JPH07166077A - 空気中の湿気に暴露されると硬化する架橋性重合体のための新規な促進剤系 - Google Patents
空気中の湿気に暴露されると硬化する架橋性重合体のための新規な促進剤系Info
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- JPH07166077A JPH07166077A JP6252788A JP25278894A JPH07166077A JP H07166077 A JPH07166077 A JP H07166077A JP 6252788 A JP6252788 A JP 6252788A JP 25278894 A JP25278894 A JP 25278894A JP H07166077 A JPH07166077 A JP H07166077A
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Abstract
重合体のための新規な促進剤系を提供する。 【構成】 この促進剤系は、 (C)重縮合により該重合体を架橋させるための触媒x
重量部 (E)水和水及び(又は)毛管凝縮により吸着された水
としてy量の水を含有する少なくとも1種の固体無機化
合物Y重量部 (F)充填剤z重量部 (D)該触媒(C)の希釈剤又は溶媒であって25℃に
おいて50〜200,000mPa・s程度の動的粘度
を有するもの100−(x+Y+z)重量部からなる。 【効果】 架橋性重合体の架橋が大幅に促進される。
Description
重縮合反応により硬化する重合体を架橋させるための新
規な促進剤系並びにアルコキシシリル又はケチミノキシ
シリル官能基を含有するポリオルガノシロキサンの常温
架橋によっていわゆる "中性" 接着剤及びマスチックを
製造するするのにこの促進剤系を使用することに関す
る。
いる単一成分シリコーン組成物は、アセトキシシラン、
ケチミノキシシラン又はアルコキシシラン型などの反応
性官能基の加水分解、次いで生成したシラノールとその
他の残留反応性官能基との間の縮合反応という機構に従
って常温で架橋する。加水分解は、一般に、大気に暴露
された表面から物質中に拡散する水蒸気によって行われ
る。従って、該物質の厚みが大きいと、暴露されない表
面を架橋させるのに要する時間は長くなろう。従って、
一般的には、10mmの厚みを有するシールを架橋させ
るのに100時間以上を要する。例えば、断熱ガラス用
の工業用マスチック又は自動車部品用の結合剤のような
ある種の用途においては、速硬性の物質を入手できるこ
とが重要である。
して一般的にはアシルオキシ)シリコーン組成物に硬化
用促進剤、特に下記のタイプの硬化用促進剤を添加する
ことが提案された。・使用時に添加される無水の又は水
和された燐酸アルカリ金属又はアルカリ土類金属(米国
特許第4,508,888号)。・使用時に添加される
水酸化アルカリ金属又はアルカリ土類金属(米国特許第
4,532,315号)。最も有効な系は水酸化アルカ
リ金属、特に、石灰であって、これはシリコーン組成物
により放出される酢酸と反応して水と酢酸ナトリウムを
与える。反応により生成した水はアセトキシ官能基の加
水分解を生じ、これが出発時よりも2倍も多い酢酸の生
成をもたらす。このようにして反応が自己促進的に連続
し、硬化は非常に早くなる。・使用時に添加される水で
膨潤された有機重合体を主体としたヒドロゲル(米国特
許第4,918,121号)。また、シリコーンオイル
中水型のエマルジョンを主体とした系を添加することに
よりアセトキシシリコーン組成物の架橋を促進すること
が提案された(ヨーロッパ特許第372,347号)。
また、アセトキシシリコーン組成物の架橋速度を制御す
るためにモレキュラーシーブを使用することも知られて
いる(英国特許第1,308,985号)。
ち、非アシルオキシ系)が酸性の組成物(即ち、アシル
オキシ系)よりも好ましい応用分野がある。これは、特
に、 ・酸と接触すると腐蝕する鉄、亜鉛、銅などのような金
属又は処理ガラス上への被覆、 ・ブルーミング(吹き出し)の生成が認められるコンク
リート上への被覆、 ・酸に敏感な電子装置を収納する容器のシールの製造に
関する場合である。 これらの用途のいずれにおいても、速硬性で中性の硬化
性シリコーン組成物を入手できることが有益であろう。
ける触媒の量を増大させても十分な架橋速度に及ぼす影
響は全く少ないことが認められた。他方、この処方物に
対する遊離水の添加は架橋を出発時に強く促進させる
が、柔らかくて粘着性の、従って不完全に架橋されたエ
ラストマーを生じさせること、また遊離水の添加と同時
に触媒濃度の増大は上記と同じ結果を生じることが認め
られた。さらに、迅速架橋性のシリコーン系から得られ
たエラストマーは、一般に、架橋の遅いシリコーン系か
ら得られるエラストマーよりも劣った接着力を有するこ
とが認められた。また、錫系の触媒は一般に水の存在下
では不安定であることが知られている。
ミノキシ)シリコーン組成物を含有する部分(A)に、
水で膨潤された有機重合体ヒドロゲルを含有する部分
(B)を添加することによって該シリコーン組成物の架
橋を促進させることが提案された(米国特許第4,91
8,140号)。しかし、このような混合物は、部分
(A)のみが大気中の湿気に暴露されたときに架橋でき
るに過ぎないので注意深く均質化されねばならない。さ
らに、最終物質は充分に架橋されていないので粘着性で
ある。
露されると硬化する重合体、特に、中性のシリコーンエ
ラスタマー組成物の常温架橋のための促進剤系であっ
て、経時的に安定であり且つ架橋の遅い中性シリコーン
エラストマー組成物の接着力と類似の接着力を有するマ
スチック又は接着剤を得るのを可能ならしめるような促
進剤系を見出した。また、この促進剤系はアルコキシシ
ラン官能基を含有するポリエステル若しくはポリエーテ
ル又はポリウレタンの硬化を促進させるのに使用するこ
とができる。
硬化する重合体の常温架橋のための促進剤系は、(C)
重縮合により該重合体を架橋させるための触媒x重量部
(ここで、xは0.01〜10、好ましくは0.1〜5
である)、(E)水和水及び(又は)毛管凝縮により吸
着された水としてy量の水を含有する少なくとも1種の
固体無機化合物Y重量部(ここで、この量yは0.5〜
40重量部、好ましくは3〜20重量部であり、該固体
無機化合物の重量の70%までを占めることができ
る)、(F)充填剤z重量部(ここで、zは0〜50、
好ましくは1〜30である)、及び(D)該触媒(C)
の希釈剤又は溶媒であって25℃において50〜20
0,000mPa・s程度の動的粘度を有するもの10
0−(x+Y+z)重量部を含み、そして四成分
(C)、(E)、(F)及び(D)のそれぞれの量を得
られる系が取扱い可能なペースト状として存在するよう
な量とすることを特徴とする。
架橋用触媒(C)としては、錫、チタン、ジルコニウ
ム、マンガン、鉛などを主体としたもの、例えば、・カ
ルボン酸の有機錫塩、例えば、2−エチルヘキサン酸
錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート
など(これらの触媒のいくつかはノール著「シリコーン
の化学及び技術」第397頁、第二文章(アカデミック
・プレス社、1968)に記載されている)、・カルボ
ン酸の有機錫塩とチタン酸エステルとの反応生成物(米
国特許第3,403,753号)、・錫キレート(ヨー
ロッパ特許第147,323号)、・チタン及びジルコ
ニウムの有機誘導体、例えば、チタン酸エステル及びジ
ルコン酸エステル(米国特許第4,525,565
号)、・錫、亜鉛又は鉛のジオクトエートが挙げられ
る。
れた水をその重量の70%まで含有できる固体無機化合
物(E)としては、下記のものが挙げられる。・水和結
晶質アルミノ珪酸アルカリ金属又はアルカリ土類金属
(ゼオライト及びモレキュラーシーブとしても知られ
る)。これらは、有意量の水を吸着できる細孔を形成す
る均一な開口の連続空洞を含有する結晶格子の形で存在
できる。特に、4〜22重量%の水を含有するゼオライ
トライト4Aを挙げることができる。。 ・水和シリカゲル。これらは、毛管凝縮により有意量
(例えば22重量%まで)の水を保持できる微孔性構造
を有する。 ・結晶水を含有する水和無機塩、例えば、特にナトリウ
ム、カルシウム、マグネシウム又はバリウムのようなア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の硼酸塩、燐酸塩、炭
酸塩など。特に、47重量%の水を含有するNa2 B4
O7 ・10H2 O、60重量%の水を含有するNa2 H
PO4 ・12H2 O又は63重量%の水を含有するNa
2 CO3 ・10H2 Oを挙げることができる。 ・その他の類似物。
(D)としては、 ・ジオルガノシロキシ単位と少なくとも1重量%のモノ
オルガノシロキシ及び(又は)シロキシ単位から実質上
形成されるα,ω−ビス(トリオルガノシロキシ)ポリ
ジオルガノシロキサン(珪素原子に結合した有機基はC
1 〜C8 アルキル、ビニル又はフェニル基のうちから選
択され、これらの基のうちの少なくとも40重量%はメ
チル基であり、多くとも10重量%はビニル基であ
る)、 ・ハロゲン化されていてもよい芳香族、シクロ脂肪族又
は脂肪族炭化水素、例えば、n−ヘプタン、n−オクタ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、トルエ
ン、キシレン、メシチレン、クメン、テトラリン、ペル
クロルエチレン、トリクロルエタン、テトラクロルエタ
ン、クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼンなど、 ・脂肪族及びシクロ脂肪族ケトン、例えばメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、
イソホロンなど、 ・エステル、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレン
グリコールアセテートなどが挙げられる。
ニル粉末、ポリエチレン粉末など)又は好ましくは無機
性のものであってよい。これらの無機性の充填剤は、一
般的に40m2 /g以上の比表面積を有する例えば燃焼
法又は沈降法珪酸塩のような平均直径が0.1μm以下
の非常に微細な粉末物質として、一般的に30m2 /g
以下の比表面積を有する例えば粉砕石英、珪藻土、シリ
カ、炭酸カルシウム、焼成クレー、カーボンブラック、
ルチル型の酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化クロ
ム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、各種の形態
のアルミナ、窒化硼素、リトポン又はメタ炭酸バリウム
のような平均直径が0.1μm以上の粗い粉末物質とし
て存在できる。これらは、この目的に通常使用される各
種の珪素化合物(仏国特許第1,126,884号、同
1,136,,885号、同1,236,505号又は
1,024,234号に記載のようなオルガノクロルシ
ラン、オルガノポリシロキサン、オルガノポリシラザン
など)により表面変性されていてもよい。
能な触媒(錫塩又はチタン塩など)を含有するけれど
も、この促進剤系は経時的に非常に安定であることが認
められた。
(H)式R2 SiO(ここで、Rは同一であっても異な
っていてもよく、1〜8個の炭素原子を含有するアルキ
ル、アルケニル又はアリール基を表わし、これらの基の
少なくとも80%(個数で表わして)が好ましくはメチ
ル基である)のジオルガノポリシロキシ単位の配列から
なる動的粘度が25℃において500〜500,000
mPa・s程度、好ましくは3000〜200,000
mPa・s程度であるα,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオル
ガノポリシロキサン100重量部、(R)式RSiX3
又はSiX4 (ここで、Rは前記の意味を有し、Xは加
水分解可能な基を表わす)の少なくとも1種の架橋剤2
〜10重量部、好ましくは4〜8重量部、(C' )重縮
合による架橋のための触媒0.005〜0.5重量部、
好ましくは0.01〜0.1重量部、及び(F' )充填
剤0〜200重量部、好ましくは3〜100重量%を含
む空気中の湿気に暴露されると硬化するシリコーン組成
物の架橋を促進させるのに特に有用である。
シロキサン(H)は本質的に線状の物質である。しか
し、これらはジオルガノシロキシ単位の個数に対して2
%(個数で)までのRSiO1.5 及び(又は)SiO2
単位を含む。前述の動的粘度は、AFNOR標準規格N
FT76102(1972年2月)に従うブルックフィ
ールド粘度計を使用して25℃で測定される。炭化水素
基Rとしては、 ・メチル、エチル、プロピル、3,3,3−トリフルオ
ルプロピル、シクロヘキシル、シアノエチル基など、 ・ビニル、アリル、ブテニル基など、 ・フェニル、クロルフェニル基などが挙げられる。
に結合する基の分子量及び(又は)種類が互いに異なる
共重合体又は多くの重合体の混合物を重合体(H)とし
て使用できることを理解されたい。
5個の炭素原子を含有するアルキル又はアリール基を表
わし、R1 及びR2 は同一であっても異なっていてもよ
く、1〜8個の炭素原子を含有するアルキル又はアリー
ル基を表わし、Tは4〜8個の炭素原子を含有するアル
キレン基を表わす)が挙げられる。基R' 、R1 及びR
2 のうちでは、特に、メチル、エチル、シクロヘキシル
又はフェニル基などが挙げられる。基Tとしては、式−
(CH2 )4−、−(CH2 )5 −、−(CH2 )6−
の基などが挙げられる。使用するのが特に好ましい架橋
剤は、アルコキシシラン及びケチミノキシシランであ
る。
しては、次式
架橋剤も有用である。アシルオキシシランの例として
は、次式
発明の促進剤系に存在する触媒(C)の定義と同じ定義
を有する。従って、触媒(C)及び(C' )は同一であ
っても異なっていてもよい。本発明の変形例に従えば、
シリコーン組成物の均質化が十分であるときは触媒
(C' )は該組成物から省くことができる。従って、促
進剤系における触媒(C)の量は触媒(C' )の不足分
を補わなければならない。
促進剤系に存在するものと同じ定義を有する。従って、
それらは同一であっても異なっていてもよい。
で架橋するシリコーン組成物に導入すべき促進剤系の量
は、最終組成物中に存在する水の量が0.1〜4重量%
程度、好ましくは0.3〜2重量%程度であるような量
である。
の粘度及び量は、該促進剤の性質、それが含有し得る無
機充填剤(F)の量並びに促進されるべきシリコーン組
成物の粘度の関数である。充填剤(F)の存否及びこれ
らの充填剤の選択も促進されるべきシリコーン組成物の
粘度の関数である。本発明をよりよく実施するために
は、25℃における動的粘度が促進されるべきシリコー
ン組成物の動的粘度の範囲内にある促進剤系を使用する
ことが推奨される。
コーン組成物に上記の促進剤系を使用すると、厚み全体
にわたって十分に迅速に硬化し且つ良好な接着力を有す
るマスチック又は接着剤を得るのが可能となる。
るシリコーン組成物は、さらに、慣用の添加剤、特に下
記のものを含有できる。 ・熱安定剤(特に酸化及び水酸化第二セリウム)。これ
はα,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキサン
(H)100部当たり0.1〜12重量部の割合で使用
される。 ・耐火性を向上させる化合物(特に、有機及び無機白金
誘導体)。 ・シリコーン可塑剤、例えば、α,ω−ビス(トリオル
ガノシロキシ)ポリジオルガノシロキサンであって、2
5℃で少なくとも10mPa・s、好ましくは10〜1
000mPa・sの動的粘度を有し、ジオルガノシロキ
シ単位と多くとも1重量%のモノオルガノシロキシ及び
(又は)シロキシ単位から本質的になり、珪素原子に結
合する有機基はメチル、ビニル又はフェニル基のうちか
ら選択され、これらの基の少なくとも40重量%がメチ
ル基であり、多くとも10重量%がビニル基であるも
の。これらは、α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポ
リシロキサン(H)100部当たり5〜120重量部の
割合で使用される。 ・有機可塑剤、例えば、ベンゼンを長鎖オレフィンによ
りアルキル化して得られた分子量200以上の生成物。
これらは、α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシ
ロキサン(H)100部当たり0〜50重量部の割合で
使用される。 ・チキソトロピー性に寄与する化合物、例えば、下記の
ものである。 ・・珪素原子1個当たり1.4〜1.9個のメチル基を
有し、式(CH3 )3 Si1/2 、(CH3 )2 SiO及
びCH3 SiO3/2 単位の組合せからなる液状の分岐鎖
状メチルポリシロキサン重合体。これらは、0.1〜8
%のヒドロキシル基を含有し、相当するクロルシランを
加水分解することにより得られる。これらは、α,ω−
ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキサン(H)10
0部当たり3〜50重量部の割合で使用される。 ・・室温で固体であるヒドロキシル化珪素化合物、例え
ば、ジフェニルシランジオール、ジメチルフェニルシラ
ンジオールなど。これらは、α,ω−ジ(ヒドロキシ)
ジオルガノポリシロキサン(H)100部当たり0.5
〜20重量部の割合で使用される。 ・・総粘度の低下を可能ならしめるオイル、例えば、2
00〜600mPa・s程度の動的粘度を有するα,ω
−ジ(ヒドロキシ)ジメチルフェニルポリシロキサンオ
イル又は30〜2000mPa・s程度の動的粘度を有
するα,ω−ジ(メトキシ)−若しくは−ジ(エトキ
シ)−ジメチルポリシロキサンオイル。これらは、α,
ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキサン(H)
100部当たり2〜40重量部の割合で使用される。
により形成されるエラストマーの木材、アルミニウム、
コンクリート、PVCなどのような各種の基材に対する
接着力は、該組成物100部当たり0.1〜5部の少な
くとも1種の接着剤、例えば ・ポリ珪酸C1 〜C10アルキル(例えば、ポリ珪酸エチ
ル又はメチル)又は ・式Zn Si(OZ' )4-n (ここで、Zはヘテロ原子
として窒素原子を含有し得る飽和又は不飽和のC1 〜C
10炭化水素基であり、Z' はC1 〜C8 アルキル基又は
C3 〜C6 アルコキシアルキレン基であり、nは0又は
1である)のアルコキシシランを添加することによりさ
らに向上させることができる。例えば、アルコキシシラ
ン、ビニルアルコキシシラン、(Δ2 −イミダゾリニ
ル)アルコキシシラン及びアミノアルコキシシラン、具
体的には・ビニルトリメトキシシラン ・ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン ・テトラ(メトキシエトキシ)シラン ・次式
且つ、本発明の主題をなす前記の促進剤系を含有するシ
リコーン組成物は、この促進剤系を該シリコーン組成物
のその他の成分と単に混合するだけで、例えば、手動に
よる混合によって、静止ミキサー又はポンプを使用し
て、或いは静止ミキサーを備えた二成分カートリッジか
ら製造される。
は、建築工業における目地仕上げ、材料の接合、電気導
体の絶縁、電子回路の被覆又は樹脂若しくは合成フォー
ム製の物品の製造に使用される型の製造のような多くの
用途に使用することができる。特に、それらは、迅速な
厚みの設定を要求する任意の用途、例えば、シールの製
造、特に自動車工業において使用される "現場" シール
(例えば、 "扁平" シール、 "造形" シール、又は "射
出" シール)の製造に、或いは二重窓ガラス、接合外部
窓ガラス又は家庭用電気機器のシールの製造に非常に有
益である。促進剤系を添加した後の完全な架橋にはほぼ
1〜24時間を要する。
って、本発明を何ら制限するものではない。
り吸着された水として水を含有する固体無機化合物
(E)を分散させ、随意の充填剤(シリカ、炭酸カルシ
ウム)、次いで錫触媒を添加し、次いで混合することに
より常温架橋のための促進剤系を製造した。このように
して、ペースト状の液状促進剤系が得られた。この促進
剤系の各種の構成成分の種類及び量は下記の表1及び2
に示す。
は下記の意味を有する。 ・12%MS:12重量%の水を含有するゼオライト4
A粉末。 ・22%MS:22重量%の水を含有するゼオライト4
A粉末。 ・シリカゲル:活性化標準レビライト130754(L
evilite、登録商標、ローヌプーラン社製)。 ・アクアキープ:アクアキープX5 T−S(Aqua
Keep、登録商標)(ポリアクリル酸アルカリ金
属、ノルソロール社製、水の添加によりヒドロゲルを形
成する)。 ・47V30,000:25℃で30,000mPa・
s程度の動的粘度を有するポリジメチルシロキサンオイ
ル。 ・47V100:25℃で100mPa・s程度の動的
粘度を有するポリジメチルシロキサンオイル。 ・48V3500:25℃で3500mPa・s程度の
動的粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)ポリジメチ
ルシロキサンオイル。 ・シリカ:150m2 /gのBET表面積を有するエー
ロシル150(Aerosil、登録商標、デグッサ社
製)。 ・DOctSnDL:ジオクチル錫ジラウレート、メタ
チン812(Metatin、登録商標、アシマ社
製)。 ・DBuSnDL:ジブチル錫ジラウレート、メタチン
712E(Metatin、登録商標、アシマ社製)。
湿気の存在下に常温で架橋できるエラストマー組成物の
存在下に、エラストマー組成物100部当たり10重量
部の割合でもって、試験する。
物であるCAFロドルシール5942(CAF Rho
dorseal、登録商標、ローヌプーラン社製)の存
在下に試験した。この組成物は、25℃で70,000
mPa・s程度の動的粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロ
キシ)ポリジメチルシロキサンオイル、架橋用アルコキ
シシラン、接着剤としてのアミノ化シラン、炭酸カルシ
ウム、シリカ及び錫触媒からなる。
組成物であるマスチック・ロドルシル6B(Masti
c Rhodorsil、登録商標、ローヌプーラン社
製)の存在下に試験した。この組成物は、25℃で7
0,000mPa・s程度の動的粘度を有するα,ω−
ジ(ヒドロキシ)ポリジメチルシロキサンオイル、架橋
用ケチミノキシシラン、接着剤としてのアミノ化シラ
ン、シリカ及び錫触媒からなる。
び例13の促進剤系は、エラストマー組成物であるマス
チック・ロドルシルN8(Mastic Rhodor
sil、登録商標、ローヌプーラン社製)の存在下に試
験した。この組成物は、25℃で50,000mPa・
s程度の動的粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)ポ
リジメチルシロキサンオイル、架橋用ケチミノキシシラ
ン、接着剤としてのアミノ化シラン、シリカ及び錫触媒
からなる。
であるCAFロドルシール5761(CAF Rhod
orseal、登録商標、ローヌプーラン社製)の存在
下に試験した。この組成物は、25℃で3500mPa
・s程度の動的粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)
ポリジメチルシロキサンオイル、架橋用アセトキシシラ
ン、シリカ及びチタン触媒からなる。
であるマスチック・ロドルシル3B(Mastic R
hodorsil、登録商標、ローヌプーラン社製)の
存在下に試験した。この組成物は、25℃で70,00
0mPa・s程度の動的粘度を有するα,ω−ジ(ヒド
ロキシ)ポリジメチルシロキサンオイル、架橋用アセト
キシシラン、シリカ及びチタン触媒からなる。
の架橋速度を下記の三つの方法の少なくとも一つに従っ
て評価する。 ・10mm又は6mmの厚みを有する厚いシールを型か
ら出すのに要する時間の測定、 ・10mmの厚みを有するシールの両面(一方の表面は
空気と接触しており、他の表面は密閉状態にある)上の
ショアーA硬度の経時変化(ASTM D2240又は
ISO R868規格)の監視、及び ・振動型針ラプラ(Rapra、登録商標)キュロメー
ター(ラプラ・テクノロジー社製)の使用。このキュロ
メーターは、架橋中のエラストマーの粘度及び弾性率の
増加に起因する針の振幅を測定する(鋼製の針を処方物
中に浸漬し、浸漬した針の長さはほぼ5mmとし、次い
でエレクトロダイナミックバイブレーターにより伝達さ
れる垂直振動により駆動させる。エラストマーの架橋中
に測定される運動抵抗はmVで表わされる。)。得れた
値を促進剤系を含まないエラストマー組成物(対照例)
の結果と比較する。
記の通りであることが認められた。 ・CAFロドルシール5942(対照例)は、10mm
の厚みのシールについて240時間であった。 ・例1の促進剤系により促進されたCAFロドルシール
5942は、10mmの厚みのシールについて24時間
であった。 ・例5又は6の促進剤系により促進されたCAFロドル
シール5942は、10mmの厚みのシールについて2
4時間以内であった。 ・CAFロドルシール5761(対照例)は、10mm
の厚みのシールについて130時間であった。 ・例14の促進剤系により促進されたCAFロドルシー
ル5761は、10mmの厚みのシールについて6時間
であった。ショアーA硬度は44(空気と接触した面)
及び43(密閉された面)であった。 ・マスチック・ロドルシル3B(対照例)は、6mmの
厚みのシールについて40時間であった。 ・例15の促進剤系により促進されたマスチック・ロド
ルシル3Bは、6mmの厚みのシールについて15時間
であった。
より促進されたエラストマー組成物のショアー硬度Aの
発現を経時的に追跡し、得られた結果を添付の図1〜1
0に示す。
により促進されたエラストマー組成物の運動抵抗の発現
を経時的に追跡し、得られた結果を添付の図11〜19
に示す。
実施された測定は、新鮮な促進剤系によって得られた結
果と著しく異ならない結果を与えた。
の発現を示すグラフである。
シール5942の硬度の発現を示すグラフである。
シール5942の硬度の発現を示すグラフである。
シール5942の硬度の発現を示すグラフである。
シール5942の硬度の発現を示すグラフである。
シール5942の硬度の発現を示すグラフである。
0及び例11の促進剤系により促進されたマスチック・
ロドルシル6Bの硬度の発現を示すグラフである。
マスチック・ロドルシル6Bの硬度の発現を示すグラフ
である。
・ロドルシルN8の硬度の発現を示すグラフである。
れたマスチック・ロドルシルN8の硬度の発現を示すグ
ラフである。
動抵抗の発現を示すグラフである。
動抵抗の発現を示すグラフである。
ルシール5942の運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
ルシール5942の運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
ルシール5942の運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
ルシール5942の運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
ルシール5942の運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
10及び例11の促進剤系により促進されたマスチック
・ロドルシル6Bの運動抵抗の発現を示すグラフであ
る。
たマスチック・ロドルシル6Bの運動抵抗の発現を示す
グラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 湿気に暴露されると加水分解/縮合によ
って硬化する重合体の常温架橋のための促進剤系であっ
て、 (C)重縮合により該重合体を架橋させるための触媒x
重量部(ここで、xは0.01〜10、好ましくは0.
1〜5である)、 (E)水和水及び(又は)毛管凝縮により吸着された水
としてy量の水を含有する少なくとも1種の固体無機化
合物Y重量部(ここで、この量yは0.5〜40重量
部、好ましくは3〜20重量部であり、該固体無機化合
物の重量の70%までを占めることができる)、 (F)充填剤z重量部(ここで、zは0〜50、好まし
くは1〜30である)、及び (D)該触媒(C)の希釈剤又は溶媒であって25℃に
おいて50〜200,000mPa・s程度の動的粘度
を有するもの100−(x+Y+z)重量部を含み、そ
して四成分(C)、(E)、(F)及び(D)のそれぞ
れの量を得られる系が取扱い可能なペースト状として存
在するような量とすることを特徴とする、湿気に暴露さ
れると硬化する重合体の常温架橋のための促進剤系。 - 【請求項2】 xが0.1〜5であり、Yが3〜20で
あり、zが1〜30であることを特徴とする請求項1記
載の促進剤系。 - 【請求項3】 触媒(C)が錫、チタン、ジルコニウ
ム、マンガン又は鉛系のであることを特徴とする請求項
1又は2記載の促進剤系。 - 【請求項4】 水和水及び(又は)毛管凝縮により吸着
された水をその重量の70%まで含有できる固体無機化
合物(E)が水和結晶質アルミノ珪酸アルカリ金属若し
くはアルカリ土類金属、水和シリカゲル又は結晶水を含
有する水和無機塩であることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の促進剤系。 - 【請求項5】 固体無機化合物(E)が47重量%の水
を含有するNa2 B4 O7 ・10H2 O、60重量%の
水を含有するNa2 HPO4 ・12H2 O又は63重量
%の水を含有するNa2 CO3 ・10H2 Oであること
を特徴とする請求項4記載の促進剤系。 - 【請求項6】 希釈剤又は溶媒(D)がα,ω−ビス
(トリオルガノシロキシ)ポリジオルガノシロキサン、
ハロゲン化されていてもよい芳香族、シクロ脂肪族若し
くは脂肪族炭化水素、又は脂肪族若しくはシクロ脂肪族
ケトン若しくはエステルであることを特徴とする請求項
1〜5のいずれかに記載の促進剤系。 - 【請求項7】 充填剤(F)がシリカであることを特徴
とする請求項1〜6のいずれかに記載の促進剤系。 - 【請求項8】 次の成分(H)式R2 SiO(ここで、
Rは同一であっても異なっていてもよく、1〜8個の炭
素原子を含有するアルキル、アルケニル又はアリール基
を表わし、これらの基の少なくとも80%(個数で表わ
して)が好ましくはメチル基である)のジオルガノポリ
シロキシ単位の配列からなる動的粘度が25℃において
500〜500,000mPa・s程度であるα,ω−
ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキサン100重量
部、 (R)式RSiX3 又はSiX4 (ここで、Rは前記の
意味を有し、Xは加水分解可能な基を表わす)の少なく
とも1種の架橋剤2〜10重量部、 (C' )重縮合による架橋のための触媒0.005〜
0.5重量部、及び (F' )充填剤0〜200重量部を含む空気中の湿気に
暴露されると硬化するシリコーン組成物の架橋を促進さ
せるために使用される請求項1〜7のいずれかに記載の
促進剤系。 - 【請求項9】 架橋剤(R)がアルコキシシラン又はケ
チミノキシシランであるシリコーン組成物の架橋を促進
させるのに使用される請求項1〜7のいずれかに記載の
促進剤系。 - 【請求項10】 最終シリコーン組成物中に存在する水
の量が0.1〜4重量%程度であるような量で使用され
る請求項1〜7のいずれかに記載の促進剤系。
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