JPH0716559Y2 - 船外機のオイルリッド構造 - Google Patents

船外機のオイルリッド構造

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JPH0716559Y2
JPH0716559Y2 JP10518588U JP10518588U JPH0716559Y2 JP H0716559 Y2 JPH0716559 Y2 JP H0716559Y2 JP 10518588 U JP10518588 U JP 10518588U JP 10518588 U JP10518588 U JP 10518588U JP H0716559 Y2 JPH0716559 Y2 JP H0716559Y2
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oil
oil lid
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outboard motor
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JP10518588U
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善之 森田
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Suzuki Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、小型の船艇に装着して航走させる船外機にか
ゝり、特にエンジンカバーに開口された給油口を開閉す
るオイルリッド構造に関する。
(従来の技術) 船外機は、第4図にその一例を船体尾部に装着した状態
の側面図として示しているように、船体1の尾部のトラ
ンサム2にクランプ機構3により装着される船外機本体
4の上方部に内燃エンジンが置かれ、このエンジン部分
はエンジンカバー5で水密状態に覆われ、ハンドル6の
操作によりエンジンのスロットルおよび舵を操作して船
体1を航走させるようになされている。
このエンジンカバー5の船首側の上面には、第3図に部
分断面を示すようにエンジンオイルを給油するための給
油口7が開口されており、この給油口7はオイルリッド
8により開閉自在とされ、航走時にはオイルリッド8を
閉止状態に維持し、給油時にはこれをひらいてエンジン
オイルを供給することができるようになっている。
前記オイルリッド8の開閉機構は、従来第5図に該部の
断面を、第6図に第5図の(A)部の拡大断面を示して
いるように、エンジンカバー5にオイルリッド8の基部
が軸9により開閉自在に取付けられ、その基部に近いエ
ンジンカバー5上に側面よりみてく字状に屈曲された板
バネ10の一辺がビス11により固着されており、この板バ
ネ10の他の一辺10Aにオイルリッド8の基部の2つの面8
A,8Bのいずれかが圧着される構造となっている。したが
ってオイルリッド8を閉じたときにはその基部の一方の
面8Aに板バネ10が圧接してそのバネ力によりオイルリッ
ド8を第5図示のように閉止状態に保ち、オイルリッド
8をひらくと第6図に鎖線で示すように他方の面8Bが板
バネ10に圧接してオイルリッド8を開放位置に保持する
ことができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前記従来のオイルリッド構造によると、航
走中の振動や風圧の影響によってオイルリッド8が開い
てしまうことがあるとともに、エンジンの運転中に誤っ
てエンジンオイルの給油を行ってしまう危険がある。こ
のオイルリッド8が乱りにひらかぬよう板バネ10のバネ
力を大きくするとオイルリッド8のスムーズな開閉が困
難になるばかりでなく、オイルリッド8は通常合成樹脂
製であるためバネの力で変形を起し、給油口7の閉鎖機
能が減退して水の侵入原因を作ったり、船外機の外観を
損ずるなどの種々の問題があった。
本考案はこれに鑑み、オイルリッドの閉止状態の維持を
バネ力に依存する構造を廃し、エンジンへの吸気導入管
内の負圧を利用してオイルリッドの閉止状態を保つよう
にして従来技術の有する課題の解決を図ったものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として本考案は、内燃エ
ンジンを搭載し船体に装着して船艇を航走させる船外機
のエンジンカバーに開口された給油口をオイルリッドに
より開閉自在としたものにおいて、オイルリッドの内面
側に少くとも1つの気密性を有する密着体を設けるとと
もにこのオイルリッド閉止時に前記密着体に対応する位
置のエンジンカバーに該密着体より小径の吸引口を開設
し、この吸引口と、上記エンジンの回転中に大気を吸引
して気化器に燃焼用空気として供給する吸気導入管とを
負圧通路で連通してなり、オイルリッドの閉止時に密着
体により吸引口を密閉して該吸気導入管内の負圧により
オイルリッドを吸着保持するようにしたことを特徴とす
る。
(作用) オイルリッドの閉止状態においてエンジンを始動する
と、吸気導入管内に発生する負圧が負圧通路を通じて吸
引口に作用し、この吸引口を閉鎖するように密着されて
いる密着体を吸引することになってオイルリッドが固定
状態におかれる。したがって船艇の航走による振動や風
圧によってオイルリッドが乱りにひらくことがない。
給油時にはエンジンを停止させるので吸引口への負圧は
作用せず、オイルリッドは何の抵抗もなく開けることが
できる。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例を参照
し、第4図乃至第6図と共通する部材については同一符
号を用いて説明する。
エンジンカバー5の船首側上面には一段低い凹所5Aが形
成されていてその中央部に給油口7が開口され、同奥部
にはオイルリッド12の基部が軸13により開閉自在に取付
けられ、閉鎖時には第3図に実線で示すように給油口7
を閉鎖し、オイルリッド12の上面がエンジンカバー5の
他の上面と同一面をなすように形成されている。またオ
イルリッド12の内面には、オイルリッド12の閉止時に給
油口7内に可及的密に嵌合して水の侵入を防ぐリング状
の栓14が設けられている。
前記オイルリッド12の自由端に近い内面側左右部に密着
体15,15が設けられている。この密着体15,15は、図示の
実施例ではゴム、合成ゴム、その他弾性に富む素材によ
り形成された吸着盤が用いられており、この吸着盤の足
がオイルリッド12の内面に接着等の固定手段により強固
に固着されている。
一方、エンジンカバー5の凹部5A内の上面には、オイル
リッド12を閉じたとき前記密着体15,15と対応する位置
に吸引口16,16が開口されている。この吸引口16,16は前
記密着体15,15より小径とされ、密着体15,15がエンジン
カバー5の上面の吸着座面5B,5Bに密着したとき吸引口1
6,16が水密状態に閉塞されるようになっている。
この吸引口16,16は、エンジンの回転中に大気を吸引し
て気化器に燃焼用空気として供給する吸気導入管17に負
圧通路を構成するホース18により接続されている。
本考案は上記構成であるから、航走中はオイルリッド12
を閉じておくと、その密着体15,15が吸引口16,16に整合
して密着しておかれ、エンジンの駆動により吸気導入管
17内に発生する負圧がホース18を通じて吸引口16,16に
作用し、密着体15,15を吸引して閉止状態に維持する。
したがって航走中の振動や風圧を受けてもオイルリッド
12が乱りに開くことはない。
給油時にはエンジンが停止しているので吸気導入管17内
には負圧が発生せず、密着体15,15が吸引されていない
のでオイルリッド12を容易に開けることができ、給油口
7が開放されてこの給油口7からエンジンオイルを給油
することができる。
なお図示の実施例では密着体15に吸着盤を用いた場合を
示したが、これは吸引口16を密閉し得るものであれば円
板状のもの、あるいは断面凸形のものであってもよく、
また密着体15の設置数はオイルリッド12の大きさにより
1個であってもよい。さらにオイルリッド12の開閉用の
バネを付設するにしても、オイルリッド12に閉止状態の
維持力を持たせる必要がないので、弱いバネを補助的に
設けることもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、オイルリッドの内
面側に気密性を有する密着体を設けるとともにこのオイ
ルリッド閉止時に前記密着体に対応する位置のエンジン
カバーに該密着体より小径の吸引口を開設し、この吸引
口とエンジンの回転中に大気を吸引して気化器に燃焼用
空気として供給する吸気導入管とを負圧通路で連通した
ので、エンジン運転中はオイルリッドはエンジンカバー
に吸着されて開くことがなく、航走中にオイルリッドが
振動や風圧で乱りに開くことが防がれ、併せてエンジン
運転中にオイルを給油してしまうことを防ぐことがで
き、安全性を高めることができる。給油時にはエンジン
を停止させるのでオイルリッドの閉止を保つ負圧が働く
ことがなく、オイルリッドを容易に開けることができ、
従来のように強いバネを用いる必要がないのでオイルリ
ッドが合成樹脂製であってもオイルリッドに無理な力が
掛らず、オイルリッドを変形させることがないなどの種
々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による船外機のオイルリッド構造の一実
施例を示すオイルリッド開放時の斜視図、第2図は同要
部の拡大斜視図、第3図は同縦断側面図、第4図は本考
案を適用する船外機を示し、船体尾部に装着した状態の
側面図、第5図は従来のオイルリッド構造の縦断側面
図、第6図は第5図のA部の拡大図である。 1……船体、4……船外機本体、5……エンジンカバ
ー、7……給油口、8,12……オイルリッド、15……密着
体、16……吸引口、17……吸気導入管、18……負圧通路
としてのホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジンを搭載し船体に装着して船艇
    を航走させる船外機のエンジンカバーに開口された給油
    口をオイルリッドにより開閉自在としたものにおいて、
    オイルリッドの内面側に少くとも1つの気密性を有する
    密着体を設けるとともにこのオイルリッド閉止時に前記
    密着体に対応する位置のエンジンカバーに該密着体より
    小径の吸引口を開設し、この吸引口と、上記エンジンの
    回転中に大気を吸引して気化器に燃焼用空気として供給
    する吸気導入管とを負圧通路で連通してなり、オイルリ
    ッドの閉止時に密着体により吸引口を密閉して該吸気導
    入管内の負圧によりオイルリッドを吸着保持するように
    したことを特徴とする船外機のオイルリッド構造。
JP10518588U 1988-08-09 1988-08-09 船外機のオイルリッド構造 Expired - Lifetime JPH0716559Y2 (ja)

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JPH0225393U JPH0225393U (ja) 1990-02-20
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