JPH0716536A - 円筒形磁石の塗装方法 - Google Patents
円筒形磁石の塗装方法Info
- Publication number
- JPH0716536A JPH0716536A JP18333493A JP18333493A JPH0716536A JP H0716536 A JPH0716536 A JP H0716536A JP 18333493 A JP18333493 A JP 18333493A JP 18333493 A JP18333493 A JP 18333493A JP H0716536 A JPH0716536 A JP H0716536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- work
- paint
- container
- cylindrical magnet
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒形磁石を塗装するにあたり、より低コス
トで十分高品質の塗装を行うことができるようにする。 【構成】 多数のワークWを金網あるいはパンチングメ
タルなどの多孔性容器1に収納し、その多孔性容器1を
回転させて前記ワークWを回転移動させながら、スプレ
ーガン3により霧化した速乾性塗料を前記ワークWに吹
きつけるようにした。
トで十分高品質の塗装を行うことができるようにする。 【構成】 多数のワークWを金網あるいはパンチングメ
タルなどの多孔性容器1に収納し、その多孔性容器1を
回転させて前記ワークWを回転移動させながら、スプレ
ーガン3により霧化した速乾性塗料を前記ワークWに吹
きつけるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステッピングモータ
のロータ用の円筒形磁石の塗装方法に関し、特に、Nd
−Fe−B系の円筒形磁石に腐食防止用の塗装を施す方
法に関する。
のロータ用の円筒形磁石の塗装方法に関し、特に、Nd
−Fe−B系の円筒形磁石に腐食防止用の塗装を施す方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータのロータを構成する
円筒形磁石で特にNd−Fe−B系の材料からなる円筒
形磁石の場合は、防錆のために腐食防止用の塗装を施す
必要があり、従来は次のような方法で塗装を行ってい
た。
円筒形磁石で特にNd−Fe−B系の材料からなる円筒
形磁石の場合は、防錆のために腐食防止用の塗装を施す
必要があり、従来は次のような方法で塗装を行ってい
た。
【0003】スプレー塗装 テーブルの上にワーク(円筒形磁石)を所定の姿勢で整
然と並べ、スプレーガンにより霧化した塗料をワークに
吹きつける。
然と並べ、スプレーガンにより霧化した塗料をワークに
吹きつける。
【0004】転がし塗装 容器に多数のワークを塗料とともに入れて、容器を回転
させてワークと塗料を混ぜる。
させてワークと塗料を混ぜる。
【0005】浸漬塗装 カゴ状の容器にワークを収納し、塗料中に浸漬する。
【0006】電着塗装 水中に溶解または分散させた状態の塗料を作業槽に用意
し、その中にワークを浸漬し、電気的にワーク表面に塗
料を付着させる。
し、その中にワークを浸漬し、電気的にワーク表面に塗
料を付着させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の各種の塗装方法にはそれぞれ次のような問題点
があった。
た従来の各種の塗装方法にはそれぞれ次のような問題点
があった。
【0008】′スプレー塗装 塗装前の準備としてテーブル上に多数のワークを並べる
作業に手数がかかる。テーブルに接していたワーク面に
は塗膜がつかないので、ワークの載置姿勢を変えて合計
2回スプレー塗装を行う必要がある。また塗料の付着効
率も悪い。よってコスト高になる。
作業に手数がかかる。テーブルに接していたワーク面に
は塗膜がつかないので、ワークの載置姿勢を変えて合計
2回スプレー塗装を行う必要がある。また塗料の付着効
率も悪い。よってコスト高になる。
【0009】′転がし塗装、′浸漬塗装 作業の流れは単純なのであるが、むらのない均一な塗装
を実現するためには、こまかな作業条件を試行錯誤的に
設定する必要があり、条件の最適化のために多くの手数
を要する。そしてこの条件設定が適切でないと、塗膜の
厚さが不均一になる。
を実現するためには、こまかな作業条件を試行錯誤的に
設定する必要があり、条件の最適化のために多くの手数
を要する。そしてこの条件設定が適切でないと、塗膜の
厚さが不均一になる。
【0010】′電着塗装 塗装前の準備としてワークを所定の配列で並べる作業に
手数がかかる。そして電気系を含んだ設備を必要とし、
大規模になる。よってコスト高になる。また塗料の変更
(色の変更)が簡単に行えない。さらに、ワークに接し
ていたコンタクトの部分には塗膜が形成されないので、
その部分になんらかの補修が必要になる。
手数がかかる。そして電気系を含んだ設備を必要とし、
大規模になる。よってコスト高になる。また塗料の変更
(色の変更)が簡単に行えない。さらに、ワークに接し
ていたコンタクトの部分には塗膜が形成されないので、
その部分になんらかの補修が必要になる。
【0011】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、円筒形磁石を塗装す
るにあたり、より低コストで十分高品質の塗装を行うこ
とができる円筒形磁石の塗装方法を提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、円筒形磁石を塗装す
るにあたり、より低コストで十分高品質の塗装を行うこ
とができる円筒形磁石の塗装方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る円筒形磁石の塗装方法では、多数の
ワークを金網あるいはパンチングメタルなどの多孔性容
器に収納し、その多孔性容器を傾斜状態で回転させて前
記ワークを回転移動させながら、スプレーガンにより霧
化した速乾性塗料を前記ワークに吹きつけるようにし
た。
ため、本発明に係る円筒形磁石の塗装方法では、多数の
ワークを金網あるいはパンチングメタルなどの多孔性容
器に収納し、その多孔性容器を傾斜状態で回転させて前
記ワークを回転移動させながら、スプレーガンにより霧
化した速乾性塗料を前記ワークに吹きつけるようにし
た。
【0013】
【作用】ワークをカゴ状の容器に入れて容器とともに回
転移動(自転させながら容器内を移動する)させながら
塗装作業を行うので、面倒な準備作業は不必要で、作業
の流れ的には従来の転がし塗装と同程度に簡単である。
そして、容器内で回転移動しているワークに速乾性塗料
をスプレーガンで噴霧するので、従来のスプレー塗装の
ように2回塗装する必要はなく、むら・欠陥のない均一
な塗膜を形成することができる。
転移動(自転させながら容器内を移動する)させながら
塗装作業を行うので、面倒な準備作業は不必要で、作業
の流れ的には従来の転がし塗装と同程度に簡単である。
そして、容器内で回転移動しているワークに速乾性塗料
をスプレーガンで噴霧するので、従来のスプレー塗装の
ように2回塗装する必要はなく、むら・欠陥のない均一
な塗膜を形成することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る円筒形磁石の塗装方法の
好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1
は、本発明の塗装方法の実施形態の一例を示している。
この実施例においては、ワークW(Nd−Fe−B系の
円筒形磁石)を入れる容器1は金網製のカゴであり、そ
の形態は上方が開口した開放型の8角形の容器である。
容器1の底面部の中央に回転軸2が固設されており、図
示しないモータにより容器1が回転軸2を中心に回転駆
動される。特に、回転軸2は重力方向に対して適宜に傾
斜して設置され、容器1が傾斜した状態で回転する。こ
の容器1に多数のワークWを入れてこれを回転させる
と、容器1内でワークWが偏在した状態でワークWが回
転移動し、下に隠れていたワークWが順に上に現れてく
るという動きになる。
好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1
は、本発明の塗装方法の実施形態の一例を示している。
この実施例においては、ワークW(Nd−Fe−B系の
円筒形磁石)を入れる容器1は金網製のカゴであり、そ
の形態は上方が開口した開放型の8角形の容器である。
容器1の底面部の中央に回転軸2が固設されており、図
示しないモータにより容器1が回転軸2を中心に回転駆
動される。特に、回転軸2は重力方向に対して適宜に傾
斜して設置され、容器1が傾斜した状態で回転する。こ
の容器1に多数のワークWを入れてこれを回転させる
と、容器1内でワークWが偏在した状態でワークWが回
転移動し、下に隠れていたワークWが順に上に現れてく
るという動きになる。
【0015】前記のように容器1内で回転移動している
ワークWに対してスプレーガン3により速乾性の塗料を
吹きつける。この方法では、塗装中に表面にベタツキが
生じない程度の速乾性をもつ塗料を用いる。通常の揮発
乾燥型塗料の場合、シンナーの選定により適宜な速乾性
の塗料を得ることができる。具体例としては、久保孝ペ
イント株式会社製の商品名「ニッシンエッジプライマ
ー」などのエポキシ系エナメル塗料が適している。
ワークWに対してスプレーガン3により速乾性の塗料を
吹きつける。この方法では、塗装中に表面にベタツキが
生じない程度の速乾性をもつ塗料を用いる。通常の揮発
乾燥型塗料の場合、シンナーの選定により適宜な速乾性
の塗料を得ることができる。具体例としては、久保孝ペ
イント株式会社製の商品名「ニッシンエッジプライマ
ー」などのエポキシ系エナメル塗料が適している。
【0016】容器1とともに回転移動するワークWに対
してスプレー塗装し、塗装具合を確認しながらスプレー
量を適宜に調整する。塗装後に熱風などを送風してワー
クWを乾燥させ、容器1からワークWを取り出して必要
に応じて焼き付け処理を行う。なお、円筒形ワークWの
内周面まで確実に塗装する必要がある場合には、この発
明のスプレー転がし塗装の前に浸漬塗装を行うとよい。
してスプレー塗装し、塗装具合を確認しながらスプレー
量を適宜に調整する。塗装後に熱風などを送風してワー
クWを乾燥させ、容器1からワークWを取り出して必要
に応じて焼き付け処理を行う。なお、円筒形ワークWの
内周面まで確実に塗装する必要がある場合には、この発
明のスプレー転がし塗装の前に浸漬塗装を行うとよい。
【0017】同一のNd−Fe−B系の円筒形磁石に対
して本発明によるスプレー転がし塗装を行った場合と、
前述した従来方法により塗装した場合とについて、耐食
性の比較試験を行った。耐食性の評価は次の要領で行っ
た。60℃,95%RH,500時間の高温高湿試験に
て、錆の発生の有無を調査した。各サンプルは100個
である。
して本発明によるスプレー転がし塗装を行った場合と、
前述した従来方法により塗装した場合とについて、耐食
性の比較試験を行った。耐食性の評価は次の要領で行っ
た。60℃,95%RH,500時間の高温高湿試験に
て、錆の発生の有無を調査した。各サンプルは100個
である。
【0018】この発明の方法で塗装したサンプルと、従
来のスプレー塗装を2回行ったサンプルと、従来の電着
塗装を行ったサンプルと、従来の転がし塗装を2回行っ
たサンプルと、従来の浸漬塗装を2回行ったサンプルに
ついては、まったく錆の発生は認められなかった。しか
し、従来の転がし塗装および浸漬塗装をそれぞれ1回し
か行わなかったサンプルは数パーセントの割り合いで錆
の発生が認められた。
来のスプレー塗装を2回行ったサンプルと、従来の電着
塗装を行ったサンプルと、従来の転がし塗装を2回行っ
たサンプルと、従来の浸漬塗装を2回行ったサンプルに
ついては、まったく錆の発生は認められなかった。しか
し、従来の転がし塗装および浸漬塗装をそれぞれ1回し
か行わなかったサンプルは数パーセントの割り合いで錆
の発生が認められた。
【0019】また各塗装方法により月産50万個程度で
操業した場合のコストを比較計算した。この発明の塗装
方法のコストを100とすると、スプレー塗装2回の場
合は200、電着塗装は230、転がし塗装1回は8
5、転がし塗装2回は160、浸漬塗装1回は85、浸
漬塗装2回は160であった。
操業した場合のコストを比較計算した。この発明の塗装
方法のコストを100とすると、スプレー塗装2回の場
合は200、電着塗装は230、転がし塗装1回は8
5、転がし塗装2回は160、浸漬塗装1回は85、浸
漬塗装2回は160であった。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
円筒形磁石の塗装方法によれば、従来のもっとも簡単な
浸漬塗装や転がし塗装と同程度の作業の容易さおよびコ
ストで、欠陥のない均一な塗膜を安定に形成することが
でき、錆びにくい耐食性に優れたステッピングモータ用
ロータ磁石を安価に量産することができる。
円筒形磁石の塗装方法によれば、従来のもっとも簡単な
浸漬塗装や転がし塗装と同程度の作業の容易さおよびコ
ストで、欠陥のない均一な塗膜を安定に形成することが
でき、錆びにくい耐食性に優れたステッピングモータ用
ロータ磁石を安価に量産することができる。
【図1】この発明の塗装方法の実施形態の一例を示す概
略図である。
略図である。
1 容器 2 回転軸 3 スプレーガン W ワーク(Nd−Fe−B系の円筒形磁石)
フロントページの続き (72)発明者 竹本 保幸 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 橋本 文男 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 林 智幸 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒形磁石である多数のワークを金網あ
るいはパンチングメタルなどの多孔性容器に収納し、そ
の多孔性容器を傾斜状態で回転させて前記ワークを回転
移動させながら、スプレーガンにより霧化した速乾性塗
料を前記ワークに吹きつけることを特徴とする円筒磁石
の塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18333493A JPH0716536A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 円筒形磁石の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18333493A JPH0716536A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 円筒形磁石の塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716536A true JPH0716536A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16133908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18333493A Withdrawn JPH0716536A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 円筒形磁石の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716536A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18333493A patent/JPH0716536A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |