウジングの内部で
回転駆動される回転体と、この回転体の偏心位置に保持
された撃打体と、上記ハウジング上記ハウジングの先端
側部位に基端側および先端側に対して往復動可能に保持
された撃打作業体とを備え、上記ハウジングが上記撃打
作業体に対して先端側に相対移動した時に上記撃打体か
ら上記撃打作業体に先端側への打撃力が付与されるよう
に構成した連続撃打作業機において、上記ハウジングが
上記撃打作業体に対して所定距離基端側に相対移動した
時に上記撃打体から基端側に向かう打撃力を受けてその
打撃力を上記撃打作業体に伝達させる補助振動伝達機構
を備えたことを特徴としている。
は、駆動源からの回転出力によってハウジングの内部で
回転駆動される回転体と、この回転体の偏心位置に保持
された撃打体と、上記ハウジング上記ハウジングの先端
側部位に基端側および先端側に対して往復動可能に保持
された撃打作業体とを備え、上記ハウジングが上記撃打
作業体に対して先端側に相対移動した時に上記撃打体か
ら上記撃打作業体に先端側への打撃力が付与されるよう
に構成した連続撃打作業機において、上記ハウジングが
上記撃打作業体に対して所定距離基端側に相対移動した
時に上記撃打体から基端側に向かう打撃力を受けてその
打撃力を上記撃打作業体に伝達させる補助振動伝達機構
を備えたことを特徴としている。
【0017】この場合、上記補助振動伝達機構として
は、上記ハウジングの基端側部位に先端側および基端側
に対して往復動可能に保持されて先端側への移動時に上
記撃打体から打撃力を付与される補助撃打作業体と、上
記ハウジングの基端側に配置されて上記補助撃打作業体
を先端側に移動させることにより上記補助撃打作業体か
ら基端側に対する振動を付与される振動付与体と、上記
ハウジングの先端側に配置されて上記撃打作業体により
その移動を阻止された状態で上記ハウジングが基端側に
相対移動することにより上記撃打作業体に基端側に対す
る振動を伝達する振動伝達体と、上記ハウジングに先端
側および基端側に移動可能に保持されて上記振動付与体
と振動伝達体とを連結する連結体と、上記振動付与体を
上記ハウジングに対して基端側に付勢する弾性体と、を
備えた機構(請求項2)が、具体例として挙げられる。
は、上記ハウジングの基端側部位に先端側および基端側
に対して往復動可能に保持されて先端側への移動時に上
記撃打体から打撃力を付与される補助撃打作業体と、上
記ハウジングの基端側に配置されて上記補助撃打作業体
を先端側に移動させることにより上記補助撃打作業体か
ら基端側に対する振動を付与される振動付与体と、上記
ハウジングの先端側に配置されて上記撃打作業体により
その移動を阻止された状態で上記ハウジングが基端側に
相対移動することにより上記撃打作業体に基端側に対す
る振動を伝達する振動伝達体と、上記ハウジングに先端
側および基端側に移動可能に保持されて上記振動付与体
と振動伝達体とを連結する連結体と、上記振動付与体を
上記ハウジングに対して基端側に付勢する弾性体と、を
備えた機構(請求項2)が、具体例として挙げられる。
【0018】上記連結体は少なくとも2個備えられてお
り、これらの連結体と上記振動付与体と振動伝達体と
は、矩形枠状に組み立てられていることが好ましい(請
求項3)。
り、これらの連結体と上記振動付与体と振動伝達体と
は、矩形枠状に組み立てられていることが好ましい(請
求項3)。
【0019】さらに好ましくは、上記撃打作業体にはス
トッパ部が形成され、このストッパ部の先端側に上記振
動伝達体が離反して配置されているとともに、上記撃打
作業体に対する上記ハウジングの基端側への相対移動に
伴って上記振動伝達体が上記弾性体の付勢力に抗して上
記ストッパ部に当接するように構成される(請求項
4)。
トッパ部が形成され、このストッパ部の先端側に上記振
動伝達体が離反して配置されているとともに、上記撃打
作業体に対する上記ハウジングの基端側への相対移動に
伴って上記振動伝達体が上記弾性体の付勢力に抗して上
記ストッパ部に当接するように構成される(請求項
4)。
【0020】また、上記撃打作業体の構造としては、上
記撃打作業体の先端に根切り刃を設けること(請求項
5)が、一例として挙げられる。
記撃打作業体の先端に根切り刃を設けること(請求項
5)が、一例として挙げられる。
【0021】一方、地上における高所に対する切断作業
を行う連続撃打作業機としては、上記駆動源のカバー部
分と上記ハウジングとを連結する長尺連結管と、この長
尺連結管の内孔に挿通保持されて上記駆動源からの回転
出力を上記回転体に伝達させる回転伝動軸と、を備えた
作業機(請求項6)を使用することが有効である。
を行う連続撃打作業機としては、上記駆動源のカバー部
分と上記ハウジングとを連結する長尺連結管と、この長
尺連結管の内孔に挿通保持されて上記駆動源からの回転
出力を上記回転体に伝達させる回転伝動軸と、を備えた
作業機(請求項6)を使用することが有効である。
【0022】そして、好ましくは、上記長尺連結管に、
作業者が握持するための握持部を形成する(請求項
7)。
作業者が握持するための握持部を形成する(請求項
7)。
【0023】また、ヤシの葉体などを切断する際には、
上記撃打作業体の先端に、地上に存在する植物体部分を
切る切断刃を設けておけばよい(請求項8)。
上記撃打作業体の先端に、地上に存在する植物体部分を
切る切断刃を設けておけばよい(請求項8)。
【0024】
【発明の作用および効果】本願発明においては、通常の
根切り作業やヤシの葉体などの切断作業時、すなわち作
業者がこの作業機を支持して撃打作業体の先端を地面や
葉体などの対象物に押し付けた場合には、撃打作業体に
対して上記ハウジングが先端側に向かって相対移動す
る。これに伴って、ハウジング内を旋回している撃打体
から上記撃打作業体に先端側への打撃力が周期的に付与
される状態になる。この結果、上記撃打作業体の先端
は、振動を伴って土中や葉体の中に押し込まれていく。
根切り作業やヤシの葉体などの切断作業時、すなわち作
業者がこの作業機を支持して撃打作業体の先端を地面や
葉体などの対象物に押し付けた場合には、撃打作業体に
対して上記ハウジングが先端側に向かって相対移動す
る。これに伴って、ハウジング内を旋回している撃打体
から上記撃打作業体に先端側への打撃力が周期的に付与
される状態になる。この結果、上記撃打作業体の先端
は、振動を伴って土中や葉体の中に押し込まれていく。
【0025】一方、この作業機の土中からの引き抜き時
や、ヤシの葉体に挟み付けられた状態からの引き抜き時
には、上記撃打作業体に、引き抜き方向すなわち基端側
に向かう方向への移動を阻止する力が作用する。したが
って、上記撃打作業体はそのままの位置に拘束され、上
記ハウジングのみが基端側に移動することになる。そし
て、上記ハウジングが上記撃打作業体に対して所定距離
基端側に相対移動した時点で、補助振動伝達機構が、上
記撃打体からの基端側に向かう打撃力を受け、かつその
打撃力を上記土中や葉体中に拘束されている撃打作業体
に伝達させる。この場合、上記ハウジングは上記撃打作
業体に対して基端側に相対移動していることから、上記
撃打体から撃打作業体に対する先端側への打撃力の付与
は断たれた状態になる。
や、ヤシの葉体に挟み付けられた状態からの引き抜き時
には、上記撃打作業体に、引き抜き方向すなわち基端側
に向かう方向への移動を阻止する力が作用する。したが
って、上記撃打作業体はそのままの位置に拘束され、上
記ハウジングのみが基端側に移動することになる。そし
て、上記ハウジングが上記撃打作業体に対して所定距離
基端側に相対移動した時点で、補助振動伝達機構が、上
記撃打体からの基端側に向かう打撃力を受け、かつその
打撃力を上記土中や葉体中に拘束されている撃打作業体
に伝達させる。この場合、上記ハウジングは上記撃打作
業体に対して基端側に相対移動していることから、上記
撃打体から撃打作業体に対する先端側への打撃力の付与
は断たれた状態になる。
【0026】このように、補助振動伝達機構の動作によ
り、通常の押し込み作業時には撃打作業体に先端側への
打撃力を作用させる撃打体が、引き抜き作業時には、補
助撃打作業体を介して土中や葉体中等に拘束されている
撃打作業体に基端側への打撃力を作用させることにな
る。したがって、作業者による通常の引き抜き力に加え
て同方向への打撃力が撃打作業体に作用することにな
り、土中の根や地上の葉体の切断等を適切に行いなが
ら、上記撃打作業体を円滑かつ容易に対象物から引き抜
くことが可能になる。
り、通常の押し込み作業時には撃打作業体に先端側への
打撃力を作用させる撃打体が、引き抜き作業時には、補
助撃打作業体を介して土中や葉体中等に拘束されている
撃打作業体に基端側への打撃力を作用させることにな
る。したがって、作業者による通常の引き抜き力に加え
て同方向への打撃力が撃打作業体に作用することにな
り、土中の根や地上の葉体の切断等を適切に行いなが
ら、上記撃打作業体を円滑かつ容易に対象物から引き抜
くことが可能になる。
【0027】また、上記請求項2の具体例によると、上
記作業機の引き抜き時に撃打作業体に対してハウジング
が所定距離基端側に相対移動した場合には、上記補助振
動伝達機構の構成要素である補助撃打作業体に対して上
記撃打体から基端側への打撃力が付与され、かつその打
撃力は所定周期の振動となって振動付与体に伝達され
る。そして、この振動付与体は連結体を介して振動伝達
体に連結されていることから、上記振動付与体に付与さ
れた基端側への振動は、上記振動伝達体から撃打作業体
に伝達される。
記作業機の引き抜き時に撃打作業体に対してハウジング
が所定距離基端側に相対移動した場合には、上記補助振
動伝達機構の構成要素である補助撃打作業体に対して上
記撃打体から基端側への打撃力が付与され、かつその打
撃力は所定周期の振動となって振動付与体に伝達され
る。そして、この振動付与体は連結体を介して振動伝達
体に連結されていることから、上記振動付与体に付与さ
れた基端側への振動は、上記振動伝達体から撃打作業体
に伝達される。
【0028】この場合、上記振動付与体は、弾性体によ
りハウジングに対し基端側に付勢されているので、この
作業機の通常の押し込み作業時において撃打作業体に対
してハウジングが先端側に相対移動する場合には、上記
弾性体の付勢力が打ち勝つことによって上記ハウジング
と振動付与体との間に相対移動が生じない。このため、
上記補助撃打作業体が先端側に移動することはないの
で、基端側への打撃力が上記振動付与体に付与されるこ
ともない。
りハウジングに対し基端側に付勢されているので、この
作業機の通常の押し込み作業時において撃打作業体に対
してハウジングが先端側に相対移動する場合には、上記
弾性体の付勢力が打ち勝つことによって上記ハウジング
と振動付与体との間に相対移動が生じない。このため、
上記補助撃打作業体が先端側に移動することはないの
で、基端側への打撃力が上記振動付与体に付与されるこ
ともない。
【0029】一方、この作業機の引き抜き時において、
撃打作業体の基端側への移動が阻止された状態でハウジ
ングのみが基端側に移動した場合には、上記振動伝達体
ひいては振動付与体がハウジングとの連係動を阻止され
た状態にある。このため、上記振動付与体は、弾性体の
付勢力に抗して先端側に相対移動し、補助撃打作業体に
接近および当接して補助撃打作業体を先端側に移動させ
る。この結果、補助撃打作業体から振動付与体に対して
基端側への打撃力が付与されるとともに、これに起因し
て振動伝達体から上記撃打作業体に基端側への振動が伝
達され、この振動によって上記撃打作業体は容易に引き
抜かれることになる。
撃打作業体の基端側への移動が阻止された状態でハウジ
ングのみが基端側に移動した場合には、上記振動伝達体
ひいては振動付与体がハウジングとの連係動を阻止され
た状態にある。このため、上記振動付与体は、弾性体の
付勢力に抗して先端側に相対移動し、補助撃打作業体に
接近および当接して補助撃打作業体を先端側に移動させ
る。この結果、補助撃打作業体から振動付与体に対して
基端側への打撃力が付与されるとともに、これに起因し
て振動伝達体から上記撃打作業体に基端側への振動が伝
達され、この振動によって上記撃打作業体は容易に引き
抜かれることになる。
【0030】ところで、この作業機をヤシの実を採取す
る際の葉体切断用に使用する場合には、上記請求項6に
記載した発明のように構成することが好適である。すな
わち、駆動源のカバー部分と上記ハウジングとを長尺連
結管で連結し、この内孔に挿通された回転伝動軸を介し
て回転力を上記ハウジング内の回転体に伝達するように
しておけば、作業者が上記連結管の基端部である駆動源
近傍を握持してその先端部を上方に位置させることによ
り、高所に存在しているヤシの葉体の切断作業ならびに
引き抜き作業が、その先端部の撃打作業体を通じて容易
に行えることになる。
る際の葉体切断用に使用する場合には、上記請求項6に
記載した発明のように構成することが好適である。すな
わち、駆動源のカバー部分と上記ハウジングとを長尺連
結管で連結し、この内孔に挿通された回転伝動軸を介し
て回転力を上記ハウジング内の回転体に伝達するように
しておけば、作業者が上記連結管の基端部である駆動源
近傍を握持してその先端部を上方に位置させることによ
り、高所に存在しているヤシの葉体の切断作業ならびに
引き抜き作業が、その先端部の撃打作業体を通じて容易
に行えることになる。
【0031】
【実施例の説明】以下、本願発明に係る連続撃打作業機
の好ましい実施例を、図面に基づいて具体的に説明す
る。なお、以下の各図(図9を除く)に基づく説明に際
しては、図面における上側が基端側であり、下側が先端
側である。
の好ましい実施例を、図面に基づいて具体的に説明す
る。なお、以下の各図(図9を除く)に基づく説明に際
しては、図面における上側が基端側であり、下側が先端
側である。
【0032】図1ないし図4は、本願発明の第1実施例
に係る連続撃打作業機を示したものである。
に係る連続撃打作業機を示したものである。
【0033】まず図1を参照しつつ、本願発明の第1実
施例に係る連続撃打作業機1の全体概略構成を説明す
る。略樽型のハウジング2の両側部にはそれぞれ、上端
に握持部3aを有するハンドル杆3が取付けられている
とともに、駆動源であるエンジン4およびその取付板5
が、上記ハウジング2の上方への膨出部に対し、その四
隅に配設された防振ゴム6を介して弾性支持されてい
る。なお、一方のハンドル杆3の握持部3aには、エン
ジン4の回転を制御するためのスロットル操作レバー3
xが取付けられている。
施例に係る連続撃打作業機1の全体概略構成を説明す
る。略樽型のハウジング2の両側部にはそれぞれ、上端
に握持部3aを有するハンドル杆3が取付けられている
とともに、駆動源であるエンジン4およびその取付板5
が、上記ハウジング2の上方への膨出部に対し、その四
隅に配設された防振ゴム6を介して弾性支持されてい
る。なお、一方のハンドル杆3の握持部3aには、エン
ジン4の回転を制御するためのスロットル操作レバー3
xが取付けられている。
【0034】上記ハウジング2に内蔵された後述する回
転体7に対して上記エンジン4の回転を伝達させる手段
は、この第1実施例においては、上記エンジン4の出力
軸4aに固着されたプーリやスプロケット等の駆動車8
と、上記回転体7の回転支軸7aに固着された従動車9
と、この両車8,9に巻き掛けられたベルトやチェーン
等の無端伝動帯10とから構成されている。
転体7に対して上記エンジン4の回転を伝達させる手段
は、この第1実施例においては、上記エンジン4の出力
軸4aに固着されたプーリやスプロケット等の駆動車8
と、上記回転体7の回転支軸7aに固着された従動車9
と、この両車8,9に巻き掛けられたベルトやチェーン
等の無端伝動帯10とから構成されている。
【0035】そして、上記ハウジング2の下方側部位に
は、下端に刃体11zを有する撃打作業体11が配設さ
れている。この第1実施例では、上記刃体11zが根切
り刃としての形態をもっている。また、この第1実施例
(以下の第2、第3実施例についても同様)では、上記
撃打作業体11のシャンク部が、第一部分11aと第二
部分11bとに分割されているが、これらの両部分11
a、11bは一体的に形成された構成であってもよい。
は、下端に刃体11zを有する撃打作業体11が配設さ
れている。この第1実施例では、上記刃体11zが根切
り刃としての形態をもっている。また、この第1実施例
(以下の第2、第3実施例についても同様)では、上記
撃打作業体11のシャンク部が、第一部分11aと第二
部分11bとに分割されているが、これらの両部分11
a、11bは一体的に形成された構成であってもよい。
【0036】図2および図3に詳細に示すように、ハウ
ジング2内の円筒状内部空間Xに、上記エンジン4によ
り回転駆動される回転体7が保持されており、この回転
体7は、所定寸法離間して配置された一対の長円形フラ
ンジ部7c,7d間を、バランスウェイトの機能を有す
る連結部7eにより一体化させて形成されている。
ジング2内の円筒状内部空間Xに、上記エンジン4によ
り回転駆動される回転体7が保持されており、この回転
体7は、所定寸法離間して配置された一対の長円形フラ
ンジ部7c,7d間を、バランスウェイトの機能を有す
る連結部7eにより一体化させて形成されている。
【0037】そして、上記一対の長円形フランジ部7
c,7dのそれぞれの外側面には、同一軸線上に回転支
軸7a,7bが突設され、この両回転支軸7a,7b
は、ハウジング2の側壁部にベアリング14a,14b
を介して回動可能に支持されている。既述のように、一
方の回転支軸7aに固着された従動車9ないしこれに巻
き掛けられた無端伝動帯10を介してこの回転体7にエ
ンジン4の回転が伝達されるようになっている。
c,7dのそれぞれの外側面には、同一軸線上に回転支
軸7a,7bが突設され、この両回転支軸7a,7b
は、ハウジング2の側壁部にベアリング14a,14b
を介して回動可能に支持されている。既述のように、一
方の回転支軸7aに固着された従動車9ないしこれに巻
き掛けられた無端伝動帯10を介してこの回転体7にエ
ンジン4の回転が伝達されるようになっている。
【0038】さらに、上記一対の長円形フランジ部7
c,7dには、回転体7の回転軸心を挟んで上記連結部
7eと反対側に、長円形の保持穴15,15がそれぞれ
形成されており、この両保持穴15,15に、円柱形の
撃打体16の両端部が遊装保持されている。この撃打体
16は、保持穴15,15に両端部が拘束された状態で
回転可能であると同時に、保持穴15,15の内面との
間の隙間が許容する範囲で軸直角方向に遊動可能とされ
ている。
c,7dには、回転体7の回転軸心を挟んで上記連結部
7eと反対側に、長円形の保持穴15,15がそれぞれ
形成されており、この両保持穴15,15に、円柱形の
撃打体16の両端部が遊装保持されている。この撃打体
16は、保持穴15,15に両端部が拘束された状態で
回転可能であると同時に、保持穴15,15の内面との
間の隙間が許容する範囲で軸直角方向に遊動可能とされ
ている。
【0039】また、上記ハウジング2の下方側と上方側
とのそれぞれの壁部には筒状スリーブ17,18が挿着
されており、この両筒状スリーブ17,18の内孔に、
上述の撃打作業体11の第一部分11aと補助撃打作業
体12とがそれぞれ上下摺動可能に嵌合保持されてい
る。この場合、上記撃打作業体11の第一部分11aと
補助撃打作業体12とは同一軸線上に配設されていると
ともに、両者の対向する頂面11c,12cはいずれ
も、回転体7の回転軸心と平行な平坦面とされている。
また、この両者にはそれぞれの頂面11c,12cに開
口する所定深さの緩衝穴11d,12dが形成されてい
る。
とのそれぞれの壁部には筒状スリーブ17,18が挿着
されており、この両筒状スリーブ17,18の内孔に、
上述の撃打作業体11の第一部分11aと補助撃打作業
体12とがそれぞれ上下摺動可能に嵌合保持されてい
る。この場合、上記撃打作業体11の第一部分11aと
補助撃打作業体12とは同一軸線上に配設されていると
ともに、両者の対向する頂面11c,12cはいずれ
も、回転体7の回転軸心と平行な平坦面とされている。
また、この両者にはそれぞれの頂面11c,12cに開
口する所定深さの緩衝穴11d,12dが形成されてい
る。
【0040】上記撃打作業体11の第一部分11aの下
端と、補助撃打作業体12の上端とには、それぞれ、大
径フランジ11x,12xが一体的に形成されており、
これらの大径フランジ11x,12xがハウジング2の
下端部および上端部に当接することにより、両者のハウ
ジング2内方への移動が規制されるようになっている。
また、上記ハウジング2の下方にはホルダ19が固着さ
れており、このホルダ19は、上記撃打作業体11の第
二部分11bの軸方向移動を案内するガイド部19a
と、上記第一部分11aのハウジング2外方への移動を
規制する規制部19bとを有している。
端と、補助撃打作業体12の上端とには、それぞれ、大
径フランジ11x,12xが一体的に形成されており、
これらの大径フランジ11x,12xがハウジング2の
下端部および上端部に当接することにより、両者のハウ
ジング2内方への移動が規制されるようになっている。
また、上記ハウジング2の下方にはホルダ19が固着さ
れており、このホルダ19は、上記撃打作業体11の第
二部分11bの軸方向移動を案内するガイド部19a
と、上記第一部分11aのハウジング2外方への移動を
規制する規制部19bとを有している。
【0041】そして、この作業機1には、後述する所定
の条件下で、上方への打撃力を上記撃打作業体11の第
二部分11bに伝達させる補助振動伝達機構13が備え
られている。
の条件下で、上方への打撃力を上記撃打作業体11の第
二部分11bに伝達させる補助振動伝達機構13が備え
られている。
【0042】この補助振動伝達機構13は、図3に示す
ように、上記ハウジング2の上方側部位に配設された上
述の補助撃打作業体12と、上記ハウジング2の下方側
に配設されて上記第二部分11bの下方側への移動を所
定位置で規制する振動伝達体20と、ハウジング2の上
方側に配設されて上記補助撃打作業体12の大径フラン
ジ12xが当接および離反可能な振動付与体21と、上
記振動伝達体20と振動付与体21とを連結する一対の
ロッドでなる連結体22,22とを備えている。そし
て、上記振動付与体21、振動伝達体20、および連結
体22、22から構成される振動伝達用組立体23は、
矩形の枠状とされている。
ように、上記ハウジング2の上方側部位に配設された上
述の補助撃打作業体12と、上記ハウジング2の下方側
に配設されて上記第二部分11bの下方側への移動を所
定位置で規制する振動伝達体20と、ハウジング2の上
方側に配設されて上記補助撃打作業体12の大径フラン
ジ12xが当接および離反可能な振動付与体21と、上
記振動伝達体20と振動付与体21とを連結する一対の
ロッドでなる連結体22,22とを備えている。そし
て、上記振動付与体21、振動伝達体20、および連結
体22、22から構成される振動伝達用組立体23は、
矩形の枠状とされている。
【0043】上記撃打作業体11の第二部分11bは、
上記振動伝達用組立体23の振動伝達体20に形成され
た貫通穴20aに遊挿されているとともに、この第二部
分11bに形成された大径ストッパ部11eが上記振動
伝達体20の貫通穴20a周縁に当接することにより、
第二部分11bの下方への移動が規制されるようになっ
ている。したがって、上記振動伝達体20は、振動伝達
作用を行うと同時に、上記第二部分11bの抜け防止作
用をも行う。
上記振動伝達用組立体23の振動伝達体20に形成され
た貫通穴20aに遊挿されているとともに、この第二部
分11bに形成された大径ストッパ部11eが上記振動
伝達体20の貫通穴20a周縁に当接することにより、
第二部分11bの下方への移動が規制されるようになっ
ている。したがって、上記振動伝達体20は、振動伝達
作用を行うと同時に、上記第二部分11bの抜け防止作
用をも行う。
【0044】さらに、上記振動伝達用組立体23の連結
体22,22は、ハウジング2の両側部に挿着されたガ
イドパイプ24,24に上下摺動可能に挿通保持されて
いるとともに、この振動伝達用組立体23とハウジング
2との間、詳しくは振動付与体21とハウジング2下端
との間には、振動伝達用組立体23をハウジング2に対
して上方に付勢する圧縮コイルバネでなるバネ部材2
5,25が連結体22,22の外周部に巻回された状態
で介設されている。そして、上記連結体22,22に
は、上記バネ部材25,25の付勢力による振動伝達用
組立体23の上動を所定位置で規制するストッパ22
a,22aが固着されている。
体22,22は、ハウジング2の両側部に挿着されたガ
イドパイプ24,24に上下摺動可能に挿通保持されて
いるとともに、この振動伝達用組立体23とハウジング
2との間、詳しくは振動付与体21とハウジング2下端
との間には、振動伝達用組立体23をハウジング2に対
して上方に付勢する圧縮コイルバネでなるバネ部材2
5,25が連結体22,22の外周部に巻回された状態
で介設されている。そして、上記連結体22,22に
は、上記バネ部材25,25の付勢力による振動伝達用
組立体23の上動を所定位置で規制するストッパ22
a,22aが固着されている。
【0045】次に、上記の構成を備えた連続撃打作業機
1の作動を説明する。
1の作動を説明する。
【0046】地面に対して根切り作業や穴堀り作業を行
うに際しては、まず、作業者が両手でハンドル杆3,3
の握持部3a,3aを握って作業機1全体を支持し、撃
打作業体11の先端の刃体11zを根切りや穴掘りの対
象となる地面に突き当て、作業機1を支持する。
うに際しては、まず、作業者が両手でハンドル杆3,3
の握持部3a,3aを握って作業機1全体を支持し、撃
打作業体11の先端の刃体11zを根切りや穴掘りの対
象となる地面に突き当て、作業機1を支持する。
【0047】このような状態の下では、自重によりハウ
ジング2が下方に沈み込むため、撃打作業体11の第一
部分11aは、図3に示すように、その移動行程の最上
端に位置することになり、このような状態でスロットル
操作レバー3x(図1参照)を操作してエンジン4の駆
動を高回転化させることにより、図外の遠心クラッチが
作動してエンジン4の出力軸4aの回転が無端伝動帯1
0を介してハウジング2内の回転体7に伝達される。
ジング2が下方に沈み込むため、撃打作業体11の第一
部分11aは、図3に示すように、その移動行程の最上
端に位置することになり、このような状態でスロットル
操作レバー3x(図1参照)を操作してエンジン4の駆
動を高回転化させることにより、図外の遠心クラッチが
作動してエンジン4の出力軸4aの回転が無端伝動帯1
0を介してハウジング2内の回転体7に伝達される。
【0048】この回転体7の回転に伴って、撃打体16
は、その一回の旋回毎に上記第一部分11aの頂面11
cに衝突し、その衝突による衝撃力の軸方向分力と、高
速旋回することに起因して撃打体16に作用する遠心力
とによって、撃打作業体11には下方への打撃力が繰り
返し連続的に作用する。この時、補助撃打作業体12
は、最下端には位置していない。なぜならば、撃打体1
6との衝突により補助撃打作業体11が一度上方に移動
すれば、筒状スリーブ18の摺接面に装着されているO
リング26,26の保持力により撃打作業体11の下動
が阻止されるからである。なお、必要ならば、撃打体1
6との衝突を回避し得る位置に上記補助撃打作業体12
を付勢保持しておくためのバネ部材を別途付加するよう
にしてもよい。また、上記撃打作業体11の第一部分1
1aを保持している筒状スリーブ17にもOリング2
7,27が装着されている。
は、その一回の旋回毎に上記第一部分11aの頂面11
cに衝突し、その衝突による衝撃力の軸方向分力と、高
速旋回することに起因して撃打体16に作用する遠心力
とによって、撃打作業体11には下方への打撃力が繰り
返し連続的に作用する。この時、補助撃打作業体12
は、最下端には位置していない。なぜならば、撃打体1
6との衝突により補助撃打作業体11が一度上方に移動
すれば、筒状スリーブ18の摺接面に装着されているO
リング26,26の保持力により撃打作業体11の下動
が阻止されるからである。なお、必要ならば、撃打体1
6との衝突を回避し得る位置に上記補助撃打作業体12
を付勢保持しておくためのバネ部材を別途付加するよう
にしてもよい。また、上記撃打作業体11の第一部分1
1aを保持している筒状スリーブ17にもOリング2
7,27が装着されている。
【0049】一方、作業者が当該作業機1のハンドル杆
3,3を持ち上げ、あるいは引っ張ることにより撃打作
業体11の刃体11zを土中等から引き抜くに際して、
撃打作業体11に引き抜き方向への移動を阻止する力が
作用せず、あるいはその阻止する力が比較的弱い場合に
は、振動伝達用組立体23の振動付与体21は、バネ部
材25,25の付勢力により補助撃打作業体12の大径
フランジ12xから離反した状態を維持しつつ、ハウジ
ング2とともに上動することになる。この時には、撃打
作業体11の第二部分11bが自重により下動してその
大径ストッパ部11eが振動伝達体20に当接すると同
時に、第一部分11aに対しては撃打体16が衝突しな
い状態となる。
3,3を持ち上げ、あるいは引っ張ることにより撃打作
業体11の刃体11zを土中等から引き抜くに際して、
撃打作業体11に引き抜き方向への移動を阻止する力が
作用せず、あるいはその阻止する力が比較的弱い場合に
は、振動伝達用組立体23の振動付与体21は、バネ部
材25,25の付勢力により補助撃打作業体12の大径
フランジ12xから離反した状態を維持しつつ、ハウジ
ング2とともに上動することになる。この時には、撃打
作業体11の第二部分11bが自重により下動してその
大径ストッパ部11eが振動伝達体20に当接すると同
時に、第一部分11aに対しては撃打体16が衝突しな
い状態となる。
【0050】これに対して、撃打作業体11の引き抜き
時に際して、その引き抜き方向への移動を阻止する比較
的大きな力が作用した場合、例えば刃体11zが土中に
乱雑に存在している根に引っ掛かったり、あるいは土中
等における刃体11zに作用する摩擦力が大きかったり
した場合には、撃打作業体11の第二部分11bが当初
の位置に残存するのに対し、ハウジング2は引っ張られ
て上動する。
時に際して、その引き抜き方向への移動を阻止する比較
的大きな力が作用した場合、例えば刃体11zが土中に
乱雑に存在している根に引っ掛かったり、あるいは土中
等における刃体11zに作用する摩擦力が大きかったり
した場合には、撃打作業体11の第二部分11bが当初
の位置に残存するのに対し、ハウジング2は引っ張られ
て上動する。
【0051】この時、ハウジング2が上動しても振動伝
達体20が撃打作業体11の第二部分11bの大径スト
ッパ部11eに当接するまでの間は、補助振動伝達機構
13は何ら変化しないが、上記両者が当接した後にハウ
ジング2が上動した場合には、図4に示すように、振動
伝達体20及び振動付与体21が撃打作業体11により
その上動を阻止され、これにより振動付与体21がバネ
部材25の付勢力に抗して補助撃打作業体12の大径フ
ランジ12xに接近しかつ当接し、さらには補助撃打作
業体12を下動させて最下端に位置させる。
達体20が撃打作業体11の第二部分11bの大径スト
ッパ部11eに当接するまでの間は、補助振動伝達機構
13は何ら変化しないが、上記両者が当接した後にハウ
ジング2が上動した場合には、図4に示すように、振動
伝達体20及び振動付与体21が撃打作業体11により
その上動を阻止され、これにより振動付与体21がバネ
部材25の付勢力に抗して補助撃打作業体12の大径フ
ランジ12xに接近しかつ当接し、さらには補助撃打作
業体12を下動させて最下端に位置させる。
【0052】この結果、回転体7の回転に伴って、撃打
体16は、その一回の旋回毎に図示のように上記補助撃
打作業体12の頂面12cに衝突し、その衝突による衝
撃力の軸方向分力と、高速旋回することに起因して撃打
体16に作用する遠心力とによって、補助撃打作業体1
2には上方への打撃力が繰り返し連続的に作用する。そ
して、この上方への打撃力が振動付与体21から連結体
22,22及び振動伝達体20を介して撃打作業体11
の第二部分11bに伝達される。この時にはもちろん、
撃打作業体11の第一部分11aに対して撃打体16が
衝突しない状態にある。
体16は、その一回の旋回毎に図示のように上記補助撃
打作業体12の頂面12cに衝突し、その衝突による衝
撃力の軸方向分力と、高速旋回することに起因して撃打
体16に作用する遠心力とによって、補助撃打作業体1
2には上方への打撃力が繰り返し連続的に作用する。そ
して、この上方への打撃力が振動付与体21から連結体
22,22及び振動伝達体20を介して撃打作業体11
の第二部分11bに伝達される。この時にはもちろん、
撃打作業体11の第一部分11aに対して撃打体16が
衝突しない状態にある。
【0053】以上のような動作が行われることにより、
作業者による連続撃打作業機1に対する引っ張り力に加
えて、上方への打撃力が周期的に撃打作業体11の第二
部分11bに作用し、土中等に残存している刃体11z
は根等の異物を除去しながらあるいは摩擦力に抗して容
易に引き抜かれることになる。
作業者による連続撃打作業機1に対する引っ張り力に加
えて、上方への打撃力が周期的に撃打作業体11の第二
部分11bに作用し、土中等に残存している刃体11z
は根等の異物を除去しながらあるいは摩擦力に抗して容
易に引き抜かれることになる。
【0054】なお、上記第1実施例は、エンジン4の回
転を回転体7に伝達する機構として巻掛伝動機構を採用
したものであるが、これに代えて、歯車伝達機構などを
採用してもよい。
転を回転体7に伝達する機構として巻掛伝動機構を採用
したものであるが、これに代えて、歯車伝達機構などを
採用してもよい。
【0055】また、上記第1実施例におけるエンジン4
の搭載部の構成や、ハンドル杆3,3の構成について
も、既に公知となっている他の構成を採用しても差し支
えない。さらに、上記第1実施例では、振動伝達体20
が、振動伝達と抜け防止との両者の作用を行うものであ
るが、抜け防止については、上記振動伝達体20よりも
僅か上方で撃打作業体11の下動を規制し得る他の部材
を別途設けるようにしてもよい。
の搭載部の構成や、ハンドル杆3,3の構成について
も、既に公知となっている他の構成を採用しても差し支
えない。さらに、上記第1実施例では、振動伝達体20
が、振動伝達と抜け防止との両者の作用を行うものであ
るが、抜け防止については、上記振動伝達体20よりも
僅か上方で撃打作業体11の下動を規制し得る他の部材
を別途設けるようにしてもよい。
【0056】さらに、上記第1実施例では、撃打作業体
11の下端の刃体11zが根切り刃としての形態をもっ
ているが、これ以外に、ショベルなどの他の形態をもつ
刃体を備えたものであっても差し支えない。
11の下端の刃体11zが根切り刃としての形態をもっ
ているが、これ以外に、ショベルなどの他の形態をもつ
刃体を備えたものであっても差し支えない。
【0057】図5ないし図9は、本願発明の第2実施例
に係る連続撃打作業機を示したものである。なお、図5
は上記第1実施例の図1に相当し、同じく、図6は図2
に、図7は図3に、図8は図4に、それぞれ相当する図
面である。そして、以下の各図に基づく第2実施例の説
明に際して、上記第1実施例と共通の構成要件について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
に係る連続撃打作業機を示したものである。なお、図5
は上記第1実施例の図1に相当し、同じく、図6は図2
に、図7は図3に、図8は図4に、それぞれ相当する図
面である。そして、以下の各図に基づく第2実施例の説
明に際して、上記第1実施例と共通の構成要件について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】図5および図6に示すように、この第2実
施例に係る連続撃打作業機1が上記第1実施例と大きく
相違しているところは、上記駆動源であるエンジン4の
カバー部分4xと上記ハウジング2とを長尺連結管30
により連結し、この長尺連結管30の内孔30aに、上
記駆動源4の回転出力を上記ハウジング2内の回転体7
の回転支軸7aに伝達する回転伝動軸31を挿通させた
点と、上記振動付与体21と振動伝達体20と連結体2
2、22とから構成される振動伝達組立体23を上方に
付勢するバネ部材25を、上記補助撃打作業体12の大
径フランジ12xとハウジング2の上端部との間に介設
した点と、上記振動付与体21のハウジング2に対する
上方への相対移動を所定位置で規制する規制部材30x
を、上記長尺連結管30の外周部に固定した点と、撃打
作業体11の第2部分11bの先端に、植物体(特にヤ
シの葉体)を切断するための切断刃11wを設けた点と
である。
施例に係る連続撃打作業機1が上記第1実施例と大きく
相違しているところは、上記駆動源であるエンジン4の
カバー部分4xと上記ハウジング2とを長尺連結管30
により連結し、この長尺連結管30の内孔30aに、上
記駆動源4の回転出力を上記ハウジング2内の回転体7
の回転支軸7aに伝達する回転伝動軸31を挿通させた
点と、上記振動付与体21と振動伝達体20と連結体2
2、22とから構成される振動伝達組立体23を上方に
付勢するバネ部材25を、上記補助撃打作業体12の大
径フランジ12xとハウジング2の上端部との間に介設
した点と、上記振動付与体21のハウジング2に対する
上方への相対移動を所定位置で規制する規制部材30x
を、上記長尺連結管30の外周部に固定した点と、撃打
作業体11の第2部分11bの先端に、植物体(特にヤ
シの葉体)を切断するための切断刃11wを設けた点と
である。
【0059】上記回転伝動軸31の周辺構造を詳述する
と、図6に示すように、上記回転伝動軸31の下端部に
は、駆動用ベベルギヤ32が固定されているとともに、
上記回転体7の回転支軸7aの一端部には、上記駆動用
ベベルギヤ32に噛合する従動用ベベルギヤ33が固定
されている。これにより、直交状態にある両軸7a、3
1間における回転伝達が可能とされている。なお、上記
回転伝動軸31の下端部は、ベアリング34、34を介
して上記長尺連結管30あるいはハウジング2に回動自
在に保持されている。
と、図6に示すように、上記回転伝動軸31の下端部に
は、駆動用ベベルギヤ32が固定されているとともに、
上記回転体7の回転支軸7aの一端部には、上記駆動用
ベベルギヤ32に噛合する従動用ベベルギヤ33が固定
されている。これにより、直交状態にある両軸7a、3
1間における回転伝達が可能とされている。なお、上記
回転伝動軸31の下端部は、ベアリング34、34を介
して上記長尺連結管30あるいはハウジング2に回動自
在に保持されている。
【0060】また、図示しないが、上記回転伝動軸31
の上端部とエンジン4の出力軸との連結状態は、この両
軸が一直線上に配設される場合には直結状態とし、ある
いは僅かな伸縮が可能となるように両軸をスプライン嵌
合させてもよい。また、上記両軸が直交状態にある場合
には、上述のように一対のベベルギヤを使用するように
してもよい。
の上端部とエンジン4の出力軸との連結状態は、この両
軸が一直線上に配設される場合には直結状態とし、ある
いは僅かな伸縮が可能となるように両軸をスプライン嵌
合させてもよい。また、上記両軸が直交状態にある場合
には、上述のように一対のベベルギヤを使用するように
してもよい。
【0061】さらに、上記長尺連結管30の上側部分に
は、作業者が握持するための握持部35、35が設けら
れている。この握持部35、35の構造は、図示のもの
に限定されるわけではなく、たとえば長尺連結管30に
直交状に固定されるグリップなどであっても差し支えな
い。また、必要ならば、肩掛けベルトなどを使用して作
業者の身体にこの連続撃打作業機1を適度に支持させる
ようにしてもよい。
は、作業者が握持するための握持部35、35が設けら
れている。この握持部35、35の構造は、図示のもの
に限定されるわけではなく、たとえば長尺連結管30に
直交状に固定されるグリップなどであっても差し支えな
い。また、必要ならば、肩掛けベルトなどを使用して作
業者の身体にこの連続撃打作業機1を適度に支持させる
ようにしてもよい。
【0062】そして、この第2実施例に係る連続撃打作
業機1は、その使用時においては、先端側(図面におけ
る下端側)のハウジング2および切断刃11wが上方に
位置し、基端側(図面における上端側)のエンジン4が
下方に位置することになる。
業機1は、その使用時においては、先端側(図面におけ
る下端側)のハウジング2および切断刃11wが上方に
位置し、基端側(図面における上端側)のエンジン4が
下方に位置することになる。
【0063】その使用状態を詳述すると、図9に示すよ
うに、作業者が上記連結管30の握持部35を握った状
態で、上記連続撃打作業機1の回転体7を回転駆動さ
せ、その先端の切断刃11wをヤシの葉体36の根元部
分36aに突き刺す。この突き刺し時には、上記撃打体
16から撃打作業体11に上方に向かう打撃力および振
動が付与され、これに伴って切断刃11wが上記葉体3
6を切断していく。この時点においては、この連続撃打
作業機1は図7に示すような状態になっており、撃打体
16や撃打作業体11などの動作は、上述の第1実施例
と同様にして行われる。
うに、作業者が上記連結管30の握持部35を握った状
態で、上記連続撃打作業機1の回転体7を回転駆動さ
せ、その先端の切断刃11wをヤシの葉体36の根元部
分36aに突き刺す。この突き刺し時には、上記撃打体
16から撃打作業体11に上方に向かう打撃力および振
動が付与され、これに伴って切断刃11wが上記葉体3
6を切断していく。この時点においては、この連続撃打
作業機1は図7に示すような状態になっており、撃打体
16や撃打作業体11などの動作は、上述の第1実施例
と同様にして行われる。
【0064】そして、その切断途中において、上記切断
刃11wが既述の図13に示すように葉体36の根元部
分36aに挟み込まれて移動不能になり、もはやこれ以
上葉体36を切断できなくなった場合には、作業者が長
尺連結管30を下方に引っ張ることにより、上記ハウジ
ング2に下方への引き抜き力を作用させる。この結果、
この連続撃打作業機1は、図8に示すような状態にな
り、撃打体16から補助撃打作業体12を介して振動付
与体21に振動が付与されるとともに、振動伝達体20
を通じて上記撃打作業体11に引き抜き方向への振動が
伝達される。この結果、上記振動の作用により葉体36
に挟み込まれていた切断刃11wが容易に引き抜かれ
る。
刃11wが既述の図13に示すように葉体36の根元部
分36aに挟み込まれて移動不能になり、もはやこれ以
上葉体36を切断できなくなった場合には、作業者が長
尺連結管30を下方に引っ張ることにより、上記ハウジ
ング2に下方への引き抜き力を作用させる。この結果、
この連続撃打作業機1は、図8に示すような状態にな
り、撃打体16から補助撃打作業体12を介して振動付
与体21に振動が付与されるとともに、振動伝達体20
を通じて上記撃打作業体11に引き抜き方向への振動が
伝達される。この結果、上記振動の作用により葉体36
に挟み込まれていた切断刃11wが容易に引き抜かれ
る。
【0065】この突き刺し作業と引き抜き作業とを複数
回にわたって繰り返し実行することにより、上記葉体3
6はその根元部分から切断される。そして、邪魔になる
複数本の葉体36を切断すれば、ヤシの実36bを容易
に切断落下させることが可能になる。この場合のヤシの
実36bの切断作業についても、この連続撃打作業機1
を使用できることは言うまでもない。
回にわたって繰り返し実行することにより、上記葉体3
6はその根元部分から切断される。そして、邪魔になる
複数本の葉体36を切断すれば、ヤシの実36bを容易
に切断落下させることが可能になる。この場合のヤシの
実36bの切断作業についても、この連続撃打作業機1
を使用できることは言うまでもない。
【0066】図10は、本願発明の第3実施例に係る連
続撃打作業機1を示すものである。この連続撃打作業機
1のハウジング2の内部構造や補助振動伝達機構13の
構成は、上記第2実施例と同一であるので、その図示お
よび説明を省略し、図面に表れている共通の構成要素に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
続撃打作業機1を示すものである。この連続撃打作業機
1のハウジング2の内部構造や補助振動伝達機構13の
構成は、上記第2実施例と同一であるので、その図示お
よび説明を省略し、図面に表れている共通の構成要素に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0067】この第3実施例に係る連続撃打作業機1が
上記第2実施例と相違しているところは、ハウジング2
とエンジン4とを連結している連結管30が短尺である
点と、エンジン4を支持している一対の支持杆38の上
端にまたがって一方の握持部35が取り付けられ、かつ
上記連結管35外周部の一側方に他方の握持部35が直
交状に取り付けられている点とである。
上記第2実施例と相違しているところは、ハウジング2
とエンジン4とを連結している連結管30が短尺である
点と、エンジン4を支持している一対の支持杆38の上
端にまたがって一方の握持部35が取り付けられ、かつ
上記連結管35外周部の一側方に他方の握持部35が直
交状に取り付けられている点とである。
【0068】そして、この連続撃打作業機1は、たとえ
ば図11に示すように、さとうきび40の根元部分40
aを掘り起こす場合などに使用される。具体的には、さ
とうきび40は、根元部分40aの糖度が高く、地表面
からの深さL1は約20〜30cmまで撃打作業体11
の刃体11vを侵入させる必要がある。
ば図11に示すように、さとうきび40の根元部分40
aを掘り起こす場合などに使用される。具体的には、さ
とうきび40は、根元部分40aの糖度が高く、地表面
からの深さL1は約20〜30cmまで撃打作業体11
の刃体11vを侵入させる必要がある。
【0069】このような要請に対しても、この連続撃打
作業機1を使用すれば、上記第1、第2実施例で説明し
た事項と同様にして、さとうきび40の根元部分40a
の切断作業ならびに切断後の土中からの引き抜き作業
を、振動を伴わせて円滑かつ容易に行えることになる。
作業機1を使用すれば、上記第1、第2実施例で説明し
た事項と同様にして、さとうきび40の根元部分40a
の切断作業ならびに切断後の土中からの引き抜き作業
を、振動を伴わせて円滑かつ容易に行えることになる。
【0070】なお、上記第1実施例および第3実施例に
係る連続撃打作業機1は、たとえば犬釘などの釘類の打
ち込み作業および引き抜き作業に使用することが可能で
ある。その具体例を本願発明の第4実施例として説明す
ると、以下に示す通りである。
係る連続撃打作業機1は、たとえば犬釘などの釘類の打
ち込み作業および引き抜き作業に使用することが可能で
ある。その具体例を本願発明の第4実施例として説明す
ると、以下に示す通りである。
【0071】すなわち、図12に示すように、この第4
実施例に係る連続撃打作業機は、上記撃打作業体11の
第二部分11bの先端に、根切り刃等の刃体に代えて、
犬釘打ち込み具45を固定したものである。そして、こ
の犬釘打ち込み具45の先端には、犬釘の頭部が嵌まり
込む嵌合凹部45aが形成されている。
実施例に係る連続撃打作業機は、上記撃打作業体11の
第二部分11bの先端に、根切り刃等の刃体に代えて、
犬釘打ち込み具45を固定したものである。そして、こ
の犬釘打ち込み具45の先端には、犬釘の頭部が嵌まり
込む嵌合凹部45aが形成されている。
【0072】したがって、図13に示すように、犬釘4
6の打ち込み作業を行う場合には、上記犬釘打ち込み具
45の嵌合凹部45aに犬釘46の頭部46aを嵌め込
む。このような状態で、上記撃打作業体11の第二部分
11bおよび犬釘打ち込み具45に下方への振動が伝達
されることにより、犬釘46は円滑に打ち込まれていく
ことになる。
6の打ち込み作業を行う場合には、上記犬釘打ち込み具
45の嵌合凹部45aに犬釘46の頭部46aを嵌め込
む。このような状態で、上記撃打作業体11の第二部分
11bおよび犬釘打ち込み具45に下方への振動が伝達
されることにより、犬釘46は円滑に打ち込まれていく
ことになる。
【0073】一方、この第4実施例に係る連続撃打作業
機を犬釘46の引き抜き作業に使用する場合には、図1
4に示すように、上記撃打作業体11の第二部分11b
を取り外した状態で、振動伝達体20の上面20aに犬
釘46の頭部46aを係止させ、この様な状態でハウジ
ング2に引き抜き方向への力を作用させるのである。こ
の結果、上記撃打体16から補助撃打作業体12を介し
て振動付与体21および振動伝達体20に引き抜き方向
への振動が伝達され、上記犬釘46はその振動によって
容易に引き抜かれることになる。
機を犬釘46の引き抜き作業に使用する場合には、図1
4に示すように、上記撃打作業体11の第二部分11b
を取り外した状態で、振動伝達体20の上面20aに犬
釘46の頭部46aを係止させ、この様な状態でハウジ
ング2に引き抜き方向への力を作用させるのである。こ
の結果、上記撃打体16から補助撃打作業体12を介し
て振動付与体21および振動伝達体20に引き抜き方向
への振動が伝達され、上記犬釘46はその振動によって
容易に引き抜かれることになる。
【0074】この場合、図15に示すように、上記振動
伝達体20の一側縁部に、上記撃打作業体11の第二部
分11bを遊挿保持するための切り欠き凹部20xを形
成しておくことが好ましい。すなわち、その切り欠き凹
部20xに上記犬釘46の細状基部46bを嵌め込んだ
状態で、ハウジング2に引き抜き方向への力を作用させ
れば、上記引き抜き作業がより一層確実に行えることに
なる。なお、このように切り欠き凹部20xを形成しな
くても、振動伝達体20の一側縁部に上記犬釘46の頭
部46aを係止させれば、引き抜き作業を容易に行うこ
とが可能である。
伝達体20の一側縁部に、上記撃打作業体11の第二部
分11bを遊挿保持するための切り欠き凹部20xを形
成しておくことが好ましい。すなわち、その切り欠き凹
部20xに上記犬釘46の細状基部46bを嵌め込んだ
状態で、ハウジング2に引き抜き方向への力を作用させ
れば、上記引き抜き作業がより一層確実に行えることに
なる。なお、このように切り欠き凹部20xを形成しな
くても、振動伝達体20の一側縁部に上記犬釘46の頭
部46aを係止させれば、引き抜き作業を容易に行うこ
とが可能である。
【0075】なお、上記第2実施例に係る連続撃打作業
機1(図6参照)の振動伝達体20にも、同様の凹部2
0xが形成されている。
機1(図6参照)の振動伝達体20にも、同様の凹部2
0xが形成されている。
【0076】また、上記撃打作業体11の第一部分11
aと第二部分11bとが一体形成されている場合には、
上記の引き抜き作業時に、この両部分11a、11bが
双方ともに取り外されることになる。
aと第二部分11bとが一体形成されている場合には、
上記の引き抜き作業時に、この両部分11a、11bが
双方ともに取り外されることになる。
【0077】そして、このような打ち込みおよび引き抜
き作業は、上記例示した犬釘46以外の他の釘類につい
ても、同様にして行い得ることは言うまでもない。
き作業は、上記例示した犬釘46以外の他の釘類につい
ても、同様にして行い得ることは言うまでもない。
【図1】本願発明の第1実施例に係る連続撃打作業機の
外観を示す一部破断正面図である。
外観を示す一部破断正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した拡大縦断側面
図である。
図である。
【図3】図2のB−B線に沿って切断した拡大縦断正面
図である。
図である。
【図4】上記第1実施例に係る連続撃打作業機の作用を
示す拡大縦断正面図である。
示す拡大縦断正面図である。
【図5】本願発明の第2実施例に係る連続撃打作業機の
外観を示す正面図である。
外観を示す正面図である。
【図6】上記第2実施例に係る連続撃打作業機の拡大縦
断側面図であり、図2に相当する図面である。
断側面図であり、図2に相当する図面である。
【図7】上記第2実施例に係る連続撃打作業機の拡大縦
断正面図であり、図3に相当する図面である。
断正面図であり、図3に相当する図面である。
【図8】上記第2実施例に係る連続撃打作業機の拡大縦
断正面図であり、図4に相当する図面である。
断正面図であり、図4に相当する図面である。
【図9】上記第2実施例に係る連続撃打作業機の使用状
態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
【図10】本願発明の第3実施例に係る連続撃打作業機
の外観を示す正面図である。
の外観を示す正面図である。
【図11】上記第3実施例に係る連続撃打作業機の使用
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図12】本願発明の第4実施例に係る連続撃打作業機
の主要部を示す要部縦断正面図である。
の主要部を示す要部縦断正面図である。
【図13】上記第4実施例に係る連続撃打作業機の使用
状態を示す要部拡大縦断正面図である。
状態を示す要部拡大縦断正面図である。
【図14】上記第4実施例に係る連続撃打作業機の使用
状態を示す拡大縦断正面図である。
状態を示す拡大縦断正面図である。
【図15】図14のC−C線に沿って切断した横断平面
図である。
図である。
【図16】従来例を示す概略図である。
【図17】従来の問題点を示す拡大概略図である。
1 連続撃打作業機 2 ハウジング 7 回転体 11 撃打作業体 11a 撃打作業体の第一部分 11b 撃打作業体の第二部分 11e ストッパ部(大径フランジ) 11z 根きり刃 11w 植物体の切断刃 12 補助撃打作業体 13 補助振動伝達機構 16 撃打体 20 振動伝達体 21 振動付与体 22 連結体 25 弾性体(バネ部材) 30 長尺連結管 31 回転伝動軸
Claims (8)
- 【請求項1】 駆動源からの回転出力によってハウジン
グの内部で回転駆動される回転体と、この回転体の偏心
位置に保持された撃打体と、上記ハウジングの先端側部
位に基端側および先端側に対して往復動可能に保持され
た撃打作業体とを備え、上記ハウジングが上記撃打作業
体に対して先端側に相対移動した時に上記撃打体から上
記撃打作業体に先端側への打撃力が付与されるように構
成した連続撃打作業機において、 上記ハウジングが上記撃打作業体に対して所定距離基端
側に相対移動した時に上記撃打体から基端側に向かう打
撃力を受けてその打撃力を上記撃打作業体に伝達させる
補助振動伝達機構を備えたことを特徴とする、連続撃打
作業機。 - 【請求項2】 上記補助振動伝達機構は、上記ハウジン
グの基端側部位に先端側および基端側に対して往復動可
能に保持されて先端側への移動時に上記撃打体から打撃
力を付与される補助撃打作業体と、上記ハウジングの基
端側に配置されて上記補助撃打作業体を先端側に移動さ
せることにより上記補助撃打作業体から基端側に対する
振動を付与される振動付与体と、上記ハウジングの先端
側に配置されて上記撃打作業体によりその移動を阻止さ
れた状態で上記ハウジングが基端側に相対移動すること
により上記撃打作業体に基端側に対する振動を伝達する
振動伝達体と、上記ハウジングに先端側および基端側に
移動可能に保持されて上記振動付与体と振動伝達体とを
連結する連結体と、上記振動付与体を上記ハウジングに
対して基端側に付勢する弾性体と、を備えている、請求
項1に記載の連続撃打作業機。 - 【請求項3】 上記連結体は少なくとも2個備えられて
おり、これらの連結体と上記振動付与体と振動伝達体と
は、矩形枠状に組み立てられている、請求項2に記載の
連続撃打作業機。 - 【請求項4】 上記撃打作業体にはストッパ部が形成さ
れ、このストッパ部の先端側に上記振動伝達体が離反し
て配置されているとともに、上記撃打作業体に対する上
記ハウジングの基端側への相対移動に伴って上記振動伝
達体が上記弾性体の付勢力に抗して上記ストッパ部に当
接するように構成されている、請求項2または3に記載
の連続撃打作業機。 - 【請求項5】 上記撃打作業体の先端には、根切り刃が
設けられている、請求項1ないし4のいずれかに記載の
連続撃打作業機。 - 【請求項6】 上記駆動源のカバー部分と上記ハウジン
グとを連結する長尺連結管と、この長尺連結管の内孔に
挿通保持されて上記駆動源からの回転出力を上記回転体
に伝達させる回転伝動軸とを備えている、請求項1ない
し5のいずれかに記載の連続撃打作業機。 - 【請求項7】 上記長尺連結管には、作業者が握持する
ための握持部が形成されている、請求項6に記載の連続
撃打作業機。 - 【請求項8】 上記撃打作業体の先端には、地上に存在
する植物体部分を切る切断刃が設けられている、請求項
6または7に記載の連続撃打作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24789794A JPH07164351A (ja) | 1993-10-19 | 1994-10-13 | 連続撃打作業機 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26122693 | 1993-10-19 | ||
| JP5-261226 | 1993-10-19 | ||
| JP24789794A JPH07164351A (ja) | 1993-10-19 | 1994-10-13 | 連続撃打作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164351A true JPH07164351A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=26538474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24789794A Pending JPH07164351A (ja) | 1993-10-19 | 1994-10-13 | 連続撃打作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07164351A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338237B1 (en) | 1999-04-26 | 2002-01-15 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Portable reaper |
| US6481509B1 (en) | 1999-04-26 | 2002-11-19 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Impact generator |
| WO2009031412A1 (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-12 | Yamada Machinery Industrial Co., Ltd. | 撃打作業機 |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP24789794A patent/JPH07164351A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338237B1 (en) | 1999-04-26 | 2002-01-15 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Portable reaper |
| US6481509B1 (en) | 1999-04-26 | 2002-11-19 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Impact generator |
| WO2009031412A1 (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-12 | Yamada Machinery Industrial Co., Ltd. | 撃打作業機 |
| JP5165685B2 (ja) * | 2007-09-03 | 2013-03-21 | 山田機械工業株式会社 | 撃打作業機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |