JPH07167733A - 地中埋設管の破損状態を検査する方法 - Google Patents
地中埋設管の破損状態を検査する方法Info
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- JPH07167733A JPH07167733A JP5342640A JP34264093A JPH07167733A JP H07167733 A JPH07167733 A JP H07167733A JP 5342640 A JP5342640 A JP 5342640A JP 34264093 A JP34264093 A JP 34264093A JP H07167733 A JPH07167733 A JP H07167733A
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Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】地中に埋設された配管の破損状態を検査するに
あたり、煩雑な作業を伴うことなく地中埋設管の破損箇
所を見つけ出すことができるのは勿論、その破損状態を
も判定することが可能な地中埋設管の破損状態を検査す
る方法を提供する。 【構成】地中に埋設された配管、即ち地中埋設管内に希
ガス又は希ガスを含む混合気体からなるトレーサーガス
を充填して破損箇所から地中に漏洩し更に地表へと達し
た希ガスを希ガス検出器で検知する検査方法であって、
地表での希ガスの濃度差に基づく濃度分布を利用して地
中埋設管の破損状態を検査する。
あたり、煩雑な作業を伴うことなく地中埋設管の破損箇
所を見つけ出すことができるのは勿論、その破損状態を
も判定することが可能な地中埋設管の破損状態を検査す
る方法を提供する。 【構成】地中に埋設された配管、即ち地中埋設管内に希
ガス又は希ガスを含む混合気体からなるトレーサーガス
を充填して破損箇所から地中に漏洩し更に地表へと達し
た希ガスを希ガス検出器で検知する検査方法であって、
地表での希ガスの濃度差に基づく濃度分布を利用して地
中埋設管の破損状態を検査する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された配
管、即ち、地中埋設管の破損状態を検査する方法に関す
るものである。
管、即ち、地中埋設管の破損状態を検査する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に埋設された各種配管の漏洩
検査において、都市ガス、LPガス等については配管中
の成分ガスを検出できる検知器を用いて地表に到達した
ガスを地表で検知したり、また、LPガスについては一
定間隔でボーリングを行い検知器のプローブをボーリン
グ孔に埋め込んで検出する方法を用いている。
検査において、都市ガス、LPガス等については配管中
の成分ガスを検出できる検知器を用いて地表に到達した
ガスを地表で検知したり、また、LPガスについては一
定間隔でボーリングを行い検知器のプローブをボーリン
グ孔に埋め込んで検出する方法を用いている。
【0003】しかしながら、このような方法は比較的長
期にわたって滞留しているガスを測定するものでため、
地表での検知範囲が広く漏洩箇所の確定が難しい場合も
あり、更に、LPガスのように空気より比重の重いガス
については、ガスが下方に滞留するため充分に検知でき
ない問題もあった。
期にわたって滞留しているガスを測定するものでため、
地表での検知範囲が広く漏洩箇所の確定が難しい場合も
あり、更に、LPガスのように空気より比重の重いガス
については、ガスが下方に滞留するため充分に検知でき
ない問題もあった。
【0004】このような問題を解決するものとして、地
中埋設管内に希ガス等のトレーサーガスを充填し、地表
から埋設管の敷設路に沿って複数のガス採取用パイプを
打ち込んで埋設管の破損箇所から漏れ出てくるトレーサ
ーガスを、該ガス採取用パイプを介して検出し、ガス採
取用パイプ内におけるトレーサーガスの検出時刻や濃度
分布等から埋設管の破損箇所を探知する方法(特開昭6
3−134930号公報)や、ガス管埋設部から複数の
測定箇所を選定してボーリング孔を穿設し、それらの測
定箇所におけるボーリング孔内に存在する、ガス管から
漏洩してきたガスを測定対象としてその濃度を測定する
ことにより、該ガスの濃度が局部的に高くなる複数のピ
ーク部分を求め、その複数のピーク部分に対して付臭剤
の濃度を測定することにより、付臭剤が高濃度となる付
臭剤高濃度部分を求め、その付臭剤高濃度部分を実質的
なガス漏洩位置と判定する方法(特開平5−17268
8号公報)等が提案されている。
中埋設管内に希ガス等のトレーサーガスを充填し、地表
から埋設管の敷設路に沿って複数のガス採取用パイプを
打ち込んで埋設管の破損箇所から漏れ出てくるトレーサ
ーガスを、該ガス採取用パイプを介して検出し、ガス採
取用パイプ内におけるトレーサーガスの検出時刻や濃度
分布等から埋設管の破損箇所を探知する方法(特開昭6
3−134930号公報)や、ガス管埋設部から複数の
測定箇所を選定してボーリング孔を穿設し、それらの測
定箇所におけるボーリング孔内に存在する、ガス管から
漏洩してきたガスを測定対象としてその濃度を測定する
ことにより、該ガスの濃度が局部的に高くなる複数のピ
ーク部分を求め、その複数のピーク部分に対して付臭剤
の濃度を測定することにより、付臭剤が高濃度となる付
臭剤高濃度部分を求め、その付臭剤高濃度部分を実質的
なガス漏洩位置と判定する方法(特開平5−17268
8号公報)等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような方法では複数のガス採取用パイプを打ち込んだ
り、或いは複数のボーリング孔を穿設する必要があって
作業が煩雑となる欠点があるとともに、いずれの方法に
おいても埋設管の破損箇所を探知するにとどまり、その
破損状態を検査することまではできなかった。
たような方法では複数のガス採取用パイプを打ち込んだ
り、或いは複数のボーリング孔を穿設する必要があって
作業が煩雑となる欠点があるとともに、いずれの方法に
おいても埋設管の破損箇所を探知するにとどまり、その
破損状態を検査することまではできなかった。
【0006】本出願人等は上記の点に鑑み鋭意研究を重
ねた結果、煩雑な作業を伴うことなく地中埋設管の破損
箇所を見つけ出すことができるのは勿論、その破損状態
をも検査することが可能な地中埋設管の破損状態を検査
する方法を見出した。
ねた結果、煩雑な作業を伴うことなく地中埋設管の破損
箇所を見つけ出すことができるのは勿論、その破損状態
をも検査することが可能な地中埋設管の破損状態を検査
する方法を見出した。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明地中埋設管
の破損状態を検査する方法は、地中に埋設された配管の
破損状態を検査するにあたり、該埋設管中に希ガス又は
希ガスを含む混合気体からなるトレーサーガスを充填し
て破損箇所から地中に漏洩し更に地表へと達した希ガス
を希ガス検出器で検知する検査方法であって、地表での
希ガスの検知濃度と、その検知範囲における希ガスの濃
度分布とによって埋設管の破損箇所を探知するとともに
該破損箇所の大きさを判定することを特徴とする。
の破損状態を検査する方法は、地中に埋設された配管の
破損状態を検査するにあたり、該埋設管中に希ガス又は
希ガスを含む混合気体からなるトレーサーガスを充填し
て破損箇所から地中に漏洩し更に地表へと達した希ガス
を希ガス検出器で検知する検査方法であって、地表での
希ガスの検知濃度と、その検知範囲における希ガスの濃
度分布とによって埋設管の破損箇所を探知するとともに
該破損箇所の大きさを判定することを特徴とする。
【0008】本発明において希ガスとしては、ヘリウ
ム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン
等を用いることができるが、これらのなかでも密度が小
さく地中から地上へ到達し易いヘリウムが最も好まし
い。
ム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン
等を用いることができるが、これらのなかでも密度が小
さく地中から地上へ到達し易いヘリウムが最も好まし
い。
【0009】本発明におけるトレーサーガスとしては、
上記の如き希ガスを単独で用いても良いが、これらの希
ガスは空気中における存在量が少なく、埋設管の破損箇
所から漏洩してきて地表に到達した希ガスの量が微量で
あっても空気中の希ガスの影響による検出誤差が生じ難
いので、地表においての希ガスの検出に影響を及ぼす虞
れのない窒素等の不活性な気体で希ガスを希釈して用い
ても良い。
上記の如き希ガスを単独で用いても良いが、これらの希
ガスは空気中における存在量が少なく、埋設管の破損箇
所から漏洩してきて地表に到達した希ガスの量が微量で
あっても空気中の希ガスの影響による検出誤差が生じ難
いので、地表においての希ガスの検出に影響を及ぼす虞
れのない窒素等の不活性な気体で希ガスを希釈して用い
ても良い。
【0010】また、本発明方法は基本的に地表にて検出
される希ガスの濃度差に基づく濃度分布を利用して地中
埋設管の破損状態を検査するため、検知濃度の差に影響
を及ぼす因子が埋設管の破損箇所からの距離以外のもの
が含まれると破損箇所の正確な特定に支障をきたすこと
になるので、検査の対象となる地中埋設管が水以外の流
体を輸送するためのものである場合には、トレーサーガ
スの組成成分に酸素を含まないのが好ましい。
される希ガスの濃度差に基づく濃度分布を利用して地中
埋設管の破損状態を検査するため、検知濃度の差に影響
を及ぼす因子が埋設管の破損箇所からの距離以外のもの
が含まれると破損箇所の正確な特定に支障をきたすこと
になるので、検査の対象となる地中埋設管が水以外の流
体を輸送するためのものである場合には、トレーサーガ
スの組成成分に酸素を含まないのが好ましい。
【0011】何故ならば、上記のような因子としては地
下水や、水道管等からの漏水等の地中の水の存在が考え
られ、これらの地中水が滞留している部分は酸素不足の
還元状態になっているために、トレーサーガス中に酸素
が含まれているとこれが還元状態にある土壌成分との酸
化反応に消費される。従って、トレーサーガス中の酸素
が全て消費され、地表に達した希ガスの相対的な濃度が
地中水の存在によって影響を受ける虞がなければ特に問
題はないが、場所によってその消費量に差が生じると地
表での検知濃度に重大な影響を与えることになるため、
水以外の流体を輸送するための地中埋設管の破損状態を
検査する場合以外には酸素をトレーサーガスの組成成分
から除外するのが望ましい。
下水や、水道管等からの漏水等の地中の水の存在が考え
られ、これらの地中水が滞留している部分は酸素不足の
還元状態になっているために、トレーサーガス中に酸素
が含まれているとこれが還元状態にある土壌成分との酸
化反応に消費される。従って、トレーサーガス中の酸素
が全て消費され、地表に達した希ガスの相対的な濃度が
地中水の存在によって影響を受ける虞がなければ特に問
題はないが、場所によってその消費量に差が生じると地
表での検知濃度に重大な影響を与えることになるため、
水以外の流体を輸送するための地中埋設管の破損状態を
検査する場合以外には酸素をトレーサーガスの組成成分
から除外するのが望ましい。
【0012】一方、水道管等、水を輸送するための地中
埋設管にあっては、その破損箇所には必ず漏水による水
が滞留しており、トレーサーガス中に酸素が含まれてい
ても通常は全ての酸素が還元状態にある土壌成分との酸
化反応に消費されるので、検知される場所によって希ガ
スの相対的な濃度が異なってしまうという虞がなく、こ
の場合にはトレーサーガス中に酸素が含まれていても差
し支えない。
埋設管にあっては、その破損箇所には必ず漏水による水
が滞留しており、トレーサーガス中に酸素が含まれてい
ても通常は全ての酸素が還元状態にある土壌成分との酸
化反応に消費されるので、検知される場所によって希ガ
スの相対的な濃度が異なってしまうという虞がなく、こ
の場合にはトレーサーガス中に酸素が含まれていても差
し支えない。
【0013】本発明において上記トレーサーガスを地中
埋設管内に充填するには、例えば検査対象となる埋設管
の一定の区間を遮断し、次いで検査区間の一方にトレー
サーガスが充填されているボンベを連結して埋設管内に
トレーサーガスを圧入するとともに当該区間の他方から
埋設管内を吸引し、吸引側にトレーサーガスが達したこ
とを確認した後に該吸引側を閉塞してから更にトレーサ
ーガスを埋設管内に圧入することによって充填する等の
方法が挙げられるが、検査区間における埋設管内にトレ
ーサーガスを均一に充填することができればどのような
方法を採用しても良い。
埋設管内に充填するには、例えば検査対象となる埋設管
の一定の区間を遮断し、次いで検査区間の一方にトレー
サーガスが充填されているボンベを連結して埋設管内に
トレーサーガスを圧入するとともに当該区間の他方から
埋設管内を吸引し、吸引側にトレーサーガスが達したこ
とを確認した後に該吸引側を閉塞してから更にトレーサ
ーガスを埋設管内に圧入することによって充填する等の
方法が挙げられるが、検査区間における埋設管内にトレ
ーサーガスを均一に充填することができればどのような
方法を採用しても良い。
【0014】上記一例の如き方法によってトレーサーガ
スを地中埋設管内の一定区間に充填すると、検査対象区
間内の埋設管に破損箇所があればトレーサーガスが該破
損箇所から地中に漏れ出し、この漏れ出たトレサーガ
ス、或いはトレーサーガス中の希ガスは地中を上昇して
更に地表へ達する。
スを地中埋設管内の一定区間に充填すると、検査対象区
間内の埋設管に破損箇所があればトレーサーガスが該破
損箇所から地中に漏れ出し、この漏れ出たトレサーガ
ス、或いはトレーサーガス中の希ガスは地中を上昇して
更に地表へ達する。
【0015】本発明方法は、上記地表へ達したトレーサ
ーガス中の希ガスを希ガス検出器で検知するものである
が、希ガス検出器によって地表に到達した希ガスを検知
するには、検査区間内にある埋設管上の地表面で希ガス
検出器を埋設管に沿って移動させ該希ガス検出器で希ガ
スを検知するとともに、希ガスの検知濃度と、その検知
範囲における希ガスの濃度分布とを測定すれば良い。
ーガス中の希ガスを希ガス検出器で検知するものである
が、希ガス検出器によって地表に到達した希ガスを検知
するには、検査区間内にある埋設管上の地表面で希ガス
検出器を埋設管に沿って移動させ該希ガス検出器で希ガ
スを検知するとともに、希ガスの検知濃度と、その検知
範囲における希ガスの濃度分布とを測定すれば良い。
【0016】本発明において利用される希ガス検出器と
しては、希ガスの種類に応じたものを用い、例えばヘリ
ウムの場合にはヘリウムリークディテクターや熱伝導式
の検出器が、他の希ガスの場合には熱伝導式の検出器等
が用いられる。
しては、希ガスの種類に応じたものを用い、例えばヘリ
ウムの場合にはヘリウムリークディテクターや熱伝導式
の検出器が、他の希ガスの場合には熱伝導式の検出器等
が用いられる。
【0017】
【作用】本発明によれば、地中埋設管に希ガス等のトレ
ーサーガスを充填して、埋設管の破損箇所から漏洩し更
に地表に到達してきた希ガスを検知するにあたって、希
ガス検出器により地表に達した希ガスを単に検知するだ
けでなく、その検知された場所での希ガスの検知濃度
と、その検知範囲における希ガスの濃度分布により埋設
管の破損箇所を特定するとともに、その破損状態を知る
ことができる。
ーサーガスを充填して、埋設管の破損箇所から漏洩し更
に地表に到達してきた希ガスを検知するにあたって、希
ガス検出器により地表に達した希ガスを単に検知するだ
けでなく、その検知された場所での希ガスの検知濃度
と、その検知範囲における希ガスの濃度分布により埋設
管の破損箇所を特定するとともに、その破損状態を知る
ことができる。
【0018】即ち、地表に到達してきた希ガスを検知す
るにあたって、破損箇所からのトレーサーガスの漏洩
量、トレーサーガス中の希ガスの濃度、及び希ガスが埋
設管から漏洩して地表に達するまでの地中や、地表に形
成されたアスファルト層等におけるガス拡散係数等が、
その検出に影響を及ぼしていると考えられるが、これら
のうち作業上制御することができるのはトレーサーガス
中の希ガス濃度のみであって、トレーサーガスの漏洩量
が大きくなると、それが地表に達したときに広い範囲に
わたって拡散してしまい、ガス採取用パイプを打ち込む
等せずに、単にトレーサーガス中の希ガスを地表から検
知するだけでは漏洩箇所の確定が困難である。
るにあたって、破損箇所からのトレーサーガスの漏洩
量、トレーサーガス中の希ガスの濃度、及び希ガスが埋
設管から漏洩して地表に達するまでの地中や、地表に形
成されたアスファルト層等におけるガス拡散係数等が、
その検出に影響を及ぼしていると考えられるが、これら
のうち作業上制御することができるのはトレーサーガス
中の希ガス濃度のみであって、トレーサーガスの漏洩量
が大きくなると、それが地表に達したときに広い範囲に
わたって拡散してしまい、ガス採取用パイプを打ち込む
等せずに、単にトレーサーガス中の希ガスを地表から検
知するだけでは漏洩箇所の確定が困難である。
【0019】しかし、希ガスの検知範囲における希ガス
濃度の分布を測定すれば、仮りに地表に達した希ガスが
広い範囲に拡散してしまったとしても地中のガス拡散係
数が大きく、埋設管の破損箇所から漏洩したトレーサー
ガスは地中で拡散せずにそのまま地表に到達し埋設管の
破損箇所における濃度が最も高く、当該破損箇所から距
離が離れるにつれて希ガスの検知濃度が低くなる傾向が
あるため、希ガスの検知濃度の分布から漏洩発生点を特
定することができる。
濃度の分布を測定すれば、仮りに地表に達した希ガスが
広い範囲に拡散してしまったとしても地中のガス拡散係
数が大きく、埋設管の破損箇所から漏洩したトレーサー
ガスは地中で拡散せずにそのまま地表に到達し埋設管の
破損箇所における濃度が最も高く、当該破損箇所から距
離が離れるにつれて希ガスの検知濃度が低くなる傾向が
あるため、希ガスの検知濃度の分布から漏洩発生点を特
定することができる。
【0020】また、上記したようにガス拡散係数の大き
い地中では埋設管の破損箇所から漏洩したトレーサーガ
スは地表から大気への拡散が比較的難しく、地表で検知
される希ガスの濃度分布は埋設管の破損箇所からのガス
漏洩量の大小と関係があるので、埋設管の破損箇所から
のトレーサーガスの漏洩量、埋設管が地中に埋設されて
いる深さ、トレーサーガスを埋設管に充填してから地表
で希ガスを検知するまでの時間、及び地表で検知される
希ガスの濃度分布との関係についてのデータを蓄積する
ことによって破損の大小判定も可能である。
い地中では埋設管の破損箇所から漏洩したトレーサーガ
スは地表から大気への拡散が比較的難しく、地表で検知
される希ガスの濃度分布は埋設管の破損箇所からのガス
漏洩量の大小と関係があるので、埋設管の破損箇所から
のトレーサーガスの漏洩量、埋設管が地中に埋設されて
いる深さ、トレーサーガスを埋設管に充填してから地表
で希ガスを検知するまでの時間、及び地表で検知される
希ガスの濃度分布との関係についてのデータを蓄積する
ことによって破損の大小判定も可能である。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0022】地中埋設管の破損箇所付近での地表におけ
る希ガス濃度の分布を測定するために、検査区間の長さ
を4mとした20mm径の被検査埋設管に実施例1〜実
施例3の如き破損箇所を設けたものを使用して、これら
を1mの深さで地中に埋設しヘリウム100%のトレー
サーガスを80リットル充填した。
る希ガス濃度の分布を測定するために、検査区間の長さ
を4mとした20mm径の被検査埋設管に実施例1〜実
施例3の如き破損箇所を設けたものを使用して、これら
を1mの深さで地中に埋設しヘリウム100%のトレー
サーガスを80リットル充填した。
【0023】トレーサーガスを被検査埋設管に充填して
から1時間後に、破損箇所を中心とした周囲の地表での
ヘリウム濃度を市販のヘリウムリークディテクタ(日本
真空技術株式会社製:DLMSTP−3)を用いて測定
し、その濃度分布を求めた。尚、埋設管を埋設した地中
のヘリウムのガス拡散係数は1×10-1cm2 /sであ
った。
から1時間後に、破損箇所を中心とした周囲の地表での
ヘリウム濃度を市販のヘリウムリークディテクタ(日本
真空技術株式会社製:DLMSTP−3)を用いて測定
し、その濃度分布を求めた。尚、埋設管を埋設した地中
のヘリウムのガス拡散係数は1×10-1cm2 /sであ
った。
【0024】〔実施例1〕漏洩量が10リットル/mi
n.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された希
ガス濃度の分布を図1に示す。尚、図中aは上記測定器
によって1×10-5atm・cc/sec.の検知感度
で検知された希ガスの検知濃度が100%の部分、bは
同50%の部分、cは同10%の部分である。また、A
は半径1mの範囲を示し、Bは半径2mの範囲、Cは4
mの範囲を示す。
n.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された希
ガス濃度の分布を図1に示す。尚、図中aは上記測定器
によって1×10-5atm・cc/sec.の検知感度
で検知された希ガスの検知濃度が100%の部分、bは
同50%の部分、cは同10%の部分である。また、A
は半径1mの範囲を示し、Bは半径2mの範囲、Cは4
mの範囲を示す。
【0025】〔実施例2〕漏洩量が1リットル/mi
n.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された希
ガス濃度の分布を図2に示す。
n.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された希
ガス濃度の分布を図2に示す。
【0026】〔実施例3〕漏洩量が100リットル/m
in.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された
希ガス濃度の分布を図3に示す。
in.の破損箇所を設けたものを使用した。検知された
希ガス濃度の分布を図3に示す。
【0027】このように、地表で検知される希ガスの濃
度分布はガス漏洩量の大小と関係があり、また、その濃
度分布は再現性良く測定されるので、埋設管の破損箇所
からの埋設管が地中に埋設されている深さ、トレーサー
ガスを埋設管に充填してから地表で希ガスを検知するま
での時間、及び地表で検知される希ガスの濃度分布の関
係に基づいてトレーサーガスの漏洩量を特定することに
よって、破損の大小判定も可能である。
度分布はガス漏洩量の大小と関係があり、また、その濃
度分布は再現性良く測定されるので、埋設管の破損箇所
からの埋設管が地中に埋設されている深さ、トレーサー
ガスを埋設管に充填してから地表で希ガスを検知するま
での時間、及び地表で検知される希ガスの濃度分布の関
係に基づいてトレーサーガスの漏洩量を特定することに
よって、破損の大小判定も可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば複数のガス採取用パイプを打ち込んだり、或いは複数
のボーリング孔を穿設する等の煩雑な作業を伴うことな
く地中埋設管の破損箇所を見つけ出すことができるとと
もに、その破損状態をも検査することもできる。
ば複数のガス採取用パイプを打ち込んだり、或いは複数
のボーリング孔を穿設する等の煩雑な作業を伴うことな
く地中埋設管の破損箇所を見つけ出すことができるとと
もに、その破損状態をも検査することもできる。
【0029】また、検査の対象となる地中埋設管が水以
外の流体を輸送するためのものであっても組成成分に酸
素を含まないトレーサーガスを使用すれば、検知される
場所によって希ガスの相対的な濃度が異なってしまう虞
がなく良好な検査を行うことができる。
外の流体を輸送するためのものであっても組成成分に酸
素を含まないトレーサーガスを使用すれば、検知される
場所によって希ガスの相対的な濃度が異なってしまう虞
がなく良好な検査を行うことができる。
【図1】実施例1において検知された希ガス濃度の分布
である。
である。
【図2】実施例2において検知された希ガス濃度の分布
である。
である。
【図3】実施例3において検知された希ガス濃度の分布
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妹尾 和郎 東京都千代田区内神田3−16−4 日昌興 業株式会社内 (72)発明者 高戸 清勝 東京都千代田区内神田3−16−4 日昌興 業株式会社内 (72)発明者 江崎 佐保 東京都品川区小山1−9−13 東洋酸素株 式会社内 (72)発明者 関 乃夫忠 東京都品川区小山1−9−13 東洋酸素株 式会社内 (72)発明者 落合 英二郎 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 日本真空技術 株式会社内 (72)発明者 加藤 千明 東京都新宿区新宿1−9−3 アルバック 東日本株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】地中に埋設された配管の破損状態を検査す
るにあたり、該埋設管中に希ガス又は希ガスを含む混合
気体からなるトレーサーガスを充填して破損箇所から地
中に漏洩し更に地表へと達した希ガスを希ガス検出器で
検知する検査方法であって、地表での希ガスの検知濃度
と、その検知範囲における希ガスの濃度分布とによって
埋設管の破損箇所を探知するとともに該破損箇所の大き
さを判定することを特徴とする地中埋設管の破損状態を
検査する方法。 - 【請求項2】検査の対象となる地中埋設管が水以外の流
体を輸送するためのものである場合に、トレーサーガス
の組成成分に酸素を含まない請求項1記載の地中埋設管
の破損状態を検査する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342640A JPH07167733A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 地中埋設管の破損状態を検査する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342640A JPH07167733A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 地中埋設管の破損状態を検査する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167733A true JPH07167733A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18355342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5342640A Pending JPH07167733A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 地中埋設管の破損状態を検査する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167733A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009300198A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Tokyo Gas Co Ltd | 燃料ガスの漏洩検知法 |
| WO2013035307A1 (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-14 | アトナープ株式会社 | 異常を監視する装置 |
| CN108119759A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-06-05 | 北京理工大学 | 一种地下燃气管道泄漏点精确定位方法及系统 |
| CN108119760A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-06-05 | 北京理工大学 | 一种地下燃气管道泄漏区域的定位方法及系统 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491102B1 (ja) * | 1970-07-16 | 1974-01-11 | ||
| JPS6212829A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-21 | Tokyo Gas Co Ltd | ガス埋設管の漏洩個所探査方法及び装置 |
| JPH0250654U (ja) * | 1989-08-31 | 1990-04-09 | ||
| JPH04184132A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-07-01 | Fujikura Ltd | 地中送水管の漏洩箇所探索方法 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5342640A patent/JPH07167733A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
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| US9285341B2 (en) | 2011-09-06 | 2016-03-15 | Atonarp Inc. | Apparatus monitoring for abnormalities |
| CN108119759A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-06-05 | 北京理工大学 | 一种地下燃气管道泄漏点精确定位方法及系统 |
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