JPH07166901A - 自動変速機付内燃機関の制御装置 - Google Patents

自動変速機付内燃機関の制御装置

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JPH07166901A
JPH07166901A JP5313519A JP31351993A JPH07166901A JP H07166901 A JPH07166901 A JP H07166901A JP 5313519 A JP5313519 A JP 5313519A JP 31351993 A JP31351993 A JP 31351993A JP H07166901 A JPH07166901 A JP H07166901A
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air
absorbent
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automatic transmission
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秀顕 大坪
Yasunori Nakawaki
康則 中脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NOX 吸収剤再生のためのリッチ空燃比切換
に連続して自動変速機の変速操作が実施されることによ
るドライバビリティの悪化を防止する。 【構成】 機関1の排気通路17にNOX 吸収剤18を
配置して、通常は機関をリーン空燃比で運転してNOX
吸収剤に排気中のNOX を吸収させるとともに、NOX
吸収量増大時には機関空燃比をリッチ空燃比に切り換え
てNOX 吸収剤の再生を行う。機関の制御を行う電子制
御回路30を設け、スロットル開度と車両走行速度とに
基づいて自動変速機40の変速操作を行うとともに、ス
ロットル開度と車両走行速度の変化率から、将来所定の
時間内に変速操作が実施されるか否かを予測し、変速操
作が予測される場合には、予測成立時から少なくとも実
際に変速操作が実施されるまでの間、NOX 吸収剤再生
のためのリッチ空燃比への切換を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機付内燃機関
の制御装置に関し、詳細には、流入する排気の空燃比が
リーンのときに排気中のNOX を吸収し排気酸素濃度が
低下したときに吸収したNOX を放出するNOX 吸収剤
を用いた排気浄化装置を有する自動変速機付内燃機関の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のNOX 吸収剤を用いた内燃機関
の排気浄化装置としては、国際公開公報第WO93−7
363号に記載されたものがある。上記国際公開公報の
排気浄化装置では、流入する排気の空燃比がリーンのと
きに排気中のNOX を吸収し、流入する排気中の酸素濃
度が低下したときに吸収したNOX を放出するNOX
収剤を内燃機関の排気通路に備えている。上記機関で
は、通常はリーン空燃比で運転して上記NOX 吸収剤に
排気中のNOX を吸収させ、リーン空燃比運転が続き、
NOX 吸収剤の吸収したNOX 量が所定量を越えた場合
には、機関の空燃比を短時間リーン空燃比からリッチ又
は理論空燃比に切り換えて排気中の酸素濃度を低下さ
せ、NOX 吸収剤から吸収したNOX を放出させるとと
もに、この放出されたNOX を排気中の未燃HC、CO
等の成分により還元浄化するようにしている(本明細書
では、上記NOX 吸収剤からのNOX の放出と還元、浄
化の操作を「NOX 吸収剤の再生操作」と呼ぶ)。
【0003】すなわち、上記機関では、NOX 吸収剤の
吸収したNOX 量がある程度増大したときに、機関の運
転空燃比をリーン空燃比から短時間リッチ空燃比に切り
換えてNOX 吸収剤の再生を行うことによりNOX 吸収
剤のNOX 吸収量が飽和することを防止して常にNOX
吸収剤の排気浄化能力を高く維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記WO9
3−7363号公報に記載されたような排気浄化装置を
自動変速機付内燃機関に適用した場合には、自動変速機
の変速タイミングとNO X 吸収剤再生のためのリッチ空
燃比運転への切換のタイミングとの関係から問題が生じ
ることがある。
【0005】すなわち、上記装置では、NOX 吸収剤再
生のためにリーン空燃比からリッチ空燃比への空燃比の
切換が行われると、機関の出力トルクは空燃比のリッチ
化に伴って増大することになる。また、NOX 吸収剤の
再生操作は、NOX 吸収剤が吸収したNOX 量が所定値
以上になった場合には自動変速機の変速操作の有無とは
無関係に実行されるため、NOX 吸収剤の再生のための
空燃比切換と自動変速機の変速操作とが短い時間間隔で
連続して行われる場合が生じる。
【0006】このような場合には、リッチ空燃比への切
換によるトルク変動と変速操作によるトルク変動とが短
い間隔で連続して生じることになるため、運転者が体感
するトルクショックは大きくなりドライバビリティ(い
わゆる乗り心地)が悪化する問題が生じる。ところで、
上記NOX 吸収剤の再生操作のためのリッチ空燃比への
切換による機関出力トルクの変動を対象にしたものでは
ないが、特開平4−76216号公報には、吸気通路に
吸気制御弁(スワールコントロールバルブ)を設けた自
動変速機付内燃機関において自動変速機の変速中に上記
吸気制御弁の開閉動作を禁止するようにした制御装置が
開示されている。吸気制御弁を備えた機関では、吸気制
御弁が開弁されると機関出力トルクは増大し、吸気制御
弁が閉弁されると機関出力トルクは減少する。上記特開
平4−76216号公報の装置は、吸気制御弁の開閉動
作による機関出力トルクの変動と自動変速機の変速操作
に伴う駆動トルク変動とが同時に生じることを防止する
ことにより、これらのトルク変動が加算されて大きなト
ルク変動が生じるのを防止することを目的としたもので
ある。
【0007】上記の特開平4−76216号公報の装置
によれば、2つのトルク変動が重なって1つの比較的大
きいトルク変動が生じることが防止される。ところが、
現実の運転に置いては、比較的大きい1つのトルク変動
が生じた場合よりも、むしろ比較的小さい2つのトルク
変動が短い時間間隔で連続して生じた場合の方が運転者
に与える不快感は大きく、ドライバビリティの悪化の程
度が大きくなる。従って、上記公報の装置と同様な制御
を行って、単に自動変速機の変速操作時にNOX 吸収剤
再生のためのリッチ空燃比運転を禁止したのでは、NO
X 吸収剤再生のためのリッチ空燃比への切換と変速操作
とが連続して行われることを防止することはできず、ト
ルク変動が連続することによるドライバビリティの悪化
を防止することは困難である。
【0008】また、自動変速機の変速操作実行を検出し
て、その後の一定時間NOX 吸収剤再生のためのリッチ
空燃比への切換を禁止するようにすれば、変速操作によ
るトルク変動の後に連続して空燃比切換によるトルク変
動が生じることは防止可能である。しかし、上記とは逆
に、NOX 吸収剤の再生のためのリッチ空燃比運転が実
施された後に一定時間変速操作の実施を禁止するように
することは運転上許されない。従って、従来NOX 吸収
剤再生のためのリッチ空燃比への切換に連続して変速操
作が実施されることによるドライバビリティの悪化を防
止することは困難であった。
【0009】本発明は、上記に鑑み、自動変速機の変速
操作に先立つ所定の期間NOX 吸収剤再生のためのリッ
チ空燃比運転への切換を禁止することにより、空燃比切
換に伴うトルク変動と変速操作に伴うトルク変動とが連
続して生じることを防止し、ドライバビリティの悪化を
防止可能な自動変速機付内燃機関の制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内燃機
関の排気通路に配置された、排気の空燃比がリーンのと
きに排気中のNOX を吸収し排気中の酸素濃度が低下し
たときに吸収したNO X を放出するNOX 吸収剤と、前
記内燃機関の空燃比を制御し、所定の条件下で内燃機関
の空燃比をリーン空燃比からリッチ空燃比に切換えるこ
とにより、前記NOX 吸収剤から吸収したNOX を放出
させる空燃比切換手段と、前記内燃機関に接続された自
動変速機と、車両走行状態に応じて前記自動変速機の変
速操作を制御する変速制御手段とを備えた自動変速機付
内燃機関の制御装置において、車両走行状態の時間的変
化と現在の車両走行状態とに基づいて、現在から所定時
間内に前記変速制御手段による変速操作が実行されるか
否かを予測する変速予測手段と、前記変速操作実行が予
測されてから少なくとも変速操作が実行されるまでの期
間前記空燃比切換手段によるリッチ空燃比運転への切換
を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする自動変
速機付内燃機関の制御装置が提供される。
【0011】
【作用】変速制御手段は車両走行状態に応じて自動変速
機の変速操作を制御する。従って、この車両走行状態が
現在から所定時間経過した後にどのようになっているか
を推定すれば、上記所定時間経過後に変速機がどの変速
段で運転されているか(変速状態)を推定することがで
きる。また、所定時間経過後の変速状態が現在の変速状
態と異なっていれば、この所定時間内に変速操作が実行
されることが予測される。
【0012】本発明では、変速予測手段は車両走行状態
の時間的変化と現在の車両走行状態とに基づいて所定時
間経過後の将来の車両走行状態を推定するとともに、そ
の将来の車両走行状態に応じた変速状態と現在の変速状
態とを比較することにより、上記所定時間内に変速操作
の実行が予測されるか否かを判断する。また、禁止手段
は、予測手段により所定時間内に変速操作が実行される
ことが予測された場合には、変速操作が予測された時点
から、少なくとも実際に変速操作が実行されるまでの
間、空燃比切換手段によるリッチ空燃比への切換を禁止
する。このため、実際に変速操作が行われる前の所定時
間内にはリッチ空燃比への切換が行われることがなくな
り、リッチ空燃比への切換後に連続して変速操作が行わ
れることが防止される。
【0013】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明を適用した自動変速機付内燃
機関の全体図である。図1において1はリーン空燃比の
燃焼を行うガソリンエンジン等の内燃機関、3は機関1
の燃焼室、6は機関の吸気ポート、8は排気ポートを示
す。各吸気ポート6は吸気枝管9を介してサージタンク
10に接続されるとともに、各枝管9にはそれぞれの吸
気ポート6に燃料を噴射する燃料噴射弁11が配置され
ている。
【0014】また、サージタンク10は吸気通路12を
介してエアクリーナ13に接続され、吸気通路12内に
は運転者のアクセルペダル(図示せず)の操作に応じた
開度をとるスロットル弁14が配置されている。また、
サージタンク10にはサージタンク10内の絶対圧力に
比例した出力電圧を発生する吸気圧センサ15が設けら
れている。
【0015】一方、機関1の排気ポート8は排気マニホ
ルド16を介して排気通路17に接続されており、排気
通路17には後述するNOX 吸収剤18を内蔵したケー
シング19が接続されている。また、図1に40で示し
たのは機関1の出力軸(図示せず)に接続された自動変
速機である。自動変速機40は、トルクコンバータ41
と変速機42とを備え、変速機42の出力軸は図示しな
いディフアレンシャルギヤを介して車両の駆動輪に接続
されている。
【0016】変速機42は遊星歯車列と摩擦要素とを備
えた公知の形式のものであり、制御油圧の切換により摩
擦要素(ブレーキ、クラッチ等)の係合状態を切り換え
て、遊星歯車列の各要素の固定、接続を行うことにより
変速操作を行う。トルクコンバータ41は、機関出力軸
に直結されたポンプと、このポンプ吐出流体により駆動
されるタービンとを備えた公知の形式のものであり、タ
ービン出力軸(以下コンバータ出力軸)は変速機42の
入力軸に直結されている。トルクコンバータ41は、機
関出力軸から入力するトルクを増幅してコンバータ出力
軸に出力する公知のトルク増幅作用を有する。自動変速
機40には、コンバータ出力軸の回転数(すなわち変速
機42入力軸回転数)に応じた周波数のパルス信号を出
力するコンバータ出力軸回転数センサ22、変速機42
の出力軸の回転数に応じた周波数のパルス信号を出力す
る変速機出力軸回転数センサ23がそれぞれ設けられて
いる。
【0017】図1に30で示すのは、機関1の電子制御
回路である。電子制御回路30はROM(リードオンリ
メモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)3
3、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート3
5、出力ポート36をそれぞれ双方向性バス31で接続
した、公知の構成のディジタルコンピュータからなり、
機関1の燃料噴射量制御、点火時期制御等の基本制御を
行うほか、本実施例ではNOX 吸収剤18の再生のため
に機関運転空燃比をリッチ空燃比に切り換える空燃比切
換手段、車両走行状態に応じて自動変速機40の変速操
作を行う変速制御手段、変速操作を予測する変速予測手
段及び、上記NOX 吸収剤再生のためのリッチ空燃比へ
の切換を禁止する禁止手段等の請求項1に記載した各手
段としての役割を果たしている。
【0018】上記目的のため、制御回路30の入力ポー
ト35には、吸気圧センサ15から吸気圧力に応じた電
圧信号と、スロットル開度センサ20からスロットル弁
14の開度を表す電圧信号、また、車速センサ24から
車両走行速度を表す電圧信号がそれぞれAD変換器37
を介して入力されている他、機関のディストリビュータ
(図示せず)に設けられた機関回転数センサ21から機
関回転数を表すパルス信号が、また上述のコンバータ出
力軸回転数センサ22と変速機出力軸回転数センサ23
とからのパルス信号がそれぞれ入力されている。
【0019】一方、制御回路30の出力ポート36は、
それぞれ対応する駆動回路38を介して燃料噴射弁11
と点火プラグ4とに接続され、燃料噴射弁11からの燃
料噴射と機関の点火時期とを制御している他、自動変速
機40の制御油圧を切り換える制御弁に接続され、自動
変速機の変速制御を行っている。ケーシング19に内蔵
されたNOX 吸収剤18は、例えばアルミナ等の担体を
使用し、この担体上に例えばカリウムK、ナトリウムN
a 、リチウムLi 、セシウムCs のようなアルカリ金
属、バリウムBa , カルシウムCa のようなアルカリ土
類、ランタンLa 、イットリウムYのような希土類から
選ばれた少なくとも一つと、白金Pt のような貴金属と
が担持された構成とされる。このNOX 吸収剤18は流
入する排気の空燃比がリーンの場合にはNOX を吸収
し、酸素濃度が低下するとNOX を放出するNOX の吸
放出作用を行う。
【0020】なお、上述の排気空燃比とは、ここではN
X 吸収剤18の上流側の排気通路や機関燃焼室、吸気
通路等にそれぞれ供給された空気量の合計と燃料の合計
との比を意味するものとする。従って、NOX 吸収剤1
8の上流側排気通路に燃料または空気が供給されない場
合には、排気空燃比は機関の空燃比(機関燃焼室内の燃
焼における空燃比)と等しくなる。
【0021】本実施例ではリーン空燃比の燃焼を行う機
関が使用されているため、通常運転時の排気空燃比はリ
ーンであり、NOX 吸収剤18は排気中のNOX の吸収
を行う。また、機関の空燃比がリーン空燃比からリッチ
又は理論空燃比に切り換えられて排気中の酸素濃度が低
下すると、NOX 吸収剤18は吸収したNOX の放出を
行う。
【0022】この吸放出作用の詳細なメカニズムについ
ては明らかでない部分もある。しかし、この吸放出作用
は図2に示すようなメカニズムで行われているものと考
えられる。次にこのメカニズムについて担体上に白金P
t およびバリウムBa を担持させた場合を例にとって説
明するが、他の貴金属、アルカリ金属、アルカリ土類、
希土類を用いても同様なメカニズムとなる。
【0023】すなわち、流入排気がかなりリーンになる
と流入排気中の酸素濃度が大巾に増大し、図2(A) に示
されるようにこれら酸素O2 がO2 - またはO2-の形で
白金Pt の表面に付着する。一方、流入排気中のNOは
白金Pt の表面上でこのO2 - またはO2-と反応し、N
2 となる(2NO+O2 →2NO2 ) 。次いで生成さ
れたNO2 の一部は白金Pt上で酸化されつつ吸収剤内
に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら、図2
(A) に示されるように硝酸イオンNO3 - の形で吸収剤
内に拡散する。このようにしてNOX がNOX 吸収剤1
8内に吸収される。
【0024】従って、流入排気中の酸素濃度が高い限り
白金Pt の表面でNO2 が生成され、吸収剤のNOX
収能力が飽和しない限りNO2 が吸収剤内に吸収されて
硝酸イオンNO3 - が生成される。これに対して機関1
の空燃比がリッチ又は理論空燃比に切り換えられると、
流入排気中の酸素濃度が低下してNO2 の生成量が減少
する。これにより反応は逆方向(NO3 - →NO2 )に
進み、吸収剤内の硝酸イオンNO3 - がNO2 の形で吸
収剤から放出される。一方、流入排気中に未燃HC、C
O等の成分が存在すると、これらの成分は白金Pt 上の
酸素O2 - またはO2-と反応して酸化され、白金Pt 上
の酸素を消費する。また、NOX 吸収剤18から放出さ
れたNO2 は図2(B) に示すようにHC、COと反応し
て還元される。このようにして白金Pt の表面上にNO
2 が存在しなくなると吸収剤から次から次へとNO2
放出される。
【0025】すなわち、流入排気中のHC、COは、ま
ず白金Pt 上のO2 - またはO2-とただちに反応して酸
化され、次いで白金Pt 上のO2 - またはO2-が消費さ
れてもまだHC、COが残っていればこのHC、COに
よって吸収剤から放出されたNOX 、および排気ととも
に流入するNOX が還元される。本実施例では、上記を
利用して通常のリーン空燃比運転時にはNOX 吸収剤に
排気中のNOX を吸収させるとともに、NOX 吸収剤の
吸収したNOX 量が増大した時には短時間機関空燃比を
リッチまたは理論空燃比に切り換えてNOX 吸収剤から
のNOX の放出と還元浄化とを行っている。すなわち、
機関空燃比がリッチまたは理論空燃比に切り換えられる
と、排気中の酸素濃度が急激に低下するとともに、機関
から排出される未燃HC、COの量が大幅に増大する。
従って、機関空燃比をリッチまたは理論空燃比に切り換
えることにより排気中の酸素濃度を低下させるとともに
未燃HC、COの量を増大させることにより短時間でN
X吸収剤18の再生が行われることになる。
【0026】次に、本実施例の機関の空燃比制御につい
て説明する。本実施例では、前述の国際公開公報第WO
93−7363号に記載されたものと同様の空燃比制御
を行う。以下、この空燃比制御について簡単に説明す
る。本実施例では、燃料噴射弁11からの燃料噴射量、
すなわち燃料噴射時の燃料噴射弁11の開弁時間(燃料
噴射時間)TAUは、制御回路30により、例えばTA
U=TP×Kとして算出される。
【0027】ここで、TPは機関燃焼室内に供給される
混合気の空燃比を理論空燃比にするために必要とされる
燃料噴射時間、すなわち基本燃料噴射時間を示し、吸気
圧センサ15により検出されたサージタンク10内絶対
圧PMと機関回転数Nとの関数として、予め実験等によ
り求められ、図3に示すような数値テーブルの形で制御
回路30のROM32に格納されている。
【0028】また、Kは機関空燃比を制御するための補
正係数であり、K=1.0に設定すると機関空燃比は理
論空燃比になる。また、K>1.0に設定すれば機関空
燃比は理論空燃比より小さく(すなわちリッチ空燃比
に)なり、K<1.0に設定すると機関空燃比は理論空
燃比より大きく(すなわちリーン空燃比に)なる。補正
係数Kの値は、サージタンク10内の絶対圧PMと機関
回転数Nとの関数として、例えば図4に示すような形で
与えられている。すなわち、図4に示すように、本実施
例ではPMが比較的低い領域(機関低中負荷運転領域)
では補正係数Kは1.0より小さく設定され、機関はリ
ーン空燃比で運転される。また、PMが比較的高い領域
(機関高負荷運転領域)では補正係数Kの値は1.0と
され、機関は理論空燃比で運転される。また、更にPM
が高い領域(機関全負荷運転領域)では、補正係数Kの
値は1.0より大きく設定され機関はリッチ空燃比で運
転されることになる。車両用機関等では、通常低中負荷
運転が行われる頻度が最も高いため、これらの機関は運
転中の大部分の期間リーン空燃比で運転されることにな
る。
【0029】前述のように、NOX 吸収剤は機関がリー
ン空燃比で運転されている時には排気中のNOX を吸収
し、機関がリッチまたは理論空燃比で運転されている時
には吸収したNOX を放出する。従って、リッチまたは
理論空燃比の運転が適度に行われれば、NOX 吸収剤の
NOX 吸収量はある程度のレベル以上には増大せず、特
別な再生操作を行う必要はない。しかし、機関運転状況
によってリーン空燃比での運転が長時間継続するような
場合があると、NOX 吸収剤のNOX 吸収量が増大し、
NOX 吸収能力が飽和してしまう恐れがある。
【0030】そこで、本実施例では電子制御回路30は
NOX 吸収剤18が吸収したNOX量を推定し、推定し
たNOX 吸収量が所定量以上になった時には、図4の領
域にかかわらず、短時間(例えば0.5秒から1秒程度
の時間)補正係数Kの値を1.0以上に強制的に設定し
て機関をリッチまたは理論空燃比で運転し、NOX 吸収
剤の再生操作を行うことによりNOX 吸収剤のNOX
収能力が飽和することを防止している。
【0031】次に、上記NOX 吸収剤のNOX 吸収量の
推定方法の一実施例について説明する。本実施例では電
子制御回路30は、一定時間毎に機関の運転状態に応じ
て、NOX 吸収剤18のNOX 吸収量を表す吸収量カウ
ンタの加算、減算を行うことにより、この吸収量カウン
タの値からNOX 吸収剤18のNOX 吸収量を推定して
いる。すなわち、機関がリーン空燃比で運転されている
ときにはNOX 吸収剤18は排気中のNOX の吸収を行
い、NOX 吸収剤18のNOX 吸収量は増大する。この
とき単位時間当たりにNOX 吸収剤18が吸収するNO
X 量は機関から単位時間に排出されるNOX の量に比例
すると考えられる。一方、機関から単位時間に排出され
るNOX の量は機関負荷条件により決定され、例えば機
関負荷(機関吸気圧力)が高いほど、また機関回転数が
高い程大きくなる。そこで、本実施例では予め実測など
により機関のNOX 排出量を機関負荷と回転数との関数
として求め、このNOX 排出量に一定の係数を乗じた値
を単位時間当たりのNOX吸収剤のNOX 吸収量とし
て、図3と同様の形式の数値テーブルの形で電子制御回
路30のROM32に格納してある。機関がリーン空燃
比で運転されている時には、電子制御回路30は一定時
間毎に、機関負荷(吸気圧力)と機関回転数とから上記
数値テーブルを用いて単位時間当たりのNOX 吸収量を
算出して前述のNOX 吸収量カウンタの値に加算する。
【0032】また、機関がリッチまたは理論空燃比で運
転されているときには、NOX 吸収剤18は吸収したN
X を放出するため、NOX 吸収剤18のNOX 吸収量
は減少する。そこで、本実施例では、電子制御回路30
は機関がリッチまたは理論空燃比で運転されている時に
は、一定時間毎に上記NOX 吸収量カウンタの値から単
位時間当たりのNOX 放出量に相当する一定値を減算す
る操作を行う。
【0033】これにより、上述のNOX 吸収量カウンタ
の値は常にNOX 吸収剤18のNO X 吸収量に対応した
値になるため、NOX 吸収量カウンタの値からNOX
収剤18のNOX 吸収量を推定することが可能となる。
図5は、電子制御回路30により一定時間毎に実行され
る上記NOX 吸収量推定ルーチンのフローチャートを示
す。
【0034】図5においてルーチンがスタートすると、
ステップ501では機関吸気圧力PMと機関回転数Nと
が、それぞれ吸気圧力センサ15と回転数センサ21と
から入力され、ステップ503では前述の空燃比補正係
数Kの値から、現在リーン空燃比運転が行われているか
否かが判断される。ステップ503で現在リーン空燃比
運転が行われている場合(K<1.0の場合)には、ス
テップ505に進み、吸気圧力PMと機関回転数Nとを
用いてROM32に格納された数値テーブルから、単位
時間当たりのNOX 吸収剤のNOX 吸収量αが算出さ
れ、次いでステップ507ではNOX 吸収量カウンタC
の値に上記吸収量αが加算される。
【0035】また、ステップ503で現在リッチまたは
理論空燃比運転が行われている場合(K≧1.0の場
合)にはステップ509に進み、NOX 吸収量カウンタ
Cの値から単位時間当たりのNOX 放出量に対応する一
定値βが減算される。なお、本実施例では単位時間当た
りのNOX 吸収剤からのNOX 放出量βは一定値として
いるが、機関空燃比(K)、機関負荷状態(PM、N)
に応じてβの値を変更するようにしてもよい。
【0036】次いで、上記ステップ終了後、ステップ5
11では上記NOX 吸収量カウンタCの値が所定値C0
以上か否かが判断され、C<C0 の場合にはそのままル
ーチンを終了する。また、C≧C0 であった場合にはス
テップ513に進み、NOX吸収剤再生操作開始フラグ
Fがセット(=1)される。ここで、C0 の値は、例え
ばNOX 吸収剤18の吸収可能な最大NOX 量の70パ
ーセント程度に相当する値に設定されており、NOX
収剤のNOX 吸収量がこの値以上になってフラグFがセ
ットされると、別途電子制御回路30により実行される
燃料噴射ルーチンでは、図4により定まるKの値にかか
わらず一定の時間(例えば0.5から1秒程度の時間)
機関空燃比がリッチ空燃比に切り換えられ、NOX 吸収
剤18の再生が行われる。また、上記一定時間経過後
は、NO X 吸収量カウンタCの値はゼロにもどされ、フ
ラグFはリセット(=0)される。なお、図5のフロー
チャートにおいて、ステップ511、513は請求項1
に記載した空燃比切換手段に相当するものである。
【0037】次に、本実施例の自動変速機の変速操作に
ついて説明する。本実施例では、自動変速機40の変速
操作は、車両走行速度とスロットル弁開度等の車両走行
条件に基づいて行われる。すなわち、電子制御回路30
は、それぞれ車速センサ24とスロットル開度センサ2
0とから車両走行速度とスロットル弁開度とを入力し、
これらの値に基づいて変速操作を行う。
【0038】図6は車両走行速度、スロットル弁開度と
変速操作との関係の一例を示すシフト特性図である。図
6は4段の変速段を有する自動変速機のシフト特性を示
し、図6縦軸はスロットル開度TA、横軸は車両走行速
度SPをそれぞれ示している。また、図6中の数字は変
速段を示し、図の実線は低速段から高速段への変速(シ
フトアップ)、点線は高速段から低速段への変速(シフ
トダウン)のタイミングをそれぞれ示している。
【0039】例えば、図6においてA点(スロットル開
度TA1 、走行速度SP1 )で3速運転が行われていた
状態から、アクセル開度が増加したことにより運転状態
が図6のB点に移行して3速→2速への変速線を通過し
た場合、電子制御回路30は自動変速機の3速から2速
へのシフトダウン操作を行う。また、アクセル開度が変
化しない場合でも、車両走行速度が低下して図6、A点
からC点に移行して上記変速線を通過したような場合に
も3速→2速への変速操作が行われる。
【0040】前述のように、NOX 吸収剤の再生のため
のリッチ空燃比への切換は、NOX吸収剤の吸収したN
X 量が増大すると変速操作の有無とは無関係に実施さ
れるため、NOX 吸収剤の再生のためのリッチ空燃比へ
の切換と自動変速機の変速操作とが短時間で連続して行
われる場合が生じ、ドライバビリティが悪化する問題が
生じる。また、NOX 吸収剤の再生のためのリッチ空燃
比への切換が実施された後、一定の時間自動変速機の変
速操作を禁止するようにすれば、空燃比切換に連続して
変速操作が実行されることは防止することは可能であ
る。しかし、運転上変速操作はNOX 吸収剤再生操作よ
り優先されるべきものであるため、上記とは逆にNOX
吸収剤再生操作があった場合にその後一定時間変速操作
を禁止するような制御を行うことは望ましくない。
【0041】そこで、本発明による実施例では、図6の
A点でのスロットル開度TAと走行速度SPの変化率と
から、所定時間後のスロットル開度と走行速度とを予測
し、予測された車両走行条件に基づいて上記所定時間内
に変速操作が行われるか否かを判断する。すなわち、図
6、A点におけるスロットル開度と走行速度との変化率
(単位時間当たりの変化量)がそれぞれΔTA1 、ΔS
1 であったとすると、例えば時間t経過後のスロット
ル開度TA′と走行速度SP′とは近似的に、A点にお
ける現在のスロットル開度(TA1 )と走行速度(SP
1 )とを用いて、
【0042】TA′=TA1 +ΔTA1 ×t SP′=SP1 +ΔSP1 ×t として予測することができる。
【0043】また、上記によるスロットル開度と走行速
度との予測値TA′、SP′が、例えば図6でA点と3
速→2速の変速線を隔てたD点に該当する場合には、時
間t経過後には車両走行状態はD点に移行しているた
め、この時間tの間に車両走行状態は3速→2速の変速
線を通過して自動変速機の変速操作が実施されると考え
られる。
【0044】そこで、本発明による実施例では、上記の
ように現在から所定時間(t)が経過するまでの間に変
速操作の実施が予測される場合には、この予測が成立し
た時点から実際に変速操作が実施されるまでの期間NO
X 吸収剤の再生のためのリッチ空燃比への切換を禁止す
るようにしている。これにより、実際の変速操作に先立
つ所定の期間リッチ空燃比への切換が行われることがな
いため、変速操作に先立って空燃比切換操作が実施され
ることが防止され、トルク変動の連続によるドライバビ
リティの悪化が生じない。
【0045】図7は、上記変速操作予測に基づく空燃比
切換禁止操作を示すフローチャートの一例である。本ル
ーチンは、前述の電子制御回路30により一定時間毎に
実行される。図7においてルーチンがスタートすると、
ステップ701では、前述のスロットル開度センサ20
と車速センサ24とから現在のスロットル開度TAと車
両走行速度SPとがそれぞれ読み込まれる。
【0046】次いで、ステップ703では、前回ルーチ
ン実行時のスロットル開度と車両走行速度、それぞれT
OLD 、SPOLD と現在のスロットル開度と車両走行速
度、それぞれTA、SPとからスロットル開度と車両走
行速度の変化率ΔTA、ΔSPとが計算される。また、
この計算後、ステップ705ではTAOLD 、SPOLD
値は現在の値を用いてそれぞれ更新され、次回のルーチ
ン実行に備えられる。
【0047】また、ステップ707では上記TA、ΔT
A及び、SP、ΔSPの値を用いて現在から時間t経過
後のスロットル開度TA′と車両走行速度SP′とが計
算される。ここで、ステップ707の計算に用いる係数
nは、時間tを本ルーチン実行間隔sで割った値(n=
t/s)である。次いで、ステップ709では、上記に
より求めた時間t経過後のスロットル開度TA′と車両
走行速度SP′とから、図6の変速線図を用いて時間t
経過後の変速状態(どの変速段で運転されているか)が
求められ、ステップ711では、時間t経過後の変速状
態と現在の変速状態とを比較することにより、時間tの
間に変速操作が予測されるか否かが判定される。
【0048】ステップ711で現在の変速状態と時間t
経過後の変速状態とが同じ場合には現在から時間tが経
過する間には変速動作が実施されないと考えられるた
め、ステップ713に進みフラグFXがリセット(=
0)される。また、ステップ711で上記両方の変速状
態が異なる場合には、すなわち時間tが経過する間に変
速操作が実行されることが予測されるため、ステップ7
15に進みフラグFXがセット(=1)される。
【0049】ステップ715でフラグFXがセットされ
ると、電子制御回路30は前述の図5のフローチャート
で設定されるフラグFの値にかかわらず、NOX 吸収剤
18の再生のためのリッチ空燃比運転を新たに開始する
ことを禁止する。これにより、変速操作の実行が予測さ
れた時点からNOX 吸収剤18再生のためのリッチ空燃
比への切換が行われることがなくなり、変速操作に先立
って空燃比切換が行われることが防止される。
【0050】なお、図7のフローチャートにおいて、ス
テップ701から709は、請求項1に記載した変速予
測手段に、またステップ711から715は禁止手段に
それぞれ相当するものである。また、変速操作が予測さ
れた後、実際に変速操作が行われると、更に車両走行状
態の変化から次の変速操作が予測されない限りステップ
709で予測される変速状態と現在の変速状態とは等し
くなるため、フラグFXはリセットされる(ステップ7
11、713)。これにより、NOX 吸収剤の再生のた
めのリッチ空燃比切換は図5のフローチャートで設定さ
れるフラグFXの値に応じて実行されるようになるが、
この場合変速操作実行後も所定時間NOX 吸収剤再生の
ためのリッチ空燃比への切換を禁止するようにすれば、
変速操作に続いて空燃比切換が行われることによりトル
ク変動が連続することを防止することができる。
【0051】なお、上記実施例では変速が予測されると
きにNOX 吸収剤の再生のためのリッチ空燃比への新た
な切換を禁止するのみで、予測成立時に既にリッチ空燃
比運転が実施されていた場合には実施中のリッチ空燃比
運転を中止することはしていないため、予測成立後にN
X 吸収剤再生が終了してリッチ空燃比からリーン空燃
比への切換が実施される場合があり、この場合、リーン
空燃比への切換時のトルク変動と変速操作によるトルク
変動とが連続して生じる場合が考えられる。しかし、前
述のようにNOX 吸収剤の再生のためのリッチ空燃比運
転実行時間は比較的短時間(例えば0.5から1秒程
度)であるため、上記の変速操作予測時間tを比較的長
く長く設定すれば、予測成立後のNOX 吸収剤再生終了
によるリーン空燃比切換と実際の変速操作との間に十分
な間隔を設けることが出来るため、ドライバビリティの
悪化は生じない。また、上記予測時間tを長く設定する
と、それに応じて予測精度が悪化することが考えられる
ため、時間tは比較的短い時間に設定して、その代わり
に予測成立時には実施中のリッチ空燃比運転を強制的に
終了させるようにしても良い。
【0052】更に、上記実施例では、前回ルーチン実行
時と今回ルーチン実行時との2組のスロットル開度と走
行速度とのデータから1次式を用いた外挿により時間t
経過後のスロットル開度と走行速度とを予測している
が、他の外挿方法を用いるようにしても良い。例えば、
過去2回のルーチン実行時と今回ルーチン実行時との3
組のデータに基づいて2次式を用いた外挿を行うように
することも可能である。また、実験結果などから求めた
実験式を用いて外挿を行っても良い。
【0053】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、将来の
変速操作の実行を予測して、変速操作が予測される時に
は、予測成立時から少なくとも実際の変速操作が実施さ
れるまでの期間NOX 吸収剤再生のためのリッチ空燃比
への切換を禁止することにより、空燃比切換によるトル
ク変動と変速操作によるトルク変動とが連続して生じる
ことによるドライバビリティの悪化を防止することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動変速機付内燃機関の
全体図である。
【図2】図1の実施例の排気浄化装置に使用するNOX
吸収剤の、NOX 吸放出作用を説明する図である。
【図3】基本燃料噴射量決定に使用する数値テーブルの
形式を示す図である。
【図4】燃料噴射量補正係数の設定例を示す図である。
【図5】NOX 吸収剤のNOX 吸収量推定方法の一例を
示すフローチャートである。
【図6】自動変速機の変速線図の一例を示す図である。
【図7】NOX 吸収剤再生のためのリッチ空燃比への切
換の禁止制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…内燃機関 17…排気通路 18…NOX 吸収剤 30…電子制御回路 40…自動変速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/24 R F02D 41/04 305 G 45/00 314 M F16H 61/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に配置された、排気
    の空燃比がリーンのときに排気中のNOX を吸収し排気
    中の酸素濃度が低下したときに吸収したNO X を放出す
    るNOX 吸収剤と、 前記内燃機関の空燃比を制御し、所定の条件下で内燃機
    関の空燃比をリーン空燃比からリッチ空燃比に切換える
    ことにより、前記NOX 吸収剤から吸収したNOX を放
    出させる空燃比切換手段と、 前記内燃機関に接続された自動変速機と、車両走行状態
    に応じて前記自動変速機の変速操作を制御する変速制御
    手段とを備えた自動変速機付内燃機関の制御装置におい
    て、 車両走行状態の時間的変化と現在の車両走行状態とに基
    づいて、現在から所定時間内に前記変速制御手段による
    変速操作が実行されるか否かを予測する変速予測手段
    と、 前記変速操作実行が予測されてから少なくとも変速操作
    が実行されるまでの期間前記空燃比切換手段によるリッ
    チ空燃比運転への切換を禁止する禁止手段とを備えたこ
    とを特徴とする自動変速機付内燃機関の制御装置。
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