JPH071667A - 包装用フィルム及び包装袋 - Google Patents
包装用フィルム及び包装袋Info
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- JPH071667A JPH071667A JP14397593A JP14397593A JPH071667A JP H071667 A JPH071667 A JP H071667A JP 14397593 A JP14397593 A JP 14397593A JP 14397593 A JP14397593 A JP 14397593A JP H071667 A JPH071667 A JP H071667A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高温のレトルト処理に耐え、且つ、耐破袋強
度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトルト
処理後のフィルムの品質低下のない包装用フィルム及び
包装袋を提供する。 【構成】厚さ15μmのナイロン─6フィルムの一外方
にPVDC層(厚さ3μm)を設ける。このPVDC層
面に一液性湿気硬化型ポリウレタン接着剤を80〜10
0℃に加熱して、約1.5g/m2 となるように蒸気加
熱しながら塗布する。その上に、密度0.920gr/
cm3 の無延伸L−LDPEからなる厚さ60μmのフ
ィルムを貼り合わせ、40℃で3日間エージングして、
包装用フィルムを得る。
度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトルト
処理後のフィルムの品質低下のない包装用フィルム及び
包装袋を提供する。 【構成】厚さ15μmのナイロン─6フィルムの一外方
にPVDC層(厚さ3μm)を設ける。このPVDC層
面に一液性湿気硬化型ポリウレタン接着剤を80〜10
0℃に加熱して、約1.5g/m2 となるように蒸気加
熱しながら塗布する。その上に、密度0.920gr/
cm3 の無延伸L−LDPEからなる厚さ60μmのフ
ィルムを貼り合わせ、40℃で3日間エージングして、
包装用フィルムを得る。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、食品の滅菌レトルト包
装用に好適に用いられる包装用フィルム及び包装袋に関
するものである。
装用に好適に用いられる包装用フィルム及び包装袋に関
するものである。
【0001】
【従来の技術】従来、食品を長期間貯蔵するのに用いら
れるレトルト包装用フィルムとしては、耐熱性、高酸素
バリヤー性、ヒートシール性、強靱性、透明性等が要求
され、このような袋の素材として、例えば、特開平4─
82737号公報に記載の如く、一外方にポリ塩化ビニ
リデン層を有するポリアミド系樹脂フィルムのポリ塩化
ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介して無延伸ポリ
プロピレン(以下、CPPという)フィルムに積層され
た包装用積層フィルム、及びその包装用積層フィルムを
CPPフィルムが内側となされた包装袋が提案されてい
る。
れるレトルト包装用フィルムとしては、耐熱性、高酸素
バリヤー性、ヒートシール性、強靱性、透明性等が要求
され、このような袋の素材として、例えば、特開平4─
82737号公報に記載の如く、一外方にポリ塩化ビニ
リデン層を有するポリアミド系樹脂フィルムのポリ塩化
ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介して無延伸ポリ
プロピレン(以下、CPPという)フィルムに積層され
た包装用積層フィルム、及びその包装用積層フィルムを
CPPフィルムが内側となされた包装袋が提案されてい
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この包装用積
層フィルム及び包装袋は、従来不可能とされていたレト
ルト処理後の酸素バリヤー性の維持と塩化ビニリデン層
の白化現象を防止することが可能となったが、包装袋と
したときの内層フィルムとして、汎用のCPPを用いて
いるので、レトルト包装用として用いた場合、特に、液
状乃至流動体を内容物とするような用途に供した場合に
は、耐破袋強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性等
が、エチレン─酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとい
う)、低密度ポリエチレン(以下、LDPEという)、
直鎖状低密度ポリエチレン(以下、L−LDPEとい
う)と比較して劣ることが広く知られている。
層フィルム及び包装袋は、従来不可能とされていたレト
ルト処理後の酸素バリヤー性の維持と塩化ビニリデン層
の白化現象を防止することが可能となったが、包装袋と
したときの内層フィルムとして、汎用のCPPを用いて
いるので、レトルト包装用として用いた場合、特に、液
状乃至流動体を内容物とするような用途に供した場合に
は、耐破袋強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性等
が、エチレン─酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとい
う)、低密度ポリエチレン(以下、LDPEという)、
直鎖状低密度ポリエチレン(以下、L−LDPEとい
う)と比較して劣ることが広く知られている。
【0003】一方、EVA、LDPE、L−LDPE
は、耐熱性が低いので、高温レトルト処理には耐えられ
ない。又、レトルト処理後、ポリエチレンの結晶化が進
行し、外観上白濁が起こり、更に硬く、脆くなる等品質
の低下があり、透明性を要求されるレトルト包装材料と
して、特に、シーラントフィルムとしては適切なものが
ないのが現状であった。
は、耐熱性が低いので、高温レトルト処理には耐えられ
ない。又、レトルト処理後、ポリエチレンの結晶化が進
行し、外観上白濁が起こり、更に硬く、脆くなる等品質
の低下があり、透明性を要求されるレトルト包装材料と
して、特に、シーラントフィルムとしては適切なものが
ないのが現状であった。
【0004】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、特定の無延伸PP系樹脂複合フィルムを用いること
により、高温のレトルト処理に耐え、且つ、透明性、耐
破袋強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レ
トルト処理後のフィルムの品質低下のない包装用フィル
ム及び包装袋を提供することを目的としてなされたもの
である。
し、特定の無延伸PP系樹脂複合フィルムを用いること
により、高温のレトルト処理に耐え、且つ、透明性、耐
破袋強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レ
トルト処理後のフィルムの品質低下のない包装用フィル
ム及び包装袋を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明1は、一外方にポ
リ塩化ビニリデン層を有するポリアミド系樹脂フィルム
のポリ塩化ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介し
て、無延伸ポリプロピレン系樹脂複合フィルムに接着さ
れた包装用フィルムであって、無延伸ポリプロピレン系
樹脂複合フィルムが、少なくとも2層以上よりなり、ポ
リ塩化ビニリデン層に接着される外層が、重量平均分子
量が8〜50万であり、クロス分別法により測定したポ
リプロピレン系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10
℃で40〜70重量%であり、10〜65℃で8〜30
重量%であり、65〜115℃で15〜35重量%のも
のからなり、内層が重量平均分子量が8〜50万であ
り、クロス分別法により測定したポリプロピレン系樹脂
全量に対する溶出量が、0〜20℃で5重量%未満であ
り、20〜70℃で8〜30重量%であり、70〜11
0℃で70〜95重量%であるものからなる包装用フィ
ルムである。
リ塩化ビニリデン層を有するポリアミド系樹脂フィルム
のポリ塩化ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介し
て、無延伸ポリプロピレン系樹脂複合フィルムに接着さ
れた包装用フィルムであって、無延伸ポリプロピレン系
樹脂複合フィルムが、少なくとも2層以上よりなり、ポ
リ塩化ビニリデン層に接着される外層が、重量平均分子
量が8〜50万であり、クロス分別法により測定したポ
リプロピレン系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10
℃で40〜70重量%であり、10〜65℃で8〜30
重量%であり、65〜115℃で15〜35重量%のも
のからなり、内層が重量平均分子量が8〜50万であ
り、クロス分別法により測定したポリプロピレン系樹脂
全量に対する溶出量が、0〜20℃で5重量%未満であ
り、20〜70℃で8〜30重量%であり、70〜11
0℃で70〜95重量%であるものからなる包装用フィ
ルムである。
【0006】本発明1において、ポリアミド系樹脂フィ
ルムとしては、例えば、ナイロン─6、ナイロン─6
6、ナイロン─11、ナイロン─12等からなるフィル
ムが挙げられる。ポリアミド系樹脂フィルムの少なくと
も一外方には、ポリ塩化ビニリデン(以下、PVDCと
いう)層が設けられている。
ルムとしては、例えば、ナイロン─6、ナイロン─6
6、ナイロン─11、ナイロン─12等からなるフィル
ムが挙げられる。ポリアミド系樹脂フィルムの少なくと
も一外方には、ポリ塩化ビニリデン(以下、PVDCと
いう)層が設けられている。
【0007】本発明1において、無溶剤型接着剤層とし
ては、一液湿気硬化型ポリウレタンが好ましく使用さ
れ、例えば、大日本インキ社製:商品名「ディックドラ
イSF102RA」、東洋モートン社製:商品名「アド
コートN289」、武田薬品社製:商品名「タクネート
A−280」等が挙げられる。
ては、一液湿気硬化型ポリウレタンが好ましく使用さ
れ、例えば、大日本インキ社製:商品名「ディックドラ
イSF102RA」、東洋モートン社製:商品名「アド
コートN289」、武田薬品社製:商品名「タクネート
A−280」等が挙げられる。
【0008】又、無溶剤型接着剤層としては、二液湿気
硬化型のものも使用することができ、例えば、芳香族イ
ソシアネート系ポリエーテルウレタンとポリオール、O
H末端ポリエステル系とNCO末端プレポリマー系のも
の等が挙げられる。しかし、二液湿気硬化型のものは、
OH基、イソシアネートのNCO基がPVDC層に含ま
れるエポキシ基や他添加剤等と反応しPVDC層のバリ
ヤ性を損なう原因となり易いので、一液湿気硬化型のも
のの方が好ましい。
硬化型のものも使用することができ、例えば、芳香族イ
ソシアネート系ポリエーテルウレタンとポリオール、O
H末端ポリエステル系とNCO末端プレポリマー系のも
の等が挙げられる。しかし、二液湿気硬化型のものは、
OH基、イソシアネートのNCO基がPVDC層に含ま
れるエポキシ基や他添加剤等と反応しPVDC層のバリ
ヤ性を損なう原因となり易いので、一液湿気硬化型のも
のの方が好ましい。
【0009】本発明1において、特定の無延伸ポリプロ
ピレン系樹脂複合フィルムを用いる必要がある。その無
延伸ポリプロピレン系樹脂複合フィルムとは、少なくと
も2層以上よりなり、PVDC層に接着される外層が、
重量平均分子量が8〜50万であり、クロス分別法によ
り測定したポリプロピレン(以下、PPという)系樹脂
の全量に対する溶出量が、0〜10℃で40〜70重量
%であり、10〜65℃で8〜30重量%であり、65
〜115℃で15〜35重量%のものからなり、内層が
重量平均分子量が8〜50万であり、クロス分別法によ
り測定したPP系樹脂全量に対する溶出量が、0〜20
℃で5重量%未満であり、20〜70℃で8〜30重量
%であり、70〜110℃で70〜95重量%であるも
のが使用される。
ピレン系樹脂複合フィルムを用いる必要がある。その無
延伸ポリプロピレン系樹脂複合フィルムとは、少なくと
も2層以上よりなり、PVDC層に接着される外層が、
重量平均分子量が8〜50万であり、クロス分別法によ
り測定したポリプロピレン(以下、PPという)系樹脂
の全量に対する溶出量が、0〜10℃で40〜70重量
%であり、10〜65℃で8〜30重量%であり、65
〜115℃で15〜35重量%のものからなり、内層が
重量平均分子量が8〜50万であり、クロス分別法によ
り測定したPP系樹脂全量に対する溶出量が、0〜20
℃で5重量%未満であり、20〜70℃で8〜30重量
%であり、70〜110℃で70〜95重量%であるも
のが使用される。
【0010】クロス分別法によるPP系樹脂の溶出量の
測定は以下のようにして行った。まず、PP系樹脂を1
40℃又はPP系樹脂が完全に溶解する温度のo−ジク
ロロベンゼンに溶解する。次に、この溶液を一定速度で
冷却して、予め用意しておいた不活性担体表面に薄いポ
リマー層を生成させる。この時、PP系樹脂成分は、結
晶性の高い順、及び分子量の大きい順にポリマー層とし
て生成する。
測定は以下のようにして行った。まず、PP系樹脂を1
40℃又はPP系樹脂が完全に溶解する温度のo−ジク
ロロベンゼンに溶解する。次に、この溶液を一定速度で
冷却して、予め用意しておいた不活性担体表面に薄いポ
リマー層を生成させる。この時、PP系樹脂成分は、結
晶性の高い順、及び分子量の大きい順にポリマー層とし
て生成する。
【0011】その後、温度を連続的に又は段階的に昇温
し、順次溶出するPP系樹脂成分の濃度を検出し、組成
分布(結晶性分布)を測定する(温度上昇溶離分別)。
それと同時に、高温型GPCにより溶出した成分の分子
量及び分子量分布を測定する。上記温度上昇溶離分別
(TREF=Temperature RisingE
lution Fractionation)部分と、
上記高温GPC(例えば、SEC=Sise Excl
ution Chromatgraph)部分とをシス
テムとして備えたクロス分別クロマトグラフ装置(CF
C=T150A型:三菱油化社製)を用いてPP系樹脂
の溶出量の測定を行った。
し、順次溶出するPP系樹脂成分の濃度を検出し、組成
分布(結晶性分布)を測定する(温度上昇溶離分別)。
それと同時に、高温型GPCにより溶出した成分の分子
量及び分子量分布を測定する。上記温度上昇溶離分別
(TREF=Temperature RisingE
lution Fractionation)部分と、
上記高温GPC(例えば、SEC=Sise Excl
ution Chromatgraph)部分とをシス
テムとして備えたクロス分別クロマトグラフ装置(CF
C=T150A型:三菱油化社製)を用いてPP系樹脂
の溶出量の測定を行った。
【0012】無延伸PP系樹脂複合フィルムの外層を形
成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定したPP
系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10℃で40〜7
0重量%であるのが好ましい。この溶出量が、40重量
%未満の場合には、得られる複合フィルムは柔軟性に欠
け、破袋等の問題が生じ、逆に、70重量%を超える場
合には、得られる複合フィルムの耐熱性及び透明性が不
足する。
成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定したPP
系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10℃で40〜7
0重量%であるのが好ましい。この溶出量が、40重量
%未満の場合には、得られる複合フィルムは柔軟性に欠
け、破袋等の問題が生じ、逆に、70重量%を超える場
合には、得られる複合フィルムの耐熱性及び透明性が不
足する。
【0013】又、無延伸PP系樹脂複合フィルムの外層
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、10〜65℃で8
〜30重量%であるのが好ましい。この溶出量が、8重
量%未満の場合には、得られる複合フィルムがレトルト
処理後に透明性が低下するという問題が生じ、逆に、3
0重量%を超える場合には、複合フィルム成形時にむら
等の外観不良が発生する。
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、10〜65℃で8
〜30重量%であるのが好ましい。この溶出量が、8重
量%未満の場合には、得られる複合フィルムがレトルト
処理後に透明性が低下するという問題が生じ、逆に、3
0重量%を超える場合には、複合フィルム成形時にむら
等の外観不良が発生する。
【0014】又、無延伸PP系樹脂複合フィルムの外層
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、65〜115℃で
15〜35重量%であるのが好ましい。この溶出量が、
15重量%未満の場合には、得られる複合フィルムの耐
熱性が低下して、レトルト処理時の破袋が生じ易く、逆
に、35重量%を超える場合には、複合フィルムの柔軟
性に欠け、破袋等の問題が生ずる。
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、65〜115℃で
15〜35重量%であるのが好ましい。この溶出量が、
15重量%未満の場合には、得られる複合フィルムの耐
熱性が低下して、レトルト処理時の破袋が生じ易く、逆
に、35重量%を超える場合には、複合フィルムの柔軟
性に欠け、破袋等の問題が生ずる。
【0015】無延伸PP系樹脂複合フィルムの外層の曲
げ弾性率は4,500kg/cm2以下であるのが好ま
しい。弾性率が4,500kg/cm2 を超える場合に
は、耐破袋強度及び耐寒性が不足する。
げ弾性率は4,500kg/cm2以下であるのが好ま
しい。弾性率が4,500kg/cm2 を超える場合に
は、耐破袋強度及び耐寒性が不足する。
【0016】無延伸PP系樹脂複合フィルムの内層を形
成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定したPP
系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜20℃で5重量%
以下であるのが好ましい。この溶出量が、5重量%を超
える場合には、複合フィルム中での非晶部の影響による
透明性低下が起きる。
成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定したPP
系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜20℃で5重量%
以下であるのが好ましい。この溶出量が、5重量%を超
える場合には、複合フィルム中での非晶部の影響による
透明性低下が起きる。
【0017】又、無延伸PP系樹脂複合フィルムの内層
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、20〜70℃で8
〜30重量%であるのが好ましい。この溶出量が、8重
量%未満の場合及び30重量%を超える場合には、得ら
れる複合フィルムの透明性に問題が生じる。
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、20〜70℃で8
〜30重量%であるのが好ましい。この溶出量が、8重
量%未満の場合及び30重量%を超える場合には、得ら
れる複合フィルムの透明性に問題が生じる。
【0018】又、無延伸PP系樹脂複合フィルムの外層
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、70〜110℃で
70〜95重量%であるのが好ましい。この溶出量が、
70重量%未満の場合には、複合フィルムの耐熱性に問
題が生じ、逆に、95重量%を超える場合には、得られ
る包装用フィルム及び包装袋に包装適性及び透明性に問
題を生じる。
を形成するPP系樹脂は、クロス分別法により測定した
PP系樹脂の全量に対する溶出量が、70〜110℃で
70〜95重量%であるのが好ましい。この溶出量が、
70重量%未満の場合には、複合フィルムの耐熱性に問
題が生じ、逆に、95重量%を超える場合には、得られ
る包装用フィルム及び包装袋に包装適性及び透明性に問
題を生じる。
【0019】無延伸PP系樹脂複合フィルムの内層の曲
げ弾性率は5,500〜7,000kg/cm2 である
のが好ましい。弾性率が5,500kg/cm2 未満の
場合には、得られる包装用フィルムの透明性が損なわ
れ、逆に、7,000kg/cm2 を超える場合には、
得られる包装用フィルムの熱シール性が劣る傾向があ
る。
げ弾性率は5,500〜7,000kg/cm2 である
のが好ましい。弾性率が5,500kg/cm2 未満の
場合には、得られる包装用フィルムの透明性が損なわ
れ、逆に、7,000kg/cm2 を超える場合には、
得られる包装用フィルムの熱シール性が劣る傾向があ
る。
【0020】この無延伸PP系樹脂複合フィルムは、既
存の共押出インフレーション法又はTダイ法にて作製す
ることができる。又、更に、外層の外側に内層と同じリ
アクターブレンドPP系樹脂からなる層が設けられた3
層構造であってもよい。
存の共押出インフレーション法又はTダイ法にて作製す
ることができる。又、更に、外層の外側に内層と同じリ
アクターブレンドPP系樹脂からなる層が設けられた3
層構造であってもよい。
【0021】本発明2は、本発明1のポリアミド系樹脂
フィルムが他外方にもポリ塩化ビニリデン層を有するも
のであって、その他外方のポリ塩化ビニリデン層に、無
溶剤型接着剤層を介して延伸ポリオレフィン系樹脂フィ
ルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィルムが接着されて
いる包装用フィルムである。
フィルムが他外方にもポリ塩化ビニリデン層を有するも
のであって、その他外方のポリ塩化ビニリデン層に、無
溶剤型接着剤層を介して延伸ポリオレフィン系樹脂フィ
ルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィルムが接着されて
いる包装用フィルムである。
【0022】本発明2においては、両外方に塩化ビニリ
デン層を有するポリアミド系樹脂フィルムを用いる。ポ
リアミド系樹脂フィルム、及びその両外方に設けられる
PVDC層としては、本発明1と同様のものが使用され
る。
デン層を有するポリアミド系樹脂フィルムを用いる。ポ
リアミド系樹脂フィルム、及びその両外方に設けられる
PVDC層としては、本発明1と同様のものが使用され
る。
【0023】本発明2において、延伸ポリオレフィン系
樹脂フィルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィルムとし
ては、ポリオレフィン系樹脂又はポリエステル系樹脂を
用いてフィルムにしたものを延伸したものが使用され
る。その延伸方法としては、一軸延伸法であっても、二
軸延伸法であってもよく、又、テンター方式であって
も、圧延方式であってもよく、現在市販されているラミ
ネート加工に使用できるものであれば適宜使用すること
ができる。
樹脂フィルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィルムとし
ては、ポリオレフィン系樹脂又はポリエステル系樹脂を
用いてフィルムにしたものを延伸したものが使用され
る。その延伸方法としては、一軸延伸法であっても、二
軸延伸法であってもよく、又、テンター方式であって
も、圧延方式であってもよく、現在市販されているラミ
ネート加工に使用できるものであれば適宜使用すること
ができる。
【0024】本発明2において、無溶剤型接着剤として
は、実施例1と同様のものが使用される。
は、実施例1と同様のものが使用される。
【0025】本発明3は、本発明1又は本発明2の無延
伸PP系樹脂複合フィルムが内側となるように製袋され
ている包装袋である。
伸PP系樹脂複合フィルムが内側となるように製袋され
ている包装袋である。
【0026】製袋方法としては、無延伸PP系複合フィ
ルムが内側となるように向き合わせてヒートシールする
方法を採用することができる。レトルト包装の場合に
は、通常、三方をヒートシールした袋中に内容物を充填
後、開口部をヒートシールする。
ルムが内側となるように向き合わせてヒートシールする
方法を採用することができる。レトルト包装の場合に
は、通常、三方をヒートシールした袋中に内容物を充填
後、開口部をヒートシールする。
【0027】
【作用】本発明1の包装用フィルムは、一外方にポリ塩
化ビニリデン層を有するポリアミド系樹脂フィルムのポ
リ塩化ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介して、無
延伸PP系樹脂複合フィルムに接着された包装用フィル
ムであって、無延伸PP系樹脂複合フィルムが、従来の
汎用のCPPではなくて、少なくとも2層以上よりな
り、ポリ塩化ビニリデン層に接着される外層が、重量平
均分子量が8〜50万であり、クロス分別法により測定
したPP系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10℃で
40〜70重量%であり、10〜65℃で8〜30重量
%であり、65〜115℃で15〜35重量%のものか
らなり、内層が重量平均分子量が8〜50万であり、ク
ロス分別法により測定したPP系樹脂全量に対する溶出
量が、0〜20℃で5重量%未満であり、20〜70℃
で8〜30重量%であり、70〜110℃で70〜95
重量%であるものからなるものを用いることにより、内
層はヒートシール性及び耐熱性に優れており、更に外層
は耐破袋強度及び耐寒性にも優れていて内層の補強層と
しての役割をも果たすので、ヒートシール性に優れ、高
温のレトルト処理にもよく耐え、且つ、透明性、耐破袋
強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトル
ト処理後のフィルム品質の低下がない。
化ビニリデン層を有するポリアミド系樹脂フィルムのポ
リ塩化ビニリデン層が、無溶剤型接着剤層を介して、無
延伸PP系樹脂複合フィルムに接着された包装用フィル
ムであって、無延伸PP系樹脂複合フィルムが、従来の
汎用のCPPではなくて、少なくとも2層以上よりな
り、ポリ塩化ビニリデン層に接着される外層が、重量平
均分子量が8〜50万であり、クロス分別法により測定
したPP系樹脂の全量に対する溶出量が、0〜10℃で
40〜70重量%であり、10〜65℃で8〜30重量
%であり、65〜115℃で15〜35重量%のものか
らなり、内層が重量平均分子量が8〜50万であり、ク
ロス分別法により測定したPP系樹脂全量に対する溶出
量が、0〜20℃で5重量%未満であり、20〜70℃
で8〜30重量%であり、70〜110℃で70〜95
重量%であるものからなるものを用いることにより、内
層はヒートシール性及び耐熱性に優れており、更に外層
は耐破袋強度及び耐寒性にも優れていて内層の補強層と
しての役割をも果たすので、ヒートシール性に優れ、高
温のレトルト処理にもよく耐え、且つ、透明性、耐破袋
強度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトル
ト処理後のフィルム品質の低下がない。
【0028】本発明2の包装用フィルムは、本発明1の
ポリアミド系樹脂フィルムが他外方にもポリ塩化ビニリ
デン層を有するものであって、その他外方のポリ塩化ビ
ニリデン層に、無溶剤型接着剤層を介して延伸ポリオレ
フィン系樹脂フィルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィ
ルムが接着されていることにより、本発明1の作用を奏
する上に、内容物として突起の多いものや鋭利な形状を
有するものに対する耐実用突き刺し強度が更に改善され
ている。
ポリアミド系樹脂フィルムが他外方にもポリ塩化ビニリ
デン層を有するものであって、その他外方のポリ塩化ビ
ニリデン層に、無溶剤型接着剤層を介して延伸ポリオレ
フィン系樹脂フィルム又は延伸ポリエステル系樹脂フィ
ルムが接着されていることにより、本発明1の作用を奏
する上に、内容物として突起の多いものや鋭利な形状を
有するものに対する耐実用突き刺し強度が更に改善され
ている。
【0029】本発明3の包装袋は、本発明1,2の無延
伸PP系樹脂複合フィルムが内側となるように製袋され
ていることにより、本発明1,2の包装用フィルムの優
れた性能を備えた包装袋である。
伸PP系樹脂複合フィルムが内側となるように製袋され
ていることにより、本発明1,2の包装用フィルムの優
れた性能を備えた包装袋である。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施例1 厚さ15μmのナイロン─6フィルムの一面にPVDC
層(厚さ3μm)を設け、このPVDC層面に一液性湿
気硬化型ポリウレタン接着剤(大日本インキ社製、商品
名「ディックドライSF102RA」)を80〜100
℃に加熱して、約1.5g/m2 となるように蒸気加熱
しながら塗布し、そのまま、無延伸PP系樹脂複合フィ
ルムからなる厚さ60μmのフィルムを貼り合わせ、4
0℃で3日間エージングして、包装用フィルムを得た。
層(厚さ3μm)を設け、このPVDC層面に一液性湿
気硬化型ポリウレタン接着剤(大日本インキ社製、商品
名「ディックドライSF102RA」)を80〜100
℃に加熱して、約1.5g/m2 となるように蒸気加熱
しながら塗布し、そのまま、無延伸PP系樹脂複合フィ
ルムからなる厚さ60μmのフィルムを貼り合わせ、4
0℃で3日間エージングして、包装用フィルムを得た。
【0031】尚、無延伸PP系樹脂複合フィルムとして
は、40μmの内層の両面に10μmの外層が設けられ
た3層構造のものを用いた。内層が、重量平均分子量3
5.3万、クロス分別法により測定したPP系樹脂の全
量に対する溶出量が、0〜10℃で53.6重量%、1
0〜65℃で13.9重量%、65〜115℃で32.
5重量%のPP系樹脂(ハイモント社製、商品名「キャ
タロイKS−052」)からなり、外層が、重量平均分
子量25.9万、クロス分別法により測定したPP系樹
脂の全量に対する溶出量が、0〜20℃で2.5重量
%、20〜70℃で11.0重量%、70〜110℃で
86.5重量%のPP系樹脂(ハイモント社製、商品名
「キャタロイKT−011」)からなるものを用いた。
は、40μmの内層の両面に10μmの外層が設けられ
た3層構造のものを用いた。内層が、重量平均分子量3
5.3万、クロス分別法により測定したPP系樹脂の全
量に対する溶出量が、0〜10℃で53.6重量%、1
0〜65℃で13.9重量%、65〜115℃で32.
5重量%のPP系樹脂(ハイモント社製、商品名「キャ
タロイKS−052」)からなり、外層が、重量平均分
子量25.9万、クロス分別法により測定したPP系樹
脂の全量に対する溶出量が、0〜20℃で2.5重量
%、20〜70℃で11.0重量%、70〜110℃で
86.5重量%のPP系樹脂(ハイモント社製、商品名
「キャタロイKT−011」)からなるものを用いた。
【0032】得られた包装用フィルムの、レトルト処理
しないものと、105℃で30分間レトルト処理したも
のについて、透明度(ヘイズ)、ヒートシール強度及び
酸素透過度を測定した。その結果を表1に示す。尚、透
明度(ヘイズ)は、JIS K6714に準じてくもり
価を測定することにより評価した。ヒートシール強度
は、JIS Z1707に準じて測定した。酸素透過度
は、JIS Z1707の気体透過度の試験法に準じて
行った。
しないものと、105℃で30分間レトルト処理したも
のについて、透明度(ヘイズ)、ヒートシール強度及び
酸素透過度を測定した。その結果を表1に示す。尚、透
明度(ヘイズ)は、JIS K6714に準じてくもり
価を測定することにより評価した。ヒートシール強度
は、JIS Z1707に準じて測定した。酸素透過度
は、JIS Z1707の気体透過度の試験法に準じて
行った。
【0033】又、得られた包装用フィルムの、レトルト
処理しないものと、105℃にて30分間レトルト処理
ものを用い、無延伸PP系樹脂複合フィルムを内側にな
るように無延伸PP系樹脂複合フィルムを内側になるよ
うにして三方をヒートシールして幅140mm、長さ1
90mmの袋を作製し、その中に水200ccを充填
後、開口部をヒートシールしたものを、コンクリート上
に静置し、その上から2Kg荷重板を落下させたときの
20%が破袋する破袋強度を測定した。その結果を表1
に併せて示す。
処理しないものと、105℃にて30分間レトルト処理
ものを用い、無延伸PP系樹脂複合フィルムを内側にな
るように無延伸PP系樹脂複合フィルムを内側になるよ
うにして三方をヒートシールして幅140mm、長さ1
90mmの袋を作製し、その中に水200ccを充填
後、開口部をヒートシールしたものを、コンクリート上
に静置し、その上から2Kg荷重板を落下させたときの
20%が破袋する破袋強度を測定した。その結果を表1
に併せて示す。
【0034】又、得られた包装用フィルムの、105℃
にて30分間レトルト処理したものを用い、無延伸PP
系樹脂複合フィルムを内側になるようにして三方をヒー
トシールして幅140mm、長さ190mmの袋を作製
し、その中に水250ccを充填後、開口部をヒートシ
ールして密封したものについて、1.2mの高さからコ
ンクリート面に落下させる落袋試験を行い、落袋率を測
定した。その結果を表1に併せて示す。
にて30分間レトルト処理したものを用い、無延伸PP
系樹脂複合フィルムを内側になるようにして三方をヒー
トシールして幅140mm、長さ190mmの袋を作製
し、その中に水250ccを充填後、開口部をヒートシ
ールして密封したものについて、1.2mの高さからコ
ンクリート面に落下させる落袋試験を行い、落袋率を測
定した。その結果を表1に併せて示す。
【0035】比較例1 無延伸PP系樹脂複合フィルムの代わりに、60μmの
CPPを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、包
装用フィルムを得て、実施例1と同様にして、透明度
(ヘイズ)、ヒートシール強度、酸素透過度、破袋強度
を測定するとともに、落袋試験を行った。その結果を表
1に併せて示す。
CPPを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、包
装用フィルムを得て、実施例1と同様にして、透明度
(ヘイズ)、ヒートシール強度、酸素透過度、破袋強度
を測定するとともに、落袋試験を行った。その結果を表
1に併せて示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1からも明らかな如く、実施例1の場合
には、破袋強度が高く、落体試験における破袋率が小さ
いのに対して、比較例1の場合には、破袋強度が低く、
落体試験における破袋率が大きい。
には、破袋強度が高く、落体試験における破袋率が小さ
いのに対して、比較例1の場合には、破袋強度が低く、
落体試験における破袋率が大きい。
【0038】実施例2 厚さ15μmのポリアミドフィルムの両面にPVDC層
(厚さ3μm)を設け、このPVDC層面に一液性湿気
硬化型ポリウレタン接着剤(大日本インキ社製、商品名
「ディックドライSF10」)を80〜100℃に加熱
して、約1.5g/m2 となるように蒸気加熱しながら
塗布し、その一面に厚さ12μmのポリエステル樹脂フ
ィルムを貼り合わせ、その他面に厚さ60μmの実施例
3で用いたのと同様の無延伸PP系樹脂複合フィルムを
貼り合わせ、40℃で3日間エージングして、包装用フ
ィルムを得た。
(厚さ3μm)を設け、このPVDC層面に一液性湿気
硬化型ポリウレタン接着剤(大日本インキ社製、商品名
「ディックドライSF10」)を80〜100℃に加熱
して、約1.5g/m2 となるように蒸気加熱しながら
塗布し、その一面に厚さ12μmのポリエステル樹脂フ
ィルムを貼り合わせ、その他面に厚さ60μmの実施例
3で用いたのと同様の無延伸PP系樹脂複合フィルムを
貼り合わせ、40℃で3日間エージングして、包装用フ
ィルムを得た。
【0039】得られた包装用フィルムを105℃にて3
0分間レトルト処理したものを用いて、無延伸PP系樹
脂複合フィルムを内側になるよにうして三方をヒートシ
ールして幅140mm、長さ165mmの袋を作製し、
その中に米150gを充填後、開口部をヒートシールし
て密封して密封したものをダンボールに詰めて、高さ6
0、90、120cmから落下させて、ピンホール破袋
試験を行った。その結果を表2に示す。尚、ピンホール
破袋試験は、JIS Z0202に準じて行った。
0分間レトルト処理したものを用いて、無延伸PP系樹
脂複合フィルムを内側になるよにうして三方をヒートシ
ールして幅140mm、長さ165mmの袋を作製し、
その中に米150gを充填後、開口部をヒートシールし
て密封して密封したものをダンボールに詰めて、高さ6
0、90、120cmから落下させて、ピンホール破袋
試験を行った。その結果を表2に示す。尚、ピンホール
破袋試験は、JIS Z0202に準じて行った。
【0040】比較例2 比較例1で得られた包装用フィルムを用いたこと以外
は、実施例2と同様にして、ピンホール破袋試験を行っ
た。その結果を表2に併せて示す。
は、実施例2と同様にして、ピンホール破袋試験を行っ
た。その結果を表2に併せて示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2からも明らかな如く、実施例2の場合
には、突起のある充填物を充填したときの耐破袋強度に
優れているのに対して、比較例2の場合には、突起のあ
る充填物を充填したときの耐破袋強度に劣っている。
には、突起のある充填物を充填したときの耐破袋強度に
優れているのに対して、比較例2の場合には、突起のあ
る充填物を充填したときの耐破袋強度に劣っている。
【0043】
【発明の効果】本発明1の包装用フィルムは、上記の如
き構成とされているので、ヒートシール性に優れ、高温
のレトルト処理にもよく耐え、且つ、透明性、耐破袋強
度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトルト
処理後のフィルム品質の低下がなく、高温のレトルト殺
菌処理が可能であり、食品等のレトルト処理包装用フィ
ルムとして好適に使用することができる。
き構成とされているので、ヒートシール性に優れ、高温
のレトルト処理にもよく耐え、且つ、透明性、耐破袋強
度、耐寒性、内容物充填時の包装適性に優れ、レトルト
処理後のフィルム品質の低下がなく、高温のレトルト殺
菌処理が可能であり、食品等のレトルト処理包装用フィ
ルムとして好適に使用することができる。
【0044】本発明2の包装用フィルムは、上記の如き
構成とされているので、本発明1の作用を奏する上に、
内容物として突起の多いものや鋭利な形状を有するもの
に対する耐実用突き刺し強度が更に改善されており、突
起の多いものや鋭利な形状を有する食品等のレトルト包
装用フィルムとして好適に使用することができる。
構成とされているので、本発明1の作用を奏する上に、
内容物として突起の多いものや鋭利な形状を有するもの
に対する耐実用突き刺し強度が更に改善されており、突
起の多いものや鋭利な形状を有する食品等のレトルト包
装用フィルムとして好適に使用することができる。
【0045】本発明3の包装袋は、上記の如き構成とさ
れているので、本発明1,2の包装用フィルムの優れた
性能を供え、高温のレトルト殺菌処理が可能であり、食
品等のレトルト処理包装袋として好適に使用することが
できる。
れているので、本発明1,2の包装用フィルムの優れた
性能を供え、高温のレトルト殺菌処理が可能であり、食
品等のレトルト処理包装袋として好適に使用することが
できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 一外方にポリ塩化ビニリデン層を有する
ポリアミド系樹脂フィルムのポリ塩化ビニリデン層が、
無溶剤型接着剤層を介して、無延伸ポリプロピレン系樹
脂複合フィルムに接着された包装用フィルムであって、
無延伸ポリプロピレン系樹脂複合フィルムが、少なくと
も2層以上よりなり、ポリ塩化ビニリデン層に接着され
る外層が、重量平均分子量が8〜50万であり、クロス
分別法により測定したポリプロピレン系樹脂の全量に対
する溶出量が、0〜10℃で40〜70重量%であり、
10〜65℃で8〜30重量%であり、65〜115℃
で15〜35重量%のものからなり、内層が重量平均分
子量が8〜50万であり、クロス分別法により測定した
ポリプロピレン系樹脂全量に対する溶出量が、0〜20
℃で5重量%未満であり、20〜70℃で8〜30重量
%であり、70〜110℃で70〜95重量%であるも
のからなることを特徴とする包装用フィルム。 - 【請求項2】 請求項1のポリアミド系樹脂フィルムが
他外方にもポリ塩化ビニリデン層を有するものであっ
て、その他外方のポリ塩化ビニリデン層に、無溶剤型接
着剤層を介して延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム又は
延伸ポリエステル系樹脂フィルムが接着されていること
を特徴とする包装用フィルム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の無延伸ポリプロ
ピレン系樹脂複合フィルムが内側となるように製袋され
ていることを特徴とする包装袋。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14397593A JPH071667A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 包装用フィルム及び包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14397593A JPH071667A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 包装用フィルム及び包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071667A true JPH071667A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15351407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14397593A Pending JPH071667A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 包装用フィルム及び包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071667A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4953807A (en) * | 1987-11-06 | 1990-09-04 | Nakamichi Corporation | Stationary tape guide for a magnetic tape recorder |
| JP2002052669A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Japan Polyolefins Co Ltd | 積層体およびこれを用いたパウチ |
| JP2002052668A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Japan Polyolefins Co Ltd | パウチ |
| JP2021154653A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム及び包装体 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP14397593A patent/JPH071667A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4953807A (en) * | 1987-11-06 | 1990-09-04 | Nakamichi Corporation | Stationary tape guide for a magnetic tape recorder |
| JP2002052669A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Japan Polyolefins Co Ltd | 積層体およびこれを用いたパウチ |
| JP2002052668A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Japan Polyolefins Co Ltd | パウチ |
| JP2021154653A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム及び包装体 |
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